JPH01501203A - 日本脳炎ウイルス及び類似ウイルスの診断及びワクチン - Google Patents

日本脳炎ウイルス及び類似ウイルスの診断及びワクチン

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JPH01501203A JP62506928A JP50692887A JPH01501203A JP H01501203 A JPH01501203 A JP H01501203A JP 62506928 A JP62506928 A JP 62506928A JP 50692887 A JP50692887 A JP 50692887A JP H01501203 A JPH01501203 A JP H01501203A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 日本脳炎ウィルス及び類似ウィルスの診断及びワクチン本発明は米国陸軍医学研 究および発展司令からの基金(契約番号DAMD 17−82−C−2237) を含む政府援助によりなされた。政府は本発明にいくらかの権利を持つ。
〔背景技術〕
本発明は日本脳炎ウィルス(JEV)に関連する核酸、診断試験、およびワクチ ンに関する。
JEVはヒトおよび家畜の双方において脳炎の原因となる7ラビウイルスである 。本出願においてJEVは、ヒトおよび他の動物に存在する本ウィルスのすべて の変異体および株(発病力があるものないもの両方)を包含する。その様な、株 の例はパネルジー〔イ/ディア/ジャーナルオプメディカルリサーチ83:24 3、(1986))により示されている。本ウィルスは主として極東に分布し、 シベリアから東インド、スリラン力、インドネシア化および中央部、ポルネオお よびフィリッピンにかげての沿海地域で多(流行する。特に中国で広まっており 、歴史的には日本においての衛生問題であった。
JEVを防ぐ事を意図したワクチンは日本人および中国人により発展されてきた 。それらはヒトおよび豚のごとき家畜の両方への使用を意図し化学的に弱毒化し た全ウィルス調製試料で構成されている。
現在のJEV感染の診断は免疫学的方法の使用を伴う、例えば、全ウィルス調製 試料を用いる標準ELISA(酵素結合免疫吸着剤検定)試験でウィルス抗体を 検出する〔ザイアロら、ウィルス インフェクション エックスチェンジユニL −づレターフォー サウスイースト アジア アンド ザ ウェスト パンフィ ック2ニア、(1984)) 〔発明の開示〕 本発明はJEVの診断およびそれに対する免疫法に使用するためのポリペプチド および核酸生成物を特色とする。ウィルス感染の診断はヒトまたは家畜のごとき 動物からの生物試料中の特定のウィルス核酸、特定のウィルス抗原または特定の ウィルス抗体の検出に基づいている。合成ウィルスタンパク質免疫原またはその ような免疫原をコードしているベクターの動物への接種により防御的抗ウイルス 抗体が誘い出される。
本発明はDNAまたはRN #’l−’J7くとも・1吋基対配列Ω配列を持つ 実質的に精製された核酸を特色とし、それは日本脳炎ウィルスの核酸配列に等し く対応するが、黄熱ウィルスの核酸配列に好適な実施態様においては、図1に示 した配列内のセグメントから10塩基配列が選択され、それは西ナイル熱ウィル ス(キャッスルら、パイロロジー149:10.1986 ;ウエングラーら、 パイロロジー147:264.1985 ;キャッスルらパイロロジー145: 227.1985)、またはミュレー渓谷ウィルス(グルガル)ら、ジャーナル オプモレキュラー バイオロジー 187 : 309.1986)、デング熱 ウィルスまたはセントルイス脳炎(SLE)ウィルス(ポーターフィールド、ト ガウィルス、シュレジンガー編、アカデミツクプレス、ニューヨーク、p13− 36.1980)の核酸配列には観察されないものである。
本発明の第一点はまた以下のごとき特色を示す:緊縮条件下日本脳炎ウィルスの 核酸と雑種をつ(るが前に掲げた関連ウィルスのものとは雑種をつくらない実質 的に精製された核酸:少くとも一つの抗原決定基を持つポリペプチドをコードし ている実質的に精製された核酸で、日本脳炎ウィルスがコードするタンパク質と は免疫学的に活性であるが、関連したウィルスによりコードされたタンパク質に は不活性であり:および日本脳炎ウィルスによりコードされているポリペプチド 配列(しかし黄熱ウィルスにはコードされていない配列)をコードしている実質 的に精製された核酸配列。
好適な実施態様においては、西ナイル熱ウィルス、ミエレー渓谷つイルスデング 熱ウィルスまたはSLEウィルスではコードされていないポリペプチド配列を核 酸配列がコードしており;コードされているポリペプチドは日本脳炎に対する免 疫防御を上昇させ;ポリペプチドは日本脳炎ウィルスのおもなエンベロープタン パク質(E)または非構造性タンパク質N51(NS1)に反応性を持ち;ポリ ペプチドは日本脳炎ウィルスのおもなエンベロープタンパク質(E)またはタン パク質NSIと実質的に同じであり;および、核酸はファージ、プラスミド、コ スミドまたはバキュロウィルス、ワクシニア、ロタウィルスおよびアデノウィル スのごとき真核生物ウィルスから選択されるベクター内に存在する。
本発明の第二点は前記の、またはJEVの核酸の一部に実質的に対応する実質的 に精製された核酸からの核酸の発現により合成される実質的に精製されたポリペ プチドを特色とする。好適なポリペプチドはヒトまたは家畜において防御的免疫 原となる。
本発明の第三点は、前記核酸をプローブとして提供し、試料中の核酸へグローブ がハイブリダイズするかどうかを決定する事を特徴とする生物試料の日本脳炎の 診断の方法を特色としている。好適な実施態様においては、試料は感染細胞また は感染生物から得られ;プローブは日本脳炎ウィルスの主なエンベロープタンパ ク質(E)または非構造タンパク質(NS1)の少(とも一部をコードしている 核酸から構成される。
本発明の第四点は前記ポリペプチドからなる組成物または前記核酸を動物に接種 する事により日本脳炎に対する防御能を上げるための動物の予防接種の方法を特 色とする。好適な実施態様においては、注射または混虫ベクターにより接種され ;予防接種は黄熱、西ナイル用脳炎、ミーレー渓谷脳炎、セントルイス脳炎また はデング熱に対する免疫を誘導し;動物とはヒト、家畜または鳥の事である。
本発明の第五の点は、前記抗原性ポリペプチドまたはこれらの抗原性ポリペプチ ドのために産生された抗体と免疫学的に反断の方法を特色とし;好適にはELI SA試験またはウェスタン プロットにより検出される。
JEVの核酸が単離およびクローニングされたため、JEV、およびもし望むな ら前記関連ウィルスからの分化JEV、に特異的な検定の考案が可能になった。
さらに、クローン化されたJEVを持っていれば、JEVゲノム゛のセグメント を核酸グローブとして使用し、ベクター内でそれらを発現せしめてウィルス抗原 を産生する事が可能であり、それゆえ、JEV検定に抗体を使用できる(これら の検定がJEVに特異的であってもな(でも無関係に)。これらの合成抗原は、 化学的に弱毒化したウィルスに較ベワクチンからのウィルス感染の危険性を減じ ているのでワクチンとして適している。
本発明の他の目的や利点は以下に記載する好適な実施態様および請求の範囲から 明らかにされよう。
