JP2940341B2 - 車両用キーレスエントリー装置 - Google Patents

車両用キーレスエントリー装置

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JP2940341B2 JP5738993A JP5738993A JP2940341B2 JP 2940341 B2 JP2940341 B2 JP 2940341B2 JP 5738993 A JP5738993 A JP 5738993A JP 5738993 A JP5738993 A JP 5738993A JP 2940341 B2 JP2940341 B2 JP 2940341B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアを遠隔操作
でロック/アンロックするキーレスエントリー装置にに
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用送信機から送信されたドアロック
信号に応答してドアをロックするとともにドアミラーを
格納し、ドアアンロック信号に応答してドアをアンロッ
クするとともにドアミラーを使用位置へ復帰させる車両
用キーレスエントリー装置が知られている(例えば、特
開平4−244456号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば間口
の狭い車庫へ車両を入れる場合には、ドアミラーが壁に
ぶつからないように格納スイッチを操作してドアミラー
を格納してから車庫入れを行い、キーレスエントリー装
置もしくはドアキーによりドアをロックしている。この
ような場合に、上述した従来の車両用キーレスエントリ
ー装置では、ふたたび車両に搭乗するためにキーレスエ
ントリー装置によりドアのアンロック操作を行うと、自
動的にドアミラーが使用位置へ復帰されるので、ドアミ
ラーが壁にぶつかってしまうという問題がある。
【0004】本発明の目的は、ドアミラーの格納方法に
応じてドアアンロックと連動してドアミラーを自動的に
復帰させるか否かを判断し、復帰時にドアミラーを壁な
どにぶつけないようにする車両用キーレスエントリー装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、ドアロ
ック信号とドアアンロック信号を送信する携帯用送信機
100と、この送信機100から送信される信号電波を
受信する受信手段101と、ドアをロックまたはアンロ
ックする施錠手段102と、ドアミラーを格納または復
帰させるミラー駆動手段103と、受信手段101でド
アロック信号を受信した時に、施錠手段102によりド
アをロックするとともにミラー駆動手段103によりド
アミラーを格納し、受信手段101でドアアンロック信
号を受信した時に、施錠手段102によりドアをアンロ
ックするとともにミラー駆動手段103によりドアミラ
ーを復帰させる制御手段104とを備えた車両用キーレ
スエントリー装置に適用される。そして、ドアミラーの
格納がドアロック動作に連動して行われたことを記憶す
る記憶手段105を備え、制御手段104によって、記
憶手段105にドアミラーの格納がドアロック動作に連
動して行われたことが記憶されている場合は、ドアアン
ロック動作に連動してドアミラーを復帰させ、記憶手段
105にドアミラーの格納がドアロック動作に連動して
行われたことが記憶されていない場合は、ドアアンロッ
ク動作に連動してドアミラーを復帰させないようにした
ことにより、上記目的を達成する。
【0006】
【作用】ドアミラーの格納がドアロック動作に連動して
行われた場合は、乗員が降車してキーレスエントリー装
置によりドアロックを行った時点までドアミラーが使用
位置にあったのであるから、ドアミラーは壁などの障害
物と干渉していないと考えられる。したがって、この場
合はキーレスエントリー装置によるドアアンロック動作
に連動してドアミラーを使用位置に復帰させても、壁な
どの障害物とぶつからないはずである。一方、ドアミラ
ーの格納がドアロック動作に連動して行われていない場
合は、乗員が駐車位置へ車両を移動する際、ドアミラー
が壁などの障害物と干渉すると判断して格納スイッチを
操作して手動でドアミラーを格納した場合か、あるいは
乗員が窓越しに直接ドアミラーボディーを回転させて格
納した場合が考えられる。したがって、このような場合
はキーレスエントリー装置によるドアアンロック動作に
連動してドアミラーを使用位置に自動的に復帰させる
と、ドアミラーが壁などの障害物とぶつかるおそれがあ
る。本発明のキーレスエントリー装置では、ドアアンロ
