JP2001299810A - 足蒸れ防止シート - Google Patents
足蒸れ防止シートInfo
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- Socks And Pantyhose (AREA)
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Abstract
臭やカビによる水虫の発生を効果的に抑制することがで
き、甲の浅い靴を履いても外観上目立たない使い捨て用
足蒸れ防止シートを提供する。 【解決手段】 足のつま先部分に被せる足蒸れ防止シー
トにおいて、少なくとも足指の挿入部と、甲をカバーす
る部分と、足指の付け根のくぼみをカバーする部分と、
足裏をカバーする部分とを有し、甲が浅くなるように前
記甲をカバーする部分の一部を切り取ったことを特徴と
する足蒸れ防止シート。
Description
汗を吸収し、細菌による足指の悪臭や足指間に発生する
水虫などを抑制することができる足蒸れ防止シートに関
する。
革靴やパンプスは、通気性に乏しいことから、殺菌やカ
ビが繁殖しやすく、これが原因で靴下からの悪臭や水虫
を招きやすい傾向がある。これを防止するため従来か
ら、脱臭効果/抗菌効果を有する素材を用いた靴用中敷
きや、各足指を隔離するつま先カバーが使用されてお
り、靴の内部の雑菌やカビの繁殖を抑制している。
のみしか脱臭効果/抗菌効果が得られず、特に足指間に
発生する汗、油脂、雑菌を効果的に抑制できない。
に生じる汗や雑菌をカバーすることはできるが、甲の浅
いパンプスやサンダル等を履くとつま先カバーがはみ出
てしまい、外観上あらわになってしまうという問題があ
った。
ける雑菌の繁殖による悪臭やカビによる水虫の発生を効
果的に抑制することができ、甲の浅い靴を履いても外観
上目立たない足蒸れ防止シートを提供することにある。
の結果、本発明者は、足のつま先部分に被せる足蒸れ防
止シートにおいて、少なくとも足指の挿入部と、甲をカ
バーする部分と、足指の付け根のくぼみをカバーする部
分と、足裏をカバーする部分を設け、甲が浅くなるよう
に前記甲をカバーする部分の一部を切り取ることによ
り、つま先部分における雑菌の繁殖による悪臭やカビに
よる水虫の発生を効果的に抑制することができ、甲の浅
い靴を履いても外観上目立たない足蒸れ防止シートが得
られることを見出し、本発明に想到した。
をカバーする部分の一部をアーチ型等に切り取ったた
め、パンプス等の甲の浅い靴を履いても足蒸れ防止シー
トがはみ出ず、外観からは全くわからない点に特徴を有
する。
足指の付け根のくぼみに沿わせ湾曲し、各々の足指の間
が隔離されるとともに、足指の先端部はシートから突出
した状態になる。このため、特に汗をかきやすい足指の
間がしっかりとカバーされるとともに、足指付近の通気
性が向上し足蒸れが防止されて履き心地が向上する。
シートは、綿、レーヨンなどの柔軟で吸水性の高い不織
布からなる。当該不織布はさらにリン酸カルシウム系化
合物、脱臭剤及び抗菌剤を含有することが好ましい。
れ防止シートは裏面に粘着部を有している。これにより
歩行時に生じるシートのズレを防止し、安定した装着感
が得られる。
蒸れ防止シートを示す平面図であり、図2は図1の足蒸
れ防止シートを装着した状態を示す斜視図である。以
下、本発明の足蒸れ防止シートについて詳細に説明す
る。
するため、不織布等の基材にリン酸カルシウム系化合物
を含有せしめたものである。雑菌の繁殖による悪臭やカ
ビによる水虫の発生を効果的に抑制するため、さらに脱
臭剤、抗菌剤を含有せしめることが好ましい。
ーヨン、アセテート、キュプラなどの柔軟で吸水性の高
い繊維からなる織布又は不織布を用いる。これらのう
ち、吸水性及びコストパフォーマンス等の観点から、綿
又はレーヨンからなる不織布が好ましい。吸水性を保つ
ため、基材は目付け10〜100g/m2とする。
満だとシート強度や吸水性等の点で不十分となり、2mm
超だと、靴下やストッキング、靴を履く際の妨げとなり
装着感が悪くなる。好ましい厚さは0.5〜1mmである。
いよう肌色とすることが好ましい。
を用いることにより、雑菌、足の油脂等を吸着し、さら
さらとした装着感が得られる。
ドロキシアパタイト、フッ素アパタイト等のアパタイト
類、リン酸三カルシウム、リン酸四カルシウム等又はこ
れらのうち2種以上の混合物を用いることができるが、
なかでもハイドロキシアパタイトを使用することが望ま
しい。
は平均粒径0.01〜50μmであることが好ましい。平均粒
径が0.01μm未満だとコスト高となり、50μm超だと、
基材から脱落するので好ましくない。リン酸カルシウム
系化合物の気孔率は特に限定されないが、一般的には10
〜80%である。
5〜4g/m2とする。0.5g/m2未満では、十分な吸着
効果が得られず、4g/m2超としても効果に変化が見
られず不必要にコスト高となる。
しめる方法としては、リン酸カルシウム系化合物を分散
した加工液中に基材を浸漬させた後、ゴムロールで挟
み、パディングマングルで余剰液を絞り、その後乾燥さ
せるパディング法が好ましい。パディング法を用いるこ
