JPH0152929B2 - - Google Patents

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JPH0152929B2
JPH0152929B2 JP58228026A JP22802683A JPH0152929B2 JP H0152929 B2 JPH0152929 B2 JP H0152929B2 JP 58228026 A JP58228026 A JP 58228026A JP 22802683 A JP22802683 A JP 22802683A JP H0152929 B2 JPH0152929 B2 JP H0152929B2
Authority
JP
Japan
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transistor
transistors
collector
whose
emitter
Prior art date
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Expired
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JP58228026A
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English (en)
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JPS60119110A (ja
Inventor
Kenji Kano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS60119110A publication Critical patent/JPS60119110A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はオペアンプ回路の構成に関するもので
あり、特にそのオフセツト電圧が小さくなるよう
改良したものである。
〔従来技術〕
第1図に、従来のオペアンプ回路を用い、ゲイ
ンを(R1+R2)/R2に設定した回路を示す。
以下第1図の回路について簡単に動作説明を行
なう。トランジスタQ6,Q7で構成されるカレ
ントミラー回路は1:1の電流比の電流をトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタのそれぞれに供給す
るよう働くので、トランジスタQ1,Q2のコレ
クタ電流は等しくなる。したがつて、トランジス
タQ1とQ2のベース、エミツタ間電圧は等しく
なる。また、トランジスタQ1とQ2のエミツタ
は共通の点に接続されているため、それらのベー
ス電圧は等しくなる。
したがつて、入力電圧をVin、出力電圧を
Voutとすると、 Vout=Vin×R1+R2/R2となる。
第1図の回路動作は概ね以上のようであるが、
トランジスタQ1とQ2、トランジスタQ6とQ
7のコレクタ、エミツタ間電圧が異なるため、ア
ーリ効果により、トランジスタQ1のベース、エ
ミツタ間電圧と、トランジスタQ2のベース、エ
ミツタ間電圧との間にアンバランスを生じること
になり、トランジスタQ1のベース電位とトラン
ジスタQ2のベース電位との間に差、すなわちオ
フセツト電圧を生じることになる。
〔発明の概要〕
本発明は以上のような従来のものの欠点に鑑み
てなされたもので、それぞれのベースが非反転入
力、反転入力とされた第1、第2のトランジスタ
を有し、上記第2のトランジスタのコレクタがエ
ミツタフオロワ回路を介して出力端子に接続され
たオペアンプ回路において、上記第1のトランジ
スタのコレクタを第3のトランジスタを介して上
記出力端子に接続して、上記第1、第2のトラン
ジスタ及び該第1、第2のトランジスタのそれぞ
れに定電流を供給する各トランジスタのコレク
タ、エミツタ間電圧を等しくすることにより、オ
フセツト電圧が小さく、特性の良いオペアンプ回
路を供給することを目的としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第2図は本発明の一実施例によるオペアンプ回
路で、ゲインを(R1+R2)/R2に設定したもの
を示す。
図において、Q1はそのベースが非反転入力端
子11とされた第1導電型の、即ちNPNの第1
のトランジスタ、Q2はベースが反転入力端子1
3とされ、エミツタが上記トランジスタQ1と共
通接続された第2のNPNトランジスタ、Q5は
ベースが上記トランジスタQ2のコレクタに、エ
ミツタが出力端子12に接続されたエミツタフオ
ロワ回路としての第5のNPNトランジスタ、Q
3はエミツタが上記トランジスタQ1のコレクタ
に、ベースが上記トランジスタQ5のエミツタに
接続された第2導電型の、即ちPNPの第3のト
ランジスタ、Q4はコレクタが上記トランジスタ
Q1,Q2のエミツタに、ベースが上記トランジ
スタQ3のコレクタに接続された第4のトランジ
スタである。また、Q6,Q7はそれぞれ電源
Vbとともに第1、第2の定電流源を構成する
PNPトランジスタであり、それぞれ上記トラン
ジスタQ1,Q2のコレクタに接続されている。
なお、R1,R2はゲイン決定用の抵抗、VCC
は本実施例回路の電源である。
次に作用効果について説明する。
第2図の回路において、トランジスタQ1,Q
3,Q4で構成される回路は、トランジスタQ6
で作られる定電流11が、トランジスタQ1を通
つてトランジスタQ4のコレクタに流れるように
働いている。一方、トランジスタQ7で作られる
定電流12は、トランジスタQ2を通してトラン
ジスタQ4のコレクタに流れる。したがつて電流
11と12とが等しくなるようトランジスタQ6
とQ7のトランジスタサイズを同一に設計してお
けば、トランジスタQ1とQ2のコレクタ電流は
等しくなり、トランジスタQ1とQ2のベース、
エミツタ間電圧は等しくなる。そしてトランジス
タQ1とQ2のエミツタは共通接続されているの
で、非反転入力が印加されるトランジスタQ1の
ベース電位と反転入力が印加されるトランジスタ
Q2のベース電位とは等しくなる。
このようなオペアンプ回路では正常に動作する
状態を保つために、回路を構成する各トランジス
