JPH07110658B2 - 糊付け装置 - Google Patents

糊付け装置

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JPH07110658B2
JPH07110658B2 JP62085072A JP8507287A JPH07110658B2 JP H07110658 B2 JPH07110658 B2 JP H07110658B2 JP 62085072 A JP62085072 A JP 62085072A JP 8507287 A JP8507287 A JP 8507287A JP H07110658 B2 JPH07110658 B2 JP H07110658B2
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gluing
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伸明 菅野
英一 松居
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば包装紙で被包した箱状商品のような物
品に糊付けする糊付け装置、詳しくは駆動モータの主軸
に対し不等速運動するプッシャにより物品を移送路上に
沿って移送しながら、この物品の所定位置に糊を塗布す
るものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の糊付け装置として、例えば実公昭59−72
02号公報に開示される如くプッシャとこれを作動せしめ
る駆動モータの主軸とをカム機構を介して連絡し、該プ
ッシャの間歇往復動を滑らかな不等速運動、好ましくは
加速度線図を変形正弦曲線にすることにより、商品の移
送を円滑にし定位置で正確に止められるようにしたもの
があり、更に例えば実公昭59−4887号公報に開示される
如く移送路の終端に糊液を収容せる糊つぼを左右に一対
配設し、これら糊つぼ内に昇降自在に取付けた糊付け板
を上動させその上面に糊液を付着して糊つぼ上に突出さ
せることにより、フラップ内面に当接して糊液が塗布さ
れるものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、このような従来の糊付け装置では、糊つぼ
の寸法がフラップの長さに対応して大きくなるため、重
く扱い難いと共に糊つぼから糊液がこぼれ易く周りの部
材に付着し、或いは糊液の液面管理や糊液の補給が難し
く、更には糊の塗布面が糊付け板の幅及び長さに限定さ
れるために塗布量の変更調整が容易ではない。
そこで、上記糊つぼ方式の不具合を解消するため、移送
中のフラップに糊付けガンで糊を塗布することが考えら
れる。
しかし、この場合には、フラップの幅方向全長に亙って
糊が塗布されるとフラップ折り込み時に糊がはみ出し汚
れるので、フラップの幅方向両端を適宜幅除いて糊を塗
布することが望ましいが、しかし従来のものはフラップ
がプッシャに押されて不等速移動するため、糊付けガン
の噴射タイミングが非常に難しく、更に包装紙や箱状商
品がサイズ変更されて大きさが変化したりプッシャを作
動せしめる駆動モータの回転速度を変速すると、その都
度、噴射タイミングを調整し直さなければならず、その
調整作業が非常に面倒であるという問題がある。
本発明は斯かる従来事情に鑑み、物品のサイズ変更や駆
動モータの速度変更に関係なく不等速移動する物品の所
定位置に糊付けガンで糊を塗布することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明が講ずる技術的手段
は、移送路の途中に配設された移送中の物品に向けて糊
を噴射する糊付けガンと、この糊付けガンの移送方向上
流側に配設された移送中の物品の通過タイミングを検出
するセンサと、プッシャを不等速運動させる駆動モータ
の主軸の単位時間当り回転数を検出する回転数検出手段
