JPH02101622A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH02101622A
JPH02101622A JP25512588A JP25512588A JPH02101622A JP H02101622 A JPH02101622 A JP H02101622A JP 25512588 A JP25512588 A JP 25512588A JP 25512588 A JP25512588 A JP 25512588A JP H02101622 A JPH02101622 A JP H02101622A
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Koichi Shinohara
紘一 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する強磁性金属薄膜を磁気
記録層とする磁気記録媒体に関する。
従来の技術 回転磁気ヘッドによるヘリカル走査方式による音声、画
像の記録、再生を行なう技術は、磁気記録の中でも、記
録密度が高くなってきている。そのため、今後更に短波
長化するには、新しい構成の磁気記録媒体が必要で、高
分子フィルム等の非磁性基板上に、Go −Crのスパ
ッタリング法で得られた垂直磁化膜や、Go −Ni−
0の斜め蒸着膜を配した蒸着テープが有望視されている
〔例えば、外国論文誌、IEICICTRANSACT
lONS ONMAGNICTIC3Vol、MAG−
21、No−3,P、P。
1217〜1220(1985)参照〕。
第2図は蒸着テープの一例の拡大断面図で、第2図で1
はポリエチレンテレフタレートフィルム等の高分子フィ
ルムで必要に応じて凹凸を付与するための下塗り層を配
したものも用いられる。2は電子ビーム蒸着法、高周波
スパッタリング法等で形成される0、06μmから0.
3μm程度の強磁性金属薄膜からなる磁気記録層で、3
は保護潤滑層でアモルファスカーボン膜と、フッ素オイ
ルの積層等、数多くの提案がなされているものから適宜
選択して用いることができる。4はバックコート層で、
走行性を助けるためにフィラー、潤滑剤等を含む樹脂か
らなる塗布層である〔特公昭56−23,208号公報
、特開昭58−41418号公報、特開昭61−151
835号公報、特開昭61−187122号公報等参照
〕。
又、磁気テープは体積記録密度が大きくできることも特
徴であり、長時間記録の手段として、テープの薄型化の
動向も重要であり、その点からみても蒸着テープは、薄
型化に有利で開発が進められているのが現状である。
確かに磁気記録層が従来の塗布型磁性層に比べて鵠ぐら
いに薄くなるのと、磁気記録層のヤング率が10倍以上
大きいので、全厚を薄くできると考えられるが、広範囲
の温度範囲での実用化を1指した時、バイメタル構造と
なっている不利な面が目立ってくるので、両面に蒸着層
を配したテープ構成も提案されている〔特開昭61−1
10343号公報等参照〕。
第3図は、両面蒸着型の磁気テープの拡大断面図の一例
で、第3図で、6は高分子フィルムで両面にミミズ状の
凹凸を配したポリエチレンテレフタレートフィルム等が
用いられる。6は垂直磁化膜、斜め蒸着層等の強磁性金
属薄膜から成る磁気記録層で、7は両面アクセス型とす
る場合は、強磁性金属薄膜から構成し、片面アクセスの
場合は、SiO、5in2.ムβ、、03.  MgF
2等の非磁性薄膜で、反応性蒸着、高周波スパッタリン
グ等の方法で形成されるもので8は保護潤滑膜である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した構成では、全厚が10μ以下で、
高密度記録再生用途に応用した場合、耐久性が不十分で
特に高画質化の進んだ最近の録画技術の要求からすると
ジッターによる画質劣化が課題であり、改善が望まれて
いた。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、くり返
し使用でも走行性の安定化が図られジッターによる画質
劣化のない薄型の磁気テープを提供するものである。
課題を解決するだめの手段 上記した課題を解決するため本発明の磁気記録媒体は、
高分子フィ゛ルムの一方に強磁性金属薄膜とダイヤモン
ド状炭素膜、潤滑層を積層し、もう一方にグラファイト
膜を配するようにしたものである。
作用 本発明の磁気記録媒体は上記した構成により、裏面の走
行性が安定しかつ、潤滑剤が両面にほぼ均等に転写で平
衡状態が保たれるようになるので走行性が安定に保たれ
ることになる。特に高速走行、ヘッドとの摺動で、強磁
性金属薄膜側の潤滑剤層は減少するが、絶えず反対側か
ら補給されるので耐久性が確保できるようになる。
実施例 以下図面を参照しながら本発明の一実施例について説明
する。第1図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の拡大
断面図で、第1図で9は厚み9μ以下のポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
エーテルサルフオン、ポリアミド、ポリイミド等の高分
子フィルムで、10.11は水溶性高分子から成るミミ
ズ状の下塗り層か、Sin、、 、 TiO2,CaC
O3゜ZnO、ポリエチレン球等の微粒子を配した下塗
り層で、12は(jo 、  Go−Or、 Go−0
、Go −Ni 、 Co−Fe 、  Go−Ta 
