JPH02105460A - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents
固体撮像装置の製造方法Info
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- JPH02105460A JPH02105460A JP63257013A JP25701388A JPH02105460A JP H02105460 A JPH02105460 A JP H02105460A JP 63257013 A JP63257013 A JP 63257013A JP 25701388 A JP25701388 A JP 25701388A JP H02105460 A JPH02105460 A JP H02105460A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、トレンチ(溝)素子分離領域と主電極領域
と制御電極領域とを有し、制御電極に捕集されたキャリ
アで光電変換動作をする固体撮像装置の製造方法、特に
、そのトレンチ素子分離領域と制御電極とを自己整合的
に形成する固体撮像装置の製造方法に関する。
と制御電極領域とを有し、制御電極に捕集されたキャリ
アで光電変換動作をする固体撮像装置の製造方法、特に
、そのトレンチ素子分離領域と制御電極とを自己整合的
に形成する固体撮像装置の製造方法に関する。
近年、撮像デバイスの固体化は急速に進みつつあり、例
えばCCD型、MO3型固体逼像素子を用いたビデオカ
メラが市場に出回っている。固体撮像素子の応用分野は
ホームビデオカメラに限らず、視覚センサとして工業用
ロボット防犯カメラ、天文観測、スチルカメラ等の多方
面に広がっている。かかる固体撮像素子に対する要求項
目の一つに高感度化がある。スチルカメラの実用化2映
像の高品質化、ビデオカメラの超小型化に対する強いニ
ーズに応えるためには、撮像素子の高感度化が必須の要
件になっている。
えばCCD型、MO3型固体逼像素子を用いたビデオカ
メラが市場に出回っている。固体撮像素子の応用分野は
ホームビデオカメラに限らず、視覚センサとして工業用
ロボット防犯カメラ、天文観測、スチルカメラ等の多方
面に広がっている。かかる固体撮像素子に対する要求項
目の一つに高感度化がある。スチルカメラの実用化2映
像の高品質化、ビデオカメラの超小型化に対する強いニ
ーズに応えるためには、撮像素子の高感度化が必須の要
件になっている。
静!誘導トランジスタ (5tatic Induc
tionTransistor、以下SITと略称する
)を光電変換素子として用いるラインセンサや固体撮像
素子は、光電荷を素子内部で増幅できるため、高感度イ
メージセンサとしての期待が持たれている。かかるSI
Tを光電変換素子として構成した固体撮像装置に関して
は、例えば特開昭60.−220964号などに示され
ているように、多くの提案がなされている。第6図は、
SITイメージセンサが高感度であることに着目して、
1つのセル寸法を縮小し、微細なセルで構成したSIT
イメージセンサの一構成例のセルの断面を示す図であり
、n゛基板lをドレインとし、その上に成長させたnエ
ピタキシャル層2内にトレンチ分離部3で分離されたS
ITセル1、 I1、 mがアレイ状に配置されて
いる状態を示している。1つのセルはp゛拡散層4で形
成されるゲート、浅いn°拡散層5で形成されるソース
、及びゲート容量を形成するための薄いゲート酸化膜6
及び該酸化膜6上に形成されたポリシリコンゲート電極
7、並びにソースを形成するn4拡散層5からコンタク
トを取るためのポリシリコンソース電極8からなってい
る。
tionTransistor、以下SITと略称する
)を光電変換素子として用いるラインセンサや固体撮像
素子は、光電荷を素子内部で増幅できるため、高感度イ
メージセンサとしての期待が持たれている。かかるSI
Tを光電変換素子として構成した固体撮像装置に関して
は、例えば特開昭60.−220964号などに示され
ているように、多くの提案がなされている。第6図は、
SITイメージセンサが高感度であることに着目して、
1つのセル寸法を縮小し、微細なセルで構成したSIT
イメージセンサの一構成例のセルの断面を示す図であり
、n゛基板lをドレインとし、その上に成長させたnエ
ピタキシャル層2内にトレンチ分離部3で分離されたS
ITセル1、 I1、 mがアレイ状に配置されて
いる状態を示している。1つのセルはp゛拡散層4で形
成されるゲート、浅いn°拡散層5で形成されるソース
、及びゲート容量を形成するための薄いゲート酸化膜6
及び該酸化膜6上に形成されたポリシリコンゲート電極
7、並びにソースを形成するn4拡散層5からコンタク
トを取るためのポリシリコンソース電極8からなってい
る。
そしてゲート酸化膜6.ソース拡散層5以外のシリコン
表面は厚い酸化膜9で覆われている。なお図において、
IOはトレンチ内絶縁膜、11はトレンチ内ポリシリコ
ンを示している。
表面は厚い酸化膜9で覆われている。なお図において、
IOはトレンチ内絶縁膜、11はトレンチ内ポリシリコ
ンを示している。
このように構成されているSITセルにおける光電変換
は、p゛ゲート拡散714. n−エビタキシャル層
2.n9 ドレイン基板1からなるpinホトダイオー
ドで行われる。光蓄積期間に、このホトダイオードは逆
バイアスされ、光入射によって発生する電子−ホール対
のうち電子はn°ソース拡散層5かn゛ ドレイン基板
1へ逃げ、一方ホールはp゛アゲート散N4にN積され
、ゲート電位を上昇する。そして光?it荷によるゲー
ト電位の増加分が、光信号読み出し期間中に、ポリシリ
コンゲート電極7.ゲート酸化膜6.p゛ゲート拡散層
