JPH0197774A - 車両のキーレスエントリ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両のキーレスエントリ方法に関する。

（従来の技術） 従来、乗用車等の車両のドアのロックあるいはアンロッ
クをキーにより行うことが面倒なことから、運転者がリ
モコン送信器を車両のキーホールる向けてリモコン送信
器のボタンをオン・オフすることによって自動的に車両
のドアをロックあるいはアンロックさせ、トランクリッ
ドを開かせるという車両のキーレスエントリ方法が用い
られている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の車両のキーレスエントリ方法は、
リモコン送信器からトランクに取付けられたトランク受
信器に向けて送信器オン信号が入力されると、トランク
のアンロックに連動して全席ドアもアンロックしてしま
う、つまり、トランクのふたが開くと同時に全席ドアの
ロックも解除されてしまう、そのため、従来の車両のキ
ーレスエントリ方法では、トランクのふたを閉めてトラ
ンクリッドをロックしてから乗車せずに車両から離れた
場合には車両のドアがアンロック状態で放置されてしま
うという問題点がある。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、車両のト
ランクをアンロックすると同時に全席ドアもアンロック
するが、トランクをロックした後に所定時間内にいずれ
かのドアが開けられない場合には自動的に全席ドアをロ
ックする車両のキーレスエントリ方法を提供することを
目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明によれば、車両のト
ランクリッドのロックあるいはアンロック信号を与える
トランクリッドスイッチを前記トランクリッドに設け、
車両のドアハンドルが引かれたか否かを示す信号を与え
るドアハンドルスイッチをドアハンドルに設け、リモコ
ン送信器から送信器オン信号を受信するトランク受信器
をトランク外部に設け、前記トランクリッドスイッチが
閉にありかつ前記ドアハンドルスイッチがオフにある状
態で前記送信器オン信号を受信すると前記トランクリッ
ド及び全席ドアをアンロックし、前記トランクリッドカ
５０ツクされた後所定時間内に前記ドアハンドルがオン
にされない場合には前記全席ドアをロックする車両のキ
ーレスエントリ方法が提供される。

（作用） 送信器オン信号によりトランクリッドをアノロックする
とこれに連動してドアもアンロックされ、トランクリッ
ドをロックした後所定時間経過してもドアを開くために
ドアハンドルが引かれない場合には全席ドアを自動的に
ロックする。

（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明を実施するための主要電気回路を示すブ
ロック図である。この回路は、ドア受信器ｌ、トランク
受信器２、制御用ＩＣ３、ドアロックリレー４、フロン
ト右側ドアロックアクチュエータ５、フロント左側ドア
ロックアクチエエータ６、トランクリッドスイッチ７、
トランクリレー８、ドアハンドフレスイッチ９及びトラ
ンクソレノイドｌＯから成つている。ドア受信器ｌ及び
トランク受信器２は運転者がリモコン送信器（図示せず
）から送信した赤外線暗証コードを含む送信器オン信号
を受信するものであうで、夫々運転席のドアロックの近
く及びトランクのふたに取付けられている。制御用夏Ｃ
３はドア受信器ｌあるいはトランク受信器２からの送信
器オン入力、トランクのふたからの入力及びドアハンド
ルスイッチからの入力を受は取り、トランクアンロック
出力、ドアアンロック出力及びドアロック出力を発生し
てリレー及びアクチエエータを制御する。ドアロックリ
レー４は励磁コイル４ａ、４ｂ及びスイッチ４ｃ、４ｄ
を有しており、スイッチ４ｃ、４ｄは夫々励磁コイル４
ａ、４ｂが付勢された時に第１図に点線で示す位置に切
り換わる。フロント右側ドアロックアクチエエータ５は
モータ５ａとロックスイッチ５ｂを有し、フロント左側
ドアロックアクチエエータ６はモータ６ａとロックスイ
ッチ６ｂを有している。モータ５ａ及び６ａはその回転
方向に応じてドアをロックあるいはアンロックするアク
チエエータであり、ロックスイッチ５ｂ及び６ｂは夫々
モータ５ａ及び６ａのロック及びアンロックに応じて開
状態及び閉状態になる。トランクリシトスイッチ７はト
ランクのふたに取付けられ、トランクの開あるいは閉状
態を示す　信号を制御用ＩＣ３に与える。トランクリレ
ー８は励磁コイル８ａとスイッチ８ｂとから成り、トラ
フ７７フπ７信号によって励磁コイル８が付勢されると
スイッチ８ｂが閉じトランクソレノイドｌＯを付勢しト
ランクを開かせる。ハンドルスイッチ９は運転席ドアを
開けるドアハンドルに取付けられている。＋Ｂ電源はバ
ッテリ（図示せず）に接続されている。後部ドアにも同
様にドアロックリレー及び左右のドアロックアクチエエ
ータが設けられている。

