JPH0146047B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0146047B2
JPH0146047B2 JP59071075A JP7107584A JPH0146047B2 JP H0146047 B2 JPH0146047 B2 JP H0146047B2 JP 59071075 A JP59071075 A JP 59071075A JP 7107584 A JP7107584 A JP 7107584A JP H0146047 B2 JPH0146047 B2 JP H0146047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
web
cleaning
pad
microns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59071075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59198423A (ja
Inventor
Jun Menke Aareen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPS59198423A publication Critical patent/JPS59198423A/ja
Publication of JPH0146047B2 publication Critical patent/JPH0146047B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/008Devices specially adapted for cleaning contact lenses

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、コンタクトレンズの清浄化用布物品
およびその使用方法に関する。 ハードおよびソフトコンタクトレンズの両者
は、その有用性を保つために、常に注意深く清浄
化する必要がある。特に、用いる清浄化技術は、
レンズの効力および安全性を保持しなければなら
ない。 有効であるためには、レンズの構造的完全性お
よび光学的明澄性を保たなければならない。光学
的明澄性の保持には、レンズが異物によつて曇ら
ないこと、すなわち、重大な明澄性の問題が起こ
すことが既知の化粧品、微生物、体タンパク質、
体脂質などの沈積物質が実質的に含まれてはなら
ない。レンズの構造的完全性の保持には、破断、
チツピングおよび深い広いかき傷の両者のような
大きい損傷を避ける必要がある。一般に、レンズ
は破断または破壊および有害なひつかきを避ける
ように静かに取り扱われなければならない。 使用中に安全であるためには、レンズは、刺
激、炎症、ひつかきおよび眼に対する他の傷害を
避けるように眼に快適に合わなければならず、ま
たレンズは、眼に十分な酸素および他の必須物質
を受容させて正常の機能を保たせなければならな
い。また、レンズは、増殖して眼に感染する微生
物によつて汚染されてはならない。 技術の現状のレンズ清浄化方法は一般に化学的
である。コンタクトレンズ清浄化液および組成物
は、ハードおよびソフトコンタクトレンズの両者
について知られ、しかも例えば米国特許第
4406706号、第4013576号、第4127423号、第
4104187号、第4354952号および第4065324号明細
書に記載されている。開示された溶液には、手の
指または手の掌の中のレンズを浸せきおよび(ま
たは)加熱および(または)摩擦する必要があ
る。浸せきおよび加熱の不便なことは明らかであ
り、例えば補助器具および設備を用い、熱源を使
用ししかもレンズは長時間使用できない手の中で
摩擦することによつて起きる2つの主な問題とし
ては、 1 指または手の表面が余りに粗すぎてレンズに
かき傷をつけ、しかも皮膚はひつかきを起こす
と思われる材料をもつて汚されることが多い、
および 2 皮膚上に受け入れられるが眼には受け入れら
れない種々の微生物、油、ごみ、薬品などによ
るレンズの汚染の主な原因がある。 レンズの清浄化溶液の他の変形は、米国特許第
4394179号明細書に開示されている。この出願に
は、無機粒状研摩材および界面活性剤を含有する
液体清浄化組成物が記載されている。この組成物
では、この有用性がシリコーン含有コンタクトレ
ンズおよび他の一層固いレンズに限られ、しかも
ソフトコンタクトレンズには適していない。沈積
物を清浄化および除去するに用いる場合、提案さ
れた方法は、浸せき、噴霧、摩擦、振とうおよび
ぬぐい取りであるが、不織繊維マツト使用の提案
は見られない。 レンズ清浄化溶液のこれ以上の変形は、ソフト
およびハードコンタクトレンズ清浄化に用いる担
体中に懸濁された有機重合体粒状物を含む洗浄組
成物の使用を教示している。 レンズ清浄化方法の他の変形は、米国特許第
3063083号および第4187574号明細書に開示された
ようなポリウレタンのスポンジまたは合成フオー
ムを含むキツトの使用である。この技術のスポン
ジは、沈積物を除く研摩力の欠如、沈積物をもつ
て非常に急速につまる傾向、無菌性の迅速かつ漸
進的低下および比較的高価のような数種の欠陥が
あることが分かつた。他のスポンジ状製品は、東
洋コンタクトレンズ株式会社から日本において入
手できる。このような製品は、日本特開昭第57−
105427号のダーウエント(Derwent)抄録に記載
されている。 米国特許第4357173号明細書には、「清浄化およ
び研磨布」を研磨材と共に使用するレンズ清浄化
方法が記載されている。布は、当業者には織布を
意味するベツチンのような「従来の研磨布」とし
て記載されているのみである。本発明の不織ウエ
ブは従来のものではないので、この引例には、こ
のようなウエブの著しい性質は認められていな
い。 コンタクトレンズ清浄化技術においては、消費
者によつて加えられた研磨および清浄剤なしに使
用される不織クロスまたは布を与えることは知ら
れていない。 本発明により、ハードおよびソフトコンタクト
レンズの両者の清浄化の簡単、適当かつ有効な方
法が提供される。また、本発明により、コンタク
トレンズからタンパク質および粒状物を離すに十
分な時間、本発明の方法において使用するコンタ
クトレンズ用布清浄化物品が提供される。 簡単には、本発明の方法は、コンタクトレンズ
を不織繊維ウエブをもつて摩擦してレンズを清浄
化することを特徴とする。 コンタクトレンズの清浄化に使用する本発明の
物品は、平均繊維直径50ミクロンまでおよび空げ
き率80%から97%までを有するウエブ密度を有す
る低毛羽発生性の、眼に安全な、本質的に非ひつ
かき性の不織繊維ウエブを含むことを特徴とす
る。 本発明の方法によつて与えられる利点として
は、便利さがある。なぜならば、本発明の方法
は、その好ましい実施態様の若干において、その
不透明度によつて示されるようにレンズが汚れる
ようになるかあるいは粒状物の存在による不快さ
を生じたときはいつでも実施できるからである。
特別の装置は必要でなく、レンズの清浄化にわず
かに数秒から救分までを要するのみである。 本発明のこれ以上の主な利点は、現在用いられ
ている清浄化方法の問題を回避または減少するこ
とである。すなわち、本発明によつてレンズの汚
染物質がきわだつて除去され、レンズと皮膚の接
触は減少しかつ最小になり、微生物がきわだつて
除去されるためにすぐれた安全性が与えられるな
どである。レンズ用の特別の消毒剤は、不織ウエ
ブには通常必要ないが、所望ならば消毒剤を使用
できる。 本発明の物品は、材料のロール巻き、個々のパ
ツドまたは互にゆるく取りつけられたパツドの群
のような種々の形で与えられてもよい。これらの
物品は乾いているかまたはあらかじめ湿らされて
もよく、これらの物品は無菌または非無菌であつ
てもよく、これらの物品は未包装または群あるい
は単位として包装されてもよい。 現在、使用後廃棄できる個々の包装されたあら
かじめ湿らされた無菌物品を提供するのが好まし
い。好ましくは、水分は、洗剤、界面活性剤、
塩、緩衝剤、ヒドロトロープおよび防腐剤のよう
な補助剤を含有してもよい水溶液によつて与えら
れる。物品は一度使用後に廃棄される。なぜなら
ば、使用によつて物品は無菌でなくなるからであ
る。あるいは、物品は従来の方法によつて殺菌さ
れて容易に再使用できる。 本出願において用いる場合、 「不織繊維ウエブ」は、繊維の不織網目のシー
トまたはパツドを意味する。 「ミクロフアイバー」は、平均繊維直径10ミク
ロンまでを有するフイラメント構造を意味する。 「フイラメント」は、長さ少なくとも60cmの繊
維を意味する。 「毛羽発生」は、不織ウエブが小さい、容易に
分離できる繊維を含有する傾向を意味する。 「パツド」は、好ましくは厚さ0.2mmから7mm
までの範囲内を有する繊維の層を意味する。 「スクリム」は、米国特許第4041203号明細書
に記載かつ規定されている熱可塑性重合体の実質
的に連続かつランダムに沈積された分子配向フイ
ラメントからなる材料として定義された「スパン
ボンド」スクリムのような繊維軽量織または不織
シート材料を意味する。 「眼に安全」は、レンズに眼の健康に適合しな
い物理的または化学的性質を何ら与えないことを
意味する。 「本質的に非ひつかき性」は、形成されたどの
ようなかき傷も視力を損わないことを意味する。 「ステープルフアイバー」は、長さ1.3cmから
