JPH01530A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH01530A
JPH01530A JP63-43902A JP4390288A JPH01530A JP H01530 A JPH01530 A JP H01530A JP 4390288 A JP4390288 A JP 4390288A JP H01530 A JPH01530 A JP H01530A
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JP63-43902A
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谷口 勇夫
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富士写真フイルム株式会社
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Publication of JPH01530A publication Critical patent/JPH01530A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は像様露光により得られた画像が圧力を印加する
ことによって固定される物質を支持体上に塗設した感光
材料を用いて画像の記録を行う画像記録装置に関し、−
層詳細には、画像が記録された前記感光材料を一対の加
圧ローラによって均一に挟持加圧し、画像を固定して可
視化し高品質の画像を得るように構成した画像記録装置
に関する。
[発明の背景] 感光材料として、例えば、感光性組成物を内包するマイ
クロカプセルを利用した材料があり、例えば、特開昭第
57−179836号公報に開示されたビニル化合物、
光重合開始剤および着色剤プリカーサ−を含有する合成
高分子樹脂壁カプセルを用いた感光材料が知られている
。この感光材料は露光によってマイクロカプセルを像様
に硬化させた後、加圧して未硬化のマイクロカプセルを
破裂させ、放出される着色剤プリカーサ−から色画像を
形成するものであり、乾式の簡易な処理により高い品質
の画像を得ることが出来るという特徴を有している。然
しなから、この感光材料は写真乳剤等のハロゲン化銀を
用いた感光材料に比較して感光性が著しく低いという欠
点が指摘されている。
そこで、このような欠点を改良して高い感光性を有し、
乾式の簡易な処理により高品質画像を得ることを可能と
する新規な感光材料が開発され本出願人によって特許出
願されている(特開昭第61−275742号参照)。
この感光材料は支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化
銀、還元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設
されており、この中、少なくとも該重合性化合物および
色画像形成物質は同一のマイクロカプセルに封入されて
いるものである。
このような感光感圧性を有する材料を用いて画像を記録
する画像記録装置については、本出願人の特許出願に係
る特願昭第60−287492号に詳細に開示されてい
る。すなわち、この画像記録装置では、先ず、像様露光
を行って当該感光材料に潜像を形成する。次いで、この
感光材料を加熱することによって現像処理を行い、潜像
が存在する部分の重合性化合物を重合して高分子化合物
を生成させることでマイクロカプセルを硬化させる。最
後に、この感光材料と、色画像形成物質が転写し得るよ
うな受像層を有する受像材料とを重ねて加圧し、潜像が
存在しない部分のマイクロカプセルの少なくとも一部を
破裂させ、色画像形成物質を前記受像材料に転写させて
可視像を形成するよう構成されている。
ところで、前記画像記録装置ではその画像読み取り時に
おいて、露光用光源の光量の低下、あるいは結像光学系
の機械的な位置の僅かな変化または画像拡大率が可変で
あること等により色濃度のずれが生じ、画像品質が劣化
するため、定期的に前記露光用光源の光量等に応じて結
像光学系のフィルタの調整および同様に結像光学系に配
設されている絞りの量等を調節しなければならず、これ
が装置の操作性を煩雑化している。
[発明の目的コ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、像様露光により生じた画像が圧力によって固定
