JPH018010Y2 - - Google Patents

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JPH018010Y2
JPH018010Y2 JP1982106833U JP10683382U JPH018010Y2 JP H018010 Y2 JPH018010 Y2 JP H018010Y2 JP 1982106833 U JP1982106833 U JP 1982106833U JP 10683382 U JP10683382 U JP 10683382U JP H018010 Y2 JPH018010 Y2 JP H018010Y2
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plane
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JP1982106833U
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JPS5911515U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は振動素子搭載用ホルダ、特に基板の表
面に振動素子を平行保持させるホルダの構造に関
する。
(b) 技術の背景 水晶やLiTaO3等にてなる圧電板に適当な電極
を被着形成し、該電極に交流電界を印加すると圧
電板は、印加電界と等しい周波数の応力を生じか
つ、印加電界の周波数が圧電板の固有振動数に一
致すると共振して、強勢な振動が得られる。
かかる原理に基づく振動素子を収容した振動子
は、小型・高性能であるため通信装置等の発振回
路図やフイルタとして広く使用されているが、最
近のマイクロコンピユータ等においてクロツク回
路には、半導体素子等と振動素子とを1つのパツ
ケージに収容したハイブリツトICが使用される
ようになつてきた。
(c) 従来技術と問題点 第1図は図示しない半導体素子等とともに振動
素子を1枚のハイブリツド基板に搭載する従来構
造を示す側面図、第2図は第1図に示した振動素
子と素子保持用金具との位置関係を示す平面図で
ある。
第1図において、1はセラミツクスにてなるハ
イブリツド基板、2は黄銅(又は銅等の金属)に
Niめつき等の表面処理を施した素子保持用金具、
3は円形振動素子であり、各ホルダ2は所定高さ
の円筒部4の上面中心部及び下面中心部にピン状
突起5及び6が設けられ、3個の金具2は基板1
の所定部に穿設された透孔7にそれぞれの突起6
を嵌挿し基板1へ気密接合されている。
そして素子3は第1図及び第2図に示す如く、
各ホルダ円筒部4の上面に3方の縁部を掛け渡し
て載置し、はんだ又は導電性接着剤により金具2
に固着される。そのとき素子3の対向主面に形成
された対向電極8と9の引出しパターン8′と
9′は、1対の金具2と電気的に接続され、該1
対のホルダ2を介して基板1の表面に形成された
1対の回路パターン10にそれぞれ接続されるよ
うになる。
なお、基板1をパツケージ基板としたハイブリ
ツトICは、振動素子3や図示しない半導体素子
等の搭載及びそれら搭載素子の回路配線を終了し
た基板1に保護用ケースを気密接合して完成され
る。
このように、従来の振動素子搭載用ホルダは複
数個の独立した金具2を基板1に固着して構成
し、該ホルダに振動素子を搭載していた。しか
し、直径が5mm程度の振動素子では電極引出しパ
ターン8′及び9′の幅が数100μm程度であるた
め、前記ホルダを基板に固着する精度はそれに見
合つた高精度が要求され、振動素子を搭載したハ
イブリツトICは振動素子を搭載しない通常のも
のより著しく高価となる欠点があつた。
(d) 考案の目的 本考案の目的は、上記欠点が除去される振動素
子搭載用ホルダを提供することである。
(e) 考案の構成 上記目的は、導電性金属板の一端を直角曲げし
て得られる折り曲げ部にある第1の平面と、前記
金属板の他の一端を適宜長さだけ縦割りした一方
を直角曲げして得られる横に突出した突片にある
第2の平面と、第2の平面の裏面と、適宜長さだ
け縦割りした他の一方がなす上方へ突出した突片
とを具えた素子保持用金具と、熱可塑性フイルム
等にてなる絶縁板とから部材を構成し、前記絶縁
板の外縁部の所定複数箇所に、複数の前記素子保
持用金具を同一方向をなして、前記横に突出した
突片にある第2の平面の裏面で溶着固定し、一体
に連結構成したことを特徴とする振動素子搭載用
ホルダにより達成される。
(f) 考案の実施例 以下、本考案の実施例に係わる第3図〜第5図
を用いて本考案を説明する。
第3図は本考案の一実施例になるホルダを用い
てハイブリツト基板の表面に振動素子を搭載した
側面図、第4図は該ホルダと振動素子との位置関
係を示す平面図、第5図は第3図及び第4図に示
した素子保持用金具の拡大側面図である。
第3図において、11はセラミツクスにてなる
ハイブリツト基板、12は熱可塑性フイルムにて
なる絶縁板、13は振動素子保持用金具、14は
円形振動素子であり、適当な治具を用いて組立て
られた本考案のホルダは円形絶縁板12に3個の
金具13を固着して構成し、基板11の所定部に
接合された該ホルダに素子14が搭載される。
ただし、銅板(又は黄銅等の金属板)をプレス
加工しNiめつきを施した金具13は第5図に示
す如く、一端(図示下端)を直角曲げするととも
に適宜量だけ縦割りにした他端(図示上端)の一
方を直角曲げして、基板11の表面に接する平面
(第1の平面)15と素子14の下向き主面に接
する平面(第2の平面)16を具え、平面16の
裏面17が絶縁板12に接着されている。
このように、3個の金具13を1枚の絶縁板1
2の所定外縁部に接着して作成されたホルダは、
各金具平面15を基板11の所定部表面にはんだ
又は導電性接着剤を用いて固着し、次いで各金具
平面16に掛け渡して素子14を載置し、素子1