次に、第１図ないし第３図を参照して本発明の車両のキ
ーレスエントリ方法について説明する。

第２図は本発明における動作手順を示すフローチャート
であり、第３図は第１図の電気回路における各信号のタ
イミングチャートである。まず、スタート後に、第２図
のステップ１１でトランク受信器２の受光素子２ａがリ
モコン送信器から送信された赤外線暗証コードを受信し
、ステップ１２において制御用ＩＣ３が送信器から与え
られた暗証コードを予め車両のメモリ内に登録しである
暗証コードとが一致するか否かを判断する。一致しない
場合にはそのままエンドへ行きスタンバイするが、一致
した場合には制御用ＩＣ３はまずトランクアンロック信
号を出力しステップ１３においてトランクアンロックソ
レノイドを駆動させる。これは第３図において送信器オ
ン信号２１が入力された時にトランクアンロック信号２
２を出力することを意味する。第１図においてトランク
アンロック信号が制御用ＩＣ３から出力されると、励磁
コイル８ａが付勢されてスイッチ８ｂが閉じ、十Ｂ電源
からトランクソレノイド１０に電流が流れ、トランクの
ふたが開かれる。

次に、第２図のステップ１４において全席ドアがロック
状態にあるか否かがロックスイッチ５ｂ。

６ｂ等により判断され、いずれかのドアがアンロック状
態にあればエンドに行きスタンバイ゛する。

全席ドアがロック状態にあれば、ステップ１５において
全席ドアのアクチエエータを駆動してアンロックにする
。これによりトランクのアンロックに連動してドアがア
ンロックされる。これは第３図でドアアンロック信号２
３が与えられることであり、第１図では制御用ＩＣ３か
らドアアンロック信号が発生されることである。ドアア
ンロック信号が発生されると、点線で示すように電流が
十Ｂ電源から励磁コイル４ａを介して制御用ＩＣ３に流
れてスイッチ４ｃを点線で示す位置に切り換え、これに
より点線で示すように電流が十Ｂ電源からスイッチ４ｃ
を介してモータ５ａ及びモータ６ａに流れて、フロント
の左右のドアをロック解除する。同様にして、リアの左
右のドアもロック解除され、全席ドアがロック解除され
る。

次に、第２図のステップ１６において、トランクリッド
が開かれた状態から閉じた状態になったか判断され、ト
ランクリッドが開いたままであれば閉じられるまでこの
ステップ１６の判断を繰返す、トランクのふたが閉じら
れると同時に、つま号２４が開状態から閉状態に変化す
るとステップ１７でタイマが作動を開始し所定時間例え
ば５秒間オン状態にある。ステップ１８においてドアハ
ンドルスイッチ９が引かれてオンになったか否か判断さ
れ、オフのままの場合にはステップ１９でタイマの５秒
が経過したか判断される。５秒経過していない場合には
ステップ１日に戻り同じ手順−を繰り返すが５秒経過し
てもドアハンドルスイッチ９がオフのままであればステ
ップ２０で全席ド。