ック時に、前者の場合は自動的にドアミラーを使用位置
まで復帰させ、後者の場合はドアミラーの自動復帰を行
わない。これによって、ドアアンロック時にドアミラー
を壁などにぶつけないようにできる。
【0007】
【実施例】図2は一実施例のリモートコントローラの外
観を示し、図3はその電気回路を示す。リモートコント
ローラ(以下、リモコンと呼ぶ)1は小型で携帯可能に
構成されており、その表面には、ドアロックスイッチ
2、ドアアンロックスイッチ3、トランクリッドオープ
ナースイッチ4およびルームランプスイッチ5が設けら
れる。また、リモコン1は、送信用アンテナ6、制御回
路7およびバッテリー8を内蔵している。
【0008】図4は、リモコンから送信される信号フレ
ームを示す。リモコン1から送信される各種信号は、ヘ
ッダーHD、ユーザー暗証番号IDおよび機能コードか
ら構成される。ユーザー暗証番号IDは正規のユーザー
を識別するための番号であり、後述する車両側のキーレ
スエントリーコントローラに予め登録されている。機能
コードは上述したスイッチ2〜5に対応するコードであ
る。
【0009】リモコン1のいずれかのスイッチ(2〜
5)が操作されると、制御回路7は操作されたスイッチ
に対応する機能コードの信号フレームを生成し、送信用
アンテナ6を介して送信する。すなわち、ドアロックス
イッチ2が操作されて閉路するとドアロック信号フレー
ムを生成して送信し、ドアアンロックスイッチ3が閉路
するとドアアンロック信号フレームを生成して送信す
る。また、トランクリッドオープナースイッチ4が閉路
するとトランクリッド開放信号フレームを生成して送信
し、ルームランプスイッチ5が閉路するとルームランプ
点灯信号フレームを生成して送信する。なお、ドアロッ
クスイッチ2が所定時間T1以上連続して操作されて閉
路すると、制御回路7はドアロック信号フレームを生成
して送信した後、ドアミラーの格納信号フレームを生成
して送信する。
【0010】図5は、一実施例のキーレスエントリーコ
ントローラの構成を示す。キーレスエントリーコントロ
ーラ(以下、単にコントローラと呼ぶ)10は、例えば
車両のリヤーパーセルシェルフに設置され、受信用アン
テナ11によりリモコン1から送信された信号フレーム
の電波を受信し、機能コードに指定された処理を行う。
なお、受信用アンテナ11は例えばリヤーウインドーに
設置される。駆動制御回路12は、マイクロコンピータ
ーおよびメモリ12mなどの周辺部品と、アクチュエー
タやランプなどの駆動回路を備え、後述する制御プログ
ラムを実行してドアのロック/アンロック、ドアミラー
の格納/復帰、トランクリッドの開放、ルームランプの
点消灯を制御する。
【0011】駆動制御回路12には、各種アクチュエー
タおよびルームランプが接続される。アクチュエータ1
3は助手席ドアのドアロックアクチュエータ、アクチュ
エータ14は後部座席右ドアのドアロックアクチュエー
タ、アクチュエータ15は後部座席左ドアのドアロック
アクチュエータである。これらのアクチュエータ13〜
15は並列に接続され、駆動制御回路12によって同時
に駆動される。L方向に電流が流れると各ドアがロック
され、UL方向に電流が流れると各ドアがアンロックさ
れる。アクチュエータ16は運転席ドアのドアロックア
クチュエータであり、駆動制御回路12により他のドア
のアクチュエータ13〜15と別個に駆動される。L方
向に電流が流れると運転席ドアがロックされ、UL方向
に電流が流れると運転席ドアがアンロックされる。
【0012】アクチュエータ17は運転席側ドアミラー
の格納/復帰アクチュエータであり、アクチュエータ1
8は助手席側ドアミラーの格納/復帰アクチュエータで
ある。これらのアクチュエータ17,18は並列に接続
され、駆動制御回路12によって同時に駆動される。C
L方向に電流が流れると各ドアミラーが所定の位置に格
納され、OP方向に電流が流れると各ドアミラーが所定
の使用位置へ復帰する。アクチュエータ19はトランク
リッドオープナーアクチュエータであり、駆動制御回路
12により通電されるとトランクリッドが開扉する。ま
た、ルームランプ20は車室内の天井に設けられ、車室
内を照明する。
【0013】駆動制御回路12にはまた、各種スイッチ
が接続される。スイッチ25はキー差し込み検知スイッ
チであり、車両のイグニッションキーシリンダーへキー
が差し込まれると閉路し、バッテリー26の電源電圧が
駆動制御回路12へ印加される。このスイッチ25は、
キーレスエントリー装置によってドアロックを行う時に
イグニッションキーの抜き忘れを防止するために用いら
れる。スイッチ27はドアミラーを手動で格納するため
のドアミラー格納スイッチ、スイッチ28はドアミラー
