JPH0210211Y2 - - Google Patents

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JPH0210211Y2
JPH0210211Y2 JP8328882U JP8328882U JPH0210211Y2 JP H0210211 Y2 JPH0210211 Y2 JP H0210211Y2 JP 8328882 U JP8328882 U JP 8328882U JP 8328882 U JP8328882 U JP 8328882U JP H0210211 Y2 JPH0210211 Y2 JP H0210211Y2
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JP
Japan
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guide
guide pin
guide groove
groove
pin
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JP8328882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば、吊戸棚の扉、レンジフード、
物入れの蓋、持上げベツド、ライテイングテーブ
ル、車止めのチエンポール、テーブル、チエアの
上げ下げ等において、それらの開き角度、高さ調
整、延出度等の位置決めを行なう装置に関する。
従来、上述位置決め装置において、扉等と、そ
の取付枠等に、夫々一端を枢着し、扉等の開閉動
作により伸縮連動可能なるよう本体とステーを相
互にスライド自在に係嵌し、扉等の開き角度を多
段階に位置決めできるようにしたものが知られて
いる。
しかし、上述従来例によると、二段以上に開成
後、閉成しようとする際、各段位置でストツプし
てしまう為、その都度ストツプ解除操作を行なう
必要があつて閉成完了に手数を要する難点があつ
た。
そこで本考案は上述従来の難点を除去すべく多
段位置決め装置を改良したものであつて、その目
的とするところは、二段以上の開成及び閉成を途
中でストツプさせることなく一度に開成及び閉成
完了可能で、かつ開成及び閉成作動時、所望の段
に簡易な操作だけでストツプさせることができる
ようにすることにある。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第6図に示したように、本体1
とステー2は長手方向へスライド自在に係嵌して
ある。
上記本体1は、横断面矩形状の中空体1a内
に、ガイド部材1bを嵌着し、更に端部にエンド
プラグ1c、ボトムプラグ1dを嵌着して一体に
形成してある。
又、上記ステー2は帯状に形成されていて、本
体1内である奥端側の一側には、先端一側にはガ
イドピン4を付設したストツパープレート3を本
体1の高さ方向へ回動可能に、かつ第5図に矢印
で示した本体1の幅方向へ揺動可能に軸5により
枢着してあり。上記軸5に外装したバネ6により
本体1の高さ方向である上方へ回動されるよう弾
撥付勢させてある。
一方、上記本体1内の幅方向一側には、長さ方
向に上部ガイド溝7と、下部ガイド溝8を適宜間
隔だけ離して上下配置に並設してあつて、該上部
及び下部両ガイド溝7,8に両端を連通して、ス
テー2の引き出し動作により上記ガイドピン4を
上部ガイド溝7から下部ガイド溝8に係嵌案内可
能なるよう前方へ向け下降傾斜して形成した傾斜
ガイド溝9と、該傾斜ガイド溝9の前方位置にあ
つて、ガイドピン4を下部ガイド溝8から上部ガ
イド溝7へ係嵌案内可能で、かつ途中に係合保持
可能に、側面略くの字に屈曲して形成したガイド
兼係合凹溝10を具備してなる位置決め機構1
1,11′……を本体1の長手方向へ複数個適宜
間隔毎に設け、各位置決め機構11,11′……
におけるガイド兼係合凹溝10の屈曲部に設けら
れた位置決め部10aに上記ガイドピン4を係止
することで、多段階に位置決めするよう構成した
ものである。
こゝで上記本体1が単体からなる場合は、直接
その内面に上記位置決め機構11,11′……を
設け、又図示例の如く、中空体1aとガイド部材
1bからなる場合は、そのガイド部材1bに設け
るようにする。
又、上記上部ガイド溝7は、閉成(挿入)位置
から一段目の位置決め位置までのストローク分だ
け、下部ガイド溝8より長手方向奥端側へ延出し
て長く設けてあると共に、各位置決め機構11,
11′……の傾斜ガイド溝9,9との境には、そ
のガイド溝7内を、図において長手方向右側(引
出側)から左側(奥端側)へガイド可能で、かつ
それと反対方向へのガイドを阻止可能に、一端を
垂直面12aに、他側を傾斜面12bに設けたガ
イドピン規制突部12,12を夫々設けて形成さ
れている。
又、上記上部ガイド溝8も、上記位置決め機構
11,11′におけるガイド兼係合凹溝10との
境に、そのガイド溝8内をガイドピン4が図にお
いて左側(奥端側)から右側(引出側)へガイド
可能で、かつそれと反対方向へのガイドを阻止可
能に、一端を垂直面13aに、他側を傾斜面13
bに設けたガイドピン規制突部13を設けて形成