と、物品の少なくとも移送方向の外形寸法を入力する寸
法入力手段と、不等速運動するプッシャの運動変位とそ
れに対応する主軸の回転角度との関係を示す数表を記憶
する記憶手段と、上記回転数検出手段からの回転数及び
寸法入力手段からの外形寸法を読み込んでセンサの物品
検出タイミングにおけるプッシャの移動位置と物品への
糊付け位置まで移送された時におけるプッシャの移動位
置を演算する演算手段と、演算した物品検出時のプッシ
ャ移動位置及び糊付け位置のプッシャ移動位置に相当す
る主軸の回転角度を上記記憶手段に記憶された数表から
求める変換手段と、求めた主軸の回転角度と回転数検出
手段から読み込んだ回転数とで物品検出タイミングから
物品への糊付け位置までの遅延時間を演算する遅延時間
決定手段と、演算した遅延時間経過後に糊付けガンへ動
作信号を夫々出力する出力手段とを備えたことを特徴と
するものである。
〈作用〉 本発明は上記技術的手段によれば、回転数検出手段から
の回転数及び寸法入力手段からの外形寸法を読み込み、
不等速運動するプッシャで移送された物品をセンサが検
出することにより、物品検出タイミングにおけるプッシ
ャの移動位置と物品への糊付け位置まで移送された時に
おけるプッシャの移動位置を演算し、これらの演算結果
に相当する主軸の回転角度を、記憶されたプッシャの運
動変位とそれに対応する主軸の回転角度との関係から求
め、この求めた主軸の回転角度と回転数検出手段からの
回転数とで物品検出タイミングから糊付け位置までの遅
延時間を演算し、この演算した遅延時間経過後に糊付け
ガンへ動作信号を夫々出力することにより、糊付けガン
から移送中の物品へ糊が噴射されるものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く、胴糊付けとフラップ糊
付けとを一つの制御手段で制御するものである。
移送路(1)はその始端に包装口(1a)を有し、該包装
口(1a)の側方に包装紙収容部(2)を設け、この包装
紙収容部(2)から包装紙(a)を繰り出しベルト
(3)により包装口(1a)下に一枚宛給紙すると共に包
装口(1a)の後方に商品収容部(4)を設け、この商品
収容部(4)から箱状商品(b)を一個宛包装口(1a)
下に給紙される包装紙(a)の更に下方へ送り込む。
その後、商品(b)は包装口(1a)下に昇降自在に配設
したエレベータ(5)で上昇される際に包装紙(a)に
突き当り胴巻きされると共に、移送路(1)に沿って移
動自在に配設したプッシャ(6)で押動されることによ
り、該商品(b)の左右側面から突出する包装紙(a)
端部を側折りして上下フラップ(a1)(a1)(a2
(a2)を形成し、更に下部フラップ(a2)(a2)が上折
りされ移送路(1)終端近くまで移送された時には上部
フラップ(a1)(a1)のみが水平に突出する形態とな
る。
また、上記包装紙収容部(2)には包装紙(a)の左右
長さ寸法(A)に対応して手動調節可能なガイド(2a)
を、商品収容部(4)には箱状商品(b)の左右長さ寸
法L及び前後幅寸法Wに対応して手動調節可能なガイド
(4a)を夫々配設し、これら両ガイド(2a)(4a)の現
在位置をポテンショメータやロータリーエンコーダ等の
ガイド位置検出器(7)で読み取ることにより、上記寸
法A,L,Wを検出する。
本実施例では上記両ガイド(2a)(4a)の移動に同調す
るポテンショメータを夫々配置し、各ポテンショメータ
からその移動に応じた抵抗値を電圧に変えて出力し、更
にこの出力電圧をA/Dコンバータに入力させてディジタ
ル値に変えてから後述する制御回路(12)の入力インタ
ーフェース(12a)に送信することにより、包装紙
(a)の左右長さ寸法A,箱状商品(b)の左右長さ寸法
L及び前後幅寸法Wが自動検出される。
更に、前記繰り出しベルト(3)はその駆動プーリ(3
a)を駆動モータの主軸(図示せず)に伝達手段を介し
て連絡し、該主軸の回転により等速状に作動せしめ包装