される物質を支持体上に塗設した感光材料を用い、当該
感光材料を加圧ローラを用いて加圧することで画像を形
成する画像記録装置において、当該画像記録装置の像様
露光部にフォトセンサを配設し、所望の原稿を読み取る
前に標準白色原稿の反射光を当該フォトセンサで読み取
ることにより当該フォトセンサの出力信号を基に結像光
学系に配設される色濃度フィルタおよび絞りを自動的に
調節し、感光材料を好適に露光して高品質の画像を得る
ことを可能とする画像記録装置を提供することを目的と
する。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は像様露光により
生じた画像が圧力によって固定される物質を支持体上に
塗設した感光材料を用いて可視像を得るための画像記録
装置において、像様露光部にフォトセンサを配設し、光
源により照射された標準白色板からの反射光を感光材料
上に結像し、前記フォトセンサにより前記標準白色板に
係る感光材料からの反射光を受光して色濃度補正回路に
導入し、当該色濃度補正回路により所定の色濃度基準値
と前記反射光に係る色濃度とを比較しその差から画像読
取部に配設された色濃度フィルタの中、適宜のフィルタ
を選択するよう構成することを特徴とする。
また、本発明は標準白色板が原稿を照射する光源の照射
光の原位置近傍に配設されることを特徴とする。
また、本発明は画像読取部にスリット絞りを配設し、色
濃度補正回路の出力信号により前記スリット絞りの絞り
量を制御するよう構成することを特徴とする なお、本発明の画像記録装置に用いることの出来る感光
材料としては次のようなものが挙げられる。
例えば、前述した本出願人の出願に係る特開昭第57−
179836号に開示された像様露光により重合性化合
物を像様に硬化させ、その後圧力を加えて可視像を得る
タイプの感光材料がある。
この感光材料は支持体上にビニル化合物、光重合開始剤
、および着色剤プリカーサ−を含有する合成高分子樹脂
壁カプセルを担持したものである。
また、像様露光により生じた潜像を予備的に熱現像した
り湿式現像を行った後、圧力を加えて可視像を得るタイ
プのものが挙げられる。このような材料の例としては、
本出願人の出願に係る特開昭第61−278849号あ
るいは特願昭第61−53881号に開示された材料が
挙げられる。前記特開昭第61−278849号に開示
された材料は、熱現像を行った後、受像層を有する受像
材料に色画像形成物質を転写させて受像材料上に画像を
得るもので、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀
、還元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設さ
れており、少なくとも該重合性化合物および色画像形成
物質が同一のマイクロカプセルに封入されているもので
ある。また、前記特願昭第61−53881号に開示さ
れた材料は、受像材料を用いることなく感光材料上に画
像を得るもの、すなわち、受像層を感光材料そのものに
設けたもので、ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物お
よび接触状態において発色反応を起こす2種類の物質を
含み、発色反応を起こす物質の中、一方の物質および重
合性化合物がマイクロカプセルに収容された状態にあり
、発色反応を起こす物質の中、他の物質が重合性化合物
を重合しているマイクロカプセルの外に存在している感
光層を支持体上に有するものである。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像記録装置について好適な実施態
様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。なお、本実施態様においては、感光材料どしては熱
現像工程を必要とするもので、受像層を有する受像材料
に画像を転写形成するタイプのものを用いる場合を示す
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
記録装置を示す。この場合、画像記録装置10を構成す
るハウジング12内には、感光材料Aを収納した感光材
料供給部13、原稿Sに担持された画像情報を読み取る
画像読取部15、感光材料Aに対して潜像を形成する露
光部16、感光材料Aに対して加熱処理を行う加熱現像
部17、感光材料Aに対して受像紙Cを重ね合わせる重
