JPH018488Y2 - - Google Patents

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JPH018488Y2
JPH018488Y2 JP1986134606U JP13460686U JPH018488Y2 JP H018488 Y2 JPH018488 Y2 JP H018488Y2 JP 1986134606 U JP1986134606 U JP 1986134606U JP 13460686 U JP13460686 U JP 13460686U JP H018488 Y2 JPH018488 Y2 JP H018488Y2
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JP
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arch
fixed
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band
arch guide
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JP1986134606U
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JPS6340303U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はバンド式梱包機において可とう性樹脂
のアーチガイドを使つて、とくに、封筒、伝票
類、葉書、紙弊などの小物のバンド結束をなさん
とするバンド式梱包機における可とう性樹脂のア
ーチガイド開放装置に関するものである。
「従来の技術」 本考案は、特公昭52−7400号公報に示すほぼ四
角状に形成された1本の可とう性樹脂のアーチガ
イドを使つて、とくに封筒、伝票類、葉書、紙弊
などの小物のバンド結束をなさんとするものであ
る。このためバンドは極薄のバンドを使用する。
前記せる、従来のアーチガイドは、アーチフレ
ームに対してスプリングをもつて接触していて、
中の厚手のバンドを引き締めると、その引き締め
力で、自動的に、アーチガイドを押し開く。この
時はアーチガイドは可とう性があるので、押し開
き時にはそれ自身が順次たわみ、あるいはねじら
れて自動的にバンドを強制的に開放するようにな
つている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来は、前記のように、ほぼ四角状に形成され
た1本の可とう性樹脂のアーチガイドを使い、そ
して厚手のバンドの強力な引き締め力をもつてア
ーチフレームよりバンドを自動的に開放せんとし
ている。
ところが、このようなやり方では、とくに封筒
その他の小物のバンド結束は極薄のバンドを使用
しているので、この極薄のバンドでは、強力な引
き締めをなした時、この引き締め力に耐えられず
切断されるおそれがある。
また、かかる小物のバンド結束は、大物のバン
ド結束と異なつて、その作動が全て軽快ではけれ
ばならない。したがつて、従来のように厚手のバ
ンドをもつて強力にアーチフレームを開くという
ことは不可能になる。
本考案はこのような問題を解決せんとするもの
である。
「問題点を解決するための手段」 ほぼ四角状に形成した可とう性樹脂のアーチガ
イドの周囲の上方及び下方の複数個所において設
けたアーチ位置決め部において、アーチフレーム
にピンを突設する。
ピンにはアーチガイドに固設した固設部を摺動
可能に設ける。
固設部には固定軸を設けこの固定軸は回動レバ
ー上の凹溝と係合する。
下方のアーチ位置決め部のアーチガイドにおけ
る回動レバーは、カム軸のカムの回転により作動
させ他のアーチ位置決め部のアーチガイドにおけ
る回動レバーは前記の下方のアーチガイドにおけ
る回動レバーの傾動に関連して作動させる。
上方のアーチ位置決め部のアーチガイドの回動
レバーの上端は上方に設けた連絡杆に一体的に固
定され、連絡杆の端部にはワイヤーを巻き付け、
このワイヤーの下端は、前記せる下方のアーチ位
置決め部のアーチガイドの回動レバーに突設した
突設杆に固着し、もつて下方の回動レバーの傾動
によりワイヤーを引張つて、連絡杆を回転せしめ
るようにしたバンド式梱包機における可とう性樹
脂のアーチガイド開放装置である。
「作用」 梱包機のカム軸が回転するとカムは回転しこれ
に従動する従動輪によつて回動レバーが傾動し固
定軸を介して固設部をピンに沿つて摺動させ、そ
の結果固設部と一体関係にあるアーチガイドをア
ーチフレームより離反させ、アーチガイドの中の
バンドを開放させる。上方のアーチガイドにおけ
る回動レバーは前記の下方のアーチガイドの回動
レバーと関連して作動する。
「実施例」 本考案の1実施例である図面について説明す
る。
14は断面コ字型のアーチガイドであつて可と
う性樹脂をもつてほぼ四角状に形成され梱包機の
テーブル16上に立設する。17はアーチガイド
14が常に当接するアーチフレームを示す。(第
2図参照) アーチガイド14には、下方の1個所と上方左
右の2個所にアーチ位置決め部18,18,18
を、下方左右にバンド外し用ストツパー部25,
25を設ける。
下方のアーチ位置決め部18について説明す
る。2はアーチガイド14に定着した固設部であ
つて、この固設部2はアーチガイド14の端部1
4′と固定板1をもつて一体的に連結される。(第
1図参照)また固設部2はアーチフレーム17に
固着したピン5に嵌挿される。そして固設部2は
ピン5に沿つて、アーチガイド14とともに、摺
動する。
4は固設物2に設けた固定軸であつてこの固定
軸4は回動レバー3の上端の凹溝4′と係合する。
回動レバー3は支軸21にその下端を枢着す
る。
回動レバー3に設けた従動輪13は、梱包機の
カム軸20に設けたカムに接する。
9は回動レバー3に突設した突設杆であつて、
この突設杆9の先端にはワイヤー7端を固着す
る。ワイヤー7は短軸8に掛け渡し、さらに後に
詳述するアーチ位置決め部18の設けた連絡杆2
2に、その端部を巻き付ける。
短軸8は機枠に設けた基台6上に固定する。
10は回動レバーに取り付けた他の突設杆で、
その先端には機枠との間にスプリング11を取り
付ける。
第1図において、23はライトグリツパーの外
筒、25はレフトグリツパーの外筒、24はコン
レツシヨンヘツドの外筒である。
上方のアーチ位置決め部18について説明す
る。先に説明したように、アーチガイド14の上
方部に連絡杆22を設け、この連絡杆22は両ア
ーチ位置決め部18,18を一体的に連絡する。
連絡杆22はワイヤー7が引張られると回動す
ることができるものであつて(後で説明する)、
これには回動レバー3を固定する。(以下第4図
参照) 回動レバー3の先端は固設部2の固定軸4と係
合する。固設部2はピン5に沿つて摺動する。1
