JPH02103136A - エンボス賦型用フィルム、その製造方法およびエンボス模様つき成形品の製造方法 - Google Patents

エンボス賦型用フィルム、その製造方法およびエンボス模様つき成形品の製造方法

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JPH02103136A
JPH02103136A JP25806088A JP25806088A JPH02103136A JP H02103136 A JPH02103136 A JP H02103136A JP 25806088 A JP25806088 A JP 25806088A JP 25806088 A JP25806088 A JP 25806088A JP H02103136 A JPH02103136 A JP H02103136A
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embossing
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thermoplastic
embossed
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JP25806088A
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Takashi Taruya
樽谷 隆至
Isao Yoshimura
功 吉村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は精密エンボス模様つき成形品の製造に関し、エ
ンボス賦型用フィルム、その製造方法およびそのエンボ
ス賦型用フィルムを用いたエンボス模様つき成形品の製
造方法を包含する。 (従来の技術] 成形品の表面にエンボス模様を設けて美麗な意匠のもの
とする場合、最も一般的な手法は、エンボスを有する化
粧シートを成形品の表面に貼ることである。 最近では
、化粧シート表面に「精密エンボス」とよばれる、たと
えばヘアライン調の細かい模様を設け、その方向を種々
変えて見る角度で光沢が異なるようにするなどの手法で
深みのある美しい意匠を与えることが試みられている。 ところが、成形品の表面においても成形用樹脂の特性を
利用したい場合、たとえばエンジニアリングプラスチッ
クスでつくった成形品の多くはその表面に化粧シートを
貼るわけにいかず、成形品の表面に直接エンボス模様を
形成しなければならない。 エンボス版を成形品の表面に熱プレスすれば、そこにエ
ンボス模様を形成できるが、プレス圧によって成形品が
変形してしまうことが多い。 また、エンボス模様を形
成できる部分が限られ、成形品の全体に−様な模様を設
けることができない。 成形用樹脂を射出成形するときに、所望のエンボス模様
を表面に形成した金型を使用すれば、このような問題は
解消する。 しかし、異なる模様ごとに金型を製作しな
ければならず、それは手数と費用がかかって実用的では
ない。 そのうえ、金型表面に微細なエンボスを設けた
り、これを成形樹脂へ忠実に転移させるのは技術上の問
題が多く、前記したような精密エンボスを直接金型から
与えることは困難である。 成形品の表面に直接エンボスを付与する実用的な手段と
して、最近、凹凸模様を形成したシートを射出成形用金
型に配置して溶融樹脂を射出成形し、ついで前記シート
を剥離することからなる方法が開示された(特開昭63
−224918号)。 この技術は、白勅車のインパネパッドの成形のために開
発されたものであって、通常のシボの形成には適切であ
るが、微細なエンボスを成形品の表面に付与するには不
十分である。 その理由は、一般にフィルムのエンボス適性と耐熱性と
が両立し難いことにある。 耐熱性の高いフィルムはエ
ンボス適性が乏しくて、その表面に微細なエンボスを設
けることができない。 −方、エンボス適性の良好なフ
ィルムは耐熱性が低く、成形時の熱によって、エンボス
模様が消失するか、消失しないまでも凹凸が浅くなって
しまう。 (発明が解決しようとする課題] 本発明は、精密なエンボス模様をもつ成形品を低コスト
で簡易に製造できるようにしようという意図の下になさ
れたものであって、射出成形時の熱に耐えて微細な凹凸
を与えるエンボス賦型用フィルム、その製造方法および
それを使用した精密エンボス模様つき成形品の!!JM
方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明のエンボス賦型用フィルムの第一の態様は、第1
図に断面を示すとおり、熱可塑性樹脂の基材フィルム(
2A)に、成形用樹脂と密着せず、かつ熱可塑性ではあ
るが成形時の熱では軟化しない合成樹脂の表面フィルム
(3A)とからなり、表面フィルム側に精密エンボスな
どのエンボス(4)を設けてあることを特徴とするエン
ボス賦型用フィルム(1A)である。 基材フィルムは、エンボス賦型用フィルムにエンボス適
性をもたせるためのものであり、表面フィルムよりも熱