タのバイアス電圧を常に一定に保つ、即ち各トラ
ンジスタに流れる電流を一定に保つ必要がある。
ここでトランジスタQ1,Q2にそれぞれ11,
12、即ち定電流源を構成するトランジスタQ
6,Q7に流れる電流と同じ電流が流れるために
は、これらトランジスタQ1,Q2のエミツタが
共通接続されたトランジスタQ4には電流11+
12が流れなければならず、そうでない場合に
は、定電流源が正常に作動しなかつたり、トラン
ジスタQ1が飽和したりして上記各トランジスタ
のバイアス電圧が一定に保たれない。そこで本実
施例ではトランジスタQ3のコレクタをトランジ
スタQ4のベースに接続して、これらトランジス
タQ1,Q3,Q4でネガテイブフイードバツク
回路を構成し、これによりトランジスタQ4に流
れる電流を常に11+12に保ち、オペアンプ回路の
正常動作状態を保持している。
またこの回路では、トランジスタQ1のコレク
タは出力電圧VoutよりトランジスタQ3のベー
ス、エミツタ間電圧だけ高い電位にある。一方、
トランジスタQ2のコレクタは出力電圧Voutよ
りトランジスタQ5のベース、エミツタ間電圧だ
け高い電位にある。
したがつてトランジスタQ1とQ2のコレクタ
電位はほぼ等しく、トランジスタQ6とQ7、ト
ランジスタQ1とQ2のコレクタ、エミツタ間電
圧が等しいので、アーリ効果はトランジスタQ6
とQ7、トランジスタQ1とQ2に対して同一の
働き方をすることになり、該アーリ効果による、
非反転入力端子と反転入力端子間の電位差、すな
わちオフセツト電圧は従来のものに比較して著し
く小さくなる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、それぞれのベ
ースが非反転入力、反転入力とされた第1、第2
のトランジスタを有し、上記第2のトランジスタ
のコレクタがエミツタフオロワ回路を介して出力
端子に接続されたオペアンプ回路において、上記
第1のトランジスタのコレクタを第3のトランジ
スタを介して上記出力端子に接続したので、上記
第1、第2のトランジスタ及び該第1、第2のト
ランジスタのそれぞれに定電流を供給する各トラ
ンジスタのコレクタ、エミツタ間電圧を等しくで
き、オフセツト電圧が小さく、特性の良いオペア
ンプ回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオペアンプ回路を示す図、第2
図は本発明の一実施例によるオペアンプ回路を示
す図である。 図において、Q1は第1のトランジスタ、Q2
は第2のトランジスタ、Q3は第3のトランジス
タ、Q4は第4のトランジスタ、Q5はエミツタ
フオロワ回路、Q6は第1の定電流源を構成する
トランジスタ、Q7は第2の定電流源を構成する
トランジスタ、11は非反転入力端子、12は出
力端子、13は反転入力端子を示す。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 それぞれのベースが非反転入力、反転入力と
    されエミツタが共通接続されるとともにそれぞれ
    のコレクタに第1、第2の定電流源が接続された
    第1、第2のトランジスタと、その入力が上記第
    2のトランジスタのコレクタに接続され出力が出
    力端子とされたエミツタフオロワ回路と、エミツ
    タが上記第1のトランジスタのコレクタにベース
    が上記エミツタフオロワ回路の出力に接続された
    第2導電型の第3のトランジスタと、コレクタが
    上記第1、第2のトランジスタのエミツタにベー
    スが上記第3のトランジスタのコレクタに接続さ
    れエミツタが接地された第1導電型の第4のトラ
    ンジスタとを備えたことを特徴とするオペアンプ
    回路。
JP58228026A 1983-11-30 1983-11-30 オペアンプ回路 Granted JPS60119110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58228026A JPS60119110A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 オペアンプ回路

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JP58228026A JPS60119110A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 オペアンプ回路

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Publication Number Publication Date
JPS60119110A JPS60119110A (ja) 1985-06-26
JPH0152929B2 true JPH0152929B2 (ja) 1989-11-10

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ID=16870029

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JP58228026A Granted JPS60119110A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 オペアンプ回路

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319413A (ja) * 1989-06-15 1991-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電流出力型差動アンプ回路
JP2711411B2 (ja) * 1990-09-07 1998-02-10 新日本無線株式会社 演算増幅回路

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Publication number Publication date
JPS60119110A (ja) 1985-06-26

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