JPH0159893B2 - - Google Patents
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- JPH0159893B2 JPH0159893B2 JP59007361A JP736184A JPH0159893B2 JP H0159893 B2 JPH0159893 B2 JP H0159893B2 JP 59007361 A JP59007361 A JP 59007361A JP 736184 A JP736184 A JP 736184A JP H0159893 B2 JPH0159893 B2 JP H0159893B2
- Authority
- JP
- Japan
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- mold
- fixed
- end housing
- link mechanism
- platen
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 25
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 25
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 21
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 21
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 claims description 17
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/561—Injection-compression moulding
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本発明は、射出圧縮成形装置に関するものであ
る。
る。
(ロ) 従来技術
例えばレンズ等の光学部品をプラスチツクを用
いて製造する場合、通常の射出成形によつて成形
すると、成形品のひずみを光学部品として必要な
水準以下に小さくすることが非常に困難である。
これは、射出成形においては１〜数個所のゲート
から溶融プラスチツクを高圧で金型内に充てんす
るため、金型キヤビテイ内に圧力分布を生じ、成
形品にひずみを発生するためである。このため、
ひずみの少ないレンズを成形するために射出圧縮
成形が行なわれる。射出圧縮成形では、金型の圧
縮力を溶融プラスチツクに作用させるため圧力分
布が均一となり、ひずみを非常に小さくすること
ができる。射出圧縮成形においては、まず金型の
パーテイング面間に所定のすきまを形成した状態
で金型キヤビテイ内に溶融プラスチツクを射出
し、次いで型締を行なつて溶融プラスチツクを圧
縮して所定の形状に成形する。所望どおりの成形
品を得るためには、圧縮量（すなわち、射出時の
金型パーテイング面間の距離）を正確に設定し、
再現することが非常に重要な要素となる。このた
め従来は通常の射出成形機を改造した装置を用い
て射出圧縮成形を行なつていた。すなわち、トグ
ル式型締装置を有する射出成形機の場合には、型
締シリング内に位置を調整可能な機械的ストツパ
を設けることにより、射出時の金型パーテイング
面間のすきまを調整するようにしていた。しか
し、トグル式型締装置では、型締シリンダと可動
盤とがトグルリンク機構を介して連結されている
ため、型締シリンダのピストンストロークと可動
盤のストロークとが直線的に対応せず圧縮量の調
整が面倒であつた。一方、直圧式型締装置を有す
る射出成形機の場合には、固定盤と可動盤との間
に型締力に対抗する力を作用する油圧シリンダを
設置して可動盤を所定位置に停止させるようにし
ていた。しかし、この場合には、型締力が大きく
なると、可動盤を停止させるための油圧シリンダ
の径を大きくする必要があり、装置全体が大型化
するため実際的には実現が困難であつた。
いて製造する場合、通常の射出成形によつて成形
すると、成形品のひずみを光学部品として必要な
水準以下に小さくすることが非常に困難である。
これは、射出成形においては１〜数個所のゲート
から溶融プラスチツクを高圧で金型内に充てんす
るため、金型キヤビテイ内に圧力分布を生じ、成
形品にひずみを発生するためである。このため、
ひずみの少ないレンズを成形するために射出圧縮
成形が行なわれる。射出圧縮成形では、金型の圧
縮力を溶融プラスチツクに作用させるため圧力分
布が均一となり、ひずみを非常に小さくすること
ができる。射出圧縮成形においては、まず金型の
パーテイング面間に所定のすきまを形成した状態
で金型キヤビテイ内に溶融プラスチツクを射出
し、次いで型締を行なつて溶融プラスチツクを圧
縮して所定の形状に成形する。所望どおりの成形
品を得るためには、圧縮量（すなわち、射出時の
金型パーテイング面間の距離）を正確に設定し、