してある。
更に、上記ガイド兼係合凹溝10は、第3図、
第6図に明示したように、屈曲した位置決め部1
0aの進路における前後に、ガイドピン4を下部
ガイド溝8側から上部ガイド溝7側へのみガイド
可能で、それと反対方向へのガイドを阻止可能
に、一側を垂直面14a,15aに、他側を傾斜
面14b,15bに設けられるガイドピン規制突
部14,15を夫々設けて形成してある。
而して上記構成において、これを例えば吊戸棚
の扉開き位置決め装置として用いる場合は、本体
1とステー2の端部をキヤビネツトと扉に枢着
し、扉の開閉に伸縮連動するよう取付ける。
扉閉成時は、本体1に対してステー2は押し込
みエンドまで押し込まれるから、この時ストツパ
ープレート3のガイドピン4は上部ガイド溝7の
奥端位置、つまり第2図に示した閉成位置○イ点に
ある。
上記閉成位置から開成されると、ステー2は図
において右方向へ引き出しされるが、上記○イ点か
らスタートしたガイドピン4は1段目の位置決め
機構11までスライドして、その傾斜ガイド溝9
に位置すると、当該ガイドピン4は、ガイドピン
規制突部12の垂直面12aにより直進を阻止さ
れ、ストツパープレート3に付勢したバネ6の力
に抗して傾斜ガイド溝9に下降係嵌され、下部ガ
イド溝8に案内される。
更にステー2が引き出しされることで下部ガイ
ド溝8に案内されるガイドピン4は、ガイドピン
規制突部13を乗り越え、その位置でステー2を
僅かに押し込むと、ガイドピン4はガイド兼係合
凹溝10に案内され、かつバネ16によりストツ
パープレート3は上方へ回動されて位置決め部1
0aに係止され、第2図に示した1段目位置○ロに
位置される。
次いで、上記1段目位置○ロから開成動作してス
テー2が引き出されると、ガイドピン4はガイド
兼係合凹溝10の上側部によつて案内されて上部
ガイド溝7に係嵌され、該上部ガイド溝7に案内
されて、2段目の位置決め機構11′位置までス
ライドすると、ガイドピン4は上述と同様にして
傾斜ガイド溝9に係嵌案内されて下部ガイド溝8
に係嵌する。
以下上述1段目における場合と同様にしてガイ
ドピン4は位置決め部10aに係嵌し、第2図に
示した2段目位置○ハに係止保持される。
このようにして2段以上に開成後、閉成すると
きは、僅かに開成動作すれば、ガイドピン4は、
ストツパープレート3がバネ6により上方へ回動
されるので、上記位置決め部10aからガイド兼
係合凹溝10の上側部を通つて上部ガイド溝7に
係嵌案内される。
従つて、次いで閉成動作するとステー2が押し
込まれることによりガイドピン4は上部ガイド溝
7に案内されて、ガイドピン規制突部12の傾斜
面12bを乗り越えることで、位置○イ点まで進行
して停止し、閉成を完了する。
又、閉成位置○イ点から2段目位置○ハまでステー
2を引き出した後、上述と同様にしてガイドピン
4を位置決め機構11′の位置決め部10aに係
止すれば、1段目位置○ロ点を飛び越して2段目位
置○ハに開成保持することができる。
又、2段目位置○ハに開成係止後、閉成動作を行
なつて、ガイドピン4を2段目の位置決め機構1
1′の位置で僅かにステー2を引き出し、その傾
斜ガイド9に係嵌案内し、下部ガイド溝8に係嵌
した後、閉成動作すると、1段目の位置決め機構
11におけるガイド兼係合凹部10に係合案内さ
れてその位置決め部10aに係合し、1段目位置
○ロ点に保持させることができる。
尚、図示例は2段に位置できるようにした場合
であるが、前記位置決め機構11を、複数個設け
ることで多段位置決めが可能となることは勿論で
ある。
以上説明したように本考案に係る扉等の多段位
置決め装置によれば、本体1内にステー2を伸縮
可能なるよう相互にスライド自在に係嵌してなる
ものにおいて、上記ステー2の奥端側には、先端
部一側にガイドピン4を付設したストツパープレ
ート3を、本体1の高さ方向へ回動かつ本体1の
幅方向へ揺動可能に、バネ6により高さ方向であ
る上方へ弾撥付勢して軸支し、一方上記本体1内
一側には、上部ガイド溝7と下部ガイド溝8を並
設し、該上部及び下部両ガイド溝7,8に連通し
て、ガイドピン4を上部ガイド溝7から下部ガイ
ド溝8へ係嵌案内可能なるよう設けた傾斜ガイド
溝9と、該傾斜ガイド溝9の引出側にあつて、ガ
イドピン4を下部ガイド溝8から上部ガイド溝7
へ係嵌案内可能に、かつガイドピン4の後退を阻
止して係止可能なるよう側面略くの字形状に設け
たガイド兼係合凹溝10とからなる位置決め機構
11,11′を本体長手方向へ適宜間隔にて複数
個設け、上記ガイド兼係合凹溝10が、順次下部
ガイド溝8のガイドピン4を案内する傾斜面14
bと当該ガイドピン4の逆行を阻止する垂直面1
4aとからなるガイドピン規制突部14と、屈曲
した位置決め部10aと、当該ガイドピン4を上
部ガイド溝7へ案内する傾斜面15bと、当該ガ
イドピン4の逆行を阻止する垂直面15aとから
なるガイドピン規制突部15とからなり、上部ガ
イド溝7にあつて傾斜ガイド溝9の引出側には、
上部ガイド溝7の引出方向へのガイドピン4が衝
当して、これを傾斜ガイド溝9へ案内する垂直面
12aと、ガイドピン4の奥端方向への進行を許
