JPH0152255B2 - - Google Patents

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JPH0152255B2
JPH0152255B2 JP57041531A JP4153182A JPH0152255B2 JP H0152255 B2 JPH0152255 B2 JP H0152255B2 JP 57041531 A JP57041531 A JP 57041531A JP 4153182 A JP4153182 A JP 4153182A JP H0152255 B2 JPH0152255 B2 JP H0152255B2
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JP
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film
presser
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cutting
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JP57041531A
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Yoshuki Takamura
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Fuji Pack System Ltd
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Fuji Pack System Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0152255B2 publication Critical patent/JPH0152255B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は青果物等の包装機に係り、特に搬送
装置により包装部に展張された帯状の包装用フイ
ルムを折り込み装置により品物に対し前後左右方
向から折込んで品物を包装するとき、その包装用
フイルムの幅方向両縁を挾持する包装用フイルム
押え装置に関するものである。 そして、その目的は折り込み装置の折り込み動
作時において、包装用フイルムの両端を挾持する
包装用フイルム押え装置のフイルム挾持動作及び
フイルム解放動作のタイミングを包装用フイルム
のカツト長さ若しくは品物の大きさによつて制御
でき、奇麗に品物を包装することができる包装機
を提供するにある。 以下、この発明を具体化一実施例を図面に従つ
て説明する。 第1図及び第2図において、Aは包装機であつ
て、大きく分けて機台の左側に取付けたロール状
に巻かれた包装用フイルム(以下フイルムとい
う)Fを機台上面中央位置の包装作業位置Sに搬
送するフイルム搬送装置A1と、包装作業位置S
に搬送されるフイルムFを被包装物すなわち品物
Wの大きさに合せて所定の長さに切断するための
フイルム切断装置A2と、所定の長さに切断され
たフイルムFの前後両側縁を前記包装作業位置S
で挾持するフイルム押え装置A3と、品物Wを機
台の前側から前記包装作業位置Sに供給する品物
供給装置A4と、前記包装作業位置Sで品物Wを
フイルムFにより包装する折り込み装置A5と、
前記品物供給装置A4及び折り込み装置A5等を
作動させる駆動装置A6とから構成されている。 以下これら各装置A1〜A6を順次説明する。 フイルム搬送装置A1 第2図及び第3図において、前後両固定枠1,
2間の左側には軸3、上下一対の軸4,5及び上
下一対の軸6,7が固定され、一方右側には上下
一対の軸8,9が固定されている。そして、これ
ら軸3〜9の前側部及び後側部にそれぞれローラ
3a,3b〜9a,9bが回動可能に支持されて
いる。なお、本実施例では軸3〜9の後側部に取
着したローラ3b〜9bは軸線方向に移動可能に
支持されている。10は前記軸4の前後両端部に
対して上下方向に回動可能に支持された一対の開
閉枠であつて、その開閉枠10の先端部間には把
手11を有する支持枠12が取着されている。
又、両開閉枠10間には前記支持枠12より基端
側に一対のローラ軸13,14が回動可能に支持
されているとともに軸15が回動不能に支持され
ている。15a,15bは前記軸15の前側部及
び後側部に回動可能に取着されたローラである。 第3図において、16は前記ローラ4a,15
a間の後側部に架け渡した5本の無端状丸ベル
ト、17は前記ローラ4aを介して前記ローラ8
a,15a間の前側部に架け渡した3本の無端状
丸ベルトであつて、前記ローラ軸14、ローラ6
a及び前記ローラ8aに隣接した位置に設けられ
たローラ18により緊張されている。19は前記
5aを介して前記ローラ3a,9a間に架け渡し
た4本の無端状丸ベルトであつて、第4図に示す
ように、同下側の丸ベルト19の上側走行部19
a間に前記上側の丸ベルト17の下側走行部17
aを介在させ、両走行部17a,19aを1本づ
つ交互に並べて配置して7本のベルト列M1とし
ている。 なお、前記ローラ3a,5a間は図示しないが
前記ローラ4a,15a間に架け渡した5本の丸
ベルト16と同様な丸ベルトが架け渡されている
とともに前記下側丸ベルト19は図示しない軸7
に取着したローラ及び前記ローラ18の下側に設
けたローラにより緊張されている。 20は前記軸3,5,7,9に対して軸線方向
に移動可能に支持された断面〓字状の移動枠であ
つて、軸3,5,7,9の後側部に取着した回動
可能でかつ軸線方向に移動可能な前記ローラ3
