JPH017964Y2 - - Google Patents

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JPH017964Y2
JPH017964Y2 JP9709884U JP9709884U JPH017964Y2 JP H017964 Y2 JPH017964 Y2 JP H017964Y2 JP 9709884 U JP9709884 U JP 9709884U JP 9709884 U JP9709884 U JP 9709884U JP H017964 Y2 JPH017964 Y2 JP H017964Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一端側に可動接点を固定したばね材
からなる可動接触片の一端側に係合し該可動接点
の固定接点からの離間量を規制するストツパ部材
を備えたヒンジ型リレーの改良に関する。
(従来技術) 従来、上記したようなヒンジ型リレーとして
は、例えば第4図及び第5図に示すようなものが
あつた。21は一端側に可動接点22を固設した
ばね材からなる可動接触片であり、その他端側は
可動鉄片23に固定されている。この可動鉄片2
3は、電磁石24を固定した継鉄25の一端側に
ヒンジ金具26によりヒンジ係合されている。2
8はモールド成形した合成樹脂材のベース27に
固定した端子29に固設した固定接点、30は両
接点22,28を離反させる方向に前記可動鉄片
23を付勢する復帰ばねである。31は前記可動
接触片21の一端側に係合する係合面31aを有
し前記可動接点22の離間量を規制する金属材か
らなるストツパ部材であり、インサートモールド
によりベース27に該係合面31aがほぼ垂直に
なるように固定されている。
作用としては、第4図の状態から電磁石24を
励磁すると、可動鉄片23は復帰ばね30の付勢
力に抗して該電磁石24の鉄心24aに吸引さ
れ、可動接点22が固定接点28に接触する。次
に、電磁石24を消磁すると、可動鉄片23は復
帰ばね30により前記両接点22,23を離反さ
せる方向に付勢され、可動接点22は固定接点2
8から離れると共に可動接触片21の一端側がス
トツパ部材31の係合面31aに係合し、ばね材
からなる該可動接触片21の一端側をたわませて
第4図の状態に復帰するようになつている。
しかしながら、このヒンジ型リレーにあつては
第5図に示す如く、電磁石24の消磁時における
可動鉄片23の復帰途中において可動接触片21
の一端がストツパ部材31の係合面31aに係合
しはじめたときの可動接触片21の一端側と係合
面31aとのなす角度Cが小さいため、ばね材か
らなる可動接片21の一端側は金属材からなるス
トツパ部材31の係合面31aに瞬間的にほぼ面
接触状態で衝突することになり、その衝突時の音
が大となる欠点があつた。尚、ストツパ部材31
をベース27と一体に合成樹脂で形成すると、前
記衝突音は幾分小さくなるが、通電電流が比較的
大きなリレーに使用した場合、可動接触片21の
発熱によつてストツパ部材31の係合面31aが
溶融する欠点があり、通電電流の比較的小さなも
のにその使用が限定される欠点がある。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来のヒンジ型リレーを改
良してその欠点を解消し、簡単な構成によつて電
磁石の消磁時における可動接触片のストツパ部材
への衝突音を小さくすることができるヒンジ型リ
レーを提供することを目的とするものである。
(本考案の構成) 本考案に係るヒンジ型リレーの構成は、一端側
に可動接点を固設したばね材からなる可動接触片
の他端側を固定した可動鉄片と、該可動鉄片をヒ
ンジ係合した継鉄と、前記可動鉄片を吸引作動さ
せる電磁石と、前記可動接点と接離する固定接点
と、該両接点を離反させる方向に前記可動鉄片を
付勢する復帰ばねと、前記可動接触片の一端側に
係合する係合面を有し該可動接点の離間量を規制
するストツパ部材とを備えたヒンジ型リレーにお
いて、前記係合面を、可動接触片の他端側に向つ
て該係合面と固定接点間の距離が徐々に大きくな
る傾斜面に形成したストツパ部材及び/又は一端
近傍をストツパ部材側に折り曲げて折曲部を形成
した可動接触片を有し、前記可動接触片の一端が
前記係合面に係合しはじめたときの該可動接触片
の一端側と係合面とのなす角度を大きくしたこと
を特徴としている。
(実施例) 以下、本考案を第1図及び第2図に示す一実施
例に基づき説明する。
1は一端側(第1図及び第2図における下側)
に可動接点2を固設したばね材からなる可動接触
片であり、該可動接触片1の他端側は可動鉄片3
に固定してある。この可動鉄片3は、中央部に鉄
心4aを有する電磁石4を固定した断面路コの字
状の継鉄5の一端側において薄板よりなるL字状
のヒンジ金具6によつてヒンジ係合されている。
つまり、ヒンジ金具6の一辺を可動鉄片3に固定
すると共に、ヒンジ金具6の他辺の端縁を継鉄5
の一端側に形成した突起5aに係合して可動鉄片
3のヒンジ部とし、そのヒンジ部近傍の該金具6
に設けた一対の挟抱片6aを前記継鉄5を抱くよ
うに曲折することにより該可動鉄片3は継鉄5に
ヒンジ係合される。
7はモールド成形した合成樹脂材のベースであ
り、一端側に前記可動接点2と接離する固定接点
8を固設した端子9を固定する。尚、前記継鉄5
の他端側はねじ7aによりベース7に固定してい
る。10は前記両接点2,8を離反させる方向に
前記可動鉄片3を付勢する復帰ばねである。11
は前記可動接触片1の一端側に係合する係合面1
1aを有し該可動接点2の固定接点8からの離間
量を規制する金属材からなるストツパ部材であ
り、インサートモールドにより前記ベース7に固