圧エンボス適性が良好な既知の熱可塑性樹脂のフィルム
からえらぶ、、 望ましくは、表面フィルムよりも軟化
点の低い樹脂を用いる。 それにより、表面フィルム単体ではシボの入らない温度
、圧力でエンボスした場合でも、基材フィルムが変形す
ることによって、基材フィルムと表面フィルムとの積層
体には良好なシボが入り、エンボス適性と表面フィルム
の耐熱性とを両立させることができるからである。 表
面フィルムは、成形時の熱では軟化せず、しかも成形侵
は成形品から容易に剥離できるような合成樹脂のフィル
ムをえらぶ。 このように、基材フィルムおよび表面フィルムの適切な
ものは、成形に使用する樹脂によって異なる。 −例を
挙げれば、成形用樹脂がABS樹脂であるとき、塞材フ
ィルムにはポリ塩化ビニルのフィルムを、表面フィルム
にはポリアミドのフィルムを使用すればよい。 本発明のエンボス賦型用フィルムの第二の態様は、第2
図に示すとおり、熱可塑性樹脂の基材フィルム(2B)
と、成形性を残した電離放射線硬化樹脂の塗膜(3B)
とからなり塗膜に精密エンボスなどのエンボス(4)を
設けてあることを特徴とするエンボス賦型用フィルム(
1B)である。 第三の態様は、第二の態様で電離放射線硬化性樹脂の塗
膜の代りに、固体の電離放射線硬化性樹脂フィルムを積
層したものである。 基材フィルムには、ポリアミド、ABS樹脂、ポリ塩化
ビニルなど熱可塑性樹脂のフィルムを使用する。 第二
の態様において、基材フィルムは硬化塗膜を形成するた
めの基材であり、また賦型用フィルムの成形性を高める
ためのものである。 第一の態様の基材フィルムのように、そこに精密エンボ
スを形成して保持させるわけではないので、第一の態様
はど低い軟化点をもつものでなくともよい。 精密エンボスなとのエンボスを設ける電離放射線硬化性
樹脂は、既知のものを使用すればよい。 塗膜を硬化させた後もエンボス賦型用フィルムの表面が
非粘着性の固体であって成形性をもつようにするには、
オリゴマーまたはプレポリマーの比率が高いものや、熱
可塑性樹脂をブレンドしたものを用いる。 賦型用フィルムに設ける精密エンボスは、任意にえらん
でよいが、ひとつの好適な例を示せば、平行な直線また
は曲線を形成する凹凸ないし溝の群とそれを囲む閉じた
境界線とからなるパターンの果合体であって、境界線を
共有して隣り合うパターンの平行な直線または直線の群
の方向が異なり、線の深さおよび間隔が0.1〜100
μであって、境界線を介して隣接する線群の方向差は5
°以上のものである。 この種のパターンは、視差によ
って各閉領域の光沢が変ることに、その意匠の特色があ
る。 隣接する線群の方向がすべて異なるようにするに
は、位相幾何学の「4色問題の定理」から、方向差の種
類が4種類以上あることが必要十分である。 本発明のエンボス賦型用フィルムは、以下のようにして
製造することができる。 第一の態様のエンボス賦型用フィルムを製造する方法は
、寸法安定性のよい合成樹脂の裏打らフィルム上に、熱
可塑性樹脂の基材フィルム、および成形用樹脂と熱融着
せず、かつ熱可塑性ではあるが成形時の熱では軟化しな
い合成tfA脂の表面フィルムを順に積層し、ついでそ
の積層フィルムの表面フィルム側にエンボス版を加熱加
圧してエンボス加工を施したのち、裏打ちフィルムを剥
離することからなる。 衷打ちフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート
、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、トリ
アセテート、ボリアリレートなどの寸法安定性のよいフ
ィルムが適当である。 厚さは10〜100μ、とくに
25〜50μのものが使いやすい。 これら衷打ちフィ
ルムは、エンボス加工時の熱や張力により基材フィルム
や表面フィルムが伸びたり変形したり、あるいはエンボ
スパターンが寸法変化を起したりしないようにはたらく
。 射出成形をする時点では、裏打らフィルムは成形性
を損うので除去してなければならない。 このため、裏
打ちフィルムと基材フィルムとの間は仮接着状態であっ
て、容易に剥離できるように積層する必要がある。 第二の態様のエンボス賦型用フィルムを製造するひとつ
の方法は、熱可塑性樹脂の基材フィルム上に、電離放射
線硬化性樹脂の塗IIを塗布し、エンボス形状をそなえ
た合成樹脂フィルムをモの上に積層し、電mll1射線
を照射して塗膜を硬化させたのち、エンボス形状をそな
えた合成樹脂フィルムを剥離することからなる。 電離放射線は、電子線および紫外線が代表的である。 
前者は各種の電子線加速機から放出され、50〜100
0keV、好ましくは100〜300keVの範囲のエ
ネルギーをもつ電子線が用いられ、俊者は、高圧水銀灯
、そのほかの紫外線源から発するものを用いる。 第二の態様のエンボス賦型用フィルムを製造する別の方
法は、熱可塑性樹脂の基材フィルム上に、未硬化状態で
も非粘着性であって熱可塑性をもつ電離放射線硬化性樹
脂の塗料を塗布して乾燥し、塗膜にエンボス版を加熱加
圧してエンボス加工を施し、ついで電離放射線を照射し