容する傾斜面12bとららなるガイドピン規制突
部12を設け、下部ガイド溝8にあつて、前記ガ
イド兼係合凹溝10の奥端側には、下部ガイド溝
8の押入方向へのガイドピン4が衝当して、これ
をガイド兼係合凹溝10へ案内する垂直面13a
と、ガイドピン4の引出方向への進行を許容する
傾斜面13bとからなるガイドピン規制突部13
が設けられた構成であるから、開成時は、各段位
置まで開成後、僅かに後退させるだけで、ガイド
ピン4がガイド兼係合凹溝10の位置決め部10
aに係止して位置決めでき、又閉成は、2段以上
開成後、僅かに開き動作を行ない、次いで閉成動
作すれば、ガイドピン4が上部ガイド溝7に案内
されて、途中の各段位置でストツプされることな
く一度に閉成を完了できるから、開成及び閉成の
完了を簡易、迅速に行なうことができる。
又、多段位置に開成後、所望段まで閉成した
後、僅かに開成動作することで、途中の所望段に
も容易に開成保持させることができ、更に、所望
段に開成保持したい場合、それ以上閉成動作して
しまつても、他の位置決め機構の傾斜ガイド溝か
らガイドピン4を下部ガイド溝8に係嵌案内でき
るので、一旦閉成完了した後、再度開成して所望
段に位置決めする煩らわしさがなく、上述のよう
にして簡単、かつ容易に所望段に位置決めするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉等の多段位置決め装置
の一実施例を示した縦断平面図、第2図は同装置
の縦断側面図、第3図は同装置の主要部を示した
拡大縦断側面図、第4図、第5図、第6図は第3
図における−線、−線、−線各矢視
断面図である。 1……本体、2……ステー、3……ストツパー
プレート、4……ガイドピン、6……バネ、7…
…上部ガイド溝、8……下部ガイド溝、9……傾
斜ガイド溝、10……ガイド兼係合凹溝、10a
……屈曲した位置決め部、11,11′……位置
決め機構、12,13,14,15……ガイドピ
ン規制突部、12a,13a,14a,15a…
…垂直面、12b,13b,14b,15b……
傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内にステーを伸縮可能なるよう相互にスラ
    イド自在に係嵌してなるものにおいて、上記ステ
    ーの奥端側には、先端部一側にガイドピンを付設
    したストツパープレートを、本体の高さ方向へ回
    動かつ本体の幅方向へ揺動可能に、バネにより高
    さ方向である上方へ弾撥付勢して軸支し、一方上
    記本体内一側には、上部ガイド溝と下部ガイド溝
    を並設し、該上部及び下部両ガイド溝に連通し
    て、ガイドピンを上部ガイド溝から下部ガイド溝
    へ係嵌案内可能なるよう設けた傾斜ガイド溝と、
    該傾斜ガイド溝の引出側にあつて、ガイドピンを
    下部ガイド溝から上部ガイド溝へ係嵌案内可能
    に、かつガイドピンの後退を阻止して係止可能な
    るよう側面略くの字形状に設けたガイド兼係合凹
    溝とからなる位置決め機構を、本体長手方向へ適
    宜間隔にて複数個設け、上記ガイド兼係合凹溝
    が、順次下部ガイド溝のガイドピンを案内する傾
    斜面と当該ガイドピンの逆行を阻止する垂直面と
    からなるガイドピン規制突部と、屈曲した位置決
    め部と、当該ガイドピンを上部ガイド溝へ案内す
    る傾斜面と、当該ガイドピンの逆行を阻止する垂
    直面とからなるガイドピン規制突部とからなり、
    上部ガイド溝にあつて傾斜ガイド溝の引出側に
    は、上部ガイド溝の引出方向へのガイドピンが衝
    当して、これを傾斜ガイド溝へ案内する垂直面
    と、ガイドピンの奥端方向への進行を許容する傾
    斜面とからなるガイドピン規制突部を設け、下部
    ガイド溝にあつて、前記ガイド兼係合凹溝の奥端
    側には、下部ガイド溝の押入方向へのガイドピン
    が衝当して、これをガイド兼係合凹溝へ案内する
    垂直面と、ガイドピンの引出方向への進行を許容
    する傾斜面とからなるガイドピン規制突部が設け
    られてなる扉等の多段位置決め装置。
JP8328882U 1982-06-04 1982-06-04 扉等の多段位置決め装置 Granted JPS58186078U (ja)

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JPS58186078U JPS58186078U (ja) 1983-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008255738A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Sanuki:Kk 多段階制動装置

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JPS58186078U (ja) 1983-12-10

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