JP6597378B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電気回路を開閉する電磁継電器に関するものでである。
従来、この種の電磁継電器として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された電磁継電器は、コイルへの通電時に固定鉄心側に吸引される可動鉄片が板バネに装着されている。板バネは一端が固定され、板バネの自由端側に可動接点が装着され、コイルへの通電時に可動接点が固定接点に当接するようになっている。また、板バネと可動鉄片との間にゴム製の弾性部材が配置されている。さらに、可動接点に対向する位置には金属製のストッパが配置されている。
そして、コイルへの通電が遮断された際、可動接点がストッパに衝突して板バネの自由端側の移動範囲が規定されるとともに、弾性部材の制振効果により板バネの振動が低減され、ひいては板バネの振動に起因する音が低減される。
また、従来の他の形式の電磁継電器として、板バネにおける可動鉄片が装着された部位に対向する位置に、バネにて構成されたストッパを配置したものが知られている。そして、コイルへの通電が遮断された際、板バネがストッパに当接して板バネの振動が低減され、ひいては板バネの振動に起因する音が低減される。
特開2002−184290号公報
しかしながら、前者の電磁継電器は、コイルへの通電が遮断された際、板バネの振動に起因する音は低減されるものの、可動接点がストッパに衝突することによる音が大きいという問題があった。また、弾性部材が必要で部品点数が増加するという問題があった。
後者の電磁継電器は、コイルへの通電が遮断された際の板バネの振動に起因する音は低減されるものの、可動接点が固定接点から離れた後に再度固定接点に当接する所謂リバウンドが発生し易いという問題があった。具体的には、コイルへの通電が遮断されて可動接点が固定接点から離れて板バネがストッパに当接した後に、バネにて構成されたストッパにより板バネがはね返されてリバウンドが発生する。
本発明は上記点に鑑みて、ゴム製の弾性部材を不要とし、可動接点がストッパに衝突する際の音を小さくし、リバウンドを発生しにくくすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、コイル(14)と、コイル内に配置されて磁路を形成する固定鉄心(18)と、固定鉄心に対向して配置され、コイルへの通電時に固定鉄心側に吸引される可動鉄片(24)と、固定端と自由端との中間部に可動鉄片が装着されるとともに可動鉄片を固定鉄心から離れる向きに付勢する板バネ(20)と、板バネの自由端側に装着された可動接点(22)と、可動接点に対向して配置され、コイルへの通電時に可動接点が当接する固定接点(26)とを備える電磁継電器において、コイルに通電されていないときの板バネの自由端側の移動範囲を規定するストッパ(30)を備え、可動接点は、板バネの一方側に固定接点と対向配置されるとともに板バネの他方側にストッパと対向配置され、ストッパは、板バネにおける可動接点よりも自由端先端側の部位(201)が当接するバネ当接部(301)と、コイルへの通電が遮断された際に、板バネがバネ当接部に当接した後に、板バネが撓むことにより板バネの他方側にストッパと対向配置された可動接点が当接する接点当接部(302)と、を備えていることを特徴とする。
これによると、コイルへの通電が遮断された際、板バネがストッパに当接することにより板バネの振動が低減されるため、ゴム製の弾性部材を用いることなく板バネの振動に起因する音を低減することができる。
また、可動接点がストッパに衝突する場合でも、板バネがストッパに当接して可動接点の移動速度が低下した後に可動接点がストッパに衝突するようにすれば、可動接点がストッパに衝突する際の音を小さくすることができる。
さらに、バネにて構成されたストッパを用いないため、リバウンドを発生しにくくすることができる。
さらに、ストッパは、コイルへの通電が遮断された際に、板バネがバネ当接部に当接した後に、板バネが撓むことにより可動接点が当接する接点当接部(302)を備えていることを特徴とする。
これによると、コイルへの通電が遮断された際、可動接点が接点当接部に当接することによっても板バネの振動が低減されるため、板バネの振動に起因する音を一層低減することができる。
また、可動接点の移動速度が低下した後に可動接点がストッパに衝突するため、可動接点がストッパに衝突する際の音を小さくすることができる。
請求項に記載の発明のように、請求項1に記載の電磁継電器において、ストッパを金属製にすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る電磁継電器を示す図である。 図1のA部の拡大図である。
本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、樹脂よりなる板状のベース10に、樹脂よりなる有底筒状のケース12が嵌合されており、ベース10とケース12とによって内部に空間が形成されている。
内部空間には、通電時に磁界を形成する円筒状のコイル14が配置されている。このコイル14には、コイルターミナル15を介して電力が供給される。コイルターミナル15は、ベース10に圧入固定されるとともにベース10を貫通している。
コイル14により誘起された磁束の磁路を構成するヨーク16には、第1ターミナル17が一体に形成されている。第1ターミナル17は、ベース10に圧入固定されるとともにベース10を貫通している。なお、コイル14はヨーク16に固定されている。
磁路を形成する鍔付き円柱状の固定鉄心18は、その軸部がコイル14の中心孔内に挿入され、鍔部がコイル14の外部に露出している。
