JPH0196230A - 微生物によるイソプレン系ゴムの分解法 - Google Patents

微生物によるイソプレン系ゴムの分解法

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JPH0196230A
JPH0196230A JP62255056A JP25505687A JPH0196230A JP H0196230 A JPH0196230 A JP H0196230A JP 62255056 A JP62255056 A JP 62255056A JP 25505687 A JP25505687 A JP 25505687A JP H0196230 A JPH0196230 A JP H0196230A
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rubber
isoprene rubber
isoprene
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明夫 土井
Kiyoshi Takeda
武田 潔
Tomoo Suzuki
智雄 鈴木
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微生物によるイソプレン系ゴムの分解法に関す
るものである。
イソプレン系ゴムはゴム製品として広範な用途るのでは
なく、分解して原料として再利用することができる。そ
して、このような製品は、オリゴマーの状態で、再びゴ
ム製品製造工程(素線工程等)へ利用し得る他、ビタミ
ン、キノン等の医薬品や香料、の製造原料等として各種
の分野に有効利用することができる。
[従来の技術〕 従来1本発明者らは、ノカルデイア属又はロドク コツカス属の微生物によキ天然ゴムの分解方法、イソプ
レンオリゴマーの生産方法を報告しているが、これらの
微生物は分解活性が弱く、生育菌体に付随してのみゴム
分解活性が検出される程度であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明者らは、更に強力なゴム分解活性を有す
る微生物を自然界より求めた結果、イソプレン系ゴムに
対し分解能を有する菌株のうち、キサントモナス属に属
すると認められる菌株がイソプレン系ゴムを強力に分解
することを見出し。
本菌株を分離した6次いで、本菌株を培養し、得られた
培養菌体、培養濾液もしくはこれらの処理物とイソプレ
ン系ゴムを接触させることによりイソプレン系ゴムを強
力に分解する方法を開発したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に使用される微生物としては代表菌としては前記
のキサントモナス属菌が例示できるが、本菌株の菌学的
性質は以下に示すとおりである。
〔菌学的性質〕
a)形態 細胞の形       桿  菌 細胞の大きさ(μm)    0.6X3〜5運動性 
         十 鞭毛        極鞭毛 1〜2 胞子(耐熱性)       − ダラム染色性       − b)各培地における生育状態 ■肉汁寒天培地     黄色、光沢台り■グルコース
酵母エキス 黄色、粘質物生産及び麦芽エキス培地 ■肉汁ゼラチン穿刺培養 ゼラチン液化微弱C)生理的
性質 (1)硝酸塩の還元 = (2)脱窒反応            −(3)デン
プンの加水分解       +(4) NH4および
Nosの利用       +(5)色素の生成   
    茶色(水溶性)(6)ウレアーゼ      
     −(7)オキシダーゼ         +
(8)カタラーゼ          +(9) pH
4の生育           −(10)40℃の生
育          −(11)10℃の生育   
       −(12)酸素に対する態度     
絶対好気性(13)O−Fテスト     酸化的(グ
ルコース)(14)糖から酸の生成 (−)グリセロール、ラクトース、スユクロース、マニ
トール、ソルビトール、 トレハロース、イノシトール、フラ クトース、マニノース、キシソース、 アラビノース (+)ガラクトース、デンプン、マルト−(15)セル
ラーゼ           −(16)5%NaCQ
の生育         −(17)栄養要求性 グルタミン酸、メチオニンで促進 (18)I X 10−’M/ Qのクリスタルバイオ
レットによって生育阻害される (19)0.1%SDSによって生育阻害される(20
)0.02%トリフェニルテトラゾリウムクロリドによ
って阻害される (21)アスパラギン酸を唯−N、C源としての生育 
                   士(22)唯
一炭素源としての生育 (+):スレオニン、オルニチン、セロビオース、キシ
ロース、アラビノース、 トレハロース、p−ハイドロキシ酪酸、P−ハイドロキ
シ酪酸 (−):フコース、フラクトース、ラムノース、ラクト
ース、イノシトール、 エタノール、トリプタミン、ブタン ジオール、酢酸、クエン酸、乳酸 以上の菌学的性質からバージイズマニュアルオブシステ
ィマティクバクテリオロジイ 第1巻、1984年(B
ergey’s Manual of Systema
tic Baeteriology Vol 1,19
84)により検索した結果、キサントモナス属に属する
と認められ、本菌株をキサントモナスNR−35Y株と
命名した。本菌株は微工研菌寄第91¥D号として寄託
されている。
本菌株は合成又は天然のイソプレン系ゴムを主炭素源と
して含む培地に生育するものであって、一般生育培地と
