JPH018453Y2 - - Google Patents

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JPH018453Y2
JPH018453Y2 JP1983111599U JP11159983U JPH018453Y2 JP H018453 Y2 JPH018453 Y2 JP H018453Y2 JP 1983111599 U JP1983111599 U JP 1983111599U JP 11159983 U JP11159983 U JP 11159983U JP H018453 Y2 JPH018453 Y2 JP H018453Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は屋根が開放される幌型自動車におけ
るステアリング装置の防水、特にステアリングシ
ヤフトに装備されたコラムカバーとステアリング
ホイールとの間の隙間からコラムカバー内へ雨水
等が浸入するのを防止する防水構造に関するもの
である。
イ 従来技術 屋根が開放された幌型自動車では、突然の降雨
等によつて車室内に雨水等が浸入し、この雨水
が、例えばステアリングシヤフトに装備されたス
テアリングホイールとコラムカバーとの隙間から
コラムカバー内に浸入し、当該コラムカバーに内
蔵されたウオシヤスイツチ、ターンシグナルスイ
ツチ、ヘツドランプスイツチ等を一体に組み付け
てなるコンビネーシヨンスイツチ構造物に水がか
りを生じて悪影響を及ぼすといつた問題があつ
た。
上記問題点を改善する為にはステアリングホイ
ールとコラムカバーとの間の隙間を除去すればよ
い。ステアリングホイールとコラムカバーとの隙
間を被覆させた構造のものとして、例えば実開昭
47−17339号にて開示されたものがある。これは
第1図に示す様に、ステアリングシヤフト1に取
付けられたステアリングホイール2とコラムカバ
ー3の継目部において、根元よりも内径が小さい
部分を有して流路面積を小さくしたシールリツプ
4の根元部をコラムカバー3に取付け、シールリ
ツプ4の先端をステアリングホイール2の端面に
対向させたものである。
上記のものは、車輌衝突時にステアリングホイ
ール2に設けた袋部5をガスで膨らませて乗員の
安全を計るようにしたもので、ガスが下流へ流れ
るときにはシールリツプ4がステアリングホイー
ルに接触してシールし、通常時は袋部5内のガス
を外部へ排出させるようにしたもので、一般使用
時のシール性が低い。しかも上記構造はリング状
で且つ先部を狭めたシールリツプ4を取付けただ
けであるから、このシールリツプ4が、コラムカ
バーに内蔵されたコンビネーシヨンスイツチ構造
物のホーンスイツチとステアリングホイールに設
けられたホーンコンタクトとを電気接続するスプ
リング接点と干渉し、ホーンが正確に動作しない
恐れがあつた。
ロ 考案の目的 この考案は、コラムカバーに内蔵されたコンビ
ネーシヨンスイツチ構造物のホーンスイツチとス
テアリングホイールに内蔵されたホーンコンタク
トとを電気接続するスプリング接点と干渉するこ
となくコラムカバーとステアリングシヤフトとの
間の隙間を被覆する防水リングを備えた幌型自動
車に最適なステアリング装置の防水構造を提供せ
んとするものである。
この考案はステアリングシヤフト上部外周にコ
ンビネーシヨンスイツチ構造物を取付け、上端に
ステアリングホイールを取付け、前記コンビネー
シヨンスイツチ構造物をコラムカバーで被覆し、
かつコラムカバー上端をステアリングホイールの
下端に近接配置せ、コンビネーシヨンスイツチ構
造物のホーンスイツチに接続固定したスプリング
接点をコラムカバーの上端開口部から導出させて
ステアリングホイール内のホーンコンタクトに接
触させたステアリング装置において、大径側筒部
と小径側筒部とからなる段付筒体の小径側筒部の
外周面に係止爪を形成し、かつ小径筒部の一部を
欠除させた防水リングを、コラムカバーとステア
リングホイールとの間に配置し、係止爪をコラム
カバーの開口部周縁に嵌合係止させて段差部をコ
ラムカバー上面に密着させ、大径側筒部の上端を
ステアリングホイール内に挿入し、スプリング接
点を防水リングの欠除部を通してステアリングホ
イール内へ挿入したものである。
上記防水構造であれば、防水リングの上端がス
テアリングホイールとオーバラツプしており、下
部段差部がコラムカバーに密着しているので、ス
テアリングホイールとコラムカバーとの間にかか
つた水は、防水リングの大径側筒部に案内されて
下方に排出されるので、コラムカバー内に水が浸
入せず、内部のコンビネーシヨンスイツチ構造物
