JPH0143893Y2 - - Google Patents
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- JPH0143893Y2 JPH0143893Y2 JP1982176786U JP17678682U JPH0143893Y2 JP H0143893 Y2 JPH0143893 Y2 JP H0143893Y2 JP 1982176786 U JP1982176786 U JP 1982176786U JP 17678682 U JP17678682 U JP 17678682U JP H0143893 Y2 JPH0143893 Y2 JP H0143893Y2
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、衝撃による損傷を防止することの
できる電気機器の外装ケースに関する。
できる電気機器の外装ケースに関する。
従来、アンプ、チユーナ等の電気機器の外装ケ
ースとして、第1図、第2図に示すものが知られ
ている。
ースとして、第1図、第2図に示すものが知られ
ている。
第1図に示す外装ケースは、放熱スリツト1a
を有する天板1と、この天板1の左右両側部に連
設された側板2,3とからなる金属製または木製
の一体形ケースであつて、機器本体4にねじ5に
よつて固定されるものである。
を有する天板1と、この天板1の左右両側部に連
設された側板2,3とからなる金属製または木製
の一体形ケースであつて、機器本体4にねじ5に
よつて固定されるものである。
ところで、上記の外装ケースにおいては、その
材質が金属または木であることから、これを金属
等の固いものにぶつけた場合に容易に損傷すると
いう不都合があり、特にこれを誤つて落した場合
に、金属製のものにあつては下端コーナ部が折れ
曲つたり全体が大きく変形したりし、木製のもの
にあつては下端部が欠けたり全体が破壊してしま
うという不都合がある。また、機器本体4の外枠
は通常金属により形成されることから、製作上の
寸法誤差によつて機器本体4との間にガタや隙間
が生じるおそれがある。さらに、全体の縦断面形
状が略コ字形であるため、梱包時の占有スペース
が大きく搬送費が嵩む難点がある。さらにまた、
全体が一体化された構成であるから、幅、高さ、
奥行のうちのいずれかの差異、または放熱スリツ
ト1aの有無によつて他の機器本体のケースとの
共通化が難しく、量産性が劣り製作費が嵩む難点
がある。
材質が金属または木であることから、これを金属
等の固いものにぶつけた場合に容易に損傷すると
いう不都合があり、特にこれを誤つて落した場合
に、金属製のものにあつては下端コーナ部が折れ
曲つたり全体が大きく変形したりし、木製のもの
にあつては下端部が欠けたり全体が破壊してしま
うという不都合がある。また、機器本体4の外枠
は通常金属により形成されることから、製作上の
寸法誤差によつて機器本体4との間にガタや隙間
が生じるおそれがある。さらに、全体の縦断面形
状が略コ字形であるため、梱包時の占有スペース
が大きく搬送費が嵩む難点がある。さらにまた、
全体が一体化された構成であるから、幅、高さ、
奥行のうちのいずれかの差異、または放熱スリツ
ト1aの有無によつて他の機器本体のケースとの
共通化が難しく、量産性が劣り製作費が嵩む難点
がある。
一方、第2図に示す外装ケースは、金属製また
は木製の放熱スリツト11aを有する天板11
と、同材質製の側板12,13とからなるもので
あつて、各部材が別体に形成されたいわゆるユニ
ツト形外装ケースであり、各ユニツトがそれぞれ
ねじによつて機器本体(図示せず)に固定される
ものである。
は木製の放熱スリツト11aを有する天板11
と、同材質製の側板12,13とからなるもので
あつて、各部材が別体に形成されたいわゆるユニ
ツト形外装ケースであり、各ユニツトがそれぞれ
ねじによつて機器本体(図示せず)に固定される
ものである。
この外装ケースは、天板11および側板12,
13をそれぞれユニツト化しているので、梱包時
の占有スペースを小になし得て搬送費の低減を図
ることができ、しかも外装ケースで覆う部分の一
部に同一寸法部分がある機器どうしについて同一
の天板11あるいは側板12,13を用いること
ができ、各部材の共通化が可能であつて製作費の
低減を図ることができる利点がある。
13をそれぞれユニツト化しているので、梱包時
