JPH0198306A - 線形差動増幅回路 - Google Patents

線形差動増幅回路

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JPH0198306A
JPH0198306A JP62254783A JP25478387A JPH0198306A JP H0198306 A JPH0198306 A JP H0198306A JP 62254783 A JP62254783 A JP 62254783A JP 25478387 A JP25478387 A JP 25478387A JP H0198306 A JPH0198306 A JP H0198306A
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小山 幹雄
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3211Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in differential amplifiers

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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばアクティブフィルタ等を構成するの
に用いられる線形差動増幅回路に関する。
(従来の技術) 近年、差動増幅回路で構成したアクティブフィルタをI
Cに内蔵させることが一般的になってきている。しかし
、ビデオ帯域のよう・に高い周波数帯域のアクティブフ
ィルタを実現しようとする場合、差動増幅回路として増
幅段2段の構成からなるオペアンプ形式のものは周波数
特性が良好ではないので、例えば第6図に示すように、
差動増幅回路の負荷を言渋44としてこれを1段構成の
積分回路とし、この積分回路によりジャイレータ又はバ
イカッド回路を構成してアクティブフィルタを実現する
手段がよくとられている。
第6図中、41.42はベアのバイポーラトランジスタ
であり、差動増幅回路は、このベアトランジスタ41.
42によるエミッタカップルドペア43で構成されてい
る。45は定電流源、46.47は負荷抵抗又はそれに
相当する回路である。
しかし、このようなバイポーラトランジスタ41.42
によるエミッタカップルドペア43は、線形性が悪く、
入力信号のレベルにより相互コンダクタンスgmが変化
してしまう。このため、このような差動増幅回路を用い
て構成したアクティブフィルタは、入力信号のレベルに
より特性が変化してしまい、この点で十分な特性を有す
るアクティブフィルタとは云えなかった。
そこで、線形性を改善した従来の差動増幅回路として、
例えば第7図に示すようなものがある(VOORMAN
  a、 o、 、  rBipolar  inte
graNon of analog gyrator 
and  l−aguerre type filte
rsJ Proc 、 ECCTD’ 83 5tut
taart、p108)。
この差V)増幅回路は、それぞれエミッタ面積の比が1
:4の2個のトランジスタ51と52及び53と54に
より第1のエミッタカップルドペアア40と第2のエミ
ッタカップルドペア50を構成し、この第1、第2のエ
ミッタカップルドペア40150におけるトランジスタ
52のコレクタとトランジスタ53のコレクタとを共通
接続して、これに一方の負荷抵抗46を接続し、またト
ランジスタ51のコレクタとトランジスタ54のコレク
タとを共通接続して、これに他方の負荷抵抗47を接続
し、2組のエミッタカップルドペア40.50を組合わ
せたものである。55は第1のエミッタカップルドペア
40の定電流源、56は第2のエミッタカップルドペア
50の定電流源である。
そして、このように、それぞれ2個のトランジスタ51
と52及び53と54のエミッタ面積の比を1=4の比
率で変えることにより、第1、第2のエミッタカップル
ドペア40.50の出力電流にそれぞれ1:4のオフセ
ットを持たせ、この1:4にオフセットした各出力電流
を加算して、組合わせ後の出力電流13、I<とするこ
とにより線形性の改善効果を得ている。
第8図は、入出力特性によりこの線形性の改善効果を示