コの字状の薄板導電金属製の板バネ20は、一端がヨーク16に固定されている。板バネ20の自由端側には、可動接点22がかしめ固定されている。
板バネ20には、コイル14への通電時に固定鉄心18側に吸引される可動鉄片24がかしめ固定されている。より詳細には、可動鉄片24は、板バネ20の固定端と自由端との中間部に配置されるとともに、固定鉄心18に対向して配置されている。
板バネ20は、可動接点22が固定接点26から離れる向きの付勢力、および可動鉄片24が固定鉄心18から離れる向きの付勢力を発生するとともに、電気回路の一部を兼ねる。
固定接点26が接合された第2ターミナル28は、ベース10に圧入固定されるとともにベース10を貫通している。
固定接点26は、可動接点22に対向して配置されている。より詳細には、固定接点26は、コイル14に通電されているときに可動接点22が当接するように、可動鉄片24が固定鉄心18に吸引されるときの可動接点22の移動向き側に配置されている。
コイル14に通電されていないときの板バネ20の自由端側の移動範囲を規定するストッパ30が、板バネ20の自由端先端側および可動接点22に対向して配置されている。より詳細には、ストッパ30は、可動鉄片24が固定鉄心18から離れるときの可動接点22の移動向き側に配置されている。ストッパ30は、黄銅等の金属材料をプレス成型したものであり、圧入または接着等にてベース10に接合されている。
図2に示すように、ストッパ30は、板バネ20における可動接点22よりも自由端先端側の部位(以下、板バネ先端側部位という)201に対向する位置に配置されたバネ当接部301と、可動接点22に対向する位置に配置された接点当接部302とを備えている。
バネ当接部301と接点当接部302は、段付き状になっており、コイル14への通電が遮断されて可動接点22が固定接点26から離れる向きに移動する行程において、板バネ先端側部位201がバネ当接部301に当接した時点では、可動接点22と接点当接部302との間に隙間が存在するようになっている。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。まず、コイル14に通電されると、その電磁吸引力により可動鉄片24が固定鉄心18側に吸引され、可動接点22が固定接点26に当接して、電気回路が閉じられる。
一方、コイル14への通電が遮断されると、板バネ20の弾性力により可動接点22が固定接点26から離され、電気回路が開かれる。
コイル14への通電が遮断されて可動接点22が固定接点26から離れる向きに移動する行程において、可動接点22が固定接点26から離された後、板バネ先端側部位201がバネ当接部301に当接する。これにより、板バネ20の振動が低減され、板バネ20の振動に起因する音が低減される。
また、板バネ先端側部位201がバネ当接部301に当接した後、板バネ20が撓んで可動接点22が接点当接部302に当接し、板バネ20の振動が低減され、板バネ20の振動に起因する音がさらに低減される。
ここで、板バネ先端側部位201がバネ当接部301に当接して、可動接点22の移動速度が低下した後に可動接点22が接点当接部302に当接するため、可動接点22が接点当接部302に衝突する際の音は小さくなる。
以上述べたように、本実施形態によると、コイル14への通電が遮断された際、板バネ20がバネ当接部301に当接するとともに可動接点22が接点当接部302に当接することにより、板バネ20の振動が確実に低減されるため、ゴム製の弾性部材を用いることなく板バネ20の振動に起因する音を低減することができる。
また、可動接点22の移動速度が低下した後に可動接点22が接点当接部302に衝突するため、可動接点22がストッパ30に衝突する際の音を小さくすることができる。
さらに、バネにて構成されたストッパを用いないため、リバウンドを発生しにくくすることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
14 コイル
18 固定鉄心
20 板バネ
22 可動接点
24 可動鉄片
26 固定接点
30 ストッパ
301 バネ当接部

Claims (2)

  1. コイル(14)と、
    前記コイル内に配置されて磁路を形成する固定鉄心(18)と、
    前記固定鉄心に対向して配置され、前記コイルへの通電時に前記固定鉄心側に吸引される可動鉄片(24)と、
    固定端と自由端との中間部に前記可動鉄片が装着されるとともに前記可動鉄片を前記固定鉄心から離れる向きに付勢する板バネ(20)と、
    前記板バネの自由端側に装着された可動接点(22)と、
    前記可動接点に対向して配置され、前記コイルへの通電時に前記可動接点が当接する固定接点(26)とを備える電磁継電器において、
    前記コイルに通電されていないときの前記板バネの自由端側の移動範囲を規定するストッパ(30)を備え、
    前記可動接点は、前記板バネの一方側に前記固定接点と対向配置されるとともに前記板バネの他方側に前記ストッパと対向配置され、
    前記ストッパは、前記板バネにおける前記可動接点よりも自由端先端側の部位(201)が当接するバネ当接部(301)と、前記コイルへの通電が遮断された際に、前記板バネが前記バネ当接部に当接した後に、前記板バネが撓むことにより前記板バネの他方側に前記ストッパと対向配置された前記可動接点が当接する接点当接部(302)と、を備えていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記ストッパは、金属よりなることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
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