JPH01500336A - シート材のストリップの表面からスケールを除去する装置 - Google Patents

シート材のストリップの表面からスケールを除去する装置

Info

Publication number
JPH01500336A
JPH01500336A JP50474886A JP50474886A JPH01500336A JP H01500336 A JPH01500336 A JP H01500336A JP 50474886 A JP50474886 A JP 50474886A JP 50474886 A JP50474886 A JP 50474886A JP H01500336 A JPH01500336 A JP H01500336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
blade
abrasive powder
shaft
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50474886A
Other languages
English (en)
Inventor
リプキン ユーリー ヴィクトロヴィッチ
イヴォディトフ アルベルト ニコラエヴィッチ
ダニロフ レオニド イワノヴィッチ
デリュースト レヴ ゲオルギエヴィッチ
ガルベル エデュアルド アレクサンドロヴィッチ
スボチン アナトリー ニコラエヴィッチ
アブラメンコ ヴィクトル イワノヴィッチ
Original Assignee
チェルポヴェツキ フィリアル ヴォロゴドスコゴ ポリテクニチェスコゴ インスチテュータ
チェルポヴェツキ メタルルギチェスキ コンビナート イメニ 50‐レティア エスエスエスアール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チェルポヴェツキ フィリアル ヴォロゴドスコゴ ポリテクニチェスコゴ インスチテュータ, チェルポヴェツキ メタルルギチェスキ コンビナート イメニ 50‐レティア エスエスエスアール filed Critical チェルポヴェツキ フィリアル ヴォロゴドスコゴ ポリテクニチェスコゴ インスチテュータ
Publication of JPH01500336A publication Critical patent/JPH01500336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/04Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
    • B21B45/06Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing of strip material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B31/00Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor
    • B24B31/10Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving other means for tumbling of work
    • B24B31/112Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving other means for tumbling of work using magnetically consolidated grinding powder, moved relatively to the workpiece under the influence of pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シート材のストリップの表面から スケールを除去する装置 発明の分野 本発明は、広義にはシートのローリング技術に関し、より詳細には、シート材の ストリップからスケール(さび、湯あか等)を除去する装置に関する。
発明の背景 化学的、機械的(流体作用によるものを含む)および他のスケール除去方法によ りあるいはこれらの方法を組合せた方法により、ストリップからスケールを除去 する作業が現在広く行なわれている。
しかしながら、これらの種々のスケール除去方法および技術には、ストリップの 表面から均・−にスケールを除去できるものおよびスケール除去装置の寿命が長 いものが存在しない。
例えば、機械的処理手段と化学的処理手段とを組合わせた装置であって、スケー ルを溶解するピックリ〉′グ浴(酸洗い浴)および非溶解性のスケ・−ル成分を 機械的に除去する装置を備えているスケール除去装置が、ストリップ表面のスケ ールを除去するのに使用されている(例えば、特願昭50−25893号参照) 。
しかしながら、この従来の装置は、100〜200mの長さの設置面積を必要と し、かつ、?yi雑な装置を備えている。また、化学的なスケール除去を行なう のに危険性のある蒸気を遊離するビンクリング液(酸洗い液)を大量に使用し、 産業生態学基準を害するものである。更に他の欠点は、ピックリング液の再生が 高価なことである。
カーボン含有量の多いステンレス鋼および他の特殊鋼について行なうピックリン グ(酸洗い)速度は小さいので、ビンクリング浴を通るストリップの移動速度も 低下させる必要があり、これが浴の効率に悪影響を及ぼしている。
他の公知の装置として、流体研摩材やニードルカッティング研摩粉等の機械的な スケール除去手段を用いたものがある(例えば、特願昭53−47053号、西 独間特許出願第2,556,221号、仏閣特許出願第2,438,507号、 特願昭54−9974号および米国特許第3.775,180号参照)。