ね合わせ部19、感光材料Aと受像紙Cとを圧着する加
圧転写部21、感光材料Aから受像紙Cを剥離する剥離
部23および受像紙Cに対して定着処理を行う定着部2
5が夫々設けられる。
ハウジング12の上面部には原稿Sを載置する透明な原
稿支持用ガラス板14が配置され、この原稿支持用ガラ
ス板14の下面であって光源18の原位置近傍には標準
白色板Wが配設される。さらに、この原稿支持ガラス板
14の下方には前記画像読取部15が配設される。すな
わち、画像読取部15は原稿支持ガラス板14の全面を
一体で走査する光源18、ミラー20aおよび詳細を後
述する結像光学系としての結像レンズ・フィルタユニッ
トの組立体30、さらに上記光源18等の走査距離の1
72だけ同一方向に移動するミラー20b、20Cおよ
び固定ミラー20d、20e、2Ofとを含み、これら
は隔壁22によって囲繞され他の部分と光学的に遮断さ
れる。但し、この場合、隔壁22には、固定ミラー2O
fによって反射された画像読取部15の光軸32の通過
する部分に前記感光材料Aの露光部16に係る露光用開
口部34が画成され、当該露光用開口部34にはシャッ
ター装置35およびシャッター制御装置36が配置され
る。
一方、前記感光材料供給部13はハウジング12内の左
側部に設けられ隔壁40によって光密に保持される。こ
の感光材料供給部13には感光材料Aを巻装した取り外
し自在の感材マガジン42が装填される。なお、感光材
料Aは支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元
剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設されてお
り、この中、少なくとも重合性化合物および色画像形成
物質が同一のマイクロカプセルに封入されているもので
ある。
感光材料供給部13は感光材料Aをマガジン42から前
記露光部16の画像読取露光用開口部34まで搬送する
第1乃至第40−ラ対44a乃至44dを有する。この
場合、第1および第20−ラ対44a、44b間には感
光材料Aを所定長毎に裁断するカッター46が配設され
る。また、第3および第40−ラ対44C144d間に
配設されるガイド板47は画像読取部15を囲繞する隔
壁22の底面部に画成した前記露光用開口部34に臨む
。露光部16には、さらに第1のカラーフォトセンサ3
7が配設され、前記標準白色板Wに係る画像の感光材料
Aからの反射光32aを受光する。
露光部16の前方(以下、前方とは感光材料等の進行方
向に関して下流側を示すものとする)には断熱性の隔壁
48によって囲繞される加熱現像部17が配設されてお
り、この加熱現像部17にはガイド板47を経由して感
光材料Aがローラ50と案内ローラ52a、52bに掛
けられたエンドレスベルト54問およびガイド部材56
を介して搬入される。加熱現像部17はハロゲンランプ
58を内包する中空円筒状の加熱ドラム60と、この加
熱ドラム60の外周部に4つのベルト支持ロール62.
64.66.68によって支持されて摺接するエンドレ
スベルト70とを含み、感光材料Aを加熱した状態で挟
持搬送する。
加熱現像部17から搬出された感光材料Aはガイド板7
1に案内されて第50−ラ対44eを介して重ね合わせ
部19に搬送される。重ね合わせ部19は7字状のガイ
ド板72を有し、このY字状ガイド板72は前記第50
−ラ対44eに近接する第1の搬入路72aと、第60
−ラ対44fに近接する第2の搬入路72bと、前記第
1および第2撤入路72a、72bが合流して第70−
ラ対44gに近接する搬出路72Cとから構成される。
一方、ハウジング12の右側部には受像紙Cを収納する
カセット76が装填される。この場合、カセット76の
上部には給紙用ローラ78が配設されており、前記受像
紙Cはこの給紙用ローラ78によって第80−ラ対44
hを介して第60−ラ対44[からY字状ガイド板72
の第2搬入路72bに供給される。なお、)飄つジング
12の中、カセット76の上部には手差し口80が画成
されており、この手差し口80から受像紙Cを第90−
ラ対441を介して第2搬入路?2bに供給することも
可能である。
前記第70−ラ対44gの前方には加圧転写部21およ
び剥離部23を含む加圧ユニット82が配設される。こ
の加圧ユニット82は、図示しない回転駆動源によって
回転駆動される一対の加圧ローラ84.86と当該加圧
ローラ84.86の加圧力を軸線方向において均一化す