、 Go−Mo、  Co −W。
Go−Nd 、 Go −0r−Nb 、 Co−Ni
−0等の強磁性金属薄膜で厚みは500人から3000
人の範囲が好ましく、多層構成としてもよく、電子ビー
ム蒸着法、イオンブレーティング法、スパッタリング法
等により形成することができる。13はダイヤモンド状
の炭素薄膜で、スパッタリング法、イオンビームデポジ
ション法、等公知の方法〔エレクトロニク・セラミクス
1987年9月号。
46−55頁参照〕で形成した6Q人から200人の薄
膜で、ダイヤモンド薄膜であってもよいが、工業的には
成膜速度が小さいことからダイヤモンド状硬質炭素膜が
適当である。14はカーボンをターケラトにしてスパッ
タリング法で形成したグラファイト薄膜で、1000人
から3000人の範囲が好ましい。
15は潤滑剤で16ムと15Bに分割され両面に配され
、製造後も、テープ状で利用されることにより転写によ
り平衡状態が保たれているので、脂肪e、脂肪酸エステ
ル、パーフルオロカルボン酸、パーフルオロポリエーテ
ル、等を溶液塗布法、真空蒸着法等で配したものが用い
られる。
以下、更に具体的に本発明の一実施例について比較例と
の対比で詳しく説明する。
実施例−1 厚み8.8μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
の一方の面に直径90人のEu2O5微粒子を16−ケ
/(lim)2の密度の下塗り層、もう一方の面に直径
400人の人β205微粒子を3ケ/(4,111)2
配し、Eu2O3微粒子を配した面に直径1mの円筒キ
ャンに沿わせて、最小入射角48度、酸素分圧5x1o
  (Torr)でGo −Ni (Go : 80w
t%)を電子ビーム蒸着し、qo−Ni−0膜1400
人を形成し、その上にグラファイトをターゲットにして
Ar −4−H2= O,o 9 (Torr)  ム
riH2=1: 2 、13.56 (MB2 ) 9
00 (W)でスパッタリング法によりダイヤモンド状
硬質炭素膜を10o人配し、もう一方の面にCH4ガス
を放電分解し、グラファイト薄膜を1660人配し、ダ
イヤモンド状硬質炭素薄膜側に真空蒸着法でパーフルオ
ロステアリン酸を160人配し、8ミリ幅のテープに加
工した。尚テープは8ミリカセツトに120m巻き込み
、so’C,1Wz−ジンクを行った。
実施例−2 実施例−1と同じフィルムに微粒子を配し、lCu2O
3微粒子側に、高周波スパッタリング法により、直径6
ocfnの円筒キャンに沿わせて、C。
−0r(Co: sowt%)垂直磁化膜を14oO人
配し、その上に実施例−1と同様にダイヤモンド状硬質
炭素膜を1oo人配し、もう一方の面にグラファイト薄
膜を1460人配し、潤滑剤としてパーフルオロアラキ
ン酸を180人配し、8ミリ幅のテープにし、実施例−
1と同じ条件でカセットに巻き込みエージングを行った
比較例−1 実施例−1でGo−Ni−0薄膜を配したのと反対側の
フィルム面にカーボン微粒子とCaCO3を重量比で2
:1、ポリエステル樹脂に対し重量で1:1のバックコ
ートを配した以外は同じ条件で8ミリカセツトテープを
準備した。
比較例−2 実施例−2で、グラファイト薄膜の代りに、Bをターゲ
ットにしてOH4ガスを放電ガスとしてo、1(Tor
r) 、 13.56 (MB2) 800 (W)テ
ノスパノタリングによりBC膜を12oO人配した以外
は同じ条件の8ミリカセツトテープを準備した。
上記したテープをノ・イバンド仕様に改造した8ミリビ
デオで記録再生をくり返しジッターのレベルが画像目視
で許容レベルをこえるまでのくり返し走行回数を調べた
結果を表にまとめて示した。
尚走行モードは全長記録し、巻き戻し、再生チエツクを
行い、次に巻き戻すまで3時間放置し巻き戻し再生する
といったくり返しで比較した。
(以下余白) 発明の効果 以」二のように本発明によれば、走行性が良好でかつく
り返し耐久性も良好な高密度記録性能に優り、た薄型の
磁気記録媒体が提供できるといったすぐれた効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体の一実施例の拡大断面図
で、第2図、第3図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図
である。 9・・・・・・高分子フィルム、10.11・・・・・
・下塗り層、12・・・・・・強磁性金属薄膜、13・
・・・・・ダイヤモンド状炭素膜、14・・・・・・グ
ラファイト膜、16ム。 15B・・・・潤滑剤。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 
1 π 2 図 図 宿 図 9− 高分子フィルム lθ、 rt−・下盗り層 l?−棟磁性−&漠薄遍 13−  タイーYモントオ大沃紮涙 t+−’jラフフィト!I笑 tsp、 tsa−5Ty−”I :/¥’+1/6B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子フィルムの一方の面に強磁性金属薄膜とダイヤモ
    ンド状炭素膜、潤滑層を積層し、もう一方の面にグラフ
    ァイト膜を配したことを特徴とする磁気記録媒体。
JP25512588A 1988-10-11 1988-10-11 磁気記録媒体 Expired - Fee Related JP2605380B2 (ja)

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