JPH01501122A - ヒレ肉取り方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒレ肉取り方法および装置 開示 本発明は骨を有する肉、ＩＷＫ賜肉、新鮮な貯蔵肉、豚等の肉からヒレ間取シす る方法およびこの方法を実施するための装置に関する。

骨を含む肉からヒレ間取シをするための機械を用いた方法ｔ：知られている。し かしながら、このような装置は構造上および実施上の双方においていくつかの欠 点を有している。

肉塊を貫くようにのびる中央骨、たとえばひな鳥の大腿骨のような骨を有する肉 塊からヒレ間取シをする際に生ずる一般的な問題は骨の形状にある。一般的にそ のような骨は直線状の管状骨からなり、その両端は関節等で膨らんでいる。この 関節は、骨から肉をプレスして除去するときにストッパとして物理的に作用し、 さらに機械的にヒレ間取シするｆＡＫ使用されるナイフが骨を切断する際に鈍く なシがちでわるため、ヒレ肉取りに際しての障害となる。

ヒレ肉取りの装置として、鶏肉の大腿骨および羽から自動的にヒレ間取シを行う 装置が知られている。この装置は、ヒレ肉取シ装置に肉塊を導くための上方にの びるビンを有する搬送バンドを備えている。しか・しながら、そのような搬送バ ンドでは、使用時に肉塊がビ／と搬送バンドとの間に突き刺さシ、装置の作動を 妨け、ついには作動の停止をもたらす。そのような装置のさらなる欠点は肉の骨 が損壊している場合でもそのことが考慮されないことである。加工される肉の骨 の３０〜４０％は損壊しており、このことはヒレ肉取り装置によって加工された 肉には許容しがたい程度のかなシの量の骨が含まれるという事実をもたらすこと になる。

また上記のような装置は次のような欠点を有する。すなわちこのタイプの装置に は調整手段がないので、小さな肉塊は充分に固定されず、その結果加工時に肉塊 は好ましくない方向に導びかれることになシ、他方大きな肉塊は前記のごとく搬 送バンドのピンにつまることになる。

他のヒレ肉取り装置として、骨から肉を除去する回転ナイフを備えたものがある 。この装置でもまた、たとえ分配器が装置の使用による損壊を減少させうるにし てもヒレ肉取り処理の前に骨が損壊さｎていることは考慮されていない。このタ イプの装置の１つの欠点として肉が回転ナイフによって細切りされる傾向からシ 、その結果肉全体をヒレ間取シすることが難しくなる。

第３のタイプのヒレ肉取り装置としてヨーロッパ特許出願第ＰＣＴ／ＡＵ８４１ ０Ｏ２４６号（国際公開第ＷＯ８５１０２３２０号）に記載されたものがある。

このタイプのヒレ肉取り装置は、処理された肉塊の骨から肉を除去するために高 圧の水を用いており、本発明とは異なる原理によっている。

しかしながら上記装置では肉の風味が容易に失われるばかシかヒレ間取シの処理 に際して遠心力によシ肉を骨からゆるませて除去するために肉塊を高速回転させ るため、肉塊を非常に強固に固定する必要があシ、このためヒレ間取シが面倒な ものとなっていた。

本発明は肉が付いた骨からヒレ肉取りするための方法を得ることを目的とするも ので、ヒレ間取シされた肉の全体が損壊することなく、肉塊の利用度が高くかつ 処理が容易に行える。よシ顕著な特徴は肉塊を貫通するようにのびる中央骨の関 節の１つが、ナイフ装置によシ骨から肉が削り取られる前に除去されることにあ る。

さらに本発明は前記した方法を実施するための装置を得ることを目的とする。こ の装置は添付図面の参照の下に以下に説明されている。ここで、 第１図は本発明に係る装置の実施例を示す。

第２図は第１図の装置のナイフ組立体を示す。

第３図Ｆｉ第２図のナイフ組立体のプレス位置を示す。

第４図はＩ！ＸＩ図の装置のホルダの実施例を示す。

第５図Ｆｉ＆１図の装置のホルダがナイフ組立体として形成されたホルダの他の 実施例を示す。

第１図に示す装置を使用する原、１つの関節だけがｂる肉塊を用いることが必要 である。このような肉塊は、肉塊の複数の関節のうちの１つを除去するか、また は骨のある肉塊を２つに分割して各部分が１つの関節を有するようにすることに よって得られる。

処理された肉塊の骨から肉を除去する際、関節はホルダ１の溝ａの中に置く。

この後の工程は自動的に行われ、そして好ましくは空気または水力によって制御 される。

肉塊を固定するため、ピストン２からなる固定装置が空気または水によって制御 され、関節肉をホルダ１の溝ａの中に確実に押しつける。

ヒレ肉処理の次の工程は、空気または水圧によって制御される２つのナイフ組立 体で同時にプレスすることである。ナイフ組立体は機械から前方に突出してプレ スする。これによって肉は骨から分離され、はぼ完全なヒレ肉が分離シ鳳−ト８ 上に落下するとともに肉が分離された関節は、ピストン２が関節を解放しかつ他 の肉塊を受けるために再び上方に移動するときに分離シュートの他の側に落下す る。

