JPH0143924Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143924Y2 JPH0143924Y2 JP1985174290U JP17429085U JPH0143924Y2 JP H0143924 Y2 JPH0143924 Y2 JP H0143924Y2 JP 1985174290 U JP1985174290 U JP 1985174290U JP 17429085 U JP17429085 U JP 17429085U JP H0143924 Y2 JPH0143924 Y2 JP H0143924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling unit
- drain
- vehicle
- cooling
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 49
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車両用冷房ユニツトに関し、特にユニ
ツト内の熱交換器で発生するドレンの排水構造に
関する。
ツト内の熱交換器で発生するドレンの排水構造に
関する。
(従来の技術)
従来、中型及び大型の箱型自動車に冷房をする
場合、第4図及び第5図に示すように、運転者用
として助手席1の前に所謂ダツシユタイプの冷房
ユニツト2が設置される。一方、後部座席3の乗
客用として、天井吊式の冷房ユニツト4が設置さ
れる。天井吊式の冷房ユニツト4には複数個の送
風機45が備えられており、これらの送風機45
の駆動によつて吸気口46(第4図)から吸入さ
れた空気は熱交換器41で冷却され、冷風として
吹出口47から吹出される。
場合、第4図及び第5図に示すように、運転者用
として助手席1の前に所謂ダツシユタイプの冷房
ユニツト2が設置される。一方、後部座席3の乗
客用として、天井吊式の冷房ユニツト4が設置さ
れる。天井吊式の冷房ユニツト4には複数個の送
風機45が備えられており、これらの送風機45
の駆動によつて吸気口46(第4図)から吸入さ
れた空気は熱交換器41で冷却され、冷風として
吹出口47から吹出される。
第6図は天井吊式の冷却ユニツト4の外観を示
し、この冷房ユニツト4は車内天井に設けられた
ラツク5にボルト等により取付けられる。冷房ユ
ニツト4のケースの両側には、ユニツト内の熱交
換器で生ずる凝縮水を排出するためのドレン管4
8,48が設けられている。
し、この冷房ユニツト4は車内天井に設けられた
ラツク5にボルト等により取付けられる。冷房ユ
ニツト4のケースの両側には、ユニツト内の熱交
換器で生ずる凝縮水を排出するためのドレン管4
8,48が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、第5図に示すように、車種等に合わ
せて、予め必要とする大きさの熱交換器41及び
必要とする個数の送風機45を備えた天井吊式冷
房ユニツト4を製作し、冷風の方向を考慮して車
室内に取り付ける必要がある。
せて、予め必要とする大きさの熱交換器41及び
必要とする個数の送風機45を備えた天井吊式冷
房ユニツト4を製作し、冷風の方向を考慮して車
室内に取り付ける必要がある。
この場合、小型の箱型車両では天井吊式冷房ユ
ニツト4自体が小さくて済むから樹脂ケースの成
形にそれほど問題はない。しかし、大型の箱型車
両に場合、天井吊式冷房ユニツト4自体が大きく
なり、従つて、樹脂ケースの成形にコストがかか
る。即ち、樹脂ケースを射出成形によつて成形す
る場合、金型代が極めて高価となる。一方、真空
成形によつて成形する場合、金型代は安価である
が、仕上加工費がかかり、しかも複雑な加工が難
しいという問題点がある。また、上述したように
車種ごとに天井吊式冷房ユニツト4を製造するこ
とはコストがかかるという問題点もある。
ニツト4自体が小さくて済むから樹脂ケースの成
形にそれほど問題はない。しかし、大型の箱型車
両に場合、天井吊式冷房ユニツト4自体が大きく
なり、従つて、樹脂ケースの成形にコストがかか
る。即ち、樹脂ケースを射出成形によつて成形す
る場合、金型代が極めて高価となる。一方、真空
成形によつて成形する場合、金型代は安価である
が、仕上加工費がかかり、しかも複雑な加工が難
しいという問題点がある。また、上述したように
車種ごとに天井吊式冷房ユニツト4を製造するこ
とはコストがかかるという問題点もある。
加えて、従来の天井吊式冷房ユニツト4では送
風が一方向(車両の前方向あるいは後方向)にの
み冷風を送風する構造であるため、乗客の快適度
に著しい差異が生じてしまうという問題点があ
る。
風が一方向(車両の前方向あるいは後方向)にの
み冷風を送風する構造であるため、乗客の快適度
に著しい差異が生じてしまうという問題点があ
る。
これに対し、本考案者は第7図に示すような連
設型の天井吊式冷房ユニツト6を提案(実願昭60
−64155号)した。この冷房ユニツト6は、複数
のクーリングユニツト60を横方向に接続(ここ
では2組について例示)できるようにしたもので
ある。各クーリングユニツト60は、第7図を参
照して、一面(前面)に送風口61の設けられた
樹脂ケース62内に熱交換器63が備えられ、こ