〔発明を実施する為の最良の形態〕 最初に簡単に図面について説明する。
図 第1図はJEVゲノムの部分的な核酸配列であり;第2図はJEV cDNAの クローニングの図式的表現であり; 第3A、B図はJEVゲノムの図式的表現であり、タンパク質−コード領域、制 限酵素部位およびクローン上に存在するその領域を示している。
第4図はJEVゲノムのタンパク質コード配列およびλgt11組換え体中のc DNA挿入物部分の図式的表現であり:第5AおよびB図はpOEM −4中の JEv挿入CDNAの配向の図式的表現であり: 図6はモノクローナル抗体で実験したλgt1期換え体−感染細胞溶菌物のクツ 2シーブルー染色ゲルおよびウェスタンプロット分析の写真であり;抗大島菌ベ ーターガラクトンダーゼ、抗−JEV−Eタンパク質、および抗−JEV−Mタ ンパク質;“std″は分子量標準品を表わす。
図7は各々ベーターガラクトシダーゼまたはJEV−E−タンパク質へのモノク ローナル抗体で実験したλgt11組換え体−感染細胞溶菌液のクマッシーブル 染色ゲルおよびウェスタンプロット分析の写真であり; 図8はJEV−Eタンパク質の疎水度をグラフで表現したもので一連の57−1 クローンに存在するコード領域を示しており; 図9はHMAF(ネズミ腹水液)からアフィニティー精製した抗体で実験したJ EVピリオンタンパク質のウェスタンプロット分析の写真であり;および 図10はHMAFからアフィニティ精製した抗体で実験したJEV−感染蚊細胞 の溶菌物のウェスタンプロット分析の写真本発明の核酸の好適な起源はJEVゲ ノムである。図1に一つのJEVゲノムの核酸配列の実質的部分が示されている 。この配列によりコードされているタンパク質のアミノ酸配列はRNA配列の上 に標準1文字符号で与えである;遺伝子の位置はこのアミノ酸配列の上に示しで ある。他の適した核酸配列はJEVの核酸を少くとも10塩基対含み、関連する 黄熱ウィルスの核酸に1見0出されないものである。好適であるのは、西ナイル 熱ウィルス、ミュレー渓谷熱ウィルス、デング熱ウィルス、セントルイス脳炎ウ ィルスの配列にも対応しない配列である。
核酸はウィルスから以下に記載するごと(して得られ、所望のベクター中へ挿入 される。特異的プローブはこの核酸から誘導できる。特異的にとは、緊縮条件下 JEVのウィルス性核酸とのみ雑種をつくり、黄熱ウィルスのごときウィルスの ものとはつくらない領域をグローブが含む事を意味する。好適には、これらの条 件は西ナイル脳炎ウィルス、セントルイス脳炎ウイルスミュレー渓谷脳炎ウィル スおよびデング熱ウィルスの核酸とは雑種をつくらしめないであろ5゜緊縮条件 とは約15塩基対のプローブ核酸配列が少(ともグローブ配列の80%に対応す る配列を持つ他の核酸配列と雑種をつくらない条件を意味する。
JEVには特異的であるが関連するウィルスには特異的でないタンパク質コード および非コード配列の両方を含む他の核酸配列(例えば人工合成された)もまた 本発明に適している。このようなグローブはJEVゲノムから直接クローン化ま たは化学的に合成でき、ベクター上に存在せしめるかまたは直線状核酸分子とし て維持できる。このように、JEV内の天然の環境から単離され、通常それらを 囲む核酸から分離されたこれらのグローブはプローブとしてまたは発現ベクター 内で使用するために必要な程度まで実質的に精製される。
JEVゲノムのセグメントに対応する核酸は相補的DNA(cDNA)として調 製される。cDNAの収集またはライブラリー化はプラスミド、コスミドファー ジまたはウィルスのごとき所望のベクター内にできる。本発明に有益な核酸配列 の存在は、JEVの前記の領域への相同性の発見により、およびJEV未感染細 胞からのDNAへの雑種形成能の欠除により検出できる。さらに、発現ベクター (λgt11のごとき)も使用できる。これらのベクターはこれらのベクターを 含む細胞からウィルス抗原タンパク質の発現を誘起しそれはウィルスまたは個々 のフィルス性タンパク質に反応性がある抗体で検出できる。
そのようなJEVゲノムのライブラリーを2つ、およびスクリーニング方法の例 を以下に記載する。これらの例は本発明を制限するものではなく、この分野に精 通する者はJEV核酸な単離できる多くの他の技術があること認めるであろう。
更K、これらの方法はJEVの全ての株からの核酸の単離に適している事を理解 されたい。
以下の実施例−へ・ては(特定的ではあるが限定的ではない)cDNA技術を用 いてJEVゲノムがプラスミドベクター中にクローン化され、続いてλ−発現ベ クター中にサブクローン化される。λ−クローンは抗原性クイルメタ/バク質の 調製に利用され、それは続いて抗ウイルス抗体の調製に使用される。
10.9kbと推定されるJEVゲノム(ナカヤマ株)の約10kbがcDNA としてクローン化され、クローン化されていない部分は5′−末端の約430塩 基および3′−末端の450塩基に対応する。
実 施 例 1 : cDNA ライブラリー化された。ポリ−dGの尾を持っ たベクターを用いp B R3220貝1遺伝子のPst1部位へクローニング された。3′末端と相補的な一つのプライマーおよび5′末端から約2.5kb からの内部配列と相補的な他のプライマーから始まる2つの転写のサイクルを使 用した。第1の配列から約8.6kbの独特なc DNAが、第2のものからさ らに1.35kbのものが誘導された。図2を参照すると、レピックらにより記 載されたRNA抽出法により(レピックら:ジャーナル オブ バイロロジ−2 0:157 ; 1976およびラビングら、アメリカン ジャーナルオプ ト ロピカル メディスン アンド ハイジーン 32:577.19B5)ベロ細 胞上で増殖したJEVから正によれたウィルスRNAが抽出されている。RNA ゲノムの3′末端(3’−TTGTGTCCTAGA−5’)またはRNAゲノ ムの5′末端から約2.5kb離れた配列(3’−GACCTCGTGGTTT ACACCCT−5’、以下に記載されるがPM−6に存在する)K対応する合 成りNAプライマーを用いてcDNAのクローニングを開始する。
3′合成プライマー存在下、室温にて(20−25℃)10μgのJEV RN Aを50mM水酸化メチル水銀(5μりで10分間処理し、その後5倍モル過剰 のβ−メルカグトエタノールで反応を停止する。逆転写は50mMメリス/HC 1(pH83,42℃)、6mM M!jC1t 、100mM KCl、1m MdCTP、dGTP、dTTP、0.5mM(”P)−dATP(2キ:>  −リ/ ミ!J モ/’ )、2001’l/ml セラチア、5゜ユニットの RNA s i nおよび100ユニツトの逆転写酵素を含有するi o o  pgの反応液で室温で10分および42℃にて1時間実施する。20mM ED TA、pH80,0,2M NaC1に調整する事により反応を停止する。混合 物をクロロボルムで抽出し、10mM)リス/HCl5 pH8D、1 mM  EDTA、0.2M NaC1によるセファデックス−G100カラムにて分離 し、エタノールで沈殿せしめる。
