JPH0198773A - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

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JPH0198773A
JPH0198773A JP62237996A JP23799687A JPH0198773A JP H0198773 A JPH0198773 A JP H0198773A JP 62237996 A JP62237996 A JP 62237996A JP 23799687 A JP23799687 A JP 23799687A JP H0198773 A JPH0198773 A JP H0198773A
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RITORU LOCK KK
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 本発明は、開閉動作を確実に行い耐久性の向上を図り得
るバルブ装置に関する。
ｂ、従来の技術 周知のように流体の流れを制限あるいは制御する手段と
して各種のパルプが用いられている。
第８図および第９図は高圧用ポンプとして知られるプラ
ンジャポンプに使用されているバルブ装置を示したもの
である。
このバルブ装置は、筒状のバルブシート１（１０）、周
囲にフランジ１０１を突設したバルブ本体１０２、この
バルブ本体１０２をバルブシート１（１０）側に押圧す
るバルブスプリング１０３とで構成されている。
ｃ６　　発明が解決しようとする問題点プランジャポン
プは、たとえばセメントタリン力−の圧送に用いられる
ことがあるため、従来のバルブ装置では、バルブ本体１
０２の開閉動作に伴なって、バルブ本体１０２とバルブ
シート１（１０）との間に流体に含まれている固形物等
が挾まることがある。
従来のバルブ装置に用いられているバルブシート１（１
０）は筒体であることから固形物が通り易く、しかもバ
ルブシート１（１０）およびバルブ本体１０２が金属製
であるため、バルブシート１（１０）とバルブ本体１０
２との間に固形物等が挾まると、バルブ装置の開閉動作
が確実に行なわれないことがある。このため、一定量の
流体を一定間隔で圧送することができなくなり、ポンプ
の使用に伴なう作業能率の低下を来たすことになる。ま
た、バルブシート１（１０）とバルブ本体１０２との間
に挾まった固形物によってバルブシート１（１０）また
はバルブ本体１０２に傷ができ、その隙間から流体が漏
れる欠点があった。したがって、従来では、その時点で
バルブ装置の交換を余儀なくされ、作業の中断を招いて
いた。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、開閉動作を
確実に行なうと共に耐久性の向上を図り得るバルブ装置
を提供することを目的とする。
ｄ０問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するため、弁座部分を略球
面に対応する凹面形状に形成すると共に該凹面に開口す
る所定数の流体通路を形成したバルブシートと、このバ
ルブシートの凹面形状に対応する対向面を有するバルブ
本体と、このバルブ本体をバルブシートの凹面に弾ｔａ
的に保持するバルブスプリングとを備え、上記バルブシ
ートおよびバルブ本体のうち少なくとも一方を硬質の弾
性材料で成形または被覆、あるいは、一方を硬質の弾性
材料で成形し、他方を硬質の弾性材料で被覆したことに
ある。また、硬質の弾性材料に代えて木製としたことに
ある。
ｅ、　作用 バルブシートに形成される流体通路が細いので、固形物
が通りにくい。仮りに流体通路を通ってバルブシートと
バルブ本体との間に固形物が挾まっても、バルブシート
および／゛またはバルブ本体は、弾性を有するので、固
形物があってもバルブの開閉に支障を来たすことはない
。
ｆ、実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第１図はプランジャ形ポンプに適用した実施例を示す断
面図である。
このポンプ装置は、弁室１を設けたバルブボックス２と
、プランジャ３を設けたプランジャボックス４と、バル
ブボックス２とプランジャボックス４との間に配設され
た圧力作用室５とで構成されている。
バルブボックス２には、弁室１の入口６と出ロアに後述
するバルブシート８．バルブ本体９およびバルブスプリ
ング１０からなるバルブ装置１１が各別に設けられてい
る。
上記プランジャボックス２４にはシリンダ１２内に複数
の■パツキン１３を介してプランジャ３が内装されてお
り、図示しない駆動装置によりプランジャ３を摺動操作
するものである。このプランジャ３は吸引工程ではシリ
ンダ１２内に収容され、押出工程ではシリンダ１２の開
口端１４から圧力作用室５に一部を突出させるものであ
る。
上記圧力作用室５は、バルブボックス２の弁室１の側壁
に設けられた開口穴１５とプランジャボックス４のシリ
ンダ開口端１４との間に設けられている。この圧力作用