b,5b,7b,9bを枠内に収容するととも
に、前記軸4,6,8,14,15をこの移動枠
20の上縁に形成した切込み21に嵌合させ、そ
の軸4,6,8,15の後側部に取着した回動可
能でかつ軸線方向に移動可能な前記ローラ4b,
6b,8b,15bを枠内に収容している。 22は前記前側の固定枠1を通して前記移動枠
20の前側面に連結した左右一対の操作バーであ
つて、両バー22を回動操作することにより、移
動枠20が前後方向に移動調整されるようになつ
ている。従つて、移動枠20が前後方向に移動さ
れることに伴つて、同枠内に収容されている前記
ローラ3b〜9b,15bも移動枠20に押され
て前後方向に移動される。なお、本実施例では手
動で操作バー22を回動させるようにしたがこれ
をモータで回動させるようにしてもよい。 23は前記ローラ8b,15b間に前記ローラ
4bを介して架け渡した5本の無端状丸ベルト、
24は第2図に示すように前記ローラ3b,9b
間に前記ローラ5bを介して架け渡した6本の無
端状丸ベルトであつて、第4図に示すように、下
側の丸ベルト24の上側走行部24a間に前記上
側の丸ベルト23の下側走行部23aを介在さ
せ、両走行部23a,24aを交互に1本づつ並
べて配置して11本のベルト列M2としている。 25は前記移動枠20の右側に回動可能に取着
した上下一対のローラであつて、前記ローラ6
b,7bとともにそれぞれ前記丸ベルト23,2
4を緊張させている。 第3図において、26は前記軸8に取着したロ
ーラ8a,8bの一側面にそれぞれ固着したギア
であつて、下側の軸9の駆動回転が伝えられる。
27は後固定枠2の右側に固定されるフイルム送
りモータであつて、駆動軸に取着したウオーム2
8が前記軸9に固着したウオームホイール29と
噛み合つている。 そして、フイルム送りモータ27が駆動される
と、軸9が回転され、その回転駆動により前記丸
ベルト17,19,23,24を介して各部に回
転が伝えられる。従つて、フイルムFがローラ1
5a,15bとローラ3a,3b間に送り込まれ
ると、同フイルムFは丸ベルト17,19,2
3,24によつて第4図に示すように同フイルム
Fの前後両端縁が挾持された状態で前記包装作業
位置Sまで搬送される。 フイルム切断装置A2 次に前記フイルム搬送装置A1により包装作業
位置Sに搬送されるフイルムFをその搬送途中で
品物Wの大きさに合せて所定の長さに切断するた
めのフイルム切断装置A2について説明する。 第2図及び第3図において、31,32は前記
前後固定枠1,2間の左端部において回動可能に
支持された左右一対のローラであつて、それぞれ
後端部に固着したプーリ33間に架け渡したベル
ト34により駆動連結されている。35は前記ロ
ーラ31の前端部に固定した伝導ギア、36は前
記フイルム搬送装置A1の軸3の前端部に固着し
た伝導ギア、37は第7図及び第8図に示すよう
に軸3に対し伝導ギア36に隣接して回動可能に
支持した二又状の切換部材であつて、先端上部に
ストツパギア38を回動不能に固定するととも
に、先端下部に中間ギア39を回動可能に支持
し、同切換部材37を一回動方向へ付勢するスプ
リング40により前記中間ギア39を常には両伝
導ギア35,36に噛合して軸3の回転を中間ギ
ア39を介してローラ32に伝達している。 41は機台に固定したフイルム停止ソレノイド
であつて、その可動ロツド41aを前記切換部材
37の先端下部に連結させ、同切換部材37を回
動させるようになつている。そして、フイルム停
止ソレノイド41が通電された時には第9図に示
すように切換部材37が時計方向に回動され、伝
導ギア35にストツパギア38が噛み合いローラ
32は回転停止される。なお、前記ローラ32に
はゴム材32aが巻装されている。そして、これ
らローラ31,32、伝達ギア35,36、切換
部材37及びフイルム停止ソレノイド41等によ
りフイルム切断装置A2のブレーキ機構を構成し
ている。 第2図において、42は前記把手11を支持す
る支持枠12の下側において前記両開閉枠10間
に対応するように上下動可能に配設されたミシン
目形成用の鋸刃であつて、第10図に示すよう
に、その前後両側部にそれぞれ支持杆43の先端
部が回動可能に軸44着されている。45は機台
に回動可能に支持された前後一対の回動軸であつ
て、それぞれ前記支持杆43の基端部が固着され
ている。 46はその基端部がそれぞれ前記回動軸45に
固着された連動杆であつて、下方に垂下したそれ
らの先端部間には連結杆47が回動可能に軸48
着されている。49は前記連結杆47と機台との
間に支持されたスプリングであつて、常には連結
杆47を下方へ付勢している。 50は前記回動軸45の一方(本実施例では後
側部)にその基端部が固着された操作杆であつ
て、その先端部には機台に固定したカツター作動
ソレノイド51の可動ロツド51aが回動可能に
軸52着されている。 そして、カツター作動ソレノイド51が通電さ
れて可動ロツド51aが下動されると、第10図
に二点鎖線で示すように、操作杆50に連動して
前記支持杆43はスプリング49の付勢に抗する
時計方向に回動し、鋸刃42が前記ローラ31,
32より上方へ上動される。従つて前記ローラ3
1,32を通つて前記フイルム搬送装置A1に搬
送されるフイルムFは送り方向に対して直角方向
にこの鋸刃42の上動によりミシン目が形成され
る。 そして、本実施例ではフイルムFのミシン目が
形成された部分がフイルム搬送装置A1に送り込
まれると、所定の時間後に前記ブレーキ機構を作
動させてローラ31,32を回動停止させ、ロー
ラ32とローラ軸13とにより送り込み側のフイ
ルムFを挾持させることにより、それより右方に
あるフイルムFは引張られ、その張力により前記
ミシン目で切断される。従つて、フイルムFは所