るためのバックアップローラ88.90が設けられてい
る。
一方、第70−ラ対44gと加圧ローラ84との間には
支持板(図示せず)に対して回動可能に支持されるブレ
ード92が配設される。このブレード92は一端部が前
記加圧ローラ84に摺接するようにその他端部側がスプ
リング96によって引張されている。
加圧転写部21の前方には剥離部23が配設される。剥
離部23は第10ローラ対44」と第10ローラ対44
Jの一方のローラに同軸上に配設された剥離ローラ97
.98と当該剥離ローラ97.98に掛けられたエンド
レスベルト100 とからなる。また、第10ローラ対
44jの前方にはガイド板によって略A字状に構成され
る第1および第2の搬出路102a、 102bが配設
される。
第1搬出路102aには第110−ラ対44におよび第
120−ラ対441を介して加熱現像部17の下方に配
置される廃棄トレー104が連設されている。
この場合、前記廃棄トレー104には感光材料Aが搬入
される。また、第2搬出路102bの前方には第13乃
至第150−ラ対44m乃至440を介してハウジング
12の下部隅角部に配設される取出トレー106が連設
され、この取出トレー106には受像紙、Cが導出され
る。なお、第13および第140−ラ対44m、44n
間には複数の紫外線ランプ108を有する前記定着部2
5が配設され、第14および第150−ラ対441%4
40間には定着済み受像紙Cの画像の色濃度を検出する
色濃度検出ユニット200が配置される。当該色濃度検
出ユニット200は定着済み受像紙Cの画像面を照明す
る照明装置202と、この照明による受像紙Cからの反
射光を受光する第2のカラーフォトセンサ204 とか
らなる。
本装置には、さらに、結像レンズ・フィルタユニットの
組立体30と第1のカラーフォトセンサ37と第2カラ
ーフオトセンサ204に接続されてハウジング12内の
適所に配置された色濃度制御ユニット150と、当該色
濃度制御ユニット150、感光材料供給部13、画像読
取部15、画像読取部15の駆動系(図示せず)、結像
レンズ・フィルタユニットの組立体30、カッター46
、露光部16、シャッター制御装置36、加熱現像部1
7、加圧転写部21、剥離部23、定着部25に接続さ
れて装置全体を制御するシステム制御装置(図示せず)
が備えられている。
次に、上記記載の中、結像レンズ・フィルタユニットの
組立体30および色濃度制御ユニット150についてさ
らに詳しく説明する。
先ス、結像レンズ・フィルタユニットの組立体30は、
第2図に示すように、基本的に一対の結像レンズ300
a、 300bと一対の3原色カラーフィルタ板302
a、302bからなるフィルタユニット304と、中央
に矩形開口306が画成される矩形状のアパーチャー板
308と、スリット310を画成する一対の遮光板31
2a、 312bを含む可変スリット絞り装置314と
から構成される。ここで結像レンズ・フィルタユニット
の組立体30を構成する夫々の要素は光軸32に指向し
て結像レンズ300a、カラーフィルタ板302a、ア
パーチャー板308、カラーフィルタ板302b、結像
レンズ300bおよび可変スリット絞り装置314の順
に配設される。
第2図から容易に諒解されるように、カラーフィルタ板
302a、 302bは前記スリット310の長袖と直
交する方向に3分割され、中央部が無色(クリア)で、
両側部はシアン、マゼンタ、イエローの3原色のフィル
タを用いる場合はその中のいずれか2色が、また、青、
緑、赤の3原色のフィルタを用いる場合はその中のいず
れか2色が配色されている。この中、マゼンタ、シアン
、イエローの3原色、あるいは青、緑、赤の3原色中、
1色はカラーフィルタ板302a、 302bのいずれ
の板にも内在するように構成しておく。なお、この場合
、夫々のカラーフィルタ板302a、302bの表裏に
は画像の切れを確保するため反射防止膜をコーティング
すると好適である。
前記一対のカラーフィルタ板302a、 302bは後
述する駆動源により矢印E方向に摺動され、矩形開口3
06を通過する透過光を任意の色に設定可能である。一
方、可変スリット絞り装置314においてはその中央部
に画成されるスリット310を通過する光量が調節され
る。すなわち、カラーフィルタ板302a、 302b
の矢印E方向の摺動動作と可変スリット絞り装置314
の遮光板312a、 312bの矢印G方向の進退動作
