JPH0158369B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0158369B2 JPH0158369B2 JP59138199A JP13819984A JPH0158369B2 JP H0158369 B2 JPH0158369 B2 JP H0158369B2 JP 59138199 A JP59138199 A JP 59138199A JP 13819984 A JP13819984 A JP 13819984A JP H0158369 B2 JPH0158369 B2 JP H0158369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing member
- pad holder
- fixed
- pad
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自転車などの二輪車に適したデイス
クブレーキに関するもので、固定パツドをデイス
ク板に対して常に平行にしてデイスク板に対する
位置を容易に調節できるデイスクブレーキを提供
するものである。
クブレーキに関するもので、固定パツドをデイス
ク板に対して常に平行にしてデイスク板に対する
位置を容易に調節できるデイスクブレーキを提供
するものである。
従来例の構成とその問題点
ホイールピストンにより加圧される可動パツド
と固定パツドとによりデイスク板を挾圧して制御
するデイスクブレーキにおいては、ホイールピス
トンを自動追込み式にしたり、ホイールシリンダ
ーとマスターシリンダーとの間に設けたリザーバ
タンクのリザーバピストンの位置を調節したりし
て可動パツドの摩耗に対処するようにしている。
一方、固定パツドについても、ブレーキの組立時
やパツド摩耗時には、デイスク板に対して一定の
位置に調節できるようにする必要がある。
と固定パツドとによりデイスク板を挾圧して制御
するデイスクブレーキにおいては、ホイールピス
トンを自動追込み式にしたり、ホイールシリンダ
ーとマスターシリンダーとの間に設けたリザーバ
タンクのリザーバピストンの位置を調節したりし
て可動パツドの摩耗に対処するようにしている。
一方、固定パツドについても、ブレーキの組立時
やパツド摩耗時には、デイスク板に対して一定の
位置に調節できるようにする必要がある。
発明の目的
本発明は、固定パツドのホルダーと本体との連
結部を改良して、固定パツドを常にデイスク板と
平行にして、デイスク板に対する位置を容易に調
節できるようにし、確実で安定した制動力を発揮
させることを目的とする。
結部を改良して、固定パツドを常にデイスク板と
平行にして、デイスク板に対する位置を容易に調
節できるようにし、確実で安定した制動力を発揮
させることを目的とする。
発明の構成
本発明のデイスクブレーキは、本体に設けた加
圧機構により加圧される可動パツドと、固定パツ
ドホルダーによつて保持された固定パツドによつ
て車輪に設けたデイスク板を挾圧するデイスクブ
レーキであつて、前記本体の連結部と固定パツド
ホルダーは複数の連結棒によつて結合され、かつ
前記連結部と固定パツドホルダーは少なくともそ
の一部に互いが対向する中空部を有し、車体に固
定された固定部材を前記中空部内に配置し、かつ
前記固定部材を前記連結棒に遊合させ、固定部材
と前記固定パツドホルダーとの間、又は固定部材
と前記連結部との間に介在するばねを前記連結棒
に装着し、前記固定部材における前記ばねの合力
中心に相当する位置に固定部材偏位調節用ねじを
螺合させるとともに、この固定部材偏位調節用ね
じの一端を前記連結部又は固定パツドホルダーに
て位置規制したものである。
圧機構により加圧される可動パツドと、固定パツ
ドホルダーによつて保持された固定パツドによつ
て車輪に設けたデイスク板を挾圧するデイスクブ
レーキであつて、前記本体の連結部と固定パツド
ホルダーは複数の連結棒によつて結合され、かつ
前記連結部と固定パツドホルダーは少なくともそ
の一部に互いが対向する中空部を有し、車体に固
定された固定部材を前記中空部内に配置し、かつ
前記固定部材を前記連結棒に遊合させ、固定部材
と前記固定パツドホルダーとの間、又は固定部材
と前記連結部との間に介在するばねを前記連結棒
に装着し、前記固定部材における前記ばねの合力
中心に相当する位置に固定部材偏位調節用ねじを
螺合させるとともに、この固定部材偏位調節用ね
じの一端を前記連結部又は固定パツドホルダーに
て位置規制したものである。
固定部材偏位調節用ねじの一端が連結部又は固
定パツドホルダーにて位置規制され、かつ固定部