60cmまでを有する繊維を意味する。 本発明の方法は、繊維ウエブのスクラツビング
または摩耗作用を、ゆるめられたタンパク質およ
び粒状物を溶解する界面活性剤溶液の作用と組み
合わせる。次いで、このゆるめられた材料はウエ
ブによつて非常に有効に吸着できる。 コンタクトレンズの清浄化の一般的方法は2つ
の欠点を有する。すなわち1)、皮膚が「洗浄は
け」の場合、洗浄作用は余りない。しかも2)、
レンズから除去された汚れを分散させるに用いら
れる溶液は皮膚を流出し、従つて汚れの溶解およ
び除去に余り有効でない。 本明細書に記載されたコンタクトレンズ清浄化
用繊維マツトは、この繊維マツトをレンズからの
沈積物の除去に有効な装置とする2種の要素を含
む。すなわち1)、繊維は、研摩作用により結合
された表面沈積物を物理的に離し、しかも除去す
る多数の「スクラツバー」を提供する。および
2)ウエブの間げきは、界面活性剤溶液で満たさ
れしかもこの界面活性剤溶液を保持し、この溶液
は追い出された汚れを可溶化ししかもその汚れを
レンズから除去するに使用できる。 最も望ましい繊維直径は、重合体の特性によつ
て変わる。重合体が非常に柔軟であり、しかも非
硬質の場合、非常に小直径の繊維は、ほとんど強
さを有さず、しかも良好なスクラツビング能を有
しない。従つて、柔軟で、非硬質の重合体は、固
くしかも硬質の重合体よりも大きい繊維直径に製
造できる。硬質重合体は、全体として良好なスク
ラツビング性および小直径を有するが、一層大直
径(例えば10ミクロンより大)においレンズ上に
有害なかき傷を生じることがある。 繊維直径が一層小さいと、繊維によつて生じ得
るかき傷は一層小さく、従つて最も小さい直径
(すなわち10ミクロンまで)が最も望ましいこと
は一般に正しい。繊維が製造される重合体材料の
特性は、また繊維マツトがコンタクトレンズの清
浄化に使用するに許容できるか否かをも決定す
る。直径50ミクロンを有する繊維は有害なかき傷
を生じることなくコンタクトレンズを清浄化する
ために使用できることが認められた。 従つて最良の繊維直径は、重合体の各型につい
て決められなければならない繊維マツトの特性で
ある。 本発明は、どのような沈積物も除くために、レ
ンズを適当な材料の湿つた程よく研摩性の不織繊
維ウエブをもつて摩擦する、コンタクトレンズの
清浄化方法を提供する。 本発明の摩擦方法としては、下記 1)レンズをウエブをもつて囲み、次いで摩擦
する。2)ウエブを保持手段をもつて適所に固定
し、次いでレンズにウエブを摩擦する。および
3)固体支持系のようなウエブ保持手段を与え、
次いでこのウエブ保持手段にレンズを摩擦する。 の何れかがある。レンズを手に保持し、このレン
ズにウエブを摩擦することも企図されているが、
この方法を用いる場合、レンズを皮膚とレンズの
接触を最小にするようにレンズを保持するのが望
ましい。 繊維ウエブは、比較的一層ひつかかれやすい材
料からなるレンズの深ひつかきを避けるために平
均繊維直径50ミクロンまで、好ましくは約20ミク
ロンまで、最も好ましくは10ミクロンまでを有す
る。好ましくは、湿つた不織繊維ウエブは清浄化
方法においてその有効性を最大にするのを助長す
る界面活性剤を含有する。 本発明のレンズ不織繊維ウエブ組成物に有用な
材料の構造は種々である。不織ミクロフアイバー
ウエブが好ましい。不織ウエブは、製造の容易、
材料の低コスト、および繊維組織および繊維密度
を初め織材料よりもすぐれた数種の利点を有す
る。 本発明の繊維ウエブは、当業界で既知の方法に
よつて製造される。不織形ウエブは、当業者に既
知で、しかも、例えば米国特許第3978185号明細
書およびブイ・エイ・ウエンテ(V.A.Wente)
らの「マニユフアクチユー・オブ・スーパーフア
イン・オーガニツク・フアイバーズ
(Manufacture of Superfine Organic
Fibers)」、ネイバール・リサーチ・ラボラトリー
ズ・レポート(Naval Research Laboratories
Report)No.4364、ネイバル・リサーチ・ラボラ
トリーズ、ワシントンコロンビア特別区所在(米
国ドキユメント第111437号)に記載されたように
溶融吹付法によつて製造できる。例えば米国特許
第2571457号明細書に記載された、溶液吹付のよ
うな別の技術も使用できる。不織材料の製造に使
用される方法は、重要ではない。 本発明の不織繊維ウエブ組成物の製造に有用な
材料としては、繊維ウエブを形成する単量体の重
合体および共重合体がある。適当な重合体として
は、ポリエチレンおよびポリプロピレンのような
ポリアルキレン、ポリ塩化ビニル、種々のナイロ
ンのようなポリアミド、ポリスチレン、ポリアリ
ールスルホン、ポリ(エチレンテレフタレート)
のようなポリエステル、およびポリエーテルポリ
ウレタンのようなポリウレタンがある。繊維ウエ
ブは、加工が容易でしかも低コストの故に、不織
形である。また、不織ウエブは、ポリエステルお
よびポリアルキレンのような共押出し重合体の組
み合せからも製造できる。これらの重合体の共重
合体もまた、本発明の範囲内にある。また、不織
ウエブは、微細繊維およびけん縮ステープルフア
イバーの均質ブレンドである組み合せウエブであ
つてもよい。 これらの繊維の中で、ポリエチレンはポリプロ
ピレンにまさる利点を有する。なぜならば、ポリ
エチレンはγ線によつて容易に殺菌されるからで
ある。ポリエチレンテレフタレートは、ポリエチ
レンテレフタレートが、従来の不織加工後に非常
に低い毛羽発生を与える点で、他の繊維にまさる
利点を有する。ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリエチレン、ポリエステルおよび他のウエブ形
成繊維は、非常に低い毛羽発生を与えるエンボシ
ングおよびピローイングとして知られる方法によ
つて加工できる。 エンボシングは、不織ウエブをプレスしながら
その融点より低い温度において不織ウエブを加熱
して一般に一層強固な、しかも一層耐裂け目性で
しかも毛羽生成を減少する型押し構造を形成する
方法である。 不織布のピローイングは、米国特許第4042740
号および第4103058号明細書に詳述されている。
これらの特許明細書の不織布は、本発明において
好ましい。エンボシングおよびピローイングした
不織ウエブは、本発明の組成物として最も好まし
い。 繊維直径の寸法および繊維の化学組成は、ウエ
ブの材料を選択する場合に考慮されなければなら
ない。重合体の特性が、レンズ材料をひつかき得
るようなものである場合、繊維直径が非常に小さ
く、レンズの著しいひつかきを起こさないように
小さい場合にのみ繊維は有用であろう。タンパク
質、脂質、および他の生物学的由来の汚染物質を
レンズから除くために、比較的小直径の繊維、す
なわちウイルスおよび細菌(一般にミクロンの範
囲の直径を有する)およびムシンと眼の中で一般
に形成する他のタンパク質および脂質の凝集物の
ような汚染物質のものと定性的に同様の直径の繊
維を使用するのが有利であることが分かつた。コ
ンタクトレンズ上で消費者の使用に利用できる研
磨および清浄化布がない点から、平均繊維直径約
50ミクロンより小好ましくは20ミクロンより小、
最も好ましくは10ミクロンまでを有する不織ウエ
ブは最も有用であることは驚くべきことである。
もち論、繊維は製造方法の変化に大いに依存して
直径が変わる。平均直径0.5ミクロンから50ミク
ロンまでは、有効な清浄化を与えるに一般に満足
である。 また、繊維直径50ミクロンより小を保つて安全
かつ有効な清浄化を与え、それによつてレンズの
有害なひつかきを最小にすることも重要である。
市場に適当なコンタクトレンズ清浄化布またはク
ロスがないことを考えて、本発明の不織ウエブが
レンズの許容できないひつかきを生じないことが
分かつたのは驚くべきことである。コンタクトレ
ンズ業界においては、レンズは、通常の取り扱い
および使用において徐々にひつかきかつ損傷され
るようになることが知られている。ハードコンタ
クトレンズは、視覚が妨げられるかおよび(また
は)着用者の快適さが減じるように最終的にひつ
かかれるようになる。ひつかかれたレンズは、あ
る場合にはその有用性を取りもどすように研削ま
たは研磨できるであろう。研削および研磨は研摩
プロセスである。非常に小さい、すなわち短かく
および(または)浅いひつかきは、研削および研
磨に近似し、しかもこのかき傷は視覚の明澄性を
損わずしかも身体的不快さを起こさないと考えら
れる。 驚くべきことに、本発明において、平均繊維直
径50ミクロンより小の小繊維直径の緩研摩繊維ウ
エブの使用によつてレンズの清浄化に使用された
場合に許容できないかき傷を生じないことが分か
つた。本発明のウエブに小塊(繊維形に押出され
なかつた重合体状材料の塊)の数を最小にするの
が重要であると考えられる。なぜならば、この小
塊は限定しなければ、レンズの明澄性または快適
さを徐々に減少するかき傷の原因となり得るから
である。 本発明の湿繊維ウエブは、その最も簡単かつ最
も高価でない形態において添加薬剤なしに使用で
きる。ウエブの繊維と除去されるレンズ汚染物質
の間の相互作用を促進して繊維の研摩作用によつ
て除かれた汚染物質を溶液に分散させることによ
つて清浄化プロセスを助長するように界面活性剤
を加えるのが好ましい。水性媒質において使用さ
れる界面活性剤は、使用者に供給された製品の一
部であるかまたは使用者によつて添加されてもよ
い。陰イオン、陽イオン、両性、および非イオン
