JPH021043Y2 - - Google Patents

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JPH021043Y2
JPH021043Y2 JP8966587U JP8966587U JPH021043Y2 JP H021043 Y2 JPH021043 Y2 JP H021043Y2 JP 8966587 U JP8966587 U JP 8966587U JP 8966587 U JP8966587 U JP 8966587U JP H021043 Y2 JPH021043 Y2 JP H021043Y2
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JP
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sheet
moisture absorbent
spare
insole
deodorizing
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JP8966587U
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、抗菌、吸湿、脱臭機能を備えた靴の
中敷に関する。
〈従来の技術〉 従来、靴の中敷で、抗菌、吸湿、脱臭機能を備
えたものは、例えば、実開昭59−115904号、実開
昭60−133905号、実開昭61−109312号等の各種が
提案されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来の何れのものにおいても、中敷本体自
体に吸湿剤、脱臭剤、銅繊維等を層状又は分散し
たものである。これらの機能は使用によつて劣化
する。従つて、機能が劣化した場合、中敷本体自
体は未だ使用可能な状態であるにも拘らず新品の
ものと交換して捨てなければならず、非常に不経
済である。
また、足の発汗、発臭の大部分は爪先部である
が、従来の中敷においては、吸湿剤、脱臭剤の分
散は中敷全体であり、コストアツプにもなつてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を改善した靴の中
敷を提供するものであり、その特徴とする構成
は、通気性素材で形成された靴の中敷本体の爪先
部、土踏まず部、踵部の全部又は何れか2個所あ
るいは1個所にポケツトを設け、このポケツト
に、吸湿剤又は吸湿剤と脱臭剤シートの片面若し
くは両面に粉末又は顆粒状の抗菌剤及び脱臭剤を
均一に分散したセラミツクス粉体シートを重合積
層とした任意形状のスペアシートを着脱可能に挿
入して成るものである。
〈作用〉 上記の構成により、抗菌、吸湿、脱臭機能を持
つたスペアシートを、爪先、土踏まず、踵部のポ
ケツトに対し、各人が必要とする部位のポケツト
に挿入し、機能劣化したときにスペアシートのみ
交換し、中敷本体は反復使用する。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、1は通気性素材で形成され
た靴の中敷本体である。この通気性素材は、織
物、不織布、ネツト状織物等であり、少なくとも
表裏2層で構成され、表面層は織物、不織布を用
い、表面層はネツト状織物とすることが望まし
い。
本考案は上記中敷本体1の爪先部2、土踏まず
部3、踵部4にポケツト2a,3a,4aを設け
る。このポケツト2a,3a,4aの形成は、中
敷本体1の裏面層にスリツト5,6,7を入れる
ことにより表面層との間に容易に形成される。
さらに、本考案は上記ポケツト2a,3a,4
aに抗菌、吸湿、脱臭機能をもつたシート8a,
8b,8c(以下スペアシートという)を着脱可
能に挿入したものである。
上記スペアシート8a,8b,8cは次のよう
な構成である。第2図で示すように吸湿剤シート
9の片面に粉末又は顆粒状の抗菌剤及び脱臭剤を
均一に分散したセラミツクス粉体シート11を重
合積層したもの、第3図で示すように吸湿剤シー
ト9の両面にセラミツクス粉体シート11を重合
積層したもの、あるいは第4図で示すように吸湿
剤と脱臭剤とのシート10の片面にセラミツクス
粉体シート11を重合積層したもの、第5図で示
すように吸湿剤と脱臭剤とのシート10の両面に
セラミツクス粉体シート11を重合積層したもの
である。
前記吸湿剤シート9は、塩化カルシウムと高吸
水ポリマーの複合体であり、シート10は活性炭
を天然、合成、古紙パルプに混合して湿式法にて
抄紙したものである。
前記セラミツクス粉体シート11は、トーソナ