の占有スペースを小になし得て搬送費の低減を図
ることができ、しかも外装ケースで覆う部分の一
部に同一寸法部分がある機器どうしについて同一
の天板11あるいは側板12,13を用いること
ができ、各部材の共通化が可能であつて製作費の
低減を図ることができる利点がある。
しかしながら、この外装ケースにおいても、上
記の利点を有するものの依然衝撃による損傷の問
題および機器本体との間のガタ、隙間の問題を解
消することができない。
記の利点を有するものの依然衝撃による損傷の問
題および機器本体との間のガタ、隙間の問題を解
消することができない。
この考案は上記の問題を解決すべくなされたも
ので、ユニツト形外装ケースの長所を取り入れた
うえで、衝撃による損傷を防止することができ、
かつ機器本体との間にガタ、隙間が発生するのを
防止することのできる電気機器の外装ケースを提
供することを目的とする。
ので、ユニツト形外装ケースの長所を取り入れた
うえで、衝撃による損傷を防止することができ、
かつ機器本体との間にガタ、隙間が発生するのを
防止することのできる電気機器の外装ケースを提
供することを目的とする。
この目的を達成するためにこの考案では、複数
のユニツト板が組み立てられてなる電気機器の外
装ケースにおいて、前記複数のユニツト板の少な
くとも一部のユニツト板を弾性プラスチツクまた
は合成ゴムにより形成し、これら一部のユニツト
板が他のユニツト板と弾性係合して当該他のユニ
ツト板を位置保持するように構成すると共に、こ
れら一部のユニツト板が電気機器の本体に固定さ
れることにより外装ケース全体が本体に対して固
定されるように構成した。
のユニツト板が組み立てられてなる電気機器の外
装ケースにおいて、前記複数のユニツト板の少な
くとも一部のユニツト板を弾性プラスチツクまた
は合成ゴムにより形成し、これら一部のユニツト
板が他のユニツト板と弾性係合して当該他のユニ
ツト板を位置保持するように構成すると共に、こ
れら一部のユニツト板が電気機器の本体に固定さ
れることにより外装ケース全体が本体に対して固
定されるように構成した。
以下、この考案の一実施例を第3図、第4図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第3図、第4図はこの考案をステレオレシーバ
の外装ケースに適用した場合の実施例を示す図で
あつて、これらの図において符号21は機器本体
(電気機器の本体)、22はこの考案による外装ケ
ースである。
の外装ケースに適用した場合の実施例を示す図で
あつて、これらの図において符号21は機器本体
(電気機器の本体)、22はこの考案による外装ケ
ースである。
機器本体21は、箱形に形成されたシヤーシ2
3の内部にステレオレシーバを構成する各種の電
気部品を配置すると共に同シヤーシ23の前側に
固定したフロントパネル24に電気回路の操作を
行う各種のスイツチ、つまみ類を配設したもので
ある。この機器本体21の上記シヤーシ23に
は、外装ケース22を取付けるための構成とし
て、その前板部25、後板部26の各上端部に
各々折曲部25a,26aが形成され、折曲部2
6aと側板部27,28に雌螺子孔29,29…
…が形成され、折曲部25aの上面にフエルト3
0,30が貼着されている。
3の内部にステレオレシーバを構成する各種の電
気部品を配置すると共に同シヤーシ23の前側に
固定したフロントパネル24に電気回路の操作を
行う各種のスイツチ、つまみ類を配設したもので
ある。この機器本体21の上記シヤーシ23に
は、外装ケース22を取付けるための構成とし
て、その前板部25、後板部26の各上端部に
各々折曲部25a,26aが形成され、折曲部2
6aと側板部27,28に雌螺子孔29,29…
…が形成され、折曲部25aの上面にフエルト3
0,30が貼着されている。
外装ケース22は、上記機器本体21の開口
部、すなわちシヤーシ23の開口部を覆う天板3
2(ユニツト板)と、機器本体21の左右側部を
覆う側板33,34(ユニツト板)とからなるも
のである。天板32は、矩形に形成された金属製
または木製の板状体であつて、その一側部には放
熱用のスリツト35が形成され、その後端部には
取付孔36が形成され、その左右両側部には段状
に折曲された係合縁部37,37が形成されてい
る。また、左右の側板33,34は、それぞれ弾
性プラスチツクまたは合成ゴムからなる矩形の板