4からなるゲート容量を介して、p゛ゲート拡散層4に
加えられるゲートバイアス電圧に加算されるため、ソー
ス拡散層5とドレイン基板lとの間には光電荷の蓄積量
に対応する大きな出力電流が流れ、光信号が読み出され
る。
は、p゛ゲート拡散714. n−エビタキシャル層
2.n9 ドレイン基板1からなるpinホトダイオー
ドで行われる。光蓄積期間に、このホトダイオードは逆
バイアスされ、光入射によって発生する電子−ホール対
のうち電子はn°ソース拡散層5かn゛ ドレイン基板
1へ逃げ、一方ホールはp゛アゲート散N4にN積され
、ゲート電位を上昇する。そして光?it荷によるゲー
ト電位の増加分が、光信号読み出し期間中に、ポリシリ
コンゲート電極7.ゲート酸化膜6.p゛ゲート拡散層
4からなるゲート容量を介して、p゛ゲート拡散層4に
加えられるゲートバイアス電圧に加算されるため、ソー
ス拡散層5とドレイン基板lとの間には光電荷の蓄積量
に対応する大きな出力電流が流れ、光信号が読み出され
る。
SITイメージセンサのセル構成は、光電変換と増幅作
用とが1つのSIT内で行われるため、1つのセル当た
り1個のトランジスタでよく、微細化には通している。
用とが1つのSIT内で行われるため、1つのセル当た
り1個のトランジスタでよく、微細化には通している。
SITイメージセンサの微細化を行うには、素子分離領
域の縮小化が問題であり、この点を解決する手段として
、トレンチ分離法がとられている。トレンチ分離法を用
いると分MeM域の面積が小さくできる。
域の縮小化が問題であり、この点を解決する手段として
、トレンチ分離法がとられている。トレンチ分離法を用
いると分MeM域の面積が小さくできる。
第7図へ〜0にトレンチ分離部とその後に続くp゛ゲー
ト拡散層の形成法を示す、まず第7図へに示すように、
n−シリコンエピタキシャル層21上に熱酸化あるいは
CVD法にて作成した厚い酸化膜23をマスクとして、
トレンチ分離部z2の予定領域に異方性エツチングによ
り溝24を掘る。次いで第7図田)に示すように、溝2
4の表面を熱酸化膜等の絶縁膜25で絶縁した後、溝2
4をノンドープポリシリコン26で埋め戻し平to化す
る。次いで第7図(C1,(13)に示すように、トレ
ンチ分離部予定領域の上部に窒化膜27をマスクとして
LOCO5法により厚い酸化#28を形成する。次いで
窒化膜27を化学エツチングにより除去したのち、第7
図[F]に示すように、p゛ゲート拡散層29を、レジ
ストでバターニングした後ポロンのイオン注入と熱拡散
で形成する。このとき、トレンチ分離部22に接近する
領域において、p゛ゲート拡散層29がLOCO8酸化
膜28をマスクとして形成される1以上の手順により作
成することにより、1μm程度の幅のトレンチ分離を容
易に形成することができる。
ト拡散層の形成法を示す、まず第7図へに示すように、
n−シリコンエピタキシャル層21上に熱酸化あるいは
CVD法にて作成した厚い酸化膜23をマスクとして、
トレンチ分離部z2の予定領域に異方性エツチングによ
り溝24を掘る。次いで第7図田)に示すように、溝2
4の表面を熱酸化膜等の絶縁膜25で絶縁した後、溝2
4をノンドープポリシリコン26で埋め戻し平to化す
る。次いで第7図(C1,(13)に示すように、トレ
ンチ分離部予定領域の上部に窒化膜27をマスクとして
LOCO5法により厚い酸化#28を形成する。次いで
窒化膜27を化学エツチングにより除去したのち、第7
図[F]に示すように、p゛ゲート拡散層29を、レジ
ストでバターニングした後ポロンのイオン注入と熱拡散
で形成する。このとき、トレンチ分離部22に接近する
領域において、p゛ゲート拡散層29がLOCO8酸化
膜28をマスクとして形成される1以上の手順により作
成することにより、1μm程度の幅のトレンチ分離を容
易に形成することができる。
ところでトレンチ分離法は、製造法が?31雑なため、
転位や欠陥の生成−再結合中心をトレンチ周囲に発生さ
せ易いセル分離法である。ところがSITイメージセン
サにおいては、トレンチ周辺の生成−再結合中心の発生
は特性上重要な問題である。これは先に述べたように、
SITイメージセンサは光電荷をゲートに蓄積しゲート
の電位変化に対応した出力信号を得ることを原理として
いるからである。
転位や欠陥の生成−再結合中心をトレンチ周囲に発生さ
せ易いセル分離法である。ところがSITイメージセン
サにおいては、トレンチ周辺の生成−再結合中心の発生
は特性上重要な問題である。これは先に述べたように、
SITイメージセンサは光電荷をゲートに蓄積しゲート
の電位変化に対応した出力信号を得ることを原理として
いるからである。
したがって、もしトレンチ周辺に生成−再結合中心があ
れば、トレンチとゲートが近接しているために、生成−
再結合中心で発生した電荷がゲートに蓄積されたり、光
電荷が生成−再結合中心にwIi獲されたりして、ゲー
トに蓄積される電荷量は真の光電荷と一致しなくなる。
れば、トレンチとゲートが近接しているために、生成−
再結合中心で発生した電荷がゲートに蓄積されたり、光
電荷が生成−再結合中心にwIi獲されたりして、ゲー
トに蓄積される電荷量は真の光電荷と一致しなくなる。
この現象は一種のノイズの混入であり、これによりSI
TイメージセンサのS/Nは低下する。したがってSI
Tイメージセンサにおいては、製造方法の上ではトレン
チ周辺の生成−再結合中心の発生をできるだけ抑制しな
ければならない。
TイメージセンサのS/Nは低下する。したがってSI
Tイメージセンサにおいては、製造方法の上ではトレン
チ周辺の生成−再結合中心の発生をできるだけ抑制しな
ければならない。
トレンチ周辺の生成−再結合中心の発生原因としては、