したものであり、同特性図中、a特性線は線形性の改善
された第7図の差動増幅回路の特性、b特性線は前記第
6図の差動増幅回路の特性をそれぞれ示している。同図
中、R1は負荷46又は47の抵抗値である。このa、
b両特性線の比較から、出力の歪率が1%に達する入力
レベルが、第6図のものは±17mvppであったのに
対し、第7図のものは±48mV p pまで改善され
、線形の範囲が顕著に拡大されている。
次に、上記のように線形性の改善された差動増幅回路を
用いてジャイレータ又はバイカッド回路を構成してアク
ティブフィルタを作製することを考えると、積分回路は
、差動増幅回路1段構成としたとき周波数特性が良好に
なるが、直流ゲインを高くすることが難しくなる。アク
ティブフィルタにおける積分回路の直流ゲインの低下は
、LGのパッシブフィルタに対応させて考えると、素子
のQの低下に対応し、望ましくない。
これに対しては、差動増幅回路の出力を他の差動増幅回
路のベースに直結せず、−旦エミッタホロワを介するこ
とにより直流ゲインの低下を防止するようにしたジャイ
レータによる回路例がある(rGyrator  Vi
deo  Filter  ICwrthAutoma
tic  Tunir+gJIEEE  JOURNA
L  OF  5OLID−8TATE  CIRCU
ITS、VOL、5C−15,陽6.DECEMBER
1980,p965   Fi(j7) 。
次いで、アクティブフィルタを構成する積分回路に要求
される性能について考えると、積分回路は、非常に低い
周波数に第1のボールを持ち、それ以外はボールもゼロ
点も有していないものが理想的である。しかし、現実の
積分回路は、使用するトランジスタの性能の限界により
複数のボールやゼロ点を有しているので、理想的とは云
い難く、これらのボールやゼロ点がフィルりのカットオ
フ周波数に対して一般には50〜100倍以上の点にな
いと良好なアクティブフィルタを構成できないことが知
られている。
このことから、例えばカットオフ周波数が10MH2の
アクティブフィルタを作製しようとしたとき、第2のボ
ールやゼロ点が500MHz〜1GHz以上の点になけ
ればならないことになる。
つまり使用する周波数に対して非常に高い周波数性能ま
で考慮しなければ良好なアクティブフィルタを作製する
ことができない。
また、積分回路の直流ゲインを下げないようにするため
には、エミッタホロワが必要であることを前述したが、
前記第7図に示した差動増幅回路にエミッタホロワを接
続すると、エミッタホロワの出力には、エミッタ面積が
5倍のトランジスタが接続されたことと等価になる。ト
ランジスタのベース・エミッタ容量はエミッタ面積に比
例するので、このようにエミッタ面積が5倍になると、
ベース・エミッタ容量は5倍になってしまう。
一般に、トランジスタのベース・エミッタ容量は、0.
5DF〜1pFであり、この容量値は製造ブ0セスで決
まるトランジスタの最小サイズにより決定されるので、
これ以上に小さくすることは難しい。
このような、ベース・エミッタ接合による容量Cbeが
、エミッタホロワの出力についた場合の影響を、第9図
(A)及びその等価回路を示す第9図(8)を用いて考
えると、エミッタホロワ57の出力抵抗rQとベース・
エミッタ容NICbeにより、ローパスフィルタが構成
される。
そのときのボールの周波数、fpは f l)−1/ (2π・Cbe −ro  )となり
、エミッタホロワ57のコレクタ電流を1mAqベース
・エミッタ容ff1cbeを1pFとすると、 ro =1/Qm=26 (Ω) fp−612MH2 となる。しかし、前述したように前記第7図に示した差
動増幅回路を用いたものでは、エミッタ面積が5倍にな
るので、Cbe−5DF、jpは約115となり、カッ
トオフ周波数がIOMH2のアクティブフィルタを想定
すると、特性が著しく劣化してしまうことになる。
このように、エミッタ面積の比が1=4程度のトランジ
スタでエミッタカップルドペアを構成すると、少なくと
も、用いることのできる最小サイズの4倍のエミッタ面
積を有するトランジスタを使用しなければならないこと
になり、ベース・エミッタ容12tcbeの増加を招い
て高周波動作上の大きな妨げとなってしまう。
また、このような回路により、高速動作を実現するため
には、非常に出力インピーダンスの低い電圧源でドライ
ブする必要があり、回路設計上、極めて不都合である。
