JPS63259632A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPS63259632A
JPS63259632A JP9481687A JP9481687A JPS63259632A JP S63259632 A JPS63259632 A JP S63259632A JP 9481687 A JP9481687 A JP 9481687A JP 9481687 A JP9481687 A JP 9481687A JP S63259632 A JPS63259632 A JP S63259632A
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JP
Japan
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image
color
photosensitive material
primary colors
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP9481687A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Taniguchi
谷口 勇夫
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63259632A publication Critical patent/JPS63259632A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感光材料に像様露光して潜像を形成する画像形
成装置に関し、一層詳細には、画像を像様露光する際、
原稿からの反射光が、3原色に係るカラーフィルタとア
パーチャーを画成した板体およびスリット絞り機構を含
む結像レンズ・フィルタユニットを透過して感光材料を
露光するよう構成した画像形成装置に関する。
[発明の背景] 感光材料として、例えば、感光性組成物を内包するマイ
クロカプセルを利用した材料があり、例えば、特開昭第
57−179836号公報に開示されたビニル化合物、
光重合開始剤および着色剤プリカーサ−を含有する合成
高分子樹脂壁カプセルを用いた感光材料が知られている
。この感光材料は露光によってマイクロカプセルを像様
に硬化させた後、加圧して未硬化のマイクロカプセルを
破裂させ、放出される着色剤プリカーサ−から色画像を
形成するものであり、乾式の簡易な処理により高い品質
の画像を得ることが出来るという特徴を有している。然
しなから、この感光材料は写真乳剤等のハロゲン化銀を
用いた感光材料に比較して感光性が著しく低いという欠
点が指摘されている。
そこで、このような欠点を改良して高い感光性を有し、
乾式の簡易な処理により高品質画像を得ることを可能と
する新規な感光材料が開発され本出願人によって特許出
願されている(特開間第61−275742号参照)。
この感光材料は支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化
銀、還元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設
されており、この中、少なくとも該重合性化合物および
色画像形成物質は同一のマイクロカプセルに封入されて
いるものである。
このような感光感圧性の材料を用いて画像を記録する画
像記録装置については、本出願人の特許出願に係る特別
間第60−287492号に詳細に開示されている。す
なわち、この画像記録装置では、先ず、像様露光を行っ
て当該感光材料に潜像を形成する。次いで、この感光材
料を加熱することによって現像処理を行い、潜像が存在
する部分の重合性化合物を重合して高分子化合物を性成
させることでマイクロカプセルを硬化させる。最後に、
この感光材料と、色画像形成物質が転写し得るような受
像層を有する受像材料とを重ねて加圧し、潜像が存在し
ない部分のマイクロカプセルの少なくとも一部を破裂さ
せ、色画像形成物質を前記受像材料に転写させて可視像
を形成する。
ところで、前述のような画像記録装置においてはその画
像読取部において、感光材料を像様露光して潜像を形成
する際、露光用光源の光量の低下あるいは結像光学系の
機械的な位置の僅かな変化または画像拡大率が可変であ
る等により色濃度のずれが生ずる虞があり、これは避け
られないことである。そして、この色濃度のずれに起因
して画像品質の劣化が惹起されるため、定期的に前記露
光用光源の光量等に応じて結像光学系のフィルタの調整
および露光部に配設されている絞り等を調節しなければ
ならない。このフィルタの調整等に係る技術的思想は、