先行技術によるこれらの装置に固有な共通点は、早期に摩耗し易い、エレメント を用いているため、スケール除去作業を行なう場合の装置の信頼性がないことで ある。またこれらの装置は、産業塵埃廃棄基準に触れないようにするため、外界 から確実にシールしておかなくてはならない。これらの装置の他の欠点は、スケ ール除去処理を行なうストリップ表面に大きな動荷重が生じることにあり、この ため、スケール除去処理されるが冷却加工され、金属スト・リップの定格強度特 性を低下させる原因となる。
また、幅広のシート材からなるストリップのスケール除去ffiなう別の装置も 公知である(例えば、国際用1i1PcT、、/84100029および仏閣特 許出願第8,412,150号参照)。
この装置はプロトタイゾとしで使用されたものであり、強磁性研摩粉を充填して おくためのチャンバを備えていで、該チャ:/ハ′には金属シートのストリップ を受入れかつ排出するためのスロットと研摩粉を充填しかつ放出させるためのボ ・−Fとが設けである。
この装置は更に、研摩粉に磁場を生じさせる電磁石と、少くとも2つの研摩粉圧 縮機構とを備えていて、各々の研11!粉圧縮機構にはプレートを支持するシャ フトが設けである。ブレードはその作用面がストリップの通過頭載に向いており 、またブレ・−ドの一端はシャフトに固定されていて、自由端はスケール除去さ れるストリップの表面に近接して配置されている。
前述の従来の装置に比べ、この装置には幾つかの長所がある。
すなわち、この装置によるスケール除去方法は生態学的にクリーンであること、 スケール除去される材料に冷間加工作用を及ぼさないこと、および早期摩耗し易 いエレメントは使用していないこと等である。
しかしながら、この装置に特有な欠点は、シャフトおよびブレードから1!磁石 が成る距離だけ間隔を隔てて配置されているため、磁気コアの反対側の極がエア ギャップによって閉鎖され°ζしまうことである。このため磁力の損失を招き、 ストリップのスケール除去を行なう研摩粉に作用する磁場の作用が著しく弱めら れるので、ストリップのスケール除去効率が低下されてしまう。
発明の要約 従って本発明の目的は、を磁石の極間のエアギャップを小さくすることによって スケール除去効率を高めることができるストリップからのスケール除去装置を提 供することにある。
本発明のこの目的は、強磁性の研摩粉を充填するためのチャンバであってスケー ルの除去をすべきストリップを受入れるためのスロットと排出するためのスロッ トとを備えているチャンバと、前記研摩粉を充填するためのボートおよび排出す るためのボートと、前記研摩粉に作用する磁場を発生させる!磁石と、少くとも 2つの研摩粉圧縮機構とを有しており、各研摩粉圧縮機構がブ!/−ドを支持す るためのシャフトを備えており、ブレードはその作業面がストリップの通る開城 に向くように前記シャフトに支持されておりかつブレードの一端は、該ブレード の自由端がスケール除去すべきストリップの表面に近付くことができるように前 記シャフトに固定されていて、ストリップの表面に研摩粉の押圧力を作用させる ことができるシート材のストリップからスケールを除去する装置において、前記 各シャフトが前記電磁石を収容しておくためのキャビティを備えており、電磁石 の磁極はスケール除去すべきストリップの通る領域の長さ方向に配置されており 、磁極の間の凹所14が前記ストリップの通る領域に向いており、前記シャフト は前記電磁石の凹所の形状と一致する凹所を備えていて、該凹所内には各シャフ トが固定されたブレードの端部が配置されていることを特徴とするシート材のス トリップからスケールを除去する装置によって達成される。
シャフトは、電磁石を収容するためのキャビティが設けであるため、シャフトと 電磁石とを1つのモジエラー組立体として構成することによって、電磁石の磁極 がスケール除去をすべきストリップの通る領域にできる限り近付き得るように電 磁石を配置することができ、従って磁気コアの極の間のエアギャップを小さくす ることができる。また、シャフトと電磁石とをこのように組合わせることによっ て、シャフトへのブレードの取付は位置をできる限り電磁石に近付けることがで き、これにより、正確な位置(すなわち、磁気コアの極の間のエアギャップが最 小になる位置であって、電磁石により発生される磁場が研摩粉に対して最強に作 用する位置)において、ブレードが研摩粉をストリツプの表面に押付けることが 可能になる。従って、このような構造により、スケール除去をすべきストリップ の表面に対する研摩粉の磁気的作用と機械的作用とを最も効果的に組合せること ができるので、スケール除去効率を著しく向上することができる。
更に、を磁石とシャフトとをこのように配置したことおよびブレードの固定端を シャフトに配置し、たことによって得られる効果は次の通りである。すなわち第 1に、ブレードの作業部分を凹所の一例において電磁石の一方の磁極の直前に位 置決めできるために、研摩粉に対する磁場の作用が最強である位置において、最 も簡単な方法で研摩粉を正確に圧縮できること、および第2に、ブレードをスケ ール除去をすべきストリップの表面との間に存在する研摩粉により占拠されたス ケール除去領域の凹所の他側で他の磁極により発生された磁場によって閉塞でき ることである。この閉塞作用は研摩粉の磁気圧縮作用のことであり、スケール除 去領域から研摩粉が流出するのを防止するためのものである。この研摩粉の流出 防止は、ストリップが垂直に移動するように構成された装置では、研摩粉が重力 の作用によって下方に流下する傾向があるために特に重要である。
このようにしてスケール除去領域から研摩粉が流出しないため、ストリップの表 面に対する研摩粉の作用(研摩粉の密度および押圧力に基く)が変化しないよう に維持され、このため、スケールの除去能力および効率が向上される。また、ス トリップの移動経路に沿って数対(対して2対)のブレードを配置して、消費さ れた研摩粉の交換のために装置を停止させることなく連続的にスケール除去作業 が行なえうように、ストリップに対してブレードが交互に作用するように構成す れば、各対のブレードの下方での前記磁気圧縮作用によってチャンバの内部を区 分する仕切りが不用になり、このため、装置を構造的に簡単にできるので、装置 の製造コストを低くすることができる。
