JPH0148858B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0148858B2
JPH0148858B2 JP22309283A JP22309283A JPH0148858B2 JP H0148858 B2 JPH0148858 B2 JP H0148858B2 JP 22309283 A JP22309283 A JP 22309283A JP 22309283 A JP22309283 A JP 22309283A JP H0148858 B2 JPH0148858 B2 JP H0148858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
decorative board
bending
resin
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP22309283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60115428A (ja
Inventor
Kazutoshi Fujii
Rikizo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP22309283A priority Critical patent/JPS60115428A/ja
Publication of JPS60115428A publication Critical patent/JPS60115428A/ja
Publication of JPH0148858B2 publication Critical patent/JPH0148858B2/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化性樹脂化粧板、(以下化粧板
という)の内曲げ加工方法に関するものである。
化粧板のボストフオーム加工は、基板の曲面にそ
つて曲げ加工される。外曲げの場合、曲面にそつ
てたとえば第1図のようにイ,ロ,ハと端から順
に圧着することができるが、内曲げの場合、第2
図のようにイ,ハが先に接触し、ロを圧着するに
はかなり大きな圧力を必要とし、圧締ロールのベ
ンデングや基板の反り等により圧力ムラを生じ易
く曲面の接着不良を生じやすい。またポストフオ
ーム加工は、化粧板を高温に加熱し曲げ加工と同
時に基板に圧着するが、内曲げ加工の場合、冷却
時化粧板の収縮により第3図に示すように曲面か
らはなれる方向に応力が働き、曲面の接着不良を
助長する。このように接着不良が生じ易いため曲
面の加工も精度を要し、特に両端の剣先になる部
分の加工がむづかしい。そのため第4図に示すよ
うな埋込み等の工夫がなされているが、このよう
な加工は工数がかかり量産には向かない。このよ
うな欠点を改良するため、内曲げ部分基板と化粧
板との間にできる空隙に樹脂を注入する方法がと
られているが、この方法では両端のシールが問題
で粘土をつめる等工数が多くかかる。また空隙の
ままにしておくため、ポストフオーム加工する際
押し型の形状によつて決まる。したがつて種々の
形状(曲率)がある場合、その形状に合せた押し
型を用意しなければならない。
本発明は種々の曲率の内曲げ加工を効率よく行
うとともに、両端のシールも同時に行う方法を提
供することにある。
本発明を実施する場合の一実施例を図面により
説明する。
たとえば第5図に示すように、2枚の基板材が
つき合わされた基板1の両端に所望の曲げ形状に
近似した曲面及び適宜の幅(通常10mm程度)を有
するブロツク状コーナー材2を取付け、さらに樹
脂脂注入口5を基板のコーナー部付近にあける。
コーナー材としては、木を削つたもの、ゴムの成
形品等も使用できるるが、市販の発泡スチロール
の面材を使用すると安価で、かつむつかしい加工
を必要としない。両端にコーナー材を取り付ける
とにより、曲げ加工時化粧板はコーナー材の曲面
にならうため、押型は最小曲率に合せておけば
種々の曲率の内曲げ加工を同一の押型で加工が可
能となる。このコーナー材表面に高粘度の合成樹
脂4を塗布しておけば、内曲げ加工時化粧板3
と、コーナー材2及び基材1との間隙がこの高粘
度の合成樹脂で充てんされ、曲げ加工と同時に両
端のシールが可能となる。シールされた状態を第
6図に示す。高粘度の合成樹脂としては、たとえ
ば木工用に一般的に使用されている酢酸ビニル系
エマルジヨン型接着剤やシリコーンコーキング剤
等でもよいが、一般には揮発分が少なく、常温で
ゆつくり硬化するタイプのエポキシ系接着剤が良
い。このように曲げ加工とシールを同時に行つた
ものは曲げ加工後ただちに樹脂注入が可能であ
る。
即ち、熱硬化性樹脂化粧板3を曲げ加工し、基
板1及びコーナー材2に貼着した後、樹脂注入口
5ウレタン樹脂等の常温硬化型の液状樹脂を注入
し、基板のつき合わせ部と化粧板との空〓を充填
する。
以上述べたように、本発明の方法により熱硬化
性樹脂化粧板の内曲げ加工を精度よく、効率的に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の化粧板の外曲げ加工を示す概略
断面図である。第2図〜第4図は従来の化粧板の
内曲げ加工方法を示す概略断面図である。第5図
及び第6図は本発明の化粧板の内曲げ加工方法を
示す概略図であり、第5図は基板にコーナー材と
樹脂注入口を設けたときの斜視図であり、第6図
は化粧板を内曲げ加工したときの断面図である。 1:基板、2:コーナー材、3:熱硬化性樹脂
化粧板、4:高粘度樹脂、5:樹脂注入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2枚の基板材がつき合わされてなる基板に、
    熱硬化性樹脂化粧板を内曲げ加工し、貼着する方
    法において、基板のつき合わせ部の両端コーナー
    部に所望の曲げ形状に近似した曲面及び適宜の幅
    を有するブロツク状コーナー材を取り付ける工
    程、基板のコーナー部(コーナー材が取り付けら
    れる部分を除く)付近に樹脂注入口を設ける工
    程、コーナー材曲面に高粘度合成樹脂を塗布する
    工程、前記化粧板を内曲げ加工して基板及びコー
    ナー材曲面に貼着する工程及び前記樹脂注入口よ
    り常温硬化型の液状樹脂を注入して化粧板と基板
    との空〓を充填する工程を有することを特徴とす
    る熱硬化性樹脂化粧板の内曲げ加工方法。
JP22309283A 1983-11-29 1983-11-29 内曲げ加工方法 Granted JPS60115428A (ja)

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JPS60115428A JPS60115428A (ja) 1985-06-21
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JPS60115428A (ja) 1985-06-21

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