上記ナイフ組立体５は対４．４’、　５．５’で配置された４つのナイフからな シ、下側の対のナイフ４．４′は空気または水圧で制御されるアーム６に装着さ れ、他方上側の対のナイフ５．５′はばね７によりて回転自在に付勢されておシ 、この結果ナイフＦｉヒレ肉取りされる骨の形状および寸法に自動的に適合する 。なお、ナイフの形状は、互いにプレスされた状態で、第５図に示すように、骨 が適合する開口１０を形成になっている。

肉塊がピストン２によってホルダ１内に固定さし九後１アーム６は、固定された 関節のまわシの臆および肉をナイフ４．４’：　５．５’が切断するように互い にプレスされルＯアーム６の圧力は、たとえば２つのアーム６０間に装着された ピストン９によって変えることができる。

ナイフが互１ｙＫプレス嘔れた後、アーム６Ｆｉピストン２およびホルダ１に関 して前方に移動され、この結果内は骨からプレスされる。

他の実施９ＡＪにおいて、ホルダ１Ｆｉそれ自体でＶ字状のナイフを備えていて もよい。そのようなホルダに関節内全室くことにより、第５図に示すように、ピ ストン２が関節肉をＶ字状ナイフに固定するために関節肉を押しつける際、関節 付近の大部分の籐および＠？ｌが切断される。

ホルダ１Ｆｉ、なお、本発明による装置内に正しく位置決めするため溝すを備え ている。

本発明に係る装置および方法はまた、たとえ＃ｉ超音波処理または酵素破壊によ る靭帯の処理等、肉から骨をゆるめるための予備処理がされる肉にも使用でれる 。

本発明に係る方法および装置を用いることによシ、ヒレ肉取シをすることによる 肉のロスは、従来技術に比較してかなり減少し、同時にヒレ肉取りされたヒレ肉 からの腓骨がかなシ減少する。

また本発明では、処理後のヒレ肉はほとんど痛んでいないので、肉の品質が向上 する。

なお、あらかじめ肉塊の中央骨に広範囲にわたって損傷を与えておくことが有、 利である。こうすることによシ、ヒレ肉取シ処理を開始する前に肉ｊｉＬを２つ の破片に切断することができるからである。このようにすることにより破砕され た骨はとるに足シす、同時に肉塊の利用範囲がかなシ改善されることになる。

ｂｂ 手続補正書 昭和６３年１１月２１日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．肉が付いた骨、特に鶏肉、新鮮な貯藏肉および豚から１つの関節を固定しか つナイフ組立体の手段によって肉塊の骨から肉を除去することによつてヒレ肉取 りする方法において、ヒレ肉取りすべき肉塊を貫くようにのびる骨の端部におけ る関節の１つが除去され、かつ肉塊に対して直線的に移身可能な非回転ナイフに よって肉が骨から引っ張り取られまたは押し取られることによりヒレ肉取りされ 、肉が損壊を受けない状態で得られることを特徴とするヒレ内取り方法。
2. ２．前記端部の関節の１つが骨に近接して切断されることにより腱および軟骨の 大部分が除去されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. ３．端部の関節が固定装置に配置される際、他の端部の関節における腱の少なく とも一部が切断されることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. ４．肉塊が最初に２つに切断されることにより中央骨は完全な関節を有する破片 に切断されることを特徴とする請求項１または３に記載の方法。
5. ５．肉塊の中央骨から肉を除去する装置であつて、肉塊の骨から肉を除去するナ イフ組立体と関節を固定する固定装置とを備えたものにかいて、前記固定装置は 、肉塊の１つの関節を固定するためにホルダ（１）と共働するピストン（２）等 の押圧手段を有するホルダと、肉塊の中央骨から肉を削り取るナイフ組立体（３ ）と、前記固定装置に対して移動自在で前記ナイフ組立体が装着される可動フレ ーム（６）とを有することを特徴とする肉除去装置。
6. ６．ナイフ組立体は少なくとも４つの分離した削りナイフ（４，４′，５，５′ ）を備えていることを特徴とする請求項１に記載の装置。
7. ７．分離した削りナイフは少なくとも二対のナイフからなり、少なくとも一対の ナイフ（４，４′）は可動フレーム６に強固に装着され、他方少なくとも他の対 のナイフ（５，５′）は回転自在に枢支されかつ肉塊の中央骨に適合するように ばね（７）によって付勢されていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
8. ８．対のナイフ（４，４′，５，５′）はそれらの間に肉塊の中央骨にほぼ適合 する間隔を備えていることを特徴とする請求項５〜７に記載の装置。
9. ９．ホルダ（１）は肉塊の中央骨を受け入れるためのＶ字状のナイフを備えてい ることを特徴とする請求項５〜８に記載の装置。
10. １０．ホルダは交換自在であることを特徴とする請求項９に記載の装置。