を手動で使用位置に復帰させるためのドアミラー復帰ス
イッチである。また、スイッチ29はトランクリッドを
手動で開扉させるトランクリッドオープナースイッチ、
スイッチ30はルームランプ20を手動で点消灯するた
めのルームランプスイッチである。
【0014】図6はリモコン1の制御回路7の動作を示
すフローチャート、図7、図8はリモコン1のロックス
イッチ2およびアンロックスイッチ3を操作した時の装
置各部の動作を示すタイムチャートである。これらの図
により、リモコン1の送信動作を説明する。リモコン1
の制御回路7は、スイッチ2〜5のいずれかが操作され
て閉路すると図6に示す送信処理を開始する。ステップ
S1においてドアロックスイッチ2が閉路されたか否か
を判別し、ドアロックスイッチ2が閉路されるとステッ
プS2へ進み、そうでなければステップS6へ進む。ド
アロックスイッチ2が操作された時は、図7(a)に示
すように、ステップS2でドアロック信号フレームSF
1を生成して送信し、続くステップS3で所定時間T1
の時間待ちを行う。
【0015】所定時間T1が経過した後、ステップS4
でドアロックスイッチ2が操作されたままか否かを判別
し、操作されたままであればステップS5へ進み、そう
でなければ処理を終了する。ドアロックスイッチ2が所
定時間T1以上連続して操作された時は、図7(b)に
示すように、ドアロック信号フレームSF1を送信した
後、ステップS5でドアミラー格納信号フレームSF2
を送信する。
【0016】ステップS1でドアロックスイッチ2が操
作されていない時は、ステップS6でドアアンロックス
イッチ3が閉路しているか否かを判別し、ドアアンロッ
クスイッチ3が閉路していればステップS7へ進み、そ
うでなければステップS8へ進む。ドアアンロックスイ
ッチ3が操作された時は、図8に示すように、ステップ
S7でドアアンロック信号フレームSF3を生成して送
信する。
【0017】ステップS8では、トランクリッドオープ
ナースイッチ4が閉路しているか否かを判別し、トラン
クリッドオープナースイッチ4が閉路していればステッ
プS9へ進み、そうでなければステップS10へ進む。
トランクリッドオープナースイッチ4が操作された時
は、ステップS9でトランクリッド開放信号フレームを
生成して送信する。なお、トランクリッドの開扉処理
は、本発明に直接関係しないのでタイムチャートの図示
と詳細な動作説明を省略する。
【0018】操作されたスイッチがドアロックスイッチ
2、ドアアンロックスイッチ3およびトランクリッドオ
ープナースイッチ4のいずれでもない時は、ルームラン
プスイッチ5が操作されたと判断し、ステップS10で
ルームランプ点灯信号フレームを生成して送信する。な
お、ルームランプの点灯処理は、本発明に直接関係しな
いのでタイムチャートの図示と詳細な動作説明を省略す
る。
【0019】図9は、コントローラ10の駆動制御回路
12のマイクロコンピューターで実行される制御プログ
ラムを示す。この図により、コントローラ10の動作を
説明する。駆動制御回路12のマイクロコンピューター
は、リモコン1から送信された電波を受信するとこの制
御プログラムの実行を開始する。ステップS15で受信
した信号フレームに含まれるユーザー暗証番号IDを予
めメモリ12mに登録されている番号と照合し、続くス
テップS16で両者が一致しているか否かを判別する。
両者が一致していれば正規のユーザーであると判断して
以下の処理を行い、両者が一致していなければ処理を終
了する。正規のユーザーであると判断された時は、ステ
ップS17で受信した信号フレームに含まれる機能コー
ドがドアロックか否かを判別し、ドアロックであればス
テップS18へ進み、そうでなければステップS23へ
進む。
【0020】ドアロック信号フレームSF1を受信した
時は、ステップS18でキー差し込みスイッチ25によ
りイグニッションキーの抜き忘れを確認し、イグニッシ
ョンキーが差し込まれたままであれば処理を終了してキ
ーの封じ込めを防止する。イグニッションキーの抜き忘
れがなければステップS19へ進み、図7(a)に示す
ように、ドアロックアクチュエータ13〜16へロック
電流を流してすべてのドアをロックする。
【0021】次に、ステップS20でドアミラー格納信
号フレームSF2を受信したか否かを判別し、受信した
らステップS21へ進み、そうでなければ処理を終了す
る。ドアロック信号フレームSF1を受信した後にドア
ミラー格納信号フレームSF2を受信した時は、図7
(b)に示すように、ステップS21で運転席側および
助手席側のドアミラー格納/復帰アクチュエータ17,
18にミラー格納電流を流し、運転席側および助手席側