再現することが非常に重要な要素となる。このた
め従来は通常の射出成形機を改造した装置を用い
て射出圧縮成形を行なつていた。すなわち、トグ
ル式型締装置を有する射出成形機の場合には、型
締シリング内に位置を調整可能な機械的ストツパ
を設けることにより、射出時の金型パーテイング
面間のすきまを調整するようにしていた。しか
し、トグル式型締装置では、型締シリンダと可動
盤とがトグルリンク機構を介して連結されている
ため、型締シリンダのピストンストロークと可動
盤のストロークとが直線的に対応せず圧縮量の調
整が面倒であつた。一方、直圧式型締装置を有す
る射出成形機の場合には、固定盤と可動盤との間
に型締力に対抗する力を作用する油圧シリンダを
設置して可動盤を所定位置に停止させるようにし
ていた。しかし、この場合には、型締力が大きく
なると、可動盤を停止させるための油圧シリンダ
の径を大きくする必要があり、装置全体が大型化
するため実際的には実現が困難であつた。
(ハ) 発明の目的
本発明は、射出圧縮成形の際の圧縮量の設定を
容易且つ正確に行なうことができその再現性も高
く、しかも簡単な構造で小型の射出圧縮成形装置
を得ることを目的としている。
容易且つ正確に行なうことができその再現性も高
く、しかも簡単な構造で小型の射出圧縮成形装置
を得ることを目的としている。
(ニ) 発明の構成
本発明は、トグルリンク機構によつて型開閉動
作を行なわせると共に圧縮力は直圧式のシリンダ
によつて作用させることにより上記目的を達成す
る。すなわち、本発明による射出圧縮成形装置
は、固定盤と、固定盤にタイバーを介して連結さ
れるエンドハウジングと、エンドハウジングのタ
イバーに対する固定位置を調整可能なエンドハウ
ジング位置調整装置と、タイバーに対して軸方向
に移動自在に支持される可動盤と、可動盤をエン
ドハウジングに連結するトグルリンク機構と、ト
グルリンク機構を伸縮させる型開閉シリンダと、
可動盤に対して軸方向に移動自在に支持される金
型取付板と、金型取付板を固定盤側に向けて押動
可能な圧縮シリンダと、を有しており、エンドハ
ウジング位置調整装置は固定盤に取付けられる固
定型のパーテイング面と金型取付板に取付けられ
る可動型のパーテイング面との間にトグルリンク
機構が最も伸長した状態において所定のすきまを
形成する位置にエンドハウジングを固定可能であ
る。
作を行なわせると共に圧縮力は直圧式のシリンダ
によつて作用させることにより上記目的を達成す
る。すなわち、本発明による射出圧縮成形装置
は、固定盤と、固定盤にタイバーを介して連結さ
れるエンドハウジングと、エンドハウジングのタ
イバーに対する固定位置を調整可能なエンドハウ
ジング位置調整装置と、タイバーに対して軸方向
に移動自在に支持される可動盤と、可動盤をエン
ドハウジングに連結するトグルリンク機構と、ト
グルリンク機構を伸縮させる型開閉シリンダと、
可動盤に対して軸方向に移動自在に支持される金
型取付板と、金型取付板を固定盤側に向けて押動
可能な圧縮シリンダと、を有しており、エンドハ
ウジング位置調整装置は固定盤に取付けられる固
定型のパーテイング面と金型取付板に取付けられ
る可動型のパーテイング面との間にトグルリンク
機構が最も伸長した状態において所定のすきまを
形成する位置にエンドハウジングを固定可能であ
る。
(ホ) 実施例
以下、本発明の実施例を添付図面の第１〜３図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第１図に本発明による射出圧縮成形装置を示
す。なお、上半部は型開状態を示し、下半部は型
閉状態を示す。フレーム１０上に固定された固定
盤１２とフレーム１０上を移動可能であるエンド
ハウジング１４とがタイバー１６によつて連結さ
れている。すなわち、エンドハウジング１４はタ
イバー１６の一端に形成されたねじ１６ａに調整
ナツト１８をねじ込むことによつて固定されてい
る。このねじ１６ａ及び調整ナツト１８がエンド
ハウジング位置調整装置１９を構成する。タイバ
ー１６に対して軸方向に移動自在に支持された可
動盤２０は、エンドハウジング１４に取付けられ
た型開閉シリンダ２２のピストンロツド２４先端
のクロスヘツド２６とトグルリンク機構２８を介
して連結されている。トグルリンク機構２８はリ
ンク３０，３２及び３４から構成されており、こ
れらのリンクはピン３６によつて互いに連結され
ると共にそれぞれクロスヘツド２６、エンドハウ
ジング１４及び可動盤２０とピン３８，４０及び
４２によつて連結されている。可動盤２０には圧
縮シリンダ４４が取付けられており、更にこの圧
縮シリンダ４４に金型取付板４６が連結されてい
る。圧縮シリンダ４４及び金型取付板４６につい
ては第２及び３図に基づいて後述する。金型取付
板４６には可動型４８が取付けられ、一方、固定
盤１２には固定型５０が取付けられる。固定型５
０にはノズル５２から溶融プラスチツクを射出可
能である。
す。なお、上半部は型開状態を示し、下半部は型
閉状態を示す。フレーム１０上に固定された固定
盤１２とフレーム１０上を移動可能であるエンド
