JPH0210147Y2 - - Google Patents
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- JPH0210147Y2 JPH0210147Y2 JP5817385U JP5817385U JPH0210147Y2 JP H0210147 Y2 JPH0210147 Y2 JP H0210147Y2 JP 5817385 U JP5817385 U JP 5817385U JP 5817385 U JP5817385 U JP 5817385U JP H0210147 Y2 JPH0210147 Y2 JP H0210147Y2
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- Japan
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- knitted fabric
- blankets
- stitch
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- Expired
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- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 6
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
〈産業上の利用分野〉
本考案は毛布用横編地に係わり、更に詳しくは
特殊編構造を有する新規な毛布用編地に関するも
のである。 〈従来の技術〉 一般に横編地は軽量、保温及びフイツト性等の
特性により広く衣料分野に用いられている。 一方、毛布素材は織物、タツト、経編地を基と
し表面を起毛、シアリング等の複雑な加工工程を
通し表面を毛羽でおおつた外観のもので外観、風
合が定形化されている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 したがつて従来の毛布は外観が一定のものしか
なく、基となる素材が織物、経編地等ドレープ性
のないものを更に保温性をもたせるために起毛加
工を行うため身体へのなじみが悪い欠点があつ
た。 本考案はかかる従来の欠点を補い新規な毛布素
材を提供すべく種々検討した結果、特殊な編構造
を有する横編地になり優れた毛布用素材を提供す
るものである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は前床針及び後床針によりそれぞれ独立
に形成された天竺編目を接結して得られるリバー
シブル編地のコース方向又はウエル方向にリブ又
はタツク接結部を有しないコース又はウエルを5
コース又は5ウエル以上設けたことを特徴とする
毛布用横編地にある。 本考案は従来の織毛布、タフト毛布、マイヤー
毛布のごとき起毛による毛羽効果により保温軽量
機能を得ようとするものではなく横編地のもつ優
れたフイツト性に加え中空部とより多く有するリ
バーシブル構造により保温、軽量効果を高めたも
のである。 本考案を図面により更に詳しく説明する。第1
図は本考案による横編地の断面モデル図を示す。
後床針により形成された天竺編目1と前床針によ
り形成された天竺編目2はリブ接結編目3により
つなぎ、リバーシブル構造に中空部4をもうける
ことにより軽量化と保温効果を高めるとともに編
目構造によるドレープ、フイツト効果により身体
へのなじみを良くし着用時のズレをなくするもの
である。第2図は本考案による編組織の一例を示
す。最初後床針aで天竺編目Aを編成し部分的に
前床針bでタツク編目Bで接結する。次いで前床
針bのみで天竺編目Cを編成後、後床針aのみで
天竺編目Aを形成する前、後床針の天竺偏のみを
任意の回数くりかえす。 本考案においてはリブ又はタツク接結部を有し
ないコース又はウエルはコース方向又はウエル方
向に5コース又は5ウエル以上設けることが必要
で、好ましくは15〜20コース又は15〜20ウエル
で、30コース又は30ウエル以下設ける。即ち通常
の衣料用の横編地のごとく1コース毎又は1ウエ
ル毎のように接結部を増すと編地の身体へのなじ
みが悪くなるばかりか保温性も劣るものになる。
本考案は通常の衣料用の横編地では接結部が少な
く編地間のズレが大きすぎるようなものが驚くべ
きことに保温性と着用時のフイツト性を良好にす
るためにはきわめて有効であるということに基い
たものである。 本考案に使用する糸素材については特に限定は
されないが、フイラメント糸より紡績糸の方が保
温性という点からは良好である。又本考案による
毛布用編地は起毛する必要はないが、風合、外観
効果等から更に必要に応じ起毛することも可能で
ある。 〈実施例〉 以下、実施例により本考案を具体的に説明す
る。 実施例 島精機(株)製横編機8Gを用い、2/36MCのアクリ
ル紡績糸(染糸)を2本引揃え第3図(本考案)、
第4図(比較例)に示す2種類の組織で編成し
た。 得られた編地をホフマンプレスで蒸気セツトし
たのちふちかがりを行い毛布を作つた。 2種類の編地毛布と通常の織毛布を実用試験を
行つた結果を第1表に示す。
特殊編構造を有する新規な毛布用編地に関するも
のである。 〈従来の技術〉 一般に横編地は軽量、保温及びフイツト性等の
特性により広く衣料分野に用いられている。 一方、毛布素材は織物、タツト、経編地を基と
し表面を起毛、シアリング等の複雑な加工工程を
通し表面を毛羽でおおつた外観のもので外観、風
合が定形化されている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 したがつて従来の毛布は外観が一定のものしか
なく、基となる素材が織物、経編地等ドレープ性
のないものを更に保温性をもたせるために起毛加
工を行うため身体へのなじみが悪い欠点があつ
た。 本考案はかかる従来の欠点を補い新規な毛布素
材を提供すべく種々検討した結果、特殊な編構造
を有する横編地になり優れた毛布用素材を提供す
るものである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は前床針及び後床針によりそれぞれ独立