定の長さに切断されて、フイルム搬送装置A1に
より包装作業位置Sまで搬送される。 フイルム押え装置A3 次に所定の長さに切断されたフイルムFの前後
両側を包装作業位置Sで挾持するフイルム押え装
置A3について説明する。 第3図及び第4図において、61は前固定枠1
に対して上下動可能に支持された筒状の前押え部
材であつて、第11図及び第12図に示すように
その中央部上面を切欠いて、その両側上面を左側
及び右側押圧部62,63としている。そして、
この筒状の前押え部材61内には第4図に示すよ
うに前記丸ベルト19のうち内側の3本の丸ベル
ト19の下側走行部が挿通している。又この前押
え部材61の左側及び右側押圧部62,63は前
記ベルト列M1のうち内側の5本に対応してい
る。 64は第3図及び第4図に示すように基端部が
前固定枠1に固着され先端部が前記前押え部材6
1側に延びた左右一対の固定軸であつて、第11
図及び第12図に示すようにそれぞれその先端部
には支持杆65が回動可能に取着されている。そ
してこの支持杆65の下側先端部はそれぞれ前記
前押え部材61に対して回動可能に軸66着され
ている。又、支持杆65の上側先端部はそれぞれ
互に連結杆67により回動可能に連結されてい
る。 68は第11図において左側の支持杆65に固
定軸64を中心に左方向へ水平に延出形成した操
作片であつて、その先端部には機台に固定した左
右押え作動ソレノイド69の可動ロツド69aが
回動可能に軸70着されている。71は前記左側
の固定軸64に巻装したスプリングであつて、常
には支持杆65が第11図において時計方向に回
動付勢すなわち前押え部材61を下方位置に位置
させる力を付与している。 72は第4図に示すように前固定枠1から前記
前押え部材61に対応して延設した受け板であつ
て、前記丸ベルト17の上下両側部間に介在する
ように配設されている。73は前記受け板72の
左右両側下面に固定された一対のブラケツトであ
つて、両ブラケツト73間に回動軸74が回動可
能に支持されている。 75は回動軸74の中央に固定された取付部
材、76は基端が前記取付部材75に固定された
押え板であつて、その先端が前記押え部材61の
切欠き部に嵌合するように延出し、その嵌合部の
上面を中央押圧部77としている。78は前記回
動軸74の一端部に固定された連動杆で第4図に
示すように、下方に垂下している。79は連動杆
78に連結されたチエーンであつて、前固定枠1
に固定されたガイド部材80を介して下方に案内
され、機台に固設された中央押え作動ソレノイド
81の可動ロツド81aに連結されている。82
は回動軸74の一端に巻装されたスプリングであ
つて、回動軸74を第4図において反時計方向に
回動付勢している。 そして、前記左右押え及び中央押え作動ソレノ
イド69,81が通電され、可動ロツド69a,
81aが下動されると、前記支持杆65が前記ス
プリング71に抗して回動し、前記前押え部材6
1を上動させるとともに前記連動杆78がスプリ
ング82に抗して回動し、前記押え板76の中央
押圧部77を上動させる。 従つて、ベルト列M1にある内側の5本の丸ベ
ルト17,19は第5図に示すように受け板72
と左右及び中央押圧部61,62,77により挾
着され、前記フイルムFの前側縁は丸ベルト1
7,19から外れない。 第2図において、83は前記移動枠20に対し
上下移動可能に支持した筒状の後押え部材であつ
て、その上面を後押圧部84としている。そし
て、この筒状の後押え部材83内には第4図に示
すように前記丸ベルト24のうち内側の3本の丸
ベルト24の下側走行部が挿通している。又、こ
の後押え部材83の後押圧部84は前記ベルト列
M2のうち内側の5本に対応している。 85は第2図に示すように後押え部材83の右
側において移動枠20に固定された後押え作動ソ
レノイドであつて、その可動ロツド85aが上下
動されることにより同後押え部材83を上下動さ
せる。なお、同後押え部材83の上下動機構は前
記前押え部材61の上下動機構と同じであるた
め、説明の便宜上省略する。 86は第4図に示すように移動枠20の上部に
前記後押え部材83に対応するように延設した受
け板であつて、これら後押え部材83及び受け板
86と丸ベルト23,24の位置関係は前記前押
え部材61の場合と同様である。 従つて、後押え作動ソレノイド85が通電さ
れ、可動ロツド85aが下動されると後押え部材
83が上動し、ベルト列M2にある内側の5本の
丸ベルト23,24は第6図に示すように受け板
86と後押圧部84とにより挾着され、前記フイ
ルムFの後側縁は丸ベルト23,24から外れな
くなる。 品物供給装置A4 次に品物Wを機台の前側から前記切断されたフ
イルムFがフイルム押え装置A3により挾持され
ている包装作業位置Sに供給する品物供給装置A
4について説明する。 第1図において、91は前後方向に延びる筒状
のカバーであつて、その上面を品物Wの受台部9
1aとし、その受台部91aの前端中央から後端
中央部にわたつて走行溝91bを形成している。
92はカバー91内の前後両端部にそれぞれ一対
づつ対向させて支持した前後両スプロケツト9
3,94間に架け渡した左右一対のチエーンであ
つて、スプロケツト94の回動軸95が後記する
駆動装置A6に正逆回転を繰り返されることによ
り、往復運動される。 96は左右両チエーン92間に支持された走行
部材であつて、第1図に二点鎖線で示す位置にあ
る状態でスプロケツト94が反時計方向に回動さ
れると同走行部材96は走行溝91bに沿つて矢
印方向に進む。そして、同走行部材96が実線位
置に到達した時、同スプロケツト94が時計方向
に反転され、同走行部材96は再び二点鎖線で示
す位置に戻る。この復帰動作において、本実施例