例えば、持分間第44−2542号に開示されている。
すなわち、この装置は画像読取部にアイリス絞りを含む
カラーフィルタ内蔵ユニットを配設して、当該カラーフ
ィルタを無色およびシアン、マゼンタ、イエローの3原
色の混合色を適当に配置した2枚のカラーフィルタ板か
ら構成されている。以上のような構成からなる装置の使
用に際しては、先ず、このカラーフィルタ板の重ね合わ
せ位置関係により色調整を行い、次に、アイリス絞りに
より光量の調整を遂行している。
然しなから、前記従来技術に係る画像形成装置において
は、カラーフィルタによる色調整後にアイリス絞りを調
整すると、前記カラーフィルタ内蔵ユニットを通過する
透過光の色成分比が変化する構成であるため色ずれが発
生し、再びカラーフィルタを調節し直さなければならず
、このため、装置の操作性が煩雑となる不都合が指摘さ
れている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、感光材料を像様露光して潜像を形成する画像形
成装置において、当該画像形成装置の画像読取部に複数
枚の3原色に係るカラーフィルタと、アパーチャーを構
成した板体と、結像レンズおよびスリット絞り機構とか
ら基本的に構成される結像レンズ・フィルタユニットと
を配設し、前記3原色に係るカラーフィルタの選択調整
とスリット絞り機構の絞りを調整することにより色調整
と光量の調整を互いに独立して設定することを可能とす
る画像形成装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は感光材料に像様
露光して潜像を形成する画像形成装置において、像様露
光部の光軸上に、結像レンズ系と、矩形の開口部を有す
るアパーチャー板と、該アパーチャー板に対応して設け
られた可変スリット絞りとを配設し1、さらに、該可変
スリット絞りの絞り板の移動方向と直交する方向に移動
し前記矩形の開口部内へ出入り可能な如く構成されたイ
エロー、マゼンタ、シアンの3原色あるいは青、緑、赤
の3原色のフィルタを設け、そのうちの少なくと、もい
ずれか2色を互いに独立して移動可能な如く構成したこ
とを特徴とする。
なお、本発明の画像形成装置に用いることの出来る感光
材料としては、像様露光して得られた潜像を現像、転写
、定着等の処理をして可視像を得ることが出来るもので
あればどのようなものであってもよい。例えば、ハロゲ
ン化銀を使用する白黒用写真感光材料、X線用写真感光
材料、製版用写真感光材料、従来型のカラー写真感光材
料(ネガフィルム、リバーサルフィルム、カラー印画紙
等)、カラー拡散転写感光材料、熱現像感光材料あるい
は前述したマイクロカプセルを利用する感光感圧性材料
等が挙げられる。
なお、熱現像感光材料としては、加熱により画像状に可
動性の色素を放出させこの可動性の色素を、水等の溶媒
によって媒染剤を有する受像材料(色素固定材料)に転
写が行われるもの、高沸点有機溶剤により受像材料に転
写が行われるもの、受像材料に内蔵された親水性熱溶剤
により受像材料に転写されるもの、あるいは、可動性の
色素が熱拡散性または昇華性であり、支持体等の色素受
容材料に転写するもの等が知られており、具体的には、
米国特許第4463079号、同第4474867号、
同第4478927号、同第4507380号、同第4
500626号、同第4483914号、特開昭筒58
−149046号、同第58−149047号、同第5
9−152440号、同第59−154445号、同第
59−165054号、同第59−180548号、同
第59−168439号、同第59−174832号、
同第59−174833号、同第59−174834号
、同第59−174835号等に開示されている。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像形成装置について好適な実施態
様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。なお、本実施態様において、感光材料としては感光
感圧性の材料で熱現像工程を必要とし、受像層を存する
受像材料に画像を転写形成するタイプのものを用いる場
合を示す。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
形成装置を示す。この場合、画像形成装置10を構成す
るハウジング12内には、感光材料Aを収納した感光材
料供給部13、原稿Sに担持された画像情報を読み取る
画像読取部15、感光材料Aに対して潜像を形成する露
光部16、感光材料Aに対して加熱処理を行う加熱現像
部17、感光材料Aに対して受像紙Cを重ね合わせる重
ね合わせ部19、感光材料Aと受像紙Cとを加圧する加
