JPH018034Y2 - - Google Patents

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JPH018034Y2
JPH018034Y2 JP4033383U JP4033383U JPH018034Y2 JP H018034 Y2 JPH018034 Y2 JP H018034Y2 JP 4033383 U JP4033383 U JP 4033383U JP 4033383 U JP4033383 U JP 4033383U JP H018034 Y2 JPH018034 Y2 JP H018034Y2
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JP
Japan
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circuit
temperature
switching transistor
intermediate frequency
transistor
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JP4033383U
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JPS59147339U (ja
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度変化に曝らされる受信機、特にマ
ニアル・チユーニングのカー・ラジオに関する。
マニアル・チユーニング・ラジオの温度変化に
よる周波数ずれは、以下に述べる理由で必ず生じ
ることは周知の通りである。ここでは、カー・ラ
ジオにおけるマニアルμチユーニングについて述
べる。
第1図において、イはμ同調の温度特性、ロは
電気回路の温度補償特性である。イとロの特性が
+T℃,−T℃にて正確に相反していると、温度
変化による周波数ずれは無くなる。しかしなが
ら、現実には、イとロを正確に相反するようにす
ることは素材の上から困難である。また、イ,ロ
ともに温度特性が直線的に変化すれば、温度補償
も掛け易いが、現実的には、第2図のイ−1,イ
−2、のように、μ同調器の温度特性はばらつく
要因を秘めている。これは、μ同調器のコア素材
とコイルの温度係数の相関関係に基因している。
また、電気回路にもロ−1,ロ−2のようにばら
つく要因がある。これは温度補償用コンデンサの
ばらつきや、局部発振回路のデカツプリング用コ
ンデンサの温度特性に原因がある。
以上は、ある決められた周波数での論議である
から、温度変化による周波数ずれに対して比較的
容易にある程度の補償を加えることができる。
しかし、AMラジオを考えると、530kHz〜
1610kHzの受信帯域を考えなければならない。今
1600kHzの受信を考えるとμ同調器における周波
数ずれではコイルの温度係数が支配的になり、第
3図に示すように、600kHzイ,1000kHzロで温度
変化による周波数ずれを一応のレベルに押さえて
も、ハのように、1600kHzでは、同調器のコイル
の支配により、周波数ずれは必ず生じる。
中間周波帯域幅を拡げれば温度変化による周波
ずれの影響を軽減することができるが、中間周波
帯域幅が広くなると隣接妨害電波が存在するとき
は、その影響を受け易くなるという他の欠点が生
じる。
本考案の目的は、このように、マニアル・チユ
ーニング用ラジオにおいては必ず温度変化による
周波数ずれが生じるから、高温および低温時中間
周波の帯域幅を拡げ、温度変化によつて生じる周
波数ずれを補正するが、隣接妨害電波が存在する
ときは、上記補正を中断する回路を含む受信機を
提供することである。
上記目的を達成するために、本考案による受信
機は、二つの中間周波増幅段の間のカツプリング
用コンデンサに並列に、コンデンサと第1のスイ
ツチング・トランジスタから成る直列回路が接続
され、上記スイツチング・トランジスタのベース
回路に、それぞれ低温時および高温時上記トラン
ジスタをオンさせる、異なつた特性を有する感温
素子を含む回路が2個並列に接続され、低温時お
よび高温時に温度変化による周波数ずれを中間周
波帯域幅を拡げることによつて補正する回路、お
よびそれぞれ妨害信号検出回路と、増幅器と、整
流回路と駆動回路とからなる、目的とする周波数
の上側および下側にある妨害信号によつて第2の
スイツチング・トランジスタを動作させる回路か
らなり、妨害信号が存在するときは上記第2のス
イツチング・トランジスタが上記第1のスイツチ
ング・トランジスタをオフする回路とを含むこと
を要旨とする。
以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて
本考案を一層詳細に説明するが、それらは例示に
過ぎず、本考案の枠を越えることなしにいろいろ
な変形や改良があり得ることは勿論である。
第4図の左半分は、本考案による受信機の温度
補償回路の回路図で、左向きおよび右向きの矢印
はそれぞれ前段および後段に接続されることを意
味し、CF1,CF2はセラミツク・フイルタ、CC
カツプリング用コンデンサ、CSは帯域可変用コン
デンサ、Q1はNPNトランジスタ、D1,D2はダイ
オード、R1〜R5は抵抗、RS1,RS2はサーミスタ
補正用抵抗、RT1,RT2はサーミスタ抵抗である。
いま RA=RS1×RT1/RS1+RT1・RB=RS2×RT2/RS2+RT2 とする。
低温(例えば−20℃)時を考えると、ダイオー
ドD1に加わる電圧VAは VA=RA/RA+R3・VCC となり、低温時VAは大きくなり、その結果NPN
トランジスタQ1はオンし、CCとCSは並列となる。
したがつて、セラミツク・コンデンサCF1とCF2
は常温時に比較し増大した結合量を持つようにな
り、中間周波帯域幅は拡げられる。