ハウジング１４とがタイバー１６によつて連結さ
れている。すなわち、エンドハウジング１４はタ
イバー１６の一端に形成されたねじ１６ａに調整
ナツト１８をねじ込むことによつて固定されてい
る。このねじ１６ａ及び調整ナツト１８がエンド
ハウジング位置調整装置１９を構成する。タイバ
ー１６に対して軸方向に移動自在に支持された可
動盤２０は、エンドハウジング１４に取付けられ
た型開閉シリンダ２２のピストンロツド２４先端
のクロスヘツド２６とトグルリンク機構２８を介
して連結されている。トグルリンク機構２８はリ
ンク３０，３２及び３４から構成されており、こ
れらのリンクはピン３６によつて互いに連結され
ると共にそれぞれクロスヘツド２６、エンドハウ
ジング１４及び可動盤２０とピン３８，４０及び
４２によつて連結されている。可動盤２０には圧
縮シリンダ４４が取付けられており、更にこの圧
縮シリンダ４４に金型取付板４６が連結されてい
る。圧縮シリンダ４４及び金型取付板４６につい
ては第２及び３図に基づいて後述する。金型取付
板４６には可動型４８が取付けられ、一方、固定
盤１２には固定型５０が取付けられる。固定型５
０にはノズル５２から溶融プラスチツクを射出可
能である。
第２図に圧縮シリンダ４４、金型取付板４６等
を拡大して示す。可動盤２０に対して圧縮シリン
ダ４４がボルト５４によつて固着されている。圧
縮シリンダ４４の内径部に金型取付板４６のピス
トン部４６ａが軸方向に移動可能にはめ合わされ
ている。ピストン部４６ａの内外周はシール部材
５６及び５８によつて密封されている。圧縮シリ
ンダ４４及びピストン部４６ａによつて区画され
た油室６０には、ソレノイドバルブ６２によつて
油圧を供給又は排出することができる。金型取付
板４６にはボルト６４によつてストツパプレート
６６が取付けられている。ストツパプレート６６
と圧縮シリンダ４４との間にスプリング６８が配
置されている。可動盤２０にはエジエクター６９
が設けられており、エジエクター６９は可動盤２
０及び圧縮シリンダ４４の中心部を貫通して可動
型４８側に伸長している。
を拡大して示す。可動盤２０に対して圧縮シリン
ダ４４がボルト５４によつて固着されている。圧
縮シリンダ４４の内径部に金型取付板４６のピス
トン部４６ａが軸方向に移動可能にはめ合わされ
ている。ピストン部４６ａの内外周はシール部材
５６及び５８によつて密封されている。圧縮シリ
ンダ４４及びピストン部４６ａによつて区画され
た油室６０には、ソレノイドバルブ６２によつて
油圧を供給又は排出することができる。金型取付
板４６にはボルト６４によつてストツパプレート
６６が取付けられている。ストツパプレート６６
と圧縮シリンダ４４との間にスプリング６８が配
置されている。可動盤２０にはエジエクター６９
が設けられており、エジエクター６９は可動盤２
０及び圧縮シリンダ４４の中心部を貫通して可動
型４８側に伸長している。
次にこの実施例の作用について説明する。ま
ず、第１図上半部に示す型開状態から型開閉シリ
ンダ２２を作動させてトグルリンク機構２８を伸
長させ、可動盤２０を固定盤１２側へ移動させ
る。可動盤２０はトグルリンク機構２８が最も伸
長した状態で停止する。この状態を第２図に示
す。このとき、可動型４８のパーテイング面と固
定型５０のパーテイング面との間には寸法Ｃのす
きまが形成されている。この第２図に示す状態に
おいてノズル５２から溶融プラスチツク７０が金
型キヤビテイ７１内に注入される。溶融プラスチ
ツク７０は成形に必要な一定量だけ注入される。
次いでソレノイドバルブ６２が第３図に示すよう
に切換えられ、油室６０に油圧が供給される。こ
の油室６０に作用する油圧によつてピストン部４
６ａに力が作用し、金型取付板４６は固定盤１２
側へ移動する。金型取付板４６の移動に伴なつて
これに取付けられた可動型４８も固定盤１２側へ
移動し、金型キヤビテイ７１内の溶融プラスチツ
ク７０を圧縮する。圧縮が完了した時点において
可動型４８と固定型５０との間に形成されるすき
まの寸法はC1となるが、このC1は金型キヤビテ
イ７１内の溶融プラスチツク７０の量及び可動型
４８に作用する圧縮力（この圧縮力は油室６０に
作用する油圧及びピストン部４６ａの受圧面積に
よつて決定される）とによつて決定される。すな
わち、圧縮量Ｃ−C1によつて発生する金型キヤ
ビテイ７１内の溶融プラスチツク７０の圧力と、
ピストン部４６ａに作用する圧縮力とが平衡した
位置で可動型４８の移動は停止する。なお、金型
キヤビテイ７１内の溶融プラスチツク７０の量が
少ない場合には、可動型４８と固定型５０とが接
触し、C1は０となる。次いで、圧縮力が保持さ
れた状態で溶融プラスチツク７０は徐々に冷却さ
れて固化する。すなわち、成形品７０′となる。
所定時間後にソレノイドバルブ６２が再び第２図
に示す状態に切換えられ、油室６０の油圧が排出
され、金型取付板４６はスプリング６８の力によ
つて可動盤２０側へ移動される。これと同時に型
開閉シリンダ２２がクロスヘツド２６を引込む方
向に作動し、トグルリンク機構２８が収縮させら