圧転写部21、感光材料Aから受像紙Cを剥離する剥離
部23および受像紙Cに対して定着処理を行う定着部2
5が夫々設けられる。
ハウジング12の上面部には原稿Sを載置する透明な原
稿支持用ガラス板14が配置され、この原稿支持ガラス
板14の下方には前記画像読取部15が配設される。す
なわち、画像読取部15は原稿支持ガラス板14の全面
を一体で走査する光源18、ミラー20a、および詳細
を後述する結像レンズ・フィルタユニットの組立体30
、さらに上記光源18等の走査距離の172だけ同一方
向に移動するミラー20b、20cおよび固定ミラー2
0d、20e、2Ofとを含み、これらは隔壁22によ
って囲繞され、他の部分と光学的に遮断される。但し、
この場合、隔壁22には、固定ミラー20fによって反
射された画像読取部15の光軸32が通過する部分に前
記感光材料Aの露光部16に係る露光用開口部34が画
成され、当該露光用開口部34にはシャッター装置35
およびシャッター制御装置36が配置される。
ここで、前記結像レンズ・フィルタユニットの組立体3
0は、第2図に示すように、基本的に一対の結像レンズ
38a、38bと一対の3原色に係るカラーフィルタ板
40a、40bと、中央に矩形開口44が画成される矩
形状のアパーチャー板46と、スリット50のスリット
幅を調節する一対の遮光板47a、47bを含む可変ス
リット絞り機構48とからなる。結像レンズ・フィルタ
ユニットの組立体30を構成する夫々の要素は光軸32
に指向して結像レンズ38a、カラーフィルタ板40a
、矩形開口44を持つアパーチャー板46、カラーフィ
ルタ板40b、結像レンズ38bおよび可変スリット絞
り機構48の順に配設される。
第2図から容易に諒解されるように、カラーフィルタ板
40a、40bは前記スリット50の長袖と直交する方
向に3分割され中央部が無色(クリア)で両側部はシア
ン、マゼンタ、イエローの3原色のフィルタを用いる場
合はその中のいずれか2色が、また、青、緑、赤の3原
色のフィルタを用いる場合はその中のいずれか2色が配
色されている。この中、マゼンタ、シアン、イエローの
3原色、あるいは青、緑、赤の3原色中、1色はいずれ
のフィルタ板にも内在するように構成しておく。なお、
この場合、夫々のカラーフィルタ板40a、40bの表
面には画像の切れを確保するため反射防止膜をコーティ
ングすると好適である。
前記一対のカラーフィルタ板40a、40bは図示しな
い摺動駆動源により矢印E方向に摺動され、矩形開口4
4を通過する透過光を任意の色に設定可能である。一方
、可変スリット絞り機構48はその中央部に画成される
スリット50が矢印G方向に相互に離間し、あるいは接
近することによりスリット50を通過する光量が調節さ
れる。
すなわち、カラーフィルタ板40a、40bの左右方向
の摺動位置と可変スリット絞り機構48の遮光板47a
、47bの上下方向のスリット50の開閉動作により色
濃度が調整可能である。なお、ここで、2枚の遮光板4
7aと47bの対向する端面47cと47dおよび矩形
開口44の周面をナイフェツジ形杖にして且つ黒色つや
消し塗装にすることが光散乱防止のために有効である。
一方、前記感光材料供給部13はハウジング12内の左
側部に設けられ隔壁52によって光密に保持される。こ
の感光材料供給部13には感光材料Aを巻装した取り外
し自在の感材マガジン54が装填される。なお、感光材
料Aは支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元
剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設されてお
り、二の中、少な(とも重合性化合物および色画像形成
物質が同一のマイクロカプセルに封入されているもので
ある。
感光材料供給部13は感光材料Aをマガジン54から前
記露光部16まで搬送する第1乃至第40−ラ対56a
乃至56dを有する。この場合、第1および第20−ラ
対56a、56b間には感光材料Aを所定長毎に裁断す
るカッター58が配設される。また、第3および第40
−ラ対56c、56d間に配設されるガイド板60は画
像読取部15を囲繞する隔壁22の底面部に画成した前
記露光用開口部34に臨む。
露光部16の前方(以下、前方とは感光材料等の進行方
向に関して下流側を示すものとする)には断熱性の隔壁
62によって囲繞される加熱現像部17が配設されてお
り、この加熱現像部17にはガイド板60を経由して感
光材料Aがローラ64と案内ローラ66a、66bに掛
けられたエンドレスベルト68問およびガイド部材70
を介して搬入される。加熱現像部17はハロゲンランプ
72を内包する中空円筒状の加熱ドラム74と、この加
熱ドラム74の外周部に4つのベルト支持ロール76.