では走行部材96はカバー91内を通つて復帰す
るように構成されており、その詳細は本出願人が
先に出願した特願昭56−189426号(特開昭58−
90010号)の明細書に開示されている。 97は前記カバー91内の前側位置に固設され
た起動スイツチであつて、そのスイツチ作動杆9
7aを前記走行溝91bの前端部から上方へ露出
させている。そして、品物Wを同スイツチ作動杆
97aが露出した受台部91a上に乗せると同作
動杆97aは走行溝91b内に没入し起動スイツ
チ97がオンされるようになつている。 98は前記カバー91の後側に配設された基台
であつて、その台上に載置台99が固設されてい
る。そして、前記走行部材96によつて運ばれた
品物Wが載置台99上に載置されるようになつて
いる。100は上端が前記基台98に固定された
支柱であつて、その下端が機台に対して回動可能
に支持されたアーム101に対して回動可能に軸
102着されている。 そして、この支柱100が後記する駆動装置A
6により上下動され、載置台99上に載せた品物
Wを第2図に二点鎖線で示す位置すなわち包装作
業位置Sまで上動させるようになつている。従つ
て、上方で前記フイルム押え装置A3により挾持
されていたフイルムFは品物Wにより展張され
る。 折り込み装置A5 次に包装作業位置Sに案内された品物Wをフイ
ルムFにより包装する折り込み装置A5について
説明する。 第13図に折り込み装置A5を示し、111は
前後固定枠1,2間上部に連結された左右一対の
レールであつて、その左右両レール111間を前
記品物供給装置A4により品物Wが上方へ突出す
るようになつている。112は前記両レール11
1に対し前後方向へ移動可能に支持した左右一対
のスライダであつて、そのスライダ112間には
ガイド板113及びその前後両側のローラ114
が連結されている。そして、このスライダ11
2、ガイド板113及びローラ114等で後折り
込み部材115を構成している。 116は前記後折り込み部材115の後方にお
いて前記両レール111間に架設した支持板、1
17は同支持板116に対し左右方向へ回動可能
に軸着した一対の左右折り込み部材であつて、同
軸着部から前方に延び、その長手方向に沿つてガ
イド溝118を透設し、先端部には補助折り込み
板119を位置調節可能に螺着している。120
は前記ガイド板113の左右両側位置に取着され
たガイドピンであつて、それぞれ前記左右折り込
み部材117に透設したガイド溝118に摺動可
能に連結されている。 そして、前記スライダ112が第13図に示す
位置から後記する駆動装置A6によりレール11
1に沿つて前方に摺動されると、同後折り込み部
材115が前記品物Wの下面を後側から前側に抜
けて行くとともに、前記左右折り込み部材117
が品物Wの下面を通過しそれぞれ左右外側から内
側に閉じる方向に回動される。従つて、品物Wに
よつて展張されているフイルムFの左右両側部は
前記左右折り込み部材117により品物Wの下面
に折り込まれ、続いてフイルムFの後側部が前記
後折り込み部材115により品物Wの下面に折り
込まれる。 121は前記両レール111の前端部間に回動
可能に取着された複数のローラであつて、前折り
込み部材124を構成し、第14図に示すように
前記品物供給装置A4の回動軸95と同軸上に配
設された従動軸(図示せず)に取着したベルト車
122とベルト123で駆動連結されている。な
お、本実施例では回動軸95と従動軸は一方向ク
ラツチ(図示せず)で駆動連結されていて、回動
軸95が正逆回転しても、従動軸すなわちベルト
車122は常に反時計方向に回動するように構成
されているため、ベルト123は常に矢印方向に
運動するようになつている。 125は前記レール111の後端部上に立設し
たブラケツト、126は同ブラケツト125の上
部間に回動可能に架設した支軸127に対し固定
したレバーであつて、後記する駆動装置A6によ
り上下動される連動杆128に回動可能に軸着さ
れている。129は前記ブラケツト125の外側
において支軸127の両端部に対し固定した一対
のレバー、130は同レバー129の先端部に回
動可能に軸着したレバーであつて、前記スライダ
112の先端部に回動可能に軸131着されてい
る。 そして、前記連動杆128が上動位置にあると
きには前記後折り込み部材115が後退位置とな
るとともに左右折り込み部材117が開いた状態
となる。又、この状態から連動杆128が下動す
ると後折り込み部材115が前進するとともに左
右折り込み部材117が閉じる状態となる。 132は前記ブラケツト125の下部間に架設
した支軸133に対し回動可能に支持した一対の
支持板であつて、前方へ延び、その前半部間には
スポンジ製の無端状ベルト134aを架け渡した
コンベア134を支持し、同コンベア134を前
記包装作業位置Sに対応させている。135は前
記コンベア134の駆動軸136に固定したベル
ト車、137は前記支軸133に回動可能に支持
したベルト車であつて、両ベルト車135,13
7間にベルト138を架け渡している。139は
前記ベルト車137と連動するように支軸133
に回動可能に支持したスプロケツトであつて、後
記する駆動装置A6により、前記コンベア134
の無端状ベルト134aが反時計方向に回動する
ように回転されるようになつている。 そして、左右折り込み部材117及び後折り込
み部材115により左右及び後側のフイルムFが
その下面に折り込まれた品物Wはコンベア134
の駆動によりその上面が無端状ベルト134aに
押圧されながら前方に運ばれる。そして同品物W
の下面前側が前記前折り込み部材124のローラ
121上に載り、さらに前方に運ばれると、フイ
ルムFの前側はこのローラ121により品物Wの
