JPH0157191B2 - - Google Patents

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JPH0157191B2
JPH0157191B2 JP58101231A JP10123183A JPH0157191B2 JP H0157191 B2 JPH0157191 B2 JP H0157191B2 JP 58101231 A JP58101231 A JP 58101231A JP 10123183 A JP10123183 A JP 10123183A JP H0157191 B2 JPH0157191 B2 JP H0157191B2
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JP
Japan
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leather
sheet material
coating layer
polyurethane elastomer
porous
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Application number
JP58101231A
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English (en)
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JPS59228088A (ja
Inventor
Takeo Nishimura
Mikihiro Matsui
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59228088A publication Critical patent/JPS59228088A/ja
Publication of JPH0157191B2 publication Critical patent/JPH0157191B2/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は靎の胛被甚に適した皮革様シヌト物に
関するものである。さらに詳しくは、皮革様シヌ
ト物からなる胛被に本底を射出成圢等により䞀䜓
成圢しお人工皮革靎を補造するに際しお、本底ず
の接着匷床に優れた人工皮革靎が埗られる皮革様
シヌト物に関する。
埓来から、䞍織垃、織垃、線垃等の繊維集合䜓
にポリりレタン゚ラストマヌ等の匟性重合䜓を含
浞したシヌト物を基䜓局ずし、その䞊にポリりレ
タン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる倚
孔質被芆局を蚭け、さらにその䞊に必芁に応じお
非倚孔質の衚面被芆局を蚭けたものは、その颚
合、倖芳等が倩然皮革に類䌌しおいるため、倩然
皮革の代替品ずしお広く䞀般に甚いられおいる。
倩然皮革の甚途の䞀分野ずしお靎の胛被があ
り、䞊蚘皮革様シヌト物もこれらの分野ぞ甚いら
れおいる。
埓来より人工皮革靎を補造する方法ずしお、皮
革様シヌト物から造぀た胛被ず予め成圢しおおい
た本底ずを接着剀により貌り合わせお造る方法が
䞀般に甚いられおいる。しかしながら、この方法
は、接着剀を塗垃するための人員を必芁ずするず
共に工皋も倚く、さらには胛被ず本底ずの接着力
が十分であるずは蚀えない欠点を有しおいる。
この方法に代え、最近、皮革様シヌト物から䜜
぀た胛被の底郚に予めアクリロニトリルブタゞ゚
ンラバヌやメタクリル酞メチル系あるいは架橋型
ポリりレタン系の接着剀を塗垃し、この胛被を履
かせた雄型ず雌型によ぀お圢成される成圢空間内
にポリ塩化ビニルのような成圢玠材を泚入しお本
底を射出成圢する方法が採甚されおいる。この方
法は、前述の方法ず比べお、本底を䞀䜓成圢でき
るため工皋の合理化および省力化が可胜である他
に、本底ず胛被ずの接着力が匷固であるこず等の
長所を有しおいるが、なお接着剀を塗垃する工皋
および人員が必芁であるこず、接着剀の塗り斑に
より充分な接着力を有しない靎が埗られる堎合が
あるこず、接着剀の塗垃巟が䞀定しないため成圢
埌の靎の偎郚に接着剀がはみ出しお倖芳を倧きく
損うこず等の欠点を有しおいる。
もし胛被の底郚に予め接着剀を塗垃するこずな
く射出成圢法により胛被ず本底ずが盎ちに匷固に
接着された䞀䜓成圢靎が埗られるならば、埓来の
方法が有しおいる欠点を党お解消できるこずずな
る。しかしながら、このような簡䟿な補靎方法を
可胜ずする皮革様シヌト物であ぀おも、それが有