紙(a)を等速で給紙させ、プッシヤ(6)は上記駆動
モータの主軸に伝達手段及びカム機構を介して連絡し、
該主軸の回転を滑らかな不等速運動に変換して間歇往復
動せしめ、このプッシャ(6)で移送される商品(b)
の移送速度を例えば加速度線図が変形正弦曲線となるよ
うに変化させて商品(b)が移送路(1)終端に至る時
には速度Oになり定位置で正確に停止するようにしてい
る。
これら繰り出しベルト(3)及びプッシャ(6)を作動
させる駆動モータは従来周知のものでその主軸を等速状
に回転させ、駆動入力の可変により無段状に変速せしめ
ると共に、該主軸の単位時間当り回転数nをロータリー
エンコーダやポテンショメータ等の回転角度検出器
(8)で求める。
本実施例では主軸の回転に同調してロータリーエンコー
ダを回転自在に設置し、主軸の回転角度に応じたパルス
数を後述する制御回路(12)の入力インターフェース
(12a)に送信することにより、主軸の単位時間当り回
転数nが演算して求められる。
一方、包装紙(a)が包装紙収容部(2)から包装口
(1a)下へ移動する通路の下方定位置及び商品(b)を
包被した包装紙(a)の上部フラップ(a1)(a1)が移
送路(1)に沿って移動する移送路(1)の下方定位置
には夫々糊付けガン(9a)(9b)(9b)を夫々設置す
る。
即ち、糊付けガン(9a)は、包装紙(a)の胴巻部を接
着するために、包装紙(a)の一側縁内面に糊付けする
位置に配置し、糊付けガン(9b)及び(9b)は上下のフ
ラップ(a1)(a1)及び(a2)(a2)の折り合せ面を接
着するために、その上部フラップ(a1)(a1)の端部側
内面に糊付けする位置に配置する。
各糊付けガン(9a)(9b)(9b)は夫々の噴射ノズルを
上向きにした状態で設置すると共にこれらを流通パイプ
(9c)(9c)を介して直列状に接続し、その糊付けガン
(9a)に供給パイプ(9d)を介して糊容器(9e)を接続
する。
糊容器(9e)内には例えば酢酸ビニル系エマルジョン
糊、詳しくは酢酸ビニル・エチレン共重合体,酢酸ビニ
ル・アクリル共重合体,アクリル共重合体などを主成分
とする糊(c)を収容する。
供給パイプ(9d)にはポンプ(9f),フィルター(9
g),圧力スイッチ(9h)を設け、そのポンプ(9f)に
よって糊容器(9e)内の糊(c)を加圧した状態で糊付
けガン(9a)(9b)(9b)へ供給する。
又、各糊付けガン(9a)(9b)(9b)の内部には糊を流
入せしめる流入口から噴射ノズルに供給する通路を開閉
するバルブ機構を設け、該バルブ機構を電磁バルブ(10
a)(10b)(10b)から供給される駆動用エアーで開閉
動作せしめることにより、糊(c)を噴射ノズルから上
向きに噴射し包装紙(a)の一側縁内面及び上部フラッ
プ(a1)(a1)の端部側内面に吹き付け塗布する。
更に、胴糊付けガン(9a)の包装紙(a)移送方向上流
側には包装紙移送通路を移動する包装紙(a)先端の通
過開始時及び包装紙(a)末端の通過終了時を検出する
センサ(11a)を配設し、フラップ糊付けガン(9b)(9
b)の商品(b)移送方向上流側には移送路(1)を移
動する上部フラップ(a1)(a1)前端の通過開始時及び
上部フラップ(a1)(a1)後端の通過終了時を検出する
センサ(11b)(11b)を夫々配設し、これらセンサ(11
a)(11b)(11b)からの検出信号を後述する制御回路
(12)の入力インターフェース(12a)に送信すること
により、各糊付けガン(9a)(9b)(9b)の噴射,停止
を制御させる。
制御回路(12)の構成を第3図に従って説明すれば、入
力インターフェース(12a)と、CPU(12b1),RAM(12
b2)及びROM(12b3)より構成されるマイクロコンピュ
ータ(12b)と,出力インターフェース(12c)とからな
る。
入力インターフェース(12a)は前記ガイド位置検出器
(7)からの寸法信号をCPU(12b1)へ出力するか、回
