JPS6226462Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226462Y2 JPS6226462Y2 JP8605983U JP8605983U JPS6226462Y2 JP S6226462 Y2 JPS6226462 Y2 JP S6226462Y2 JP 8605983 U JP8605983 U JP 8605983U JP 8605983 U JP8605983 U JP 8605983U JP S6226462 Y2 JPS6226462 Y2 JP S6226462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- stitches
- knitted fabric
- stitch
- back side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 20
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は優れた風合と伸縮性を有する防風両面
丸編地に関するものである。
丸編地に関するものである。
一般に両面丸編地は伸縮性、フイツト性等の特
長を生かし広くスポーツウエアー分野に進出して
いる。
長を生かし広くスポーツウエアー分野に進出して
いる。
しかしながら丸編地は織物に比べ通気性が高く
秋冬用外衣特に寒季の外衣としては風通しが良す
ぎて寒いという欠点があつた。この欠点を解消す
べく編地の表面を樹脂等によりコーテイング加工
したものや編地の編目密度を極度に上げたもの等
が開発されているが、これらの編地は風合、伸縮
性、コスト等の面で問題があり、いまだ充分に満
足のゆくものは得られていない。
秋冬用外衣特に寒季の外衣としては風通しが良す
ぎて寒いという欠点があつた。この欠点を解消す
べく編地の表面を樹脂等によりコーテイング加工
したものや編地の編目密度を極度に上げたもの等
が開発されているが、これらの編地は風合、伸縮
性、コスト等の面で問題があり、いまだ充分に満
足のゆくものは得られていない。
本考案の目的は、優れた風合と伸縮性を有し、
且つ低コストで製造可能な防風両面丸編地を提供
するにある。
且つ低コストで製造可能な防風両面丸編地を提供
するにある。
〔考案の構成〕
本考案は、編地の表面が高収縮糸と高捲縮糸と
からなる編目で構成され、編地の裏面が太い糸に
より表面の編目の２倍以上の大きさの編目で構成
されていると共に、表面の編目の高捲縮糸が裏面
にもタツク編で接結されている防風両面丸編地で
ある。
からなる編目で構成され、編地の裏面が太い糸に
より表面の編目の２倍以上の大きさの編目で構成
されていると共に、表面の編目の高捲縮糸が裏面
にもタツク編で接結されている防風両面丸編地で
ある。
以下図面に従つて本考案を詳細に説明すると、
第１図は本考案に係る編地の組織図の一例を示
し、第１の給糸口で高収縮糸イ及び高捲縮糸ロが
同時にダイヤル針a1，a2，a3，a4にかかり、ニツ
ト編目Ａ及びＢが形成され、かつシリンダー針
b1，b3と１本おきに高捲縮糸ロのみがかかるよう
に給糸してタツク編目Ｃを形成させる。第２の給
糸口では第１の給糸口でタツク編目Ｃを形成した
同じシリンダー針b1，b3に太い糸ハでニツト編目
Ｄを形成し、前の給糸口のタツク編目Ｃを抜き裏
面の編目を形成することにより表面の編目は高収
縮糸イによる編目Ａと高捲縮糸ロによる編目Ｂと
が同時に１つの編目を構成しているため、該編地
を通常の染色工程を通すことにより収縮と捲縮効
果によつて編目密度が向上し、かつ高捲縮効果に
より編目の空隙をおおい防風効果の優れた表面が
えられる。又同時に表面編目を構成している高捲
縮糸が表面編目と裏面編目をジグサグ状に接結し
ているため優れた伸縮性を示す。又裏面編目は太
い糸ハにより表面編目の２倍以上大きい編目Ｄに
より作られているため空気を大きく抱きこみ優れ
た保温効果と暖いタツチが得られる。
第１図は本考案に係る編地の組織図の一例を示
し、第１の給糸口で高収縮糸イ及び高捲縮糸ロが
同時にダイヤル針a1，a2，a3，a4にかかり、ニツ
ト編目Ａ及びＢが形成され、かつシリンダー針
b1，b3と１本おきに高捲縮糸ロのみがかかるよう
に給糸してタツク編目Ｃを形成させる。第２の給
糸口では第１の給糸口でタツク編目Ｃを形成した
同じシリンダー針b1，b3に太い糸ハでニツト編目
Ｄを形成し、前の給糸口のタツク編目Ｃを抜き裏
面の編目を形成することにより表面の編目は高収
縮糸イによる編目Ａと高捲縮糸ロによる編目Ｂと
が同時に１つの編目を構成しているため、該編地
を通常の染色工程を通すことにより収縮と捲縮効
果によつて編目密度が向上し、かつ高捲縮効果に
より編目の空隙をおおい防風効果の優れた表面が
えられる。又同時に表面編目を構成している高捲
縮糸が表面編目と裏面編目をジグサグ状に接結し
ているため優れた伸縮性を示す。又裏面編目は太
い糸ハにより表面編目の２倍以上大きい編目Ｄに
より作られているため空気を大きく抱きこみ優れ
た保温効果と暖いタツチが得られる。
第２図は上述のようにして形成された編地のモ
デル的断面図である。
デル的断面図である。
尚本考案にいう高収縮糸とは沸水収縮率で20％
以上のもの、高捲縮糸は捲縮率で40％以上のもの
が望ましい。
以上のもの、高捲縮糸は捲縮率で40％以上のもの
が望ましい。
又裏側の暖さを強調するためには紡績糸のごと
き毛羽の多い糸を使用することが望ましい。
き毛羽の多い糸を使用することが望ましい。
上述の如く構成された本考案の編地は、優れた
風合と伸縮性を有し、且つ低コストで製造可能な
防風編地であつて、その工業的価値は極めて大で
ある。
風合と伸縮性を有し、且つ低コストで製造可能な
防風編地であつて、その工業的価値は極めて大で
ある。
第１図は本考案に係る編地の組織図の例、第２
図は本考案に係る編地のモデル的断面図で、第１
図及び第２図において、イは高収縮糸、ロは高捲
縮糸、ハは太い糸、a1〜a4はダイヤル針、b1〜b4
はシリンダー針である。
図は本考案に係る編地のモデル的断面図で、第１
図及び第２図において、イは高収縮糸、ロは高捲
縮糸、ハは太い糸、a1〜a4はダイヤル針、b1〜b4
はシリンダー針である。
Claims (1)
- 編地の表面が高収縮糸と高捲縮糸とからなる編
目で構成され、編地の裏面が太い糸により表面の
編目の２倍以上の大きさの編目で構成されている
と共に表面の編目の高捲縮糸が裏面にもタツク編
で接結されている防風両面丸編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8605983U JPS59193883U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 防風両面丸編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8605983U JPS59193883U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 防風両面丸編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193883U JPS59193883U (ja) | 1984-12-22 |
| JPS6226462Y2 true JPS6226462Y2 (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=30216004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8605983U Granted JPS59193883U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 防風両面丸編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193883U (ja) |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP8605983U patent/JPS59193883U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59193883U (ja) | 1984-12-22 |
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