とにより、不織布の風合いを保ちつつ、繊維全体にリン
酸カルシウム系化合物を担持させることができる。なお
パディング法以外にも、各種バインダーを用いてのグラ
ビア印刷法、スプレー法、ディッピング法等の公知の方
法を用いることができる。
るものであれば、有機酸系、鉄系、ゼオライト、活性
炭、その他任意のものを使用しうる。
れる量とする。十分な脱臭効果が得られる量の1つの目
安として、例えば、足蒸れ防止シート125cm2を30pp
mのアンモニアガスが入った5Lのテドラーバックに入
れ30分後のガス濃度が0になる以上の担持量を基準とす
ることができる。脱臭剤の種類にもよるが、脱臭剤の使
用量は通常0.5〜4g/m2である。
物の場合と同様、パディング法等により基材に含有せし
める。
ウ状球菌等に効果があるものを用いる。このような抗菌
剤として、例えばクロトリマゾール、トルナフタート、
ビフオナゾール、リラナフタート、エコナゾール、ミコ
ナゾール、イソコナゾール、スルコナゾール、チオコナ
ゾール、ラトコナゾール、オキシコナゾール、クロコナ
ゾール、フルコナゾール、イトラコナゾール、トルシク
ラート、ケトコナゾール、ブテナフイン、テルビナフイ
ン、アモロルフイン、エキサラミド、シクロピロクスオ
ラミンより選ばれた1種又は2種以上を用いることがで
きる。これらのなかでも、白癬菌と黄色ブドウ状球菌の
双方に有効という観点から、トルナフタート、シクロピ
ロクスオラミン以外の上記19種の抗菌剤を用いること
が好ましい。
ある。抗菌剤は、上述のリン酸カルシウム系化合物の場
合と同様、パディング法等により基材に含有せしめる。
平面図であり、図2は図1の足蒸れ防止シートを装着し
た状態を示す斜視図である。図1に示すように、本発明
の足蒸れ防止シートは、3つの指挿入部11と、甲をカバ
ーする部分12と、足指の付け根のくぼみをカバーする部
分13と、足裏をカバーする部分14と、足の側面をカバー
する部分15とからなり、甲をカバーする部分12はアーチ
型に切り取られている。シート裏面には図3に示すよう
に粘着部16が設けられている。
を挿入すると、シートの13の領域が足指の付け根のくぼ
みに沿わせ湾曲し、各々の足指の間が隔離されるととも
に、足指の先端部はシートから突出した状態になる。こ
のため、特に汗をかきやすい足指の間がしっかりとカバ
ーされるとともに、足指付近の通気性が向上し足蒸れが
防止されて履き心地が向上する。
の切り込みが入れられているが、斜めに切り込みを入れ
ても良いし、また円形、楕円形、ひし形等に切り抜いて
も良い。
の側面をカバーする部分15a、15bを重ね合わせ、粘着部
16で固定して、歩行によるシートのズレを防止する。
する部分12の一部を切り取ることにより、甲部分を浅く
したことを特徴とする。甲が浅いので、図4に示すよう
にパンプスやサンダルを履いても、足蒸れ防止シートが
はみ出る心配がない。
チ型に切り取られているが、例えば図5に示すようにV
字型、スクエア型等としてもよい。また指挿入部11が確
保できる限り、できるだけ甲が浅くなるようにしても良
い。指挿入部11から甲部周辺までの距離をdとすると、
dは0.5〜3cm、より好ましくは1〜2cmであるのが好
ましい。0.5cmより短いと、装着時や歩行時に指挿入部1
1が裂ける可能性があるので好ましくない。
部分は、甲部12から左右に伸びる2つの部分15aと、足
裏をカバーする部分14から左右に伸びる2つの部分15b
とからなり、15bを15aに貼り付けて固定しているが、図
6(a)、(b)に示すように15aまたは15bのいずれか一
方のみであっても良い。また、図6(c)に示すように
足の側面をカバーする部分はなくても良い。
図7の裏面図に示すように、汗をかきやすい足の裏のつ
ま先部がカバーされる。足裏をカバーする部分14の形状
は特に限定されず、例えば図8に示すように足裏全体を
被覆しても良い。
うに裏面に粘着部16を有している。粘着部は、甲をカバ
ーする部分12、足裏をカバーする部分14、足の側面をカ
バーする部分15のいずれに設けても良いが、特に足の側
面をカバーする部分15の全体、甲をカバーする部分12の
周辺、足裏をカバーする部分14の周辺に設けることが好
ましい。
るために、図9に示すように裏面に離型紙2を貼ってお
き、装着時に離型紙2を剥がして用いることが好まし
い。
止シートは、足指の挿入部を設けて各々の足指を隔離し
ているため、つま先部分における雑菌の繁殖による悪臭
やカビによる水虫の発生を効果的に抑制することができ
る。また、甲部をカバーする部分の一部をアーチ型等に
切り取って浅くしているので、甲の浅い靴を履いてもは
み出る心配がない。
トを裁断することにより簡単に製造できるので低価格で
提供することができる上、装着感にも優れているので、
使い捨て用の足蒸れ防止シートとして極めて有用であ
る。
図である
示す斜視図である。
図である。
スを履いた状態を示す斜視図である。
面図である。
面図である。
す底面図である。
す底面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 足のつま先部分に被せる足蒸れ防止シー