が保護される。
さらに、コンビネーシヨンスイツチ構造物から
延びるスプリング接点は防水リングの小径側筒部
に形成された欠除部を通つてステアリングホイー
ル側に案内されるので、スプリング接点には下方
への押下力が作用せず、ステアリングホイール内
のホーンコンタクトに確実に接触して、接続不良
を生じない。
ニ 実施例 第2図は本考案の一実施例を示す図面で、同図
において、11はステアリングシヤフトで、ステ
アリングコラム12内に回転自在に支持されてい
る。13はステアリングシヤフト11の上端に固
定されたステアリングホイールで、ステアリング
シヤフト11に一体にセレーシヨン結合されるハ
ブ14と当該ハブ14にスポーク15を介して一
体に形成されたホイール16とで構成されてい
る。前記ハブ14の上端には軟質のパツド17を
装着し、当該パツド17の内端面17aに第1の
ホーンコンタクト18を取付け、当該第1のホー
ンコンタクト18の一部に可動接点19を設けて
ある。またハブ14の内壁20の上端面20aに
は前記可動接点19と所定の間隔をもつて対向す
る固定接点21を設け、下端面20bに第2のホ
ーンコンタクト22を取付け、当該第2のホーン
コンタクト22と固定接点21とを電気接続して
ある。
23はステアリングコラム12の外周に前記ス
テアリングホイール13と適当な間隔を持たせて
外向配置したコラムカバーで、これの内部にはウ
オシヤスイツチレバー24にて操作されるワイパ
スイツチやウオシヤスイツチ及びターンシグナル
レバー25にて操作されるターンシグナルスイツ
チ、デイマパツシングスイツチ、ライトパーキン
グスイツチ、更にはホーンスイツチ等を一体に組
み付けたコンビネーシヨンスイツチ構造物26が
内蔵され、当該スイツチ構造物26から延びる前
記ウオシヤスイツチレバー24及びターンシグナ
ルレバー25は夫々コラムカバー23の両側に開
設された窓27,28から外方へ突出させてあ
る。29はコンビネーシヨンスイツチ構造物26
に設けられたスプリング接点で、下端を前記スイ
ツチ構造物26のホーンスイツチへ接続し、上端
をステアリングホイール13のハブ14内へ挿入
し、前記第2のホーンコンタクト22に摺動可能
に接触させてある。従つてステアリングホイール
13を回転させても常にスプリング接点29は第
2のホーンコンタクト22と電気的に接続されて
おり、パツド17を押すと第1のホーンコンタク
ト18ガ下方へ移動して可動接点19と固定接点
21とが接触し、ホーンが鳴る。30はコンビネ
ーシヨンスイツチ構造物26と電源及び各種機器
とを接続する為のハーネスである。
31はステアリングホイール13とコラムカバ
ー23との間に設けられた防水リングで、第2図
及び第3図に示す様に、大径側筒部32と小径側
筒部32bとを有する段付のリング状筒体32の
小径側筒部32bの開口端縁に外側に向けて係止
爪33を形成し、かつ小径側筒部32bの一部を
適当寸法欠除させてある。この防水リング31
は、前記欠除部34をコラムカバー23から導出
するスプリング接点29と合致させた状態で、小
径側筒部32bをコラムカバー23の開口部23
aへ挿入し、欠除部34内にスプリング接点29
を挿通させて係止爪33を開口部23aの内周縁
に嵌合係止させて固定すると共に大径側筒部32
aと小径側筒部32bとの間の段差部をコラムカ
バー23に密着させ、大径側筒部32aの上端を
ステアリングホイール13のハブ14内に挿入し
てオーバラツプさせ、コラムカバー23とステア
リングホイール13との間の隙間35を該防水リ
ング31にて被覆している。
上記構造であれば、ステアリング装置に雨が降
ると、雨水はステアリングホイール13とコラム
カバー23との間から内部に浸入しようとする
が、ステアリングホイール13とコラムカバー2
3との間は防水リング31の大径側筒部32aに
て覆われており、かつ防水リング31の段差部が
コラムカバー23に密着しているので、雨水は防
水リング31にて浸入が阻止され、しかもステア
リング装置全体は前下りに傾斜した状態で車体に
設けられているので、防水リング31上の雨は、
その大径側筒部32aの周面に沿つて下方へ流れ
て落下し、内部のコンビネーシヨンスイツチ構造
物26への水がかりが防止される。また防水リン
グ31は小径側筒部32bの欠除部34をスプリ
ング接点29と合致させて、該スプリング接点2
9を欠除部34を介してコラムカバー23から導
出させ、ステアリングホイール13内に挿入させ
ているので、スプリング接点29は防水リング3
1にて下方へ押されず、第2のホーンコンタクト
22と常に良好な接触状態に保たれる。