によりスリット310の間隔を調節して色濃度の調整が
可能である。なお、ここで、2枚の遮光板312a。
312bの対向する端面316a、316bおよび矩形
開口306の周面をナイフェツジ形状にして且つ黒色つ
や消し塗装にすることにより光散乱を防止出来る。
次に、色濃度制御ユニット150においては、先ず、第
3図のブロック図で示すように、前記標準白色板Wに係
る画像の感光材料Aからの反射光32aを赤(R)、緑
(G)、青(B)の3原色に夫々分離して受光する前記
第1のカラーフォトセンサ37からの3原色に係る光電
変換信号が夫々増幅器400およびA/D変換器402
を介して色差濃度差検出回路4040色濃度入力端子R
1、G、 SB、に導入される。一方、色差濃度差検出
回路404の基準入力端子W1には色濃度基準値REF
の予め設定可能なメモリ406の出力信号が導入されて
いる。また、当該色差濃度差検出回路404にはクロッ
ク入力端子CLKが配設され、当該タロツク入力端子C
LKには図示しない制御装置から色差濃度差検出タイミ
ング信号り、が導入されている。そこで、当該色差濃度
差検出回路404は入力端子R1、G3、B1から導入
される標準白色板Wに係る測定値と色濃度基準入力端子
W1に導入される標準白色に対する色濃度基準値REF
とから色ずれ壷CEを検出し、当該色ずれ量C6を色濃
度補正用演算回路408に導入する。
色濃度補正用演算回路408の出力信号C6はフィルタ
・絞り駆動回路410を介して前記結像レンズ・フィル
タユニットの組立体30を構成するカラーフィルタ板3
02a、 302bの移動用のパルスモータ412a、
412bおよび可変スリット絞り装置314を構成する
遮光板312a、 312bの移動用のパルスモータ4
14a、 414bを駆動制御する。
本実施態様に係る画像記録装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
先ず、原稿支持ガラス板14上に画像情報を担持した原
稿Sを載置する。この場合、コピースタートボタン(図
示せず)を押すと、画像読取部15において光源18が
点灯し、前記光源18およびミラー20aが原稿Sの下
方を矢印方向に副走査搬送する。この時、ミラー20b
、20Cはミラー20 aと同一方向に172の距離だ
け搬送される。
そこで、光源18から照射される照明光が、先ず、標準
白紙板Wに、次に、原稿Sの全面に照射される。
一方、感光材料供給部13に装填されたマガジン42か
ら引き出された感光材料Aは第1乃至第40−ラ対44
a乃至44dにより搬送され、画像読取部15の露光用
開口部34に沿ってガイド板47上を前記光源18と同
一速度で移動する。
この場合、先ず、光源18の原位置(第1図の位置)近
傍に配置された標準白色板Wの反射光がミラー20a乃
至2Ofおよび結像レンズ・フィルタユニットの組立体
30を介し露光用開口部34を通じ開口されたシャッタ
ー装置35を通過して感光材料Aに照射され、感光材料
Aに潜像が形成される。そして、標準白色板Wに係る感
光材11Aからの反射光32aが・カラーフォトセンサ
37に導入される。
カラーフォトセンサ37では、第3図に示すように、反
射光32aを赤(R)、緑(G)、青(B) (7)3
原色に分離して夫々増幅器400およびA/D変換器4
02を介して色差濃度差検出回路404のR1、G1、
B1入力端子に測定信号として導入する。一方、色差濃
度差検出回路404の他方の入力端子W1には、前記し
たように、予め定められた標準白色に対する色濃度基準
値REFがメモリ406から導入されている。この場合
、色差濃度検出回路404により前記測定信号と当該色
濃度基準値REFとが比較され、その差に対応する色ず
れ量C2が色濃度補正量演算回路408に導出される。
色濃度補正量演算回路408では当該色ずれ量CI!に
基づき補正演算を実行することによりフィルタおよび絞
りを駆動する出力信号C6を生成してフィルタ・絞り駆
動回路410に送給する。フィルタ・絞り駆動回路41
0の出力信号、すなわち、色濃度制御ユニット150の
出力信号は前記結像レンズ・フィルタユニットの組立体
30内に配設されるフィルタ駆動パルスモータ412a
、 412bおよび可変スリット絞り装置314を構成
する遮光板312a、312bの駆動用のパルスモータ
414a、 414bを駆動制御する。
この場合、フィルタ摺動用パルスモータ412a。
412bの作動によりカラーフィルタ板302a、30