室５には室内をバルブボックス２側と。
プランジャボックス４側に仕切る圧力応動体としての弾
性膜１６、たとえばゴムシートが張設されている。
この弾性膜１６によって仕切られたシリンダ側作用室Ａ
にはオイル等の作用媒体１７が充填されている。
上記バルブ装置１１を構成するバルブシート８．バルブ
本体９およびバルブスプリング１０を第２図および第３
図にしたがって説明する。
バルブシート８は弁座部分１８を略球面に対応する凹面
形状に形成すると共に該凹面１９に開口する多数の流体
通路２０を軸方向に穿設している。この流体通路２０は
、所望の流用を確保できるようにその数および径を予め
設定しである。流体通路２０の横断面形状は、必要に応
じて網目状あるいはスリット状に形成することができる
。
上記バルブ本体９は、硬質ゴムまたは合成樹脂等の硬質
の弾性材料で、球形に形成されており、上記バルブシー
ト８の凹面１９に合致、もしくはわずかに大きくその径
を設定しである。
また、硬質の弾性材料で成形するのは、バルブ本体９の
みならずバルブシート８を硬質の弾性材料で成形しても
、よく、あるいはバルブシート８だけを硬質の弾性材料
で成形してもよい。
上記バルブスプリング１０は、バルブカバー２１と、た
とえばスプリング押え２２あるいはパルプボックス２内
壁面との間に配設され、一定の付勢力でバルブ本体９を
バルブシート８側に押圧するものである。
次に、上記バルブ装置１１を配設したプランジャポンプ
の動作を説明する。
プランジャ３が吸引工程で図示左方向に移動すると、プ
ランジャ３の吸引作用による容積変化分だけ弾性膜１６
が収縮する。これによって、弁室１内が負圧となり、バ
ルブスプリング１０の付勢力に抗して入口側パルプ本体
９を押し開き、開放状態となる。そして、流状物は、流
体通路２０を通って弁室１内に流入する。
次に、押出工程でプランジャ３を図示右方向に移動する
と、プランジャ３の押出しによる容積変化分だけ、作用
媒体１７を介して弾性膜１６が拡張する。これによって
、弁室１内に導入された流状物はバルブスプリングの付
勢力に抗して出口側バルブ本体９を押し開き、開放状態
となる。そして、弾性膜１６の拡張による容積変化分だ
け流状物を流体通路２０を通して圧送する。
このとき、流状物に含まれる石あるいは固定物は、流体
通路２０が小孔であるため、バルブシート８によって除
去され、一定の粒子以下の固形物のみバルブ装置１１を
通過させる。また、バルブシート８とバルブ本体９との
間に固形物が挾まっても、バルブシート８またはバルブ
本体９が硬質の弾性材料で成形されているので、弾性材
料の変形によって密閉を保つことができる。
ｇ、他の実施例 第４図ないし第６図は第２図と同一部分には同符号を付
して示す他の実施例である。
この場合、バルブシート８′は第４図のように周囲を硬
質ゴムまたは合成樹脂等の硬質の弾性材料２４で被覆し
である。
また、バルブ本体９′を第５図のように硬質の弾性材料
２４で被覆してもよく、あるいは、バルブシート８およ
びバルブ本体９の両方を硬質の弾性材料２４で被覆して
もよい。
さらに、第６図のように、硬質の弾性材料で成形したバ
ルブ本体９と、硬質の弾性材料を被覆したバルブシート
８′を組合わせてもよい。
表−１は、バルブ本体９とバルブシート８との組合わせ
を示したものである。
表　　　−１ ｈ、応用例 なお、上記硬質の弾性材料を用いる代わりに、木製のバ
ルブ本体９またはバルブシート８を用いることもできる
。
この場合、木製のバルブ本体９またはバルブシート８は
、水を含むことにより、復元力を生ずるので、バルブ本
体９とバルブシート８との間に固形物が挾まった場合に
も、変形することは少ない。
また、バルブ本体９の形状は、第７図のように半球形の
ものでもよく、球面形状は、完全な球形でなくても、楕
円形状でもよい。
１０発明の効果 以上述べたように本発明によるバルブ装置は、バルブシ
ートとバルブ本体との間に固形物が挾まってもバルブシ
ートおよび／またはバルブ本体が弾性を有するので、開
閉動作が妨げられることはない。また、バルブシートは
、多数の流体通路が形成されているので、１つの流体通
路の断面積は小さいので、大きな固形物は予め除去する
ことができる。さらに、バルブシートおよびバルブ本体
が固形物等によって損傷することが少ないので、耐久性
の向上を図ることができる。また、さらに、木製のバル
ブシートまたはバルブ本体を使用した場合には、金属製
のものに比べて安価であるから経済的となる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、プランジャポンプに適用した本発明のバルブ
装置の一実施例を示す断面図、第２図および第３図は、
第１図のバルブ装置を示し、第２図は断面図、第３図は
斜視図、第４図ないし第７図は、本発明の他の実施例を
示す断面図、第８図および第９図は、従来のバルブ装置
を示し、第８図は断面図、第９図は斜視図である。 １１・・・バルブ装置、　　　　８．８′・・・バルブ
シート、９．９′・・・バルブ本体、１０・・・バルブ
スプリング、１９・・・凹面、　　　　　　２０・・・
