JPH0145952B2 - - Google Patents

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JPH0145952B2
JPH0145952B2 JP60072590A JP7259085A JPH0145952B2 JP H0145952 B2 JPH0145952 B2 JP H0145952B2 JP 60072590 A JP60072590 A JP 60072590A JP 7259085 A JP7259085 A JP 7259085A JP H0145952 B2 JPH0145952 B2 JP H0145952B2
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Japan
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clamp
cable
insulator
connector body
connector
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Hiromasa Ooshiro
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明はEIAJ(日本電子機械工業会)の規格
に基づいて設計されたRC−6014の高周波同軸
C14型コネクタの性能以上の性能を有する如く設
計されたFT型コネクタに関し、特に同軸ケーブ
ルの外部導体がアルミラミネートのような軟かい
場合に適用できるようにしたものである。
<従来の技術> 従来、ケーブルの外部導体が例えばアルミラミ
ネートのような軟かい場合に適用するFT型コネ
クタの構造を第8〜11図により説明すると、1
はコネクタ本体、2はOリング、3はコネクタ本
体1内に設けた第1絶縁体、4は第3絶縁体、
5,6は第3絶縁体4の内外に設けたOリング、
7は一部突出する如くしてコネクタ本体1内に設
けた中心コンタクト、8はコネクタ本体1内の第
2絶縁体、9は鍔付テーパクランプ、10は鍔付
テーパクランプ9の外側に設けたクランプ、11
はコネクタ本体1に螺合する締付金具、12はコ
ネクタ本体1と締付金具11間をシールするOリ
ング、13は締付金具11内に設けた締付クラン
プ、14はケーブルA表面を圧締するガスケツ
ト、15は締付クランプ13とガスケツト14間
に介在するワツシヤをそれぞれ示す。
しかして上記構造のFT型コネクタを用いてケ
ーブルAを機器(図示せず)に接続するには、ま
ずケーブルAの外表面上に、締付金具11、ガス
ケツト14、ワツシヤ15、締付クランプ13お
よびクランプ10を順次挿し込む。次いでケーブ
ルAの端部を工具を用いて第10図示の如く端末
処理を行う。すなわち、内部導体Bを絶縁体C、
外部導体Dおよび外被Eよりも突出させ、さらに
絶縁体Cと外部導体Dとの間を拡開させて断面三
角形状の空間部Fを形成する。そして該空間部F
に鍔付テーパクランプ9を嵌める(第11図参
照)。さらに、ケーブルAの内部導体Bに第2絶
縁体8を前記鍔付テープクランプ9に当接させる
如くして挿入する。該テーパクランプ9の挿入
後、ケーブルAの内部導体Bの先端部に、中心コ
ンタクト7の内部導体受入部7bを嵌合する。こ
の嵌合後、該嵌合部分の外側から圧着し、内部導
体Bと中心コンタクト7を接続する。この中心コ
ンタクト7の接続後、該中心コンタクトを、第1
絶縁体3、第3絶縁体4およびOリング5,6を
それぞれ内臓したコネクタ本体1に挿し込み、中
心コンタクト7の膨出部が第3絶縁体4の段部に
当るまで挿入する。次いでコネクタ本体1内に前
記クランプ10を入れた後、締付クランプ13を
コネクタ本体1に締付けると、鍔付テーパクラン
プ9と該クランプ9の外側に位置するクランプ1
0間に、拡開した外部導体Dおよび外被Eが挾持
され、ケーブルAをコネクタ本体1に固定するこ
とができる。ケーブルAを固定後、ワツシヤ15
およびガスケツト14を移動させ、締付金具11
をコネクタ本体1に螺合させる。この螺合は締付
金具11内のガスケツト14が収縮してケーブル
Aの外表面にきつく圧接するまで行なう。コネク
タ本体1と締付金具11の両者の締結後において
は、コネクタ内部は各Oリング2,5,6,12
およびガスケツト14により水密にシールされる