2bが、第2図中、矢印E方向(スリット310と平行
する方向)に相互に変位するので、これにより結像レン
ズ300a、300bを透過する透過光を所定の色彩に
調整可能である。一方、可変スリット絞り装置314の
遮光板312a、312bは絞り駆動用パルスモータ4
14a、 414bにより、矢印G方向に開閉制御され
てスリット310の幅が可変され絞りが調整されること
によって光量が調整される。その結果、予め定められた
標準白色に対応する色濃度基準値REFと標準白色板W
を読み取った色濃度測定値に係る色差濃度差検出回路2
06からの色ずれ量CEが予め定められた値以下となる
ように制御することが出来る。
次に、本発明に係る画像形成装置において、その結像レ
ンズ・フィルタユニットの組立体30の構成により色の
調整と光量の調整とが互いに独立に設定可能であること
を示す。
先ず、カラーフィルタ板302aがアパーチャー板30
8の矩形開口306に対して第4図に示す位置に挿入さ
れているものとする。このとき、カラーフィルタ板30
2aの色成分の光量比、すなわち、矩形開口306を通
過する色成分の光量比(この場合、クリア対シアンの光
量比)は、図中、I21:β2によって一義的に決定さ
れる。
そのため、可変スリット絞り装置314の遮光板312
a、 312bにより形成されるスリ°ット310のス
リット幅l、が矩形開口306の短径1.より小さい範
囲で図中上下方向(矢印G方向)に摺動するのであれば
、色ずれは発生しないことが諒解される。これは、カラ
ーフィルタ板302bについても同様である。つまり、
カラーフィルタ板302、a、 302bの摺動に係る
色の調整と可変スリット絞り装置314に係る光量の調
整とは互いに独立に設定可能であることが諒解されよう
上述の一連の動作は前記標準白色板Wを読み取り中、繰
り返し行われ、予め定められた色濃度基準値REFと標
準白色板Wを読み取った色濃度測定値に係る色差濃度差
検出回路404からの色ずれ量CEが零値、あるいは定
められた値以下となるように高速にフィードバック制御
される。従って、色ずれ量C8は原稿S部の画像情報を
読み取る前の工程で、必ず、定められた範囲内に設定す
ることが出来、読取品質を均一に保持することが可能で
ある。
次に、原稿Sに担持された画像情報からの反射光は、前
記のように色濃度フィルタ並びに絞りの調節された結像
レンズ・フィルタユニットの組立体30を介して後、シ
ャッター装置35が開口された露光用開口部34から前
記感光材料Aの主走査方向に照射されるので、この感光
材料Aに好適な潜像が形成される。なお、マガジン42
から所定量引き出された感光材料Aはカッター46によ
って適宜裁断される。
次に、露光処理の終了した感光材料Aはローラ50およ
び案内ローラ52a、52bを介して加熱現像部17に
搬入される。加熱現像部17では前記感光材料Aが加熱
ドラム60とエンドレスベルト70との間に挟持された
状態で搬送され、この間、ハロゲンランプ58により感
光材料Aに対して加熱現像処理が施される。この結果、
潜像が存在する部分の重合性化合物が重合して所定のマ
イクロカプセルが硬化する。
加熱現像処理の終了した感光材料Aは、次いで、第50
−ラ対44eを介してY字状ガイド板72の第1搬入路
?2aより重ね合わせ部19に搬入される。一方、画像
記録装置10には受像紙Cを収納したカセット76が装
填されており、前記受像紙Cは給紙用ローラ78によっ
て第80−ラ対44hを介してY字状ガイド板72の第
2搬入路72bから重ね合わせ部I9へと搬入される。
この結果、重ね合わせ部19において、感光材料Aの下
面部に対して受像紙Cが当接することになる。
この場合、感光材料Aの先端部は、例えば、受像紙Cよ
り前方に突出するようその重ね合わせ状態を調整してお
くものとする。なお、前記受像紙Cはハウジング12の
側部に開口する手差し口80から操作者により第90−
ラ対44iを介して重ね合わせ部19に供給するように
してもよい。
重ね合わせ部19の搬出路?2cから重ね合わせの状態
で搬出された感光材料Aおよび受像紙Cは第70−ラ対
44gによって加圧転写部21に搬入される。この場合
、加圧転写部21では、これらの加圧ローラ84.86
間に前記感光材料Aおよび受像紙Cが導入される。なお
、加圧ローラ84の外周部にはスプリング96の引張力
によりブレード92の端部が当接しているため、重ね合
わせられた感光材料Aおよび受像紙Cが剥離することな
く好適に加圧ローラ84.86間に臨入する。