つぎに高温(bえば60℃等)時を考えると、前
式のVAは十分小さくなり、ダイオードD1はカツ
ト・オフとなる。それに反して、ダイオードD2
に加わる電圧VBは VB=R4/R4+RB・VCC となり、高温時VBは大きくなり、その結果NPN
トランジスタQ1はオンし、CCとCSは並列となり、
低温時と同様に中間周波帯域幅は拡がり、温度ド
リフトが軽減される。
ダイオードD1およびD2は電圧VA,VBの回込み
を防止し、レベル・シフト用ダイオードの役割も
果たしている。
第4図の右半分は、隣接妨害電波が存在すると
き、同図左半分の温度補償回路の動作を中断する
回路のブロツク図で、図中1は信号結合部に至る
ことを示す矢印、2はAGCに至ることを示す矢
印、R6〜R9は抵抗、D3,D4はダイオードであ
る。受信帯域の上側または下側に隣接妨害信号が
発生すると、この妨害信号は信号ピツク・アツプ
部3にて検出される。今妨害信号が、受信帯域の
上側に存在すると、上側妨害信号検出回路4が作
動し、増幅器5に加えられ、倍電圧整流回路6に
加えられ、DC成分のみとなる。このDC電圧は駆
動回路7に加えられ、ダイオードD3を介して第
2のNPNトランジスタQ2をオンする。この結
果、第1のNPNトランジスタQ1のベース電位は
下がりトランジスタQ1の動作をカツトする。同
様に、受信帯域の下側に妨害信号がある場合も、
回路4,5,6および7に対応する回路4′,
5′,6′および7′によつてトランジスタQ2がオ
ンし、トランジスタQ1がオフとなり、中間周波
の帯域を拡げることを一時的に中断する。
また、矢印2で示すように、第4図右半分に示
す回路はAGC回路に隣接妨害電波の有無を報せ
る信号を供給する役も同時に果たしている。
以上説明した通り、本考案によれば、常温(20
〜25℃)から次第に低温または高温に環境が変化
したとき中間周波帯域幅が広くなり、温度変化に
よる周波数ずれの影響が軽減されるが、妨害信号
がある時、これらの回路が働いているときに一時
的に停止させることができる。また常温でも妨害
信号があるとき、これらの回路がAGCに接続さ
れているため、妨害信号も軽減されるという利点
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は理想的なμ同調器の温度特性および電
気回路の温度補償特性を示す図、第2図は実際の
μ同調の温度特性および電気回路の温度補償特性
を示す図、第3図はいろいろな周波数におけるμ
同調器の温度特性図、第4図は、本考案による受
信機の温度補償回路の回路図である。 CF1,CF2……セラミツク・フイルタ、CC……
カツプリング用コンデンサ、CS……帯域可変用コ
ンデンサ、Q1,Q2……NPNトランジスタ、D1
D4……ダイオード、R1〜R9……抵抗、RS1,RS2
……サーミスタ補正用抵抗、RT1,RT2……サー
ミスタ抵抗、1……信号結合部に至ることを示す
矢印、2……AGCに至ることを示す矢印、3…
…信号ピツクアツプ部、4……上側妨害信号検出
回路、4′……下側妨害信号検出回路、5,5′…
…増幅器、6,6′……倍電圧整流回路、7,
7′……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの中間周波増幅段の間のカツプリング用コ
    ンデンサに並列に、コンデンサと第1のスイツチ
    ング・トランジスタから成る直列回路が接続さ
    れ、上記スイツチング・トランジスタのベース回
    路に、それぞれ低温時および高温時上記トランジ
    スタをオンさせる、異なつた特性を有する感温素
    子を含む回路が2個並列に接続され、低温時およ
    び高温時に温度変化による周波数ずれを中間周波
    帯域幅を拡げることによつて補正する回路、およ
    びそれぞれ妨害信号検出回路と、増幅器と、整流
    回路と、駆動回路とからなる、目的とする周波数
    の上側および下側にある妨害信号によつて第2の
    スイツチング・トランジスタを動作させる回路か
    らなり、妨害信号が存在するときは上記第2のス
    イツチング・トランジスタが上記第1のスイツチ
    ング・トランジスタをオフする回路とを含むこと
    を特徴とする受信機。
JP4033383U 1983-03-18 1983-03-18 受信機 Granted JPS59147339U (ja)

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JP4033383U JPS59147339U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 受信機

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JP4033383U JPS59147339U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 受信機

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Publication Number Publication Date
JPS59147339U JPS59147339U (ja) 1984-10-02
JPH018034Y2 true JPH018034Y2 (ja) 1989-03-02

Family

ID=30170955

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JP4033383U Granted JPS59147339U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 受信機

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