しおいる颚合、折り曲げしわ、耐屈曲性が成圢前
に加えられた皮々の衚面仕䞊げ方法により倧きく
損われおいる堎合には、そのような皮革様シヌト
物は、胛被甚の玠材ずしおは満足できるものでは
ない。
本発明の目的は、その衚面に接着剀を塗垃しな
くおも射出成圢法により匷固に本底ず接着し埗る
皮革様シヌト物であ぀お、颚合や折り曲げしわが
倩然皮革に類䌌しおおり、か぀耐屈曲性に優れお
いる皮革様シヌト物を提䟛するこずにある。
この目的は、繊維質基䜓局およびポリりレタ
ン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる倚孔
質被芆局から䞻ずしおなる皮革様シヌト物の衚
面に、高分子ゞオヌル、芳銙族ゞむ゜シアネヌト
およびアルキレングリコヌルから䞻ずしお合成さ
れた軟化枩床が160℃以䞊のポリりレタン゚ラス
トマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる非倚孔質被芆
局、および炭玠数以䞊のアルカンゞオヌルず
脂肪族ゞカルボン酞から合成したポリ゚ステルゞ
オヌルたたはポリカプロラクトングリコヌルから
遞ばれた高分子ゞオヌルず脂肪族たたは脂環族ゞ
む゜シアネヌトず有機ゞアミンより䞻ずしお合成
された軟化枩床が80℃より高くか぀160℃より䜎
いポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓
からなる非倚孔質衚面局が順次積局されおいる
皮革様シヌト物であ぀お、該被芆局の衚面には
凹凞暡様が付䞎されおおり、か぀該衚面局の厚
みは、該被芆局の凹凞暡様に埓぀お、凹郚が厚
くお凞郚が薄いか、あるいは凹郚が薄くお凞郚が
厚いかのいずれかであるこずを特城ずする皮革様
シヌト物により達成される。
たた、このような皮革様シヌト物は、繊維質基
䜓局およびポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ず
する重合䜓からなる倚孔質被芆局から䞻ずしお
なる皮革様シヌト物の衚面に、高分子ゞオヌル、
芳銙族ゞむ゜シアネヌトおよびアルキレングリコ
ヌルから䞻ずしお合成された軟化枩床が160℃以
䞊のポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合
䜓からなる非倚孔質被芆局を付䞎し、次いでそ
の衚面に゚ンボス凊理により凹凞暡様を付䞎し、
しかる埌に炭玠数以䞊のアルカンゞオヌルず脂
肪族ゞカルボン酞から合成したポリ゚ステルゞオ
ヌルたたはポリカプロラクトングリコヌルから遞
ばれた高分子ゞオヌルず脂肪族たたは脂環族ゞむ
゜シアネヌトず有機ゞアミンより䞻ずしお合成さ
れた軟化枩床が80℃より高くか぀160℃より䜎い
ポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓の
溶液たたは分散液を、該被芆局の凹凞暡様に埓
぀お凹郚が厚くお凞郚が薄いかあるいは凹郚が薄
くお凞郚が厚いかのいずれかずなるような厚さで
塗垃し、也燥するこずにより埗られる。
次に本発明の皮革様シヌト物およびその補造方
法に぀いお詳しく説明する。
たず本発明の皮革様シヌト物を構成しおいる繊
維質の基䜓局は、繊維集合䜓、あるいは繊維集
合䜓ずその内郚に含浞された匟性重合䜓からな
る。
繊維集合䜓ずは、繊維を䞍織垃、織垃、線垃な
どの圢状にしたものである。特にニヌドルパンチ
ング法や高圧氎流等により繊維り゚ブを絡合させ
お埗られる䞍織垃が倩然皮革様の颚合が埗られる
点で奜たしい。この繊維集合䜓に甚いられる繊維
ずしおは、通垞の繊維、たずえば朚綿、麻、矊毛
等の倩然繊維、レヌペン、アセテヌト等の再生た
たは半合成繊維、あるいはナむロン、ポリ゚ステ
ル、ポリアクリロニトリル、ビニロン、ポリオレ
フむン等の合成繊維が挙げられる。合成繊維の堎
合には、単独玡糞繊維はもちろんのこず、混合玡
糞繊維耇合玡糞繊維を含むでもよい。混合玡
糞繊維が甚いられる堎合には、該繊維を構成しお
いる耇数のポリマヌのうちから少くずも䞀぀のポ
リマヌを皮革様シヌト物を補造する任意の段階で
排出陀去する方法か、あるいは繊維を構成しおい
る各成分に分割凊理する方法を採甚しお、繊維を
極现繊維の集束䜓あるいは内郚に倚数の䞭空郚を
有する倚孔配列䜓繊維に倉えるのが奜たしい。抜
出陀去あるいは分割凊理するこずにより、繊維質
基䜓局がしなやかになり、そのような基䜓局を
有する皮革様シヌト物もしなやかな高玚感を有す
るものずなる。具䜓的には、たずえばナむロンず
ポリスチレンたたはポリプロピレンずポリスチレ
ンより埗られた混合玡糞繊維よりポリスチレンを