■シリコンを溝掘りした時のエツチングダメージと汚染
、■トレンチ内を酸化した時の熱応力、■トレンチ上部
をLOGO3酸化した時のシリコンから酸化膜への変換
による体積膨張による応力が挙げられる。■のエツチン
グダメージについては、従来の製法においてもそのダメ
ージ処理は可能であるが、■、■については製法上対応
できない。
■シリコンを溝掘りした時のエツチングダメージと汚染
、■トレンチ内を酸化した時の熱応力、■トレンチ上部
をLOGO3酸化した時のシリコンから酸化膜への変換
による体積膨張による応力が挙げられる。■のエツチン
グダメージについては、従来の製法においてもそのダメ
ージ処理は可能であるが、■、■については製法上対応
できない。
すなわち、■のトレンチ内の酸化時の応力を緩和するに
は、トレンチ内に形成する酸化膜厚を薄くするのが効果
的な方法であるが、従来の製造方法では、トレンチ内の
酸化膜がポリシリコンエッチバ、り時の表面のエッチバ
ックストッパーとしても機能させているため、その酸化
膜厚は1000人程度にしか薄くできない、これ以上に
薄くした場合には、エッチバック時にシリコン表面まで
エッチングされる可能性がある。また■の体積膨張によ
る応力については、従来の製造方法では全く対処できな
い問題である。
は、トレンチ内に形成する酸化膜厚を薄くするのが効果
的な方法であるが、従来の製造方法では、トレンチ内の
酸化膜がポリシリコンエッチバ、り時の表面のエッチバ
ックストッパーとしても機能させているため、その酸化
膜厚は1000人程度にしか薄くできない、これ以上に
薄くした場合には、エッチバック時にシリコン表面まで
エッチングされる可能性がある。また■の体積膨張によ
る応力については、従来の製造方法では全く対処できな
い問題である。
また、トレンチ周辺の生成−再結合中心の存在に関連し
て、SITイメージセンサのS/Nはゲート・トレンチ
開路fs i t tに依存して変化することがわかっ
ている。これは、1つの理由として生成−再結合中心が
トレンチ近傍で多発しているためであり、また、もう1
つの理由としてトレンチに接近したp゛ゲート拡散が生
成−再結合中心の発生を促進するためである。したがっ
てSITイメージセンサの特性改善の上で1.1を精度
よ(制御しなければならない。しかし従来のトレンチ分
離部の形成方法では、1gIが0.5μm程度に小さい
場合の制御は難しい、これはトレンチに対してLiを改
めて合わせ直して決めているからであり、第7図C+に
示すように、トレンチ内絶縁膜25のエツジと窒化膜2
7の合わせ精度でl、lが決まる。
て、SITイメージセンサのS/Nはゲート・トレンチ
開路fs i t tに依存して変化することがわかっ
ている。これは、1つの理由として生成−再結合中心が
トレンチ近傍で多発しているためであり、また、もう1
つの理由としてトレンチに接近したp゛ゲート拡散が生
成−再結合中心の発生を促進するためである。したがっ
てSITイメージセンサの特性改善の上で1.1を精度
よ(制御しなければならない。しかし従来のトレンチ分
離部の形成方法では、1gIが0.5μm程度に小さい
場合の制御は難しい、これはトレンチに対してLiを改
めて合わせ直して決めているからであり、第7図C+に
示すように、トレンチ内絶縁膜25のエツジと窒化膜2
7の合わせ精度でl、lが決まる。
実際には0.5μm程度の19.に対して露光装置の合
わせ精度は0.2μm程度しかなく、したがって従来方
法では露光装置の合わせ精度がSITイメージセンサの
特性に大きく影響を与えてしまう。
わせ精度は0.2μm程度しかなく、したがって従来方
法では露光装置の合わせ精度がSITイメージセンサの
特性に大きく影響を与えてしまう。
以上のように、SITイメージセンサのS/Nを向上さ
せるにはトレンチ周囲に発生する生成再結合中心の発生
を抑制することが必要であり、その発生の抑制にはトレ
ンチ内酸化時の膜厚を薄くすることと、トレンチ上部を
酸化させないことが効果的であるが、従来のトレンチ分
離部形成法では実現できない。またゲート・トレンチ間
距離getの制御nも、S/Nの向上と安定化の上で重
要であるが、微細化に対応して19五が短縮された構造
においては制御は難しいという問題点がある。
せるにはトレンチ周囲に発生する生成再結合中心の発生
を抑制することが必要であり、その発生の抑制にはトレ
ンチ内酸化時の膜厚を薄くすることと、トレンチ上部を
酸化させないことが効果的であるが、従来のトレンチ分
離部形成法では実現できない。またゲート・トレンチ間
距離getの制御nも、S/Nの向上と安定化の上で重
要であるが、微細化に対応して19五が短縮された構造
においては制御は難しいという問題点がある。
本発明は、従来のSITイメージセンサの素子分離部に
トレンチ分離法を用いた場合における上記問題点を解決
するためになされたもので、生成再結合中心の発生を抑
制してS/Nの向上を計った、SITを光電変換素子と
して構成する固体撮像装置の製造方法を提供することを
目的とする。
トレンチ分離法を用いた場合における上記問題点を解決
するためになされたもので、生成再結合中心の発生を抑
制してS/Nの向上を計った、SITを光電変換素子と
して構成する固体撮像装置の製造方法を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記問題点を解
決するため、本発明は、半導体基板に素子分#領域と第
1導電型の主電極領域と第2導電型の制御i種領域とを
設け、光照射によって発生したキャリアを前記制御電極
領域に蓄積して該制御電極領域の電位を変化させる固体
撮像装置の製造方法において、半導体基板の一部を除去
することによって溝を形成し、該溝内に絶縁層を形成し
