JPS601272Y2 - メンブランポンプ - Google Patents
メンブランポンプInfo
- Publication number
- JPS601272Y2 JPS601272Y2 JP1981044224U JP4422481U JPS601272Y2 JP S601272 Y2 JPS601272 Y2 JP S601272Y2 JP 1981044224 U JP1981044224 U JP 1981044224U JP 4422481 U JP4422481 U JP 4422481U JP S601272 Y2 JPS601272 Y2 JP S601272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- spool
- chamber
- liquid
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液圧シリンダによって作動するダイアフラムを
備えたメンプランポンプに関する。
備えたメンプランポンプに関する。
従来のメンプランポンプは、第1図のようにシリンダロ
ッドKaをクランク軸に連結して機械的に往復運動させ
ることによりダイアフラムSを変位させて0出を行って
いた。
ッドKaをクランク軸に連結して機械的に往復運動させ
ることによりダイアフラムSを変位させて0出を行って
いた。
このままではシリンダKによる作動が急激であるためダ
イアフラムが極度に加圧されて破損することが多く、こ
のため従来ではタンクTに導通ずるリリーフ路Eと流入
路FとをシリンダにとダイアフラムSとの間に設けてい
た(第1図参照)。
イアフラムが極度に加圧されて破損することが多く、こ
のため従来ではタンクTに導通ずるリリーフ路Eと流入
路FとをシリンダにとダイアフラムSとの間に設けてい
た(第1図参照)。
即ち、吐出時、シリンダKによってダイアフラム器体内
の液室Saの圧力が一定以上に高くなると余分な作動液
をリリーフ路EからタンクTに逃して圧力を調整するの
である。
の液室Saの圧力が一定以上に高くなると余分な作動液
をリリーフ路EからタンクTに逃して圧力を調整するの
である。
しかしながら、この際タンクTに逃すための圧力調節或
いはその逃した作動液の液室Saへの吸込み量の調節が
極めて難しくて故障が多い欠点があった。
いはその逃した作動液の液室Saへの吸込み量の調節が
極めて難しくて故障が多い欠点があった。
そこで本考案はその欠点を除去できたものであり、以下
、本考案の図示実施例について説明する。
、本考案の図示実施例について説明する。
第2図に示す濾過機の泥しよう打込み用に使用する本例
において、1はダイアフラム2を作動する油圧シリンダ
であり、そのロッド1aを駆動油圧シリンダ3のロッド
3aに連結している。
において、1はダイアフラム2を作動する油圧シリンダ
であり、そのロッド1aを駆動油圧シリンダ3のロッド
3aに連結している。
該シリンダ3は切換弁3bを介してポンプPに配管接続
している。
している。
油圧シリンダ1の両端には一対のダイアフラム器体4の
油室4aに作動油を圧送できるよう配管がなされている
。
油室4aに作動油を圧送できるよう配管がなされている
。
ダイアフラム2にrよってダイアフラム器体4内は油圧
4aとポンプ室4bとに二分されており、夫々のポンプ
室4bにはタンク5から送出流体を流入させるための配
管6とポンプ室4bに流入した送出流体を吐出する配管
7とを備えている。
4aとポンプ室4bとに二分されており、夫々のポンプ
室4bにはタンク5から送出流体を流入させるための配
管6とポンプ室4bに流入した送出流体を吐出する配管
7とを備えている。
4cはバルブ筒であり、夫々のダイアフラム器体4の油
室4a側の中央に突設して内部に油室4aと連通ずる油
圧調整室4dを形成している。
室4a側の中央に突設して内部に油室4aと連通ずる油
圧調整室4dを形成している。
そしてダイアフラム2の中央にロッド8の一端を固着す
ると共にその他端にスプール9を連結して該スプール9
を油圧調整ツ室4dに配置している。
ると共にその他端にスプール9を連結して該スプール9
を油圧調整ツ室4dに配置している。
またバルブ筒4cにリリーフ孔4e及び流入孔4nを透
設して油圧調整室4dにリリーフ路10と流入路11を
設けている(第3図参照)。
設して油圧調整室4dにリリーフ路10と流入路11を
設けている(第3図参照)。
該IJ IJ−フ路10と流入路11は夫々逆止弁を介
して油タンク12に導通している。
して油タンク12に導通している。
なおリリーフ路10及び流入路11はスプール9の移動
によって同時に閉塞され或いはいずれか一方を開放でき
る位置に形威しである。
によって同時に閉塞され或いはいずれか一方を開放でき
る位置に形威しである。
またスプール9には油圧調整室4d内を作動油が自由に
流通できるよう通孔9a或いは通溝が設けである。
流通できるよう通孔9a或いは通溝が設けである。
次に本例の作動を説明すると、まずポンプPを駆動して
シリンダ3を作動し、ロッド1aを移動させてシリンダ
1を作動する。
シリンダ3を作動し、ロッド1aを移動させてシリンダ
