JPH0210390Y2 - - Google Patents

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JPH0210390Y2
JPH0210390Y2 JP5594585U JP5594585U JPH0210390Y2 JP H0210390 Y2 JPH0210390 Y2 JP H0210390Y2 JP 5594585 U JP5594585 U JP 5594585U JP 5594585 U JP5594585 U JP 5594585U JP H0210390 Y2 JPH0210390 Y2 JP H0210390Y2
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JP
Japan
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click
plate
moderation
gas
operating shaft
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JP5594585U
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JPS61172272U (ja
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ガスコツクの開閉操作を行う際に中
間の切換位置を節度係合による手ごたえと同時
に、クリツク音を発生させて音で確認するように
したガス開閉器の節度音発生装置に関する。
(先行技術の説明) ガスコツク等の操作軸を回動させてガスの開閉
を行う際に、中間の切換位置等で突起部を凹部に
嵌合させるようにして節度の確認を手ごたえで行
う方法はこの出願前本願人も提案しているように
一般に知られている。公知の方法は例えば実公昭
57−36945号公報に示すように、スチールボール
を移動させて凹孔に嵌入させるものであるが、単
にボールを凹部に嵌入させただけでは嵌入時に発
生する音が響きもなく、又にぶくて小さいため
に、音による確認はできない欠点があつた。
(考案の目的) 本考案はこのような従来の欠点に鑑みこれを解
消しようとするもので、その目的の第1は節度係
合の際に、クリツク音を発生することのできるガ
ス開閉器の節度音発生装置を提供することであ
り、第2の目的は嵌合時にクリツク板をストツパ
ーに衝接するように弾いて大きな響きのあるクリ
ツク音を発生することのできるガス開閉器の節度
音発生装置を提供することである。さらに今一つ
の目的は簡単な構成で実施化が容易であり、コス
トの面でも有利なこの種ガス開閉器の節度音発生
装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案はこのような目的を達成するため、始動
位置から中間の切換位置を経て最終位置まで所定
角回動するように設けられた操作軸に、両端を左
右ストツパー間に遊動距離を存して固定されプレ
ート面に上向きに突出する節度段部を形成した金
属プレートよりなるクリツク板と、操作軸と共に
回動してクリツク板のプレート面を摺動する突起
部を形成したクリツク弾片、及び操作軸を回動操
作させる操作レバーとを設けている。
(実施例) 本考案の好ましい実施例を次に示す。第1図は
親子式に2連になつているガスバーナーを操作す
るガス開閉器に本考案を実施した場合を示す。同
図において、コツク部20はコツク軸21の押し
回わし操作により内部の閉子(図示せず)を回動
してガスの点火及びガスの開閉を行うもので、開
閉器部10はこのコツク部20に連動するようケ
ース本体をコツク部と一体に形成している。
開閉器部10は、コツク部20が開に操作され
た状態で操作軸1を操作できるようになつてい
る。第2図はその操作レバー2の操作位置を示し
ている。始切位置aは全開であり、中間bが切換
位置、最終位置cで全閉となる。
操作軸1の内端部には開閉盤13が取付けら
れ、これの回動で通孔11が大から小に向うよう
に連通してガス出口12よりガスが流出する。
操作軸1の外端部には固定ベース14上にクリ
ツク板3とその上にクリツク弾片4及び前記操作
レバー2とを取付ける。
クリツク板3は軸1に対しては自由であるよう
に取付けられるが、ベース14上に固設した左右
ストツパー5,6間に遊動距離Sを存してベース
14上に固定プレートにより形成し、そのプレー
ト面に上向きに突出する節度段部7を一体に設け
る。段部7には平面部7cとその左右両端に節度
部となる肩部7a,7bを有する。
クリツク弾片4は操作軸1にこれと共回動する
ように取付られ、先端に前記クリツク板7のプレ
ート面を摺動して節度部と係合するV形の突起部
4aを設けている。
8はクリツク弾片4を押圧する板ばね、9は締
結用の止ねじである。
コツク部20にはガス流入口22と主出口2
3、パイロツト出口24を有する。コツク軸21
は始動前の全閉位置で押入可能とされ、その位置
で開方向へ回わすと、点火器25が作動すると共
に、主出口23とパイロツト出口24が順次に開
となる。26はコツク軸21にこれと共回動する
ように設けられた連動レバーで、開閉器部10の
操作レバー2にピン15を介して連繋されてい
る。27は操作つまみ、28はばねである。
(作用及び効果) コツク部20のコツク軸21をつまみ27によ
り全閉位置から開方向へ押し回わすと、閉子が通