たのち、該溝内にポリシリコンを埋め戻すと共に該溝幅
より広く且つ半導体基板面より上部へ突出したポリシリ
コン突出部を溝内のポリシリコンと一体に形成し、次い
で該突出部と半導体基板上に絶縁層を形成したのち、該
絶縁層上から不純物をイオン注入して熱拡散することに
より素子分M8N域と制御電極領域とを自己整合的に形
成するものである。
決するため、本発明は、半導体基板に素子分#領域と第
1導電型の主電極領域と第2導電型の制御i種領域とを
設け、光照射によって発生したキャリアを前記制御電極
領域に蓄積して該制御電極領域の電位を変化させる固体
撮像装置の製造方法において、半導体基板の一部を除去
することによって溝を形成し、該溝内に絶縁層を形成し
たのち、該溝内にポリシリコンを埋め戻すと共に該溝幅
より広く且つ半導体基板面より上部へ突出したポリシリ
コン突出部を溝内のポリシリコンと一体に形成し、次い
で該突出部と半導体基板上に絶縁層を形成したのち、該
絶縁層上から不純物をイオン注入して熱拡散することに
より素子分M8N域と制御電極領域とを自己整合的に形
成するものである。
このようにして製造することにより、半導体基板のポリ
シリコンに接する角部分及び半導体基板表面の角部分に
接するポリシリコンを酸化することなく溝を絶縁するこ
とができ、したがって溝素子分離領域の上部で厚い酸化
膜に伴う体積膨張応力が生じないので、生成−再結合中
心の発生を抑制でき、ノイズの少ない固体描像装置が得
られる。
シリコンに接する角部分及び半導体基板表面の角部分に
接するポリシリコンを酸化することなく溝を絶縁するこ
とができ、したがって溝素子分離領域の上部で厚い酸化
膜に伴う体積膨張応力が生じないので、生成−再結合中
心の発生を抑制でき、ノイズの少ない固体描像装置が得
られる。
また連索子分M領域と制御電極領域との間の距離が自己
整合的に決められ、S/Nの安定した固体撮像装置が得
られる。
整合的に決められ、S/Nの安定した固体撮像装置が得
られる。
以下実施例について説明する。第1図へ〜tC+は、本
発明の第1実施例の製造工程を示す図である。
発明の第1実施例の製造工程を示す図である。
まず第1図へに示すように、n−シリコンエピタキシャ
ル層31に、熱酸化あるいは化学的気相成長(CV D
)法によって酸化膜層32を、またCVD法によって窒
化膜層33を順次形成した後、レジストをマスクとして
窒化膜層33及び酸化膜層32を異方性エツチングする
。酸化膜層32の厚さは後述するポリシリコンキャップ
の厚さが適切な厚さとなるように設定する。また、窒化
膜層33の厚さは後述するエピタキシャル層31へのト
レンチエツチング時の選択比を考慮して適切な値に設定
する。
ル層31に、熱酸化あるいは化学的気相成長(CV D
)法によって酸化膜層32を、またCVD法によって窒
化膜層33を順次形成した後、レジストをマスクとして
窒化膜層33及び酸化膜層32を異方性エツチングする
。酸化膜層32の厚さは後述するポリシリコンキャップ
の厚さが適切な厚さとなるように設定する。また、窒化
膜層33の厚さは後述するエピタキシャル層31へのト
レンチエツチング時の選択比を考慮して適切な値に設定
する。
次に第1開田)に示すように、酸化膜層32を弗酸によ
ってサイドエッチする。サイドエッチ量は後述するポリ
シリコンキャップの幅が適切な値となるように設定する
0次いで第1図telに示すように、窒化膜層33をマ
スクとしてエピタキシャル層31に異方性エツチングに
より深さ4μm程度のトレンチ34を形成し、次に第1
図の)に示すように、窒化119層33を除去した後に
トレンチ内を酸化し、酸化膜層35を形成する。酸化膜
厚は500〜1000人程度である。
ってサイドエッチする。サイドエッチ量は後述するポリ
シリコンキャップの幅が適切な値となるように設定する
0次いで第1図telに示すように、窒化膜層33をマ
スクとしてエピタキシャル層31に異方性エツチングに
より深さ4μm程度のトレンチ34を形成し、次に第1
図の)に示すように、窒化119層33を除去した後に
トレンチ内を酸化し、酸化膜層35を形成する。酸化膜
厚は500〜1000人程度である。
その後第1図Bに示すように、CVD法によってポリシ
リコン36をトレンチ34内に埋め込み、酸化膜層32
の表面が露出するまでエッチバックする。
リコン36をトレンチ34内に埋め込み、酸化膜層32
の表面が露出するまでエッチバックする。
この時点でトレンチ部の上部にトレンチ34の幅よりも
広い幅を有するポリシリコンキャップ36aが形成され
る。次に第1図nに示すように、ポリシリコンキャップ
36aをマスクとして酸化膜層32及び酸化161層3
5をの一部を弗酸にて除去する。更に、第1図(C)に
示すように、露出されたエピタキシャル層31及びポリ
シリコンキャノ136aの表面を熱酸化して酸化膜層3
7を形成してポリシリコンキャップ36aを絶縁した後
に、酸化膜層37上よりボロンをイオン注入し、熱拡散
してp゛ゲート拡散層38を形成する。
広い幅を有するポリシリコンキャップ36aが形成され
る。次に第1図nに示すように、ポリシリコンキャップ
36aをマスクとして酸化膜層32及び酸化161層3
5をの一部を弗酸にて除去する。更に、第1図(C)に
示すように、露出されたエピタキシャル層31及びポリ
シリコンキャノ136aの表面を熱酸化して酸化膜層3
7を形成してポリシリコンキャップ36aを絶縁した後
に、酸化膜層37上よりボロンをイオン注入し、熱拡散
してp゛ゲート拡散層38を形成する。
ここで留意しなければならない点は、ポリシリコンキャ
ップ36aの熱酸化時に、ポリシリコンキャップ36a
がエピタキシャル層31との境界付近の位置36bまで
酸化されないように、ポリシリコンキャンプ酸化膜層3