界面活性剤はすべて使用でき、ある場合には、陰
イオンまたは陽イオン界面活性剤の何れかと非イ
オン界面活性剤の組み合せは有用である。適当な
界面活性剤の若干の例は 1 ハンポシル(Hamposyl )L30(ダブリユ
ー・ジー・グレース・カンパニー、ナシヤワ、
ニユーパンプシヤー州所在)、 2 ドデシル硫酸ナトリウム、 3 エーロゾル413(アメリカン・サイアナミツ
ド・カンパニー、ウエイン、ニユージヤージー
州所在)、 4 エーロゾル200(アメリカン・サイアナミツ
ド・カンパニー)、 5 リポプロテオール(Lipoproteol商標)(ロデ
イア・インコーポレーテツド、マンモス、ニユ
ージヤージー州所在)、 6 スタンダポール(Standapol商標)SH135
(ヘンケル・コーポレーシヨン、テイーネツク、
ニユージヤージー州所在)、 7 フイズル(Fizul商標)10−127(フアインテ
ツクス・インコーポレーテツド、エルムウツド
パーク、ニユージヤージー州所在)、 8 サイクロポール(Cyclopol商標)SBFA30
(サイクロ・ケミカル・コーポレーシヨン、マ
イアミ、フロリダ州所在)、 のような陰イオン界面活性剤、 9 ポリクオート(Polyquart商標)H(ヘンケ
ル・コーポレーシヨン)、 のような陽イオン界面活性剤、 10 スタンダモツクス(Standamox商標)CAW
(ヘンケル・コーポレーシヨン)および 11 バーロツクス(Barlox商標)H(ロンザ・イ
ンコーポレーテツド、フエアローン、ニユージ
ヤージー州所在) のようなアミンオキシド、 12 デリフアト(Deriphat商標)170C(ヘンケ
ル・コーポレーシヨン)、 13 ロンザイン(Lonzaine商標)JS(ロンザ・イ
ンコーポレーテツド)、 14 ミラノール(Miranol商標)C2M−SF(ミラ
ノール・ケミカル・カンパニー・インコーポレ
ーテツド、デイトン、ニユージヤージー州所
在)、 15 アンホタージ(Amphoterge商標)W2(ロン
ザ・インコーポレーテツド)および 16 アンホタージ(Amphoterge商標)2WAS
(ロンザ・インコーポレーテツド) のような両性界面活性剤 および 17 トライトン(Triton商標)X−100(ロー
ム・アンド・ハース・カンパニー、フイラデル
フイア、ペンシルベニア州所在)、 18 ブリジ(Brij商標)52(アイ・シー・アイ・
アメリカズ、ウイルミントン、デラウエア州所
在)、 19 スパン(Span商標)20(アイ・シー・アイ・
アメリカズ)、 20 ゼネロール(Generol商標)122ES(ヘンケ
ル・コーポレーシヨン)、 21 フルオラド(Fluorad商標)(スリー・エム、
カンパニー、セントポール、ミネソタ州所在)、 22 トライトン(Triton商標)N−42(ローム・
アンド・ハース・カンパニー)、 23 トライトン(Triton商標)N−101(ロー
ム・アンド・ハース・カンパニー)、 24 トライトン(Triton商標)X−405(ロー
ム・アンド・ハース・カンパニー)、 25 ツイーン(Tween商標)80(アイ・シー・ア
イ・アメリカズ)、 26 ツイーン(Tween商標)85(アイ・シー・ア
イ・アメリカズ)、 27 ブリジ(Brij商標)56(アイ・シー・アイ・
アメリカズ) 28 プルロニツク(Pluronic商標)F−68(ビ
ー・エイ・エス・エフ・ワイアンドツト、ワイ
アンドツト、ミシガン州所在)、および 29 プルロニツク(Pluronic商標)F−127(ビ
ー・エイ・エス・エフ・ワイアンドツト)のよ
うな非イオン界面活性剤である。 陰イオン界面活性剤を含有する不織繊維ウエブ
は、本発明の方法において脂質の除去の促進にす
ぐれていることが分かつた。界面活性剤添加量繊
維ウエブの0.01重量%から25重量%までが用いら
れた。サルコシン型界面活性剤、例えばハンポシ
ル(Hamposyl商標)L30のような本発明の好ま
しい陰イオン界面活性剤については界面活性剤水
準が1.0重量%より高く上昇された場合比較的少
ない利点が加えられる。この理由で、界面活性剤
の添加量0.01重量%から1.0重量%までが好まし
い。 陰イオン界面活性剤は、ポリプロピレンまたは
ポリエステル繊維ウエブと組み合わせて使用され
た場合に特に好ましい。 本発明の繊維ウエブは液体湿潤環境において用
いられる。使用時には、ウエブ自体は湿らされ、
レンズはあるいは湿らされまたはさらに湿らされ
てもよく、あるいは所望ならば、清浄化は浸せき
されたレンズについて行つてもよい。また、清浄
化プロセスの間またはその後にレンズおよび布を
すすぐのが適当または有用であるが、これは本発
明の方法に必要ではない。湿潤剤は一般に水また
は主に水溶液であり、例えばソフトレンズは食塩
水をもつて湿らすことができるが、これらの溶液
は、補助剤、例えば界面活性剤、消毒剤、抗菌
剤、ヒドロトロープ、緩衝剤などを含有してもよ
い。清浄化溶液が本発明の繊維ウエブと共に使用
される場合、レンズの清浄化は容易になる。なぜ
ならば、ウエブは、除去されるレンズ汚染物質を
分散させるのに利用できるように溶液を適所に保
ち得るからである。 別の溶媒を選択して、水溶液と共にまたは水溶
液の代わりに使用できる。例えば、低級アルカノ
ール、アセトンなどは、選択された溶媒がレンズ
の再使用前にこのレンズから除かれるか、および
(または)この溶媒が眼に生理的に許容でき、し
かもレンズを損傷しない場合は使用できる。 不織繊維ウエブは、種々の寸法、形状および包
装代替物において用いるに有用である。デイスペ
ンサーを有するかまたは有しない不織繊維パツド
のロール巻きを提供できる。レンズの清浄化に使
用する各単一パツドを、個々に包装するかまたは
パツド群を一緒に包装してもよい。大型のパツド
は、使用者によつて細分毎にしるしをつけてもよ
い。 不織繊維ウエブは、無菌または非無菌形で提供
できる。ウエブは殺菌され次いで無菌状態で使用
者に供給されるのが好ましい。無菌包装は、当業
者に既知のようにウエブの無菌状態を保つのに必
要である。包装の必要条件は、また不織繊維ウエ
ブが湿潤または乾燥して与えられるか否かによつ
て変わる。 パツドの無菌状態は、任意の従来の殺菌技術を
用いて得ることができる。既に包装されたパツド
を標準γ線技術をもつて殺菌することが特に適当
であることが分かつた。他の殺菌方法としては、
エチレンオキシド処理およびオートクレーブ処理
がある。 殺菌方法は、当業者に既知のようにウエブが乾
燥または湿潤であるか、溶媒が存在する(ウエブ
が湿潤している場合)、界面活性剤の存在、不存
在または型、繊維ウエブ材料の型、および包装の
存在、不存在および型によつて変わる。 好ましい実施態様は、任意に水中の界面活性剤
をもつて充てんされた単一湿潤不織繊維パツドで
あり、好ましくは包装され、次いで殺菌される。
包装は、例えば支持体を有するアルミニウムはく
である場合、防腐剤は必要ないであろう。防腐剤
は、製品の有効寿命を延長するために任意に添加
される。 繊維ウエブの密度は、変数であり、繊維ウエブ
パツドの寸法を制限する。一般に、ウエブ密度空
げき率約80%から約97%までを有する不織布は本
発明の方法において有用である。好ましくは、摩
擦過程が進むにつれて、レンズ汚染物質を少なく
とも1部繊維ウエブの間げきに除去させるために
空げき率少なくとも約90%がある。空げき率80%
未満のウエブは、非常にきつく充てんされしかも
ウエブが固くしかも研摩性になりタンパク質状お
よび粒状汚染物質を収容するに不十分な開放容積
を有するように高圧下に押し出された繊維を有す
る。本発明の繊維ウエブの利点は、レンズ汚染物
質を吸着するに利用できる大きい表面積である。
一般に、ウエブパツドがレンズの前面および裏面
を囲むに十分大きく、しかも使用者はレンズを好
ましくはレンズに触れずに半径方向の運動をもつ
て摩擦できる。レンズを清浄化するに必要なパツ
ドの寸法は、一般に幅約2cm長さ約5cmの範囲内
である。これらの寸法は、本発明の精神から逸脱
することなく変化し得ることは熟練している観際
者には容易に分かる。繊維パツドの厚さはウエブ
密度、製造および使用の両条件下のパツドの引裂
き強さ、使用するウエブ材料および使用条件によ
る変数である。アルミニウムの有用な厚さは、約
0.2mmであり、厚さ1cmまでが使用できる。ポリ
エステル、ポリエチレンおよびポリプロピレンパ
ツドについて好ましい厚さの範囲は0.4mmから5
mmまでである。パツドの形状は、長方形、正方
形、三角形、不規則またはその他であつてもよ
い。ピローウエブ化パツドは厚さ0.4mmから1.0mm
まで好ましくは厚さ約0.5mmである。 驚くべきことに、ハードコンタクトレンズおよ
びソフトコンタクトレンズの両者は、本発明の方
法および組成物を用いて有効かつ安全に清浄化で
きる。メチルメタクリレート、シリコーンメタク
リレート、ヒドロキシエチルメタクリレートおよ
びフツ素化ポリエーテル型重合体のレンズはすべ
て、本発明の方法を用いて有効に清浄化できる。
この清浄化はレンズを著しく損傷することなく行
われる。 本発明の他の変形は、可撓性または硬質の支持
体を有する繊維パツドを提供することである。こ
の変形は、パツドから指の皮膚およびパツドに任
意に存在するどのような溶液をもさらに単離する
ために使用できる。あるいは、支持体を用いてウ
エブに剛さを提供する。このような支持体は、広
く変わり、しかもアルミニウムはく、重合体状フ
イルム、重合体状材料の形成カツプおよび他の合
