JPH0143324B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143324B2
JPH0143324B2 JP56179501A JP17950181A JPH0143324B2 JP H0143324 B2 JPH0143324 B2 JP H0143324B2 JP 56179501 A JP56179501 A JP 56179501A JP 17950181 A JP17950181 A JP 17950181A JP H0143324 B2 JPH0143324 B2 JP H0143324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
collector
current
terminal
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56179501A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5880718A (ja
Inventor
Koji Shinomya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP56179501A priority Critical patent/JPS5880718A/ja
Priority to US06/435,376 priority patent/US4472675A/en
Priority to DE19823240958 priority patent/DE3240958A1/de
Priority to DE3250027A priority patent/DE3250027C2/de
Priority to DE3250026A priority patent/DE3250026C2/de
Priority to NLAANVRAGE8204317,A priority patent/NL188818C/xx
Publication of JPS5880718A publication Critical patent/JPS5880718A/ja
Publication of JPH0143324B2 publication Critical patent/JPH0143324B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/265Current mirrors using bipolar transistors only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S323/00Electricity: power supply or regulation systems
    • Y10S323/907Temperature compensation of semiconductor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回路の電源電圧変動、周囲温度の変
化に対して無関係な一定の電圧を作り出すための
基準電圧発生回路に関するものである。
第1図に従来の基準電圧発生回路を示し、第2
図にその基本回路を示す。第1図は半導体集積回
路で製造された基準電圧発生回路で、端子T1
は、抵抗等の負荷回路を介してこの回路を動作さ
せる電源に接続され、端子T2は、電源の一端で
ある接地端子として接続される。なお、第1図で
の出力端子すなわち基準電圧が出力される端子は
端子T1であり、この回路を動作させる電源供給
端子としての機能が兼ねられた端子となつてい
る。
第2図は前記第1図の回路における基本的な動
作をさせる素子について抜き出したもので、従来
の基準電圧発生回路の基本回路である。ここで
は、本発明の基礎となつた動作原理を説明するた
め、第2図の回路によつて説明する。第2図にお
いてトランジスタQ1は相対的に大きい電流密度
で動作させる。これに対しトランジスタQ2の電
流密度は1/10の電流で動作させ、この二つのトラ
ンジスタQ1とQ2のベースエミツタ間の電位差
△VBEが抵抗R3(その抵抗値は抵抗R1と同じ
く600Ωである)に印加される。
ここでトランジスタQ2の電流増幅率が十分高
いものと仮定すると、△VBEによつて抵抗R3で
決定された電流はトランジスタQ2のコレクタ電
流として抵抗R2(抵抗値6KΩ)に供給され、
電圧R2/R3・△VBEを発生する。また次段に接続さ れたトランジスタQ3は、増幅段を構成し、該ト
ランジスタQ3のベース・エミツタ間電圧VBE(Q3)
と、前記R2/R3・△VBEとを加算した電圧が端子T 3に出て来る。ただしトランジスタQ3の電流増
幅率は十分高いものと仮定している。ここで端子
T3の電位をVrefとすると、次式が成立する。
VBE(Q3)+R2/R3・△VBE=Vref ……(1) なお、トランジスタQ3のエミツタ・ベース間
電圧は負の温度係数を持つており、これに対し△