本発明のスケール除去装置には、流体動カシリンダを更に設けておき、該流体動 カシリンダのハウジングをチャンバの壁に枢着しかつ流体動カシリンダのロンド を関連するブレードの自由端に連結して、シャフトの回転とは無関係にブレード の自由端をストリップの表面に向って移動できるように構成するのが望ましい。
ブレードを備えてたシャフトを回転することにより生じる研摩粉に対するブレー ドの押圧力が小さくて、ストリップの表面からスケールを充分に除去できない場 合には、流体動カシリンダを設け、シリンダのヘッド端の圧力を増大させること によって付加的な押圧力を発生させるとか可能となる。この結果、シャフトの位 置を固定しておき、ブレードをスケール除去すべきストリップに向って付加的に 移動させれば、研摩粉が更に圧縮されてストリップに作用する押圧力が増大され るので、ストリップの表面から充分にスケールを除去することができる。このた め、特に、スケールの機械的強度が大きい場合やスケールとストリップの表面と の間の接着力が大きい場合(このような場合は、特にストリップがステンレス鋼 や合金鋼で作られている場合に著しい)に、スケール除去効率を向上させること ができる。
更に、ブレードをその長さ方向に関して数個の部分から構成し、ストリップの両 側縁部に隣り合う両端の部分を、ストリップの表面に対して鋭角をなすように配 置することが望ましい。
かような構成にすることによって、ストリップの中央部に作用する研摩粉の押圧 力よりもストリップの両側縁部に作用する研摩粉の押圧力よりも大きくすること ができる。また、ストリップの両側縁部と対向するブレードの両端の部分が、ス トリップの表面に対して鋭角となるように構成することによって、研摩粉の押圧 力がストリップの両側縁部に向かうにつれて徐々に大きくなるようにすることが できる。このため、ストリップからスケールを除去できる能力および効率を向上 させることができる。なぜならば、金属ストリップに対するスケールの付着力は 、一般にストリップの中央部よりも両側縁部の方が強固だからである。また、ブ レードを数個の部分からなる構成にすることによって、例えばスケール除去をす べきストリップの幅仕様を変えるときに、ブレードの長さをストリップの幅に合 わせるべく、ブレードの両端の部分を容易に取換えることが可能になる。このよ うにブレードの長さをストリップの幅に合わせることによりスケール除去能力を 向上させることができる。なぜならば、もしもストリップの幅よりもかなり大き な長さをもつブレードを用いるものとすれば、ブレードによる押圧力の一部が、 ストリップの存在しない位置での研摩粉の圧縮に用いられてしまい、ストリップ に対する研摩粉の押圧力が無駄になってしまうけれども、ストリップの幅に合っ た長さのブレードを用いればこのようなことが生じないからである。
また、チャンバ内には、ブレードとストリップを排出するためのスロットとの間 でかつストリップの両側においてローラを配置しておき、該ローラを、スケール 除去すべきストリップの表面と平行な軸線のまわりで回転できるように支持し、 ローラの表面には前記回転軸線の方向に延在するスプラインを設けておくのが望 ましい。
このように構成することによって、ストリップの摩擦力と磁気的保持力とによっ てストリップが研摩粉を捕えることができるようになるため、スケール除去領域 内での研摩粉の密度の低下を防止することができる。また、ローラをストリップ の移動経路の方向とは逆の方向に回転することによって、ローラのスプラインに 捕えられた研摩粉がブレードとストリップとの間の作業領域内に運ばれる。これ により、作業領域からの研摩粉の逸出が補償されるので、作業領域内での研摩粉 の量および密度が変化しないように維持され、従ってスケール除去能力を向上さ せることができる。
また、ローラの回転軸線をストリップの表面と平行に配置することによって、研 摩粉をストリップの幅方向に均一になるようにしてスケール除去領域に戻すこと ができるので、ストリップの全幅に亘って均一なスケール除去を行なうことが可 能になる。
更に、各ブレードを円筒状のヒンジを介してそれぞれのシャフトに固定し、ヒン ジのスリーブには取付は面の長さ方向に延在しているスロットを設け、ヒンジの ジャーナルをブレードに連結しかつヒンジには平坦部を設け、前記スロットの幅 を、前記スリーブの直径と平坦部の深さとの差よりも大きくなるように構成する のが望ましい。
このように構成することにより、ボルトを用いることなくブレードをシャフトに 取付けることが可能になる。なぜならば、スロットの前方に平坦部を位置決めし ておけば、ジャーナルの厚さはスロットの幅よりも小さくなるため、ブレードを シャフトに対し自由に着脱することができるからである。平坦部をスロットに対 して90@の角度位置(この位置はブレードの作業位置に相当する)に位置決め した場合には、ジャーナルの厚さは直径に等しくなり(平坦部が側面にあるから である)、シャフトへのブレードの連結部は取外し不可能の状態になる。このよ うにして、シャフトに対するブレードの信鯨性がありかつ容易に取外しできるヒ ンジ連結を得ることができる。また、装置のサービスおよび補修に要する時間お よび労力を低減することができると共に、装置の非稼動時間を短縮できるので、 装置の効率を向上させることができる。
図面の簡単な説明 本発明の他の利点は、添付図面を参照して述べる本発明の実施例についての以下 の詳細な説明により明らかになるであろう。
第1図は、シート材のストリップからスケールを除去するための本発明の装置を 通過するストリップの通過面に垂直な方向に本発明の装置を断面した断面図であ る。
第2図は、研摩粉を圧縮する機構に、チャンバの壁およびブレードに枢着された 流体シリンダ装置を設けた本発明の別の実施例による装置を通過するストリップ の通路に垂直に断面した拡大垂直断面図である。
第3図は、数個の部分から作られたブレードの横断面図である。
第4図は、ローラを設けた本発明の別の実施例による装置の横断面図である。
第5図は、ブレードをシャフトに連結する組立体の横断面図である。