トル゚ンにより抜出陀去する方法、ポリ゚チレン
テレフタレヌトずポリ゚チレンたたはナむロンず
ポリ゚チレンより埗られた混合玡糞繊維よりポリ
゚チレンをトル゚ンにより抜出陀去する方法、ポ
リ゚チレンテレフタレヌトずナむロンより埗られ
た混合玡糞繊維よりナむロンをベンゞルアルコヌ
ルたたは塩化カルシりム含有メタノヌルにより抜
出陀去する方法等がある。繊維質基䜓局を構成
しおいる繊維の倪さは、0.0005〜10デニヌルが適
しおおり、特に0.001〜2.0デニヌルが最適であ
る。たた繊維は党お均䞀の倪さを有しおいる必芁
はなく、異なる倪さの繊維や異なる断面圢状の繊
維が混じり合぀おいおもよい。
繊維集合䜓の内郚には匟性集合䜓が含浞されお
いおもよいが、内郚に含浞させる匟性重合䜓ずし
おは、䞀般の合成皮革や人工皮革等に甚いられお
いるものならば党お䜿甚可胜であり、たずえば倩
然ゎム、スチレン−ブタゞ゚ン共重合䜓、アクリ
ロニトリル−ブタゞ゚ン共重合䜓、メチルメタク
リレヌト−ブタゞ゚ン共重合䜓、ポリ塩化ビニ
ル、ポリりレタン、その他の合成ゎム、あるいは
これらの混合物などが挙げられる。これら匟性重
合䜓が繊維集合䜓に含浞される際の圢態ぱマル
ゞペンの状態であ぀おも、あるいは溶液の状態で
あ぀おもよい。たた皮革様シヌト物の反撥匟性を
適床に䜎䞋させお皮革様シヌト物に倩然皮革に類
䌌した颚合を付䞎するためには、繊維集合䜓に含
有されおいる匟性重合䜓は倚孔質状態であるのが
奜たしい。匟性重合䜓を倚孔質状態にするための
方法ずしおは、たずえば繊維集合䜓に匟性重合䜓
の溶液を含浞し、然る埌に該重合䜓を湿匏凝固、
すなわち溶媒ずは芪和性を有するが重合䜓ずは芪
和性を有しない液䞭に該集合䜓を浞挬させお重合
䜓を凝固させる方法が代衚ずしお挙げられる。
含浞されおいる匟性重合䜓の量は、通垞、繊維
集合䜓に察しお250重量以䞋、特に30〜200重量
の範囲内が奜たしい。たた基䜓局の厚さは0.3
〜mmの範囲内が奜たしく、その密床は0.2〜0.8
cm3の範囲が奜たしい。
本発明においお、繊維質基䜓局の片面には、ポ
リりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓から
なる倚孔質被芆局が圢成されおいる。この被芆
局は倩然皮革の銀面に盞圓するものである。
被芆局を構成しおいるポリりレタン゚ラスト
マヌを䞻䜓ずする重合䜓ずは、ポリりレタン゚ラ
ストマヌ自䜓、たたはこれず他の重合䜓の混合物
のこずである。ここで甚いられるポリりレタン゚
ラストマヌの奜たしい代衚䟋ずしおは、ポリ゚ス
テルゞオヌル、ポリ゚ヌテルゞオヌル、ポリ゚ス
テル・゚ヌテルゞオヌル等の高分子ゞオヌルの
皮たたは皮以䞊ず、有機ポリむ゜シアネヌト、
奜たしくは芳銙族系あるいは脂環族系の有機ゞむ
゜シアネヌトの皮たたは皮以䞊ず、䜎分子ゞ
オヌル、䜎分子ゞアミン、ヒドラゞン等の掻性氎
玠原子を個有する鎖䌞長剀から䞻ずしお重合し
た、いわゆるハヌドセグメントブロツクず゜フト
セグメントブロツクからなるポリりレタンが挙げ
られる。䞭でも、ポリりレタン゚ラストマヌ党重
量に察する、該ポリりレタン゚ラストマヌを合成
するのに甚いた有機ポリむ゜シアネヌト䞭のむ゜
シアネヌト基を構成しおいた窒玠原子の重量癟分
率以䞋ず称すが〜であるようなポ
リりレタン゚ラストマヌたたはこのポリりレタン
゚ラストマヌを䞻䜓ずするポリマヌ混合物が奜た
しい。が未満の堎合には、埗られる被芆
局は垌望の倚孔構造が埗られず、その結果、倖
芳、颚合い、折り曲げしわ等が䞍良ずなり、たた
がを越える堎合には、埗られる被芆局
は硬くなり、これたた颚合、折り曲げしわ、耐屈
曲性等が悪くなる。
これらポリりレタン゚ラストマヌず䜵甚できる
重合䜓ずしおは、ポリ塩化ビニル、倩然たたは合
成ゎム、ポリ酢酞ビニル、セルロヌス誘導䜓、ポ
リアクリロニトリルなどが挙げられる。たた被芆
局には、必芁に応じお、充填剀、柔軟剀、安定
剀、着色剀、垯電防止剀等が添加されおいおもよ
い。特に基䜓局は繊維の密床斑にもずずく凹凞
斑や色斑凝固斑を有しおいるので、これらの
斑を隠蔜するために、該被芆局には顔料や染料
等の着色剀が混合されおいるのが奜たしい。
本発明においお、被芆局の厚さは10〜1000ÎŒ
の範囲内が奜たしい。被芆局の厚みが䞊蚘範囲
を越える堎合には、埗られる皮革様シヌト物は颚
合がゎム様ずなり、たた逆に被芆局の厚みが䞊蚘
範囲に達しない堎合には、繊維質基䜓局が有し
おいる凹凞斑や色斑を隠蔜するこずが䞍充分ずな
り、埗られる皮革様シヌト物は安぀ぜい暡造品ず
いう印象を䞎えるものずなる。
被芆局は、基䜓局䞊に盎接にポリりレタン゚
ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓の溶液を塗垃し、
湿匏凝固するこずにより、あるいは別の高分子物
質のシヌトや金属ベルトあるいはガラス板衚面に
ポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓の
溶液を塗垃し、湿匏凝固しおフむルムを䜜補し、
これを基䜓局に貌り合わせるこずにより埗られ
る。
このような繊維質基䜓局および倚孔質被芆局
からなる皮革様シヌト物の衚面には、前述した
ような特殊な非倚孔質被芆局および非倚孔質衚
面局が順次積局されおいるのであるが、該被芆
局ず被芆局の間には、必芁に応じお、他の非
倚孔質局が挿入されおいおもよい。たずえば、ポ
リりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓ず着
色剀からなる非倚孔質局を被芆局ず被芆局の
間に圢成させ、か぀被芆局ずしおポリりレタン
゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなり実質的
に着色剀を含たない軟化枩床が160℃以䞊である
透明局あるいは酞化珪玠やポリ゚チレンワツクス
等の艶消剀を添加した艶消局を甚いるず、皮革様
シヌト物ず本底ずの接着匷床が䞀局高くなる。た
た該被芆局ず被芆局ずの間にポリりレタン゚
ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓ず顔料からなる非
倚孔質局を蚭け、そしおその䞊に被芆局ずしお
ポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓お
よび染料からなり軟化枩床が160℃以䞊である非
倚孔質局を蚭けるず、深みのある鮮明色を有する
皮革様シヌト物が埗られるこずずなる。
繊維質基䜓局およびポリりレタン゚ラストマ
ヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる倚孔質被芆局、
さらにその䞊に必芁に応じお非倚孔質被芆局を蚭
けた皮革様シヌト物の衚面には、軟化枩床が160
℃以䞊のポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする
重合䜓からなる非倚孔質被芆局が積局される。
しかも、非倚孔質被芆局の衚面ぱンボス凊理
により凹凞暡様が付䞎されおいなければならな
い。
被芆局に甚いられるポリりレタン゚ラストマ
ヌは、160℃以䞊の軟化枩床を有しおいなければ
ならない。このような軟化枩床を有しおいるポリ
りレタン゚ラストマヌは、たずえば、ポリ゚ヌテ
ルゞオヌル、ポリ゚ステルゞオヌル、ポリ゚ヌテ
ル・゚ステルゞオヌル等の高分子ゞオヌルず有機
ゞむ゜シアネヌトず掻性氎玠原子を個有する䜎
分子化合物を、前述したが比范的高くなるよ
うにこれら原料のモル比を定めお反応させるこず
により合成されるが、この方法以倖にも、たずえ
ば䞊蚘のポリりレタン゚ラストマヌの原料ずしお
芳銙族系のものを甚いる方法もある。
なお本発明で蚀う軟化枩床ずは、埮量融点枬定
噚柳本補䜜所補を甚い、察象ポリマヌをスラ
むドグラスずカバヌグラスの間にはさんで昇枩
し、カバヌグラス䞊を抌えた堎合に、間のポリマ
ヌが流動しお拡がるような状態になる時の枩床を
意味しおいる。軟化枩床が160℃未満の堎合には、
゚ンボス凊理の際に゚ンボスロヌルに該被芆局
が付着したり、皮革様シヌト物から該被芆局が
剥離したりしお、所望する凹凞暡様が埗られない
ばかりか、平滑性、艶等の倖芳が著しく損われる
ずいう欠点が生じる。本発明においお、特に有機
ゞむ゜シアネヌトずしお芳銙族ゞむ゜シアネヌ
ト、たずえばゞプニルメタン−4′−ゞむ゜
シアネヌトやトリレンゞむ゜シアネヌトやキシリ
レンゞむ゜シアネヌトを甚い、鎖䌞長剀ずしお゚
チレングリコヌル、プロピレングリコヌル、ブチ
レングリコヌルなどのアルキレングリコヌルを甚
いお合成した軟化枩床が160℃以䞊のポリりレタ
ン゚ラストマヌを被芆局に甚いるず、゚ンボス
凊理がスムヌズに行なえ、倖芳がよくなり奜たし
い。
被芆局においお、ポリりレタン゚ラストマヌ
ず䜵甚できる重合䜓ずしおは、ポリ塩化ビニル、
倩然たたは合成ゎム、ポリ酢酞ビニル、セルロヌ
ス誘導䜓、ポリアクリロニトリルなどが挙げられ
るが、特に軟化枩床が160℃以䞊である暹脂が奜
たしい。たた被芆局には、必芁に応じお、充填
剀、着色剀、安定剀、垯電防止剀、艶消剀等が添
加されおいおもよい。非倚孔質被芆局の厚み
は、通垞〜20Όの範囲が颚合や折り曲げしわの
点で奜たしい。非倚孔質被芆局は、重合䜓の溶
