JPH0146238B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0146238B2
JPH0146238B2 JP58227302A JP22730283A JPH0146238B2 JP H0146238 B2 JPH0146238 B2 JP H0146238B2 JP 58227302 A JP58227302 A JP 58227302A JP 22730283 A JP22730283 A JP 22730283A JP H0146238 B2 JPH0146238 B2 JP H0146238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
build
bead
welding
metal body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58227302A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60118388A (ja
Inventor
Hitoshi Matsui
Toshiji Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22730283A priority Critical patent/JPS60118388A/ja
Publication of JPS60118388A publication Critical patent/JPS60118388A/ja
Publication of JPH0146238B2 publication Critical patent/JPH0146238B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/0026Arc welding or cutting specially adapted for particular articles or work

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属体に形成された孔を溶接によ
つて塞ぐ方法に関するものである。
従来技術 例えば自動車の部品において、種々のタイプの
自動車に共通の部品すなわち標準化された部品を
取付ける場合、車種の違いによつて前記部品の取
付位置が異なることがあるため、全車種に対応で
きるように部品に対してある一車種に必要が数以
上の数の取付用孔を形成することがある。したが
つて前記部品が例えば冷却水を内部に流す部品で
ある場合、その部品をある一車種の車体に取付け
ることによつて余分な孔が生じることがあるか
ら、冷却水の漏れを防止するために余分な孔を塞
がなければならない。そこで、従来、第1図に示
すように下端部に座1を形成した孔2にインサー
ト材3を嵌め込み、インサート材3と本体4とを
孔2の全周にわたつて溶接して一体化することに
より孔2を密封していた。
しかしながら、従来の孔埋め方法には以下の問
題があつた。すなわち孔2に嵌め込むためのイン
サート材3を製作しなければならないとともに、
そのインサート材3を孔2に位置決めするために
は、図に示すように座1を形成する等の何らかの
手段が必要であるから、面倒であり、かつ費用の
上昇をもたらすという問題があつた。さらに機能
的に必要最小限の厚さを有するインサート材3
は、形状が本体4に比べてはるかに小さいから、
インサート材3と本体4との冷却速度が異なるた
め、その違いによつて溶接部に割れ等が発生する
ことを防止する必要がある。そこでその違いを極
力解消するために、インサート材3の厚さを、機
能的に必要な厚さより大幅に増大させなければな
らないから、重量の増加を招くとともに、前述の
ように本体4がその内部に冷却水を流す部品であ
る場合には、流路を狭めて抵抗もしくは圧力損失
の増大をもたらすという問題もあつた。
また溶接個所がインサート材3と本体4との接
触部に限られるため、例えば消耗電極ワイヤの先
端部を精度良く位置決めしなければならないか
ら、作業が面倒でかつ作業性が悪いという問題も
あつた。
発明の目的 この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、専用部品を用いることなく容易に孔埋めでき
る金属体の孔埋め方法を提供することを目的とす
るものである。
発明の構成 この発明は、金属体に形成された孔の周辺部に
その孔の開口端を包囲するよう環状に肉盛りビー
ドを形成し、ついでその肉盛りビードの内周部に
更に肉盛りビードを形成し、以降同様に先に形成
され肉盛りビードの内周部に順次肉盛りビードを
形成することにより前記孔の中心部に向けてほぼ
水平に延びる肉盛りビードを形成して前記孔の開
口端を密封することを特徴とするものである。
実施例 以下この発明の実施例を第2図ないし第4図を
参照して説明する。まず第2図に示すように孔1
0の周辺部に溶接によつて肉盛りビード11を形
成するとともに、その後孔10の周辺部の肉盛り
ビード11の内周側に次の肉盛りビード11を形
成して、第3図に示すようにしだいに孔10の中
心方向に向けてほぼ水平に肉盛りビード11を形
成し、最終的に孔10を肉盛りビード11によつ
て塞ぐ。
ところで溶接方法として例えば消耗電極ワイヤ
を用いる消耗式のアーク溶接法もしくは溶加材を
用いる非消耗式のアーク溶接法等のいずれを採用
してもよい。
また肉盛りビード11を形成する手順として、
孔10の周辺部に沿つて1周肉盛りビード11を
形成して、その肉盛りビードが固着するまで溶接
を中断した後、再びその肉盛りビード11の内周
側に1周肉盛りビード11を形成するというよう
に断続的に作業手順に従つてもよいし、あるいは
溶接を中断せずに肉盛りビード11を渦巻き状に
連続して形成するような作業手順に従つてもよ
い。いずれの場合であつてもトーチはほぼ水平に
移動させる。ところで、前述の断続的な作業手順
において肉盛りビード11の上面にスラグを形成
する溶接例えば被覆アーク溶接の場合には、その
スラグを除去した後、次の肉盛りビード11を形
成する。これに対してスラグを形成しない溶接例
えばMIG溶接の場合、スラグ除去作業がないた
め、連続的な作業に近い作業を行なえる。
他方、肉盛りビード11の開始場所が第4図に
示すように孔10の内周面から多少ずれた場合で
も、孔10を塞ぐことができる。したがつて電極
の位置の位置決め精度は、ラフでよいため、高度
な熟練者あるいは精度の高い自動溶接機でなくと
も孔10を容易に塞ぐことができる。さらに孔1
0を塞ぐための特別な部品例えばインサート材を
用いないから、その部品を加工しかつ孔10に位
置決めするための何らかの手段を設ける必要がな
いため、費用の低減を図ることができる。また前
記部品を用いた場合、冷却速度を考慮して孔10
の周辺部を厚肉にしなければならなかつたが、本
発明においては前記部品を用いないため、孔10
の周辺部を薄くできるとともに、ひいては軽量化
を図ることができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明の方
法によれば、金属体の孔を、その周辺部から中心
部にかけてビードをほぼ水準に連続して形成する
ことによつて塞ぐから、孔を塞ぐための特別な部
品が不要となり、かつそれにともなつてその部品
を孔に位置決めする手段が不要になるとともに、
孔の周辺部を薄くできるため、費用が低減しかつ
軽量化を図ることができる。さらに金属体に対す
るビードの位置が、ラフであつてもよいから、熟
練者あるいは精度の高い自動溶接機でなくても孔
を容易に密封することができ、さらにまたビード
はほぼ水平であるから、金属体の表面から特に大
きく突出せず、したがつてビードに異物が衝突し
て欠損したり、それに伴つて孔の密閉が破れたり
する危険を回避できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の孔埋め方法を説明するための断
面図、第2図はこの発明の一実施例における孔埋
め開始状態を示す断面図、第3図は孔埋めが完了
した状態を示す断面図、第4図は孔埋めが完了し
た状態の他の例を示す断面図である。 10……孔、11……肉盛りビード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属体に形成された孔の周辺部にその孔の開
    口端を包囲するよう環状に肉盛りビードを形成
    し、ついでその肉盛りビードの内周部に更に肉盛
    りビードを形成し、以降同様に先に形成された肉
    盛りビードの内周部に順次肉盛りビードを形成す
    ることにより前記孔の中心部に向けてほぼ水平に
    延びる肉盛りビードを形成して前記孔の開口端を
    密封することを特徴とする金属体の孔埋め方法。
JP22730283A 1983-12-01 1983-12-01 金属体の孔埋め方法 Granted JPS60118388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22730283A JPS60118388A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 金属体の孔埋め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22730283A JPS60118388A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 金属体の孔埋め方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60118388A JPS60118388A (ja) 1985-06-25
JPH0146238B2 true JPH0146238B2 (ja) 1989-10-06

