JPH037201Y2 - - Google Patents

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JPH037201Y2
JPH037201Y2 JP1984079928U JP7992884U JPH037201Y2 JP H037201 Y2 JPH037201 Y2 JP H037201Y2 JP 1984079928 U JP1984079928 U JP 1984079928U JP 7992884 U JP7992884 U JP 7992884U JP H037201 Y2 JPH037201 Y2 JP H037201Y2
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JP
Japan
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cover
plug body
plug
vent
axle housing
Prior art date
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JP1984079928U
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JPS60191502U (ja
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Publication of JPH037201Y2 publication Critical patent/JPH037201Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のリヤーアクスルハウジン
グのベントプラグに関する。
第3図に示すように、リヤーアクスルハウジン
グベントプラグ1は、リヤーアクスルハウジング
2の上部に設けられて、リヤーアクスルの高速回
転によつてその内部の温度が上昇したときに高ま
つた空気圧を外部に放出する役目をもつ。符号3
はブレーキドラムを示している。従来のベントプ
ラグ1は、第4図に示すように、パツキン4を介
してリヤーアクスルハウジング2に圧入されるプ
ラグ本体5と、プラグ本体5の頭部に被せられる
被覆部材6と、プラグ本体5の頭部と被覆部材6
との間にシート7を介して挿入された圧縮コイル
スプリング8とからなる。被覆部材6は、その下
部がプラグ本体5の首の部分で4ケ所内側に絞り
込まれているので上方への抜けが防止される。リ
ヤーアクスルハウジング2内の空気圧が設定以上
に高まると、スプリング8の圧力に抗してシート
7が上方に押され、圧力の一部が解放される。
従来のこのようなベントプラグは、しかしなが
ら洗車時に被覆部材6の空気穴9から侵入した水
がシート7を押し上げてプラグ本体5内に入り込
むことがあり、好ましくない。これを防ぐには、
ベントプラグ1全体をカバーにより密閉してしま
えばよいことになるが、こうすると今度は空気の
出口がなくなるので、高くなつたハウジング内圧
によりその中のオイルが吹き出してしまう懸念が
ある。
この考案の目的は、したがつてベントプラグ本
体の機能を損わずに水の侵入を防止した改良され
たベントプラグを提供することにある。
以下、第1図および第2図を参照してこの考案
の一実施例を説明するが、第4図の従来例の説明
に使用した符号が、同様な部材および指示に対し
て用いられている。
この考案によるベントプラグ1は、プラグ本体
5の胴部に下部開口縁が嵌着された有底円筒形の
樹脂製のカバー10を備えている。プラグ本体5
の胴部側面には、係止穴11が180゜方向に2ケ所
設けられており、その一方の上部には水抜き穴1
2が設けられている。各係止穴11には、カバー
10の開口縁内周面に突出して設けられた係止突
起13が嵌め込まれる。このとき、係止突起13
とは直角な方向のカバー10の壁面には、その中
間部から開口縁に通じる縦方向のスリツト14が
形成されているので、カバー10の開口縁が外側
に拡張可能になつており、係止突起13の係止穴
11への嵌め込みが可能になるとともに、開口縁
はプラグ本体5の胴部に密着する。また、各係止
突起13の中央部には開口縁に通じる水抜き溝1
5が設けられており、係止突起13を係止穴11
に係止させたときには、プラグ本体5の水抜き穴
12とカバー10の水抜き溝15とが重なるよう
になつている。
プラグ本体5は、第3図に示すように傾斜面に
取り付けられるので、その水抜き穴12がある側
をブレーキドラム3側に向けてリヤーアクスルハ
ウジング2に圧入される。一方、カバー10は、
その空気抜き用スリツト14がある側を車両後方
側に向けて、かつ一方の水抜き溝15がプラグ本
体5の水抜き穴12に重なるようにして、プラグ
本体5の胴部に嵌め込まれる。したがつて前進走
行中にスリツト14から水が侵入するおそれは少
なく、また浅瀬路走行や洗車時にスリツト14か
ら水が入つても、この水は水抜き穴12および水
抜き溝15を通つて直ちに排出される。
プラグ本体5は、上記実施例の場合、その水抜
き穴12がある側をブレーキドラム3側に向けて
取り付けられるが、差動装置の両側にベントプラ
グ1が取り付けられる場合は、水抜き穴12の方
向が左右で逆になるので、カバー10はこの場合
にも共用にできるように水抜き溝15を左右両方
向に設けている。またこの実施例では、プラグ本
体5の係止穴11とカバー10の係止突起13と
が、水抜き穴12と水抜き溝15との位置決めと
しても機能しているが、この係止や位置決めは他
の手段を用いてもよい。
以上のように、この考案によるベントプラグ
は、従来構造のベントプラグに、車両後方側に空
気抜き用スリツトを設けたカバーを水抜き穴部を
除いて密着して設けたので、浅瀬路走行や洗車時
にリヤーアクスルハウジング内に水が入ることが
防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すベントプ
ラグの断面図、第2図は、第1図に示すベントプ
ラグの主要部の斜視図、第3図は、ベントプラグ
の取付位置を示すリヤーアクスルハウジングの概
略図、第4図は、従来のリヤーアクスルハウジン
グベントプラグの断面図である。 1……リヤーアクスルハウジングベントプラ
グ、2……リヤーアクスルハウジング、3……ブ
レーキドラム、4……パツキン、5……プラグ本
体、6……被覆部材、7……シート、8……スプ
リング、9……空気穴、10……カバー、11…
…係止穴、12……水抜き穴、13……係止突
起、14……空気抜き用スリツト、15……水抜
き溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクスルハウジングの上部に設けられたプラグ
    本体と、同プラグ本体の先端を覆う被覆部材とか
    らなるベントプラグにおいて、上記被覆部材を内
    包する有底円筒形のカバーを設け、同カバーの開
    口縁に切欠き部を、同カバーの側面に上記開口縁
    からカバー側面中間部へ向かつたスリツトをそれ
    ぞれ形成し、上記プラグ本体下部を構成する胴部
    に形成された水抜き部に上記切欠き部を一致させ
    るとともに、上記スリツトが車両後方を向くよう
    に上記カバーを上記胴部に取付けたことを特徴と
    するベントプラグ。
JP7992884U 1984-05-30 1984-05-30 ベントプラグ Granted JPS60191502U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7992884U JPS60191502U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 ベントプラグ

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JP7992884U JPS60191502U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 ベントプラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191502U JPS60191502U (ja) 1985-12-19
JPH037201Y2 true JPH037201Y2 (ja) 1991-02-22

Family

ID=30625296

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JP7992884U Granted JPS60191502U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 ベントプラグ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5980623B2 (ja) * 2012-08-24 2016-08-31 太平洋工業株式会社 リリーフバルブ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839763U (ja) * 1971-09-13 1973-05-18

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JPS5279603U (ja) * 1975-12-12 1977-06-14

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JPS4839763U (ja) * 1971-09-13 1973-05-18

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JPS60191502U (ja) 1985-12-19

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