こととなる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来のFT型コネクタを用
いて接続する場合、次のような欠点があることが
判明した。すなわち、 ケーブルAの内部導体Bを中心コンタクト7
に接続する際、依然として工具等の圧着治具を
使用して圧着しなければならないという面到さ
があること。
ケーブルAの外部導体Dがアルミラミネート
のような軟かい場合、該ケーブル先端部をコネ
クタに接続後、冬などの寒い時期にケーブルA
の外被Eが収縮することによつて鍔付テーパク
ランプ9の鍔付端面がコネクタ本体1に当らな
いで引張られることと、締付クランプ13とク
ランプ10が構造上離れて設計されていること
によつて、接続不良を生じるなどの問題があつ
た。
鍔付テーパクランプ9の内径と絶縁体Cの外
径が相違することにより、絶縁体Cと外部導体
Dの間に空隙が生じること。またケーブルAの
絶縁体Cから剥離した外部導体Dと外被Eは、
強制的に外方に向けてテーパ状に拡開され、鍔
付テーパクランプ9とクランプ10間の狭いテ
ーパ面に挾持されることから、外部導体Dの剥
離基部に脆化現象や亀裂を生ずることとなるば
かりか、鍔付テーパクランプ9とクランプ10
との狭いテーパ状の挾持面に大きな負荷が加わ
ることとなる。このようにケーブルAを押えて
固定するためにクランプをテーパ構造としてい
ることと、絶縁体Cの寸法誤差との相乗作用に
よつて、外部導体Dに一層亀裂が生じ易くなる
結果、アースがとれなくなり、インピーダンス
や電圧定在波比等の電気特性が狂うこととなる
こと。
ガスケツト14によりケーブルAの外表面が
強固に圧締されるために、ケーブルAの絶縁体
Cの材質が発泡ポリエチレンや超高発泡ポリエ
チレン等の軟かいもので形成されているときに
は、特にケーブルの外表面が付近のケーブル外
表面に比べて大幅に絞られることになる。ガス
ケツトによりケーブルの外表面が大きく絞られ
ることによつて、インピーダンスや電圧定在波
比等の電気特性がそこなわれ、映像上のトラブ
ルが生ずることになること。
コネクタにケーブルを接続するときに、コネ
クタを構成する部品が1つ1つバラバラの状態
にあり、しかもその部品点数も9点もの多くを
要することになる。部品点数が多いと、接続作
業中に該部品を粉失するおそれがあるばかり
か、該部品にきずをつけたり、あるいは接続作
業が非常に面到であるために、一般素人が取付
作業をすることができず、専門の人に限られる
などの不都合な点があつた。
この発明の目的は、上記の欠点を一挙に解消す
ることができるばかりでなく、薄肉筒部を有する
スリーブのみを予め端末処理したケーブルに挿込
んでおくだけで、後は必要な部品を内臓したコネ
クタ本体を機器等の接続具に接続した後、予めケ
ーブルの外被上に嵌めた必要部品を内臓した締付
金具をコネクタ本体に螺合するだけの簡単な操作
にてケーブルをコネクタに接続可能とし、電柱な
どの高所に登つてする作業も安全で、かつ簡単、
確実になし得るようにするとともに、ケーブルの
絶縁体と外部導体との間に挿込んだスリーブ上の
外部導体部分及び外被部分を全体が狭窄可能な割
クランプにて均一に圧着するようにし、しかもケ
ーブルの中心導体と中心コンタクトとの確実強固
な作業と、締付金具内の弾性部材によるケーブル
外被上の確実なシールとが、コネクタ本体と締付
金具の螺合動作によつて同時になし得るようにし
たFT型コネクタを一般に提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記の問題点を解決するために、コネ
クタ本体1内の先端部に嵌着した第1絶縁体3に
てピン部7aの一部が外部に突出する如く保持さ
れた中心コンタクト7の内部導体受入部7bの端
部外周面にテーパ面7cを形成する。該テーパ面
7cに摺接して内部導体受入部7bを狭窄し得る
第2絶縁体8を前記コネクタ本体1内に配し、該
第2絶縁体8をバツクアツプリング20の受部2
0aに嵌着する。該受部20aの反対側に形成し
たバツクアツプリング20の突出片20bをコネ
クタ本体1の内周壁に圧入したブツシング21の
外側に形成した切欠溝21aに軸方向に沿つて移
動できる如く嵌合し、該ブツシング21の内側の
受穴部21bに薄肉筒部22aを有するスリーブ
22の厚肉フランジ部22bが嵌合し得るように
する。前記ブツシング21の切欠溝21aから突
出した突出片20bの先端がテーパ状内周面23