図2の方法に従い(A)、第二の鎖合成のためのテンプレートは5mMクエン酸 ナトリウム、pH7,6,0,5mM EDTA中RNA:cDNAハイブリッ ド(250μg)を100℃にて2分間加熱し続いてすばやく氷水中で冷却する 事により調製される。第二鎖合成は100mMヘペスーKOHpH6,10mM  MgC1z 、2.5mM DTT、70mM KCl、1mMデオキシヌク レオチド三リン酸および25ユニツトのクレノ÷ブラクメント(DNAポリメラ ーゼ)を含有する1ooμlの反応液中16℃にて16時間実施する。20mM  EDTA、pHBf:)および0.2M NaCA’に調整する事により反応 を停止せしめ、続いてクロロホルム抽出し、セファデックスG−100カラムを 通過せしめた後エタノール沈殿する。
二重鎖DNA(d 5DNA)を100μノの50mMクエン酸ナトリウムI) H45,0,3M NaCA’、1mM ZnCA!tおよび0.5%グリセロ ール中37℃にて60分間500ユニツト/m1s−1ヌクレアーゼ処置する。
反応液を20mMEDTA、pH8に調整した後反応液をクロロホルムで抽出し 、七フアクリルS−1000カラムによるクロマトグラフィーによりdsDNA を大きさ別に分画し、500 bpsの長さ以下のフラグメントを除去し、担体 として10μIのカキグリコーゲン存在下エタノール沈殿せしめる。
分画したds cDNA(8−10n、!i’)は末端トランスフェラーゼを用 い3′末端にオリゴdaの尾を付ける。反応は140mMカコジル酸、KOHで pH7に調整した30mM)リス塩基、lmMCo Cl! 、 0.1 mM DTT、 100μl/1mlゼラチンおよび25mM dCTPを含有する5 0μlの反応液中で実施する。
反応液を25℃にて10分間インキュベートした後50ユニツトの末端トランス フェラーゼを添加して反応を開始する。2,4゜6.8および10分後に反応液 の一部(10μl)を取り、氷冷した10mMに添加し反応を終結せしめる。反 応液を70℃にて5分間加熱し、クロロホルム抽出、エーテル抽出し、エタノー ル沈殿を行う。
Pst−I部位にdGの尾を持つプラスミド・ベクターpBR322にューイン グランド ヌクレア)を当量のdCの尾を持つcDNAにアニール化し、常法に 従い大腸菌HQ1574(MC1061のrec A誘導体)を形質転換するの に使用する。
pBR322中のcDNA挿入片はAmp5TetR=+oニーを産生ずる為K bla遺伝子を不活性化するであろう。
図2の方法(B)を参照すると、PM−7挿入物は2〇−mar合成りNAプラ イマー(前記)からプライマー拡張により生成される。第二の鎖合成に先立って 第一の鎖合成過程からのRNA: cDNAハイブリッドが溶融されない点を除 いて本質的に前記の方法であり、それは0.5ユニツトの大腸菌RNaseHの 添加により実施される。得られるd s c DNAはセファデックスG−10 0カラムにより遊離ヌクレオチドから分離され、前記のごとく、形質転換のため のオリゴdcの尾を付ける。
+’ Te t RAmp S形質転換クローンはドツトプロット上のクロス− ハイプリダイゼータ3ンにより特徴付けられ、大きさおよび相関したクローン間 の重複領塚は制限分析により地図作りする。
cDNAクローンはクロス−ハイブリダイゼーションにより最初に分類し、制限 酵素スクリーニング検定を行う。いくつかのより大きいcDNAクローンの分析 を実施し、ゲノムの部分的な物理的地図を得た。ハイブリダイゼーション スク リーニングの結果は最初に集めたもののうち30%以上の挿入片−含有クローン がJEVゲノムと相関していなかった。4つのcDNAが本当にフィルス起源で あるとい5証拠はウィルスRNAとのノーザン ハイブリダイゼータ3ン検定に より確められた。第一段階のスクリーニングは電気泳動的に強化した完全長のウ ィルスRNAによるドツト−プロット法による。第二段階はその後ウィルス感染 および非感染ペロ細胞両方からの全RNAを用いて実施された。JEV配列に対 応するゲノムバンクの最終的証明は、DNA配列決定およびいくつかのコードさ れたタンパク質の同定によりなされた。
5cDNAクローンの構造は図3に示しである。cDNAは2.2から5.3k bの大きさの範囲にあり、−緒にすると独特の情報の10キロ塩基を明らかにす る。プライマー拡張分析の結果は、集められたクローン化JEV cDNAから ゲノムの5′および3′末端に存在する約430および450の塩基の短いセグ メントが失われてい゛る事を明らかにしている。
実、−;施 例 2 λgt11 ライブラリーλgt11はJEVクローンを 発現せしめるのに使用される発現ベクターである。DNAは独特なEcoRI部 位内へ挿入でき、それにより大腸菌1acオペロン プロモーターの制御下に置 かれる。発現は化学薬品IPTG(イソプロピルチオガラクトサイド)を使用し て誘導される。ここで、我々はこの特定の発現ベクターをJEVゲノムにコード されているタンパク質の発現に使用した。何故なら、それは多くの異った型のタ ンパク質の免疫学的同定に有益である事が証明されているからであり(ヤングら 、サイエンス222ニア78.1983;プロシーディン オプ ザ ナショナ ル アカデミ−オブ サイエンスU、S、戊乱旦:1194.1983)、他の 発現ベクターも同様に適したであろう。
ウィルスタンパク質コード配列の同定のため、JEVcDNAの無作意なフラグ メントを調製し、λgt11のlac Z遺伝子の独特なEcoRI部位にクロ ーン化し、組換え体のバンクを抗ウイルス抗体でスクリーニングした。適当な向 きで読み取りわ(内に挿入されたcDNAフラグメントを含むバクテリオファー ジ組換え体は挿入された配列をJEV−β−ガラクトシダーゼ融合タ/バク質の 形で発現するはずである。
ントを含むパイテリオファージ 2イブラリ−は、ナ/ペルグらの方法(プロシ ーディ/ オブ ザ ナショナル アカデミ−オプ サイエンス U、S、A、 81 : 3675.1984)をわずかに改良してλgt11内に調製された 。JEV cDNA含有プラスミドをMn十十存在下DNAaseIで消化し、 ・100塩基対(bp)から7.5Kbの大きさの範囲の無作意なフラグメント を得る。これらの7ラグメントは続いての消化から天然に存在するEcoRI部 位を保ii!するためEc立RIメチラーゼにューイングランド バイオラボ) で処理し、末端修復のためT4ポリメラーゼ(P、L、バイオケミカルズ)処理 し、EcoRI部位含有オリゴヌクレオチドリ/カー(GGAATTCC)を連 結し、Ec旦RI制限エンドヌクレアーゼで切断する。100 bpから5Kb の長さの72グメ/トをセファクリル5−ioo。
上分割して過剰のリンカ−を除去し、」≧oRI切断、子ウシ腸アルカリホスフ ァターゼ処理λgt11DNA(両方ともペーリンガーマンハイムCIAPまた は直接プロメガ バイオテクノロジー、マジソ/、WIから購入)内へ連結する 。
選択されたJEV−λgt11組換え体のサブクローンはJEV−2gt11D NAを特定の内部制限部位で切断し、JEVcDNAを再クロー化することで生 成せしめる。制限エンドヌクレアーゼ切断に続いてJEV−λgt11DNA7 ラグメントの混合物をT4DNAポリメラーゼ処理し、前記EcoRIリンカ− と連結し、」旦立RIで切断する(本来のクローンのJ旦立RI部位Q再生)。
混合物はその後CIAP−処理λg処理2内t11内−ン化する。