て塗膜を硬化させるこ4とからなる1゜ 第三の態様は、第二の態様において、電離放射線硬化性
塗料を塗布する代りに、熱可塑性樹脂中に電離放射線硬
化性樹脂を反応性可塑剤として添加して製膜した電離放
射線硬化性フィルムを、基材フィルムにドライラミネー
ト、熱融着などの手段で積層したものを用いる。 未硬化状態でも非粘着性であって熱可塑性をもつ電離放
射線硬化性樹脂には、ガラス転移温度が0〜250℃の
ポリマー中にラジカル手合性不飽和基を有するものや、
融点が20〜250℃でありラジカル重合性不飽和基を
有する化合物がある。 これらを混合して用いることもでき、さらに、それらに
対してラジカル重合性不飽和単量体を加えて使用するこ
ともできる。 電離放射線硬化性フィルムは、熱可塑性樹脂としてポリ
塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリウレタンなどを用い、
その100重量部に対して、電離放射線硬化性樹脂とし
てアクリル、不飽和ポリエステル、ウレタンアクリレー
トなどの多官能性ポリマー、オリゴマーまたは七ツマ−
を10〜50重量部配合し、必要に応じてフタル酸エス
テルのような可塑剤を30重量部、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ベンゾイルパーオキサイドなどの反応開始剤
、ベンゾフェノン、ベンゾイルアルキルエーテルなどの
光増感剤を0.5〜5重量部、安定剤、充填剤などを適
量添加して組成物とし、それをカレンダー法など既知の
方法で製膜したものである。 本発明のエンボス模様つき成形品の製造方法は、第3図
に示すように、上記のエンボス賦型用フィルム(1)を
射出成形用金型(6A、6B>のキャビティ形状に予備
成形し、精密エンボス面を金型キャビティ側になるよう
に配置して成形用樹脂を射出成形し、成形品からエンボ
ス賦型用フィルムを剥離することからなる。 成形品の材料すなわち成形用樹脂は、射出成形可能なも
のなら任意に選択使用できることはもちろんである。 
代表的なものは、ポリスチレン、アクリル樹脂、As樹
脂、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリフエニレンエ
テール、ポリアミド、ポリエーテルサルホン、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルケトン、ポリメチルペンテン
、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどである。 [作 用] 本発明の第一の態様のエンボス賦型用フィルムは、ある
程度の耐熱性をもちエンボス適性の良好な基材フィルム
と、ある程度の成形性を・しち耐熱性の高い表面フィル
ムとを積層し、表面フィルムにエンボスを設けたことに
より、微細で深いエンボス形成を基材フィルムが可能に
し、形成されたエンボスを表面フィルムが維持するとい
う分担により、エンボス適性と耐熱性とを両立させた。 本発明の第二および第三の態様のエンボス賦型用フィル
ムも、これに似た原理によるものであって、熱可塑性の
基材フィルムに、エンボスを形成した電離放射線硬化塗
膜を設けたことにより、エンボスが成形時に熱変形する
ことがないようにした。 エンボス賦型用フィルムには
成形性が必要であるところ、熱可塑性樹脂フィルム上に
成形性を残した硬化塗膜を設けることにより、エンボス
賦型用フィルム全体としては必要な成形性をもたせると
ともに、エンボスの耐熱性を実現している。 これらのエンボス賦型用フィルムを金型表面に配置して
射出成形を行なうと、成形された樹脂の表面はエンボス
賦型用フィルムの表面と同じ形状となるから、樹脂が固
化した後に賦型用フィルムを剥離すれば、成形品の表面
には1ンボスがあられれる。 [実施例1] 厚さ50μのポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルムと厚さ40μのポリ塩化ビニル(PVC)フィル
ムとからなるフィルム(日本カーバイド工業■製)のP
VC側に、厚さ20μのポリアミドフィルム(三菱樹脂
■製)をラミネートした積層フィルムを用意した。 その積層フィルムのポリアミドフィルム面に、モザイク
様のエンボスパターンを形成した。 そのパターンは、
深さ5μで幅10μの直線が10μ間隔で平行に並びに
、直線群の方向がOo (基準)、30°、60” 、
90°の4種類であるものを、境界線を介して隣接する
各領域の直線群の方向が異なるように配列したものであ
る。 次にPETフィルムを剥離して、本発明のエンボス賦型
用フィルムを得た。 得られたエンボス賦型用フィルムを射出成形金型を利用
した圧空成形により予備成形し、そのまま金型内に置い
てABS樹脂(束しくII製)を射出して、成形終了後
に賦型用フィルムを剥離した。 得られた成形品の表面には、賦型用フィルムの形状を写
したエンボスが形成されていた。
【実施例2】 可塑剤23 phrを含有するPVCの厚さ100μの
フィルム上に、溶剤乾燥後は未架橋でも非粘着性で熱可
塑性をもつ固体である紫外線硬化性塗料「ユピマー」 