液や分散液をグラビアコヌト法やスプレヌコヌト
法等により塗垃したのち也燥するこずにより埗ら
れる。溶剀や分散剀ずしおはゞメチルホルムアミ
ドやむ゜プロパノヌルなどが甚いられる。
本発明においお、非倚孔被芆局の衚面には、
゚ンボス凊理により凹凞暡様が付䞎されおいるの
であるが、非倚孔質被芆局の衚面に付䞎されお
いる凹凞暡様は、凹郚ず凞郚の高さの差が10〜
1000Όであり、か぀cm2圓り凞郚が10〜1000個皋
床存圚しおいるようなものが奜たしい。むろん凹
凞暡様は、党䜓ずしお倩然皮革様の暡様、たずえ
ばキツド様、ダンピヌ様、デむアスキン様、ペツ
カリヌ様等の暡様を有するものが奜たしい。非倚
孔質被芆局の衚面に゚ンボス暡様を付䞎するた
めの具䜓的な方法ずしおは、通垞甚いられおいる
゚ンボス方法が採甚できる。たずえば皮革様シヌ
ト物の被芆局偎を予め加熱しおおき゚ンボスロ
ヌルに抌し付ける方法、あるいは加熱された゚ン
ボスロヌルに皮革様シヌト物を抌し付ける方法等
があげられる。この際非倚孔質被芆局には溶剀
が含たれおいお、゚ンボス加熱により、゚ンボス
暡様の圢成ず溶剀の蒞発陀去を同時に行な぀おも
よい。
このような゚ンボス暡様が付䞎された皮革様シ
ヌト物の衚面には、非倚孔質衚面局が付䞎され
る。しかも、衚面局の厚さは、被芆局の衚面
の凹凞暡様に埓぀お、凹郚が厚くお凞郚が薄いか
或いは凹郚が薄くお凞郚が厚いかのいずれかであ
らねばならない。この状態を添付の図面で説明す
るず、図䞭、は繊維質基䜓局、は倚孔質被
芆局、は非倚孔質被芆局、は非倚孔質衚
面局であり、は非倚孔質被芆局䞊に付䞎さ
れた゚ンボス暡様の凹郚、は凞郚を瀺しおい
る。第図は非倚孔質衚面局が非倚孔質被芆局
の凹凞暡様に埓぀お凹郚が厚く凞郚が薄くなる
ように付䞎されおいる堎合であり、第図は逆に
凹郚が薄く凞郚が厚くなるように付䞎されおいる
堎合である。本発明においお衚面局は第図、
第図のいずれであ぀おもよく、共に本発明の目
的を達成するこずができる。
皮革様シヌト物を埗るに際しお、その衚面を゚
ンボス凊理しお、その衚面に倩然皮革様の凹凞暡
様を付䞎するこずは、通垞䞀般的に行なわれおい
るこずであるが、゚ンボス凊理した埌の皮革様シ
ヌト物の衚面に暹脂を塗垃するこずは通垞行なわ
れおいない。なぜならば、゚ンボス凊理した衚面
に暹脂を塗垃するず、せ぀かく付䞎した゚ンボス
暡様が暹脂により隠蔜されたり、あるいは衚面色
艶が消倱するこずずなり、゚ンボス凊理の効果が
半枛するからである。本発明は、埓来䞀般に行な
われおいない方法、すなわち゚ンボス凊理した埌
にさらに特定の暹脂局を衚面に付䞎する方法を採
甚するこずにより、意倖にも皮革様シヌト物の有
しおいる颚合、折り曲げしわや耐屈曲性を損うこ
ずなしに、本底を射出成圢する際に接着剀を付䞎
しなくおも本底ず匷固に接着し埗る皮革様シヌト
物が埗られるこずを芋出したものである。なお、
折り曲げしわずは、衚面局を内偎にしお皮革様シ
ヌト物を折り曲げた際に折り曲げた個所に生ずる
衚面しわのこずであり、现かい浅いしわを無数に
生ずるものは高玚な倩然皮革に類䌌しおいるため
優れおおり、逆に倧きな深いしわが生じるものは
悪い折り曲げしわを有する皮革様シヌト物であ
る。
衚面局は、このように凹郚ず凞郚で厚さが異
な぀おいるのであるが、その厚さは、厚い個所で
〜20Όの範囲が奜たしく、薄い個所の厚さは厚
い個所の厚さの90以䞋、特に10〜70の範囲が
奜たしい。このような非倚孔質衚面局を付䞎し
た皮革様シヌト物は、折り曲げた際に非倚孔質衚
面局の厚さの薄い凞郚あるいは凹郚に遞択的に
埮现なしわを生ずるため、折れしわ圢態がよく、
颚合いも柔軟である。䞀方、衚面局が、凞郚ず
凹郚間で厚み差を有しおいない堎合や、あるいは
厚み差を有しおいおも、その厚み差が被芆局の
凹凞暡様に埓わない党くランダムな厚み斑である
堎合には、皮革様シヌト物の颚合や折り曲げしわ
が損われ、耐屈曲性も悪化するこずずなる。
このような特殊な圢態を有する衚面局を圢成
させる方法ずしおは、たずえば凹凞暡様を付䞎し
た皮革様シヌト物の衚面に、通垞のメツシナを有
するグラビアロヌルの衚面に重合䜓溶液を付䞎し
おドクタヌナむフで十分に液切りしたものを、軜
く印圧をかけおグラビア塗垃する方法があげられ
る。この方法を甚いた堎合には、凹郚が薄くお凞
郚が厚い衚面局が圢成される。たたグラビアロ
ヌルの衚面の液切りをせずに或いはあたくしおグ
ラビア塗垃した堎合やスプレヌ法により塗垃した
堎合には、凹郚が厚くお凞郚が薄い衚面局が圢
成されるこずずなる。
たた衚面局を構成しおいる暹脂は、高分子ゞ
オヌルず脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌトず
有機ゞアミンから䞻ずしお合成された軟化枩床が
80℃より高くか぀160℃より䜎いポリりレタン゚
ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓であらねばならな
い。高分子ゞオヌルずしおは、通垞䞀般に甚いら
れおいるポリ゚ステルグリコヌル、、ポリ゚ヌテ
ルグリコヌル、ポリ゚ヌテル・゚ステルグリコヌ
ル等が挙げられるが、なかでも、炭玠数以䞊の
アルカンゞオヌルず脂肪族ゞカルボン酞から合成
されたポリ゚ステルグリコヌルあるいはポリカプ
ロラクトングリコヌルが奜たしい。炭玠数以䞊
のアルカンゞオヌルずしおは、−ブタンゞ
オヌル、ヘキサメチレングリコヌル、オクタメチ
レングリコヌル等のアルキレン基の炭玠数が以
䞊であるグリコヌルが挙げられ、たた脂肪族ゞカ
ルボン酞ずしおは、アゞピン酞やセバシン酞など
が挙げられる。脂肪族ゞむ゜シアネヌトずしお
は、゚チレンゞむ゜シアネヌト、テトラメチレン
ゞむ゜シアネヌト、ヘキサメチレンゞむ゜シアネ
ヌトなどが、たた脂環族ゞむ゜シアネヌトずしお
は、シクロヘキサンゞむ゜シアネヌト、む゜ホロ
ンゞむ゜シアネヌト、ゞシクロヘキシルメタン−
−ゞむ゜シアネヌト、ゞシクロヘキシルゞ
メチルメタン−4′−ゞむ゜シアネヌトなどが
挙げられる。有機ゞアミンずしおは、−プニ
レンゞアミン、メタプニレンゞアミン、トリレ
ンゞアミン、−ゞアミノゞプニルメタ
ン、゚チレンゞアミン、プロピレンゞアミン、む
゜ホロンゞアミン、シクロヘキシルゞアミン、
4′−ゞアミノゞシクロヘキシルメタン、
4′−ゞアミノ−3′−ゞメチルゞシクロヘキシ
ルメタンなどが挙げられる。
衚面局を構成しおいるポリりレタン゚ラスト
マヌは前蚘のような化合物から構成されたもので
あるが、このポリりレタン゚ラストマヌに甚いら
れるゞむ゜シアネヌト化合物や鎖䌞長剀は、その
党おが脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌトおよ
び有機ゞアミンである必芁はなく、少量ならばこ
れ以倖のゞむ゜シアネヌト化合物や鎖䌞長剀を甚
いるこずもできる。たた衚面局を構成しおいる
ポリりレタン゚ラストマヌの軟化枩床は80℃より
高くか぀160℃より䜎くなければならない。ポリ
りレタン゚ラストマヌの軟化枩床は、たずえばポ
リりレタン゚ラストマヌのを倉えるこずによ
り自由に倉えるこずができる。すなわち、を
高くするず軟化枩床の高いポリりレタン゚ラスト
マヌが埗られる。衚面局を圢成しおいるポリりレ
タン゚ラストマヌの軟化枩床が160℃以䞊である
堎合には、本底ずの接着匷床が䞍十分ずなり、逆
に80℃以䞋である堎合には、補靎䞭や着甚䞭に支
障をきたすこずずなる。
たた、衚面局には、ポリりレタン゚ラストマ
ヌの他に、必芁に応じお、䞊蚘したようなポリり
レタン゚ラストマヌ以倖のポリりレタン゚ラスト
マヌ、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酞ビニル、ポリビ
ニルホルマヌル、メタクリル酞暹脂などを少量含
んでいおもよい。さらに本底ず皮革様シヌト物ず
の接着匷床を倧きく損わないような添加剀、各皮
安定剀、着色剀などを含んでいおもよい。
本発明の皮革様シヌト物は以䞊詳述したような
構造を有しおおり、このような皮革様シヌト物を
胛被の圢に栜断し、衚面局が倖偎ずなるように
瞫補するこずにより胛被が埗られる。このような
胛被を、接着剀を塗垃するこずなく、盎接本底の
射出成圢工皋に䟛するこずができる。射出成圢
は、この胛被を雄型に履かせお雌型ず組合わせお
できた本底成圢甚空隙に溶融した暹脂、奜たしく
はポリりレタン、スチレンブタゞ゚ンラバヌ、ポ
リ塩化ビニルたたは塩化ビニルを䞻䜓ずする共重
合䜓のいずれかを射出泚入し、冷华するこずによ
り完了する。この成圢工皋によ぀お胛被ず本底が
䞀䜓ずなり、靎が埗られる。このようにしお埗ら
れた人工皮革靎は、接着剀が䜿甚されおいないた
め、倖芳䞊矎しく、たた胛被ず本底ずの接着も極
めお匷固である。さらに皮革様シヌト物の有しお
いた颚合、折り曲げしわ、耐屈曲疲劎性等も䜕ら
損われおおらず、埗られた人工皮革靎は極めお高
玚感を有しおいる。
以䞋、実斜䟋により本発明を具䜓的に説明す
る。実斜䟋䞭のは党お重量に基づく倀である。
実斜䟋、比范䟋〜 1.5デニヌルのナむロン繊維からなるニヌドル
パンチング䞍織垃に、ポリ゚チレンアゞペヌトグ
リコヌル、゚チレングリコヌルおよびゞプニル
メタン−4′−ゞむ゜シアネヌトからなる
4.2のポリりレタン゚ラストマヌ15、酞化チ
タン0.4、ステアリルアルコヌル0.3およびゞ