材に固定部材偏位調節用ねじが螺合しているた
め、固定部材偏位調節用ねじを回転させると、連
結部と固定パツドホルダーに対する固定部材の位
置を調節できる。この場合、固定部材偏位調節用
ねじをばねの合力中心にしているため、固定部材
が固定パツドホルダーに対して平行を保つことが
できる。すなわち、固定パツドをデイスク板に常
に平行にできる。
定パツドホルダーにて位置規制され、かつ固定部
材に固定部材偏位調節用ねじが螺合しているた
め、固定部材偏位調節用ねじを回転させると、連
結部と固定パツドホルダーに対する固定部材の位
置を調節できる。この場合、固定部材偏位調節用
ねじをばねの合力中心にしているため、固定部材
が固定パツドホルダーに対して平行を保つことが
できる。すなわち、固定パツドをデイスク板に常
に平行にできる。
実施例の説明
第1図において、1はブレーキ本体で固定パツ
ドホルダーとの連結部2に設けた固定部材3の両
端がシートステー4のブラケツト5とチエーンス
テー6のブラケツト7に固定されて、本体1は自
転車の車体に取り付けられている。
ドホルダーとの連結部2に設けた固定部材3の両
端がシートステー4のブラケツト5とチエーンス
テー6のブラケツト7に固定されて、本体1は自
転車の車体に取り付けられている。
本体1は下方にアウターワイヤー取付片8を有
し、後方には一端をインナーワイヤー9に連結し
たクランク10を軸支している。そして、制動操
作によりワイヤー9を前方へ引くと、クランク1
0が回転して図示しないマスターピストンを押圧
し、マスターシリンダー内の油圧はリザーバピス
トンを内蔵したリザーバタンクを介してホイール
シリンダー11に伝わるようになつている。12
は矢印x方向へ回転するデイスク板である。
し、後方には一端をインナーワイヤー9に連結し
たクランク10を軸支している。そして、制動操
作によりワイヤー9を前方へ引くと、クランク1
0が回転して図示しないマスターピストンを押圧
し、マスターシリンダー内の油圧はリザーバピス
トンを内蔵したリザーバタンクを介してホイール
シリンダー11に伝わるようになつている。12
は矢印x方向へ回転するデイスク板である。
第2図はホイールシリンダーとパツドの構造を
示している。ホイールシリンダー11には、ホイ
ールカツプ13を装着したホイールピストン1
4、ピストン14により押圧されるプツシユロツ
ド15、戻しばね16、ダストシール17などが
設けてある。
示している。ホイールシリンダー11には、ホイ
ールカツプ13を装着したホイールピストン1
4、ピストン14により押圧されるプツシユロツ
ド15、戻しばね16、ダストシール17などが
設けてある。
18は可動パツド19を固定し、プツシユロツ
ド15によりデイスク板側へ加圧される可動パツ
ドホルダー、20は一端を軸21により可動パツ
ドホルダー18へ軸支し、他端をワイヤー取付片
8に設けた耳片22へ軸23によつて軸支したサ
ーボアーム、24はその戻しばねである。そし
て、制動時には、可動パツド19に加わるデイス
ク板の回転力により、可動パツドホルダー18を
軸支する軸21は軸23を中心にして矢印y方向
で示す円弧状の運動をし、可動パツド19とデイ
スク板12との間にくさび効果が生じて強い制動
力が得られる。
ド15によりデイスク板側へ加圧される可動パツ
ドホルダー、20は一端を軸21により可動パツ
ドホルダー18へ軸支し、他端をワイヤー取付片
8に設けた耳片22へ軸23によつて軸支したサ
ーボアーム、24はその戻しばねである。そし
て、制動時には、可動パツド19に加わるデイス
ク板の回転力により、可動パツドホルダー18を
軸支する軸21は軸23を中心にして矢印y方向
で示す円弧状の運動をし、可動パツド19とデイ
スク板12との間にくさび効果が生じて強い制動
力が得られる。
25は可動パツド19に対向して設けた固定パ
ツド、26はその固定パツドホルダーである。
ツド、26はその固定パツドホルダーである。
第3図は固定パツドホルダー26と本体1との
結合部を示している。本体1のホルダー26との
連結部2及び固定パツドホルダー26の対応部分
は断面コ字状に形成されていて、両者の間に形成
される中空部に固定部材3が挿入される。27,
27は連結部2側から挿入した連結棒で、固定部
材2の軸受部28,28を貫通し、先端のねじ部
が固定パツドホルダー26に設けたねじ孔29,
29に螺合し、固定パツドホルダー26を連結部
2へ結合するものである。30,30は連結棒2
7,27に装着して、固定部材3と連結部2との
間に介在させたばねである。31は固定部材偏位
調節用ねじ(以下、ねじと省略する)で、固定部