下面前側に折り込まれ、品物Wのフイルム包装に
おける折り込み作業は完了する。そして、その品
物Wは第1図に示すように前折り込み部材124
の前側にあるヒータ装置140に運ばれてフイル
ム包装作業は完全に終了する。 駆動装置A6 次に前記品物供給装置A4及び折り込み装置A
5を作動させる駆動装置A6について説明する。 第1図において、141は機台下部に設置され
たカム板であつて、その回転軸142は同図二点
鎖線で示す減速機143を介して駆動モータ14
4と駆動連結されている。従つて、駆動モータ1
44が駆動すると、カム板141は回転軸142
を中心に回動する。145は機台に対し回動可能
に軸146着されたレバーであつて、その先端部
が前記品物供給装置A4の支柱100の中程に対
し回動可能に連結されている。又同レバー145
の中間部にはガイドローラ147が取着され、前
記カム板141に形成したカム溝(図示せず)に
同ローラ147が転動可能に係合している。従つ
てカム板141の回動に伴つてガイドローラ14
7がガイド溝に沿つて転動すると、レバー145
は軸142を中心に回動し、前記支柱100を上
下運動させる。 148は機台に取着した固定軸149に対し回
動可能に取着した二又レバーであつて、一方のレ
バー148aの先端は前記連動杆128の下端と
回動可能に連結され、他のレバー148bの先端
はカム板141に形成したガイド溝(図示せず)
に対して転動可能に係合するガイドローラ150
が取着されている。そして、カム板141が回動
し、二又レバー148が固定軸149を中心に回
動すると、前記折り込み装置A5の連動杆128
が上下動され、前記後折り込み部材115が前後
動される。 151は前記回転軸142に固定した連結アー
ム、152は同連結アーム151に対し回動可能
に軸着されたリンク、153は機台に取着した固
定軸154に対して回動可能に支持された揺動杆
であつて、前記リンク152が回動可能に連結さ
れている。そして、回転軸142の回転により連
結アーム151が回転すると、リンク152を介
して揺動杆153は固定軸154を中心に揺動さ
れる。 155は前記揺動杆153の先端部に取着した
チエーンであつて、前記品物供給装置A4の回動
軸95に固着したスプロケツト156と前記折り
込み装置A5のスプロケツト139間にアイドラ
スプロケツト157,158を介して架け渡され
ている。従つて、揺動杆153が揺動すると前記
スプロケツト139,156はチエーン155を
介して回動される。なお、前記スプロケツト13
9はこの場合正逆転されるが、前記ベルト車13
7には反時計方向の回転力のみ付与されるように
ベルト車137とスプロケツト139間には一方
向クラツチ(図示しない)が介在している。 159は前記回転軸142に固着した作動片で
あつて、その作動片159の所定の回動位置にお
いて位置検出マイクロスイツチ160をオンさせ
るようになつている。 次に上記のように構成した各装置A1〜A6を
駆動制御する電気回路について説明する。 第16図において、161はカツト長さ設定器
であつて、第1図及び第15図に示すように包装
機Aの前側に設けられたコントロールボツクス1
62の上面に設けられた長さ設定ボリウム163
の調節量に対応した長さコード信号SG1を出力
し、フイルムFを品物Wの大きさに対応した長さ
に切断できるように適宜に選択変更できるように
なつている。そして、この長さコード信号SG1
に基づいて、前記前押え部材61における左側及
び右側押圧部62,63、及び後押え部材83に
おける後押圧部84のそれぞれのフイルム挾持時
間が相対的に決定されるようになつている。 164は左右押え補正設定器であつて、コント
ロールボツクスの上面に設けられた補正ボリウム
165の調整量に対応した左右補正コード信号
SG2を出力し、前記長さコード信号SG1によつ
て決定される左側及び右側押圧部62,63のフ
イルム挾持時間を補正変更できるようになつてい
る。166は後押え補正設定器であつて、コント
ロールボツクス162の上面に設けられた補正ボ
リウム167の調整量に対応した後補正コード信
号SG3を出力し、前記長さコード信号SG1によ
つて決定される後押圧部84のフイルム挾持時間
を補正変更できるようになつている。 168は手動スイツチであつて、コントロール
ボツクス162の上面に設けられ、同スイツチ1
68を押している間、各装置A1〜A6を所定の
プログラムに従つて包装作業のための駆動を行わ
せる手動信号SG4を出力するようになつている。
非常停止スイツチ169は同じくコントロールボ
ツクス162の上面に設けられ、同スイツチ16
9を押すと非常停止信号SG5が出力されるよう
になつている。 170は前記各設定器161,164,166
及びスイツチ168,169からの各信号SG1
〜SG5、並びに前記品物供給装置A4の起動ス
イツチ97と駆動装置A6の位置検出マイクロス
イツチ160の各オン信号SG6,SG7が入力イ
ンターフエイス171を介して入力され制御され
る制御回路であつて、本実施例ではマイクロコン
ピユータで構成されている。制御回路170は前
記各信号SG1〜SG7を入力し、予め定められた
プログラムに従つて動作して、出力インターフエ
イス172を介して前記駆動モータ144、フイ
ルム送りモータ27、フイルム停止ソレノイド4
1、カツター作動ソレノイド51、左右押え作動
ソレノイド69、中央押え作動ソレノイド81及
び後押え作動ソレノイド85の各駆動回路173
にそれぞれ駆動信号SG8〜SG14を出力する。 そして、制御回路170は本実施例では記憶回
路が内蔵されていて、その記憶回路には前記長さ
コード信号SG1すなわちフイルムFの長さに対
応して、最も最適と思われる左側及び右側押圧部