発明を実施する最良の形態 シート材のストリップからスケールを除去するための本発明の装置は、強磁性の 微粉すなわち研摩粉2を充満しておくためのチャンバ1 (第1図)を備えてい る。このチャンバlは非磁性材料で作られており、ストリップ5を受入れるスロ ット3と、ストリップ5を排出するスロット4と、該スロット4に整合して配置 されている、研摩粉2を充填するためのボートと、研摩粉2を排出するためのボ ート6とを有している。ボート6には、該ボート6を開閉するための弁7が設け である。スロワl−3の対向する外壁には、U字形をなす!磁石8が固定されて いる。該電磁石8はスロット3の内部に静磁場を発生して、強磁性の研摩粉2が チャンバ1からスロット3を通って流出することを防止している。
チャンバ1は、矢印Aで示すストリップ5の移動経路の方向に2対の電磁石すな わち上方および下方の電磁石9を収容している。
各対の電磁石9はストリップ5の両側に配置されており、スケール除去すべきス トリップ5の両面に静磁場が作用するように構成されている。
更にチャンバ1は2対の研摩粉圧縮機構10を収容しており、各研摩粉圧縮機構 10はブレード12を支持しているシャフト11を備えていて、ブレード12は その作用面がストリツプ5の移動経路の方に向いている。各ブレード12は、そ の一端がヒンジ13(特に第2図)によりシャフト11上に支持されていて、ス ケールを除去すべきストリップ5の表面にブレード12の自由端が近付くことが できるようになっている。
第2図に示すように、各シャフト11は電磁石9を収容するキャビティ (符号 a、b、c、dで示す区画)を備えている。ブレード12の取付点すなわちヒン ジ13は電磁石9のN極とS極との間の空間内に直接(従って電磁石9にできる 限り近付けて)配置されている。ヒンジ13をこのように配置することによって 、電磁石9のN極およびS極をブレード12の作用面にできる限り近接させるこ とができ、このため、ストリップ5のスケール除去を行なう作業領域(すなわち 、ブレード12とストリップ5との間に囲まれる空間)内での強磁性体の研摩粉 2にできる限り強い磁場を作用させることができるので、スケール除去効率を向 上させることができる。
スケールの除去作業領域内で研摩粉に対して磁場をより強力に作用させるため、 各電磁石9のN極とS極との間には、スケール除去すべきストリップ5の移動経 路に面した凹所14が設けである。このため1!磁石9の磁気コアはU字形をな しており、また、シャツ)11の断面形状は電磁石9の形状と一致する形状をな していて、シャフト11の凹所15の形状と電磁石9の凹所14の形状とが一致 している。このため、シャフト11に固定されたブレード12の端部(すなわち ヒンジ13)を、電磁石9のN極とS極との間の凹所14と一致するシャフト1 1の凹所15内に収容することが可能になる。従って、電磁石9の一方の極(第 2図の例ではN極)からの磁束φ1がブレード120表面の中央作業部分内でス ケール除去領域を通過するため、ストリップ5に対する研摩粉2の作用を最大に することができる。同時に、電磁石9の他方の極(第2図の例ではS極)からの 磁束φオによって、ブレード12とストリップ5との間の空間(研摩粉2で充満 された空間)の作業領域の下方の境界線が閉塞され、これにより、作業領域から の研摩粉2の逸出が防止されるので、スケール除去効果を高めることができる。
このように、ストリップ5に対して研摩粉2を押し付けるための2対の研摩粉圧 縮機構10の間を磁場で閉塞させることによって隔壁を設ける必要が無くなり、 このためチャンバ1の構造を簡単にできかつ重量を軽量化することができる。
第1図に示すように、各ブレード12の自由端はばね形のシラツクアブソーバ1 6に連結されている。該シラツクアブソーバ16はブレード12が作業位置にあ るときに自由の動(ことができ、従って、ストリップ5が破断している場合やス トリップ5の端部がブレード12の表面に当たる場合のような非常時に、研摩粉 圧縮機構10が損壊しないように防止することができる。
金属ストリップ50表面に強固に付着したスケールを除去する場合には、流体動 カシリンダ17(第2図)使用するのがよい。
流体動カシリンダ17のハウジング18がヒンジ19を介してチャンバ1の壁2 0に連結されており、該シリンダ17のロンド21がヒンジ22を介してブレー ド12の自由端に連結されている。このような構成により、シャフト11を回転 させるか否かにかかわりなく、ブレード12の自由端をストリップ5に向けて移 動させることができる。シャフト12の回転後に研摩粉2に対してブレード12 を作用させるべく加えられる力(第2図に矢印Qで示す)が、ストリップ5のス ケールを除去するには不充分である場合には、流体動カシリンダ17内に流体圧 力を発生させて、矢印ΔQで示す方向の付加的な力をロンド21に作用させる。
この力はブレード12に伝達されてシャフト11の回転とは無関係に、研摩粉2 に対して付加的な作用をなし、ブレード12の自由端を、第2図に一点鎖線で示 すように、ストリップ5に向って移動させる。
スケール除去効果を向上させるため、ブレード12は部分23.24 (第3図 )で構成されている0両端の部分23はストリップ5の側縁部25に近接して配 置されていて、ストリップ5の表面に対して鋭角αをなしている。かような構成 にしであるため、ストリップ5に作用する研摩粉2の押圧力が、ストリップ5の 両側縁部25の方向に徐々に大きくなるようにすることができる。これは、多く の場合に、ストリップ5の中央部よりも両側縁部の方が、金属表面に対してより 強固にスケールが付着していることに対処するためである。ブレード12の部分 23およびこれと隣接している部分24は新しいものと取替えることができ、か つ、各部分23.24はスケール除去をすべきストリップ5の幅に応じて種々の 寸法にすることができる。このことは更に、ブレード12と共にシャフト11を 回転させるべく作用する流体シリンダ26(第1図)の動力を効率良(使用する ことを可能にする。これらの流体動カシリンダ26から力を伝達するためのレバ ー機構は、第1図に示されていない。