78.80.82によって支持されて摺接するエンドレ
スベルト84とを含み、感光材料Aを加熱した状態で挟
持搬送する。
加熱現像部17から搬出された感光材料Aはガイド板8
6に案内されて第50−ラ対56eを介して重ね合わせ
部19に搬送される。重ね合わせ部19はY字状のガイ
ド板88を有し、このY字状ガイド板88は前記第50
−ラ対56eに近接する第1の搬入路88aと、第60
−ラ対56fに近接する第2の搬入路88bと、前記第
1および第2搬入路88a、88bが合流して第70−
ラ対56gに近接する搬出路88cとから構成される。
一方、ハウジング12の右側部には受像紙Cを収納する
カセット90が装填される。この場合、カセット90の
上部には給紙用ローラ92が配設されており、前記受像
紙Cはこの給紙用ローラ92によって第80−ラ対56
hを介して第60−ラ対56fからY字状ガイド板88
の第2搬入路88bに供給される。なお、ハウジング1
2の中、2カセツト90の上部には手差し口94が画成
されており、この手差し口94から受像紙Cを第90−
ラ対56iを介して第2!11人路88bに供給するこ
とも可能である。
前記第70−ラ対56gの前方には加圧転写部21およ
び剥離部23を含む加圧ユニット96が配設される。こ
の加圧ユニット96は図示しない回転駆動源によって回
転駆動される一対の加圧ローラ98.100と当該加圧
ローラ98.100の加圧力を軸線方向において均一化
するためのバックアップローラ102.104が設けら
れている。
一方、第70−ラ対56gと加圧ローラ98との間には
支持板(図示せず)に対して回動可能に支持されるブレ
ード106が配設される。このブレード106は一端部
が前記加圧ローラ98に摺接するようにその他端部側が
スプリング108によって引張されている。
加圧転写部21の前方には剥離部23が配設される。剥
離部23は第10ローラ対56jと第10ローラ対56
jの一方のローラに同軸上に配設された剥離ローラ11
0.112 と当該剥離ローラ110.112に掛けら
れたエンドレスベルト114とからなる。また、第10
ローラ対56jの前方にはガイド板によって略A字状に
構成される第1および第2の搬出路116a、 116
bが配設される。
前記第1m出路116aには第110−ラ対56kを介
して加熱現像部17の下方に配置される廃棄ト・ろ、こ
の場合、前記廃 棄トレー118には感光材料Aが搬入される。また、第
2搬出路116bの前方には第12乃至第140−ラ対
56I!乃至56nを介してハウジング12の下部隅角
部に配設される取出トレー120が連設され、この取出
トレー120には受像紙Cが導出される。なお、第12
および第130−ラ対562.56m間には複数の紫外
線ランプ122を有する前記定着部25が配設され、さ
らに、第13および第140−ラ対56m、56n間に
は定着済み受像紙Cの画像の色濃度を検出する色濃度検
出ユニット124が配置される。当該色濃度検出ユニッ
ト124は定着済み受像紙Cの画像面を照明する照明装
置126と、この照明による受像紙Cからの反射光を受
光するカラーフォトセンサ128とからなる。
本装置には、さらに、前記結像レンズ・フィルタユニッ
トの組立体30とフォトセンサ128に接続されてハウ
ジング12内の適所に配置された色濃度制御ユニット1
50と、当該色濃度制御ユニット150、感光材料供給
部13、画像読取部15、画像読取部15の駆動系(図
示せず)、結像レンズ・フィルタユニットの組立体30
の駆動系(図示せず)、カッター58、シャッター制御
装置36、加熱現像部17、加圧転写部2工、剥離部2
3、定着部25に接続されて装置全体を制御するシステ
ム制御装置(図示せず)が備えられている。
本実施態様に係る画像形成装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
先ず、原稿支持ガラス板14上に画像情報を担持した原
稿Sを載置する。この場合、コピースタートボタン(図
示せず)を押すと、画像読取部15において光源18が
点灯し、前記光源工8およびミラー20aが原稿Sの下
方を矢印H方向に副走査搬送する。この時、ミラー20
b、20cはミラー20aと同一方向に1/2の距離だ
け搬送される。そこで、光源工8から照射される照明光
が原稿Sの全面に照射される。