の熱交換器63の後部にはモータフアン64が配
設されて構成されている。樹脂ケース62は上部
材62aと下部材62bとによる上下嵌め込み式
につくられている。モータフアン64の回転によ
つて、吸入口(図示せず)から取込まれた空気は
熱交換器63を通つて送風口61から冷風として
送風される。上述の構成のクーリングユニツト6
0の側面は平面状に成形されており、しかも前後
に対称につくられてクーリングユニツト60の側
面に他のクーリングユニツト60の側面を密着し
て配置し、互いに連続して配設することが可能で
ある。したがつて、各クーリングユニツト60の
送風口61を同一方向に向けて接続することでき
るし、第7図に示すようにクーリングユニツト6
0の送風口61を反対方向に向けて接続すること
もできる。すなわち、各クーリングユニツト60
の送風口の向きは、冷房ユニツト6の取付け箇所
及び冷風の循環を考慮して決定される。各クーリ
ングユニツト60の熱交換器63は並列に接続さ
れ、これら熱交換器は自動車に搭載された冷媒回
路(図示せず)に連結される。
設型の天井吊式冷房ユニツト6を提案(実願昭60
−64155号)した。この冷房ユニツト6は、複数
のクーリングユニツト60を横方向に接続(ここ
では2組について例示)できるようにしたもので
ある。各クーリングユニツト60は、第7図を参
照して、一面(前面)に送風口61の設けられた
樹脂ケース62内に熱交換器63が備えられ、こ
の熱交換器63の後部にはモータフアン64が配
設されて構成されている。樹脂ケース62は上部
材62aと下部材62bとによる上下嵌め込み式
につくられている。モータフアン64の回転によ
つて、吸入口(図示せず)から取込まれた空気は
熱交換器63を通つて送風口61から冷風として
送風される。上述の構成のクーリングユニツト6
0の側面は平面状に成形されており、しかも前後
に対称につくられてクーリングユニツト60の側
面に他のクーリングユニツト60の側面を密着し
て配置し、互いに連続して配設することが可能で
ある。したがつて、各クーリングユニツト60の
送風口61を同一方向に向けて接続することでき
るし、第7図に示すようにクーリングユニツト6
0の送風口61を反対方向に向けて接続すること
もできる。すなわち、各クーリングユニツト60
の送風口の向きは、冷房ユニツト6の取付け箇所
及び冷風の循環を考慮して決定される。各クーリ
ングユニツト60の熱交換器63は並列に接続さ
れ、これら熱交換器は自動車に搭載された冷媒回
路(図示せず)に連結される。
本考案はこのような冷房ユニツト6の改良に関
するものであり、各クーリングユニツト60内の
熱交換器63に生ずるドレンの排水構造を提供す
ることを目的とする。
するものであり、各クーリングユニツト60内の
熱交換器63に生ずるドレンの排水構造を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案では、各クーリングユニツトの接続面に
ドレン排水口を設け、この排水口に接続具を取付
けて隣接するクーリングユニツトの排水口同士を
接続するようにしたことを特徴とする。
ドレン排水口を設け、この排水口に接続具を取付
けて隣接するクーリングユニツトの排水口同士を
接続するようにしたことを特徴とする。
(実施例)
第1図は本考案の一実施例を示し、第7図と同
一部分には同番号を付し説明は省略する。第7図
と同じ樹脂ケースのうち下部材62bには、両側
の接続面であつて底部寄りの前後方向対称位置に
それぞれドレン排水口65,65が設けられてい
る。このため、2つの樹脂ケースを送風口61が
同方向あるいは反対向きのいずれになるように接
続しても、隣接する樹脂ケースのドレン排水口6
5同士は常に対向し合う位置にある。これら対向
し合うドレン排水口65,65は軟質ビニルパイ
プ等の樹脂製の接続管66で接続される。また、
最外側のドレン排水口65には、ドレン管67が
接続される。なお、モータフアン64への空気吸
入口68は送風口61と反対側に設けられ、これ
ら送風口61、吸入口68はいずれもドレン排水
口65より高い位置に設けられる。
一部分には同番号を付し説明は省略する。第7図
と同じ樹脂ケースのうち下部材62bには、両側
の接続面であつて底部寄りの前後方向対称位置に
それぞれドレン排水口65,65が設けられてい
る。このため、2つの樹脂ケースを送風口61が
同方向あるいは反対向きのいずれになるように接
続しても、隣接する樹脂ケースのドレン排水口6
5同士は常に対向し合う位置にある。これら対向
し合うドレン排水口65,65は軟質ビニルパイ
プ等の樹脂製の接続管66で接続される。また、
最外側のドレン排水口65には、ドレン管67が
接続される。なお、モータフアン64への空気吸
入口68は送風口61と反対側に設けられ、これ
ら送風口61、吸入口68はいずれもドレン排水
口65より高い位置に設けられる。
各クーリングユニツトは、車種に応じて次のよ
うに接続、配置される。
うに接続、配置される。
例えば、第2図に示すように、ダツシユタイプ
クーリングユニツト2が助手席の前に取付けられ
ている自動車の場合、3台のクーリングユニツト
60をすべての送風口61が車室の後部に向かう
ように接続、配置する。
クーリングユニツト2が助手席の前に取付けられ
ている自動車の場合、3台のクーリングユニツト