ウィルスタンパク質を発現する事ができ、即ちウィルス核酸を含むλgt11ラ イブラリー中のクローンを同定するため、組換え体ファージのライブラリーを大 腸菌株Y−1090のローン上で増殖せしめ、ヤングらの方法で(前記文献)免 疫学的にスクリーニングする、ただ保護(室温で30分間)および抗体インキュ ベージ:t/(室温で4時間または4℃で12から16時間)は3%BSA含有 20mM)リス、150mM NaC1、pH8,1(TBS)中で実施し、洗 浄は室温で15分間3回行う(1回目はTBS、2回目はT B S +0.1 %NP−40およびi終洗浄はTBS)。ファージプラークのニトロセルロース フィルターレプリカを保護し、ネズミ腹水液(HMAF、JEVタンパク質に対 する抗体を持つ、プラントら、7ミリカン ジャーナル オプ トロピカル メ ディスン アンドノ−イジーン16:339.1967)からのモノクローナル (mcAb s )またはポリクローナル抗体とインキユベートし、洗浄後、ア ルカリホスファターゼと結合した125 I−標識ウサギ抗−マウスIgGまた シキャギ抗−7?δIgGσへ・ラブ功)と(力や株式会社とフキ−5,=トす る;・フィルターを洗浄し、′使用したプローブに依存してオートラジオグラフ ィーにかけるか、または5−ブロモ−4−クロロインドキシルリン酸塩およびニ トロブルーテトラゾリウム含有ホスファター°ゼ基質混合物中でインキユベート する。0.5から5Kbの長さの範囲の挿入片を持つ7.500の組換え体の免 疫学的スクリーニングによりボリクP−ナルHMAFと反応する47のクローン を得た。0.1から1.OKbフラグメントから生成する4、000組換え体の スクリーニングにより更に44のHMAF−反応性組換え体を得た。2.OKb までの挿入片を含有するより大きなcDNAフラグメントから構成されているラ イブラリーからいくつかのクローンが得られるが、はとんどのクローンは500  bps長以下の挿入片を含んで(ζた。予備的分析はこれらの組換え体の2つ がEタンパク質抗原性決定基を発現するが90クローンの大多数はNS3タンパ ク質への抗原性決定基を発現する事を示した。
構造タンパク質をコードすると考えられる配列の発現を最大にする為、ゲノムの 5′末端を目標にしたλgt11ライブラリーを構築した。プラスミドPM7( pPM7、図6)の0.5から2Kbフラグメントで生成したこれらのライブラ リーの一つはJEVのEまたはMタンパク質のいずれかに対するモノクローナル 抗体と反応する120組換え体を得た。さらに24のHMAF−反応性組換え体 がゲノムの5′末端から生成したc DNAの小さなフラグメントのクローニン グによる第2のライブラリーから得られ、そのうちい(つかはEおよびM mc Absと反応性があった。これらのクローン化配列のい(つかを図4に示し、接 頭記号J7−またはJ−で標識した。
〔産業上の利用可能性〕
核酸プローブ JEV核酸は動物、鳥および昆虫全体およびそれらを起源とする細胞培養液中の ウィルス核酸の検出に有益である。すなわち、日本脳炎ウィルスの検出のための 診断プロ、−ブとして使用できる。一般にそれは核酸ハイブリゼータ3ン技術を 含む標準的な方法である。JEVの場合、ある診断法はヒト脳を髄液中のウィル ス核酸の検出を含む。例えば、一つの方法は試験材料からの核酸をメンブランフ ィルタ−のごとき固体マトリックスへ固定し、ウィルス核酸およびグローブがハ イブリダイゼーションできる条件下放射性標識DNAプローブとフィルターをイ ンキユベートし、その後メンブランフィルタ−上に存在する標識によりそのよう なハイブリダイゼーションを検出する。他の標識としては螢光分子および酵素的 −または免疫学的−検出のごとき他の生化学的化学的および物理的試薬が挙げら れる。
以下は一つの診断プローブの使用例である。使用するc DNAはPM−1と称 されるものであり、図3に示したPM−(5cDNAにほとんど対応する。本検 定は臨床試料中のJEV核酸をはっきり検出でき、JEV関連核酸を含まない試 料から区別できる。デング熱ウィルスは検出されないが、ミュレー渓谷ウィルス および西ナイル熱ウィルスの核酸は検出される。
精製されたcDNAフラグメントまたは全プラスミドは)−イブリダイゼーシッ ン実験に使用する為、ニューイングランドヌクレア(ボストン、MA)のニック  トランスレーションキラトラ用い、!!p−デオキクシチジン5′−三リン酸 (ミリモル当り300ci )にて放射性標識される。
転写ベクターpGEM−4はSF3およびT7RNAポリメラーゼの結合のため のブロモ−タ一部位を持つグラスミドで、プロメガ バイオチック(マジンン、 wI)から得られる。クローニングベクターとしての使用に先立ち、グラスミド DNAをPstIで制限し、続いて1ユニツトのアルカリホスファターゼで1時 間37℃にて処理し、フェノール:クロロホルム抽出続いて酢酸アンモニウム− エタノール沈殿を使用して再精製する。精製した未標RJEV cDNAフラグ メントはアニール化、連結し、犬鰻菌HB 101中へ形質転換する。挿入され たものを持つ細菌のクローンは放射性標識挿入DNAを用いるコロニーハイブリ ダイゼーションにより検出し、アムビシリンを含む(50μm//ml) L  B肉汁に接種する。16時間インキュベート後プラスミドDNAを分離し、挿入 DNAの配位を制限酵素分析により決定する。代表的な細菌培養は純粋培養法に より2度選択されている。
ミリグラム量の挿入物含有転写プラスミドDNA(鋳型DNA)は急速抽出法に より得られる。鋳型DNAは5alI制限酵素で直線状となし、フェノール:ク ロロホルム抽出、続いてノ酢酸アンモニウムーエタノール沈殿により再精製する 。転写反応はプロメガ バイオチック法に従い30ユニツトのRN A s e を含む10mMジチオスレイトール、50μCi”P−ウリジン5′三リン酸( ミリモル当り800 Ci)、500μM非標識リボヌクレオチ十゛[三リン酸 :(ATP、I(1:叩おlびcxr)Sおよび12μMウリジン5′三リン酸 から成る製造元より供給される転写緩衝液の反応混合物中1μIの鋳型DNAお よび15ユニツトのT7ボリメラーゼを用いて実施する。37℃にて1時間イン キュベーション後1ユニットのRQ I DNA5eを添加し、更に反応混合物 を15分間インキエペートしてDNAM型を分解する。放射性標識RNAはフェ ノール:クロロホルム抽出および酢酸アンモニウム−エタノール沈殿により精製 する。
一般に、RNAはそれが転写されろ対応するDNAよりプローブとしてはより感 度が高い。しかしながら、フラとウィルスは単一配向の非セグメント化RNA( および鎖状メツセンジャーRNA様RNAも)を有しているので、どの転写され たRNAプローブが検出ウィルスに対し的確な配向を持つかを制限分析を用い決 定する事が重要である。例えば、新規組換え体中の挿入PM−1の配向&礼5s tIを使用して決定される。プラスミドpEH1002およびpEH1005は 各々正および負の配向を持つ代表的なJEV cDNAm換え体である。(図5 )。
pEHIDO2プラスミドから誘導されるRNAはJEウィルスを検出できる( pEH1005プラスミドからのものはできない6 ) 適L f、: RN A 7’ o −7’ ヲ得る為、p EH1002ヲ” P−ウIJジン5′三すン酸存在下T7ボリメラーゼを用いて転写し、グローブ の相対的比活性を、起源の二重鎖プラスミドから産生されるニックトランスレー ジ1ン化プローブと比較する。一般に、転写反応はより比活性の高い核酸グロー ブを産生ずる。+12p−デオキシシ尤ジン5′、三リン酸を用いて放射標識し た二ツクトランスレーシヲンされたDNAはμg当り4.7 X 10” dp mの一部RNAグローブの平均比活性を持つDNAを産生じた。