一方、感光材料供給部13に装填されたマガジン54か
ら引き出された感光材料Aは第1乃至第40−ラ対56
a乃至56dにより搬送され、画像読取部15の露光用
開口部34に沿ってガイド板60上を前記光源18と同
一速度で移動する。
次に、原稿Sに担持された画像情報からの反射光はミラ
ー20a乃至20fと、後述するように予め調整された
カラーフィルタ板40a、40bを含む結像レンズ・フ
ィルタユニットの組立体30およびシャッター装置35
を介して露光用開口部34から前記感光材料Aの主走査
方向に照射されるので、感光材料Aに潜像が形成される
。なお、マガジン54から所定量引き出された感光材料
Aはカッター58によって適宜裁断される。
次に、露光処理の終了した感光材料Aはローラ64およ
び案内ローラ66a、66bを介して加熱現像部17に
搬入される。加熱現像部17では前記感光材料Aが加熱
ドラム74とエンドレスベルト84との間に挟持された
状態で搬送され、この間、ハロゲンランプ72により感
光材料Aに対して加熱現像処理が施される。この結果、
潜像が存在する部分の重合性化合物が重合して所定のマ
イクロカプセルが硬化する。
加熱現像処理の終了した感光材料Aは、次いで、第50
−ラ対56eを介してY字状ガイド板88の第1搬入路
88aより重ね合わせ部19に搬入される。一方、画像
形成装置10には受像紙Cを収納したカセット90が装
填されており、前記受像紙Cは給紙用ローラ92によっ
て第80−ラ対56hを介してY字状ガイド板88の第
2搬入路88bから重ね合わせ部19へと搬入される。
この結果、重ね合わせ部19において、感光材料Aの下
面部に対して受像紙Cが当接することになる。
この場合、感光材料Aの先端部は、例えば、受像紙Cよ
り前方に突出するようその重ね合わせ状態を調整してお
くものとする。なお、前記受像紙Cはハウジング12の
側部に開口する手差し口94から操作者により第90−
ラ対56iを介して重ね合わせ部19に供給するように
してもよい。
重ね合わせ部19の搬出路88cから重ね合わせの状態
で搬出された感光材料Aおよび受像紙Cは第70−ラ対
56gによって加圧転写部21に搬入される。この場合
、加圧転写部21では、これらの加圧ローラ98.10
0間に前記感光材料Aおよび受像紙Cが導入される。な
お、加圧ローラ98の外周部にはスプリング108の引
張力によりブレード106の端部が当接しているため、
重ね合わせられた感光材料Aおよび受像紙Cが剥離する
ことなく好適に加圧ローラ98.100間に臨入する。
重ね合わせられた感光材料Aおよび受像紙Cが加圧ロー
ラ98.100によって加圧されると、前記感光材料A
における露光されない部分のマイクロカプセルが破裂し
て色画像形成物質が受像紙Cに転写され画像が形成され
る。ここで、加圧ローラ98.100はバックアップロ
ーラ102.104により加圧力が均一になるように押
圧されている。
なお、感光材料Aおよび受像紙Cに付与される加圧力と
前記加圧力によって受像紙C上に転写される画像の濃度
との間には第3図に示す関係があることが知られている
。すなわち、受像紙C上に転写される画像の濃度は加圧
力に略比例して増大するが、所定量以上の加圧力が付加
された場合には変化がなくなることを示している。従っ
て、この関係に基づいてバックアップローラ102.1
04に係着した図示しないスプリングを調整することで
感光材料Aおよび受像紙Cに最適な加圧力を付加するこ
とが出来る。この場合、加圧ローラ98.100の長手
方向に沿った加圧力が均一となるように当該スプリング
の弾発力を設定しておけば、むらのない最適な画像を得
ることが出来ると共に、感光材料Aおよび受像紙Cの材
質むらに起因する画像むらがなくなり、しかも、これら
の感光材料Aおよび受像紙Cが蛇行することなく正常に
搬送される効果も得られる。
次に、加圧転写部21において加圧された感光材料Aお
よび受像紙Cは剥離部23に搬入される。
剥離部23ではエンドレスベルト114によす感光材料
Aと受像紙Cとの剥離作業が遂行される。
この場合、感光材料Aは第1搬出路116a側へと搬送
され、一方、受像紙Cはエンドレスベルト114によっ
て感光材料Aから分離され、第2搬出路116b側へと
移送される。
第2搬出路116bに搬送された受像紙Cは第120−
ラ対56fによって定着部25に搬入され、その表面に