のドアミラーを格納する。続くステップS22でフラグ
Fに1を設定してメモリ12mに記憶する。
【0022】このフラグFは、ドアミラーの格納が手動
操作でなくキーレスエントリー装置により行われたこと
を記憶するためのものである。すなわち、キーレスエン
トリー装置によりドアミラーの格納が行われた時は、キ
ーレスエントリー装置によるドアアンロック動作に連動
してドアミラーを使用位置へ自動的に復帰させる。ドア
ミラーの格納がキーレスエントリー装置により行われな
かった場合、つまり、格納スイッチ27を操作して手動
で格納した場合、あるいは乗員が窓越しに直接ドアミラ
ーボディーを回転させて格納した場合は、キーレスエン
トリー装置によるドアアンロック動作時にドアミラーを
使用位置に復帰させず、ドアミラー復帰スイッチ28が
操作されるのを待つ。
【0023】受信した信号フレームがドアロックでない
時はステップS23へ進み、ドアアンロックか否かを判
別する。ドアアンロックであればステップS24へ進
み、そうでなければステップS29へ進む。ドアアンロ
ック信号フレームSF3を受信した時は、ステップS2
4でメモリ12mに記憶されているフラグFに1が設定
されているか、すなわちキーレスエントリー装置により
ドアミラーが格納されたか否かを判別し、キーレスエン
トリー装置によりドアミラーが格納されていればステッ
プS25へ進み、そうでなければステップS28へ進
む。
【0024】ドアミラーの格納がキーレスエントリー装
置により行われた場合は、図8に示すように、ステップ
S25でドアロックアクチュエータ13〜16へアンロ
ック電流を流してすべてのドアをアンロックした後、続
くステップS26でドアミラー格納/復帰アクチュエー
タ17,18へミラー復帰電流を流してドアミラーを使
用位置へ復帰させる。ステップS27でメモリ12mの
フラグFをリセット(0)して処理を終了する。
【0025】一方、ドアミラーの格納が格納スイッチ2
7により手動で行われた場合は、ステップS28でドア
ロックアクチュエータ13〜16へアンロック電流を流
してすべてのドアをアンロックした後、ドアミラーの復
帰を行わず処理を終了する。なお、この場合はフラグF
がセット(1)されたままになるが、乗員が搭乗後に復
帰スイッチ28を操作して手動でドアミラーを使用位置
へ戻した時にフラグFをリセット(0)する。
【0026】受信した信号フレームがドアロックおよび
ドアアンロックでない時は、ステップS29でトランク
リッド開放信号フレームであるか否かを判別し、トラン
クリッド開放であればステップS30へ進み、そうでな
ければステップS31へ進む。ステップS30ではトラ
ンクリッドオープナーアクチュエータ19に通電してト
ランクリッドの開扉を行う。
【0027】受信した信号フレームがドアロック、ドア
アンロックおよびトランクリッド開放のいずれでもない
時は、ステップS31でルームランプ点灯信号フレーム
であるか否かを判別し、ルームランプ点灯であればステ
ップS32へ進み、そうでなければ処理を終了する。ス
テップS32でルームランプ20を例えば30秒間点灯
して処理を終了する。
【0028】このように、ドアミラーの格納がキーレス
エントリー装置により行われた場合は、キーレスエント
リー装置によるドアアンロック動作時にドアミラーを自
動的に復帰させ、ドアミラーの格納がキーレスエントリ
ー装置によらず手動で行われた場合は、キーレスエント
リー装置によるドアアンロック動作時にドアミラーの復
帰を行わないようにしたので、狭い場所に駐車していて
も、キーレスエントリー装置によるドアアンロック時に
ドアミラーが自動的に復帰されず、ドアミラーを壁など
にぶつけないようにすることができる。
【0029】なお、上記実施例ではドアロックスイッチ
を所定時間以上押し続けることによってドアミラー格納
信号を生成して送信し、この信号を受信したコントロー
ラによってドアミラーの格納処理を行うようにしたが、
ドアミラーを格納させるための専用のドアミラー格納信
号を設定せず、ドアロック信号を受信した時にドアロッ
ク動作に連動してドアミラーを格納するようにしてもよ
い。この場合、ドアロックを行う前に格納スイッチを操
作して手動でドアミラーを格納すると、ドアロック時に
ドアミラーの格納処理が改めて行われるが、ドアミラー
格納/復帰アクチュエータに連動して回転し格納端で開
路するリミットスイッチをアクチュエータに直列に接続
しておけば、コントローラからの格納電流を遮断できの
で、アクチュエータに拘束電流が流れるようなことがな
い。
【0030】また、上記実施例ではドアミラーの格納が
キーレスエントリー装置によるドアロック動作に連動し