に形成された天竺編目を接結して得られるリバー
シブル編地のコース方向又はウエル方向にリブ又
はタツク接結部を有しないコース又はウエルを5
コース又は5ウエル以上設けたことを特徴とする
毛布用横編地にある。 本考案は従来の織毛布、タフト毛布、マイヤー
毛布のごとき起毛による毛羽効果により保温軽量
機能を得ようとするものではなく横編地のもつ優
れたフイツト性に加え中空部とより多く有するリ
バーシブル構造により保温、軽量効果を高めたも
のである。 本考案を図面により更に詳しく説明する。第1
図は本考案による横編地の断面モデル図を示す。
後床針により形成された天竺編目1と前床針によ
り形成された天竺編目2はリブ接結編目3により
つなぎ、リバーシブル構造に中空部4をもうける
ことにより軽量化と保温効果を高めるとともに編
目構造によるドレープ、フイツト効果により身体
へのなじみを良くし着用時のズレをなくするもの
である。第2図は本考案による編組織の一例を示
す。最初後床針aで天竺編目Aを編成し部分的に
前床針bでタツク編目Bで接結する。次いで前床
針bのみで天竺編目Cを編成後、後床針aのみで
天竺編目Aを形成する前、後床針の天竺偏のみを
任意の回数くりかえす。 本考案においてはリブ又はタツク接結部を有し
ないコース又はウエルはコース方向又はウエル方
向に5コース又は5ウエル以上設けることが必要
で、好ましくは15〜20コース又は15〜20ウエル
で、30コース又は30ウエル以下設ける。即ち通常
の衣料用の横編地のごとく1コース毎又は1ウエ
ル毎のように接結部を増すと編地の身体へのなじ
みが悪くなるばかりか保温性も劣るものになる。
本考案は通常の衣料用の横編地では接結部が少な
く編地間のズレが大きすぎるようなものが驚くべ
きことに保温性と着用時のフイツト性を良好にす
るためにはきわめて有効であるということに基い
たものである。 本考案に使用する糸素材については特に限定は
されないが、フイラメント糸より紡績糸の方が保
温性という点からは良好である。又本考案による
毛布用編地は起毛する必要はないが、風合、外観
効果等から更に必要に応じ起毛することも可能で
ある。 〈実施例〉 以下、実施例により本考案を具体的に説明す
る。 実施例 島精機(株)製横編機8Gを用い、2/36MCのアクリ
ル紡績糸(染糸)を2本引揃え第3図(本考案)、
第4図(比較例)に示す2種類の組織で編成し
た。 得られた編地をホフマンプレスで蒸気セツトし
たのちふちかがりを行い毛布を作つた。 2種類の編地毛布と通常の織毛布を実用試験を
行つた結果を第1表に示す。
【表】
〈考案の効果〉
本考案による毛布用横編地は従来の織毛布やマ
イヤー毛布に比べ身体へのフイツト性に優れ寝が
えり等した場合や横向きになつた場合でも肩口が
あいて寒くなるというようなことがなく保温性も
従来の毛布と同程度又はそれ以上のものを得るこ
とが出来る。 又従来の起毛した規格化された外観、風合の毛
布とは全く異なる新しい感覚の外観のものを得る
ことが出来る。又横編機を用いて得られるため多
品種少量生産が可能で複雑な後加工工程なしで製
品を作ることが出来、非常に経済的である。
イヤー毛布に比べ身体へのフイツト性に優れ寝が
えり等した場合や横向きになつた場合でも肩口が
あいて寒くなるというようなことがなく保温性も
従来の毛布と同程度又はそれ以上のものを得るこ
とが出来る。 又従来の起毛した規格化された外観、風合の毛
布とは全く異なる新しい感覚の外観のものを得る
ことが出来る。又横編機を用いて得られるため多
品種少量生産が可能で複雑な後加工工程なしで製
品を作ることが出来、非常に経済的である。
第1図は本考案による編地の断面モデル図、第
2図は本考案による一例の編組織、第3図は本考
案による一例の組織図、第4図は比較とした従来
の組織図である。 1……後床針による天竺編目、2……前床針に
よる天竺編目、3……リブ接結編目、4……中空
部、a……後床針、b……前床針、A……天竺編
目、B……タツク編目、C……天竺編目、□×……
タツク接結、□……天竺リバー。
2図は本考案による一例の編組織、第3図は本考
案による一例の組織図、第4図は比較とした従来
の組織図である。 1……後床針による天竺編目、2……前床針に
よる天竺編目、3……リブ接結編目、4……中空
部、a……後床針、b……前床針、A……天竺編
目、B……タツク編目、C……天竺編目、□×……
タツク接結、□……天竺リバー。
Claims (1)
- 前床針及び後床針によりそれぞれ独立に形成さ
れた天竺編目を接結して得られるリバーシブル編
地のコース方向又はウエル方向にリブ又はタツク
接結部を有しないコース又はウエルを5コース又
は5ウエル以上設けたことを特徴とする毛布用横
編地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5817385U JPH0210147Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5817385U JPH0210147Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61176281U JPS61176281U (ja) | 1986-11-04 |
JPH0210147Y2 true JPH0210147Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=30583426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5817385U Expired JPH0210147Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210147Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP5817385U patent/JPH0210147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61176281U (ja) | 1986-11-04 |
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