トにおいて、少なくとも足指の挿入部と、甲をカバーす
る部分と、足指の付け根のくぼみをカバーする部分と、
足裏をカバーする部分とを有し、甲が浅くなるように前
記甲をカバーする部分の一部を切り取ったことを特徴と
する足蒸れ防止シート。 - 【請求項2】 請求項1に記載の足蒸れ防止シートにお
いて、前記甲をカバーする部分をアーチ型に切り取った
ことを特徴とする足蒸れ防止シート。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の足蒸れ防止シー
トにおいて、さらに足の側面をカバーする部分を有する
ことを特徴とする足蒸れ防止シート。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の足蒸れ
防止シートにおいて、綿、絹、羊毛、レーヨン、アセテ
ート、キュプラからなる群から選ばれる少なくとも1種
の繊維を用いた織布又は不織布からなることを特徴とす
る足蒸れ防止シート。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の足蒸れ
防止シートにおいて、リン酸カルシウム系化合物を含有
することを特徴とする足蒸れ防止シート。 - 【請求項6】 請求項5に記載の足蒸れ防止シートにお
いて、前記リン酸カルシウム系化合物が、ハイドロキシ
アパタイトであることを特徴とする足蒸れ防止シート。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の足蒸れ
防止シートにおいて、脱臭剤及び/又は抗菌剤を含有す
ることを特徴とする足蒸れ防止シート。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の足蒸れ
防止シートにおいて、裏面に粘着部を有することを特徴
とする足蒸れ防止シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116976A JP2001299810A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 足蒸れ防止シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116976A JP2001299810A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 足蒸れ防止シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001299810A true JP2001299810A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18628363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116976A Withdrawn JP2001299810A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 足蒸れ防止シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001299810A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021071080A1 (ko) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | 허신행 | 가변형 발가락 밴드 |
KR102280978B1 (ko) * | 2021-05-06 | 2021-07-22 | 김병철 | 통기성과 밀착성이 우수한 발가락 패드 |
KR20210123783A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 허신행 | 가변형 발가락 밴드 |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116976A patent/JP2001299810A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021071080A1 (ko) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | 허신행 | 가변형 발가락 밴드 |
KR20210123783A (ko) * | 2020-04-06 | 2021-10-14 | 허신행 | 가변형 발가락 밴드 |
KR102384172B1 (ko) | 2020-04-06 | 2022-04-06 | 허신행 | 가변형 발가락 밴드 |
KR102280978B1 (ko) * | 2021-05-06 | 2021-07-22 | 김병철 | 통기성과 밀착성이 우수한 발가락 패드 |
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