62,63及び後押圧部84の挾持時間のデータ
と品物Wの大きさに応じてフイルムFを切断する
際のフイルム送りモータ27を停止させるための
データ及びフイルムFの長さに応じて所定の最適
包装作業位置SにフイルムFを搬送するためのデ
ータ等が予め記憶されている。 次に上記のように構成された制御回路170の
動作を説明することにより包装機Aの作用につい
て説明する。 今、品物供給装置A4の走行部材96が第1図
二点鎖線位置にあり、前記折り込み装置A5の後
押え部材83が前側位置にあるとともに前記駆動
装置A6の作動片159が位置マイクロスイツチ
160をオンさせている初期状態において、作業
者が品物Wの大きさに合せて長さ設定ボリウム1
63を調整してフイルムFの長さをセツトした
後、品物Wを品物供給装置A4の受台部91aの
前側部に載せて、起動スイツチ97をオンさせ
る。 起動スイツチ97がオンされると、制御回路1
70は同スイツチ97からのオン信号SG6に応
答して予め設定されたプログラムに従つて、まず
第17図に示すように駆動モータ144の駆動回
路173に駆動信号SG8を出力して、同モータ
144を駆動させる。駆動モータ144の駆動に
より、カム板141が回動を開始すると、品物供
給装置A4の走行部材96が品物Wを載置台99
に移送すべく移動を開始する。 前記駆動信号SG8を出力した後、第17図に
示すように所定時間後に制御回路170はフイル
ム送りモータ27の駆動回路173に駆動信号
SG9を出力してフイルム送りモータ27を駆動
させてフイルムFの包装作業位置Sへの搬送を開
始する。続いて制御回路170は前記カツト長さ
設定器161からの長さコード信号SG1に基づ
いて記憶回路からフイルムFを所定の長さに切断
するためのデータを読み出し、そのデータに基づ
いてフイルムFが所定の量(長さ)、フイルム送
りモータ27により引き出された時、同フイルム
送りモータ27を一時停止させるべく前記駆動信
号SG9を消失させる。 なお、このフイルム送りモータ27の停止は本
実施例では予め求められて判つているフイルム送
りモータ27の回転速度すなわちフイルムFの搬
送速度と制御回路170に内蔵されたタイマとに
より同モータ27の駆動時間すなわちフイルムF
の搬送量(長さ)を演算し、その演算値と前記フ
イルムFの切断のためのデータとを比較し、その
演算値がデータと一致した時フイルム送りモータ
27を停止させるようになつている。 フイルム送りモータ27が停止した後、第17
図に示すように所定時間後制御回路170はカツ
ター作動ソレノイド51の駆動回路173に所定
時間駆動信号SG11を出力して同ソレノイド5
1の可動ロツド51aを作動させて第10図に示
すように鋸刃42を上動させフイルムFの所定長
さ位置にミシン目を形成させる。このミシン目形
成時において、前記走行部材96によつて搬送さ
れている品物Wは前記カム板141の回動速度に
基づいて予め設定された揺動杆153の回動量及
び回動速度によりこのミシン目形成動作に同期し
て前記載置台99に載置されるようになつてい
る。そして、同品物Wが載置された時前記駆動モ
ータ144を一時停止させるべく制御回路170
は前記駆動信号SG8を消失させる。なお、この
駆動モータ144の一時停止は前記と同様に予め
求められて判つている駆動モータ144の回転速
度すなわち走行部材96の走行速度と前記タイマ
とにより走行部材96の移動位置を演算し、その
演算値に基づいて品物Wが載置台99上に載置さ
れたかどうか判別して駆動モータ144を停止さ
せるようになつている。 前記フイルムFにミシン目が形成された後であ
つて、前記フイルム送りモータ27の停止後所定
時間後に制御回路170は再び同モータ27の駆
動回路173に駆動信号SG9を出力して、同モ
ータ27を駆動させる。そしてフイルムFの包装
作業位置Sへの搬送が再開される。 続いて、制御回路170はフイルムFの搬送が
再開された所定時間後第17図に示すようにフイ
ルム停止ソレノイド41の駆動回路173に駆動
信号SG10を出力して同ソレノイド41の可動
ロツド41aを作動させて第9図に示すようにフ
イルム切断装置A2の切換部材37を下方に回動
させ、前記ブレーキ機構を作動させてフイルムF
を前記ミシン目から切断される。従つて、所定の
長さに切断されたフイルムFのみが包装作業位置
Sまで搬送されて行く。 次に、制御回路170はフイルムFが所定の長
さに切断された後であつて包装作業位置Sに搬送
される途中において、前記一時停止させていた駆
動モータ144を再び駆動すべく同モータ144
の駆動回路173に駆動信号SG8を出力する。
駆動モータ144の駆動に基づいて前記載置台9
9に載置された品物Wは上動を開始する。 一方制御回路170は前記品物Wの包装作業位
置Sへの上動途中において、所定の長さに切断さ
れたフイルムFが包装作業位置Sに達した時、フ
イルム送りモータ27を駆動停止させるととも
に、同モータ27の駆動停止後、第17図に示す
ように所定時間後に左右、中央及び後押え作動ソ
レノイド69,81,85の各駆動回路173に
駆動信号SG12,SG13,SG14を出力する。
そして各ソレノイド69,81,85の可動ロツ
ド69a,81a,85aが作動され、前記フイ
ルムFの前後両側縁が各押圧部62,63,7
7,84により挾持される。 なお、フイルム送りモータ27の停止タイミン
グは前記長さコード信号SG1に対応したフイル
ム切断のためのデータに基づいて所定の長さに切
断されたフイルムFがその長さに対応した所定の
包装作業位置Sに搬送させるための予め設定され
データを前記記憶回路から制御回路170は読み
出し、その読み出された所定のデータに基づいて
フイルム送りモータ27を停止させるようになつ