流体通路、２１・・・バルブカバー。 第４図　　　第５図 ＺＩＪ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：ｚ
ｕ第８図　　　　第９図

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）弁座部分を略球面に対応する凹面形状に形成する
    と共に該凹面に開口する所定数の流体通路を形成したバ
    ルブシートと、このバルブシートの凹面形状に対応する
    対向面を有するバルブ本体と、このバルブ本体をバルブ
    シートの凹面に弾撥的に保持するバルブスプリングとを
    備え、上記バルブシートおよびバルブ本体のうち少なく
    とも一方を硬質の弾性材料で成形したことを特徴とする
    バルブ装置。
  2. （２）上記流体通路を網目状に形成してなる特許請求の
    範囲第（１）項に記載のバルブ装置。
  3. （３）上記流体通路をスリット状に形成してなる特許請
    求の範囲第（１）項に記載のバルブ装置。
  4. （４）上記バルブ本体を球形に形成してなる特許請求の
    範囲第（１）項ないし第（３）項のいずれか記載のバル
    ブ装置。
  5. （５）上記硬質の弾性材料として硬質ゴムを用いてなる
    特許請求の範囲第（１）項ないし第（４）項のいずれか
    記載のバルブ装置。
  6. （６）上記硬質の弾性材料として合成樹脂を用いてなる
    特許請求の範囲第（１）項ないし第（４）項のいずれか
    記載のバルブ装置。
  7. （７）弁座部分を略球面に対応する凹面形状に形成する
    と共に該凹面に開口する所定数の流体通路を形成したバ
    ルブシートと、このバルブシートの凹面形状に対応する
    対向面を有するバルブ本体と、このバルブ本体をバルブ
    シートの凹面に弾撥的に保持するバルブスプリングとを
    備え、上記バルブシートおよびバルブ本体の少なくとも
    一方を硬質の弾性材料で被覆したことを特徴とするバル
    ブ装置。
  8. （８）上記流体通路を網目状に形成してなる特許請求の
    範囲第（７）項に記載のバルブ装置。
  9. （９）上記流体通路をスリット状に形成してなる特許請
    求の範囲第（７）項に記載のバルブ装置。
  10. （１０）上記バルブ本体を球形に形成してなる特許請求
    の範囲第（７）項に記載のバルブ装置。
  11. （１１）上記硬質の弾性材料として硬質ゴムを用いてな
    る特許請求の範囲第（７）項ないし第（１０）項のいず
    れか記載のバルブ装置。
  12. （１２）上記硬質の弾性材料として合成樹脂を用いてな
    る特許請求の範囲第（７）項ないし第（１０）項のいず
    れか記載のバルブ装置。
  13. （１３）弁座部分を略球形に対応する凹面形状に形成す
    ると共に該凹面に開口する所定数の流体通路を形成した
    バルブシートと、このバルブシートの凹面形状に対応す
    る対向面を有するバルブ本体と、このバルブ本体をバル
    ブシートの凹面に弾撥的に保持するバルブスプリングと
    を備え、上記バルブシートおよびバルブ本体の一方を硬
    質の弾性材料で成形し、他方を硬質の弾性材料で被覆し
    たことを特徴とするバルブ装置。
  14. （１４）上記流体通路を網目状に形成してなる特許請求
    の範囲第（１３）項に記載のバルブ装置。
  15. （１５）上記流体通路をスリット状に形成してなる特許
    請求の範囲第（１４）項に記載のバルブ装置。
  16. （１６）上記バルブ本体を球形に形成してなる特許請求
    の範囲第（１３）項ないし第（１５）項のいずれか記載
    のバルブ装置。
  17. （１７）上記硬質の弾性材料として硬質ゴムを用いてな
    る特許請求の範囲第（１３）項ないし第（１６）項のい
    ずれか記載のバルブ装置。
  18. （１８）上記硬質の弾性材料として合成樹脂を用いてな
    る特許請求の範囲第（１３）項ないし第（１６）項のい
    ずれか記載のバルブ装置。
  19. （１９）弁座部分を略球面に対応する凹面形状に形成す
    ると共に該凹面に開口する所定数の流体通路を形成した
    バルブシートと、このバルブシートの凹面形状に対応す
    る対向面を有するバルブ本体と、このバルブ本体をバル
    ブシートの凹面に弾撥的に保持するバルブスプリングと
    を備え、上記バルブシートおよびバルブ本体のうち少な
    くとも一方を木製にしたことを特徴とするバルブ装置。
  20. （２０）上記流体通路を網目状に形成してなる特許請求
    の範囲第（１９）項に記載のバルブ装置。
  21. （２１）上記流体通路をスリット状に形成してなる特許
    請求の範囲第（１９）項に記載のバルブ装置。
  22. （２２）上記バルブ本体を球形に形成してなる特許請求
    の範囲第（１９）項ないし第（２１）項のいずれか記載
    のバルブ装置。
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