JPH0317944B2 - - Google Patents
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- JPH0317944B2 JPH0317944B2 JP9742083A JP9742083A JPH0317944B2 JP H0317944 B2 JPH0317944 B2 JP H0317944B2 JP 9742083 A JP9742083 A JP 9742083A JP 9742083 A JP9742083 A JP 9742083A JP H0317944 B2 JPH0317944 B2 JP H0317944B2
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はフリル状編地の製法に関するものであ
る。
る。
一般にダブル丸編機は生産性が非常に高い機械
であるが、単能機といわれ編地の多様化を計るに
は不適当な機械である。
であるが、単能機といわれ編地の多様化を計るに
は不適当な機械である。
しかし編地のもつ伸縮性、フイツト性といつた
優れた機能に外観の多様化の付加が強く要望され
ており、その中でもフリル状の形態をもつた編地
の要求が強く、特殊な経編機やテープを特殊装置
により編成する方法が開始されているが、いずれ
も伸縮性といつた編地の機能やコスト面でいまだ
充分なものは提供されていない。
優れた機能に外観の多様化の付加が強く要望され
ており、その中でもフリル状の形態をもつた編地
の要求が強く、特殊な経編機やテープを特殊装置
により編成する方法が開始されているが、いずれ
も伸縮性といつた編地の機能やコスト面でいまだ
充分なものは提供されていない。
本発明は上記従来の問題点を解消し、フリル状
編地を高生産性で製造し得る方法を提供するもの
である。
編地を高生産性で製造し得る方法を提供するもの
である。
本発明は、ダブル編機を用いてシリンダー針と
ダイヤル針とによりそれぞれ独立して編目のコー
ス数を異ならしめて編成したた後、シリンダ針と
ダイヤル針との両方でリブ編接結又はタツク編接
結を行つて編地を形成する際、接結を行うすぐ前
のコース数の多い方の１コースの編目は溶解性糸
で編成し、更にその前の１コース又は数コースの
編目は高収縮性糸で編成して、溶解性糸の溶解と
高収縮性糸の収縮とを行なわしめることを特徴と
するフリル状編地の製法である。
ダイヤル針とによりそれぞれ独立して編目のコー
ス数を異ならしめて編成したた後、シリンダ針と
ダイヤル針との両方でリブ編接結又はタツク編接
結を行つて編地を形成する際、接結を行うすぐ前
のコース数の多い方の１コースの編目は溶解性糸
で編成し、更にその前の１コース又は数コースの
編目は高収縮性糸で編成して、溶解性糸の溶解と
高収縮性糸の収縮とを行なわしめることを特徴と
するフリル状編地の製法である。
以下、本発明を図面により更に詳しく説明す
る。
る。
第１図は本発明による編組織の一例で、同図に
おいてa1，a2，a3，a4はダイヤル針、b1，b2，
b3，b4はシリンダー針で、第１給糸口では通常の
糸イを用い、ダイヤル針a1，a3で１本おきに編目
Ａを作り、第２給糸口では通常の糸イを用い、第
１給糸口で編成されていないダイヤル針a2，a4で
編目A′を作る。
おいてa1，a2，a3，a4はダイヤル針、b1，b2，
b3，b4はシリンダー針で、第１給糸口では通常の
糸イを用い、ダイヤル針a1，a3で１本おきに編目
Ａを作り、第２給糸口では通常の糸イを用い、第
１給糸口で編成されていないダイヤル針a2，a4で
編目A′を作る。
第３給糸口では通常の糸ロを用いてすべてのシ
リンダー針b1，b2，b3，b4で編目Ｂを形成する。
第４給糸口では第３給糸口と同様に通常の糸ロを
用いてすべてのシリンダー針b1，b2，b3，b4で編
目B′を形成する。
リンダー針b1，b2，b3，b4で編目Ｂを形成する。
第４給糸口では第３給糸口と同様に通常の糸ロを
用いてすべてのシリンダー針b1，b2，b3，b4で編
目B′を形成する。
上記の編み方を数回くりかえしたのち第ｎ給糸
口ではダイヤル針a1，a2，a3，a4はすべてタツク
編目Ｄにし、シリンダー針b1，b2，b3，b4はすべ
てニツト編目Ｅにし、シリンダー針による編地と
ダイヤル針による編地とを通常の糸で接結する。
第ｎ−１給糸口ではシリンダー針b1，b2，b3，b4
すべての針に水溶解性糸ハを供給して水溶解性糸
ハによる編目Ｆを作る。第ｎ−２給糸口ではシリ
ンダー針b1，b2，b3，b4すべての針に高収縮性糸
ニを供給し高収縮性糸ニによる編目Ｇを編成する
ことにより得られた編地を水処理及び熱処理して
水溶解性糸ハによる編目Ｆをとかし高収縮性糸ニ
による編目Ｇを密にすることにより第２図に示す
ような通常糸イによつて作られた編地に通常糸ロ
により作られた編地がフリル状につき先端は高収
縮性糸ニにより構成された優れたフリル状編地が
得られる。
口ではダイヤル針a1，a2，a3，a4はすべてタツク
編目Ｄにし、シリンダー針b1，b2，b3，b4はすべ
てニツト編目Ｅにし、シリンダー針による編地と
ダイヤル針による編地とを通常の糸で接結する。
第ｎ−１給糸口ではシリンダー針b1，b2，b3，b4
すべての針に水溶解性糸ハを供給して水溶解性糸
ハによる編目Ｆを作る。第ｎ−２給糸口ではシリ
ンダー針b1，b2，b3，b4すべての針に高収縮性糸
ニを供給し高収縮性糸ニによる編目Ｇを編成する
ことにより得られた編地を水処理及び熱処理して
水溶解性糸ハによる編目Ｆをとかし高収縮性糸ニ
による編目Ｇを密にすることにより第２図に示す
ような通常糸イによつて作られた編地に通常糸ロ
により作られた編地がフリル状につき先端は高収
縮性糸ニにより構成された優れたフリル状編地が
得られる。
尚、本発明で云う溶解性糸とは、水処理、熱水
処理又は溶剤処理等により溶けてしまうものをい
う。又、高収縮性糸とは編目密度を向上させ編目
のほつれ防止をさせることが必要で使用する糸素
材により異るが沸水収縮率で10％以上あるものを
いう。
処理又は溶剤処理等により溶けてしまうものをい
う。又、高収縮性糸とは編目密度を向上させ編目
のほつれ防止をさせることが必要で使用する糸素
材により異るが沸水収縮率で10％以上あるものを
いう。
本発明方法において編目のほつれ防止を更に良
くするためには高収縮性糸と通常の糸とを引揃え
て編目Ｇを２又は３コース編成すればよい。
くするためには高収縮性糸と通常の糸とを引揃え
て編目Ｇを２又は３コース編成すればよい。
又、本発明においてダイヤル針及びシリンダー
針によつてそれぞれ形成される編目のコース数の