転角度検出器(8)からの角度信号を出力するか、或い
は各センサ(11a)(11b)(11b)からの通過開始停止
信号を出力するかの選択を行う。
ROM(12b3)にはCPU(12b1)を制御するプログラム,不
等速運動するプッシャの移動変位Pとそれに対応する主
軸の回転角度θとの関係を示す数表及び糊付けガンとこ
れを駆動させる電磁バルブの応答時間の電気的な送れ時
間や糊飛行時間等を合わせて求めた修正値α121,
β2345が書き込まれ、CPU(12b1)はこ
のプログラムに従って入力インターフェース(12a)よ
り必要される外部データを取り込んだり或いはRAM(12b
2)との間でデータの授受を行ったりしながら演算処理
し、必要に応じて処理したデータを出力インターフェー
ス(12c)へ出力する。
出力インターフェース(12c)はCPU(12b1)からの出力
信号を受けて前記各糊付けガン(9a)(9b)(9b)に夫
々接続する電磁バルブ(10a)(10b)(10b)のどれか
に通電し、これらバルブ(10a)(10b)(10b)を開閉
動作せしめて各糊付けガン(9a)(9b)(9b)に内蔵せ
るバルブ機構を開閉させるようにする。
ROM(12b3)に書き込まれているプログラムをフローチ
ャートで示す第4図のようになり、第4図に従って作用
の説明を行う。
胴糊付けの場合にはプログラムがスタートすると、マイ
クロコンピュータ(12b)は先ず入力インターフェース
(12a)へ角度信号を与え主軸の単位時間当り回転数n
(rpm)を演算し読み込む。
その後、包装紙検出センサ(11a)が包装紙(a)先端
の通過開始時を検出してONになり、この通過開始信号を
入力インターフェース(12a)が入力すると、マイクロ
コンピュータ(12b)は糊付け開始までの遅延時間U(m
s)を の式により演算し、このU時間後胴糊付け用電磁バルブ
(10a)を開動させ、包装紙(a)先端から所定間隔開
けて後の時点で糊付けガン(9a)からの糊(c)の噴射
を開始する。
この状態で、包装紙検出センサ(11a)が包装紙(a)
末端の通過終了時を検出してOFFになりこの通過終了信
号を入力インターフェース(12a)が入力すると、糊付
け停止までの遅延時間D(ms)を の式により演算し、このD時間後胴糊付け用電磁バルブ
(10a)を閉動させ、包装紙(a)末端から所定間隔前
の時点で糊付けガン(9a)からの糊(c)の噴射を停止
する。
また、フラップ糊付けの場合にはプログラムがスタート
すると、マイクロコンピュータ(12b)は入力インター
フェース(12a)へ角度信号を与え主軸の単位時間当り
回転数n(rpm)を演算し読み込むと共に、寸法信号を
与え包装紙(a)の左右長さ寸法A(mm),箱状商品
(b)の左右長さ寸法L(mm)及び前後幅寸法W(mm)
を読み込む。
その後、フラップ検出センサ(11b)(11b)が上部フラ
ップ(a1)(a1)前端の通過開始時を検出してONになり
この通過開始信号を入力インターフェース(12a)が入
力すると、マイクロコンピュータ(12b)は先ず包装紙
(a)及び箱状商品(b)の大きさに対応した上部フラ
ップ(a1)(a1)がセンサ(11b)(11b)により検出開
始した時におけるプッシャ(6)の先端位置P1の式により演算する。
そして、上部フラップ(a1)(a1)の所定位置が糊付け
開始位置まで移送された時におけるプッシャ(6)の先
端位置P2の式により演算する。
次に、ROM(12b3)に書き込まれた不等速運動するプッ
シャ(6)の運動変位Pと主軸の回転角度θとの関係を
示す下記数表から上記P1,P2に相当する主軸の回転角度
θ1を求める。
そして、糊付け開始までの延長時間U(ms)を の式により演算し、このU時間後フラップ糊付け用電磁
バルブ(10b)(10b)を開動させ、上部フラップ(a1
(a1)前端から所定間隔開けた後の時点で糊付けガン
(9b)(9b)からの糊(c)の噴射を開始する。