4の対向電極18と19が1対の金具13に接続
されるように各金具13と素子14とをはんだ又
は導電性接着剤にて固着する。その結果、素子電
極18と19には基板11の表面に形成した1対
の回路パターン20と1対の金具13とを介して
高周波電界が印加可能になる。
なお、上記実施例において第5図に示す金具1
3の他端(図示上端)から上方へ突出する突片2
1は、第1図の従来ホルダ2の突起5と同じ役
割、即ち載置した素子14がホルダから滑落する
のを防ぐとともに金具13と素子14とを固着す
る際のはんだ(又は導電性接着剤)溜りを容易化
させる役割のために設けられている。また、金具
13の平面15と16はそれぞれ反対方向へ突出
形成されているが、平面15を平面16の形成方
向へ設けてもよく、そのことによりホルダの所要
スペースを狭くすることができる。さらにまた、
上記実施例のホルダにおいて金具13と絶縁板1
2とを接着するに際して、金具13と絶縁板12
は小形・軽量であり絶縁板12が熱可塑性である
ため該接着する部分を局所加熱する溶着手段によ
り容易に接着可能である。
(g) 考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、素子搭載用
基板に搭載される前に組立てられた素子搭載用ホ
ルダは、該基板に接合される平面と振動素子が接
合される平面とを具えた複数個の素子搭載用金具
を絶縁板にて連結し構成されているため、該金具
の相対位置が正確となり、振動素子の搭載作業を
容易化して生産性が向上し、該作業の製品歩留り
を向上し得た効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はハイブリツド基板に振動素子を搭載す
従来構造を示す側面図、第2図は第1図に示した
振動素子と素子保持用金具との位置関係を示す平
面図、第3図は本発明の一実施例になるホルダを
用いてハイブリツド基板に振動素子を搭載した側
面図、第4図は第3図に示した振動素子とホルダ
との位置関係を示す平面図、第5図は第3図及び
第4図に示した素子保持用金具の拡大側面図であ
る。 なお図中において、1,11はハイブリツド基
板、2,13は素子保持用金具、3,14は振動
素子、12は絶縁板、15は基板に接合される金
具平面(第1の平面)、16は素子が接合される
金具平面(第2の平面)を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 セラミツクス等にてなる基板11の表面に複数
    箇所で平行保持される振動素子14の素子保持用
    金具とホルダ構造において、 導電性金属板の一端を直角曲げして得られる折
    り曲げ部にある第1の平面15と、前記金属板の
    他の一端を適宜長さだけ縦割りした一方を直角曲
    げして得られる横に突出した突片にある第2の平
    面16と、第2の平面16の裏面17と、適宜長
    さだけ縦割りした他の一方がなす上方へ突出した
    突片21とを具えた素子保持用金具13と、 熱可塑性樹脂フイルム等にてなる絶縁板12と
    から部材を構成し、 前記絶縁板12の外縁部の所定複数箇所に、複
    数の前記素子保持用金具13を同一方向をなし
    て、前記横に突出した突片にある第2の平面16
    の裏面17で溶着固定し、一体に連結構成したこ
    とを特徴とする振動素子搭載用ホルダ。
JP10683382U 1982-07-14 1982-07-14 振動素子搭載用ホルダ Granted JPS5911515U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10683382U JPS5911515U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 振動素子搭載用ホルダ

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JP10683382U JPS5911515U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 振動素子搭載用ホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911515U JPS5911515U (ja) 1984-01-24
JPH018010Y2 true JPH018010Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=30249844

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JP10683382U Granted JPS5911515U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 振動素子搭載用ホルダ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514358B2 (ja) * 1974-01-17 1980-04-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5160872U (ja) * 1974-11-07 1976-05-13
JPS6244580Y2 (ja) * 1978-07-10 1987-11-26

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514358B2 (ja) * 1974-01-17 1980-04-15

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JPS5911515U (ja) 1984-01-24

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