れる。すなわち、型開動作が行なわれる。型開完
了後、成形品７０′はエジエクター６９によつて
取り出される。こうして１射出圧縮成形サイクル
を終了する。結局、型開閉シリンダ２２及びトグ
ルリンク機構２８は型開閉動作を行ない、圧縮力
の作用は圧縮シリンダ４４によつて行なわれる。
ず、第１図上半部に示す型開状態から型開閉シリ
ンダ２２を作動させてトグルリンク機構２８を伸
長させ、可動盤２０を固定盤１２側へ移動させ
る。可動盤２０はトグルリンク機構２８が最も伸
長した状態で停止する。この状態を第２図に示
す。このとき、可動型４８のパーテイング面と固
定型５０のパーテイング面との間には寸法Ｃのす
きまが形成されている。この第２図に示す状態に
おいてノズル５２から溶融プラスチツク７０が金
型キヤビテイ７１内に注入される。溶融プラスチ
ツク７０は成形に必要な一定量だけ注入される。
次いでソレノイドバルブ６２が第３図に示すよう
に切換えられ、油室６０に油圧が供給される。こ
の油室６０に作用する油圧によつてピストン部４
６ａに力が作用し、金型取付板４６は固定盤１２
側へ移動する。金型取付板４６の移動に伴なつて
これに取付けられた可動型４８も固定盤１２側へ
移動し、金型キヤビテイ７１内の溶融プラスチツ
ク７０を圧縮する。圧縮が完了した時点において
可動型４８と固定型５０との間に形成されるすき
まの寸法はC1となるが、このC1は金型キヤビテ
イ７１内の溶融プラスチツク７０の量及び可動型
４８に作用する圧縮力（この圧縮力は油室６０に
作用する油圧及びピストン部４６ａの受圧面積に
よつて決定される）とによつて決定される。すな
わち、圧縮量Ｃ−C1によつて発生する金型キヤ
ビテイ７１内の溶融プラスチツク７０の圧力と、
ピストン部４６ａに作用する圧縮力とが平衡した
位置で可動型４８の移動は停止する。なお、金型
キヤビテイ７１内の溶融プラスチツク７０の量が
少ない場合には、可動型４８と固定型５０とが接
触し、C1は０となる。次いで、圧縮力が保持さ
れた状態で溶融プラスチツク７０は徐々に冷却さ
れて固化する。すなわち、成形品７０′となる。
所定時間後にソレノイドバルブ６２が再び第２図
に示す状態に切換えられ、油室６０の油圧が排出
され、金型取付板４６はスプリング６８の力によ
つて可動盤２０側へ移動される。これと同時に型
開閉シリンダ２２がクロスヘツド２６を引込む方
向に作動し、トグルリンク機構２８が収縮させら
れる。すなわち、型開動作が行なわれる。型開完
了後、成形品７０′はエジエクター６９によつて
取り出される。こうして１射出圧縮成形サイクル
を終了する。結局、型開閉シリンダ２２及びトグ
ルリンク機構２８は型開閉動作を行ない、圧縮力
の作用は圧縮シリンダ４４によつて行なわれる。
射出時における可動型４８と固定型５０との間
のすきまの寸法Ｃはエンドハウジング位置調整装
置１９によつて容易に調整することができる。す
なわち、トグルリンク機構２８を最も伸長させた
状態において調整ナツト１８を回転させることに
より、寸法Ｃを所望の値に設定すればよい。この
寸法Ｃの再現性は非常に高い。なぜならば、トグ
ルリンク機構２８が最も伸長した一義的な状態に
おいて寸法Ｃが所定の値となるように設定されて
いるからである。従つて、圧縮量は常に正確に維
持されるため、安定した品質の成形品７０′を得
ることができる。
のすきまの寸法Ｃはエンドハウジング位置調整装
置１９によつて容易に調整することができる。す
なわち、トグルリンク機構２８を最も伸長させた
状態において調整ナツト１８を回転させることに
より、寸法Ｃを所望の値に設定すればよい。この
寸法Ｃの再現性は非常に高い。なぜならば、トグ
ルリンク機構２８が最も伸長した一義的な状態に
おいて寸法Ｃが所定の値となるように設定されて
いるからである。従つて、圧縮量は常に正確に維
持されるため、安定した品質の成形品７０′を得
ることができる。
(ヘ) 発明の効果
以上説明してきたように、本発明による射出圧
縮成形装置は、固定盤と、固定盤にタイバーを介
して連結されるエンドハウジングと、エンドハウ
ジングのタイバーに対する固定位置を調整可能な
エンドハウジング位置調整装置と、タイバーに対
して軸方向に移動自在に支持される可動盤と、可
動盤をエンドハウジングに連結するトグルリンク
機構と、トグルリンク機構を伸縮させる型開閉シ
リンダと、可動盤に対して軸方向に移動自在に支
持される金型取付板と、金型取付板を固定盤側に
向けて押動可能な圧縮シリンダと、を有してお
り、エンドハウジング位置調整装置は固定盤に取
付けられる固定型のパーテイング面と金型取付板
に取付けられる可動型のパーテイング面との間に
トグルリンク機構が最も伸長した状態において所
定のすきまを形成する位置にエンドハウジングを
固定可能であるので、圧縮量を容易且つ正確に設
定することができ、またその再現性も非常に高
い。しかもこの射出圧縮成形装置は、構造が簡単
であり通常の射出成形機よりもわずかに全長が長
いだけであり、非常に小型の装置とすることがで
きる。また、本発明による射出圧縮成形装置は、