ている。従つて、品物Wの大きさに合せて長さ設
定ボリウム163を調節するだけで、品物Wの大
きさに応じてフイルムFは品物Wを包装するため
の最適な長さに切断されかつ最適な包装作業位置
Sに搬送される。 フイルムFが前記各押圧部62,63,77,
84により挾持されると、前記上動中の品物Wは
そのフイルムFに当接し同フイルムFを展張させ
ながら第2図二点鎖線位置まで押し上げられる。
この状態から連動杆128が下動され、後退位置
にある後折り込み部材115が前進を開始し、同
折り込み部材115によりフイルムFの後側の折
り込みが開始される。後側の折り込みが開始され
ると、制御回路170はフイルムFの切断長さに
対応して予め設定された後押圧部84の挾持時間
データを記憶回路から読み出し、そのデータに基
づいて最適なタイミングで後押え作動ソレノイド
85の通電を解除する。 続いて、後側の折り込みが開始され前記後押圧
部84のフイルム挾持が解除されることに伴つ
て、左右折り込み部材117によりフイルムFの
左右両側の折り込みが開始される。左右折り込み
部材117が互に閉じる方向に回動すると、載置
台99が下動を開始し、品物Wが後折り込み部材
115上に載りながら品物Wの下側において後側
及び左右両側からフイルムFの折り込みが行われ
る。そして、制御回路170はフイルム切断長さ
に対応して予め設定された左側及び右側押圧部6
2,63の挾持時間データを記憶回路から読み出
し、このデータに基づいて最適なタイミングで左
右押え作動ソレノイド69の通電を解除する。そ
して、フイルムFの前側左右両側部がタイミング
よく挾持解放されて左右両折り込み部材117が
前記左右押圧部62,63上方を通つて閉じる
と、前記載置台99は品物Wを前記後折り込み部
材115上に残して下動するとともに、フイルム
Fの後側及び左右両側は品物Wの下側に奇麗に折
り込まれる。 フイルムFの後側及び左右両側の折り込み動作
が完了すると、その完了時点で前記カム板141
がちようど一回転するようになつていて、前記作
動片159が一回転して前記位置マイクロスイツ
チ160がオンされる。制御回路170はこのオ
ン信号SG7の立上りに応答して駆動モータ14
4を停止させるとともに前記フイルム停止ソレノ
イド41の通電を解除させる。従つて、この時点
で前記品物Wは後折り込み部材115に載置され
た状態で静止されるとともに、前記各装置A1〜
A6が前記初期状態(ただし本実施例では前記中
央作動ソレノイド81は通電状態に保持してい
る)に復帰される。そして、次の品物Wが前記品
物供給装置A4の受台部91aの前側部への供給
を待つ。 次の品物Wが受台部91aに載せると、起動ス
イツチ97が再びオンされると、制御回路170
はこのオン信号SG6に応答して前記中央作動ソ
レノイド81の通電を解除し、前記フイルムFの
前側中央部の挾持を解放した後前記と同じ動作を
実行し各装置A1〜A6を再び駆動させる。そし
て、この各装置A1〜A6の駆動に基づいて次の
品物Wは走行部材96により搬送され、次の包装
のためのフイルムFも搬送を開始される。一方、
この時前記後折り込み部材115に載置されてい
る先の品物Wはコンベア134の駆動により前方
の前折り込み部材124に送り込まれ、品物Wの
下側においてフイルムFの前側が同前折り込み部
材124に当つて前方から折り込まれる。前折り
込み部材124はこの時ベルト123により品物
Wを前側のヒータ装置140に搬送するように駆
動されているので、品物Wが同折り込み部材12
4上を通過するときにはフイルムFの前側は品物
Wの下面にフイルムFの後側及び左右両側の折り
込まれた部分に重さなるように折り込まれる。 そして、前記後折り込み部材115が次の品物
Wの包装のために駆動装置A6により後退を開始
し、一方、包装された品物Wが前記ヒータ装置1
40に搬送されると、同品物Wの包装作業の一工
程が終了する。 このように本実施例では予め品物Wの大きさに
合せてフイルムFの長さを長さ設定ボリウム16
3で選択するだけで自動的にその選択した所定長
さにフイルムFを切断し、かつ同切断されたフイ
ルムFの長さに応じて最適な包装作業位置Sにセ
ツトすることができ、しかも後及び左右折り込み
部材115,117によりそのフイルムFの前及
び左右両側部を品物Wの下面に折り込む際、フイ
ルムFの長さに応じてそのフイルムFを挾持する
左右、中央及び後押圧部62,63,77,84
の挾持時間を最適な時間に自動設定することがで
きる。従つて、品物Wを奇麗に包装でき、しかも
作業者は品物Wの大きさに合せてフイルムの長さ
を決めるだけなので、前記左右、中央及び後押圧
部62,63,77,84の挾持時間をいちいち
設定する必要がなく準備作業の労力を解消するこ
とができる。 又、本実施例では、それぞれ補正ボリウム16
5,167を適宜調整すれば前記長さ設定ボリウ
ム161の選択に基づいて制御回路170の記憶
回路から読み出される左右押圧部62の挾持時間
のためのデータ及び後押圧部84の挾持時間のた
めのデータを個々に補正することができる。そし
て、その補正した挾持時間に基づいて包装作業を
実行することも可能である。 なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば品物Wが走行部材96により搬
送されている途中において、各種センサによりそ
の品物Wの形状、大きさを検出し、その検出に基
づいて制御回路170が同品物Wを包装するに必
要なフイルムFの長さを演算し、その演算値に基
づいて前記各種データを読み出すようにしてもよ
い。 以上詳述したようにこの発明は品物Wを包装す
る帯状のフイルムFと、帯状フイルムFを一定の
長さに切断するフイルム切断装置A2と、同フイ