アをロックするようにロックアクチエエータが駆動され
る。これは第３図においてドアロック信号２５がアンロ
ックからロックに変わることであり、第１図ではドアロ
ック信号が制御用ＩＣ３から出力されることである。制
御用ＩＣ３がドアロック信号を出力すると一点鎖線で示
すように電流が十Ｂ電源から励磁コイル４ｂに流れスイ
ッチ４ｄを点線で示す位置に切り換え、これにより一点
鎖線で示すように電流が十Ｂ電源からスイッチ４ｄを介
してフロント右側ドアロックアクチエエータ５のモータ
５ａ及びフロント左側ドアロックアクチエエータ６のモ
ータ６ａに流れドアをロックする方向に回転させ、フロ
ントの左右のドアがロックされる。これによってロック
スイッチ５ｂ及び６ｂが閉状態になる。同様にして、リ
アの左右のドアもロックされ、全席ドアがロックされる
。

第２図のステップ１日において、タイマの５秒経過前に
ドアハンドルスイッチ９がオンにされた場合にはドアは
ロックされずそのままエンドに行く、これは第３図にお
いて送信器オン信号２６が与えられたことに応答してト
ランクアンロック信号２７及びドアアンロック信号２８
が発生され、その後トランクリッドスイッチ信号が開か
ら閉に変わってタイマがスタートした後５秒以内にドア
ハンドルスイッチ９が引かれてドアハンドルスイッチ信
号３０が制御用ＩＣ３に入力されたことを意味する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、車両のトランク
リッドのロックあるいはアンロック信号を与えるトラン
クリッドスイッチを前記トランクリッドに設け、車両の
ドアハンドルが引かれたか否かを示す信号を与えるドア
ハンドルスイッチをドアハンドルに設け、リモコン送信
器から送信器オン信号を受信するトランク受信器をトラ
ンク外部に設け、前記トランクリッドスイッチが閉にあ
りかつ前記ドアハンドルスイッチがオフにある状態で前
記送信器オン信号を受信すると前記トランクリッド及び
全席ドアをアンロックし、前記トランクリッドがロック
された後所定時間内に前記ドアハンドルがオンにされな
い場合には前記全席ドアをロックすることにより、使用
者がトランクに荷物を積み込んでそのまま車両から離れ
た場合でも全席ドアが再びロックされ、安全性の向上が
図られるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の車両のキーレスエントリ方法を実施す
るための主要電気回路の一実施例を示すブロック図、第
２図は本発明における動作手順を示すフローチャート、
第３図は第１図の電気回路における各信号のタイミング
チャートである。 １・・・ドア受信器、２・・・トランク受信器、３・・
・制御用ＩＣ，４・・・ドアロックリレー、５．６・・
・ドアロックアクチュエータ、７・・・トランクリッド
スイッチ、８・・・トランクリレー、９・・・ドアハン
ドルスイッチ、１０・・・トランクソレノイド。 出願人　　三菱自動車工業株式会社 出願人　　日本自動車エンジニアリング株式会社代理人
　　弁理士　　長　門　侃　二 第２図 ８　′１３Ｇ６’ＤΩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両のトランクリッドのロックあるいはアンロック信号
   を与えるトランクリッドスイッチを前記トランクリッド
   に設け、車両のドアハンドルが引かれたか否かを示す信
   号を与えるドアハンドルスイッチをドアハンドルに設け
   、リモコン送信器から送信器オン信号を受信するトラン
   ク受信器をトランク外部に設け、前記トランクリッドス
   イッチが閉にありかつ前記ドアハンドルスイッチがオフ
   にある状態で前記送信器オン信号を受信すると前記トラ
   ンクリッド及び全席ドアをアンロックし、前記トランク
   リッドがロックされた後所定時間内に前記ドアハンドル
   がオンにされない場合には前記全席ドアをロックするこ
   とを特徴とする車両のキーレスエントリ方法。