感度試験の為のウィルスの調製は、フラビウイルスー感染細胞培養液上澄を10 0μl当り約100−200プラ一ク形成単位となるようにリン酸緩衝塩溶液( PBS)で希釈し、続いて連続的に2倍に希釈して行う。特異性試験のための標 本は使用前に1:2に希釈する。試料の一部(50または100#)を1oxs sc中3容量の6.15Mホルムアミドで処理し、15分間60℃にてインキュ ベートし、シュライシャー&ジェニル社製(キーン、N、H,)のBA45ニト ロセルロースP紙を備えた真空マニホールド器具のスロットに応用する。、P紙 は熱ランプ下乾燥せしめ、真空オーブン内で80℃で焼く。
オープン乾燥ニトロセルロー71紙は、前ハイブリダイゼーション緩衝液(90 mMクエン酸緩衝液、p H7,4,0,9MNaC1,0,1%フィコール、 0.1%ポリビニルピリドリドン、0.1%ウシ血清アルブミン、0.1%ドデ シル硫酸ナトリウム(SDS)および100μ97m1の変性サケ精子D N  A ’)で処理した後硫酸デキストラン(10mJ当りIN)およびml当り1 QScpmの標識cDNAグローブを加えた新しい前ハイブリダイゼータ1ン緩 衝液(使用前に5分間煮沸する)に溶液を交換する。袋を再び閉じ、さらに適当 な温度で16時間インキスペードする。インキュページテン終了後P紙を2XS SPE(IXSSPEは0.01Mリン酸緩衝液、p H7,4,0,15MN aC1および1mM EDTAである)中、熱シール袋内で70℃にて2時間、 1.0%SDS室温で2度、および2XSSPEO91%SDS 65℃または 2xSSPE、0.1%SDS室温で4度洗浄する。結合放射活性は螢光スクリ ーンとコダックX−OMAT XMフィルムで検出し、製造業者の指示による現 像までは一7011″にてインキユベートする。
24時間フィルム露光後、各々の場合において、JEVの8から16のプラーク −形成単位の低い量に対し、本試験は鋭敏であった。非感染細胞培養液上澄では 反応が起きてない事が確められた。
JEVに対し、pEH1005プラスミドから転写されたRNAは対応するニッ クトランスレーション化DNAよりも鋭敏であった。JEV核酸との強い反応が 6時間のX線フィルム露光後観察され、有意な弱い反応が密接に関連する西ナイ ル熱ウィルスで観察された。
図3および4には診断プローブとして有益なJEV核酸を含有する多数の他のク ローンを示した、例えばPM、J7およびJ系列のクローン。他のグローブもJ EV核酸から同様誘導されるであろう(特に、PM系列のクローンから)。もち ろん、EおよびNS1領域からのプローブは同様にJEVに特異的なプローブが 得られるが前に掲げた関連ウィルスには特異的ではない。プローブの特異性は、 その種々の核酸とのハイブリダイゼーション反応を比較する事により、またはJ EV配列に対応するか、黄熱ウィルス、ミエレー渓谷熱ウィルス、西ナイル熱ウ ィルス、デング熱ウィルスまたはセントルイス脳炎ウィルスのうちの一つのごと き他の関連するウィルスの核酸配列とは対応しない少くとも10塩基対の配列を 選択する事により実験的に決定できる。
このように放射性標識核酸グローブは一般的に日本脳炎ウィルスの敏速な決定に 適している。一般に、現在はJEVゲノムの種々の領域から高比活性のプローブ を産生する事が可能であり、それによりJEVの10ブラ一クー形成単位という 少量でも検出できる。転写ベクターは、ニック−トランスレーションされたDN Aグローブより高い比活性を持つ一重鎖RNAグローブの産生な可能にする。R NAプローブはニックートランスレージ17法を用いて産生されるプローブより より高濃度で使用でき、より容易に検出できる信号を与える。密接に相関したウ ィルスに対して試験する場合は一般的にDNAグローブの方がRNAプローブよ りより特異的である。
免 性ポリペプチドの生産 本発明に適したポリペプチドは、クローニングされたJEVの核酸、又はJEV の核酸と実質的に同一の核酸から生産される抗原性タンパク、及びそれらのタン パクに対する抗体を含んでいる。実質的に同一とは、生産されたポリペプチドが JEV又は類似ウィルスの少なくとも一つの抗体決定基に対応するアミノ酸配列 を有していることを意味している。これらのタンパクは、所望の宿主、例えば形 質転換又はトランスフエフシランされた原核もしくは真核細胞又は生物等の組み 換え体から単離することかできる。好ましくは、バクテリオファージ、グラスミ ド、コスミド((osmids)を含む発現性ベクター、及びワクシニア、レト ロ−、アデノ−、ロタ−ウィルスを含むホ乳類、植物、昆虫及び鳥類のウィルス で形質転換された細胞である。
その細胞は大腸菌、バシラス、カビ、植物又は動物宿主細胞でも良い。そのタン パクはJEV由来の純粋なタンパク又は他の非ウィルス性タンパクと結合してい るような融合タンパクでも良い。一般に、これらの抗原性タンパクはウィルス核 酸を発現性ベクター(例えば、2gN1)に挿入すること及び挿入された核酸を 発現させることによって生産される。抗体は、これらの抗原タンパクを精製する こと及びそれらを適当な動物に注射抗体を精製して、抗原タンパクに対するプロ ーブとして用いることができる。
組み換え抗原ポリペプチドが大腸菌内で生成される犬渦菌(E、coli )  −J E V混成タンパクであるようなりローン構築の例は前述されている。他 の例として、JEVタンパクとtrp E融合タンパクの構築の例がある。ウィ ルスcDNAの断片はpATHプラスミド内でtrp Eに融合され(Diec kmannら、J、 Biol、Chem、260 ; 1513.1985) そして精製されたベクターは大腸菌HB101に形質転換された。融合タンパク は生成され、そしてKleidらの方法(5cience 214 y1125 .1980)により培養液1リツター当たり20〜60rn9の収率で容易に精 製された。M及びE構造タンパクの部分並びに三つの主な非構造タンパク(NS I、NS3、N55)がこのような方法で発現された。
上記の融合タンパクは感染動物の体液内のJEVウィルスに対する抗体の検出に 役立つ。これらのタンパクは、例えばELISA、ウェスタンプロット法又は同 様の試験のような種々の標準的な形式におけるプローブとして使用することがで きる。
特に、JEV−E−及びN S 1− trp 、E融合タンパクの両方は、ヒ ト血清中の抗JEV抗体の検出に有効な抗原である。
一つの好適なELISA法は、プラスチックのマイクロタイタープレートの壁に 組み換え抗原を塗布すること、検定血清中の抗体を結合させること、及び第二抗 体と結合している酵素及び色原体酵素基質を用いて付着抗原−抗体結合体を検出 することからなっている。用いられる酵素はセエイヨウワサビのパーオキシダー ゼで、基質はオルト−フェニレンジアミンである。
以下の実施例はそのようなプローブの効果を示すためであり、例示としての意味 であり決して本発明を限定するものではない。
上記のtrp−JEV融合タンパクはELISA検定(EngvaJl。