状体である。これらの側板33,34は、その形
状が互いに左右対称となるように形成されてお
り、それぞれの外面略中央部には取手部を構成す
る凹部38が形成され、その外面上下端部には飾
り溝39,39……が形成され、その左右端部に
は取付孔40,40が形成され、その内面上端部
には係合溝41が形成されている。
部、すなわちシヤーシ23の開口部を覆う天板3
2(ユニツト板)と、機器本体21の左右側部を
覆う側板33,34(ユニツト板)とからなるも
のである。天板32は、矩形に形成された金属製
または木製の板状体であつて、その一側部には放
熱用のスリツト35が形成され、その後端部には
取付孔36が形成され、その左右両側部には段状
に折曲された係合縁部37,37が形成されてい
る。また、左右の側板33,34は、それぞれ弾
性プラスチツクまたは合成ゴムからなる矩形の板
状体である。これらの側板33,34は、その形
状が互いに左右対称となるように形成されてお
り、それぞれの外面略中央部には取手部を構成す
る凹部38が形成され、その外面上下端部には飾
り溝39,39……が形成され、その左右端部に
は取付孔40,40が形成され、その内面上端部
には係合溝41が形成されている。
上記の天板32、側板33,34は、それぞれ
螺子42,42……を取付孔36,40……に挿
通し、そしてこれらを雌螺子孔29,29……に
緊締することによつてシヤーシ23に固定される
ものである。これら天板32、側板33,34を
取付ける手順としては、まず側板33,34を螺
子42,42……によつてシヤーシ23の側板部
27,28に固定し、その後天板32の係合縁部
37,37を後板部26側から側板33,34の
各係合溝41,41内に係合させると共にこの天
板32を前方へ移動させてシヤーシ23の折曲部
25a,26a間に位置させ、そして同天板32
を螺子42……によりシヤーシ23の折曲部26
aに固定する。
螺子42,42……を取付孔36,40……に挿
通し、そしてこれらを雌螺子孔29,29……に
緊締することによつてシヤーシ23に固定される
ものである。これら天板32、側板33,34を
取付ける手順としては、まず側板33,34を螺
子42,42……によつてシヤーシ23の側板部
27,28に固定し、その後天板32の係合縁部
37,37を後板部26側から側板33,34の
各係合溝41,41内に係合させると共にこの天
板32を前方へ移動させてシヤーシ23の折曲部
25a,26a間に位置させ、そして同天板32
を螺子42……によりシヤーシ23の折曲部26
aに固定する。
しかして、上記の外装ケース22によれば、側
板33,34が弾性プラスチツクまたは合成ゴム
で作られているので、これらを例えば固いものに
ぶつけた場合にも、ぶつけた部分が単に弾性変形
するだけでただちに元の形に復元し、ぶつけた部
分に凹み等が残ることが全くない。特にこの実施
例においては、ステレオレシーバを落下等させた
場合に過大な衝撃を最も受け易いコーナ部が弾性
プラスチツクまたは合成ゴムからなる側板33,
34のコーナ部により形成されているので、落下
の衝撃による外装ケースの大きな変形、あるいは
破壊を確実に防止することができる。また、上記
の側板33,34は、それ自体が衝撃を吸収する
作用を有するので、落下時において衝撃力を緩和
して機器本体21側の破壊を防止することができ
る。また、外装ケース22と機器本体21との間
に製作上の寸法誤差があつた場合にも、側板3
3,34を適宜弾性変形させて外装ケース22を
機器本体21にしつくりと固定することができ、
これら両者間にガタあるいは隙間が生じるのを確
実に防止することができる。また、この外装ケー
ス22はユニツト化された構成となつているの
で、搬送費の低減、共通化による製作費の低減を
図ることができる。
板33,34が弾性プラスチツクまたは合成ゴム
で作られているので、これらを例えば固いものに
ぶつけた場合にも、ぶつけた部分が単に弾性変形
するだけでただちに元の形に復元し、ぶつけた部
分に凹み等が残ることが全くない。特にこの実施
例においては、ステレオレシーバを落下等させた
場合に過大な衝撃を最も受け易いコーナ部が弾性
プラスチツクまたは合成ゴムからなる側板33,
34のコーナ部により形成されているので、落下
の衝撃による外装ケースの大きな変形、あるいは
破壊を確実に防止することができる。また、上記
の側板33,34は、それ自体が衝撃を吸収する