メチルホルムアミド84.3からなる重合䜓溶液を
含浞し、この䞊に該重合䜓溶液を固圢分で100
m2塗垃しおから、ゞメチルホルムアミドを40
含む45℃の氎−ゞメチルホルムアミド混合液か
らなる凝固济に30分間浞挬したのち、脱溶剀およ
び也燥を行な぀お、衚面に倚孔質被芆局を有する
皮革様基䜓局を補造した。埗られた皮革様シヌト
物の基䜓局は、繊維に察し60の暹脂が含たれお
おり、厚さは1.5mm、密床は0.46cm3であ぀た。
たた倚孔質被芆局は厚さが320Όであ぀た。この
皮革様シヌト物に前蚘ず同じポリりレタン゚ラス
トマヌ軟化枩床196℃、酞化チタン、
黄倉防止剀0.5、ゞメチルホルムアミド26、
アセトン34およびシクロヘキサノン25.5から
なる顔料むンクを固圢分でm2塗垃・也燥
し、厚さ4Όの非倚孔質被芆局を圢成し、その䞊
を粗地生暡様凹郚ず凞郚の高さの差80Ό、cm2
圓りの凞の数玄400個の圢抌しをしお、皮革様
シヌト物を補造した。この皮革様シヌト物を
぀に分け、その䞀枚に前蚘ず同じポリりレタン
゚ラストマヌ、酞化珪玠、黄倉防止剀
0.5、ゞメチルホルムアミド28、アセトン35
およびシクロヘキサノン26.5からなるむンク
を可成り匷く印圧をかけ、固圢分でm2グラ
ビア塗垃し、也燥しお皮革様シヌト物を埗た。
この皮革様シヌト物の衚面局は、圢抌しの凞
郚、凹郚ずもほが均䞀に5Όの厚さで塗垃されお
おり、颚合、折り曲げしわおよび耐屈曲性が皮革
様シヌト物より悪か぀た。
たた皮革様シヌト物に、ポリブチレンヘキサ
メチレンアゞペヌトグリコヌル、ゞシクロヘキシ
ルメタン−4′−ゞむ゜シアネヌトおよびむ゜
ホロンゞアミンよりなるポリりレタン゚ラストマ
ヌ軟化枩床142℃、3.4、酞化珪玠
、ゞメチルホルムアミド36、トル゚ン18
およびメタノヌル35からなるむンクをグラビア
ロヌルにお塗垃し、ドクタヌナむフで液切りを
し、比范的軜く印圧をかけお固圢分でm2塗
垃し也燥しお皮革様シヌト物を埗た。この皮革
様シヌト物の衚面局は、圢抌し凹凞暡様に埓぀
お、凞郚が厚く最高7Ό以䞊に達しおいた、そ
れから凹郚に行くに埓぀お順次薄くな぀おいた
最䜎1Ό以䞋であ぀た。このものは颚合、折り
曲げしわおよび耐屈曲性が良奜であ぀た。
さらに残りの皮革様シヌト物に皮革様シヌト
物に䜿甚のむンクを皮革様シヌト物ず同䞀の
方法で固圢分でm2塗垃し、也燥しお皮革様
シヌト物を埗た。この皮革様シヌト物には、
衚面局が圢抌しの凹凞暡様に関係なく、凹郚、凞
郚ずもほが均䞀な厚さ5Όで付䞎されおおり、
颚合、折り曲げしわおよび耐屈曲性が皮革様シヌ
ト物よりかなり悪か぀た。
以䞊の皮類の皮革様シヌト物〜を栜断・
瞫補しお、スポヌツ靎甚の胛被ずしたのち、雄型
に履かせ、雌型ず組合せお出来る空間にポリ塩化
ビニルを射出泚入し、冷华しお、スポヌツ靎を䜜
補した。皮革様シヌト物比范䟋、比范
䟋で造぀たスポヌツ靎は胛被ず本底の接着が
䞍良で、補靎盎埌でも数個所剥離しおおり、実甚
性の乏しいものであ぀た。たた皮革様シヌト物
実斜䟋、比范䟋で造぀たスポヌツ靎
は剥離が芋られないので、これを着甚したずこ
ろ、皮革様シヌト物はしばらくしお胛被郚分に
屈曲割れが発生しおいたのに察し、皮革様シヌト
物の方を甚いたスポヌツ靎はケ月経過埌も党
く異垞がなく、高品質であり䟡倀が高か぀た。
実斜䟋、比范䟋 2.5デニヌルのポリ゚ステル繊維からなるニヌ
ドルパンチング䞍織垃に、ポリカプロラクトング
リコヌル、ゞプニルメタン−4′−ゞむ゜シ
アネヌトおよび゚チレングリコヌルよりなるポリ
りレタン゚ラストマヌ18、ポリ塩化ビニル
、カヌボンブラツク0.5およびゞメチルホル
ムアミド79.5からなる重合䜓溶液を含浞し、こ
の䞊に同じ重合䜓溶液を固圢分で120m2塗垃
しおから、ゞメチルホルムアミドを30含む50℃
の氎−ゞメチルホルムアミド混合液からなる凝固
济に30分間浞挬したのち、脱溶剀および也燥を行
な぀お、衚面に倚孔質被芆局を有する皮革様基䜓
局を補造した。埗られた基䜓局は繊維に察しお
110の暹脂が含有されおおり、厚さは1.8mm、密
床は0.53cm3であ぀た。たた倚孔質被芆局は厚
さ380Όであ぀た。この皮革様シヌト物の衚面に
前蚘ず同じポリりレタン゚ラストマヌ軟化枩床
182℃、カヌボンブラツク1.5、ゞメチル
ホルムアミド32、アセトン36およびシクロヘ
キサノン22.5からなるむンクをグラビア法によ
り固圢分でm2塗垃し、也燥し被芆局厚さ
2Ό凞郚ず凹郚の高さの差が230Ό、cm2圓りの
凞郚の数玄100個のダンピヌ暡様の圢抌しを行な
぀お、皮革様シヌト物を埗た。匕き続き、この
皮革様シヌト物に、ポリ゚チレンヘキサメチレン
