JP3831597B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0043—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
- F24F1/005—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted on the floor; standing on the floor
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の室内ユニットを備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数台の室内ユニットを備えた空気調和装置では、複数台の室内ユニットを一つの室内空間に配置することがある。
【0003】
この場合、オフィスビル等ではフリーアクセスフロアの下に空間を形成し、この空間に冷気或いは暖気を供給し、これらの冷気または暖気を床面に形成される床吹出口から室内に噴出し、室内の空調を行うようにしたものが提案されている(例えば、特開平6−317337号公報)。
【0004】
このような床置き式等の空気調和装置では、一つの室内空間に対し複数台の室内ユニットを横並びに配置したり、或いは少し離して配置したり、対向配置したりするのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した室内ユニットの配置構成では、それを配置する室内の形態によっては当該室内ユニットが場所をとりすぎて効率のよいレイアウトができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上述した従来技術が有する課題を解消し、複数台の室内ユニットを一つの室内空間に対し効率よくレイアウトすることができる空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、室内熱交換器と室内送風機とを有した複数台の略共通形状の室内ユニットを前後に並べて配置し、室内ユニットの吹出口をフリーアクセスフロアの床下に配置すると共に、前方の室内ユニットに自己の熱交換後の空気を吹出す第一吹出口と、中仕切板で仕切られて、後方の室内ユニットの熱交換後の空気を吹出す第二吹出口とを一体に形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記第二吹出口が第一吹出口の下部に配置されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のものにおいて、後方の室内ユニットの吹出口温度センサが前方の室内ユニットに形成された前記第二吹出口の近傍に配置されていることを特徴とする。
【0010】
室内の形態によっては、一つの室内空間に対し室内ユニットを前後に並べて配置することが、レイアウト上で望ましい場合がある。
【0011】
これらの発明では、上記のように、前方の室内ユニットに自己の熱交換後の空気を吹出す第一吹出口以外に、後方の室内ユニットの熱交換後の空気を吹出す第二吹出口を形成したため、複数台の室内ユニットを一つの室内空間に対し前後に並べて配置することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1において、1A,1Bは室内ユニットを示している。この室内ユニット1A,1Bは、室内熱交換器3A,3Bと、図4に示すように1つの室内ユニットに対し各2台で合計4台の室内送風機5A〜5Dとを夫々有し、一つの室内空間10に対し前後に並べて配置されている。6は木製の架台である。
【0014】
11はフリーアクセスフロアを示し、室内ユニット1A,1Bからの吹出し空気はこのフリーアクセスフロア11の床下に吹き出され、床吹出口12を介して室内空間10に吹き出される。上記室内熱交換器3A,3Bには、図示を省略した室外ユニットが接続され、この室外ユニットから冷媒が供給されて、室内熱交換器3A,3Bが凝縮器として機能する場合、室内空間10には床吹出口12を介して暖房空気が吹き出され、室内熱交換器3A,3Bが蒸発器として機能する場合、室内空間10には冷房空気が吹き出される。なお、室内ユニット1A,1Bの吸込み口(図示せず)は天板部に形成されている。
【0015】
各室内ユニット1A,1Bはほとんど共通の形状を呈し、図2に示すように、上から順に送風機室Aと、第一通風路Bと、第二通風路Cと、第三通風路Dとを備えて構成されている。送風機室Aには上記の室内送風機5A〜5Dが設置され、第二通風路Cには上記の室内熱交換器3A,3Bが設置されている。前方の室内ユニット1Aの第三通風路Dには略水平に延びる中仕切板7が設けられ、この第三通風路Dは、中仕切板7で上下に2つの通風路D1,D2に区分されている。
【0016】
前方の室内ユニット1Aの前面には、送風機室Aを覆う前パネル17Aと、第一通風路Bを覆う前パネル17Bと、第二通風路Cおよび第三通風路Dを一体的に覆う前パネル17Cとが設けられ、この前パネル17Cには、図3に示すように、第一吹出口13と、第二吹出口15とが開口している。
【0017】