て行われたことを記憶するようにしたが、格納スイッチ
によりドアミラーが手動で格納されたことを記憶するよ
うにしてもよい。
【0031】以上の実施例の構成において、リモートコ
ントローラ1が送信機を、受信アンテナ11および駆動
制御回路12が受信手段を、駆動制御回路12およびド
アロックアクチュエータ13〜16が施錠手段を、駆動
制御回路12およびドアミラー格納/復帰アクチュエー
タ17,18がミラー駆動手段を、駆動制御回路12が
制御手段を、メモリ12mが記憶手段をそれぞれ構成す
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
アミラーの格納がキーレスエントリー装置によるドアロ
ック動作に連動して行われたことが記憶されている場合
は、ドアアンロック動作に連動してドアミラーを復帰さ
せ、ドアミラーの格納がキーレスエントリー装置による
ドアロック動作に連動して行われたことが記憶されてい
ない場合は、ドアアンロック動作に連動してドアミラー
を復帰させないようにしたので、狭い場所に駐車してい
ても、キーレスエントリー装置によるドアアンロック時
にドアミラーが自動的に復帰されず、ドアミラーを壁な
どの障害物にぶつけないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例のリモートコントローラの外観図。
【図3】一実施例のリモートコントローラの電気回路の
ブロック図。
【図4】リモートコントローラから送信される信号フレ
ームを示す図。
【図5】一実施例のキーレスエントリーコントローラの
電気回路のブロック図。
【図6】リモートコントローラの制御回路の動作を示す
フローチャート。
【図7】リモートコントローラのロックスイッチを操作
した時の装置各部の動作を示すタイムチャート。
【図8】リモートコントローラのアンロックスイッチを
操作した時の装置各部の動作を示すタイムチャート。
【図9】キーレスエントリーコントローラの制御プログ
ラムを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ 2 ロックスイッチ 3 アンロックスイッチ 4 トランクリッドオープナースイッチ 5 ルームランプスイッチ 6,11 アンテナ 7 制御回路 8,26 バッテリー 10 キーレスエントリーコントローラ 12 駆動制御回路 12m メモリ 13〜16 ドアロックアクチュエータ 17,18 ドアミラー格納/復帰アクチュエータ 19 トランクリッドオープナーアクチュエータ 20 ルームランプ 25 キー差し込み検知スイッチ 27 ドアミラー格納スイッチ 28 ドアミラー復帰スイッチ 29 トランクリッドオープナースイッチ 30 ルームランプスイッチ SF1 ドアロック信号フレーム SF2 ドアミラー格納信号フレーム SF3 ドアアンロック信号フレーム 100 送信機 101 受信手段 102 施錠手段 103 ミラー駆動手段 104 制御手段 105 記憶手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック信号とドアアンロック信号を
    送信する携帯用送信機と、 この送信機から送信される信号電波を受信する受信手段
    と、 ドアをロックまたはアンロックする施錠手段と、 ドアミラーを格納または復帰させるミラー駆動手段と、 前記受信手段で前記ドアロック信号を受信した時に、前
    記施錠手段によりドアをロックするとともに前記ミラー
    駆動手段によりドアミラーを格納し、前記受信手段で前
    記ドアアンロック信号を受信した時に、前記施錠手段に
    よりドアをアンロックするとともに前記ミラー駆動手段
    によりドアミラーを復帰させる制御手段とを備えた車両
    用キーレスエントリー装置において、 ドアミラーの格納が前記ドアロック動作に連動して行わ
    れたことを記憶する記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記記憶手段にドアミラーの格納が前
    記ドアロック動作に連動して行われたことが記憶されて
    いる場合は、前記ドアアンロック動作に連動してドアミ
    ラーを復帰させ、前記記憶手段にドアミラーの格納が前
    記ドアロック動作に連動して行われたことが記憶されて
    いない場合は、前記ドアアンロック動作に連動してドア
    ミラーを復帰させないようにしたことを特徴とする車両
    用キーレスエントリー装置。
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