aを有するクランプ23の厚肉端面23bに当接
し、該クランプ23を前後に移動可能となる如く
コネクタ本体1の端部の突起部1cを介してコネ
クタ本体1内に封入する。さらに前記コネクタ本
体1の一端部側外周面の螺子部1aと螺合する締
付金具11のケーブル挿入側内周壁にケーブルA
の外被Eを弾圧し得る環状弾性部材24及び座金
25のそれぞれを互いに当接状に装填するととも
に一端部が座金25の片面に、他端部が前記クラ
ンプ23のテーパ状内周面23aにそれぞれ当接
し、その外周面の一端部に形成した鍔部26aが
締付金具11内の環状凹溝11aに係合する如く
形成したラジアル方向に全体が均一に狭窄可能な
割クランプ26を締付金具11内に配設し、該割
クランプ26の内面に螺子部26bを形成するこ
とによりケーブルAの絶縁体Cと外部導体Dとの
間に挿込んだスリーブ22上の外部導体D部分及
び外被E部分を上記割クランプ26で均一に圧着
するようにしたことを特徴とするFT型コネクタ
としたものである。
<作用> 上記構成として本発明の作用について説明す
る。
コネクタ本体1内の先端部に第1絶縁体3を嵌
着し、該第1絶縁体3の中心部に中心コンタクト
7を挿入し、該中心コンタクト7のピン部7aの
一部を外部に突出させる。次にバツクアツプリン
グ20の受部20aに第2絶縁体8を嵌着する。
第2絶縁体8を嵌着したバツクアツプリング20
の突出片20bをブツシング21の切欠溝21a
に遊嵌状に嵌め、その先端部を切欠溝21aから
突出させた状態で、該ブツシング21をコネクタ
本体1の内周壁に治具にて圧入し、バツクアツプ
リング20と第2絶縁体8の両者を軸方向に沿つ
て移動可能に保持する。更にコネクタ本体1内に
クランプ23を遊嵌状に挿入し、該クランプ23
の肉厚端面23bを突出片20bの先端に当接さ
せる一方、該クランプ23が外部へ抜け出ないよ
うにするため、コネクタ本体1の端部の複数箇所
にポンチ打ち等を行なつて抜け防止用の突起部1
cを形成する。しかしてクランプ23もコネクタ
本体1内で軸方向に移動可能に封入される。以上
でコネクタ本体1内への必要な部品の封入を完了
する。
一方、締付金具11のケーブル挿入側内周壁に
は、環状弾性部材24及び座金25を順次挿入す
る。次いで割クランプ26を締付金具11に収納
するに当つては、割クランプ26の鍔部26aの
外径が締付金具11の内径よりも大きいために、
該鍔部26aがその内周壁に当つて割クランプ2
6全体がラジアル方向に狭窄されながら押し込ま
れ、該鍔部26aが締付金具11の環状凹溝11
aに達した時に割クランプ26が狭窄状態から再
び元の状態に拡開して鍔部26aが環状凹溝11
aに係合し、割クランプ26を締付金具11内か
ら外に抜け出ないように収納される。
こうして締付金具11内にも必要な部品を組込
んでおく。
そして、必要部品を組込んだコネクタ本体1及
び締付金具11とスリーブ22の三者だけが残る
ような状態とする。
ケーブルAとコネクタとの接続に際しては、ま
ず機器の接続値Kに前述の必要部品を組込んだコ
ネクタ本体1を治具にて接続しておき、該機器を
電柱などの高所に取付ける。次いで地上において
ケーブルAの外被E上に前述の必要部品を組込ん
だ締付金具11を挿入しておいてから第7図示の
如くそのケーブルAの端末処理をして絶縁体Cと
外部導体Dとの空間部Fにスリーブ22を挿込
む。
電柱などの高所に登り、スリーブ22を挿入し
たケーブルAの先端部をコネクタ本体1内に圧入
されているブツシング21の内側の受穴部21b
にスリーブ22の厚肉フランジ部22bを嵌合さ
せる。そして締付金具11を治具にてコネクタ本
体1に螺合させ、該金具11を締付けることによ
つて、締付金具11内の割クランプ26の先端が
クランプ23のテーパ状内周面23aに当り、該
クランプ23が軸方向に沿つて前進し、バツクア
ツプリング20の突出部20bを押す。バツクア
ツプリング20が押されると、該バツクアツプリ
ング20の受部20aに嵌着している第2絶縁体
8も前進し、これによつて中心コンタクト7の内
部導体受入部7bが次第に狭窄し、ケーブルA先
端部の中心導体Bに喰い込む状態で圧着する。こ
れと同時に、割クランプ26はその反力を受けて
座金25を押し、さらに環状弾性部材24を圧縮
し、ケーブルAの外被Eに密着して締付金具11
内を水密にする。座金25が締付金具11の環状
凹溝11aの端部に当ると始めてスリーブ22が