成または天然材料を含むことができる。支持体
は、従来の接着剤または機械的方法によつて結合
できる。 他の代案は、ハンドルを有する繊維パツドを提
供することである。パツドは、ハンドルの端に合
うように任意に輪郭をなすことができるか、また
はパツドはレンズの形状に合うように輪郭をなす
ことができる。1つの選択は、レンズをスクラツ
ビングして清浄化を行うために使用できる棒の端
を被覆する一層小さい輪郭つきパツドであろう。 本発明の繊維ウエブは、米国特許第4041203号
明細書のような特許明細書に記載された標準技術
を用いて「スクリム化」して大きい強さおよび少
ない毛羽発生を有するウエブを提供することがで
きる。スクリムの層が繊維パツドの片面または両
面に接着またはエンボシングできることは、本発
明の範囲内に企図されている。 溶融吹付技術を用いて、ほとんどの例の不織繊
維ウエブを製造した。例において用いたすべての
繊維ウエブは、空げき率少なくとも80%を有し
た。 本発明の目的および利点は、下記の例によつて
さらに具体的に説明されるが、これらの例に詳述
された特別の材料およびその量および他の条件お
よび詳細は、本発明を不当に制限するとは解釈さ
れるべきでない。 例 1 界面活性剤溶液処理繊維ウエブパツドのソフト
コンタクトレンズ材料上の滑りの評価 厚さ1.4mm、5.1cm×3.8cmの水和ヒドロキシエチ
ルメタクリレート重合体試料(レンズ材料)を界
面活性剤含有供試溶液をもつて湿らし、次いで同
じ溶液をもつて浸された繊維ウエブに摩擦した。
2種の摩擦運動a)前後運動およびb)円運動を
試験した。3種の界面活性剤含有供試溶液、すな
わち1)アラーガン(Allergan商標)清浄およ
び消毒液(アラーガン・フアーマスーテイカル
ズ・インコーポレーテツド、アービン、カリフオ
ルニア州所在)、2)アラーガン(Allergan商
標)LC−65(アラーガン・フアーマスーテイカル
ズ・インコーポレーテツド)および3)アラーガ
ン(Allergan商標)「クリーン′エヌ・ソーク」
(アラーガン・フアーマスーテイカルズ・インコ
ーポレーテツド)を用いた。 評価した不織ウエブ材料(繊維直径25マイクロ
メートルまで)は、ポリエチレン、ポリ(エチレ
ンテレフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレ
ート)(安息香酸ナトリウムを有する)、ポリエチ
レン/ポリ(エチレンテレフタレート)混合物2
成分ウエブ、ポリプロピレン/ポリ(エチレンテ
レフタレート)ステープルフアイバー(組み合せ
ウエブ、繊維直径40μ)、(メタンジフエニルジイ
ソシアナートとテトラメチレングリコールの)ポ
リウレタン、エンポシングポリエチレン/ポリプ
ロピレン混合物、ナイロン6、ナイロン6変種、
ポリ(エチレンテレフタレート)/ピローイング
ポリプロピレンおよびポリブチレンであつた。 この例のデータから、溶液2)および3)は、
ヒドロキシエチルメタクリレート試料の清浄化に
用いた場合にウエブに対して最良の潤滑を与えた
ことが分かつた。円スクラツビング運動と比較し
て前後スクラツビング運動を用いて得られた結果
に著しい差はなかつた。 例 2 繊維ウエブパツドのエンボシング 厚さ約1.5mmの任意に数種の厚さに折り重ねた
ポリ(エチレンテレフタレート)吹付ミクロフア
イバーウエブを種々の温度の強力圧延ロール装置
を通した。ゴムニツプローラーを用いて加える圧
力を制御した。小六角形模様をエンボシングし
た。生成されたウエブを第1表に示す。
【表】
【表】
様は一層良好であり得る
7 150 66 3.5 2
5.5 良好な軟かさ、良好な模様
第1表の結果から、繊維ウエブパツドの好結果
のエンボシングは温度、圧力、存在する層、およ
び使用ロール速度に依存することが分かる。エン
ボシングしたウエブは本発明のウエブに作製され
た場合にすぐれた清浄化を与えた。 例 3 界面活性剤の繊維ウエブへの添加量 95%水性エタノール中の界面活性剤1.0重量%
および0.5重量%溶液を調製した。厚さ約4.8mmお
よび寸法2.5cm×5.1cmのミクロフアイバーナイロ
ン6ウエブ(直径10ミクロン未満の繊維と推定)
のパツドを切断および秤量した。各パツドを界面
活性剤溶液の測定容積(1ml)に浸せきし、次い
で完全に乾燥した。乾燥は外気中約2時間であ
り、最後に減圧室中約16時間である。用いた界面
活性剤の重量%、添加%(かつこ内)は1%アン
ホテラージ(Amphoterage商標)W2(8)、1%ブ
リジ(Brij商標)56(10.7)、1%トライトン
(Triton商標)X100(13.4)、1%ツイーン
(Tween商標)85(9.3)、1%プルロニツク
(Pluronic商標)F68(10.2)、0.5%アンホテラー
ジ(Amphoterage商標)W2(5.0)、0.5%ブリジ
(Brij商標)56(4.7)、0.5%トライトン(Triton商
標)X100(4.9)、0.5%ツイーン(Tween商標)
85(7.9)および0.5%プルロニツク(Pluronic商
標)F68(5.4)であつた。 このデータから、種々の界面活性剤はウエブの
製造に有用であり、添加量%は適用した量に実質
的に比例した。レンズの清浄化に用いる場合、全
試験の材料は、良好な結果を与えた。 例 4 パツドを用いる清浄化と指を用いて摩擦する清
浄化の比較 直径12mmおよび厚さ約0.2mmの円板は、1982年
1月18日付米国特許出願第340473号明細書の例10
に記載されたようにペルフルオロポリエーテル単
量体82.5g、メチルメタクリレート10.0g、N−
ビニルピロリドン7.5gおよび2,2−ジエトキ
シアセトフエノン0.5gから紫外線電球の下で1
時間照射することによつて、製造された重合体レ
ンズ材料のシートから切断された。これらの円板
40枚を個々に、「人工涙」1mlを含有するバイヤ
ルに入れた。人工涙は涙水溶液1mlおよび脂質涙
溶液0.01mlからなつていた。涙水溶液は、水溶液
各1について下記の成分 塩化ナトリウム 8.4g 塩化カルシウム 0.08g リン酸ナトリウム 1.38g グルタミン酸 0.075g リゾチーム(鶏卵白) 1.7g 牛血清アルブミン 3.9g ガンマグロブリン(牛) 1.05g ムシン(豚下顎) 0.24g を含有した。 脂質涙溶液は、軽質鉱油各1ml当たりオレイン
酸0.1gを含有した。 バイアルは振とう浴中で37℃において3日間温
置し、次いで各円板を取り出し、1ml当たり105
個の緑膿菌を含有する培地8mlに入れた。次い
で、全試料を37℃の定温器に48時間入れた。この
円板を、次いで取り出し、無菌条件下に下記のよ
うに処理した。 A 10枚の円板の各を「アラーガン(Allergan
商標)ハイドロケアー(Hydrocare商標)保存
塩水」をもつて各面を5秒すすいだ。「アラー
ガン(Allergan商標)清浄および消毒液」
(「溶液」)を組み合せウエブ、すなわち内部に
ステープルポリ(エチレンテレフタレート)
(繊維直径40ミクロンまで)を有する吹付ミク
ロフアイバー(繊維直径約10ミクロン)ポリプ
ロピレンパツド〔ドウードル・ダスター
(Doodle Duster商標)スリーエム〕(3.8cm×
5.1cm×2.8mm厚)に滴下した(10滴)。このパ
ツドを円板上に折りたたんで、手袋をはめた指
の間で20回摩擦した。円板を標準の塩水1ml
(以下塩水)1mlに入れ、次いですすいだ塩水
をもつて湿らしたゴムポリスマンをもつてこす
つた。塩水(1ml)を繊維パツドに加えてすす
ぎ、次いで塩水をしぼり出した。両者の円板す
すぎ液(円板すすぎ液A)およびパツドすすぎ
液(パツドすすぎ液A)から得られた塩水すす
ぎ液100ミクロリツトルの試料を平板とした。
試料を37℃において培養して存在する微生物を
定量できるように生育させた。 B パツドを使用しない以外はA)部におけると
同じ操作に従つた。10枚の円板の各を「アラー
ガン・ハイドロケアー(Allergan Hydrocare
商標)保存塩水」をもつて各面を5秒すすい
だ。手袋をはめた指の間に保持した各円板に、
「溶液」10滴を加え、次いで円板を20回摩擦し
た(標準指摩擦技術)。各円板を塩水1mlに入
れ、次いで円板を塩水をもつて湿らしたゴムポ
リスマンをもつてこすつた。手袋の指を塩水1
mlをもつてすすぎ、次いで塩水を集めた。円板
すすぎ液(円板すすぎ液B)および手袋すすぎ
液(手袋すすぎ液B)の両者の塩水すすぎ液の
100ミクロリツトルの試料を平板にした。試料
を37℃において培養し、次いで微生物の集落を
計数した。 C 対照は、1)3枚の円板を人工涙と脂質の混
合物に入れ次いで無菌培地中で培養する、2)
3枚の円板を人工涙と脂質の混合物に入れ、次
いで1ml当たり105個の緑膿菌を含有する培地
中で培養する、および3)3枚の円板を塩水か
ら緑膿菌を含有する培地に入れることによつて
行つた。全円板をこすり、すすいで、平板と
し、次いでA)およびB)のように培養した。 データを下記第2表に示す。
【表】
【表】 第2表の結果から、細菌に汚染されたレンズを
清浄にするための繊維パツドの使用は、標準摩擦
技術よりもはるかに有効であることが分かる。こ
のことは、円板こすりくずAの細菌集落数を円板
こすりくずBに見られる細菌集落数と比較するこ
とによつて分かる。比較的少数の細菌は、ミクロ
フアイバーパツド清浄後の円板A上に残つた。 例 5 スクラツビングによるタンパク質の除去 直径約1.27cmのソフトコンタクトレンズ材料