この状態でフラップ検出センサが(11b)(11b)が上部
フラップ(a1)(a1)後端の通過終了時を検出してOFF
になりこの通過終了信号を入力インターフェース(12
a)が入力すると、先ず包装紙(a)及び箱状商品
(b)の大きさに対応した上部フラップ(a1)(a1)が
センサ(11b)(11b)により検出終了した時におけるプ
ッシャ(6)の先端位置P3の式により演算する。
そして、上部フラップ(a1)(a1)の所定位置が糊付け
終了位置まで移送された時におけるプッシャ(6)の先
端位置P4の式により演算する。
次にROM(12b3)に書き込まれた前記数表からP3,P4に相
当する主軸の回転角度θ3を求め、糊付け停止まで
の遅延時間D(ms)を の式により演算し、このD時間後フラップ糊付け用電磁
バルブ(10b)(10b)を閉動させ、上部フラップ(a1
(a1)後端から所定間隔前の時点で糊付けガン(9b)
(9b)からの糊(c)の噴射を停止する。
また、本実施例では回転角度検出器(8)により包装紙
(a)及び上部フラップ(a1)(a1)の移動位置に対応
する主軸の回転角度を常時検出できるので、予め包装紙
(a)及び上部フラップ(a1)(a1)が何も異常なく供
給され各センサ(11a)(11b)(11b)を通過する際の
角度範囲を求めてこれをマイクロコンピュータ(12b)
に記憶させておき、この記憶された正常な角度範囲と実
際に通過する角度範囲とを比較すれば、包装紙(a)及
び上部フラップ(a1)(a1)移動の事故を感知すること
ができ、この異常時に各糊付けガン(9a)(9b)(9b)
の糊(c)噴射を停止させたりCRTで異常表示すること
ができる。
尚、前示実施例においてはフラップ糊付けガン(9b)
(9b)を移送路(1)終端近くに上向きに配設して水平
状に突出する上部フラップ(a1)(a1)下面に糊(c)
を塗布する場合を示したが、これに限定されず包装紙
(a)端部を側折りする時点で上部フラップ(a1
(a1)を鉛直状に折り上げ、これに糊(c)を塗布する
ように糊付けガン(9b)(9b)を側方に向けて配設して
も良い。
また、ポテンショメータ等のガイド位置検出器(7)で
包装紙(a)及び箱状商品(b)の外形寸法に対応して
調節されるガイド(2a)(4a)の現在位置を読み取るこ
とにより、寸法A,L,Wを検出したが、これに限定されず
例えばA,L,W寸法を直接キーパッドでマイクロコンピー
タ(12b)に入力させても良く、更にロータリーエンコ
ーダ等の回転角度検出器(8)で主軸の角度を検出し主
軸の単位時間当り回転数nを演算して検出したが、これ
も限定されず該回転数nを検出できればどのようなもの
を使用しても良いことは言うまでもない。
〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
回転数検出手段からの回転数及び寸法入力手段からの外
形寸法を読み込み、不等速運動するプッシャで移送され
た物品をセンサが検出することにより、物品検出タイミ
ングにおけるプッシャの移動位置と物品への糊付け位置
まで移送された時におけるプッシャの移動位置を演算
し、これらの演算結果に相当する主軸の回転角度を、記
憶されたプッシャの運動変位とそれに対応する主軸の回
転角度との関係から求め、この求めた主軸の回転角度と
回転数検出手段からの回転数とで物品検出タイミングか
ら糊付け位置までの遅延時間を演算し、この演算した遅
延時間経過後に糊付けガンへ動作信号を夫々出力するこ
とにより、糊付けガンから移送中の物品へ糊が噴射され
るので、物品のサイズ変更や駆動モータの速度変更に関
係なく不等速移動する物品の所定位置に糊付けガンで糊
を塗布できる。
従って、物品がサイズ変更されて大きさが変化したりプ
ッシャを作動せしめる駆動モータの回転速度を変速する
度に糊付けガンの噴射タイミングを調整し直す必要のあ
るものに比べ、物品のサイズ変更されても入力し直すだ