挿込まれている部分のケーブルAの外部導体D及
び外被E上に位置する割クランプ26がラジアル
方向に均一に狭窄して外被E上に強固に圧着され
る。こうしてケーブルAの接続作業が完了する
(第3図参照)。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例を示し、1はコネク
タ本体で機器の接続具Kと螺合する側の螺子部1
bの基部にシールを行うためのOリング2を、ま
た後記する締付金具11と螺合する螺子部1aの
基部に該金具11と本体1をシールするためのO
リング12をそれぞれ備えている。コネクタ本体
1内の先端部には、中心コンタクト7の挿通孔3
aを有する柱状の第1絶縁体3が装填されてい
る。
中心コンタクト7のピン部7aの一部はコネク
タ本体1から突出しており、内部導体受入部7b
は狭窄可能に割入りとなつており、その内周面に
はネジ等の凹凸部7dが形成され、該内部導体受
入部7bの終端部外周面にテーパ面7cが形成さ
れている。第2絶縁体8はコネクタ本体1のほぼ
中間部位に装填され、その中心部に内部導体挿通
孔8aを有し、該挿通孔8aの先端部側にテーパ
面8bを形成して内部導体受入部7bのテーパ面
7cに摺接させている。
また第2絶縁体8の外周面の一部がバツクアツ
プリング20の受部20aに嵌着しており、該バ
ツクアツプリング20の受部20aの反対側には
第6図a,bに示す如く受部20aの外径と同径
で延出する四本の突出片20bを形成する。21
はコネクタ本体1の内周壁に圧入したブツシング
で、第5図a,bに示す如く外側の四箇所に切欠
溝21aを設け、該切欠溝21aに前記突出片2
0bを遊嵌状に嵌合させる。そしてブツシング2
1の内側の締付金具11側に形成した受穴部21
bには、スリーブ22の厚肉フランジ部22bが
嵌合し得るようにする。またコネクタ本体1内に
はテーパ状内周面23aを有するクランプ23を
収納し、このクランプ23の肉厚端面23bが切
欠溝21aから突出した突出片20bの先端に当
接するようにする。
該クランプ23はコネクタ本体1から外部に抜
け出ないようにするために、コネクタ本体1の端
部の四箇所にポンチ打ちをして抜け防止用の突起
部1cを形成する。スリーブ22はケーブルAの
絶縁体Cが挿通する程度の内径を有する薄肉筒部
22aと該筒部の端部に形成した厚肉フランジ2
2bとよりなり、該スリーブ22を端末処理した
ケーブルAの先端に装着後該スリーブ22の厚肉
フランジ22bをブツシング21の受穴部21b
に嵌合させるようにする。
一方、締付金具11はその外表面に締付部11
aを有する側面多角形の形状をした円筒型で、コ
ネクタ本体1の螺子部1aと螺合する螺子部11
bを内周面の一端部に形成している。締付金具1
1内の多端部にはケーブル挿入孔11cを有し、
このケーブル挿入孔11cに隣接した位置に段部
11dを介してガスケツト等の環状弾性部材24
を収納し、さらに該弾性部材24に隣接した位置
で、該弾性部材の収納部より大径の環状凹溝11
aに座金25を装填する。
割クランプ26は第4図a,bの如く筒状体の
胴部26bの全長に亘つて一箇所だけ同巾の空隙
26cを形成して胴部26bを狭窄可能に形成す
るとともに、クランプ部26dは胴部26bの途
中までを六箇所にすり割りを形成し該クランプ部
26dの内周壁にカラス螺子26eを刻設する。
該クランプ部26dの先端はクランプ23のテー
パ状内周面23aに当接し、該クランプ26の他
端部は座金25に当接する。さらに非クランプ側
の胴部26b外周面端部に締付金具11の内径よ
り大きな径の環状鍔部26aを形成する。しかし
て割クランプ26は狭窄状態で締付金具11内に
収納し、鍔部26aが締付金具11の環状凹溝1
1aに達した時に割クランプ26が狭窄状態から
元の状態に拡開して鍔部26aが環状凹溝11a
に係合して、該割クランプ26が締付金具11内
から抜け出ないようにする。
<発明の効果> 本発明は上記の説明から判るように、従来の欠
点を一挙に解消することができるばかりでなく、
薄肉筒部を有するスリーブのみを予め端末処理し
たケーブルに挿込んでおくだけで、後は必要な部
品を内臓したコネクタ本体を機器等に接続した
後、予めケーブルの外被上に嵌めた必要部品を内
臓した締付金具をコネクタ本体に螺合するだけの
簡単な操作にてケーブルをコネクタに接続できる
結果、電柱などの高所に登つてする作業も安全
で、かつ簡単、確実になし得るという優れた効果