〔ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)〕の60
枚のあらかじめ秤量した円板を種々のタンパク質
の既知の重量を含有する例4に記載の人工涙液に
8日間浸せきした。ハンポシル(Hamposyl商
標)L−30(固形分100%に調節)の0.3%溶液5.0
mlに浸したポリ(エチレンテレフタレート)吹付
ミクロフアイバーのパツド(2.54cm×7.62cm×
0.48cm厚)または0.05%トライトン(Triton商
標)N−101界面活性剤溶液5.0mlをもつて浸した
2.54cm×7.62cm×1.2cm厚のポリウレタンフオーム
の物品の何れかをもつて円板を20回摩擦すること
によつてタンパク質を円板から摩擦するかまたは
塩水中に単にすすぐことによつてタンパク質を除
いた。データを下記第3表に示す。摩擦しない塩
水すすぎ液を用いて、清浄化前のレンズ上のタン
パク質の量を測定した。1回処理当たりタンパク
質当たりの5枚の円板を用いた。
【表】 ン
第3表の結果から、本発明の物品によつてポリ
ウレタンフオーム物品よりもはるかに多くのタン
パク質が除かれることが分かる。 例 6 コンタクトレンズ材料の清浄化 例4において用いたコンタクトレンズ材料の円
板を静かに吸取つて乾燥し、次いで下記の種々の
潜在的眼汚染物質をもつて汚染した(繰返し)。
各対の1枚の円板を「アラーガン(Allergan商
標)清浄および消毒液10滴を加え、次いで片手の
人差し指と親指の間で各面を10回摩擦して清浄化
した。 各対の第2の円板を、前記と同じ液10滴をもつ
て湿らしたドウードル・ダスター(Doodle
Duster商標)の2.8mm厚×5.1×7.6cmのパツド上に
載置した。この円板を人差し指と親指の間で10回
摩擦した。 次いで、全円板をアラーガン・ハイドロケアー
(Allergan Hydrocare商標)保存塩水の5秒間
の流れをもつて各面をすすいだ。円板を吸取つて
乾かし、次いで等級1から5まで(汚れから清浄
まで)で3名の観測者によつて隠して評価され
た。評価した潜在的汚染物質は、香料−エメロー
ド(Emeraude商標)(コーテイ、ニユーヨーク
市、ニユーヨーク州所在)、アイシヤドー(ヘレ
ナ・ルベンスタイン、ニユーヨーク州所在)、ダ
イアル(Dial商標)エーロゾール脱臭剤(アーマ
ー−ダイアル・インコーポレーテツド、フイーニ
ツクス、アリゾナ州所在)、レブロン(Revlon商
標)液体化粧品(レブロン・インコーポレーテツ
ド、ニユーヨーク市、ニユーヨーク州所在)、メ
イベリン・ウルトラ・ラツシユ(Maybelline
Ultra Lash商標)マスカラ(メイベリン・カン
パニー、ノース・リツトル・ロツク、アーカンソ
ー州所在)、頬紅〔エステイー・ローダー(Estee
Lauder)、ニユーヨーク市、ニユーヨーク州所
在〕、モイスチヤライザー〔マール・ノーマン
(Merle Norman)、ロサンゼルス、カリフオル
ニア州所在)、ワセリン(チーズブルー・ポン
ズ・インコーポレーテツド、グリーンウイツチ、
コネチカツト州所在)、プレサン(Presun商標)
皮膚保護剤(ウエストウツド・フアーマスーテイ
カルズ・インコーポレーテツド、バツフアロ、ニ
ユーヨーク州所在)、アクア−ネツト(Aqua−
net商標)ヘアスプレー〔フアバージ・インコー
ポレーテツド(Faberge,Inc.)、ニユーヨーク
市、ニユーヨーク州所在〕、およびイレーズ
(Erase商標)(マツクス・フアクター、ハリウツ
ド、カリフオルニア州所在)であつた。 この例のデータから、汚染物質10(ヘアスプレ
ー)を除くすべての場合に、不織繊維パツドを清
浄化プロセスに用いることによつて指の間で摩擦
するよりも良好な結果が得られたことが分かる。 例 7 長方形ポリエチレンパツドの製造および使用 厚さ約1mmのポリエチレン吹付ミクロフアイバ
ー(推定繊維直径10ミクロンまたはそれ以下)の
シートを3層に折りたたんだ。幅20mm×長さ5.5
cmのパツドをこのシートから切断した。この寸法
は、パツドをソフトコンタクトレンズ上に折りた
たんだ場合にソフトコンタクトレンズを被覆する
に十分であつた。このパツドをハンポシル
(Hamposyl商標)L−30の0.5%水溶液をもつて
湿らした。この寸法のパツドは十分に機能し、し
かもソフトコンタクトレンズのスクラツビング
(すなわち清浄化)ができた。 例 8 ポリエステルパツドの製造および使用 厚さ約1mmのポリ(エチレンテレフタレート)
ミクロフアイバー(推定繊維直径10ミクロン)の
シートを複視数層に折りたたんで、下記の第4表
に示す種々の寸法および形状の6種のパツドをシ
ートから切断した。
【表】
【表】 各パツドを、ハンポシル(Hamposyl商標)L
−30の0.5%水溶液をもつて湿らした。このパツ
ドを試験して、円運動でレンズを摩擦する有用性
を評価した。すべて有用であつたが、若干の差
が、認められた。2層パツドは、3層パツドより
も著しくもろかつた。レンズを被覆するに必要な
ものより大きいこれらのパツドは一般に不必要に
大きいことが認められた。 例 9 2パツド清浄法 ポリ(エチレンテレフタレート)吹付ミクロフ
アイバーウエブ(厚さ約1mm)のシートを2層に
折りたたんで、各辺約3.8cmの正方形を切断した。
各辺約5.1cmの正方形を切断して人差し指のまわ
りに巻いた。3.8cmのパツドを他方の手の掌に入
れ、両パツドをアラーガン(Allergan商標)LC
−65液に浸した。レンズを掌に入れ、パツドの中
心に置いて他のパツドをもつて摩擦した。この方
法は、ハードポリ(メチルメタクリレート)およ
びソフトコンタクトレンズの両者に有用であるこ
とが分かつた。 例 10 1パツド清浄法 厚さ約1mmのポリ(エチレンテレフタレート)
吹付ミクロフアイバーウエブのシートを2層に折
りたたんで、約2.5cm×6.2cmの長方形パツドを切
断してアラーガン(Allergan商標)LC−65液に
浸した。レンズをパツドの中心に入れ、次いでパ
ツドをレンズ上に折りたたんだ。このレンズを片
手の親指と人差し指の間で摩擦した。この方法
は、ハードポリ(メチルメタクリレート)および
ソフトコンタクトレンズの両者の清浄化に有用で
あることが分かつた。 例 11 ひつかきの比較 2枚のハードポリ(メチルメタクリレート)レ
ンズ上のかき傷の寸法および数を比較した。1枚
のレンズは人によつて約5年間普通に使用され
た。他のレンズは本発明の同じポリ(エチレンテ
レフタレート)ミクロフアイバーパツド(2.5mm
厚×3.8cm×3.8cm)をもつて5分連続摩擦間隔を
用いて合計1時間摩擦した。レンズを各5分間の
摩擦後に調べて、パツドを摩擦から生じたかき傷
の数および型を求めた。この摩擦時間は、レンズ
が約10秒毎日1回清浄にしたならば1年の使用に
ほぼ等しいと推定される。 データを下記第5表に示す。
【表】 き傷
中間か 21 1.26mm±0.88 1.0〜1.3 0.6より小
5 2.14mm±1.94 1.5〜1.7 0.8より小
き傷
微細か 21 1.27mm±0.75 0.4〜0.8 0.4より小
2 1.7mm(わずか 0.5 0.3より小
き傷
に1点データ)
第5表のデータから、ヒト着用のレンズは、一
層多くのかき傷を有し、パツドによつて生じたか
き傷は平均して幅、深さおよび長さが通常着用と
ほぼ等しいかまたはより少なかつた。 例 12 パツケージ物品(剥離開封) 本発明の湿不織繊維パツドを包装するために、
長い貯蔵寿命を可能に(2年までまたはそれ以
上)するパツケージが望まれる。上部シート状部
分および下部シート状部分を有するパツケージを
構成した。上部は、印刷フイルムと呼ばれ、4層
を有した。この層の外部から内部に、晒しクラフ
ト紙(11.4Kg/m2)1枚、0.0018cm厚ポリエチレ
ンフイルム、0.00089cm厚アルミニウムはく、
0.0051cm厚ポリオレフインC−79シーラント〔ラ
ドロウ・カンパニー(Ludlow Co.)、ニーダムハ
イツ、マサチユーセツ州所在から入手できる4層
フイルム〕、からなつていた。未印刷フイルムと
呼ぶ下部もまた4層を有した。これらの層の外部
から内部に、晒クラフト紙(11.4Kg/m2)1枚、
0.001cm厚ポリエチレンフイルム、0.00089cm厚ア
ルミニウムはく、および0.022cm厚サーリン
(Surlyn商標)1652フイルム(デユポン・カンパ
ニー、ウイルミントン、デラウエア州所在)(ラ
ドロウ・カンパニーから入手できる4層フイル
ム)からなつていた。 製袋機に、2層を一緒にシールするアルミニウ
ムヒートシールプラテンを与える。このプラテン
は、長さ3.2cmのシールおよび幅3.81cm(1.5イン
チ)(内部)、長さ8.9cm(3.5インチ)(内部)の
寸法のなつ印幅0.3cmのシールの30゜シエブロン模
様を有した。平たんな開口端を有するパツケージ
を製造した。このような12個のパツケージを製造
した。次いで、エンボシングしたポリ(エチレン
テレフタレート)吹付ミクロフアイバーパツド
(2.5cm×6.4cm×1.1mm)を各パツケージにそう入
した。次いで、このパツドを0.5%ハンポシル
(Hamposyl商標)L−30水溶液2.0mlをもつて処
理した。このパツケージ端を、ついでヒートシー
ルした。 例 13 別のパツケージ物品 例12の印刷層および未印刷層を用いたが、C−
79シーラントの代わりにポリエチレンフイルムま
たはサーリン(Surlyn商標)1652フイルムを用