Method in Enzymolog)’+ 70 ; 419.1980 )において有益である。それらは、JEVで免疫されたマウスの血清中に存在す るIgGクラスの抗体を検出できる;及びE−タンパクは異すった抗E−タンパ クモノクロナール抗体と結合できる。
ンビボで他のフラビウイルスのE−タンパク、及び無毒化JEVのそれらの幾つ かと交差反応する。E−タンパクはパンコックで得られたJEVに感染したヒト の血清中のIgGクラスの抗体検出に使用することができる。更に、これらの融 合タンパクは、マウスに注射したとき(完全7crイドアジエバントで乳状化さ れた5〜20μg)ELISAアッセイにおけるウィルス感染細胞からのタンパ ク;及びウェスタンプロット法における適当なウィルスタンパクに結合する抗体 の生産を誘導する。
第6図に示されるように、前に述べたように特定のベクターで形質転換された大 腸菌から得られたJEVタンパク及びJEV−β−ガラクトシダーゼ融合タンパ クはSDSを含むポリアクリルアミドゲル中で電気泳動された( Laemml i、 Nature227 :680.1970)。タンパクはTowbinら (Proc。
NatL Acad、Sci、U−8−A−76: 4350.1979)の方 法に従ってニトロセルロース膜に移された。ニトロセルロースへの移動(ウェス タンプロット法)はインキユベータM/緩衝液(20mMトリス、p H7,4 ,0,9%NaC1,i%BSA。
0.01%NaN3 )内で止め、イ/キーベージN/緩衝液で希釈された適当 な抗体(β−ガラクトシターゼ、JEV−E又はJEV−Mタンパクに対するモ ノクローナル)とインキユベータ、7し、洗浄用緩衝液(20mMl−リス、p  H7,4,0,9%NaCl、0.1%BSA、0.05%NP40.0,0 1%NaN、)で3回洗浄した。インキュベージ1ン緩衝液で希釈された+ts  1ウサギ抗マウスIgGと反応させた後、フィルターを洗浄用緩衝液で3回洗 浄し、乾燥し、そでオートラジオグラフィーを行った。全ての抗体のインキュベ ーションは室温で4時間又は4℃で12〜16時間であった。
多(の異なった組み換え体により生産されたJEV−β−ガラクトシダーゼ融合 タンパクの発現量の検定は、JEVの短いcDNAの挿入を有する組み換え体が 融合タンパクをより多く生産し、プラークアッセイにおいてより強い信号を与え ることを示している。これらのデータは、挿入されたJEVのc DNAの大き さ又はゲノムに広がった特定のウィルスの配列のどちらかがこれらの組み換え体 による融合タンパクの生産量を変化させていることを示している。
JEV−Eタンパクをコードする配列部分の予備分析は、特定のウィルスの配列 は大腸菌内でのβ−ガラクトシダーゼ融合タンパクの発現にとって好ましくない ことを示している。組み換え体J7−1及びそのサブクローンJ7−18及びJ 7−1人によって生産される融合タンパク量の比較は、特定の制限酵素作用部位 での開裂によりC−末端配列の除去がβ−ガラクトシダーゼ融合タンパクの蓄積 を10〜20倍増加させることを示している(第7図)。組み換え体J 7−I  S−2(J 7−ISからの挿入のフレーム内(in −frame )縦列 (tandem )複製を有している)による融合タンパクの効率的発現はウィ ルスcDNA挿大の大きさ単独では融合タンパクの蓄積量の決定に大きな変化を 与えないことを示している。第8図に示されるように、組み換え体J7−Is及 びJ7−IAによってコードされている融合タンパクの増加した発現は完全なE −タンパクの膜固着部分(疎水性部分)の除去と関連している。更に、この疎水 性配列を持っている全てのクローン(J7−1、J7−2、J7−5、J7−6 、J−101)はβ−ガラクトシダーゼ融合タンパクを低いレベルでのみ発現し ている。これらの結果は外来の疎水性配列の発現は大腸菌にとって毒性があると いう報告(Yelvertonら、5cience219 : 614.198 3)と一致している。
融合タンパクは免疫血清からの特定の抗体の分離にも使用することができる。そ のような方法には標準的な技術を使うことができる。これらの分離された抗体は ウィルス抗原の検出に用いることができる。実施例として、ウィルスの構造及び 非構造タンパクに対する抗体が単離された。
特定のJEV−β−ガラクトシダーゼ融合タンパクを認識する抗体は、次に示さ れるように、ニトロセルロースフィルターに固定された大腸菌のタンパクに結合 させることによってHMAFからアフィニティークロマトグラフィーによって精 製された。ニトロセルロースフィルターを10mM−IPTGに浸し、乾燥した 後、大腸菌株Y−1090上に密に撒かれた精製組み換えファージ(1500〜 5000 pfu/ 90mmプレート)上に置いた。4〜16時間のインキュ ベージシンに続いて、フィルターをTBSで洗浄し、TBS及び3%BSA中で ブロックして室温で4時間6%BSA及びTBS中で1 : 50HMAF希釈 液とインキュベージシンした。そのフィルターを各15分間4回洗浄シ、1回は TBS−(−12回はTBS及びo、i%NP−40でそして再びTBSで洗浄 した。特異的に結合した抗体は50mMグリシンHCI、pH2,3,500m M−Na CI。
0.5%ツィー720.0,01%BSAを含む緩衝液2ml中での60秒のイ ンキュベージシンの間にフィルターから溶出し、そして溶出物を直ぐに同じ体積 の100mM−Nat HPO。
で中和した(Smithら、J、Ce1l Bio+−99: 20.1984 )。溶出と中和を繰り返し、溶出物を一緒にして、2分の1の体積のTBS及び 3%BSAを含む溶液で希釈し4℃で保存した。これらの抗体はELISA検定 又は精製されたウィルスもしくはウィルス感染細胞から調製されたウェスタンプ ロット法における免疫反応性ウィルスポリペプチドの同定に使用することができ る。精製されたタンパクの他にも、λ7アージにより溶菌された大腸菌株Y−1 090の層から吸着される粗製の非精製大腸菌タンパクも免疫吸着物として使用 することができる。
抗体のアフィニティーによる精製の可能性はHMAFかもの抗体を精製するため にmcAb sと反応するJEV−λg、t11組み換え体を用いることによっ て示された。JEV−β−ガラクトシダーゼ融合タンパクは感染多重度2:1で 組み換えファージで感染した大腸菌Y−1089から調製された。溶原化大腸菌 を10mM−IPTOの存在下で60℃0Daooが0.5になるまで培養(1 ,5〜2.0時間)した。培養液を42℃にして15分間培養し、そして更に2 時間67℃で培養した。細胞を遠心分離で集め1%SDS、β−メルカプトエタ ノール及び1mM−PMSFを含むSDSサンプル緩衝液(前記のLaemml  i )に再懸濁した。タンパク抽出物が前述の方法に従って加熱、超音波破砕 、及び清澄化によって電気泳動用に調製された。これらのタンパクはウェスタン プロット法のために用いられ、HMAFからアフィニティーで精製された抗体で 検出される:レーンAはλgtll;BはJ7−8;CはJ7−!;;DはJ7 −2;EはJ7−15;FはJ7−1、又は精製されテイナいHMAF(レーン G)、抗Eモノクロナール抗体(レーンH)若しくは抗Mモノクロナール抗体( レーアI)で検出され;レー/Jはコマクーブルー染色ウィルス粒子タンパク調 製物である。ウィルス粒子タンパク及びフィルス感染細胞溶解物の両方から調製 されるウェスタンプロット法とアフィニティーで精製されたこれらの抗体の反応 性は、m c A b sと交差反応する組み換えタンパクの全てがHMAFと 同様の特異性を有する抗体を精製することができることを示した(第9図及び第 10図)。