1を作動する。
これにより第3図の状態から一方のダイアフラム2が油
室4a内に圧入した作動油によって押圧されポンプ室4
b内の送出流体を吐出するのである。
室4a内に圧入した作動油によって押圧されポンプ室4
b内の送出流体を吐出するのである。
この吐出及び吸込みが所定圧によって正常に行われてい
る場合はダイアフラム2の変位につれてスプール9の移
動する距離も大体同じであり、常にリリーフ路10及び
流入路11をスプール9で閉塞している。
る場合はダイアフラム2の変位につれてスプール9の移
動する距離も大体同じであり、常にリリーフ路10及び
流入路11をスプール9で閉塞している。
そしてシリンダ1の油もれ等によって油室4aの油量が
少くなると流体の吸込み時ダイアフラム2の変位につれ
てスプール9が移動(第4図では右側に移動)して流入
路11め閉塞を解除して流入路11だけを開くため、シ
リンダ1による吐出の際流入路11から油室4aに不足
した作動油がタンク12から吸込まれるのである。
少くなると流体の吸込み時ダイアフラム2の変位につれ
てスプール9が移動(第4図では右側に移動)して流入
路11め閉塞を解除して流入路11だけを開くため、シ
リンダ1による吐出の際流入路11から油室4aに不足
した作動油がタンク12から吸込まれるのである。
(第4図仮想線参照)。
これにより常に所定量の油量でダイアフラムによる流体
の吐出ができるのである。
の吐出ができるのである。
また吐出の際油室4aの油量が正常量より多く吸込まれ
ると第5図のようにダイアフラム2の変位につれてスプ
ール9がなお左側に移動してリリーフ路10だけを開放
する1こめ余分な作動油が通孔9aを通り油圧調整室4
dに入ってリリーフ路10から油タンク12に逃げるの
である。
ると第5図のようにダイアフラム2の変位につれてスプ
ール9がなお左側に移動してリリーフ路10だけを開放
する1こめ余分な作動油が通孔9aを通り油圧調整室4
dに入ってリリーフ路10から油タンク12に逃げるの
である。
このように本例によるとダイアフラム2を押圧する油量
の調整が自動的に行われることになるのであり、従来の
ように油量の調整に熟練を要しないのである。
の調整が自動的に行われることになるのであり、従来の
ように油量の調整に熟練を要しないのである。
また本例ではシリンダ1の作動を油圧シリシダ3で行う
構成のためシリンダ1の作動が円滑となって均一な吐出
となる効果があり、ダイアフラム2に急激な圧力が加わ
ることが従来よりはるかに少くなるのである。
構成のためシリンダ1の作動が円滑となって均一な吐出
となる効果があり、ダイアフラム2に急激な圧力が加わ
ることが従来よりはるかに少くなるのである。
なお本例では油圧によってダイアフラムを作動させたが
、水等の液圧を使用してもよい。
、水等の液圧を使用してもよい。
上記から本考案は液圧シリンダによって作動するダイア
フラムを備えてメンプランポンプにおいて、ダイアプラ
ム器体内の液体室を連通ずる液圧調整室をダイアフラム
器体に連設し、ダイアフラムにロッドを連設すると共に
ロッドの他端に連設したスプールを液圧調整室に配置し
、液圧調整室内を自由流通できる通孔をスプールに設け
、逆止弁を介して液体タンクに導通ずるリリーフ路と流
入路とを該スプールによって同時に閉塞或いはいずれか
一方を開口できるよう液圧調整室に設けて戊ることを要
旨とするものである。
フラムを備えてメンプランポンプにおいて、ダイアプラ
ム器体内の液体室を連通ずる液圧調整室をダイアフラム
器体に連設し、ダイアフラムにロッドを連設すると共に
ロッドの他端に連設したスプールを液圧調整室に配置し
、液圧調整室内を自由流通できる通孔をスプールに設け
、逆止弁を介して液体タンクに導通ずるリリーフ路と流
入路とを該スプールによって同時に閉塞或いはいずれか
一方を開口できるよう液圧調整室に設けて戊ることを要
旨とするものである。
したがって本考案によると油もれ等によって液体室に圧
入する液量が少くなった場合は流入路から不足の液量を
液室に吸込むこと及び吐出時に液室内が所定以上の液量
となっても余分な作動液がスプールの通孔或いは溝を介
して液圧調整室に入りリリーフ路から逃げるため液量の
調整が自動的に行い得る効果が大きく、ダイアフラムが
破損せずポンプの耐久性を向上できるのである。
入する液量が少くなった場合は流入路から不足の液量を
液室に吸込むこと及び吐出時に液室内が所定以上の液量
となっても余分な作動液がスプールの通孔或いは溝を介
して液圧調整室に入りリリーフ路から逃げるため液量の
調整が自動的に行い得る効果が大きく、ダイアフラムが
破損せずポンプの耐久性を向上できるのである。
第1図は従来のメンプランポンプの回路図、第2図は本
考案の一実施例を示す回路図、第3図はその要部の拡大
縦断面図、第4図は流入路が開放した状態の要部拡大縦
断面図、第5図はその作動液をIJ IJ−フ路から逃
がす状態の要部拡大縦断面図である。 1:油圧シリンダ、1a:ロッド、2:ダイアフラム、
3:駆動油圧シリンダ、4:ダイアフラム器体、4a:
油圧、4b:ポンプ室、4c:バルブ筒、4d:油圧調
整室、8:ロッド、9ニスプール、9a:通孔、10:
リリーフ路、11:流入路。