いて引き裂き開封パツケージを製造できる。この
パツケージは(はぎもどすよりも)引き裂き開封
できる溶接シールを与える。 例 14 エンボシングおよびピローイング繊維ウエブに
よるコンタクトレンズ材料の清浄化 直径約12mmおよび厚さ約0.3mmの20枚の円板を、
例4において用いた重合体レンズ材料のシートか
ら切断して、マスカラ〔メイベリン・アルトララ
ツシユ(Maybelline Ultralash商標)〕をもつて
両面が黒くなるまで摩擦した。次いで、この円板
を、3種のミクロフアイバーウエブパツド(5.1
×5.1cm)を用い、レンズ当たり1枚のパツドを
用いて各面を10回摩擦して清浄にした。各パツド
を、使用直前に界面活性剤〔塩水中のハンポシル
(Hamposyl商標)L−30 0.1%、PH7.4〕溶液1
mlに浸した。5枚の円板を各型のパツドをもつて
清浄にした。使用したパツドの型は、1)ポリプ
ロピレンピローウエブ(厚さ0.5mm、界面活性剤
1ml)、2)エンボシングポリスチレンウエブ
(厚さ1.2mm、界面活性剤、1.5ml)、および3)エ
ンボシングポリ(エチレンテレフタレート)ウエ
ブ(厚さ1.1mm、界面活性剤1.0ml)であつた。 さらに、標準指摩擦技術を用いて、5枚の円板
を清浄にした。円板当たりアラーガン
(Allergan商標)LC−65液の10滴を手の掌中の円
板上に滴下し、次いで各面当たり円板を10ストロ
ーク摩擦した。 各円板の清浄度を、次いで6名の人によつて評
価した。 この例の結果から、本発明のミクロフアイバー
ウエブパツドはすべて、標準清浄化方法よりもレ
ンズ円板をはるかに良好に清浄化したことが分か
つた。 例 15 シリコーンメタクリレート型〔ポリコン
(Polycon商標)、シンテツクス・オフサルミツク
ス・インコーポレーテツド(Syntex
Ophthalmics,Inc.)、フイーニツクス、アリゾ
ナ州所在〕のレンズを、アラーガン(Allergan
商標)LC−65液をもつて20秒手の中で摩擦する
ことによつて清浄化した。次いで、このレンズを
接眼レンズを通して倍率7倍で調べた。かき傷の
数および配置を記した。次いでレンズをアラーガ
ン(Allergan商標)LC−65(コンタクトレンズク
リーナー)を充てんしたポリエチレン吹付ミクロ
フアイバーパツド(3.8×3.8mm×2mm厚)をもつ
て60分(レンズの各面を30分)摩擦した。倍率10
倍でわずかに1個の著しいかき傷を認めた(後
部)のみである。 例 16 スコツチパツク(Scotchpak商標)ET29308
(スリー・エム、セントポール、ミネソタ州所在)
から構成された袋を用いて、本発明の湿ミクロフ
アイバーパツドを包装した。各袋の内部寸法は、
7cm×7cmであつた。 ポリ(エチレンテレフタレート)(6.35cm×2.5
cm×1.1mm厚)のミクロフアイバーパツドを各袋
内に入れ、次いで標準塩水(PH7.4)内のサイク
ロポール(Cyclopol商標)SBFA−30の1.0mlを
加えた。次いで、袋を上部開口部においてヒート
シールした。6個の袋をこのように製造した。 例 17 スクリムしたミクロフアイバーパツドを用いる
清浄化 例4において用いたコンタクトレンズ材料(直
径12mm、厚さ0.25mm)の10枚の円板を、メイベリ
ン・アルトララツシユ(Maybelline Ultralash
商標)マスカラをもつて黒くなるまで摩擦し、次
いで円板を1時間乾燥させた。 ポリプロピレン繊維(推定繊維直径10ミクロ
ン)の吹付ミクロフアイバーウエブおよびスパン
ボンドポリプロピレン(推定繊維直径20ミクロ
ン)を一緒にエンボシングすることによつて製造
したスクリムしたミクロフアイバーパツドを得
た。このパツドを5.1cm×5.1cm×0.76mm厚角片に
切断した。使用直前に各角片を0.1%ハンポシル
(Hamposyl商標)L−30塩水に浸すことによつ
て界面活性剤を充てんした。1個の角片を手の掌
に入れて、円板をこの角片の中心上に置き、次い
で他の角片を他方の手の人差し指に巻きつけた。
円板を、人差し指に巻きつけた角片を用いて、円
板の各面上を10ストローク摩擦した。3名によつ
て測定して良好な清浄化が得られた。パツドを用
いる清浄化を、レンズ清浄化溶液を用いる標準指
摩擦技術(例14を参照されたい)による清浄化と
比較した。パツドは、非常にすぐれていることが
分かつた。 例 18 繊維直径と繊維の型およびレンズ材料のひつか
きの間の相関関係を評価するために、下記の表に
示す重合体試料を使用し、しかも前記のAJM試
験を行つた。使用したレンズ材料は、ポリ(メチ
ルメタクリレート)であつた。各評価に対して、
8.9cm×9.5cm×0.34mm厚の長方形試験片を顕微鏡
の載物台上にテープで張つた。顕微鏡下でかき傷
が比較的ない清浄部分を見つけて、境界標識し
た。この部分を倍率50Xおよび透過光を用いて写
真撮影した。約5.1cm×5.1cmの不織ウエブの試料
を、4回折りたたみ、約2.5cm×2.5cmの長方形を
与えた。この長方形試料を木綿製綿棒の端部に巻
きつけて、テープで適所にしつかりと張つた。巻
きつけた綿棒をアラーガン(Allergan商標)
LC65清浄液湿つて滴下するまで浸した。次いで
この綿棒を60秒力強いストロークで試験区域上に
摩擦した。拭き取つた後、試験区域を再び写真撮
影した。4mm2区域内のかき傷を測定した。
【表】

【表】 第6表のデータから、直径10ミクロンより小の
溶融吹付ポリプロピレン繊維の試料No.4はすぐれ
た結果を与えることが分かる。繊維直径40ミクロ
ンまでの異なつた重合体組成を表わす試料No.1,
3,6,7および9は良好な結果を与えた。 本発明の種々の修正および変更は、本発明の範
囲および精神から逸脱することなく当業者に明ら
かになり、しかも本発明は、本明細書に示された
例示的実施態様に不当に限定されないと理解され
たい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 50ミクロンまでの平均繊維径を有する熱可塑
    性の重合体よりなる不織繊維ウエブで、該ウエブ
    は目に対して生理的に許容される界面活性剤を含
    む物品であつて、該物品はコンタクトレンズクリ
    ーナーとなり、水及び目に対して生理的に許容さ
    れるレンズを損なわない水溶液及び溶剤から選ば
    れた湿潤剤を含んでいてもよく、かつ該物品は単
    品包装又は集団包装にすることもできる、物品。 2 不織繊維ウエブがポリアルキレン、ポリ塩化
    ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、ナイロン、
    ポリアリールスルホン、ポリエステル、ポリウレ
    タンの繊維及びこれらの組合せ、混合及び共重合
    物のウエブからなる群から選ばれたものである特
    許請求の範囲第1項の物品。 3 コンタクトレンズの清浄化方法において、 (a) 50ミクロンまでの平均繊維径を有する熱可塑
    性の重合体よりなる不織繊維ウエブで該ウエブ
    は目に対して生理的に許容される界面活性剤を
    含む物品を用意し、 (b) コンタクトレンズを上記の物品と接触させ、
    タンパク質の粒状物質をコンタクトレンズから
    解放するのに十分な時間こすり、 (c) レンズを上記物品から取り去る 工程を含み、清浄化後はレンズが目に対して生
    理的に許容できるものとなつている上記清浄化方
    法。
JP59071075A 1983-04-12 1984-04-11 コンタクトレンズクリーナー物品 Granted JPS59198423A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US484163 1983-04-12
US06/484,163 US4533399A (en) 1983-04-12 1983-04-12 Contact lens cleaning method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59198423A JPS59198423A (ja) 1984-11-10
JPH0146047B2 true JPH0146047B2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=23923016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59071075A Granted JPS59198423A (ja) 1983-04-12 1984-04-11 コンタクトレンズクリーナー物品

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4533399A (ja)
EP (1) EP0125041B1 (ja)
JP (1) JPS59198423A (ja)
AT (1) ATE34850T1 (ja)
AU (1) AU562187B2 (ja)
BR (1) BR8401680A (ja)
CA (1) CA1236260A (ja)
DE (1) DE3471767D1 (ja)
HK (1) HK20690A (ja)
MX (1) MX159644A (ja)
SG (1) SG38889G (ja)