作用を有するので、落下時において衝撃力を緩和
して機器本体21側の破壊を防止することができ
る。また、外装ケース22と機器本体21との間
に製作上の寸法誤差があつた場合にも、側板3
3,34を適宜弾性変形させて外装ケース22を
機器本体21にしつくりと固定することができ、
これら両者間にガタあるいは隙間が生じるのを確
実に防止することができる。また、この外装ケー
ス22はユニツト化された構成となつているの
で、搬送費の低減、共通化による製作費の低減を
図ることができる。
なお、上記の実施例においては、外装ケースを
天板32、側板33,34により構成したが、外
装ケースの構成はこれに限られることなく、機器
本体の底部を覆うユニツト板を設ける等機器本体
の構成に合わせて適宜数、形状のユニツト板によ
り構成してよい。また弾性プラスチツクまたは合
成ゴムにより形成するユニツト板も側板だけに限
られることなく、他のユニツト板であつてもよ
い。
天板32、側板33,34により構成したが、外
装ケースの構成はこれに限られることなく、機器
本体の底部を覆うユニツト板を設ける等機器本体
の構成に合わせて適宜数、形状のユニツト板によ
り構成してよい。また弾性プラスチツクまたは合
成ゴムにより形成するユニツト板も側板だけに限
られることなく、他のユニツト板であつてもよ
い。
また、この考案においてユニツト板の材料とな
る弾性プラスチツクとしては、ポリウレタン、ポ
リエステル、軟質ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ
オレフイン系エラストマ等が好適であり、合成ゴ
ムとしては、ジエン系のスチレン−ブタジエンゴ
ム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、オレフイン
系のエチレン−プピレン・ポリマ、有機珪素化合
物系のシリコンゴム、ウレタン系のウレタンゴム
等が好適である。
る弾性プラスチツクとしては、ポリウレタン、ポ
リエステル、軟質ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ
オレフイン系エラストマ等が好適であり、合成ゴ
ムとしては、ジエン系のスチレン−ブタジエンゴ
ム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、オレフイン
系のエチレン−プピレン・ポリマ、有機珪素化合
物系のシリコンゴム、ウレタン系のウレタンゴム
等が好適である。
以上説明したように、この考案によれば、複数
のユニツト板の少なくとも一部のユニツト板を弾
性プラスチツクまたは合成ゴムにより構成したの
で、ユニツト形外装ケースの利点である搬送費低
減、共通化により製作費の低減が図れるのは勿
論、衝撃による損傷を防止することができる。ま
た、弾性プラスチツクまたは合成ゴムからなる一
部のユニツト板が電気機器の本体に固定されるこ
とにより外装ケース全体が本体に対して固定され
るように構成したので、上記一部のユニツト板と
本体との間に製作上の寸法誤差があつた場合に
も、一部のユニツト板を適宜弾性変形させて外装
ケースを本体にしつくりと固定することができ、
これら両者間にガタあるいは隙間が生じるのを確
実に防止することができる。また、一部のユニツ
ト板が他のユニツト板と弾性係合して当該他のユ
ニツト板を位置保持するようにしたので、上記一
部のユニツト板を、外装ケースの構成部材として
機能させるだけでなく、上記他のユニツト板の保
持部材として機能させることができる。また、上
記のように一部のユニツト板が本体に固定される
ように構成したこと、および一部のユニツト板が
他のユニツト板と弾性係合して当該他のユニツト
板を位置保持するように構成したので、外装ケー
ス自体の組立て、外装ケースと本体との組立てに
おいて、組立てが極めて容易にできると共に、組
立精度を厳密に管理する必要性が減少するとの効
果が得られる。
のユニツト板の少なくとも一部のユニツト板を弾
性プラスチツクまたは合成ゴムにより構成したの
で、ユニツト形外装ケースの利点である搬送費低
減、共通化により製作費の低減が図れるのは勿
論、衝撃による損傷を防止することができる。ま
た、弾性プラスチツクまたは合成ゴムからなる一
部のユニツト板が電気機器の本体に固定されるこ
とにより外装ケース全体が本体に対して固定され