スケール除去効果を向上させかつスケール除去効率を高めるため、ブレード12 とストリップ5を排出するためのスロット4との間においてチャンバ1内にはロ ーラ27(第4図)が配設されている。このローラ27は、ストリップ5の移動 経路の平面(ストリップ5の表面)と平行な軸線のまわりで、角速度ωで回転す ることができる。ローラ270表面には、ローラの軸線方向に延在しているスプ ラインPが設けである。ローラ27を移動するストリップ5に向って回転するこ とにより、チャンバ1内の存在する研摩粉2がローラ27のスプラインPに把持 されて、ブレード12とストリップ5とにより形成されるスケール除去領域に押 出される。このように研摩粉2を強制的に押出すことによって、ストリップ5の 摩擦力および保持力によって該ストリップ5に捕えられた多量の研摩粉2が逃出 する。ローラ27の回転速度は、ブレード12と研摩粉2との間の押圧力(Q+ ΔQ)および装置から出ていくスケール除去されたストリップ5のスケール除去 の程度の基いて、ブレード12とストリップ5との間の作業領域内で研摩粉2の マスが不変に維持されるように制御される。ローラ270回転中に、研摩粉2の 一部は、ローラ27とストリップ5に対して研摩粉2を押付ける機構すなわぢ研 摩粉圧縮機構lGのハウジング28との間の間隙tを通して押出される。このと きの研摩粉2の逸出は、研摩粉2に作用する重力および磁力によって妨げられる ために、無視できる程小さなものである。同時に、重力によって、ブレード12 とストリップ5との間のスケール除去領域への研摩粉2の供給が促進される。
ブレード12すなわち該ブレード12の部分23.24の点検、補修を容易にし かつ迅速に交換できるようにするため、各ブレード12は円筒状のヒンジ29( 第5図)によりシャフト11に固定されている。ヒンジ29のスリーブエレメン ト30の直径はDであり、該エレメント30は取付り面の長さ方向の幅nをもつ スロット31を備えている。また、ヒンジ29のジャーナル32はブラケット3 3を介してブレード12に固定されており、該ジャーナル32には深さhの平坦 部34が設けである。スロット31、スリーブ30、平坦部34およびジャーナ ル32の寸法は、次の関係を満足するように予め選定されている。
H”D−h<fi ここでHは、平坦部34が設けである箇所でのジャーナル32の厚さである。
このように構成することによって、ブレード12が作業位置に対して90″の角 度まで回転するときに、ブレード12をシ+フ)11から迅速に分離することが でき、かつ、ブレード12が作業位置にあるときに、シャフト11に対してブレ ード12を確実に連結することができる。研摩粉2の粒子がスリーブ30および ジャーナル32の表面上に落下することを防止するため、ブレード12とシャフ ト11との間には薄いばね鋼の板35が設けられており、該板35はボルト36 によりシャフト11に固定されている。
本発明の装置は次のように作動する。
第1図に示すように、チャンバlのスロット3.4にストリップ5が通される0 次に充填機構(図示せず)を用いて、チャンバ2を強磁性の研摩粉2で充満させ る。
シャフト11を回転させるための流体動カシリンダ26を作動しかつシャフト1 1のキャビティa b c d(第2図)内に収容された電磁石9のコイルを付 勢することによって、ストリップ5が移動される。これにより、次のような磁束 すなわち、ブレード12とストリップ5との間の作業領域内で研摩粉2に作用す る磁束φ、と、作業領域の底部においてブレード12の範囲外の研摩粉2に作用 する磁束φ8とが発位する。これらの磁束φ8、φ8により発生するvL場によ って、研摩粉2は自由流動性を失ない、比較的硬い固まりとなる。ブレード12 の取付は点すなわちヒンジ13ができる限り電磁石9に近接して配置されている ことおよび電 磁石9ON極とS極との間の凹所14と一敗するシャフト11の 凹所15内に収容されていることから、!磁石9ON極とS極との間のエアギャ ップが最小になり、このため、磁束φ4、φ8によって発生される磁場の強さは 最強になる。これにより、磁場を研摩粉2に有効に作用させて、研摩粉2の自由 流動性を失なわせることができる。
各シャフト11はシリンダ26によって同方向に同期的に回転するように駆動さ れ、これにより、!磁石9およびブレード12がストリップ5に向って移動され る。このため、ストリップ5に面したブレード12の作業面によって研摩粉2が 圧縮され、研摩粉2の流動性が失われた状態でストリップ5の表面に押付けられ るので、研摩粉の鋭いエツジによってスケ・−ルがストリップ5の表面から掻き 落される。
対向する両ブレード12が互に近付き合うと、ブレード12の前後にあるそれぞ れの!磁石9の極も互に近付き合う、このため磁極の間のエアギャブが小さくな って、磁束φ1が研!yJ2作用する強さが一層強大になる。チャンバ1を通っ てストリップ5が移動する間、ストリップ5の金属表面を覆っているスケールは 、対向する2つのブレ・−ド12の間の空間内に存在する研摩粉2の砥粒が磁場 の作用と機械的な圧縮力とによってストリップ5と相互作用するために、破壊さ れて金属表面から分離される。従ってスケールは、強磁性体からなる研摩粉2の 粒径の1/100程細かい粒径をもつ粉になってしまう、このため、粉砕された スケールの微小粒子が研摩粉の間の微小空間内に捕えられ、スケールが除去され たストリップ5がスロット4を通ってチャンバlから出て(る、ブレード12の 下側の磁束φ2によって生じる磁場により、研摩粉2がブレード12とストリッ プ5との間の作業領域から流出することが防止される。このため、作業領域はス トリップ50表面に対する研摩粉2の圧力をm読的に維持して、ストリップ5の 長さ方向に均一な圧力を作用させることにより、スケール除去能力を高めること ができる。
もしも、流体動カシリンダ26によってシャフト11を回転させることにより発 生される、研摩粉2に対するブレード12の押圧力Qの大きさが、スケールを破 壊できる程には大きくなくて、チャンバ1から出てくるストリップ5からスケー ルが完全には除去されていない場合には、加圧流体をシリンダ17のへラド端に 供給する。これにより、シリンダ1)のロンド21が伸長されて、ブレード12 の自由端がストリップ50表面に向って移動されるため、研摩粉2に対するブレ ード12の押圧力が増強されて、確実なスケールの除去を行なうことができるよ うになる。