1はコイルスプリングであつて、アーチフレーム
17と回動レバー3との間に張設される。29,
30はコイルスプリングの固定部を示す。
バンド外し用ストツパー部25を説明する。
第5図において、アーチガイド14には摺動溝
31を削設し、これに、バンド押し出し枠32
を、嵌挿する。
バンド押し出し枠32は、アーチフレーム17
に固定した固着部33,33に固定される。
その作用を説明する。
下方のアーチ位置決め部18において、カム軸
20が回転しカム12が回転すると、カム12は
回動レバー3の従動輪13を押圧し回動レバー3
は支軸21を中心として回動する。
回動レバー3が回動すると、その上端の凹溝
4′に係合しているピン軸4を介し、固設部2は
ピン5に沿つて図面の手前に摺動する。固設部2
が手前に摺動するということは、固設部2に一体
的に固定したアーチガイド14をアーチフレーム
17より離れるように手前に引き、同アーチガイ
ド14のコ字型の溝を開放して同溝内に入つてい
るバンドを開放するということである。
一方、前記回動レバー3の回動で、突設杆9を
手前に動き、その先端に固着したワイヤー7を引
張る。
ワイヤー7が引張られると、ワイヤー7を巻回
している連絡杆22が回転し、上方のアーチ位置
決め部18にいて回動レバー3を回動させ、回動
レバー3は固定軸4を介して、固設部2をピン5
に沿つて摺動させる。これで固設部2はアーチフ
レーム17より手前に動き固設部2に固設してい
るアーチガイド14を開きこれよりバンドを開放
する。
これで下方のアーチ位置決め部18、上方のア
ーチ位置決め部18,18では同時にアーチガイ
ド14が開かれバンドは同時に全て開放される。
一方バンド外し用ストツパー部25では(第5
図参照)アーチガイド14が手前に移行するにし
たがつて、バンド押し出し枠32はアーチガイド
14の摺動溝31を摺動することになり、これは
アーチガイド14内のバンドをアーチフレーム1
7に向けて押し出す結果となる。かくしてバンド
はアーチフレーム17より押し出され、アーチ位
置決め部18におけるバンド開放と相まつてバン
ドを確実に、アーチガイド14から開放する。
次に、下方のアーチ位置決め部18において、
カム12の回転により、回動レバー3の従動輪1
3が、カム12の凹部に乗れば、回動レバー3は
スプリング11に引張られて元の位置に復帰し、
また上方左右のアーチ位置決め部18,18でも
回動レバー3はコイルスプリング11に引張られ
元の位置に戻る。この時連絡杆22は回転し元の
位置になることはいうまでもない。
またバンド外し用ストツパー部25では、その
バンド押し出し枠32は元の位置を占める。
このような作動が繰り返される。
「考案の効果」 本考案においてはアーチガイドは、下方および
上方においてその固設部がバンドの引き締めと同
時にピンを摺動して一斉に開かれるので、バンド
の引き締め力を利用することなく、バンドは自動
的に一斉にアーチガイドから開放される。
したがつてバンド引き締めに当たつて極薄のバ
ンドが切断されることなく、軽快に小物のバンド
結束を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置全体の正面図、第2図は下方の
アーチ位置決め部の側面図、第3図はその斜視
図、第4図は上方のアーチ位置決め部の正面図、
第5図はバンド外し用ストツパー部の1部切欠い
て示した正面図である。 2……固設部、3……回動レバー、4……固定
軸、5……ピン、7……ワイヤー、9……突設
杆、12……カム、14……アーチガイド、17
……アーチフレーム、20……カム軸、22……
連絡杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ四角状に形成した可とう性樹脂のアーチガ
    イドの周囲の上方及び下方の複数個所に設けたア
    ーチ位置決め部において、アーチフレームにピン
    を突設し、このピンにはアーチガイドに固設した
    固設部を摺動可能に嵌挿し、固設部には固定軸を
    設け、この固定軸は回動レバーと係合され、下方
    のアーチ位置決め部のアーチガイドの回動レバー
    はカム軸のカムの回転により傾動し、上方のアー
    チ位置決め部のアーチガイドの回動レバーの上端
    は上方に設けた連絡杆に一体的に固定され、連絡
    杆の端部にはワイヤーを巻き付け、このワイヤー
    の下端は、前記せる下方のアーチ位置決め部のア
    ーチガイドの回動レバーに突設した突設杆に固着
    し、もつて下方の回動レバーの傾動によりワイヤ
    ーを引張つて連絡杆を回転せしめるようにしたバ
    ンド式梱包機における可とう性樹脂のアーチガイ
    ド開放装置。
JP1986134606U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH018488Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986134606U JPH018488Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986134606U JPH018488Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6340303U JPS6340303U (ja) 1988-03-16
JPH018488Y2 true JPH018488Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=31036005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986134606U Expired JPH018488Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543043U (ja) * 1978-09-13 1980-03-19
JPS59163114A (ja) * 1983-02-22 1984-09-14 中野エンジニアリング株式会社 梱包機におけるバンドガイド枠

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543043U (ja) * 1978-09-13 1980-03-19
JPS59163114A (ja) * 1983-02-22 1984-09-14 中野エンジニアリング株式会社 梱包機におけるバンドガイド枠

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JPS6340303U (ja) 1988-03-16

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