るように構成したので、上記一部のユニツト板と
本体との間に製作上の寸法誤差があつた場合に
も、一部のユニツト板を適宜弾性変形させて外装
ケースを本体にしつくりと固定することができ、
これら両者間にガタあるいは隙間が生じるのを確
実に防止することができる。また、一部のユニツ
ト板が他のユニツト板と弾性係合して当該他のユ
ニツト板を位置保持するようにしたので、上記一
部のユニツト板を、外装ケースの構成部材として
機能させるだけでなく、上記他のユニツト板の保
持部材として機能させることができる。また、上
記のように一部のユニツト板が本体に固定される
ように構成したこと、および一部のユニツト板が
他のユニツト板と弾性係合して当該他のユニツト
板を位置保持するように構成したので、外装ケー
ス自体の組立て、外装ケースと本体との組立てに
おいて、組立てが極めて容易にできると共に、組
立精度を厳密に管理する必要性が減少するとの効
果が得られる。
第1図は従来の外装ケースの一例およびそれが
取付けられる機器本体を示す斜視図、第2図は従
来の外装ケースの他の例を示す斜視図、第3図は
この考案による外装ケースを備えた電気機器(ス
テレオレシーバ)の斜視図、第4図は同電気機器
の機器本体と外装ケースとの組立図である。 21……電気機器の本体(機器本体)、22…
…ユニツト板(天板)、33,34……ユニツト
板(側板)。
取付けられる機器本体を示す斜視図、第2図は従
来の外装ケースの他の例を示す斜視図、第3図は
この考案による外装ケースを備えた電気機器(ス
テレオレシーバ)の斜視図、第4図は同電気機器
の機器本体と外装ケースとの組立図である。 21……電気機器の本体(機器本体)、22…
…ユニツト板(天板)、33,34……ユニツト
板(側板)。
Claims (1)
- 複数のユニツト板が組み立てられてなる電気機
器の外装ケースにおいて、前記複数のユニツト板
の少なくとも一部のユニツト板を弾性プラスチツ
クまたは合成ゴムにより形成してなり、これら一
部のユニツト板は他のユニツト板と弾性係合して
当該他のユニツト板を位置保持すると共に、これ
ら一部のユニツト板が電気機器の本体に固定され
ることにより外装ケース全体が本体に対して固定
されるように構成したことを特徴とする電気機器
の外装ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17678682U JPS5981066U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 電気機器の外装ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17678682U JPS5981066U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 電気機器の外装ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981066U JPS5981066U (ja) | 1984-05-31 |
JPH0143893Y2 true JPH0143893Y2 (ja) | 1989-12-19 |
Family
ID=30384264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17678682U Granted JPS5981066U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 電気機器の外装ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981066U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5476606U (ja) * | 1977-11-09 | 1979-05-31 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17678682U patent/JPS5981066U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5981066U (ja) | 1984-05-31 |
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