JPS6034488Y2 - 自動車の幌布装置 - Google Patents
自動車の幌布装置Info
- Publication number
- JPS6034488Y2 JPS6034488Y2 JP5461581U JP5461581U JPS6034488Y2 JP S6034488 Y2 JPS6034488 Y2 JP S6034488Y2 JP 5461581 U JP5461581 U JP 5461581U JP 5461581 U JP5461581 U JP 5461581U JP S6034488 Y2 JPS6034488 Y2 JP S6034488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- hood
- roof
- hood cloth
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車の幌布装置に関するもので、屋根を幌
布で形成した自動車において、雨天時や洗車時に水が車
内に浸入しないようにしたものである。
布で形成した自動車において、雨天時や洗車時に水が車
内に浸入しないようにしたものである。
自動車には、屋根を幌布で形成したものかある。
この種の自動車は必要に応じて幌布を取り外し、あるい
は折り畳んで無蓋車両として使用できるものであるが、
屋根を張ったときには水洩れがあってはならないもので
ある。
は折り畳んで無蓋車両として使用できるものであるが、
屋根を張ったときには水洩れがあってはならないもので
ある。
この水洩れは屋根の側端部分において特に生じやすいの
で、従来からこの部分に水洩れ防止の工夫がなされてい
た。
で、従来からこの部分に水洩れ防止の工夫がなされてい
た。
これを図について説明すると、第1図に示す自動車にお
いて、幌布製の屋根1のドア2を受ける上方部分(断面
A−A部分)は、第2図に示すように屋根1と別封のひ
さし3が縫着4によって取り付けられており、このひさ
し3の下端とドア2のサツシ5の外側部分との間に間隔
aを保持するようになっている。
いて、幌布製の屋根1のドア2を受ける上方部分(断面
A−A部分)は、第2図に示すように屋根1と別封のひ
さし3が縫着4によって取り付けられており、このひさ
し3の下端とドア2のサツシ5の外側部分との間に間隔
aを保持するようになっている。
6はウィンドガラス、7はウェザストリップである。
この場合、幌骨8には斜め上方に向く別の幌骨9を取り
付けてひさし3がドア2より常に外方にあるように支持
させる必要があった。
付けてひさし3がドア2より常に外方にあるように支持
させる必要があった。
なお、屋根1はこの幌骨8,9を包囲し、端部に設けた
ベルクロファスナ〔登録商標〕10で固定させである。
ベルクロファスナ〔登録商標〕10で固定させである。
このような構造の従来の幌布装置は、幌骨8゜9の構造
が複雑なものとなる上に、強雨時や大量の水を掛ける洗
車時にひさし3が所定の形状を維持することができなく
なって(間隔aが縮少する)、ドア2の上部から車内に
水が入ってしまうことがあった。
が複雑なものとなる上に、強雨時や大量の水を掛ける洗
車時にひさし3が所定の形状を維持することができなく
なって(間隔aが縮少する)、ドア2の上部から車内に
水が入ってしまうことがあった。
これと同種のものに、実開昭55−111808号公報
に記載されているような、幌布の傾斜部にドア上縁に沿
って底布を縫合し、幌布傾斜部の上半に弾□性帯を縫合
した自動車の幌もあるが、幌布に弾性帯を縫合する作業
があり、弾性帯が経年劣化する欠点があった。
に記載されているような、幌布の傾斜部にドア上縁に沿
って底布を縫合し、幌布傾斜部の上半に弾□性帯を縫合
した自動車の幌もあるが、幌布に弾性帯を縫合する作業
があり、弾性帯が経年劣化する欠点があった。
またこれとは別に、特開昭50−72321号公報に記
載されているような、レインガイドと水密用リップを備
えたウェザストリップをドア上部の幌に取付けた幌製ル
ーフ自動車の車体構造もあるが、複雑な形状のウェザス
トリップを準備しなければならない欠点があった。
載されているような、レインガイドと水密用リップを備
えたウェザストリップをドア上部の幌に取付けた幌製ル
ーフ自動車の車体構造もあるが、複雑な形状のウェザス
トリップを準備しなければならない欠点があった。
この考案は、上述した従来の欠点を改善腰簡単な構造で
ドア上部から車内への水洩れを効果的に防止することを
目的とするものである。
ドア上部から車内への水洩れを効果的に防止することを
目的とするものである。
次にこの考案の一実施例を第3図について説明すると、
幌布製屋根1の側端部分はそのままドア2の上方まで伸
ばして第2図のもののひさし3と同様形状にしである。
幌布製屋根1の側端部分はそのままドア2の上方まで伸
ばして第2図のもののひさし3と同様形状にしである。
そしてこの幌布製屋根1のドア2を受ける部分の上方内
側に、縫着11によって布12の一端を取り付け、縫着
13によって布12の外側に車体外方に突出したリブ1