イトを主成とし有機系脱臭剤をセラミツクス粉体
のシートに含浸させたものである。
上記のような抗菌、吸湿、脱臭機能を有するス
ペアシート8a,8b,8cは、爪先部2のスペ
アシート8aにおいては、そのポケツト2aの形
状に相応する偏平シート形状に加工され、土踏ま
ず部3のスペアシート8bにおいては長円形、山
型に形成加工し、踵部4のスペアシート8cは、
そのポケツト2aの形状に相応したものあるいは
長円形等の偏平シート形状に加工される。しか
し、このような特定形状に限定するものではな
く、各ポケツト2a,3a,4aに収納可能な形
状とし、1種類の形状のスペアシートが全ての部
位のポケツト2a,3a,4aに収納できるよう
にしてもよい。
またポケツト2a,3a,4aは、爪先部2、
土踏まず部3、踵部4の3部位の他に、爪先部2
と土踏まず部3、爪先部2と踵部4の2部位の組
合せ、あるいは爪先部2のみの1部位でもよい
が、前記3部位にポケツト2a,3a,4aを設
けておいて、使用者が必要とする部位のポケツト
を選択してこれにスペアシート8a,8b,8c
を収納することもできる。この場合、スペアシー
ト8a,8b,8cの形状は何れのポケツト2
a,3a,4aにも収納することができる形状の
方が汎用性があつて経済的である。
〈考案の効果〉 以上のように本考案は、中敷本体の爪先部、土
踏まず部、踵部にポケツトを設け、このポケツト
の全部あるいは必要とする部位のポケツトに抗
菌、吸湿、脱臭機能を有するスペアシートを着脱
可能に挿入するようにした構成であるから、スペ
アシートの機能が経時劣化した場合には、このス
ペアシートのみ交換することができ、常に有効な
抗菌、吸湿、脱臭作用状態とすることができる。
このスペアシートの交換構造によつて中敷本体は
破損、汚損するまで反復使用することができ、従
来のように中敷本体自体が破損、汚損していない
のに抗菌、吸湿、脱臭の機能劣化により中敷本体
全体を交換するような不経済な問題を解消する。
また、スペアシートは部分的な形状であるため、
爪先、土踏まず、踵部の全部のスペアシートの面
積と従来の中敷本体全部の面積と比較しても本考
案の方が面積は小さくなり、必要にして無駄のな
い有効面積のスペアシートであつてコストダウン
が計られるので安価に提供することができ、使用
者も機能劣化した場合には心置きなく新品のスペ
アシートに交換することができる。
さらに、スペアシートは、吸湿剤シートあるい
は吸湿剤と脱臭剤シートの片面又は両面に抗菌、
脱臭作用を持つたセラミツクス粉体シートが重合
されたものであるため、このセラミツクス粉体シ
ートの給水性により中敷本体のベトツキがなくな
り快適性を保持する等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は中敷本
体裏面の平面図、第2図、第3図、第4図及び第
5図はスペアシートの断面図である。 1……中敷本体、2……爪先部、3……土踏ま
ず部、4……踵部、2a,3a,4a……ポケツ
ト、5,6,7……スリツト、8a,8b,8c
……スペアシート、9……吸湿剤シート、10…
…吸湿剤と脱臭剤シート、11……セラミツクス
粉体シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通気性素材で形成された靴の中敷本体の爪先
    部、土踏まず部、踵部の全部又は何れか2個所
    あるいは1個所にポケツトを設け、このポケツ
    トに、吸湿剤又は吸湿剤と脱臭剤シートの片面
    若しくは両面に粉末又は顆粒状の抗菌剤及び脱
    臭剤を均一に分散したセラミツクス粉体シート
    を重合積層とした任意形状のスペアシートを着
    脱可能に挿入して成る靴の中敷。 (2) 前記吸湿剤又は吸湿剤と脱臭剤シートは、塩
    化カルシウムと高吸水ポリマーの複合体、又は
    活性炭を天然、合成、古紙パルプに混合して湿
    式法にて抄紙して成る実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の靴の中敷。 (3) 前記セラミツクス粉体シートは、トーソナイ
    ト粉体を主成分とし、これと有機系脱臭剤を組
    合せて成る実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の靴の中敷。
JP8966587U 1987-06-12 1987-06-12 Expired JPH021043Y2 (ja)

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