7aの厚さを制御することであり、このためには前述の
酸化膜層32の厚さ制御を適切に行わなければならない
。またポリシリコンキャップ36aの幅1.はトレンチ
・ゲート間距離1m(を決定するパラメータとなるため
、制御に注意しなければならない、このためには前述の
酸化膜層32のサイドエッチ時にサイドエッチ量を適切
に決めなければならない。
ップ36aの熱酸化時に、ポリシリコンキャップ36a
がエピタキシャル層31との境界付近の位置36bまで
酸化されないように、ポリシリコンキャンプ酸化膜層3
7aの厚さを制御することであり、このためには前述の
酸化膜層32の厚さ制御を適切に行わなければならない
。またポリシリコンキャップ36aの幅1.はトレンチ
・ゲート間距離1m(を決定するパラメータとなるため
、制御に注意しなければならない、このためには前述の
酸化膜層32のサイドエッチ時にサイドエッチ量を適切
に決めなければならない。
この実施例によれば、トレンチ素子分離部の上部におい
てポリシリコンの酸化に伴う体積膨張応力が生じないの
で、生成−再結合中心の発生を抑制することができ、ノ
イズの少ないSITイメージセンサが得られる。またト
レンチ素子分離部内の絶縁膜厚を制限なく薄くできるの
で、生成−再結合中心の発生抑制に対してより有利とな
る。更にまたトレンチ素子分離部とp゛ゲート間距離を
セルファラインで決めることができるので、SITイメ
ージセンサのS/Nを安定化させることができる。
てポリシリコンの酸化に伴う体積膨張応力が生じないの
で、生成−再結合中心の発生を抑制することができ、ノ
イズの少ないSITイメージセンサが得られる。またト
レンチ素子分離部内の絶縁膜厚を制限なく薄くできるの
で、生成−再結合中心の発生抑制に対してより有利とな
る。更にまたトレンチ素子分離部とp゛ゲート間距離を
セルファラインで決めることができるので、SITイメ
ージセンサのS/Nを安定化させることができる。
第2図へ〜+C+は、前記第1実施例の変形例の製造工
程を示す図であり、この変形例はゲート・トレンチ間に
ヒ素あるいはリンのn型不純物層を合わせて形成するこ
とを特徴とするものである。以下図に基づいて説明する
。第2図^に示すように、エピタキシャル層31上に酸
化膜層32及び窒化膜層33を形成し、レジストをマス
クとして窒化膜層33及び酸化1111層32を異方性
エツチングする工程は前記第1実施例と同様である。こ
の後第2図(B)に示すように、酸化膜層32をサイド
エッチした後、リンあるいはヒ素をドーピングしたn型
不純物層39をイオン注入して形成する。イオン注入の
ドーズ量はI Ellcm−”〜I B16cm−”程
度が適当である。
程を示す図であり、この変形例はゲート・トレンチ間に
ヒ素あるいはリンのn型不純物層を合わせて形成するこ
とを特徴とするものである。以下図に基づいて説明する
。第2図^に示すように、エピタキシャル層31上に酸
化膜層32及び窒化膜層33を形成し、レジストをマス
クとして窒化膜層33及び酸化1111層32を異方性
エツチングする工程は前記第1実施例と同様である。こ
の後第2図(B)に示すように、酸化膜層32をサイド
エッチした後、リンあるいはヒ素をドーピングしたn型
不純物層39をイオン注入して形成する。イオン注入の
ドーズ量はI Ellcm−”〜I B16cm−”程
度が適当である。
次いで第2図(C1〜+C+に示すように、第1実施例
と同様に、エピタキシャル層31のトレンチエツチング
、トレンチ内酸化による酸化膜層35の形成、ポリシリ
コン36の埋め戻し、ポリシリコンキャップ36aをマ
スクとした酸化膜層32及び酸化膜層35の一部の除去
、エピタキシャル層31及びポリシリコンキャップ36
aの熱酸化による酸化膜層37の形成、酸化膜層37上
からのボロンのイオン注入と熱拡散によるp゛ゲート3
8形成の各工程を順次行う。
と同様に、エピタキシャル層31のトレンチエツチング
、トレンチ内酸化による酸化膜層35の形成、ポリシリ
コン36の埋め戻し、ポリシリコンキャップ36aをマ
スクとした酸化膜層32及び酸化膜層35の一部の除去
、エピタキシャル層31及びポリシリコンキャップ36
aの熱酸化による酸化膜層37の形成、酸化膜層37上
からのボロンのイオン注入と熱拡散によるp゛ゲート3
8形成の各工程を順次行う。
本実施例においては、トレンチとゲートの間に形成され
たn型不純物ll39は、ゲート38に負の電圧が印加
されてゲート38からエピタキシャル層31へ空乏層が
形成された場合に、トレンチ上端への空乏層の拡がりを
抑えるため、トレンチ上部で発生した生成−再結合中心
がSITイメージセンサのS/Nに影響を与えなくなる
という効果が得られる。
たn型不純物ll39は、ゲート38に負の電圧が印加
されてゲート38からエピタキシャル層31へ空乏層が
形成された場合に、トレンチ上端への空乏層の拡がりを
抑えるため、トレンチ上部で発生した生成−再結合中心
がSITイメージセンサのS/Nに影響を与えなくなる
という効果が得られる。
第3図四〜ηは、本発明の第2実施例の製造工程を示す
図である。まず第3図(8)に示すように、n−シリコ
ンエピタキシャル層41に熱酸化あるいは化学的気相成
長(CV D)法によって酸化膜層42を、またCVD
法によって窒化膜1143を順次形成した後、レジスト
をマスクとして窒化膜層43を工フチングする。酸化膜
層42の厚さは後述するポリシリコンの埋め戻しに対し
てポリシリコンとの選択比を考慮して設定されるが、5
00〜1000人程度である。また、窒化膜層43の厚
さは後述するトレンチ形成に対してn−エピタキシャル
層41との選択比を考慮して設定する。
図である。まず第3図(8)に示すように、n−シリコ
ンエピタキシャル層41に熱酸化あるいは化学的気相成