考案の一実施例を示す回路図、第3図はその要部の拡大
縦断面図、第4図は流入路が開放した状態の要部拡大縦
断面図、第5図はその作動液をIJ IJ−フ路から逃
がす状態の要部拡大縦断面図である。 1:油圧シリンダ、1a:ロッド、2:ダイアフラム、
3:駆動油圧シリンダ、4:ダイアフラム器体、4a:
油圧、4b:ポンプ室、4c:バルブ筒、4d:油圧調
整室、8:ロッド、9ニスプール、9a:通孔、10:
リリーフ路、11:流入路。
Claims (1)
- 液圧シリンダによって作動するダイアフラムを備えたメ
ンプランポンプにおいて、ダイアプラム器体内の液体室
と連通ずる液圧調整室をダイアフラム器体1;連設し、
ダイアフラムにロッドを連設すると共にロッドの他端に
連設したスプールを液圧調整室に配置し、液圧調整室内
を自由流速できる通孔をスプールに設け、逆止弁を介し
て液体タンクに導通ずるリリーフ路と流入路とを該スプ
ールによって同時に閉塞或いはいずれか子方を開口でき
るような液体調整室に設けて威ることを特徴とするメン
プランポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981044224U JPS601272Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | メンブランポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981044224U JPS601272Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | メンブランポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57156086U JPS57156086U (ja) | 1982-09-30 |
JPS601272Y2 true JPS601272Y2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=29841159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981044224U Expired JPS601272Y2 (ja) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | メンブランポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601272Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7425120B2 (en) * | 2005-04-26 | 2008-09-16 | Wanner Engineering, Inc. | Diaphragm position control for hydraulically driven pumps |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495928A (ja) * | 1972-02-22 | 1974-01-19 | ||
JPS5041827A (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-16 | ||
JPS5148623A (ja) * | 1974-10-22 | 1976-04-26 | Mitsubishi Gas Chemical Co | |
JPS5479237A (en) * | 1977-12-06 | 1979-06-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Selective ortho-alkylation of phenol |
-
1981
- 1981-03-27 JP JP1981044224U patent/JPS601272Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495928A (ja) * | 1972-02-22 | 1974-01-19 | ||
JPS5041827A (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-16 | ||
JPS5148623A (ja) * | 1974-10-22 | 1976-04-26 | Mitsubishi Gas Chemical Co | |
JPS5479237A (en) * | 1977-12-06 | 1979-06-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Selective ortho-alkylation of phenol |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57156086U (ja) | 1982-09-30 |
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