既存の射出成形機を改造することにより容易に実
現することもできる。すなわち、射出成形機のタ
イバーを延長して圧縮シリンダ及び金型取付板を
配置するスペースを確保すればよい。
縮成形装置は、固定盤と、固定盤にタイバーを介
して連結されるエンドハウジングと、エンドハウ
ジングのタイバーに対する固定位置を調整可能な
エンドハウジング位置調整装置と、タイバーに対
して軸方向に移動自在に支持される可動盤と、可
動盤をエンドハウジングに連結するトグルリンク
機構と、トグルリンク機構を伸縮させる型開閉シ
リンダと、可動盤に対して軸方向に移動自在に支
持される金型取付板と、金型取付板を固定盤側に
向けて押動可能な圧縮シリンダと、を有してお
り、エンドハウジング位置調整装置は固定盤に取
付けられる固定型のパーテイング面と金型取付板
に取付けられる可動型のパーテイング面との間に
トグルリンク機構が最も伸長した状態において所
定のすきまを形成する位置にエンドハウジングを
固定可能であるので、圧縮量を容易且つ正確に設
定することができ、またその再現性も非常に高
い。しかもこの射出圧縮成形装置は、構造が簡単
であり通常の射出成形機よりもわずかに全長が長
いだけであり、非常に小型の装置とすることがで
きる。また、本発明による射出圧縮成形装置は、
既存の射出成形機を改造することにより容易に実
現することもできる。すなわち、射出成形機のタ
イバーを延長して圧縮シリンダ及び金型取付板を
配置するスペースを確保すればよい。
第１図は本発明による射出圧縮成形装置を示す
図、第２図は第１図に示す射出圧縮成形装置の部
分拡大断面図（射出が行なわれる状態を示す図）、
第３図は第１図に示す射出圧縮成形装置の拡大部
分断面図（圧縮が行なわれる状態を示す図）であ
る。 １０……フレーム、１２……固定盤、１４……
エンドハウジング、１６……タイバー、１８……
調整ナツト、１９……エンドハウジング位置調整
装置、２０……可動盤、２２……型開閉シリン
ダ、２４……ピストンロツド、２６……クロスヘ
ツド、２８……トグルリンク機構28、３０，３
２，３４……リンク、３６，３８，４０，４２…
…ピン、４４……圧縮シリンダ、４６……金型取
付板、４８……可動型、５０……固定型、５２…
…ノズル、５４…，５６，５８……シール部材、
６０……油室、６２……ソレノイドバルブ、６４
……ボルト、６６……ストツパプレート66、６８
……スプリング、６９……エジエクター、７０…
…溶融プラスチツク、７０′……成形品、７１…
…金型キヤビテイ。
図、第２図は第１図に示す射出圧縮成形装置の部
分拡大断面図（射出が行なわれる状態を示す図）、
第３図は第１図に示す射出圧縮成形装置の拡大部
分断面図（圧縮が行なわれる状態を示す図）であ
る。 １０……フレーム、１２……固定盤、１４……
エンドハウジング、１６……タイバー、１８……
調整ナツト、１９……エンドハウジング位置調整
装置、２０……可動盤、２２……型開閉シリン
ダ、２４……ピストンロツド、２６……クロスヘ
ツド、２８……トグルリンク機構28、３０，３
２，３４……リンク、３６，３８，４０，４２…
…ピン、４４……圧縮シリンダ、４６……金型取
付板、４８……可動型、５０……固定型、５２…
…ノズル、５４…，５６，５８……シール部材、
６０……油室、６２……ソレノイドバルブ、６４
……ボルト、６６……ストツパプレート66、６８
……スプリング、６９……エジエクター、７０…
…溶融プラスチツク、７０′……成形品、７１…
…金型キヤビテイ。
Claims (1)
- １ 固定盤と、固定盤にタイバーを介して連結さ
れるエンドハウジングと、エンドハウジングのタ
イバーに対する固定位置を調整可能なエンドハウ
ジング位置調整装置と、タイバーに対して軸方向
に移動自在に支持される可動盤と、可動盤をエン
ドハウジングに連結するトグルリンク機構と、ト
グルリンク機構を伸縮させる型開閉シリンダと、
可動盤に対して軸方向に移動自在に支持される金
型取付板と、金型取付板を固定盤側に向けて押動
可能な圧縮シリンダと、を有しており、エンドハ
ウジング位置調整装置は固定盤に取付けられる固
定型のパーテイング面と金型取付板に取付けられ
る可動型のパーテイング面との間にトグルリンク
機構が最も伸長した状態において所定のすきまを
形成する位置にエンドハウジングを固定可能であ
る射出圧縮成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736184A JPS60151015A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 射出圧縮成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736184A JPS60151015A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 射出圧縮成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151015A JPS60151015A (ja) | 1985-08-08 |
