JPS5841421Y2 - ガスコック装置 - Google Patents

ガスコック装置

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JPS5841421Y2
JPS5841421Y2 JP11533477U JP11533477U JPS5841421Y2 JP S5841421 Y2 JPS5841421 Y2 JP S5841421Y2 JP 11533477 U JP11533477 U JP 11533477U JP 11533477 U JP11533477 U JP 11533477U JP S5841421 Y2 JPS5841421 Y2 JP S5841421Y2
Authority
JP
Japan
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shaft
rotation
hammer
lever
engagement
Prior art date
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Expired
Application number
JP11533477U
Other languages
English (en)
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JPS5442033U (ja
Inventor
昭義 倉地
Original Assignee
リンナイ株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP11533477U priority Critical patent/JPS5841421Y2/ja
Publication of JPS5442033U publication Critical patent/JPS5442033U/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コック本体内に頂部の回動軸に連動するテー
パ栓と、該コック本体の外側部に支持板を介して圧電素
子とこれに対向するハンマーとからなる圧電装置とを設
け、該ハンマーをこれに係合する係合片の回動で作動せ
しめる式のガスコンロその他のガス器具に使用するガス
コック装置に関する。
従来、この種装置においては、コック本体の回動軸に操
作摘みを直結して該操作摘みの回動操作でテーパ栓の開
栓と、該回動軸に軸着した係合片を介してハンマーの作
動とを行う式のものは例えば特開昭52−82567号
公報に知られる。
この場合圧電装置により確実な点火を行うためにはテー
パ栓を全開位置への回動に続いて一定の回動範囲に亘っ
て全開状態で回動されるものに構成し、バーナから充分
なガス量が放出された後、該全開回動範囲の終端部にお
いてハンマーの作動による圧電装置の点火作動を行わせ
ることが望まれるが、操作摘みは片手回しによる単一の
回動操作で回動し得る回動角が人間工学的に略135度
と小さく、これより大角度の回動範囲にテーパ栓を回動
せしめるときは操作摘みを持直す必要があって不便であ
るためテーパ栓は135度以内の回動範囲で所定の開栓
作動を行い得られるものに構成するを一般とし、かかる
狭い回動範囲において上記した全開回動範囲を所望の広
範囲に取れば、テーパ栓の回動に半開用その他の機能を
備えた回動範囲を付加することθS困難となる不都合を
伴う。
本考案はかかる不都合を無くした装置を提供することを
その目的とするもので、コック本体1内に頂部の回動軸
2に連動するテーパ栓3と、該コック本体1の外側部に
支持板4を介して圧電素子5とこれに対向するハンマー
6とから成る圧電装置γとを設け、該ハンマー6をこれ
に係合する係合片8の回動で作動せしめる式のものにお
いて、前記回動軸2上に駆動板10を取付けると共に前
記支持板4の1側に軸支した操作レバー9を該回動軸2
を跨いだ他側に延長し、その他側に取着けた可動板11
に操作レバー9の回動力向に間隔を存して複数の係合溝
12を設け、且つ駆動板10にこれと同様の間隔を存し
て係合ピン13を設け、操作レバー9の揺動道程におい
て、これら係合溝12とピン13,13とを順次係合さ
せて駆動板10を介して回動軸2を回動させると共に、
前記係合片8を、回動軸2の回動方向に少許の遊び8c
を介して遊嵌し、回動軸2の回動操作に遅れて回動操作
されるようにして成る。
図示する実施例の前記支持板4はコック本体1の上蓋1
aに挿通係止せしめて該コック本体1の後側部に前記圧
電装置7を配設して成り、該圧電装置7の後側部に設け
た軸支部4aにおいて前記操作レバー9を該圧電装置7
とコック本体1の上方に一側から他側に向って揺動自在
に軸支せしめるようにした。
前記操作レバー9と駆動板10とは、該レバー9に取付
けた可動板11にその揺動方向に間隔を存して設けた係
合溝12.12と、駆動板10にその回動方向に間隔を
在して突設した係合ピン13.13とにおいて連結する
もので、該駆動板10を前記コック本体1の回動軸2に
軸着して該レバー9の一側から他側への揺動によれば係
合溝12.12に係合ピン18,182)i順次に係合
されて、駆動板10、従ってこれに回動軸2を介して連
結されるテーパ栓3に略180変の回動が与えられるよ
うにした。
前記テーパ栓3は、コック本体1の側部のガス流入口1
bにその回動に伴い順次に接続される主開口3aと小径
の副開口3bとを側面に備えてこれら両開口3a 、3
bを軸線方向のガス通孔3cを介してコック本体1の底
部のガス流出口1cに連通ずるもので、該テーパ栓3の
閉栓位置(第4図a示の状態)から略30度乃至120
度の回動範囲において主開口3aとガス流入口1bとが
接続される全開状態(第4図す示の状態)と、次し)で
略160度乃至180度の回動範囲において副開口3b
とガス流入口1bとが接続される半開状態(第4図C示
の状態)とに開栓回動され、ガス流出口1cに連るバー
ナ(図示しない)へのガス送気が行われるようにした。
前記係合片8は、根部のD形溝8aにおいて前記回動軸
2に軸着し、先端の係合突起8bにおいて前記圧電装置
Iのハンマー8に係合せし7めるもので、D形溝8aと
回動軸2との間に少許の遊び8cを存して、該回動軸2
の回動によれば、該遊び8cにより回動軸2の回動に遅
れて係合片8が回動し、保合突起8bのハンマー6への
係合でこれにはね6aに抵した退去動と、該回動軸2の
略90度回転による係合片8の所定位置への回動で該係
合突起8 b O(ハンマー6の側方に外れてこれにば
ね6aの弾発力による進出動とθS与えられ、該ハンマ
ー6の打撃作動で圧電素子5から導出せしめたリード線
5aを介してバーナの近傍に配置せしめた放電電極(図
示しない)での火花放電が行われるようにした。
尚、該係合片8と前記駆動板10とは中間にはね14を
介在させて互に前記回動軸2に摺動自在に軸着するもの