孔を開くようになつており、主出口23、パイロ
ツト出口24が開口しこれよりガスが流出する。
同時に点火器25が作動して図示省略したメイン
バーナにガスが点火される。この操作で連繋レバ
ー26がピン15より離間する為開閉器部10の
操作レバー2はロツク解除となり、aからb,c
に向い操作可能となる。
開閉器部10の操作レバー2は始動位置aにお
いて全開であるからコツク軸の開操作と同時に開
となり出口12よりもガスが流出し、副バーナー
(図示せず)に点火される。
操作レバー2をaの位置からb,cの方向へ操
作すると開閉盤13が回動してガス通孔11を大
から小となるように調整し、中間の切換点bで最
小となり、bからcにおいて全閉となる。この中
間の切換位置bで往動時と復帰時にクリツク弾片
4の突起部4aが肩部7a,7bに突き当つて乗
り上げ、段部から落下するので、その落下の際に
クリツク板3を弾いてその端片3a、又は3bを
ストツパー5又は6の横壁5a、又は6aに打ち
当てる。このときの衝激でクリツク板3と、スト
ツパー5又は6、及びクリツク弾片4が共鳴して
響きのある大きなクリツク音となる。
第5図はこのクリツク音の発生原理を示す。同
図において、クリツク弾片4がイの状態からプレ
ート面を摺動して左方へ摺動すると同図ロのよう
にその摺動に伴いクリツク板3は遊動距離Sを存
する為左側のストツパー6に当接するように移動
する。段部7に乗り上げて平面部7cから同図ハ
のように肩部7bに落ち込む際に肩部7bを逆方
向へ弾く。その為クリツク板3はレバー2の摺動
方向、したがつてクリツク弾片4とは逆方向に弾
きとばされるように右方へ移動し右側のストツパ
ー5に端片3aが激突する(同図ニ)。復帰の際
には逆にハからロに向うとき、左側のストツパー
6に衝接してクリツク音を発生するので往復2回
切換点bでクリツク音が発生する。
このようにして操作レバー2をa〜bの範囲作
動させて火力の調整を行う。
本考案は上述のように構成されているので、従
来のように突起が凹部に嵌入する際に生じる小さ
なにぶい音と異なりクリツク弾片によりクリツク
板を弾きとばしてストツパーに激突させるもので
あるから共鳴による大きなクリツク音を発生させ
ることができ、構造簡単、安価に実施できる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すガス開閉器の側
面図、第2図は同平面図、第3図は本考案要部の
正面図、第4図は要部の部品斜視図、第5図はク
リツク音発生原理を示す説明図である。 1……操作軸、2……操作レバー、3……クリ
ツク板、4……クリツク弾片、5,6……ストツ
パー、7……節度段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 始動位置から中間の切換位置を経て最終位置ま
    で所定角回動するように設けられた操作軸に、両
    端を左右ストツパー間に遊動距離を存して固定さ
    れプレート面に上向きに突出する節度段部を形成
    した金属プレートよりなるクリツク板と、操作軸
    と共に回動してクリツク板のプレート面を摺動す
    る突起部を形成したクリツク弾片、及び操作軸を
    回動操作させる操作レバーとを設けてなることを
    特徴とするガス開閉器の節度音発生装置。
JP5594585U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0210390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5594585U JPH0210390Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5594585U JPH0210390Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS61172272U JPS61172272U (ja) 1986-10-25
JPH0210390Y2 true JPH0210390Y2 (ja) 1990-03-14

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ID=30579094

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JP5594585U Expired JPH0210390Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7296760B2 (en) * 2004-11-17 2007-11-20 Illinois Tool Works Inc. Indexing valve
KR100761506B1 (ko) 2006-07-26 2007-09-27 린나이코리아 주식회사 가스밸브용 베이스플레이트
JP7307002B2 (ja) * 2020-02-03 2023-07-11 リンナイ株式会社 火力調節装置

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Publication number Publication date
JPS61172272U (ja) 1986-10-25

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