材の軸受部28と28の中間に設けたねじ孔32
に螺合しているが、先端は固定パツドホルダー2
6の孔33に遊合している。
結合部を示している。本体1のホルダー26との
連結部2及び固定パツドホルダー26の対応部分
は断面コ字状に形成されていて、両者の間に形成
される中空部に固定部材3が挿入される。27,
27は連結部2側から挿入した連結棒で、固定部
材2の軸受部28,28を貫通し、先端のねじ部
が固定パツドホルダー26に設けたねじ孔29,
29に螺合し、固定パツドホルダー26を連結部
2へ結合するものである。30,30は連結棒2
7,27に装着して、固定部材3と連結部2との
間に介在させたばねである。31は固定部材偏位
調節用ねじ(以下、ねじと省略する)で、固定部
材の軸受部28と28の中間に設けたねじ孔32
に螺合しているが、先端は固定パツドホルダー2
6の孔33に遊合している。
従つて、ねじ31をまわすことにより、第3図
に示す調整代S1、S2内において、固定部材3に対
する連結部2および固定パツドホルダー26の相
対位置を調節することができる。
に示す調整代S1、S2内において、固定部材3に対
する連結部2および固定パツドホルダー26の相
対位置を調節することができる。
すなわち、固定パツド25が摩耗してデイスク
板12との間の間隔S4が広くなつたときは、ねじ
31を左へまわせば固定パツドホルダー26は固
定部材3側へ移動するので、最初の設定値に調節
することができる。また、このようなパツド位置
調整に際して、連結棒27にはばね32が装着さ
れ、ばねの合力中心にねじ31があるので、固定
パツド25は常にデイスク板12に対して平行に
保たれ、パツドの片当たりを生じることはなく、
また走行中や制動時にガタツキを生じることもな
い。
板12との間の間隔S4が広くなつたときは、ねじ
31を左へまわせば固定パツドホルダー26は固
定部材3側へ移動するので、最初の設定値に調節
することができる。また、このようなパツド位置
調整に際して、連結棒27にはばね32が装着さ
れ、ばねの合力中心にねじ31があるので、固定
パツド25は常にデイスク板12に対して平行に
保たれ、パツドの片当たりを生じることはなく、
また走行中や制動時にガタツキを生じることもな
い。
上記の例では、ばね32及びねじ31を連結部
2側に設けたが、固定パツドホルダー26側に設
けてもよく、また連結棒27は3本以上にしても
よい。
2側に設けたが、固定パツドホルダー26側に設
けてもよく、また連結棒27は3本以上にしても
よい。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、固定パツドを
デイスク板に常に平行にしてデイスク板に対する
位置を容易に調整することができる。
デイスク板に常に平行にしてデイスク板に対する
位置を容易に調整することができる。
第1図は本発明のデイスクブレーキの実施例を
示す側面図、第2図は第1図−′線断面図、
第3図は第1図−′線断面図である。 1……本体、2……連結部、3……固定部材、
12……デイスク板、14……ホイールピスト
ン、19……可動パツド、25……固定パツド、
26……固定パツドホルダー、27……連結棒、
30……ばね、31……ねじ。
示す側面図、第2図は第1図−′線断面図、
第3図は第1図−′線断面図である。 1……本体、2……連結部、3……固定部材、
12……デイスク板、14……ホイールピスト
ン、19……可動パツド、25……固定パツド、
26……固定パツドホルダー、27……連結棒、
30……ばね、31……ねじ。
Claims (1)
- 1 本体に設けた加圧機構により加圧される可動
パツドと、固定パツドホルダーによつて保持され
た固定パツドによつて車輪に設けたデイスク板を
挾圧するデイスクブレーキであつて、前記本体の
連結部と固定パツドホルダーは複数の連結棒によ
つて結合され、かつ前記連結部と固定パツドホル
ダーは少なくともその一部に互いが対向する中空
部を有し、車体に固定された固定部材を前記中空
部内に配置し、かつ前記固定部材を前記連結棒に
遊合させ、固定部材と前記固定パツドホルダーと
の間、又は固定部材と前記連結部との間に介在す
るばねを前記連結棒に装着し、前記固定部材にお
ける前記ばねの合力中心に相当する位置に固定部
材偏位調節用ねじを螺合させるとともに、この固
定部材偏位調節用ねじの一端を前記連結部又は固
定パツドホルダーにて位置規制したデイスクブレ
ーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138199A JPS6065919A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | デイスクブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138199A JPS6065919A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | デイスクブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6065919A JPS6065919A (ja) | 1985-04-15 |
JPH0158369B2 true JPH0158369B2 (ja) | 1989-12-11 |
Family
ID=15216394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138199A Granted JPS6065919A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | デイスクブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6065919A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3848513B2 (ja) * | 2000-02-15 | 2006-11-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドラムブレーキ装置 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP59138199A patent/JPS6065919A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6065919A (ja) | 1985-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4533153A (en) | Front brake system for motorcycles | |
US4703839A (en) | Brake device for motor vehicles | |
EP0488376B1 (en) | Motor cycle with front wheel brake arrangement | |
KR900005239B1 (ko) | 오토바이 전륜 지지장치 | |
US3935927A (en) | Disc brake for use in two-wheeled vehicle | |
US11077911B2 (en) | Operating device for human-powered vehicle | |
US6152267A (en) | Caliper structure for link-type front suspension | |
EP0990582B1 (en) | Front wheel suspension assembly for a motorcycle | |
JPH0158369B2 (ja) | ||
JPH0657548B2 (ja) | 車両の制動レバ−位置調整装置 | |
US5695025A (en) | Steering axle brake assembly | |
JP2552844B2 (ja) | 自動二輪車の後輪用デイスクブレ−キ装置 | |
JPS5819995Y2 (ja) | オ−トバイのフロントブレ−キ装置 | |
JPH0684770B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
JP3223561B2 (ja) | 自動二輪車のブレーキ配管装置 | |
JPS625990Y2 (ja) | ||
JPH043899Y2 (ja) | ||
JPS641894Y2 (ja) | ||
JPH0439113Y2 (ja) | ||
JP2575406B2 (ja) | 自動二輪車の後輪用ディスクブレーキ装置 | |
KR100215931B1 (ko) | 프론트 및 리어 액슬의 캘리퍼 조립용 로봇의 체결공구 | |
KR0119230Y1 (ko) | 푸트 브레이크 페달의 연결 구조 | |
JP3703540B2 (ja) | 軽車両のキャリパー支持構造 | |
JPH0228156Y2 (ja) | ||
JPH0712236Y2 (ja) | 二輪車の前輪用ブレ−キキャリパの取付構造 |