転写された画像が紫外線ランプ122によって固定され
る。次いで、この受像紙Cは第13および第140−ラ
対56m、56nによって取出トレー120に搬出され
る。この際、色濃度検出ユニット124が何ら作動しな
いことは勿論である。
一方、感光材料Sのロフト変更等がなされて色濃度の調
整を所望する場合には、先ず、基準となる原稿、例えば
、標準白色板(図示せず)をガラス板14に下向きにR
置する。続いて、色濃度調整ボタン(図示せず)を押し
、前述の通常の画像記録作動を行い、定着後の受像紙C
2すなわち、標準白色板に係るコピーを色濃度検出ユニ
ット124上を通過させる。この場合、色濃度検出ユニ
ット124は照明装置126が点灯して標準白色板に係
るコピーを照明し、前記カラーフォトセンサ128が当
該標準白色板に係るコピーの色濃度を検出する。
カラーフォトセンサ128では、第4図に示すように、
標準白色板に係るコピーの反射光200を赤(R)、緑
(G)、青(B)の3原色に分離して夫々前記色濃度制
御ユニット150内の増幅器202およびA/D変換器
204を介して色差濃度差検出回路206のR,、G、
 、B、の夫々の入力端子に導入する。色差濃度差検出
回路206の他方の入力端子W1には、予め定められた
白色に係る色濃度基準値の情報がメモリ208から導入
されている。そこで、色差濃度差検出回路206により
前記測定信号と当該基準値信号とが比較され、その色ず
れ量C6が色濃度補正量演算回路209に導出される。
色濃度補正量演算回路209では当該色ずれlc。に基
づき補正演算を実行することによりカラーフィルタ板4
0a、40bおよび可変スリット絞り機構48の駆動信
号C6を生成して前記結像レンズ・フィルタユニットの
組立体30の駆動回路210に送給する。駆動回路21
0の出力信号、すなわち、制御ユニット150の出力信
号は前記結像レンズ・フィルタユニットの組立体30内
のカラーフィルタ板40a、40bの摺動用パルスモー
タ212a、 212bおよび可変スリット絞り機構4
8の遮光板47a、47bの駆動用パルスモータ214
a、214bを駆動制御する。
この場合、フィルタ摺動用パルスモータ212a、21
2bの作動によりカラーフィルタ板40a、40bが、
第2図中、E方向(スリット50と平行する方向)に相
互に変位するので、このことにより結像レンズ38a、
38bを透過する透過光を所定の色彩に調整可能である
。一方、可変スリット絞り機構48の遮光板47a、4
7bは絞り駆動用パルスモータ214a、 214bに
より矢印G方向に開閉制御されて適切に光量が調整され
る。その結果、予め定められた色濃度基準値と標準白色
原稿を読み取った色濃度測定値に係る色差濃度差検出回
路206からの色ずれ量CEが予め定められた値以下と
なるように制御される。
次に、本発明に係る画像形成装置において、その結像レ
ンズ・フィルタユニットの組立体30の構成により色の
調整と光量の調整が互いに独立に設定可能であることを
示す。今、カラーフィルタ板4Qaが矩形アパーチャー
板46の矩形開口44に対して第5図に示す位置に挿入
されているものとする。このとき、カラーフィルタ板4
0aの色成分の光量比、すなわち、矩形開口44を通過
する色成分の光量比(この場合、クリア対シアンの光量
比)は、図中、I!、+:izによって一義的に決定さ
れる。そのため、可変スリット絞り機構48の遮光板4
7a、47bにより形成されるスリット50のスリット
幅13が矩形開口44の短径24より小さい範囲で上下
に摺動するのであれば、色ずれは発生しないことが諒解
される。これは、カラーフィルタ板40bについても同
様である。つまり、カラーフィルタ板40a、40bの
摺動に係る色の調整と可変スリット絞り機構48に係る
光量の調整とは独立に設定可能であることが諒解されよ
う。
なお、前述の実施Jlii様においては、二組のカラー
フィルタ板を使用していたが、夫々独立に矩形開口内へ
出入り可能な3色の3枚のカラーフィルタ板を使用する
構成としてもよい。
し発明の効果] 以上のように、本発明によれば、感光材料に像様露光し
て潜像を形成する画像形成装置の画像読取部に、矩形の
開口部を有するアパーチャー板と、該アパーチャー板に
対応して設けられた可変スリット絞りとを配設し、さら
に該可変スリット絞りの絞り板の移動方向と直交する方