ホ 考案の効果 この考案は、防水リングの小径側筒部をコラム
カバーに挿入し、係止爪を開口部周縁に嵌合係止
させて段差部をコラムカバー上面に密着固定し、
大径側筒部の上端をステアリングホイール内に挿
入して、コラムカバーとステアリングホイールと
の間を被覆すると共に、コラムカバーに内蔵され
たコンビネーシヨンスイツチ構造物からステアリ
ングホイールへ跨がつて設けられるスプリング接
点が防水リングの小径側筒部に形成した欠除部を
通るようにしたので、コラムカバー内部の電気部
品の変形や接触不良を生ぜしめることなく、ステ
アリング装置上に降る雨水等がステアリングホイ
ールとコラムカバーの間からコラムカバー内へ浸
入するのを確実に防止し、コラムカバー内の電気
部品への水がかりによる悪影響を無くすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステアリング装置を示す要部断
面図、第2図は本考案に係るステアリング装置の
要部断面図、第3図は第2図−線断面図、第
4図は防水リングの断面図である。 11……ステアリングシヤフト、13……ステ
アリングホイール、14……ハブ、18,22…
…ホーンコンタクト、19……可動接点、21…
…固定接点、23……コラムカバー、26……コ
ンビネーシヨンスイツチ構造物、29……スプリ
ング接点、31……防水リング、33……係止
爪、34……欠除部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングシヤフト上部外周にコンビネーシ
    ヨンスイツチ構造物を取付け、上端にステアリン
    グホイールを取付け、前記コンビネーシヨンスイ
    ツチ構造物をコラムカバーで被覆し、かつコラム
    カバー上端をステアリングホイールの下端に近接
    配置せ、コンビネーシヨンスイツチ構造物のホー
    ンスイツチに接続固定したスプリング接点をコラ
    ムカバーの上端開口部から導出させてステアリン
    グホイール内のホーンコンタクトに接触させたス
    テアリング装置において、大径側筒部と小径側筒
    部とからなる段付筒体の小径側筒部の外周面に係
    止爪を形成し、かつ小径筒部の一部を欠除させた
    防水リングを、コラムカバーとステアリングホイ
    ールとの間に配置し、係止爪をコラムカバーの開
    口部周縁に嵌合係止させて段差部をコラムカバー
    上面に密着させ、大径側筒部の上端をステアリン
    グホイール内に挿入し、スプリング接点を防水リ
    ングの欠除部を通してステアリングホイール内へ
    挿入したことを特徴とするステアリング装置の防
    水構造。
JP11159983U 1983-07-18 1983-07-18 ステアリング装置の防水構造 Granted JPS6018867U (ja)

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JP11159983U JPS6018867U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 ステアリング装置の防水構造

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JP11159983U JPS6018867U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 ステアリング装置の防水構造

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Publication Number Publication Date
JPS6018867U JPS6018867U (ja) 1985-02-08
JPH018453Y2 true JPH018453Y2 (ja) 1989-03-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62126888U (ja) * 1986-02-03 1987-08-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53154529U (ja) * 1977-05-11 1978-12-05

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JPS6018867U (ja) 1985-02-08

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