例えば前述の例でベース・エミッタ容ICbeが5ρF
のとき、ボールの周波数/pを500MHzとするため
には、エミッタホロワ57のコレクタ電流を4mAとす
る必要があり、消費電流が増大し、エミッタホロワ57
のベース電流も無視できないものとなってしまう。
そして、エミッタ面積が大きいとしゃ断層波数71が低
下するので、アクティブフィルタに使用する場合に限ら
ず高速動作を必要とするその他の回路にも適さない。さ
らに、高いS/Nが要求される回路では、使用されるト
ランジスタのサイズを大きくしてベース抵抗を小さくす
る手段がとられるが、エミッタ面積の比を1:4程度ま
で変えたトランジスタによる差動増幅回路では、エミッ
タ面積の小さい方のトランジスタのベース抵抗が高くな
り、これによりノイズレベルが決まってしまう。そして
、全体のチップ面積及び周波数特性等を考慮したとき、
トランジスタのサイズを太きくすることには限度がある
ので、上述の差動増幅回路はノイズの点からも不利がも
たらされる。
(発明が解決しようとする問題点) 線形性を改善した従来の差動増幅回路では、エミッタ面
積の比が1:4の2個のトランジスタを用いてエミッタ
カップルドペアが構成されていたため、エミッタ面積の
大きい方のトランジスタのしゃ断固波数ftが低くなり
、またアクティブフィルタの構成の際に直流ゲインを上
げるためエミッタホロワドライブとしたとき、ベース・
エミッタ容MCbeが大きくなり、エミッタホロワの周
波数特性が劣化して高周波動作上の大きな妨げとなって
しまう。また、ベース抵抗によるノイズは、エミッタ面
積の小さい方のトランジスタのベース抵抗が支配的とな
るので、これを改善するためにトランジスタのサイズ、
ひいてはチップ面積の増大を招くことになるのでコスト
的な面から望ましくない。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、エミッ
タ面積の小さいトランジスタを用いて線形性を改善する
ことにより、高周波動作を向上させることができととも
にS/Nの劣化を抑制覆ることのできる線形差初回路を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するために、第1図に示す
ように、それぞれ2個のトランジスタQ1とQ2及びQ
3とQ4を用いて第1のエミッタカップルドベ710及
び第2のエミッタカップルドペア20を構成し、前記第
1のエミッタカップルドペア10の第1のコレクタ1と
第2のエミッタカップルドペア20の第1のコレクタ2
とを接続し、前記第1のエミッタカップルドペア1゜の
第2のコレクタ3と前記第2のエミッタカップルドペア
20の第2のコレクタ4とを接続し、−方の入力端子5
と前記第1のエミッタカップルドペア10の第1のベー
ス7とを接続するとともに当該一方の入力端子5と前記
第2のエミッタカップルドペア20の第1のベース8と
の間に所要レベルのオフセット用直流電圧の印加手段E
1を接続し、他方の入力端子6と前記第2のエミッタカ
ップルドペア20の第2のベース11とを接続するとと
もに当該他方の入力端子6と前記第1のエミッタカップ
ルドペア10の第2のベース9との間に前記オフセット
用直流電圧とは逆極性で且つ同一レベルのオフセット用
直流電圧の印加手段E2を接続したことを要旨とする。
(作用) 一方の入力端子5と第2のエミッタカップルドペア20
の第1のベース8との間に所要レベルのオフセット用直
流電圧が印加され、他方の入力端子6と第1のエミッタ
カップルドペア10の第2のベース9との間に前記オフ
セット用直流電圧とは逆極性で且つ同一レベルのオフセ
ット用直流電圧が印加されて第1、第2のエミッタカッ
プルドペア10,20の各出力電流がオフセットされる
。そして、このオフセット作用により、第1、第2のエ
ミッタカップルドペア10.20の出力電流にそれぞれ
所要のオフセットが与えられ、このオフセットされた各
出力電流がそれぞれ加算されて、出力電流I+ 、12
とされることにより線形性が改善される。
このように、この発明の線形差動増幅回路は、各入力端
子5.6の部分に加えられるオフセット直流電圧によっ
て第1、第2のエミッタカップルドペア10.20の各
出力電流にオフセットが与えられるので、第1、第2の
エミッタカップルドペア10.20を構成するトランジ