しては、例えば次のような無機塩類からなる合成培地が
用いられる。
表−1 (NH4)t SO,(又はKNO,)  1.0gK
H,PO40,2g(又は0.8g)K、HPO41,
6g Mg504・7H,00,2g NaCQ         0.1g CaCQ 、 ・2)1,0     0.02gFe
SO40,01g Na!MeO,・2H,O、0,5mgNa*v04・
2H,00、5mg 阿n5o4                 0.5
mg蒸留水        12 pH7,5(又は7.0) この培地に対して通常、50mg−500mg/100
m Qの天然ゴム又は合成インプレンゴムラテックスを
添加し、必要に応じて10mg〜loOmgの酵母エキ
ス等の有機栄養源を添加して、次いで分解微生物を接種
する1通常30℃で3〜15日間培養する。イソプレン
系ゴム分解活性は培養菌体(菌体)、培養濾液もしくは
これらの処理物中にそれぞれ見出すことができる。この
ことから本菌株は菌体外に、インプレシス−1,4−ポ
リイソプレン構造を有するゴムであって、天然ゴム及び
合成インプレンゴムを含む。
本発明におけるゴム分解活性とは、シス−1,4−ポリ
イソプレン分子鎖中の二重結合を酸化的に切断する活性
を示す。この分解反応によって天然ゴムから生産される
オリゴマーの化学構造は下式の通りである。
(n(社)山2,3・・・・・) 合成インプレンゴムや天然ゴムには、1μ〜0.1μ以
下の溶剤不溶性のゲル粒子を含んでいるが、本菌の生産
する分解酵素はこのようなゲルにも作用して分解するこ
とができる。またゴムラテックスに対して短時間作用さ
せれば平均分子量数百程度のオリゴマーを主に得ること
ができるが、より長時間作用させて徹底的に分解すれば
n=3〜5程度以下の低分子量オリゴマーを主に得るこ
とも可能である。イソプレン系ゴムとの接触は培養菌体
、培養濾液もしくはこれらの処理物のいづれの状態でも
よい。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
〔実施例〕
実施例1 キサントモナスNR−35Y株(微工研菌寄第ソト☆O
号)1白金耳を、天然ゴムラテックス25mgを加えた
表1の培地50m Qに加え、30℃で7日間静置培養
した。培養後遠心によって菌体と培養液とに分離して、
それぞれに新しく天然ゴムラテックス10mgを加えて
30℃で1日間反応を行った0反応後ゴムを、溶剤抽出
してGPC(ゲルパーミェーションクロマトグラフィー
)で分析したところ、低分子化がおこっていることがわ
かった。
表−2 実施例2 実施例1と同様にして得た菌体に天然ゴムラテックス0
.5gを加えて30℃で4日間反応させた。GPCによ
る分析の結果、第1図に示すようにゴムの約半量が低分
子化したことが示された。
実施例3 生育基質として合成インプレンゴムラテックスを用いる
他は、実施例1と同様にして得た菌体を超音波処理して
得た抽出液に対して合成ゴムラテックス25mgを加え
て30℃で2日間反応させた。溶剤抽出後GPCとNM
Rによって分析した。その結果を表−3に示す。
表−3 実施例4 実施例1と同様にして得た培養濾液に対して合成インプ
レンゴムラテックス又は天然ゴムラテックス25mgを
加えて30℃で2日間反応させた後にGPC及びNMR
で分析した。 GPCによる分析結果より合成イソプレ
ンゴムラテックスからの生成物は、第2図に示すように
1分子量約1万を中心とする広い分子量分布を示してい
るが(図のA)、天然ゴムラテックスか計圭成物は、同
様の広い分布物の他にn =:3−5程度のオリゴマー
を相当量含んでいる(図のB)、 NMRによる分析で
は数平均分子量はそれぞれ1,500と600である。
〔発明の効果〕
本発明の方法は特にラテックス状のイソブレン系ゴムに
対し強力に分解活性を示し培養濾液が強い活性を示すこ
とから副反応のないイソプレン系ゴム分解液を容易に回
収することが可能となり、各種工業分野での利用が期待
される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図ともゴム分解物の分子量分布を示し、縦
軸は示差屈折率計の値を示し、横軸は溶出液量を示す。 特許出願人 工業技術院長 飯 塚 幸 王国1゜ j;xloc7.、。4   ’aJ113’    
        S。 3o           5゜ 佛33A1こ−9 昭和63年2月26日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キサントモナス属に属し、イソプレン系ゴム分解
    能を有する微生物を培養し、得られた培養菌体、培養濾
    液もしくはこれらの処理物をイソプレン系のゴムと接触
    せしめることを特徴とする微生物によるイソプレン系ゴ
    ムの分解法。
JP25505687A 1987-10-09 1987-10-09 微生物によるイソプレン系ゴムの分解法 Expired - Lifetime JPH068365B2 (ja)

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GB2392274A (en) * 2002-08-06 2004-02-25 Hewlett Packard Development Co Providing information about a real-world space using different types of location marker
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