数個所の部分から構成されたブレード12が互に近付き合うとき、ストリップ5 の側縁部25に近接した所でストリップ50表面に対して鋭角αをなすように配 置された両端の部分23は、ストリップ5に対して中央部分よりも小さな距離ま で近付けられる。
このため、研摩粉2がストリップ5に作用する押圧力を、ストリップの幅方向中 央部に比べ両側縁部の方が大きくなるようにすることができる0通常、スケール はストリップ5の幅方向中央部よりも両側縁部の方が強固にストリップのベース 金属に付着しているため、ストリップ50両側縁部に近い部分に研摩粉2による 大きな力が作用するように構成しておくことによって、ストリップ5の全幅に亘 って均一にスケールを除去することができる。
スケールの除去効果をより高めるためには、ブレード12とストリップ5を排除 するためのスロット4との間に配置されたローラ27を回転するための駆動装置 (図示せず)を付勢することによってストリップ5が駆動されるようにする。ロ ーラ27の回転方向は、該ローラ27の頂部に位置するスプラインPがストリッ プ5に向って動く方向(すなわち、第4図の例では時計回り方向)に選定される 。
ローラ27の上方のスプラインPにより捕えられた研摩粉2は、ローラ27とス トリップ5との間の空間内に押込められ、重力によって上方の対のブレード12 とストリップ5との間の作業領域内に下降される。これにより、ストリップ5に より捕えられた研摩粉2が、ストリップ5の摩擦力および磁気的保持力によって 作業領域から部分的に逃出するのを補うことができる。従って、上方の対のブレ ード12とストリップ5との間の作業領域内には常に一定量の研摩粉2が維持さ れるため、スケール除去すべきストリップ5の表面に対し研摩粉2が作用する押 圧力を一定に保つことができる。
スケールの除去処理条件に基いて予め定められた所定時間の経過後に、研摩粉2 に対する上方の対のブレード12の作用を中止し、次に下方の対のブレード12 を始動させて研摩粉2に対し作用させる。この目的のため、上方の対のブレード 12の流体動カシリンダ26の流体圧力および電磁石9のコイルに流れるt流を 徐々に低下させる一方、下方の対のブレード12の流体動カシリンダ26の流体 圧力および1f磁石9のコイルに流れる電流を徐々に増大させ、上方の対のブレ ード12から下方の対のブレード12に切換える間に両方の対の流体動カシリン ダ26および電磁石9が同時に作動するようにする。下方の対の流体動カシリン ダ26の流体圧力が上昇すると上方の対の流体動カシリンダ26の流体圧力が低 下し、このため、両方の対の流体動カシリンダ26の流体圧力は全体として一定 に維持される。下方の対の流体動カシリンダ26の流体圧力が最大になると、上 方の対の流体動カシリンダ26の流体圧力はゼロになる。同時に、上方の対の! 磁石9の付勢が解除されかつ下方の対の電磁石9がフルパワーで付勢されろ、こ れにより、下方の対のブレード12とストリップ5との間の作業領域におけるス トリップ50表面からのスケール除去サイクルが開始され、この間に、上方の対 のブレード12とストリップ5との間の作業領域において行なわれる前述の作動 が完全に繰返される。この後、弁7によりボート6が短時間開放され、大量の研 摩粉2がチャンバ1から排出される。下方の対のブレード12とストリップ5と の間の作業領域内に存在する研摩粉2は圧縮されかつ磁場により閉じ込められて この場所に留まっているが、上方の対のブレード12とストリップ5との間の作 業領域内にあってスケールにより汚染された研摩粉2は、ボート6から大量の研 摩粉2が排出されて既に空になっているチャンバ1内を、重力の作用によって下 方に流下する。
上方の対のブレード12の間の作業領域の自由空間には、大量の新しい研摩粉2 が、充填機構によってスロット3と一致するボートから充填される。これにより 次の作業を行なうための作業領域が準備され、スケール除去サイクルが繰返され る。このようにして、上下両対のブレード12の間で連続的に移動するストリッ プが交互に処理され、移動期間中に再封のブレード12によって同時にスケール 除去が行なわれる。
ストリップ5がチャンバlを通って移動するとき、電磁石8(第1図)が付勢さ れ、スロット3内に存在する研摩粉2を連続的に圧縮する。これにより、研摩粉 2がチャンバlから流出することが防止される。スケールで目詰まりされかつボ ート6から取出された研摩粉2は、循環・分離システム(図示せず)に送られ、 該システムによって乾燥したスケールが回収されると共にきれいになった研摩粉 2がボート4に送られて再使用される。
ブレード12の両端の部分23の予防的なメインテナンス、補修および交換を行 なう必要があるときには、次のようにしてチャンバ1からストリップ5を取出す 、すなわち、まず弁7を開放してボート6を通してチャンバ1から研摩粉2を排 出し、チャンバ10半部(例えば右側の半部)を回転して分離し、ブレード12 に近付き得るようにする0次いでポルト36を緩めて板35を取外し、ブレード 12を時計回り方向に90″回転する。これにより、ブレード12のヒンジ29 のジャーナル32は、その平坦部34が水平に近い位置を占めるようになる。こ れにより、平坦部34が位置している所のジャーナル32の厚さHの方がスリー ブ30のスロット310幅nよりも小さくなるので、ジャーナル32はブレード 32を備えたままシャフト11から自由に取外すことができるようになる。
シャフト11へのブレード12の再装着は、以上の手順とは逆の手順で行なわれ る。このようにブレード12を簡単に取外しおよび再装着できるので、装置の非 稼動時間を短縮することができる。
本発明のスケール除去装置は、ストリップからスケールを除去できる能力および 効率を向上させることができ、特に金属表面にスケールが強固に付着している場 合のスケール除去に有効である。