スタは、エミツタ面積比が接近した比率で、格別大なる
エミツタ面積比を有するものを必要とせず且つそのエミ
ッタ面積は小さくすることができるので、S/Nの劣化
を抑えることができるとともに高周波動作の向上が図ら
れる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に塁づいて説明する。
第2図は、この発明の第1実施例を示す図である。
まず、線形差動増幅回路の構成を説明すると、それぞれ
エミッタ面積の等しいベアトランジスタQ5とQ6及び
Q7とQ8を用いて第1のエミッタカップルドペア10
及び第2のエミッタカップルドペア20が構成されてい
る。第1、第2のエミッタカップルドペア10.20に
おけるエミッタの共通接続点には、それぞれ定電流■e
からなる定電流源12a、12bが接続されている。
第1のエミッタカップルドペア10の第1のコレクタ1
と第2のエミッタカップルドペア20の第1のコレクタ
2とが接続され、その共通接続点が負荷抵抗13aを介
して電源電圧VCCの電源線路14に接続されている。
また、第1のエミッタカップルドペア10の第2のコレ
クタ3と第2のエミッタカップルドペア20の第2のコ
レクタ4とが接続され、その共通接続点が他の負荷抵抗
13k)を介して電源線路14に接続されている。
そして、第1、第2のエミッタカップルドペア10.2
0の出力電流にそれぞれ所要のオフセットを与える手段
として、この実施例では、内入力端子5.6の部分に、
それぞれエミツタ面積比が1:4からなる2個のトラン
ジスタからなる二つのエミッタホロワが並設されている
即ち、一方の入力端子5側に、は、エミツタ面積比が1
:4の2個のトランジスタQ9、Qloを用いた二つの
エミッタホロワ15.16が並設されている。各エミッ
タホロワ15.16のエミッタ回路には定電流Ioの定
電流源17a、17bが接続されている。そして、エミ
ッタホロワ15のエミッタ出力点が第1のエミッタカッ
プルドペア10の第1のベース7に接続され、他のエミ
ッタホロワ16のエミッタ出力点が第2のエミッタカッ
プルドペア20の第1のベース8に接続されている。
また、他方の入力端子6側にも上記と同様に、エミツタ
面積比が1=4の2個のトランジスタQ11、Q12を
用いた二つのエミッタホロワ18.19が並設されてい
る。各エミッタホロワ18.19のエミッタ回路には定
電流Ioの定電流源17c117dが接続されている。
そして、エミッタホロワ18のエミッタ出力点が第2の
エミッタカップルドペア20の第2のベース11に接続
され、他の1ミツタホロワ19のエミッタ出力点が第1
のエミッタカップルドペアア10の第2のベース9に接
続されている。
この実施例に係る線形差動増幅回路は、上述のように構
成されているので、一方の入力端子5側に並設された二
つのエミッタホロワ15.16におけるトランジスタQ
+oは、そのエミッタ面積が他のトランジスタQ9の4
倍となっており、この両トランジスタQ9、QIOには
同一レベルの定電流1oが流れる。したがってトランジ
スタQ+oと他のトランジスタQ9とのベース・エミッ
タ電圧vbeはそれぞれ Vt−1n (Ic/l5)(■) VtlLn (Ic/4 ls)(V)但し、lsはト
ランジスタの飽和電流、lcはコレクタ電流、Vtは熱
電圧 となり、トランジスタQ9とトランジスタQ+oのvb
eの電位差は常に Vt−吏n4 (V) となる。
この結果、このベース・エミッタ電圧Vbeの差電圧に
より一方の入力端子5に対する第1のエミッタカップル
ドペア10の第1のベース7と第2のエミッタカップル
ドペア20の第1のベース8との間には、第2のエミッ
タカップルドペア20の第1のベース8側に所要レベル
の直流的なオフセットを持たせたことになって、前記第
1図に示したように一方の入力部にオフセット用直流電
圧E1が印加されたものと等価となる。
他方の入力端子6側についても、上記とほぼ同様に、第
1のエミッタカップルドペア10の第2のベース9側に
上記とは逆極性で所要レベルの直流的なオフセットを持
たせたことになって、前記第1図に示したように他方の
入力部にオフセット用直流電圧E2が印加されたものと
等価となる。
このように、両入力部に1:4の比率の直流的なオフセ
ットを持たせることにより、第1、第2のエミッタカッ
プルドペア10.20の出力電流にそれぞれ1:4のオ