を奏する。またケーブルの絶縁体と外部導体との
間に挿込んだスリーブ上の外部導体部分及び外被
部分を全体が狭窄可能な割クランプにて均一に圧
着することができる。しかもケーブルの中心導体
と中心コンタクトとの確実強固な接続と、締付金
具内の弾性部材によるケーブル外被上の確実なシ
ールとが、コネクタ本体と締付金具の螺合動作に
よつて同時になし得るという便利さがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の側面図、第3図は本発明のケーブル
接続状態を示す断面図、第4図aは割クランプの
断面図、第4図bはその側面図、第5図aはブツ
シングの側面図、第5図bはその断面図、第6図
aはバツクアツプリングの断面図、第6図bはそ
の側面図、第7図はケーブルの端末処理断面図、
第8図は従来例の断面図、第9図は第8図のの側
面図、第10図はケーブルの端末処理断面図、第
11図は従来のケーブル接続状態を示す断面図で
ある。 1……コネクタ本体、1c……テーパ面、7…
…中心コンタクト、7b……導体受入部、7c…
…テーパ面、8……第2絶縁体、8b……テーパ
面、11……締付金具、20……バツクアツプリ
ング、20b……突出片、21……ブツシング、
21a……切欠溝、22……スリーブ、22a…
…薄肉筒部、22b……厚肉フランジ部、23…
…クランプ、23a……テーパ状内周面、24…
…環状弾性部材、25……座金、26……割クラ
ンプ、A……ケーブル、B……内部導体、D……
外部導体、E……外被。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コネクタ本体内の先端部に嵌着した第1絶縁
    体にてピン部の一部が外部に突出する如く保持さ
    れた中心コンタクトの導体受入部の端部外周面に
    テーパ面を形成するとともに該テーパ面に摺接し
    て導体受入部を狭窄し得る第2絶縁体を前記コネ
    クタ本体内に配し、該第2絶縁体をバツクアツプ
    リングの受部に嵌着し、該受部の反対側に形成し
    たバツクアツプリングの突出片を、コネクタ本体
    の内周壁に圧入したブツシングの外側に形成した
    切欠溝に軸方向に沿つて移動できる如く嵌合し、
    該ブツシングの内側の受穴部に薄肉筒部を有する
    スリーブの厚肉フランジ部が嵌合し得るように
    し、かつ前記ブツシングの切欠溝から突出した突
    出片の先端がテーパ状内周面を有するクランプの
    厚肉端面に当接し、該クランプを前後に移動可能
    となる如くコネクタ本体の端部の突起部を介して
    コネクタ本体内に封入し、さらに前記コネクタ本
    体の一端部側外周面の螺子部と螺合する締付金具
    のケーブル挿入側内周壁にケーブルの外被を弾圧
    し得る環状弾性部材及び座金のそれぞれを互いに
    当接状に装填するとともに一端部が座金の片面
    に、他端部が前記クランプのテーパ面にそれぞれ
    当接し、その外周面の一端部に形成した突起部が
    締付金具内の環状凹溝に係合する如く形成したラ
    ジアル方向に全体が均一に狭窄可能な割クランプ
    を締付金具内に配設し、該割クランプの内面に螺
    子部を形成することによりケーブルの絶縁体と外
    部導体との間に挿込んだスリーブ上の外部導体部
    分及び外被部分を上記割クランプで均一に圧着す
    るようにしたことを特徴とするFT型コネクタ。
JP60072590A 1985-04-08 1985-04-08 Ft型コネクタ Granted JPS61232583A (ja)

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JP2620377B2 (ja) * 1989-09-06 1997-06-11 日立電線株式会社 同軸ケーブル用コネクタ
JP2596877Y2 (ja) * 1990-11-27 1999-06-21 本多通信工業株式会社 同軸ケーブル結合構造
JP2010165555A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Kimura Denki Kogyo:Kk 同軸ケーブル用コネクタ

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