長(CV D)法によって酸化膜層42を、またCVD
法によって窒化膜1143を順次形成した後、レジスト
をマスクとして窒化膜層43を工フチングする。酸化膜
層42の厚さは後述するポリシリコンの埋め戻しに対し
てポリシリコンとの選択比を考慮して設定されるが、5
00〜1000人程度である。また、窒化膜層43の厚
さは後述するトレンチ形成に対してn−エピタキシャル
層41との選択比を考慮して設定する。
次に第3図上)に示すように、n−エピタキシャル層4
1の一部のみを選択的に酸化して厚い酸化膜層44を形
成した後、第3図(C1に示すように、酸化膜層44を
窒化膜層43をマスクとして等方性エツチングし、更に
第3図(0)に示すように、窒化膜層43をマスクとし
て異方性エツチングによりエピタキシャル41にトレン
チ45を形成する0次いで第3図[F]に示すように、
窒化膜層43を除去した後に、トレンチ45内を酸化し
、酸化膜層46を形成する。酸化膜層46の膜厚は50
0〜1000人程度が適当である。
1の一部のみを選択的に酸化して厚い酸化膜層44を形
成した後、第3図(C1に示すように、酸化膜層44を
窒化膜層43をマスクとして等方性エツチングし、更に
第3図(0)に示すように、窒化膜層43をマスクとし
て異方性エツチングによりエピタキシャル41にトレン
チ45を形成する0次いで第3図[F]に示すように、
窒化膜層43を除去した後に、トレンチ45内を酸化し
、酸化膜層46を形成する。酸化膜層46の膜厚は50
0〜1000人程度が適当である。
この後CVD法によってポリシリコン47をトレンチ内
に埋め込み、酸化膜層42の表面が露出するまでエッチ
バンクする0次に第3開口に示すように、ポリシリコン
47の表面を熱酸化して酸化膜層48でポリシリコン4
7を絶縁した後に、酸化膜層48上よりボロンをイオン
注入し、熱拡散してp゛ゲート49形成する。この第2
実施例においても、第1実施例と全く同様に、生成−再
結合中心の発生が抑制され、ノイズが少な(S/Nの安
定した31Tイメージセンサが得られる。
に埋め込み、酸化膜層42の表面が露出するまでエッチ
バンクする0次に第3開口に示すように、ポリシリコン
47の表面を熱酸化して酸化膜層48でポリシリコン4
7を絶縁した後に、酸化膜層48上よりボロンをイオン
注入し、熱拡散してp゛ゲート49形成する。この第2
実施例においても、第1実施例と全く同様に、生成−再
結合中心の発生が抑制され、ノイズが少な(S/Nの安
定した31Tイメージセンサが得られる。
第4図へ〜旧は、上記第2実施例の変形例の製造工程を
示す図であり、この変形例はゲート・トレンチ間にヒ素
あるいはリンのn型不純物層を合わせて形成することを
特徴とするものである。以下図に基づいて説明する。第
4図^、(B)に示すように、n−エピタキシャル層4
1の上に酸化膜層42及び窒化膜層43を形成し、レジ
ストをマスクとして窒化膜層43をエツチングし、次に
n−エピタキシャル層41を選択酸化して酸化膜層44
を形成する工程は前記第2実施例と同様である。この後
第4図(C1に示すように、酸化膜層44を窒化膜層4
3をマスクとして等方性エツチングした後、リンあるい
はヒ素をドーピングしたn型不純物層50をイオン注入
で形成する。イオン注入のドーズ景はIEIIcrm
−”〜lE16cm−”程度が適当である。
示す図であり、この変形例はゲート・トレンチ間にヒ素
あるいはリンのn型不純物層を合わせて形成することを
特徴とするものである。以下図に基づいて説明する。第
4図^、(B)に示すように、n−エピタキシャル層4
1の上に酸化膜層42及び窒化膜層43を形成し、レジ
ストをマスクとして窒化膜層43をエツチングし、次に
n−エピタキシャル層41を選択酸化して酸化膜層44
を形成する工程は前記第2実施例と同様である。この後
第4図(C1に示すように、酸化膜層44を窒化膜層4
3をマスクとして等方性エツチングした後、リンあるい
はヒ素をドーピングしたn型不純物層50をイオン注入
で形成する。イオン注入のドーズ景はIEIIcrm
−”〜lE16cm−”程度が適当である。
次いで第4図to)〜tG)に示すように、第2実施例
と同様に、エピタキシャルN41のトレンチエツチング
、トレンチ内酸化による酸化膜46の形成、ポリソリコ
ン47の埋め戻し、ポリシリコン47の熱酸化による酸
化膜層48の形成、酸化膜層48上からのボロンのイオ
ン注入と熱拡散によるp°ゲート49の形成の各工程を
1@次行う。この変形例による効果は前記第1実施例の
変形例と同様である。
と同様に、エピタキシャルN41のトレンチエツチング
、トレンチ内酸化による酸化膜46の形成、ポリソリコ
ン47の埋め戻し、ポリシリコン47の熱酸化による酸
化膜層48の形成、酸化膜層48上からのボロンのイオ
ン注入と熱拡散によるp°ゲート49の形成の各工程を
1@次行う。この変形例による効果は前記第1実施例の
変形例と同様である。
第5図へ〜旧は、本発明の第3実施例の製造工程を示す
図である。まず第5図^に示すように、半導体基板上の
エピタキシャル層51に熱酸化あるいはCVD法によっ
て酸化膜Jli52を形成した後に、レジストをマスク
として酸化膜層52をエツチングし、更に酸化1111
i52をマスクとして異方性エツチングによりエピタキ
シャル11151にトレンチ53を形成する0次に第5
開田)に示すように酸化11!1i52を除去した後に
、トレンチ53内を酸化して酸化膜層54を形成する。
図である。まず第5図^に示すように、半導体基板上の
エピタキシャル層51に熱酸化あるいはCVD法によっ
て酸化膜Jli52を形成した後に、レジストをマスク
として酸化膜層52をエツチングし、更に酸化1111