第9図に示されるように、ウィルスタンパクとこれらのアフィニティーで精製さ れた抗体の反応性はクローンJ7−1(レーンF)及びJ7−2(レーンジはE タンパクの部分を発現し。
及びJ7−3(レーン0月1Mタンパクなコードし℃いる配列の部分を発現する ことな確証している。me A bsと異ってアフィニティーで精製された抗体 はJEV−λgt11組み換え体によって発現されろ複数のウィルス決定基と反 応し、ゆえに付加的な特定の免疫学的試薬を供給している。クローンJ7−3( Mmcabs と反応性しかしE mCAbSには反応性のない]と同じmcA b 反応スペクトルな示すクローンJ7−8(レーンB)の場合、アフィニティ ーで精製された抗体のデータはこのクローンがM及びEの両方の部分な含む融合 タンパクな生産することを示している。この結果は9つの抗E mCAbSによ って認識される抗原決定基とは別に抗原決定が有ることを示している。
JEVゲノムに対するクローンJ7−8の物理的マツピングは、それがJ7−3 と共通のMの部分、及び9つの抗E mcAbsと、反応するそれらから分離さ れているEの配列な含んでいることを示している。従ってこれらのアフィニティ ーで精製された抗体はJEV−λgtllクローン中で発現するウィルス配列の 同定のための特異的で有益な試薬を提供し及びウィルスタンパクに対する特異的 ポリクロナール試薬な提供する。
第10図に示されるように、構造及び非構造ウィルスタンパクの両方のための前 述の方法の使用が示されている。JEV構造タンパクの調製物はJEV感染ベロ (vero)細胞(前述のCo5tleら)から採取される勾配精製されたウィ ルス粒子(ViriOnJから得られた。JKVに感染後(感染多蓋度0.01 :1J80時間培養されたC6/36アエデス・アルボピクツス(Acdes  albopictus〕蚊の細胞の全タンパク抽出物は非構造タンパクの供給源 として細いられた。感染細胞は2%SDS 、50mM )リス、pH6,8中 にすりつけられホモゲナイズされ凍結された。電気泳動の直紡に、サンプルは1 %β−メルカプトエタノール及び1mMPMSFな含むSDSサンプル緩衝液( 前記のLaemmli )で希駅され、70℃まで加熱して15分間保持し、簡 単に超音波破砕を行い微量遠心分離機で5分間遠心分離を行って清澄化した。そ のタンパクはウェスタンプロット法にかけられそして各レーンからのタンパク( レーンAはλgtxx;BはJ−2;CはJ−15;DはJ−56;EはJ−4 9;FはJ−9;GはJ−101;HはJ7−1;IはJ7−6;JはJ7−s ;にはJ7−3;レーンL−Qは検出されたJEVの非構造タンパクの免疫学的 反応な表わしており:LはHMAF(1:3000希釈〕、OはHMAF(1:  1000希釈);Pは非免疫腹水液(1:3000希釈ハQは非免疫腹水液( 1:1000希釈);レーンRは蚊細胞溶解物からのコマシーブルー染色タンパ クである。ンをHMAFからアフィニティーで精製された抗体で検出した。
上記と同様の分析の組み合せ、アフィニティーで精製された抗体とウィルスタン パクとの反応の特異性、及び既知の反応性な有するアフィニティーで精製された 抗体との同定されていない免疫陽性クローンからのプラークの迅速な検査な用い ると。
多くの免疫反応性組み換え体によって認識されるウィルスタンパク配列を同定す ることが可能である。91の組み換え体(殆んどがウィルスのゲノム< pPM i 、 pPM2 、 pPM4及びpPM 5)からなるCDNAプラスミド から生じたライブラリーからHMAFで選択されたノのうち54個にコードされ ている免疫学的同一性はこれらの方法な用いることにより℃同定された。
これらの組み換え体の2つはEタンパクの部分を発現し;4つの組み換え体はN Siの部分を発現し;5つの組み換え体はNS1’の部分(MSIの分子量の大 きい形)を発現し;及び43の組み換え体はNS3の部分を発現する。
上記のように、ウィルス抗原に対する特異的抗体は容易に単離することができろ 。また5組み換えタンパクを1例えば、マウス、ウサギ及びヤギのような動物に 注射することによっても抗体を生成することができる。これらの抗体は標準的方 法によって単離され、ELISA試験、ウェスタンプロット法及び類似の検定な 用いることによってウィルス抗原を検出することに使用できる。
防御免疫原 本発明の免疫原は1例えばヒト、鳥類又は家畜化された動物のような動物に注射 されたとき免疫反応な引き起丁ことのできる組み換え抗原タンパクな含んでいろ 。タンパクは前述のようにして生産される。例示的な実施例は以下に示されてい る。好ましい組み換えタンパクはJEVのNSI及びEタンパクな含んでいる。
以下の実施例はこれらの組み換えタンパクの防御免疫原として機能する能力な示 している。
前記のtrpE=−融合タンパクな70イトの完全アジュバントで乳化し、5− 20μ?をマウスに注射した。抗体が生産され単離された。そして感染細胞のウ ェスタンプロット法において適当なウィルスタンパクと結合することが分った。
その抗体はヒトに感染するJEVQ無毒化することのできるモノクロナール抗体 と同等に機能することが示された。この試験におけるウィルスの無毒化は試験抗 体とのインキュページ町ンの後ウィルス調製物の感染性が消失することによって 示された。即ち、この抗体はウィルスに対する防御な提供している。
組み換えtrpE−JEVタンパクはJEV及びNSIタンパク断片に対する抗 体な誘導する。これらの抗血清は、マウスに腹腔内注射したときJEV感染に対 する受動防御を提供するモノクロナール抗体と特異性が共通する抗体な含んでお り、ゆえに免疫学的に防御的である。これら二つの抗体の機能的同等性はELI SA法及びウェスタンプロット法により℃示された。
他の冥施態様 他の冥施態様も次の請求の範囲内のものである。
防御免疫原の生産のための他の発現系はワクシニアのようなウィルスベクターな 含んでいる。DNAは、ウィルスがそのホムに容易に挿入することができる。従 って、特定のJEV配列を有する生きているワクシニアウィルスな動物に接種し 、JEVタンパクを発現させ、そしてそれによってJEまたは類似ウィルスに対 する免疫な誘導することができる。接種法は注射によるかまたは経口若しくは鼻 からの投与でもよい。
ヒトまたは家畜動物集団内でのJEVのレベルを減少させるのに使用できる一つ の方法は、保有宿主、例えば鳥類の免疫化からなっている。これは鳥類に本発明 の免疫原をコードしている特定の鳥類のウィルスを感染させること、それによっ て鳥類集団内に免疫な誘導すること、及びこの感染源から他の動物の感染を減少 させることによって行うことができるであろう。
JEVの特定の核酸配列な生産すること、又は抗原性タンパクを生産することは 、化学的方法な納いて行うことができる。
そのような合成化学物も不発明において有益である。