重ね合わせられた感光材料Aおよび受像紙Cが加圧ロー
ラ84.86によって圧着されると、前記感光材料Aに
おける潜像が存在しない部分のマイクロカプセルが破裂
して色画像形成物質が受像紙Cに転写され画像が形成さ
れる。ここで、加圧ローラ84.86はバックアップロ
ーラ88.90により加圧力が均一になるように押圧さ
れている。
なお、感光材料Aおよび受像紙Cに付与される加圧力と
前記加圧力によって受像紙C上に転写される画像の濃度
との間には第5図に示す関係があることが知られている
。すなわち、受像紙C上に転写される画像の濃度は加圧
力に略比例して増大するが、所定量以上の加圧力が付加
された場合には変化がなくなることを示している。従っ
て、この関係に基づいてバックアップローラ88.90
に係着した図示しないスプリングを調整することで感光
材料Aおよび受像紙Cに最適な加圧力を付加することが
出来る。この場合、加圧ローラ84.86の長手方向に
沿った加圧力が均一となるように当該スプリングの弾発
力を設定しておけば、むらのない最適な画像を得ること
が出来ると共に、感光材料Aおよび受像紙Cの材質に起
因する画像むらがなくなり、しかも、これらの感光材料
Aおよび受像紙Cが蛇行することなく正常に搬送される
効果も得られる。
次に、加圧転写部21において加圧された感光材料Aお
よび受像紙Cは剥離部23に搬入される。
剥離部23では剥離ベルト100により感光材料Aと受
像紙Cとの剥離作業が遂行される。この場合、感光材料
Aは第1搬出路102a側へと搬送され、一方、受像紙
Cはエンドレスベルト100によって感光材料Aから分
離され、第2撤出路102b側へと移送される。
第2搬出路102bに搬送された受像紙Cは第130−
ラ対44mによって定着部25に搬入され、その表面に
転写された画像が紫外線ランプ108によって固定され
る。次いで、この受像紙Cは第14および第150−ラ
対44n、、440によって取出トレー106に搬出さ
れる。この際、色濃度検出′  ユニット200が何ら
作動しないことは勿論である。
一方、感光材料Sの製造ロフトの変更等がなされて色濃
度の調整を所望する場合には、先ず、色濃度調整用のテ
ストチャートまたは標準白色板Wをガラス板14に下向
きに載置する。続いて、色濃度調整ボタン(図示せず)
を押し、上述の通常の画像記録作動を行い、定着後の受
像紙C1すなわち、テストチャートのコピーを色濃度検
出ユニット200上に通過させる。色濃度検出ユニット
200は照明装置202が点灯してテストチャートのコ
ピーを照明し、前記カラーフォトセンサ204が夫々テ
ストチャートコピーの色濃度を検出する。これにより色
濃度制御ユニット150が上述の光軸32上へのフィル
タの挿脱作動を行い、カラーフィルタ302a、 30
2bの中の所定のものが光軸32上に配置されるように
なり、色濃度調整が行われる。この後は上述の通常の画
像記録動作が所定の色濃度を基に行われる。
一方、第1搬出路102aに搬送された感光材料Aは第
110−ラ対44におよび第120−ラ対44fによっ
て廃棄トレー104に搬出され貯留され適宜廃棄処理さ
れる。
なお、上述の実施態様においては、−組のカラーフィル
タ板を採用しているが、これとは別に、夫々、独立に矩
形開口306内へ出入可能な3原色の3枚のカラーフィ
ルタ板を採用する構成としてもよい。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、像様露光により生じた
画像が圧力によって固定される物質を支持体上に塗設し
た感光材料を用い、当該感光材料を加圧ローラを用いて
加圧することで画像を形成する画像記録装置の露光部に
フォトセンサを配設している。このため、実際に必要な
原稿を読み取る前に標準白色板を読み取ることで、前記
フォトセンサの出力信号を利用して色濃度フィルタおよ
び絞りを自動的に調節することが可能どなり、それらに
より原稿照明用光源の光量の低下、光源の交換による光
lの変化、光学系の汚れによる色濃度変化および変倍時
の色濃度変化等を自動的に排除し、感光材料を好適に露
光して高品質の画像を再生することが出来る効果が得ら
れる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、シャッターの上面にフォトセンサを配設してシ
ャッターが開口する前に標準白色板からの反射光を読み
取って色濃度を補正する構成として感光材料を節約する