60をすべての送風口61が車室の後部に向かう
ように接続、配置する。
一方、ダツシユタイプクーリングユニツトを有
しない自動車の場合、第3図に示すように、3台
のクーリングユニツト60を中央部のクーリング
ユニツト60の送風口61が車室の前部を向き、
両側の2台のクーリングユニツト60の送風口6
1が車室の後部を向くように接続、配置する。
しない自動車の場合、第3図に示すように、3台
のクーリングユニツト60を中央部のクーリング
ユニツト60の送風口61が車室の前部を向き、
両側の2台のクーリングユニツト60の送風口6
1が車室の後部を向くように接続、配置する。
各クーリングユニツト60は、両側の前後方向
2箇所にドレン排水口65を設けたことにより車
両の傾斜によつて排水性が低下することは無い。
また、冷風の吹出方向が第2図のように同一の場
合も、第3図のように2方向の場合もドレンを隣
接するクーリングユニツトを通して、最外側のク
ーリングユニツトのドレン管67から排出するこ
とができる。なお、冷房ユニツト6の設置箇所
や、クーリングユニツトの連設数、冷風の吹出方
向は実施例に限定されるものでは無い。
2箇所にドレン排水口65を設けたことにより車
両の傾斜によつて排水性が低下することは無い。
また、冷風の吹出方向が第2図のように同一の場
合も、第3図のように2方向の場合もドレンを隣
接するクーリングユニツトを通して、最外側のク
ーリングユニツトのドレン管67から排出するこ
とができる。なお、冷房ユニツト6の設置箇所
や、クーリングユニツトの連設数、冷風の吹出方
向は実施例に限定されるものでは無い。
(考案の効果)
以上説明してきたように、本考案によれば2方
向に冷風を吹出すことができ、かつ様々な車種に
設置可能で安価な汎用性の高いクーリングユニツ
トに最適なドレン排水構造を提供することでき
る。
向に冷風を吹出すことができ、かつ様々な車種に
設置可能で安価な汎用性の高いクーリングユニツ
トに最適なドレン排水構造を提供することでき
る。
第1図は本考案の一実施例の構成を横断面図で
示し、第2図、第3図は車両への設置例を示した
図、第4図、第5図はそれぞれ従来の冷房ユニツ
トの車両への設置例を側方、上方から示した図、
第6図は従来の冷房ユニツトの斜視図、第7図は
本考案が適用される連設型の冷房ユニツトの概略
構成図。 図中、6は冷房ユニツト、60はクーリングユ
ニツト、61は送風口、63は熱交換器、64は
モータフアン、65はドレン排水口、66は接続
管、67はドレン管、68は吸入口。
示し、第2図、第3図は車両への設置例を示した
図、第4図、第5図はそれぞれ従来の冷房ユニツ
トの車両への設置例を側方、上方から示した図、
第6図は従来の冷房ユニツトの斜視図、第7図は
本考案が適用される連設型の冷房ユニツトの概略
構成図。 図中、6は冷房ユニツト、60はクーリングユ
ニツト、61は送風口、63は熱交換器、64は
モータフアン、65はドレン排水口、66は接続
管、67はドレン管、68は吸入口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 送風機と冷却用熱交換器とをケース内に収納
して成るクーリングユニツトを複数個横方向に
接続して構成される車両用冷房ユニツトにおい
て、各クーリングユニツトの接続面にドレン排
水口を設け、該排水口に接続具を取付けて隣接
するクーリングユニツトの排水口同士を接続し
たことを特徴とする車両用冷房ユニツトのドレ
ン排水構造。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のドレン
排水構造において、前記ドレン排水口を前記ク
ーリングユニツトの両側における接続面の前後
方向2箇所に設けたことを特徴とするドレン排
水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985174290U JPH0143924Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985174290U JPH0143924Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6282218U JPS6282218U (ja) | 1987-05-26 |
JPH0143924Y2 true JPH0143924Y2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=31112533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985174290U Expired JPH0143924Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0143924Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP1985174290U patent/JPH0143924Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6282218U (ja) | 1987-05-26 |
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