定する。このストツパ部材11の係合面11a
は、可動接触片1の他端側(第1図及び第2図に
おける上側)に向つて該係合面11aと固定接点
8間の距離が徐々に大きくなる傾斜面に形成す
る。
次に、上記構成による作用を説明する。第1図
の状態から電磁石4を励磁すると、可動鉄片3は
復帰ばね10の付勢力に抗して該電磁石4の鉄心
4aに吸引され、可動接点2が固定接点8に接触
する。次に、電磁石4を消磁すると、可動鉄片3
は復帰ばね10により前記両接点2,8を離反さ
せる方向に付勢され、可動接点2は固定接点8か
ら離れる。ここで、ストツパ部材11の係合面1
1aは可動接触片1の他端側に向つて該係合面1
1aと固定接点8間の距離が徐々に大きくなる傾
斜面に形成したので、この可動鉄片3の復帰途中
において、第2図に示す如く可動接触片1の一端
1aが係合面11aに係合しはじめたときの該可
動接触片1の一端側と係合面11aとのなす角度
Aが第5図に示す従来例に比べ大となる。このた
め、ばね材からなる可動接触片1は、まず、その
一端1aが金属材からなるストツパ部材11の係
合面11aに略線接触状態で衝突し、そののち該
可動接触片1の一端1a側を徐々にたわませて第
1図に示すように係合面11aに面接触するよう
になる。従つて電磁石4の消磁時において可動接
触片1がストツパ部材11の係合面11aの衝突
するときの衝突音は、従来のものに比べ小さくな
る。
尚、通電電流が比較的小さい場合には、ストツ
パ部材11を合成樹脂材から形成すれば前記衝突
音はより一層小さくなる。
第3図は本考案の他の実施例であり、前述した
第1図及び第2図に示す実施例と異なるところ
は、インサートモールドにより合成樹脂材のベー
ス7に固定した金属材からなるストツパ部材12
の係合面12aを第4図及び第5図に示す従来例
と同様に該ベース7に対しほぼ垂直にすると共
に、ばね材からなる可動接触片1の一端1a近傍
を、前記ストツパ部材12側に折り曲げて折曲部
1bを形成した点である。その他の構成は、前述
した実施例と同じため同一符号を付しその説明を
省略する。
この実施例の場合、可動接触片1の一端1a近
傍をストツパ部材12側に折曲げて折曲部1bを
形成したので、電磁石4の消磁時における可動鉄
片3の復帰途中において、第3図に示す如く可動
接触片1の一端1aが係合面12aに係合しはじ
めたときの該可動接触片1の一端側、即ち折曲部
1bと係合面12aとのなす角度Bが大となる。
このため、ばね材からなる可動接触片1は、ま
ず、折曲部1bの一端1aが係合面12aに略線
接触状態で衝突し、そののち該折曲部1bを徐々
にたわませて第3図に二点鎖線で示すように係合
面12aに面接触するようになる。従つて、電磁
石4の消磁時において可動接触片1がストツパ部
材12の係合面12aに衝突するときの衝突音
は、前述した実施例と同様、従来のものに比べ小
さくなる。
尚、ストツパ部材12の係合面12aを第1図
及び第2図に示す実施例の如く、可動接触片1の
他端側に向つて該係合面12aと固定接点8間の
距離が徐々に大きくなる傾斜面に形成しても良
い。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案に係るヒンジ
型リレーによれば、ストツパ部材の係合面を傾斜
面に形成するか、又は可動接触片の一端近傍を折
り曲げて折曲部を形成するのみの簡単な構成によ
つて、電磁石の消磁時における該可動接触片の係
合面への衝突音を小さくすることが出来る効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るヒンジ型リレ
ーの一実施例を示し、第1図は消磁時の縦断面
図、第2図は消磁時における可動鉄片の復帰途中
において可動接触片の一端がストツパ部材の係合
面に係合しはじめた状態の縦断面図、第3図は本
考案に係るヒンジ型リレーの他の実施例であり第
2図相当図、第4図及び第5図は従来のヒンジ型
リレーの一例を示し、夫々第1図及び第2図相当
図である。 1……可動接触片、1a……一端、1b……折
曲部、2……可動接点、3……可動鉄片、4……
電磁石、5……継鉄、8……固定接点、10……
復帰ばね、11,12……ストツパ部材、11
a,12a……係合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端側に可動接点を固定したばね材からなる可
    動接触片の他端側を固定した可動鉄片と、該可動
    鉄片をヒンジ係合した継鉄と、前記可動鉄片を吸
    引作動させる電磁石と、前記可動接点と接離する
    固定接点と、該両接点を離反させる方向に前記可
    動鉄片を付勢する復帰ばねと、前記可動接触片の
    一端側に係合する係合面を有し該可動接点の離間
    量を規制するストツパ部材とを備えたヒンジ型リ
    レーにおいて、前記係合面を、可動接触片の他端
    側に向つて該係合面と固定接点間の距離が徐々に
    大きくなる傾斜面に形成したストツパ部材及び/
    又は一端近傍をストツパ部材側に折り曲げて折曲
    部を形成した可動接触片を有し、前記可動接触片
    の一端が前記係合面に係合しはじめたときの該可
    動接触片の一端側と係合面とのなす角度を大きく
    したことを特徴とするヒンジ型リレー。
JP9709884U 1984-06-28 1984-06-28 ヒンジ型リレ− Granted JPS6113445U (ja)

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JPS6113445U JPS6113445U (ja) 1986-01-25
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