i52をマスクとして異方性エツチングによりエピタキ
シャル11151にトレンチ53を形成する0次に第5
開田)に示すように酸化11!1i52を除去した後に
、トレンチ53内を酸化して酸化膜層54を形成する。
M化1aI’!54(7)Ill!Hj: 500〜1
00O人程度が適当である。この後第5図(C1に示す
ように、CVD法によってドープされたポリシリコン5
5をトレンチ内に埋め戻す。ここでポリシリコン55の
ドープはp型又はn型どちらでもよく、またノンドープ
ポリシリコンをCVD法で堆積した後に不純物をドープ
しエッチバックしてもよい。
00O人程度が適当である。この後第5図(C1に示す
ように、CVD法によってドープされたポリシリコン5
5をトレンチ内に埋め戻す。ここでポリシリコン55の
ドープはp型又はn型どちらでもよく、またノンドープ
ポリシリコンをCVD法で堆積した後に不純物をドープ
しエッチバックしてもよい。
次に第5図[D)に示すように、CVD法によりノンド
ープのポリシリコン56を堆積した後に、ポリシリコン
55からポリシリコン56へ不純物を熱拡散して、ポリ
シリコン56中にドープポリシリコンを頁域57を形成
する。熱拡散時間はドープポリシリコン領域57の面積
拡がりを決定し、更に後述するようにゲートとトレンチ
間距Hp t□を決定するため、時間制御に注意を要す
る。次に第5図[F]に示すように、ポリシリコン56
を熱酸化してノンドープポリシリコン56とドープポリ
シリコン領域57で膜厚差を伴った酸化膜115Bを形
成する。この後第5開口に示すように、酸化膜層5Bを
ノンドープポリシリコン56が露出するまで一部エッチ
ングした後、ドープポリシリコン55上の酸化膜N5B
をマスクとしてポリシリコン56をエツチングし、酸化
F!!Ji58上よりボロンをイオン注入し熱拡散して
p゛ゲート59形成する。
ープのポリシリコン56を堆積した後に、ポリシリコン
55からポリシリコン56へ不純物を熱拡散して、ポリ
シリコン56中にドープポリシリコンを頁域57を形成
する。熱拡散時間はドープポリシリコン領域57の面積
拡がりを決定し、更に後述するようにゲートとトレンチ
間距Hp t□を決定するため、時間制御に注意を要す
る。次に第5図[F]に示すように、ポリシリコン56
を熱酸化してノンドープポリシリコン56とドープポリ
シリコン領域57で膜厚差を伴った酸化膜115Bを形
成する。この後第5開口に示すように、酸化膜層5Bを
ノンドープポリシリコン56が露出するまで一部エッチ
ングした後、ドープポリシリコン55上の酸化膜N5B
をマスクとしてポリシリコン56をエツチングし、酸化
F!!Ji58上よりボロンをイオン注入し熱拡散して
p゛ゲート59形成する。
この実施例においても、トレンチ素子分離部の上部にお
いてポリシリコンの酸化に伴う体積膨張応力が生じない
ので、生成−再結合中心の発生を抑制することができ、
ノイズの少ないSITイメージセンサが得られる。また
トレンチ素子分離部とp゛ゲート間距離をセルファライ
ンで決めることができるので、SITイメージセンサの
S/Nを安定化することができる。
いてポリシリコンの酸化に伴う体積膨張応力が生じない
ので、生成−再結合中心の発生を抑制することができ、
ノイズの少ないSITイメージセンサが得られる。また
トレンチ素子分離部とp゛ゲート間距離をセルファライ
ンで決めることができるので、SITイメージセンサの
S/Nを安定化することができる。
以上実施例に基づいて説明したように、本発明の製造方
法によれば、連索子分離領域の上部でポリシリコンの酸
化に伴う体積膨張応力が生じないので、生成−再結合中
心の発生を抑制でき、ノイズの少ない固体撮像装置を容
易に製造することができる。
法によれば、連索子分離領域の上部でポリシリコンの酸
化に伴う体積膨張応力が生じないので、生成−再結合中
心の発生を抑制でき、ノイズの少ない固体撮像装置を容
易に製造することができる。
また素子分離領域と制′4’!61M、Pi SJi域
との間の距離が自己整合的に決められ、S/Nの安定し
た固体撮像装置を製造することができる。
との間の距離が自己整合的に決められ、S/Nの安定し
た固体撮像装置を製造することができる。
第1図へ〜tC+は、本発明に係る固体撮像装置の製造
方法の第1実施例の製造工程を示す図、第2図へ〜(C
1は、第1実施例の変形例の製造工程を示す図、第3図
へ〜■は、本発明の第2実施例の製造工程を示す図、第
4図へ〜nは、第2実施例の変形例の製造工程を示す図
、第5図へ〜旧は、本発明の第3実施例の製造工程を示
す図、第6図は、従来のSITイメージセンサの一構成
例を示す断面図、第7図へ〜0は、従来のSITイメー
ジセンサにおけるトレンチ分MBM域とゲートの製造方
法を示す製造工程図である。 図において、31はn−エピタキシャル層、34はトレ
ンチ、35はトレンチ内酸化膜、36はポリシリコン、
36aはポリシリコンキャンプ、37aはポリシリコン
キャップ酸化膜、38はp゛ゲート拡散層を示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第3図 (E) (F) 50:n型不純物層 第4図 (E) (F) 第6図 1ニドレイン 2:エビタギシャル層 3:トレンヂ分離部 4:ビ烹鮫ゲート 7:ポリシリコンゲート電極 8:ポリシリコンソース電極 9:絶@膜 10ニドレンチ内絶橡頂 11ニドレンチ内ポリシリコン
方法の第1実施例の製造工程を示す図、第2図へ〜(C
1は、第1実施例の変形例の製造工程を示す図、第3図
へ〜■は、本発明の第2実施例の製造工程を示す図、第
4図へ〜nは、第2実施例の変形例の製造工程を示す図
、第5図へ〜旧は、本発明の第3実施例の製造工程を示
す図、第6図は、従来のSITイメージセンサの一構成