| JPH0159893B2 true JPH0159893B2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=11663821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP736184A Granted JPS60151015A (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 射出圧縮成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151015A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627548B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1994-04-13 | エヌオーケー株式会社 | オイルシ−ルの成形方法 |
| JP2628357B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1997-07-09 | 株式会社小松製作所 | インジェクションプレスの型締装置およびその制御方法 |
| GB2282560B (en) * | 1993-09-14 | 1997-12-17 | Idemitsu Petrochemical Co | Compression equipment of injection compression molding machine and injection compression molding machine |
| JP2784316B2 (ja) * | 1993-12-27 | 1998-08-06 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出圧縮成形装置 |
| GB2426950A (en) * | 2005-06-06 | 2006-12-13 | Im Pak Technologies Ltd | Injection compression moulding apparatus |
| JP4979636B2 (ja) * | 2008-06-06 | 2012-07-18 | 株式会社名機製作所 | 射出成形機および射出成形方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57123031A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-31 | Toshiba Mach Co Ltd | Metal mold for injection-compression molding and method using it |
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| JPS58197032A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-16 | Ricoh Co Ltd | 射出圧縮成形機 |
| JPS60137625A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | トグル式型開閉機構を有する射出圧縮成形機 |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP736184A patent/JPS60151015A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57123031A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-31 | Toshiba Mach Co Ltd | Metal mold for injection-compression molding and method using it |
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| JPS58197032A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-16 | Ricoh Co Ltd | 射出圧縮成形機 |
| JPS60137625A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | トグル式型開閉機構を有する射出圧縮成形機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60151015A (ja) | 1985-08-08 |
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