ZA (1) ZA842690B (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774865B2 (ja) * 1984-05-23 1995-08-09 千寿製薬株式会社 コンタクトレンズ・クリーナー
US4666621A (en) * 1986-04-02 1987-05-19 Sterling Drug Inc. Pre-moistened, streak-free, lint-free hard surface wiping article
US4839082A (en) * 1986-12-24 1989-06-13 Alcon Laboratories, Inc. Contact lens cleaning compositions containing a carboxy vinyl polymer
US4921630A (en) * 1986-12-24 1990-05-01 Alcon Laboratories, Inc. Contact lens cleaning compositions containing an enzyme and a carboxy vinyl polymer
US5365630A (en) * 1989-02-02 1994-11-22 Beckrich Mary B Apparatus for cleaning contact lenses
US5439572A (en) * 1991-12-02 1995-08-08 Isoclear, Inc. Lens protective encasement packet
US5368708A (en) * 1991-12-02 1994-11-29 Isoclear, Inc. Lens decontamination system
US5274874A (en) * 1992-03-13 1994-01-04 Merocel Corporation Endoscope cleaning and defogging apparatus
WO1994015729A1 (en) * 1993-01-15 1994-07-21 Pankow Mark L Contact lens treatment apparatus
JP3357453B2 (ja) * 1993-09-10 2002-12-16 花王株式会社 液体柔軟仕上剤組成物並びに新規第4級アンモニウム塩並びに該塩の製造法
US5549891A (en) * 1994-04-05 1996-08-27 Allergan Method for disinfecting contact lens with catalase compositions
US5580392A (en) * 1994-04-05 1996-12-03 Allergan Contact lens cleaning compositions with particles of variable hardness and processes of use
US5909745A (en) * 1996-02-26 1999-06-08 Alcon Laboratories, Inc. Use of carbon dioxide and carbonic acid to clean contact lenses
JPH1071190A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Tomey Technol Corp コンタクトレンズ用液剤
US5874160A (en) * 1996-12-20 1999-02-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Macrofiber nonwoven bundle
US6065591A (en) * 1997-12-19 2000-05-23 Bba Nonwovens Simpsonville, Inc. Non-resealable wet wipe package
US6119437A (en) * 1998-02-11 2000-09-19 Palisades Eye Care Company Method of producing finger drying material used for insertion of contact lenses
US5984089A (en) * 1998-11-30 1999-11-16 Dotson; Richard Scott Prepackaged contact lens wearer hand neutralizing towelette and contact lens rewetting agent
US6138312A (en) * 1999-03-26 2000-10-31 Cummings; Eugene M. Single-use contact lens treatment apparatus
US6280530B1 (en) 2000-01-28 2001-08-28 Isoclear, Inc. Contact lens treatment apparatus and method
US6533119B1 (en) 2000-05-08 2003-03-18 3M Innovative Properties Company BMF face oil remover film
US6383504B1 (en) 2000-11-08 2002-05-07 R. Scott Dotson Prepackaged contact lens wearer hand neutralizing towelette and contact rewetting agent
EP1382730A1 (de) * 2002-07-15 2004-01-21 Paul Hartmann AG Kosmetisches Wattepad
EP1578239A2 (en) * 2003-06-30 2005-09-28 S. C. Johnson & Son, Inc. Dispenser assembly for dispensing liquid onto a removable sheet contained by an implement
US20070265341A1 (en) * 2004-07-01 2007-11-15 The Schepens Eye Research Institute Inc. Compositions and methods for treating eye disorders and conditions
JP2008505177A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ザ・シェペンズ・アイ・リサーチ・インスティテュート・インコーポレーテッド 目の障害および状態を治療するための組成物および方法
IL169525A (en) * 2005-07-04 2008-12-29 Fischer Farmaceuticals Ltd Unstained sterile wipe and manufacturing process
US7993485B2 (en) * 2005-12-09 2011-08-09 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for processing a substrate
US20070131653A1 (en) * 2005-12-09 2007-06-14 Ettinger Gary C Methods and apparatus for processing a substrate
WO2007070353A2 (en) * 2005-12-09 2007-06-21 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for processing a substrate
JP2009532210A (ja) * 2006-03-30 2009-09-10 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板の縁部を研摩するための方法及び装置
JP2009004765A (ja) * 2007-05-21 2009-01-08 Applied Materials Inc 基板研磨のためにローリングバッキングパッドを使用する方法及び装置
JP2008306180A (ja) * 2007-05-21 2008-12-18 Applied Materials Inc 膜の基板斜面及び縁部の研磨プロファイルを制御する方法及び装置
JP2008284683A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Applied Materials Inc 基板の振動により基板のノッチを研磨する方法及び装置
JP2008288600A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Applied Materials Inc 基板の縁部除外領域の大きさを制御する方法及び装置
JP2008306179A (ja) 2007-05-21 2008-12-18 Applied Materials Inc バッキングパッドを使用して基板の両面の縁部から膜及び薄片を除去する方法及び装置