一方、後方の室内ユニット1Bの背面には、送風機室Aを覆う背パネル18Aと、第一通風路Bを覆う背パネル18Bと、第二通風路Cおよび第三通風路Dを一体的に覆う背パネル18Cとが設けられている。
【0018】
これに対し、前方の室内ユニット1Aの背面は、後方の室内ユニット1Bの前面に接し、夫々の第一通風路Bを覆う背パネル19Bおよび前パネル20Bと、夫々の第二通風路Cおよび第三通風路Dを一体的に覆う背パネル19C並びに前パネル20Cとが設けられ、背パネル19Cおよび前パネル20Cの最下段には、中仕切板7によって仕切られた下の通風路D2と、後方の室内ユニット1Bの第三通風路Dとを連通する開口(図示せず)が形成されている。各室内ユニット1A,1Bの送風機室Aは連通し、その間に仕切り体は存在しない。
【0019】
上記構成によれば、前方の室内ユニット1Aの熱交換後の空気は、中仕切板7によって仕切られた上の通風路D1を経て、前方の室内ユニット1Aに形成された第一吹出口13からフリーアクセスフロア11の床下に吹き出され、床吹出口12を介して室内空間10に吹き出される。また、後方の室内ユニット1Bの熱交換後の空気は、自己の第三通風路Dを経た後に、前方の室内ユニット1Aの中仕切板7によって仕切られた下の通風路D2に入り、この室内ユニット1Aに形成された第二吹出口15からフリーアクセスフロア11の床下に吹き出され、床吹出口12を介して室内空間10に吹き出される。
【0020】
前方の室内ユニット1Aの第一通風路Bには、図2、図3に示すように、自己の室内ユニット1Aの電装箱22と、後方の室内ユニット1Bの電装箱23とが設置され、各電装箱22,23は、前方から前パネル17Bを外してメンテナンスされる。これによれば、室内ユニット1A,1Bを前後に配置した場合、前方から前パネル17Bを外しただけで、各電装箱22,23をメンテナンスできる。
【0021】
また、室内ユニット1A,1Bを前後に配置した場合、メンテナンススペースは、室内ユニット1Aの前方にのみ設ければよく、このメンテナンススペースを狭く設定することができる。
【0022】
前方の室内ユニット1Aの吹出口温度センサ25は、図2に示すように、第一吹出口13の近傍に設置され、後方の室内ユニット1Bの吹出口温度センサ26は、前方の室内ユニット1Aに形成された第二吹出口15の近傍に配置されている。吹出口温度センサ25,26は制御線を介して電装箱22,23の制御回路に接続されるが、これら電装箱22,23は上述したように室内ユニット1Aの第一通風路Bにまとめて設置されているので、吹出口温度センサ25,26の制御線を上方へ延線するだけでよく、結線作業が容易になる。
【0023】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、2台の室内ユニットを前後に配置した例を示したが、本発明は、3台以上の室内ユニットを前後に配置した場合にも適用可能である。上記実施形態では、フリーアクセスフロアの下に形成された空間に冷気或いは暖気を供給することによって室内の空調を行うようにした空気調和装置について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、床置き式の空気調和装置等にも適用可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明では、前方の室内ユニットに自己の熱交換後の空気を吹出す第一吹出口以外に、後方の室内ユニットの熱交換後の空気を吹出す第二吹出口を形成したため、複数台の室内ユニットを一つの室内空間に対し前後に並べて配置することが可能になる。従って、複数台の室内ユニットを一つの室内空間に対し効率よくレイアウトすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】前後に配置した2台の室内ユニットを示す側面図である。
【図3】前方の室内ユニットを示す正面図である。
【図4】2台の室内ユニットを示す配置上面図である。
【符号の説明】
1A,1B 室内ユニット
3A,3B 室内熱交換器
5A〜5D 室内送風機
10 室内空間
11 フリーアクセスフロア
A 送風機室
B 第一通風路
C 第二通風路
D 第三通風路
13 第一吹出口
15 第二吹出口
22,23 電装箱
26 吹出口温度センサ
Claims (3)
- 室内熱交換器と室内送風機とを有した複数台の略共通形状の室内ユニットを前後に並べて配置し、室内ユニットの吹出口をフリーアクセスフロアの床下に配置すると共に、前方の室内ユニットに自己の熱交換後の空気を吹出す第一吹出口と、中仕切板で仕切られて、後方の室内ユニットの熱交換後の空気を吹出す第二吹出口とを一体に形成したことを特徴とする空気調和装置。
- 前記第二吹出口が第一吹出口の下部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 後方の室内ユニットの吹出口温度センサが前方の室内ユニットに形成された前記第二吹出口の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和装置。
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