(三菱油化■製)を塗布して乾燥した。 金属エンボス版を塗工面に加熱加圧して、実施例1と同
じエンボス形状を与えたのち、出力80W/cItの高
圧水銀灯からの紫外線を照射して硬化させ、エンボス賦
形フィルムを用意した。 これを用いて、実施例1と同様に射出成形を行ない、表
面に賦形フィルムのエンボス形状を忠実に再現した成形
品を得た。
【発明の効果】
本発明のエンボス賦型用フィルムを用いてプラスチック
成形品のエンボス模様づけを行なえば、複雑な形状の成
形品にも、正確な模様と深さをもっだ「精密エンボス」
を与えることができる。 従って、成形用樹脂の特性を生かすことが容易であるし
、従来の熱プレスエンボスのように成形品に歪が生じた
りすることもない。 エンボス賦型用フィルムの製造は容易であり、そのコス
トは低廉であるから、多種類を用意することは簡易にで
きる。 それらを選択使用することにより、ひとつの金
型で種々の模様をもった成形品を製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、ともに本発明の賦型用フィルム
の構成を示す、模式的な断面図である。 第3図は、本発明の成形品の製造方法を説明するための
射出成形金型の断面図である。 1.1A、1B・・・賦型用フィルム 2A、2B・・・基材フィルム 3A・・・表面フィルム 3B・・・硬化塗膜 4・・・エンボス 6A、6B・・・金 型 第1!!I 第2el 特許出願人   大日本印刷株式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫 第3E!1 手続ネ11】1裏(自発) 昭和63年12I’15日 1゜ 2゜ 3゜ 4゜ 事件の表示 昭和63年特許願第258060号 発明の名称 エンボス賦型用フィルム、その製造方法およびエンボス
模様つき成形品の製造方法 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都新宿区市谷加賀町−丁目1番1号名 
称  (289)大日本印刷株式会社代表者 北島義俊

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂の基材フィルムと、成形用樹脂と熱
    融着せず、かつ熱可塑性ではあるが成形時の熱では軟化
    しない合成樹脂の表面フィルムとからなり、表面フィル
    ム側にエンボスを設けてあることを特徴とするエンボス
    賦型用フィルム。
  2. (2)熱可塑性樹脂の基材フィルムと、成形性を残した
    電離放射線硬化樹脂の膜とからなり、塗膜にエンボスを
    設けてあることを特徴とするエンボス賦型用フィルム。
  3. (3)エンボスが平行な直線または曲線の群とそれを囲
    む閉じた境界線とからなるパターンの集合体であつて、
    境界線を介して隣り合う平行な直線または曲線の群の方
    向が異なり、線の深さおよび間隔が0.1〜100μで
    ある請求項1または2のエンボス賦型用フィルム。
  4. (4)請求項1のエンボス賦型用フィルムの製造方法で
    あって、寸法安定性のよい合成樹脂の裏打ちフィルム上
    に、熱可塑性樹脂の基材フィルム、および成形用樹脂と
    熱融着せず、かつ熱可塑性ではあるが成形時の熱では軟
    化しない合成樹脂の表面フィルムを順に積層し、ついで
    その積層フィルムの表面フィルム側にエンボス版を加熱
    加圧してエンボス加工を施したのち、裏打ちフィルムを
    剥離することからなる製造方法。
  5. (5)請求項2のエンボス賦型用フィルムの製造方法で
    あって、熱可塑性樹脂の基材フィルム上に電離放射線硬
    化性樹脂の塗料を塗布し、エンボス形状をそなえた合成
    樹脂フィルムをその上に積層し、電離放射線を照射して
    塗膜を硬化させたのち、エンボス版をそなえた合成樹脂
    フィルムを剥離することからなる製造方法。
  6. (6)請求項2のエンボス賦型用フィルムの製造方法で
    あつて、熱可塑性樹脂の基材フィルム上に未硬化状態で
    も非粘着性であって熱可塑性をもつ電離放射線硬化性樹
    脂の塗料を塗布して乾燥し、塗膜にエンボス版を加熱加
    圧してエンボス加工を施し、ついで電離放射線を照射し
    て塗膜を硬化させることからなる製造方法。
  7. (7)請求項1または2のエンボス賦型用フィルムを射
    出成形用金型のキャビティ形状に予備成形し、精密エン
    ボス面を金型キャビティ側になるように配置して成形用
    樹脂を射出成形し、成形品からエンボス賦型用フィルム
    を剥離することからなるエンボス模様つき成形品の製造
    方法。
JP25806088A 1988-10-13 1988-10-13 エンボス賦型用フィルム、その製造方法およびエンボス模様つき成形品の製造方法 Pending JPH02103136A (ja)

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