US8211846B2 (en) * 2007-12-14 2012-07-03 Lam Research Group Materials for particle removal by single-phase and two-phase media
US20100105299A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for polishing an edge and/or notch of a substrate
US20100105291A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for polishing a notch of a substrate

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3063083A (en) * 1960-07-12 1962-11-13 Milton L Obitts Wash kit for contact lenses and the like
US3177055A (en) * 1962-02-28 1965-04-06 Armstrong Cork Co Cleaning pad
US3406418A (en) * 1967-09-27 1968-10-22 Harry J. Hurley Jr. Lens-cleaning paper
DE2259137A1 (de) * 1972-12-02 1974-06-06 Henkel & Cie Gmbh Fuer reinigungszwecke geeignete textile fasergebilde und verfahren zu ihrer herstellung
CH572119A5 (en) * 1973-06-27 1976-01-30 Exxon Research Engineering Co Non-woven fleece mfr - by the high-velocity extrusion of a polymer, partic polypropylene, in a hot inert gas
US4013576A (en) * 1973-11-21 1977-03-22 Wesley-Jessen Inc. Contact lens treating composition
US4046706A (en) * 1976-04-06 1977-09-06 Flow Pharmaceuticals, Inc. Contact lens cleaning composition
US4104187A (en) * 1976-04-12 1978-08-01 Barnes-Hind Pharmaceuticals, Inc. Composition and method treating soft contact lenses at elevated temperatures
US4065324A (en) * 1976-12-16 1977-12-27 Burton, Parsons And Company, Inc. Contact lens cleaning solution
US4127423A (en) * 1977-09-13 1978-11-28 Burton, Parsons And Company, Inc. Contact lens cleaning solution
AU516445B2 (en) * 1977-10-17 1981-06-04 Kimberly-Clark Corporation Microfiber wipe
GB1581486A (en) * 1977-10-20 1980-12-17 Kimberly Clark Co Non-woven fabric and method of producing same
US4187574A (en) * 1978-07-27 1980-02-12 Bausch & Lomb Incorporated Contact lens cleansing apparatus
DE2917133A1 (de) * 1979-04-27 1980-11-06 Norbert Ing Grad Klughardt Brillenputztuch
CA1152843A (en) * 1979-06-25 1983-08-30 Polymer Technology Corporation Abrasive-containing contact lens cleaning materials
US4357173A (en) * 1980-10-15 1982-11-02 Polymer Technology Corporation Lens cleaning and polishing method
JPS6046135B2 (ja) * 1980-12-22 1985-10-14 信越ポリマ−株式会社 スポンジ状弾性体
US4328279A (en) * 1981-01-29 1982-05-04 Kimberly-Clark Corporation Clean room wiper
US4354952A (en) * 1981-03-12 1982-10-19 Bausch & Lomb Incorporated Contact lens disinfecting and preserving solution comprising chlorhexidine and salts thereof
ZA822496B (en) * 1981-04-20 1983-02-23 Alcon Lab Inc Polymeric scrub

Also Published As

Publication number Publication date
MX159644A (es) 1989-07-20
ZA842690B (en) 1985-11-27
JPS59198423A (ja) 1984-11-10
BR8401680A (pt) 1984-11-20
DE3471767D1 (en) 1988-07-07
US4533399A (en) 1985-08-06
AU2673384A (en) 1984-10-18
AU562187B2 (en) 1987-06-04
EP0125041B1 (en) 1988-06-01
ATE34850T1 (de) 1988-06-15
CA1236260A (en) 1988-05-10
HK20690A (en) 1990-03-23
SG38889G (en) 1989-11-17
EP0125041A1 (en) 1984-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0146047B2 (ja)
US4678698A (en) Contact lens cleaning article
US6134736A (en) Contact lens treatment apparatus
US4622258A (en) Contact lens cleaning article
US3396419A (en) Disposable surgical scrub sponge and dispenser
CA1270119B (en) Polymeric scrub
US4493783A (en) Cleaning agent for optical surfaces
US6138312A (en) Single-use contact lens treatment apparatus
JP2003521003A (ja) コンタクト・レンズの処理装置と方法
US5037484A (en) Cleaning agent for optical surfaces
MX2008000488A (es) Pano limpiador para cuarto limpio.
US4839082A (en) Contact lens cleaning compositions containing a carboxy vinyl polymer
US4792414A (en) Cleaning agent for optical surfaces
JP3879844B2 (ja) 洗浄性防汚剤組成物及び洗浄性防汚物品
US5928606A (en) Device and method for cleaning and disinfecting contact lens using water-absorbing solid soft material carrying disinfectant
US4670060A (en) Cleaning agent for optical surfaces
JPH01501899A (ja) コンタクトレンズ用洗浄剤及びその使用方法
IE55545B1 (en) Contact lens cleaning method and article
KR20060111714A (ko) 콘택트렌즈 세정용 시트
JPS60247616A (ja) コンタクトレンズ・クリ−ナ−
JPH01316176A (ja) クリーニングシート
JP3192195B2 (ja) レンタル用ガラスクリーナ
FR2728081A1 (fr) Dispositif pour nettoyer les oculaires des lunettes
JP2019128530A (ja) メガネクリーナー
WO1998028654A1 (en) Eyeglass cleaner