更に本発明の装置は、装置の非稼動時間を短縮できると共に装置のメインテナン スに伴なう費用を低減することができる。
産業上の利用性 本発明は、高速ストリップ製造ラインにおいて、ストリップの表面からスケール を除去するのに最も適している。
田瞭臘査報告

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.強磁性の研摩粉2を充填するためのチャンバ1であってスケールの除去をす べきストリップ5を受入れるためのスロット3と排出するためのスロット4とを 請えているチャンバ1と、前記研摩粉2を充填するためのポートおよび排出する ためのポート6と、前記研摩粉2に作用する磁場を発生させる電磁石9と、少く とも2つの研摩粉圧縮機構10とを有しており、各研摩粉圧縮機構10がブレー ド12を支持するためのシャフト11を備えており、ブレード12はその作業面 がストリップ5の通る領域に向くように前記シャフト11に支持されておりかつ ブレード12の一端は、該ブレード12の自由端がスケール除去すべきストリッ プ5の表面に近付くことができるように前記シャフト11に固定されていて、ス トリップ5の表面に研摩粉2の押圧力を作用させることができるシート材のスト リップからスケールを除去する装置において、前記各シャフト11が前記電磁石 9を収容しておくためのキャビティ(abcd)を備えており、電磁石9の磁極 (NおよびS)はスケール除去すべきストリップ5の通る領域の長さ方向に配置 されており、磁極(NおよびS)の間の凹所14が前記ストリップ5の通る領域 に向いており、前記各シャフト11は前記電磁石9の凹所14の形状と一致する 凹所15を備えていて、該凹所15内には各シャフト11に固定されたブレード 12の端部が配置されていることを特徴とするシート材のストリップからスケー ルを除去する装置。
  2. 2.流体動力シリンダ17を更に有しており、該法体動力シリンダ17のハウジ ング18は前記チャンバ1の壁20に枢着されておりかつ流体動力シリンダ17 のロッド21は関連するブレード12の自由端に連結されていて、前記シャフト 11の回転とは無関係にプレード12の自由端をストリップ5の表面に向って移 動させることができることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記ブレード12はその長さ方向に関して数個の部分から構成されていて、 前部ストリップ5の両側縁部25に隣り合う両端の部分23は、ストリップ5の 表面に対して鋭角αをなして配置されていることを特徴とする請求項1又は2に 記載の装置。
  4. 4.前記チャンバ1内には、前記ブレード12と前記ストリップ5を排出するた めのスロット4との間でかつストリップ5の両側においてローラ27が配置され ており、該ローラ27はスケール除去すべきストリップ5の表面と平行な軸線の まわりで回転することができかつ該軸線の方向に廷在するスプラインPが形成さ れた表面を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の装置。
  5. 5.前記端ブレード12は円筒状のヒンジ29を介してそれぞれのシャフト11 に固定されており、ヒンジ29のスリーブ30は取付け面の長さ方向に延在して いるスロット31を備えており、ヒンジ29のジャーナル32は前記プレード1 2に連結されておりかつ平坦部34を備えており、前記スロット31の幅nは、 スリーブ30の直径Dと平坦部34の深さhとの間の差よりも大きいことを特徴 とする請求項1、2、3又は4に記載の装置。
JP50474886A 1986-07-30 1986-07-30 シート材のストリップの表面からスケールを除去する装置 Pending JPH01500336A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SU1986/000074 WO1988000864A1 (en) 1986-07-30 1986-07-30 Device for descaling the surface of strip

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01500336A true JPH01500336A (ja) 1989-02-09

Family

ID=21617020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50474886A Pending JPH01500336A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 シート材のストリップの表面からスケールを除去する装置

Country Status (9)

Country Link
JP (1) JPH01500336A (ja)
AT (1) AT391431B (ja)
AU (1) AU588377B2 (ja)
BR (1) BR8607188A (ja)
DE (2) DE3690756C2 (ja)
FR (1) FR2607419B1 (ja)
GB (1) GB2202474B (ja)
SE (1) SE461322B (ja)
WO (1) WO1988000864A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3690765T1 (ja) * 1986-08-15 1988-10-06
WO1988006065A1 (en) * 1987-02-18 1988-08-25 Cherepovetsky Filial Vologodskogo Politekhnichesko Chamber for abrasive powder descaling of strip
EP0310683A4 (de) * 1987-04-21 1989-05-16 Cherepovets Volog Politekh I Gerät zum entzundern der walzbandoberfläche.