ようにすることが出来る等、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録装置の概略構成図、 第2図は当該画像記録装置に組み込まれる結像レンズ・
フィルタユニットの組立体の構成説明図、 第3図は当該画像記録装置を構成する色濃度制御ユニッ
トの電気回路ブロック図、 第4図は第2図に示す結像レンズ・フィルタユニットの
組立体における色調整と光量調整の説明図、 第5図は当該画像記録装置における加圧力と画像濃度と
の関係を示す特性図である。 10・・・画像記録装置    12・・・ハウジング
13・・・感光材料供給部   14・・・支持用ガラ
ス板15・・・画像読取部     17・・・加熱現
像部18・・・光源        19・・・重ね合
わせ部21・・・加圧転写部     23・・・剥離
部25・・・定着部 30・・・結像レンズ・フィルタユニットの組立体36
・・・シャッター制御装置 37・・・フォトセンサ4
4a〜440・・・ローラ対  46・・・カッター5
8・・・ハロゲンランプ   60・・・加熱ドラム7
2・・・Y字状ガイド板   76・・・カセット78
・・・給紙用ローラ    82・・・加圧ユニット8
4.86・・・加圧ローラ 88.90・・・バックアップローラ 150・・・色濃度制御ユニット 300a、 300b−結像レンズ 302a、 302b・・・カラーフィルタ板304・
・・フィルタユニー/)306・・・矩形開口308・
・・アパーチャー板  310・・・スリット312a
、 312b・・・遮光板   314・・・スリット
絞り400・・・増幅器 404・・・色差濃度差検出回路 406 ・・・メモリ 408・・・色濃度補正用演算回路 410・・・フィルタ・絞り駆動回路 412.414・・・パルスモータ A・・・感光材料      C・・・受像紙CE・・
・色ずれ量     S・・・原稿W・・・標準白色板
     Wl・・・基準入力端子特許出願人   富
士写真フィルム株式会社1,1゜出願人代理人  弁理
士  千葉 剛宏:、、1.;−。 12a

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像様露光により生じた画像が圧力によって固定さ
    れる物質を支持体上に塗設した感光材料を用いて可視像
    を得るための画像記録装置において、像様露光部にフォ
    トセンサを配設し、光源により照射された標準白色板か
    らの反射光を感光材料上に結像し、前記フォトセンサに
    より前記標準白色板に係る感光材料からの反射光を受光
    して色濃度補正回路に導入し、当該色濃度補正回路によ
    り所定の色濃度基準値と前記反射光に係る色濃度とを比
    較しその差から画像読取部に配設された色濃度フィルタ
    の中、適宜のフィルタを選択するよう構成することを特
    徴とする画像記録装置。
  2. (2)請求項1記載の装置において、標準白色板は原稿
    を照射する光源の照射光の原位置近傍に配設することを
    特徴とする画像記録装置。
  3. (3)請求項1または2記載の装置において、画像読取
    部にスリット絞りを配設し、色濃度補正回路の出力信号
    により前記スリット絞りの絞り量を制御するよう構成す
    ることを特徴とする画像記録装置。
JP63-43902A 1987-03-19 1988-02-25 画像記録装置 Pending JPH01530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-43902A JPH01530A (ja) 1987-03-19 1988-02-25 画像記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6484587 1987-03-19
JP62-64845 1987-03-19
JP63-43902A JPH01530A (ja) 1987-03-19 1988-02-25 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64530A JPS64530A (en) 1989-01-05
JPH01530A true JPH01530A (ja) 1989-01-05

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