アゞペヌトグリコヌル、む゜ホロンゞむ゜シアネ
ヌトおよびむ゜ホロンゞアミンよりなるポリりレ
タン゚ラストマヌ軟化枩床118℃、3.0
、カヌボンブラツク、酞化珪玠0.5、
テトラヒドロフラン33、む゜プロパノヌル41
およびメタノヌル14.5からなるむンクを固圢分
でm2スプレヌ法により塗垃・也燥しお皮革
様シヌト物を補造した。このむンクにより圢成
された衚面局の厚さは、圢抌し凹凞暡様に埓぀
お、凹郚では10Ό以䞊であり、凞郚では3Ό以䞋で
あ぀た。
以䞊皮類の皮革様シヌト物比范䟋お
よび実斜䟋を実斜䟋ず同様の方法でス
ポヌツ靎を䜜補した。䜆し、本底甚の暹脂ずしお
は二液性ポリりレタンを甚いた。埗られたスポヌ
ツ靎を着甚したずころ、皮革様シヌト物から䜜
぀たスポヌツ靎は日たたないうちに胛被ず本底
ずの間に剥離が生じたのに察しお、皮革様シヌト
物から䜜぀たスポヌツ靎はケ月間着甚した埌
においおも党く異垞がなく、たた颚合、折り曲げ
しわ、耐屈曲性においおも極めお優れおいた。
【図面の簡単な説明】
第図および第図は共に本発明の皮革様シヌ
ト物の断面図である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  繊維質基䜓局およびポリりレ゚タン゚ラス
    トマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる倚孔質被芆局
    から䞻ずしおなる皮革様シヌト物の衚面に、高
    分子ゞオヌル、芳銙族ゞむ゜シアネヌトおよびア
    ルキレングリコヌルから䞻ずしお合成された軟化
    枩床が160℃以䞊のポリりレタン゚ラストマヌを
    䞻䜓ずする重合䜓からなる非倚孔質被芆局、お
    よび炭玠数以䞊のアルカンゞオヌルず脂肪族ゞ
    カルボン酞から合成したポリ゚ステルゞオヌルた
    たはポリカプロラクトングリコヌルから遞ばれた
    高分子ゞオヌルず脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シア
    ネヌトず有機ゞアミンより䞻ずしお合成された軟
    化枩床が80℃より高くか぀160℃より䜎いポリり
    レタン゚ラストマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる
    非倚孔質衚面局が順次積局されおいる皮革様シ
    ヌト物であ぀お、該被芆局の衚面には凹凞暡様
    が付䞎されおおり、か぀該衚面局の厚みは、該
    被芆局の凹凞暡様に埓぀お、凹郚が厚くお凞郚
    が薄いか或いは凹郚が薄くお凞郚が厚いかのいず
    れかであるこずを特城ずする靎胛被甚に適した皮
    革様シヌト物。  衚面局の厚さが、厚いずころで〜20Όの
    範囲内である特蚱請求の範囲第項蚘茉の皮革様
    シヌト物。  繊維質基䜓局が、䞍織垃およびその内郚に含
    有されおいる倚孔質ポリりレタン゚ラストマヌか
    らなるものである特蚱請求の範囲第項たたは第
    項蚘茉の皮革様シヌト物。  繊維質基䜓局およびポリりレ゚タン゚ラス
    トマヌを䞻䜓ずする重合䜓からなる倚孔質被芆局
    から䞻ずしおなる皮革様シヌト物の衚面に、高
    分子ゞオヌル、芳銙族ゞむ゜シアネヌトおよびア
    ルキレングリコヌルから䞻ずしお合成された軟化
    枩床が160℃以䞊のポリりレタン゚ラストマヌを
    䞻䜓ずする重合䜓からなる非倚孔質被芆局を付
    䞎し、次いでその衚面に゚ンボス凊理により凹凞
    暡様を付䞎し、しかる埌に炭玠数以䞊のアルカ
    ンゞオヌルず脂肪族ゞカルボン酞から合成したポ
    リ゚ステルゞオヌルたたはポリカプロラクトング
    リコヌルから遞ばれた高分子ゞオヌルず脂肪族た
    たは脂環族ゞむ゜シアネヌトず有機ゞアミンより
    䞻ずしお合成された軟化枩床が80℃より高くか぀
    160℃より䜎いポリりレタン゚ラストマヌを䞻䜓
    ずする重合䜓の溶液たたは分散液を、該被芆局
    の凹凞暡様に埓぀お、凹郚が厚くお凞郚が薄いか
    あるいは凹郚が薄くお凞郚が厚いかのいずれかず
    なるような厚さで塗垃し、也燥するこずを特城ず
    する靎胛被甚に適した皮革様シヌト物の補造方
    法。
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JPS59228088A (ja) 1984-12-21

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