いずれかを多くする場合、コース数の少い方を伸
びの少い組織にすることが編目のほつれ防止とい
う点から望ましい。
針によつてそれぞれ形成される編目のコース数の
いずれかを多くする場合、コース数の少い方を伸
びの少い組織にすることが編目のほつれ防止とい
う点から望ましい。
ダブル編機として大隈鉄工(株)製モラートＭ−
4820G、第１図の通常の糸イとしてポリエステル
仮撚加工糸150デニール、通常の糸ロとして30／
1C、Ｃの綿糸を各々用い、第４給糸口までの組
織を10回くりかえしたのち第45給糸口ではダイヤ
ル針はすべてタツク位置にセツトし、シリンダー
針はニツト位置にセツトしてポリエステル仮撚加
工糸150デニールを用いて編成した。又、第44給
糸口では溶解温度60℃の水溶性ビニロン50デニー
ルを用いシリンダー針のみで編成し第43給糸口、
第42給糸口は30／1C、Ｃの綿糸にポリエステル
高収縮性糸（沸水収縮率30％）を引揃えて編成し
た。
4820G、第１図の通常の糸イとしてポリエステル
仮撚加工糸150デニール、通常の糸ロとして30／
1C、Ｃの綿糸を各々用い、第４給糸口までの組
織を10回くりかえしたのち第45給糸口ではダイヤ
ル針はすべてタツク位置にセツトし、シリンダー
針はニツト位置にセツトしてポリエステル仮撚加
工糸150デニールを用いて編成した。又、第44給
糸口では溶解温度60℃の水溶性ビニロン50デニー
ルを用いシリンダー針のみで編成し第43給糸口、
第42給糸口は30／1C、Ｃの綿糸にポリエステル
高収縮性糸（沸水収縮率30％）を引揃えて編成し
た。
得られた編地を通常の染色仕上工程を通すこと
により水溶性ビニロンはとけ、フリル状態になる
と同時に高収縮性糸の収縮により編目が密にな
り、優れたフリル状編地をえることが出来た。
により水溶性ビニロンはとけ、フリル状態になる
と同時に高収縮性糸の収縮により編目が密にな
り、優れたフリル状編地をえることが出来た。
上述の如く構成された本発明によれば、伸縮性
及びフイツト性を損なうことなく外観効果に富ん
だフリル状編地が高生産性で製造することができ
るのであつて、その工業的効果は極めて大であ
る。
及びフイツト性を損なうことなく外観効果に富ん
だフリル状編地が高生産性で製造することができ
るのであつて、その工業的効果は極めて大であ
る。
第１図は本発明による編組織の一例、第２図は
本発明により製造されたフリル状編地の一例を示
す斜視図で、第１図及び第２図において、イ，ロ
は通常糸、ハは溶解性糸、ニは高収縮性糸であ
る。
本発明により製造されたフリル状編地の一例を示
す斜視図で、第１図及び第２図において、イ，ロ
は通常糸、ハは溶解性糸、ニは高収縮性糸であ
る。
Claims (1)
- １ ダブル編機を用いてシリンダー針とダイヤル
針とによりそれぞれ独立して編目のコース数を異
ならしめて編成した後、シリンダ針とダイヤル針
との両方でリブ編接結又はタツク編接結を行つて
編地を形成する際、接結を行うすぐ前のコース数
の多い方の１コースの編目は溶解性糸で編成し、
更にその前の１コース又は数コースの編目は高収
縮性糸で編成して、溶解性糸の溶解と高収縮性糸
の収縮とを行なわしめることを特徴とするフリル
状編地の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9742083A JPS59223343A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | フリル状編地の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9742083A JPS59223343A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | フリル状編地の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59223343A JPS59223343A (ja) | 1984-12-15 |
| JPH0317944B2 true JPH0317944B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=14191947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9742083A Granted JPS59223343A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | フリル状編地の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59223343A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12104296B2 (en) | 2018-04-16 | 2024-10-01 | Teijin Frontier Co., Ltd. | Knitted fabric with flaps, and fiber product |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5022207B2 (ja) * | 2007-12-19 | 2012-09-12 | 地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター | 多層編地および多層編地の編成方法 |
| CN114960005B (zh) * | 2022-05-10 | 2023-05-26 | 江南大学 | 一种热湿调控智能织物、制备方法及应用 |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9742083A patent/JPS59223343A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12104296B2 (en) | 2018-04-16 | 2024-10-01 | Teijin Frontier Co., Ltd. | Knitted fabric with flaps, and fiber product |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59223343A (ja) | 1984-12-15 |
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