で、該回動軸2の戻し回動により係合突起8bが進出位
置に存するハンマー6の周面に当接したときに、係合片
8がばね14に抗して上動され、該ハンマー6を乗り越
えて所定の初期位置に復帰されるようにした。
図面で15は支持板4の前端折曲縁4bに形成した操作
レバー9の挿通案内溝で、前記ばね14により駆動板1
0と可動板11とを介して上方に弾発される操作レバー
9を一側の初期位置において係止する一端の係止部15
aと、該レバー9を押下げてこれを前記テーパ栓3の全
開回動範囲において揺動せしめる一側の第1揺動部15
bと、該レバー9の抑圧操作を解いてこれを前記テーパ
栓3の半開回動範囲において揺動せしめる他側の第2揺
動部15cとを備え、該第2揺動部15cからの操作レ
バー9の戻し操作によれば、中間の傾斜部15dにおい
て該レバー9が第1揺動部15bに移行されて一側の初
期位置において前記係止部15aに係合されるようにし
た。
次いでその作動を説明するに、操作レバー9を押下げて
案内溝15の第1揺動部15bに揺動させれば、1駆動
板10を介して回動軸2に大角度の回動が与えられ、テ
ーパ栓8に略30度乃至110度に及ぶ全開回動範囲で
の開栓回動と、係合片8を介してハンマー6に全開回動
範囲の終端部即ち回動軸2の略90度回転位置での打撃
作動とが与えられ、バーナから充分なガス量が放出され
た状態で圧電装置7による点火が行われで、バーナにお
ける強火の燃焼を行うことが出来る。
次いで、操作レバー9の押圧操作を解いてこれを案内溝
15の第2揺動部15cに揺動すれば、テーパ栓3が半
開回動範囲に回動されて、バーナにおける弱火の燃焼を
行うことが出来る。
この様に本考案によるときは回動軸2上に駆動板10を
取付けると共に支持板4の1側に軸支した操作レバー9
を該回動軸2を跨いだ他側に延長し、その他側に取着け
た可動板11に操作レバー9の回動方向に間隔を存して
複数の係合溝12を設け、且つ駆動板10にこれと同様
の間隔を存して係合ピン13を設け、操作レバー9の揺
動道程において、これら係合溝12とピン13とを順次
係合させて駆動板10を介して回動軸2と圧電装置7の
ハンマー6に係合する係合片8とを操作するようにした
ので、操作レバー9の小さい回動操作で回動軸2を大き
く回動出来る。
換言すれば、該レバー9を操作途中で持ち直すことなく
テーパ栓3に所望の大角度の回動を与えることが出来、
該テーパ栓3の全開回動範囲を広く取って、該回動範囲
の終端部において圧電装置7による確実な点火を行わせ
るようにしても、半開用その他の機能を備えた回動範囲
をテーパ栓3の回動範囲内に付加せしめることが出来て
、上記従来式の不都合を確実に解消し得られ、ハンマー
6に係合する係合片8は、回動軸2の回動方向に少許の
遊び8cを介して遊嵌し、回動軸2の回動操作に遅れて
回動操作されるようにしたので、圧電素子5による点火
の発生時期のタイミングを簡単に取り得られる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例の平面図、第2図は第1図の
■−■線截線側断側面図3図は第1図のIII−I純正
面図、第4図abcは夫々テーパ栓の作動を示す拡大裁
断平面図である。 1・・・・・・コック本体、2・・・・・・回動軸、3
・・・・・・テーパ栓、4・・・・・・支持板、5・・
・・・・圧電素子、6・・・・・・ハンマー 7・・・
・・・圧電装置、8・・・・・・係合片、9・・・・・
・操作レバー 10・・・・・・駆動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コック本体1内に頂部の回動軸2に連動するテーパ栓3
    と、該コック本体1の外側部に支持板4を介して圧電素
    子5とこれに対向するハンマー6とから成る圧電装置7
    とを設は該ハンマー6をこれに係合する係合片8の回動
    で作動せしめる式のものにおいて、前記回動軸2上に駆
    動板10を取付けると共に前記支持板4の1側に軸支し
    た操作レバー9を該回動軸2を跨いだ他側に延長し、そ
    の他側に該操作レバー9の軸支部4aを中心とする円弧
    状の可動板11を設け、該可動板11に操作レバー9の
    回動方向に間隔を存して該軸支部4aを中心とする半径
    方向の複数の係合溝12を設け、且つ駆動板10にこれ
    と同様の間隔を存して係合ピン13を設け、操作レバー
    9の揺動道程において、これら係合溝12とピン13と
    を順次係合させて駆動板10を介して回動軸2を回動さ
    せると共に、前記係合片8を、回動軸2の回動方向に少
    許の遊び8cを介して遊嵌し、回動軸2の回動操作に遅
    れて回動操作されるようにして成るガスコック装置。
JP11533477U 1977-08-30 1977-08-30 ガスコック装置 Expired JPS5841421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11533477U JPS5841421Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 ガスコック装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11533477U JPS5841421Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 ガスコック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5442033U JPS5442033U (ja) 1979-03-20
JPS5841421Y2 true JPS5841421Y2 (ja) 1983-09-19

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ID=29066871

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JP11533477U Expired JPS5841421Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 ガスコック装置

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JP2006258163A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Nok Corp 密封装置

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JPS5442033U (ja) 1979-03-20

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