けで良く、調整作業が非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す糊付け装置の概要を示
す平面図、第2図は同側面図、第3図は制御回路の回路
図、第4図はフローチャートである。 a……物品(包装紙)、b……物品(箱状商品) n……主軸の単位時間当り回転数、P……運動変位 θ……主軸の回転角度、U,D……遅延時間 1……移送路、6……プッシャ 7……寸法入力手段(ガイド位置検出器)、8……回転
数検出手段 9b……糊付けガン、11b……センサ 12b1……演算手段、変換手段、遅延時間決定手段(CP
U) 12b3……記憶手段(ROM) 12c……出力手段(出力インターフェース)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータの主軸に対し不等速運動するプ
    ッシャ(6)により物品を移送路(1)上に沿って移送
    しながら、この物品の所定位置に糊を塗布する糊付け装
    置において、前記移送路(1)の途中に配設された移送
    中の物品に向けて糊を噴射する糊付けガン(9b)と、こ
    の糊付けガン(9b)の移送方向上流側に配設された移送
    中の物品の通過タイミングを検出するセンサ(11b)
    と、プッシャ(6)を不等速運動させる駆動モータの主
    軸の単位時間当り回転数(n)を検出する回転数検出手
    段(8)と、物品の少なくとも移送方向の外形寸法を入
    力する寸法入力手段(7)と、不等速運動するプッシャ
    (6)の運動変位(P)とそれに対応する主軸の回転角
    度(θ)との関係を示す数表を記憶する記憶手段(12
    b3)と、上記回転数検出手段(8)からの回転数(n)
    及び寸法入力手段(7)からの外形寸法を読み込んでセ
    ンサ(11b)の物品検出タイミングにおけるプッシャ
    (6)の移動位置(P1)(P3)と物品への糊付け位置ま
    で移送された時におけるプッシャ(6)の移動位置
    (P2)(P4)を演算する演算手段と、演算した物品検出
    時のプッシャ移動位置(P1)(P3)及び糊付け位置のプ
    ッシャ移動位置(P2)(P4)に相当する主軸の回転角度
    (θ)(θ),(θ)(θ)を上記記憶手段
    (12b3)に記憶された数表から求める変換手段と、求め
    た主軸の回転角度(θ)(θ),(θ)(θ
    と回転数検出手段(8)から読み込んだ回転数(n)と
    で物品検出タイミングから物品への糊付け位置までの遅
    延時間(U)(D)を演算する遅延時間決定手段と、演
    算した遅延時間(U)(D)経過後に糊付けガン(9b)
    へ動作信号を夫々出力する出力手段(12c)とを備えた
    ことを特徴とする糊付け装置。
  2. 【請求項2】前記物品が包装紙(a)で被包した箱状商
    品(b)であり、これら包装紙(a)及び箱状商品
    (b)の外形寸法を寸法入力手段(7)で入力し、移送
    中の物品の通過開始タイミング及び通過終了タイミング
    をセンサ(11b)で検出することにより、出力手段(12
    c)から糊付けガン(9b)へ動作開始信号及び動作停止
    信号を出力して箱状商品(b)に被包された包装紙
    (a)の所定位置に糊を噴射する特許請求の範囲第1項
    記載の糊付け装置。
JP62085072A 1987-04-06 1987-04-06 糊付け装置 Expired - Lifetime JPH07110658B2 (ja)

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JPS63258726A JPS63258726A (ja) 1988-10-26
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