向に移動し前記矩形の開口部内へ出入り可能に構成され
たイエロー、マゼンタ、シアンの3原色あるいは青、緑
、赤の3原色のフィルタを設け、その中の少なくともい
ずれか2色を互いに独立して移動可能な構成としている
。このため、3原色に係るカラーフィルタの選択調整と
スリット絞り機構の絞り量を調節することにより色と光
量の調整を相互に独立して設定することが可能となる効
果を奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の概略構成図、 第2図は本発明に係る結像レンズ・フィルタユニットの
組立体の概略構成斜視図、 第3図は本発明に係る画像形成装置における加圧力と画
像濃度との関係を示す特性図、第4図は本発明に係る画
像形成装置における色濃度補正回路を含む電気回路ブロ
ック図、第5図は本発明に係る結像レンズ・フィルタユ
ニットの組立体の色調整と光M調整の説明図である。 10・・・画像形成装置     12・・・ハウジン
グ13・・・感光材料供給部 14・・・原稿支持ガラス板   15・・・画像読取
部17・・・加熱現像部      18・・・光源1
9・・・重ね合わせ部     21・・・加圧転写部
23・・・剥離部        25・・・定着部3
0・・・結像レンズ・フィルタユニット組立体32・・
・光軸 36・・・シャッター制御装置 38a、38b・・・結像レンズ 40a、40b・・・カラーフィルタ板44・・・矩形
開口 46・・・矩形アパーチャー板 47a、47b・・・遮光板 48・・・可変スリット絞り機構 50・・・スリット
56a〜56n・・・ローラ対58・・・カッター72
・・・ハロゲンランプ    74・・・加熱ドラム8
8・・・Y字状ガイド板    90・・・カセット9
2・・・給紙用ローラ     96・・・加圧ユニッ
ト98.100・・・加圧ローラ 102.104・・・バックアップローラ124・・・
色濃度検出ユニット126・・・照明装置128・・・
カラーフォトセンサ 150・・・色濃度制御ユニット 206・・・色差濃度差検出回路 209・・・色濃度補正量演算回路 A・・・感光材料       C・・・受像紙FIG
、3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料に像様露光して潜像を形成する画像形成
    装置において、像様露光部の光軸上に、結像レンズ系と
    、矩形の開口部を有するアパーチャー板と、該アパーチ
    ャー板に対応して設けられた可変スリット絞りとを配設
    し、さらに、該可変スリット絞りの絞り板の移動方向と
    直交する方向に移動し前記矩形の開口部内へ出入り可能
    な如く構成されたイエロー、マゼンタ、シアンの3原色
    あるいは青、緑、赤の3原色のフィルタを設け、そのう
    ちの少なくともいずれか2色を互いに独立して移動可能
    な如く構成したことを特徴とする画像形成装置。
JP9481687A 1987-04-17 1987-04-17 画像形成装置 Pending JPS63259632A (ja)

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JP9481687A JPS63259632A (ja) 1987-04-17 1987-04-17 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5321487A (en) * 1991-09-17 1994-06-14 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Color correction structure for color imaging device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5321487A (en) * 1991-09-17 1994-06-14 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Color correction structure for color imaging device

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