組み換えプラスミドベクターpP M−7’pt有する大腸菌株HBIOI は アメリカンタイプカルチャーコレクション (American Type C u1ture Co11ection )に寄託されており、その寄託番号は6 7192である。
出願人は、ここで発効される特許の終了時期、最後の菌株要求後5年、又は30 年のいずれか長い期間の前に菌が死滅したときはその菌株を交換しなければなら ない義務、及び寄託菌が公に利用できるようになる特許付与のとき寄託な公示す る義務について認識している。その時まで寄託菌は370FR第1−14条及び 3sUSC第112条の規定の下に特許長官の許可により利用できるであろう。
浄書(内容に変更なし) ウイノνスc DNA rr t!司製及u) 70−ニンデΔP冷tす→ 芋 E全なハ4フ゛す、ト、浄書(内容に変更なし) 浄書(内容に変更なし) A8COEFGHI J ABCOEFGHIJKLMNOPQ RFIG、10 手続補正書

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.黄熱病ウイルスの核酸配列とは一致せす、日本脳炎クイルスの核酸配列と一 致している少なくとも10個のDNA塩基対配列からなる実質的に精製された核 酸。
  2. 2.10個の塩基対配列が西ナイル川ウイルス若しくはマーレイ(Murray )バレーウイルスの核酸配列と一致しない、請求項1記載の核酸。
  3. 3.10個の塩基対配列がセントルイス脳炎ウイルス若しくはテンタ熱ウイルス の核酸配列と一致しない、請求項1記載の核酸。
  4. 4.10個の塩基対配列が第1図に示される配列に含まれている、請求項1記載 の核酸。
  5. 5.ストリンジェントな条件下で黄熱病ウイルスではなく、日本脳炎ウイルスの 核酸とハイブリッドを形成する実質的に精製された核酸。
  6. 6.核酸がストリンジェントな条件下で西ナイル川ウイルス若しくはマーレイバ レーウイルスの核酸とハイブリッドを形成しない、請求項5記載の核酸。
  7. 7.核酸がストリンジェントな条件下でセントルイス脳炎ウイルス若しくはテン グ熟ウイルスの核酸とハイブリッドを形成しない、請求項5記載の核酸。
  8. 8.黄熱病ウイルスがコードしているタンパクではなく、日本脳炎ウイルスがコ ードしているタンパクと免疫学的交差反応する少なくとも1個の抗原決定基を有 するポリベブチドをコードしている実質的に精製された核酸。
  9. 9.西ナイル川ウイルス若しくはマーレイバレーウィルスがコードしているタン パクではなく、日本脳炎ウイルスがコードしているタンパクと免疫学的交差反応 する少なくとも1個の抗原決定基を有するポリベブチドをコードしている実質的 に精製された核酸。
  10. 10.セントルイス脳炎ウイルス若しくはデング熱ウイルスがコードしているタ ンパクではなく、日本脳炎ウイルスがコードしているタンパクと免疫学的交差反 応する少なくとも1個の抗原決定基を有するポリベブチドをコードしている実質 的に精製された核酸。
  11. 11.黄熱病ウイルスではなく、日本脳炎ウイルスがコードしているポリペプチ ド配列をコート、ている実質的に精製された核酸配列。
  12. 12.西ナイル川ウイルス若しくはマーレイバレーウイルスではなく、日本脳炎 ウイルスがコードしているポリベブチド配列をコードしている実質的に精製され た核酸配列。
  13. 13.セントルイス脳炎クイルス若しくはテング熱ウイルスではなく、日本脳炎 ウイルスがコードしているポリベブチド配列をコードしている実質的に精製され た核酸配列。
  14. 14.ポポリペプチドが日本脳炎に対する免疫学的防御を引き起こす、請求項8 記載の核酸。
  15. 15.日本脳炎ウイルスがコードしているタンパクが該日本脳炎クイルスの主エ ンペローブタンパクE又は非構造タンパクNS−1である、請求項8又は11記 載の核酸。
  16. 16.ポリペプチドが日本脳炎ウイルスの主エンベローブタンパクE又は非構造 タンパクNS−1に実質的に同一である、請求項8又は11記載の核酸。
  17. 17.アージ、プラスミド、コスミド又は真核細胞のウイルスから選択されるベ クター内に存在する、請求項1,4,5,8,11又は14記載の核酸。
  18. 18.ペククーカバキュロウイルス、ワクシニア、ロタウイルス又はアデノウイ ルスである、請求項17記載のベクター。
  19. 19.JEVの核酸に実質的に一致する実質的に精製された核酸から生成された 実質的に純粋なポリペプチド。
  20. 20.請求項1,5,8又は11記載の核酸から生成される実質的に純粋なポリ ペプチド。
  21. 21.ポリペプチドがヒト又は動物体内で防御性免疫原性である、請求項19又 は20記載のポリベブチド。
  22. 22.請求項1,4又は5記載の核酸からなる核酸プローブを提供すること及び 該プローブがサンブル中の核酸とハイブリッドを形成するかどうかを検定するこ とからなる、生物学的サンブル中の日本脳炎診断方法。
  23. 23.サンブルが感染細胞又は感染生物から得られる、請求項22記載の方法。
  24. 24.プローブが日本脳炎ウイルスの主エンペローブタンパクE又は非構造タン パクNS−1の少なくとも一部をコードしている核酸からなる、請求項23記載 の方法。
  25. 25.請求項19又は20記載のポリペプチドを動物に接触することからなる、 日本脳炎に対する防御を引き起こすための動物の予防接種の方法。
  26. 26.請求項14記載の核酸を動物に接種することからなる、日本脳炎に対する 防御を引き起こすための動物の予防接種の方法。
  27. 27.接種法が注射である、請求項25記載の方法。
  28. 28.接種法が経口又は鼻からの投与である、請求項25記載の方法。
  29. 29.接種法が昆虫ベクターによる、請求項26記載の方法。
  30. 30.予防接種が他のフラビウイルスにより引き起こされる病気に対する免疫を 誘導する、請求項25記載の方法。
  31. 31.動物がヒト又は家畜化された動物である、請求項25記載の方法。
  32. 32.動物が鳥類である、請求項25記載の方法。
  33. 33.予防接種が他のフラビウイルスにより引き起こされる病気に対する免疫を 誘導する、請求項26記載の方法。
  34. 34.フラビウイルスが黄熱病ウイルス、西ナイル川脳炎ウイルス、マーレイバ レイ脳炎ウイルス、セントルイス脳炎ウイルス又はテング熱ウイルスから選択さ れる、請求項30又は33記載の方法。
  35. 35.動物がヒト又は家畜化された動物である、請求項26記載の方法。
  36. 36.動物が鳥類である、請求項26記載の方法。
  37. 37.請求項19又は20記載の抗原性ポリペプチド又は該抗原性ポリペプチド に対して生産された抗体で免疫学的反応性ポリベブチドを検出することからなる 日本脳炎の診断方法。
  38. 38.検出法がELIS試験又はウェスタンプロット法である、請求項37記載 の方法。
  39. 39.請求項19記載のポリペプチドと実質的に類似である化学的に合成された ポリペプチド。
  40. 40.請求項18又は19記載のポリベブチドに対して生産される抗体。
  41. 41.請求項39記載のポリペプチドに対して生産される抗体。
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