フセットが生じ、この1:4にオフセットした各出力電
流を加締して、この加算後の出力電流を1+ 、[2と
することにより、前記第8図中のa特性線で示したもの
と同様の線形性の改善効果が得られる。
即ち、この実施例の線形差動増幅回路は、前記第7図の
回路におけるエミッタカップルドペアを構成するトラン
ジスタのエミッタの面積の差を、入力部に並設したエミ
ッタホロワを構成するトランジスタのエミッタ高周波動
作に殆んど影響しない面積の差に置換えることにより、
線形性の改善効果を得ている。
したがって、この実施例における第1、第2のエミッタ
カップルドペア10.20を構成する各トランジスタは
、エミッタ面積が等しく、格別大なるエミッタ面積を有
するものを必要とせず、且つそのエミッタ面積は可能な
範囲で小さくすることができるので、高周波動作の向上
が図られるとともにS/Nの劣化も抑えられる。
次いで、第3図には、この発明の第2実施例を示す。こ
の実施例は、前記第2図における各定電流源を具体的な
回路で実現したものである。
なお、第3図及び後述の各実施例を示す第4図、第5図
において、前記第2図における各回路素子等と同一ない
し均等のものは、前記と同一符号を以って示し、重複し
た説明を省略する。
即ち、この実施例では、前記第2図における定電流N1
2aが定電圧21でバイアスされたトランジスタQI3
と抵抗22aとで構成され、また第2図における定電流
源12bが同様に定電圧21でバイアスされたトランジ
スタQI4と抵抗22bとで構成されている。さらに、
これと同様に、前記第2図における定電流源178〜1
7dが、定電圧23でバイアスされた各トランジスタQ
I5、QCs 、Qvy 、QCsと各抵抗24a〜2
4dとで構成されている。
このように、この実施例では、各定電流源を構成するト
ランジスタQ13〜Q+eのエミッタと接地間にそれぞ
れ抵抗22a、22b、24a 〜24dを接続するこ
とにより、各定電流源の出力のノイズを低減して、良好
なS/Nを劣化させないような考慮が払われている。
第4図には、この発明の第3実施例を示す。この実施例
は、一方の入力端子5側に並設された二つのエミッタホ
ロワ26.27が、その各トランジスタQ9、Q19に
ついては、そのエミッタ面積が同一とされ、各定電流源
17b、25aの定電流のレベルが1=4とされている
これと同様に、他方の入力端子6側に並設された二つの
エミッタホロワ28.29についても、この各トランジ
スタQ u 、Q 20については、そのエミッタ面積
が同一とされ、各定電流源17d125bの定電流のレ
ベルが1:4とされている。
このように、この実施例では、一方の入力端子5側に並
設された二つのエミッタホロワ26.27における各ト
ランジスタQ9、Q19はそのエミッタ面積が等しくさ
れ、トランジスタQ9には他のトランジスタGh9の4
倍の電流が流れる。したがってトランジスタQI9とト
ランジスタQ9とのベース・エミッタ電圧Vbeはの電
位差はVt・Qo4(V)となる。そしてこのベース・
エミッタ電圧Vbeの差電圧により、前記第1実施例(
第2図)のものと同様に、一方の入力部にVt・1n4
(V)の直流的なオフセットが持たせられる。
他方の入力部についても、上記と同様にVt・Qo4 
(V)の直流的なオフセットが持たせられる。
この結果、前記第1実施例のものと同様に第1、第2の
エミッタカップルドペ710.20の出力電流にそれぞ
れ1:4のオフセットか生じて線形性の改善効果が得ら
れる。
第5図には、この発明の第4実論例を示す。この実施例
は、第1のエミッタカップルドペア10と第2のエミッ
タカップルドペア20がそれぞれエミッタ面積の比が1
:2の2個のトランジスタQsとQ21及びQ7とQ2
2により構成され、また、両入力部にそれぞれ並設され
たエミッタホロワ15と31及び18と32におけるト
ランジスタQ9とQ23及びQoとQ24のエミッタ面
積の比がそれぞれ1:2とされている。
そして、それぞれエミッタ面積の比を1=2としたエミ
ッタカップルドペアの部分及びエミッタホロワの部分の
両者の相乗作用により、第1、第2のエミッタカップル
ドペア10.20の出力電流にそれぞれ1:4のオフセ
ットを生じさせて線形性の改善効果を得ている。
この実施例のように、第1、第2のエミツタカップルド
ペ710.20をそれぞれ構成する各トランジスタのエ