Family

ID=16858683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22730283A Granted JPS60118388A (ja) 1983-12-01 1983-12-01 金属体の孔埋め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60118388A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152371A (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 Toyota Motor Corp ア−ク肉盛溶接方法
US20110256257A1 (en) * 2010-04-20 2011-10-20 Honda Motor Co., Ltd. Method of manufacturing a mold with conformal cooling passages

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561176A (en) * 1979-06-11 1981-01-08 Gerad Finance Corp Snowwski

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561176A (en) * 1979-06-11 1981-01-08 Gerad Finance Corp Snowwski

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60118388A (ja) 1985-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5386923A (en) Joint structure of container and pipe
US5035179A (en) Process for covering a tube with a foil, and an igniter element produced by said process
JPH0146238B2 (ja)
JP2593233B2 (ja) 液体用タンクの製造方法
US1857526A (en) Method of electric welding pressure vessels
JPS6333950B2 (ja)
JPH0469034B2 (ja)
JPH0289577A (ja) 配管欠陥部補修溶接方法
JPH10193101A (ja) 隅肉溶接方法
JPH1034331A (ja) 曲面板のガスシールド溶接装置
JPH07178585A (ja) パイプ材の溶接構造およびその溶接方法
JPS5836450Y2 (ja) 消耗電極式ア−ク溶接ト−チ
JPS59191569A (ja) 銅パイプと鋼板の管端接合法および装置
JPH10185028A (ja) 管挿口の凸部形成方法
CA3013976C (en) Method for manufacturing component
JPS5826894Y2 (ja) 金属製容器
KR100223449B1 (ko) 선바이저 제조용 개량 고주파 금형
KR19980066330U (ko) 밀폐형 압축기용 챔버
JP2775382B2 (ja) 溶接ドラム缶の製造方法
JPH01218774A (ja) バット溶接法及びそれに用いる押さえ型
JPH0316750Y2 (ja)
JPH06568U (ja) 配管溶接部用インサートリング
JPH038871B2 (ja)
JP2927866B2 (ja) 防振ゴム金具の製造方法
JPH08121143A (ja) バッフルプレートの取付構造