4を形成し、このリブ14の先端が幌布製屋根1の内側
に当接して、幌布製屋根1の側端部分を外方に維持させ
るように内側から押している。
側に、縫着11によって布12の一端を取り付け、縫着
13によって布12の外側に車体外方に突出したリブ1
4を形成し、このリブ14の先端が幌布製屋根1の内側
に当接して、幌布製屋根1の側端部分を外方に維持させ
るように内側から押している。
この場合、幌骨15は図示するように比較的簡単な構造
で済むことになる。
で済むことになる。
布12はこの幌骨15を包囲し、ベルクロファスナ〔登
録商標〕 16により、固定されることになる。
録商標〕 16により、固定されることになる。
このように構成されたこの幌布装置では、リブ14によ
って幌布製屋根1は常に間隔aを維持できるので、大雨
時や大量の水を掛ける洗車時にも車内に水が入ることが
ない。
って幌布製屋根1は常に間隔aを維持できるので、大雨
時や大量の水を掛ける洗車時にも車内に水が入ることが
ない。
なお、上記実施例においてはリブ14を2個設けたが、
これは1個でもよい。
これは1個でもよい。
また幌布製屋根1と布12との縫着11およびリブ14
の基部の縫着13は、これらの材質を合成樹脂にした場
合には溶着に変えることができる。
の基部の縫着13は、これらの材質を合成樹脂にした場
合には溶着に変えることができる。
この考案は上述のように構成したものであるから、車内
への水洩れを効果的に防止できるほか、別封のひさしや
ウェザストリップが不必要となることによる外観の向上
と、幌骨の構造が簡単になる等の多くの効果を有する。
への水洩れを効果的に防止できるほか、別封のひさしや
ウェザストリップが不必要となることによる外観の向上
と、幌骨の構造が簡単になる等の多くの効果を有する。
第1図は屋根を幌布で形成した自動車の側面図、第2図
は第1図のA−A線に沿う従来構造の断面図、第3図は
第1図のA−A線に沿うこの考案の一実施例の断面図で
ある。 1・・・・・・幌布製屋根、2・・・・・・ドア、12
・・・・・・布、14・・・・・・リブ、15・・・・
・・幌骨。
は第1図のA−A線に沿う従来構造の断面図、第3図は
第1図のA−A線に沿うこの考案の一実施例の断面図で
ある。 1・・・・・・幌布製屋根、2・・・・・・ドア、12
・・・・・・布、14・・・・・・リブ、15・・・・
・・幌骨。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 屋根を幌布で形成した自動車において、側部のドアを受
ける部分の上方部分の前記幌布の内側に幌骨を包囲する
布を取付け、該布に車体外方に突出したリブを形成して
該リブの先端を前記幌布の内側に当接し、前記幌布の側
端部分が前記ドアより常に外方にあるよう維持させたこ
とを特徴とす□ る自動車の幌布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5461581U JPS6034488Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 自動車の幌布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5461581U JPS6034488Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 自動車の幌布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57166923U JPS57166923U (ja) | 1982-10-21 |
JPS6034488Y2 true JPS6034488Y2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=29851209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5461581U Expired JPS6034488Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 自動車の幌布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034488Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987318U (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-13 | スズキ株式会社 | 自動車の幌装置 |
-
1981
- 1981-04-17 JP JP5461581U patent/JPS6034488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57166923U (ja) | 1982-10-21 |
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