ルム切断装置A2を作動させる切断作動装置と、
一定の長さに切断されたフイルムFを包装作業位
置Sに搬送するフイルム搬送装置A1と、同フイ
ルム搬送装置A1を駆動させるモータ27と、前
記包装作業位置Sに搬送されたフイルムFの前後
両側を挾持するフイルム押え装置A3と、同フイ
ルム押え装置A3を作動させるための押え作動装
置と、前記品物Wを前記包装作業位置Sに供給
し、その上面が前記フイルムFを展張するように
当接させる品物供給装置A4と、前記フイルムF
の前後及び左右両側部を前記供給装置A4により
供給された品物Wの下側に折り込む折り込み装置
A5と、前記品物供給装置A4と折り込み装置A
5とを駆動させる駆動装置A6とからなる包装機
において、フイルムFの切断長を指令するための
カツト長さ設定器161と、フイルムFの切断長
に対応して、前記切断作動装置を駆動制御するた
めのデータ、前記モータ27を駆動制御するため
のデータ及び前記押え作動装置を駆動制御するた
めのデータを記憶した記憶回路と、前記カツト長
さ設定器161からの信号SG1に基づいて前記
各データを記憶した前記記憶回路からフイルムF
の切断長に対応した所定の各データを読み出し、
そのデータに基づいて前記切断作動装置、モータ
27及び押え作動装置を駆動制御する制御回路1
70とから構成したことにより品物を奇麗に包装
することができるとともに包装作業のための準備
作業の労力を解消することができる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した包装機の概略側
面図、第2図は同じく概略正面図、第3図はフイ
ルム搬送装置の概略平面図、第4図は第3図のX
−X線概略拡大断面図、第5図及び第6図は前後
両押え部材によるフイルム挾持状態を示す部分断
面図、第7図はフイルム切断装置のブレーキ機構
を示す平面図、第8図は第7図のY−Y線断面
図、第9図はブレーキ機構のブレーキ状態を示す
図、第10図はフイルム切断装置の鋸刃の作動状
態を示す説明図、第11図は前押え部材を示す正
面図、第12図は同じく平面図、第13図は折り
込み装置の概略平面図、第14図は折り込み装置
の概略側断面図、第15図はコントロールボツク
スの平面図、第16図は電気回路図、第17図は
タイムチヤート図である。 包装機……A、フイルム搬送装置……A1、フ
イルム切断装置……A2、フイルム押え装置……
A3、品物供給装置……A4、折り込み装置……
A5、駆動装置……A6、包装作業位置……S、
品物……W、フイルム送りモータ……27、フイ
ルム停止ソレノイド……41、カツター作動ソレ
ノイド……51、前押え部材……61、左右押え
作動ソレノイド……69、押え板……76、中央
押え作動ソレノイド……81、後押え部材……8
3、後押え作動ソレノイド……85、駆動モータ
……144、カツト長さ設定器……161、長さ
設定ボリウム……163、制御回路……170、
フイルム……F。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 品物Wを包装する帯状のフイルムFと、 帯状フイルムFを一定の長さに切断するフイル
    ム切断装置A2と、 同フイルム切断装置A2を作動させる切断作動
    装置と、 一定の長さに切断されたフイルムFを包装作業
    位置Sに搬送するフイルム搬送装置A1と、 同フイルム搬送装置A1を駆動させるモータ2
    7と、 前記包装作業位置Sに搬送されたフイルムFの
    前後両側を挟持するフイルム押え装置A3と、 同フイルム押え装置A3を作動させるための押
    え作動装置と、 前記品物Wを前記包装作業位置Sに供給し、そ
    の上面が前記フイルムFを展張するように当接さ
    せる品物供給装置A4と、 前記フイルムFの前後及び左右両側部を前記供
    給装置A4により供給された品物Wの下側に折り
    込む折り込み装置A5と、 前記品物供給装置A4と折り込み装置A5とを
    駆動させる駆動装置A6と からなる包装機において、 フイルムFの切断長を指令するためのカツト長
    さ設定器161と、 フイルムFの切断長に対応して、前記切断作動
    装置を駆動制御するためのデータ、前記モータ2
    7を駆動制御するためのデータ及び前記押え作動
    装置を駆動制御するためのデータを記憶した記憶
    回路と、 前記カツト長さ設定器161からの信号SG1
    に基づいて前記各データを記憶した前記記憶回路
    からフイルムFの切断長に対応した所定の各デー
    タを読み出し、そのデータに基づいて前記切断作
    動装置、モータ27及び押え作動装置を駆動制御
    する制御回路170と、から構成したことを特徴
    とする包装機。 2 フイルム押え装置A3はフイルムFの前側の
    左右両側部を挾持する前押え部材61とフイルム
    Fの前側の中央部を挾持する押え板76と、フイ
    ルムFの後側を挾持する後押え部材83とから構
    成され、 前記押え作動装置はそれぞれ前記前押え部材6
    1、押え板76及び後押え部材83をそれぞれ別
    個に上下動させる3個のソレノイド69,81,
    85とから構成され、 前記記憶回路に記憶されたフイルムFの切断長
    に対応して押え作動装置を駆動制御するためのデ
    ータは前記前押え部材61を作動させるソレノイ
    ド69を駆動制御するためのデータと、前記後押
    え部材83を作動させるソレノイド85を駆動制
    御するためのデータとから構成されたものである
    特許請求の範囲第1項記載の包装機。
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