DE10301589B4 (de) * 2003-01-17 2007-12-06 Detlef Schneider Vorrichtung zum Abheben von Scheibenwischerarmen an Fahrzeugen
CN114643539B (zh) * 2022-03-09 2023-06-02 衡水冀鑫智能机械科技有限公司 一种高精度射砂机用储砂装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3958968A (en) * 1968-06-24 1970-12-17 Australian Iron And Steel Pty. Limited Process for cleaning metal strip
GB1277830A (en) * 1969-12-08 1972-06-14 Nippon Kokan Kk Method for removing solid contaminants from the surfaces of steel
DE2556221C3 (de) * 1975-12-13 1979-06-13 Th. Kieserling & Albrecht, 5650 Solingen Nadelfräser-Anordnung
JPS5347053A (en) * 1976-10-12 1978-04-27 Babcock Hitachi Kk Expansion fitting structure for heating pipe
SU878525A2 (ru) * 1977-02-10 1981-11-07 Предприятие П/Я А-1001 Устройство дл магнитно-абразивной обработки листового материала
FR2438507A1 (fr) * 1978-10-13 1980-05-09 Safian Matvei Procede de fabrication de lamines plats
SU1030056A1 (ru) * 1980-01-04 1983-07-23 Череповецкий Филиал Северо-Западного Заочного Политехнического Института Устройство дл очистки полосового проката от окалины ферромагнитным порошком
SU1022763A1 (ru) * 1982-01-06 1983-06-15 Череповецкий Филиал Северо-Западного Заочного Политехнического Института Устройство дл очистки поверхностей от окалины
BR8407322A (pt) * 1984-05-30 1986-09-23 Cherepovets Sev Z Zaochno Aparelho para remocao de crosta da superficie de uma tira laminada
DE3690765T1 (ja) * 1986-08-15 1988-10-06

Also Published As

Publication number Publication date
SE8800789D0 (sv) 1988-03-04
FR2607419B1 (fr) 1990-04-13
BR8607188A (pt) 1988-09-13
GB8805052D0 (en) 1988-04-27
GB2202474B (en) 1990-04-18
AU6336586A (en) 1988-02-24
ATA904686A (de) 1990-04-15
SE461322B (sv) 1990-02-05
GB2202474A (en) 1988-09-28
DE3690756T1 (ja) 1988-06-23
FR2607419A1 (fr) 1988-06-03
SE8800789L (sv) 1988-03-04
WO1988000864A1 (en) 1988-02-11
AU588377B2 (en) 1989-09-14
DE3690756C2 (de) 1990-07-26
AT391431B (de) 1990-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01500336A (ja) シート材のストリップの表面からスケールを除去する装置
US2597561A (en) Magnetic separator
CN111546167B (zh) 一种合金材质管件活接头铸造后处理工艺
JPH0340645B2 (ja)
KR100333236B1 (ko) 모래의표면에부착된물질을제거하기위한장치
US2736432A (en) Magnetic clarifier
CN218609849U (zh) 一种组合辊式除铁装置
SU1030056A1 (ru) Устройство дл очистки полосового проката от окалины ферромагнитным порошком
CN217964735U (zh) 一种铸造件用快速冷却装置
CN113315324B (zh) 一种电机用磁钢生产设备
US3584419A (en) Apparatus and method for cleaning hollow castings
CN111229462A (zh) 一种集成式金属矿物分选机
CN210646803U (zh) 石英砂磁选机
US5172748A (en) Device for the batch-wise preparation of loose material
JPH0663691A (ja) 鋳物砂の再生方法及び装置
US2889943A (en) Means for evacuating cars of the hopper type
CN210757217U (zh) 一种镀锌用履带式抛丸清理机上料装置
CN220111307U (zh) 一种旋转式自清理永磁除铁器
CN214192681U (zh) 一种磁分离机的布水装置
CN210024753U (zh) 一种耐磨球的砂处理装置
CN217569694U (zh) 一种方便清理的抛丸机磁选分离装置
CN211638246U (zh) 一种具有振动底座的连铸支撑辊
CN213728446U (zh) 一种车间粉尘高效过滤装置
CN111266536B (zh) 一种熔模铸造型芯
CN219652073U (zh) 一种球阀阀芯加工设备