例を示す断面図、第7図へ〜0は、従来のSITイメー
ジセンサにおけるトレンチ分MBM域とゲートの製造方
法を示す製造工程図である。 図において、31はn−エピタキシャル層、34はトレ
ンチ、35はトレンチ内酸化膜、36はポリシリコン、
36aはポリシリコンキャンプ、37aはポリシリコン
キャップ酸化膜、38はp゛ゲート拡散層を示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第3図 (E) (F) 50:n型不純物層 第4図 (E) (F) 第6図 1ニドレイン 2:エビタギシャル層 3:トレンヂ分離部 4:ビ烹鮫ゲート 7:ポリシリコンゲート電極 8:ポリシリコンソース電極 9:絶@膜 10ニドレンチ内絶橡頂 11ニドレンチ内ポリシリコン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板に素子分離領域と第1導電型の主電極領
域と第2導電型の制御電極領域とを設け、光照射によっ
て発生したキャリアを前記制御電極領域に蓄積して該制
御電極領域の電位を変化させる固体撮像装置の製造方法
において、半導体基板の一部を除去することによって溝
を形成し、該溝内に絶縁層を形成したのち、該溝内にポ
リシリコンを埋め戻すと共に該溝幅より広く且つ半導体
基板面より上部へ突出したポリシリコン突出部を溝内の
ポリシリコンと一体に形成し、次いで該突出部と半導体
基板上に絶縁層を形成したのち、該絶縁層上から不純物
をイオン注入して熱拡散することにより素子分離領域と
制御電極領域とを自己整合的に形成することを特徴とす
る固体撮像装置の製造方法。 2、前記半導体基板に第1絶縁層及び第2絶縁層を順次
形成し、該第1絶縁層及び第2絶縁層の一部を除去した
のち前記第1半導体基板に接した前記第1絶縁層のみを
更に一部除去し、次いで前記半導体基板の一部を除去す
ることによって溝を形成し、前記第2絶縁層を除去した
のち前記溝内面に絶縁層を形成し、次いで溝内及び前記
一部除去された第1絶縁層部分にポリシリコンを埋め戻
し、前記第1絶縁層を除去したのちに前記半導体基板及
び前記ポリシリコン上に第3絶縁層を形成し、該第3絶
縁層上から前記半導体基板へ不純物をイオン注入して熱
拡散することにより素子分離領域と制御電極領域とを自
己整合的に形成することを特徴とする請求項1記載の固
体撮像装置の製造方法。 3、前記半導体基板上に第1絶縁層及び酸素の通過を防
ぐ第2絶縁層を順次形成し、該第2絶縁層の一部を除去
したのち前記半導体基板を酸化して該半導体基板上の前
記第1絶縁層の一部を厚く形成し、該厚い第1絶縁層の
一部を除去したのち前記半導体基板の一部を除去するこ
とによって溝を形成し、次いで前記第2絶縁層を除去し
たのち前記溝内面に絶縁層を形成し、該溝内及び前記一
部除去された第1絶縁層部分にポリシリコンを埋め戻し
、次いで前記第1絶縁層の一部を除去して前記半導体基
板の一部を露出させたのちに前記第1半導体基板及びポ
リシリコンの表面に第3絶縁層を形成し、該第3絶縁層
上から前記半導体基板へ不純物をイオン注入して熱拡散
することによって素子分離領域と制御電極領域とを自己
整合的に形成することを特徴とする請求項1記載の固体
撮像装置の製造方法。 4、前記半導体基板上に第1絶縁層を形成し、該第1絶
縁層の一部を除去したのち前記半導体基板の一部を除去
することによって溝を形成し、次いで前記第1絶縁層を
除去したのちに前記溝内面に第2絶縁層を形成して前記
溝内に不純物を含む第1ポリシリコンを埋め戻し、次い
で前記第2絶縁層及び前記第1ポリシリコン上に不純物
を含まない第2ポリシリコンを堆積したのち、該第2ポ
リシリコンの一部へ前記第1ポリシリコンより不純物を
熱拡散し、次いで該第2ポリシリコンを酸化して第3絶
縁層を形成し、該第3絶縁層の一部及び前記第2ポリシ
リコンの一部を除去したのち、前記第3絶縁層をマスク
として前記半導体基板へ不純物をイオン注入して熱拡散
することによって素子分離領域と制御電極領域とを自己
整合的に形成することを特徴とする請求項1記載の固体
撮像装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63257013A JPH02105460A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 固体撮像装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP63257013A JPH02105460A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 固体撮像装置の製造方法 |
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JPH02105460A true JPH02105460A (ja) | 1990-04-18 |
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JP63257013A Pending JPH02105460A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 固体撮像装置の製造方法 |
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-
1988
- 1988-10-14 JP JP63257013A patent/JPH02105460A/ja active Pending
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