ミッタ面積の比を1=2程度まで大きくしても、各トラ
ンジスタのエミッタ面積は格別大となることはなく、高
周波動作の向上及びS/Nの劣化に対する抑制効果を得
ることができる。
なお、上述の各実施例では、第1、第2のエミッタカッ
プルドペア10,20の出力電流にそれぞれ生じさせる
オフセットを1:4の比率としたが、このオフセットの
比率は、例えば1:4.5又は1:5等の1:4に近い
比率であれば線形性の改善効果を得ることができる。
また、この発明に係る線形差動増幅回路は、アクティブ
フィルタに利用する場合に限らず、例えばオペアンプの
初段回路として用いる等、その他の回路にも利用するこ
とができる。
[発明の効!!] 以上説明したように、この発明によれば、両入力部に直
流的なオフセット電圧を与えて第1、第2のエミッタカ
ップルドペアの出力電流にそれぞれ所要のオフセットを
生じさせ、ざらにこのオフセットされた各出力電流を所
要の態様で加算することにより線形性を改善するように
したので、第1、第2のエミッタカップルドペアを構成
するトランジスタは格別大なるエミッタ面積を有するも
のを必要とせず、そのエミッタ面積を小さくすることが
できて高周波動作の向上を図ることができるとともに、
S/Nの劣化を適切に抑えることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る線形差動増幅回路の基本的構成
を示す回路図、第2図はこの発明の第1実施例を示す回
路図、第3図はこの発明の第2実施例を示す回路図、第
4図はこの発明の第3実施例を示す回路図、第5図はこ
の発明の第4実施例を示す回路図、第6因は従来の差動
増幅回路を示す回路図、第7図は線形性を改善した従来
の差動増幅回路の回路図、第8図は同上従来例における
線形性の改善効果を示す入出力特性図、第9図は差動増
幅回路の入力部に付設するエミッタホロワを示す回路図
である。 5.6:入力端子、 10:第1のエミッタカップルドペアア、20:第2の
エミッタカップルドペア、15.16.18.19.2
6.27.28.29.3L32:エミッタホロワ、 E+ 、E2  :オフセット用直流電圧の印加手段、
Q1〜Q8・Q21 ・Q22 :エミツタカップルド
ベアを構成するトランジスタ、 Q9〜QI2 % Q19 N Q2 o亀Q23 s
 Q24:オフセット用直流電圧の印加手段となるエミ
ッタホロワを構成するトランジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ2個のトランジスタを用いて第1のエミ
    ッタカップルドペア及び第2のエミッタカップルドペア
    を構成し、 前記第1のエミッタカップルドペアの第1のコレクタと
    前記第2のエミッタカップルドペアの第1のコレクタと
    を接続し、 前記第1のエミッタカップルドペアの第2のコレクタと
    前記第2のエミッタカツプルドペアの第2のコレクタと
    を接続し、 一方の入力端子と前記第1のエミツタカツプルドペアの
    第1のベースとを接続するとともに当該一方の入力端子
    と前記第2のエミッタカツプルドペアの第1のベースと
    の間に所要レベルのオフセット用直流電圧の印加手段を
    接続し、 他方の入力端子と前記第2のエミッタカップルドペアの
    第2のベースとを接続するとともに当該他方の入力端子
    と前記第1のエミッタカップルドペアの第2のベースと
    の間に前記オフセット用直流電圧とは逆極性で且つ同一
    レベルのオフセット用直流電圧の印加手段を接続したこ
    とを特徴とする線形差動増幅回路。
  2. (2)前記オフセット用直流電圧の印加手段は、エミッ
    タ面積の異なるトランジスタを使用した二つのエミッタ
    ホロワの出力電位差を用いたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の線形差動増幅回路。
  3. (3)前記オフセット用直流電圧の印加手段は、コレク
    タ電流の異なる二つのエミッタホロワの出力電位差を用
    いたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の線形差動増幅回路。
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