VBEによる抵抗R2での電圧降下分の電圧は、正
の温度係数を持つている。さらにこの二つの電圧
の合計を半導体のエネルギー・バンド・ギヤツプ
の電圧にすることにより、Vrefは温度補償された
電圧として得ることができる。その理由は、トラ
ンジスタのベース・エミツタ電圧が次式によつて
表現できるところに端を発している。
VBE=Vg0(1−T/T0)+VBE0(T/T0)+nkT/
qlnT0/T+kT/qlnIc/Ic0……(2) ここでVg0は、絶対温度T=0〓における半導
体材料によつて決まるエネルギー・バンド・ギヤ
ツプの外挿電圧を表わし、qは電子の電荷を、n
は定数で、トランジスタの製造条件による値を表
わし、kはボルツマン定数を、Tは絶対温度を、
Icはコレクタ電流を、VBE0はT0とIc0時のベー
ス・エミツタ間電圧を、それぞれ表わしている。
また二つのトランジスタを動作させた時のベー
ス・エミツタ間電圧の差を表現するのに、それぞ
れのトランジスタの電流密度をJ1とJ2で表わせば
次式で表わすことができる。
△VBE=kT/qlnJ1/J2 ……(3) ここで(2)式の最後二つの項は、絶対温度におけ
るコレクタ電流Icの変化に対して十分小さな値と
なつているので無視することができる。よつて(2)
式は次のようになる。
VBE=Vg0(1−T/T0)+VBE0(T/T0) ……(4) 次に、△VBEによつて作られる電圧とVBEとを
加算して作り出すことを参照して、出力電圧は(3)
式と(4)式を加算した形で得られる。
Vref=Vg0(1−T/T0)+VBE0(T/T0)+kT/qlnJ
1/J2 ……(5) そこで(5)式の温度係数を求めるため(5)式を絶対
温度Tで微分すると、 ∂Vref/∂T=−Vg0/T0+VBE0/T0+k/qlnJ1/J2…
…(6) これは、温度による変動が零であるようにする
ため右辺=0とすると次式の条件を満たしてやれ
ば良いことを意味している。
Vg0=VBE0+kT0/qlnJ1/J2 ……(7) この条件式の右辺の第一項はベース・エミツタ
間電圧を表わし、第二項は△VBEによる電圧を表
わしている。つまりこのような条件式(7)を満たす
ように(1)式が成り立つており、Vref=Vg0に設定
してやれば温度変化に対して基準電圧を一定にで
きるわけである。
しかるに、以上の原理に基ずいて回路を構成し
た場合、第1図、第2図に示した従来例の出力と
しての基準電圧は、エネルギー・バンド・ギヤツ
プ電圧としてしか基準電圧を得ることができな
い。例えば、従来の方法をとる限り、半導体材に
Si(シリコン)を用いて半導体集積回路を構成す
ると、基準電圧の値は約1.205〔v〕にしか成り得
ないという必要条件が付き、回路設計において必
要とされる基準電圧を得るためには後段にレベル
シフト回路を設けなければならなかつた。さら
に、電源電圧が1.205〔v〕より低い場合には、こ
の方法と回路では実現できないという大きな問題
があつた。なおSiのエネルギー・バンド・ギヤツ
プの外挿電圧Vg0は、1.205〔v〕となつている。
本発明は上記のような従来回路の二つの欠点を
取り除くことは目的として考案されたもので、基
本的原理は従来例と同一の考え方を用いている。
つまり、回路設計において必要とされる基準電圧
を直接的にしかも自由な希望する基準電圧として
得られるよう回路を構成し、さらに電源電圧が半
導体のエネルギー・バンド・ギヤツプの外挿電圧
よりも低い場合でも十分発生できる基準電圧を提
供することを目的としている。
第3図に本発明の基本回路を示す。第3図の基
本回路について、各素子の相互関係を以下記述す
る。トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4,Q5
は第1ないし第5のPNPトランジスタで、カレ
ントミラーを構成している。ここでトランジスタ
Q3は、コレクタとベースを接続することにより
ダイオード機能を持たせ、トランジスタQ1,Q
2,Q4,Q5のコレクタ電流はトランジスタQ
3のコレクタ電流に依存した値として流れる。ま
た、第11ないし第13のトランジスタQ11,Q1
2,Q13はPNPトランジスタでカレントミラ
ーを構成している。ここでトランジスタQ12は
コレクタとベースを接続することによりダイオー
ド機能を持たせ、トランジスタQ11,Q13の
コレクタ電流は、トランジスタQ12のコレクタ
電流に依存した値として流れる。トランジスタQ
6とQ7は、ベースを互に接続し、トランジスタ
Q7はダイオード機能を持たせている。ここでト
ランジスタQ7のエミツタには抵抗R1の一端が
接続され、他端はトランジスタQ6のエミツタに
接続されるとともに、端子T2に接続されてい
る。トランジスタQ6は相対的に大きい電流密度
で動作させる。これに対し、トランジスタQ7の
電流密度はトランジスタQ6の電流密度の約1/10
程度の大きさとして動作させ、この二つのトラン
ジスタQ6とQ7のベース・エミツタ間の電位差
△VBEが抵抗R1に印加される。ここでトランジ
スタQ6のコレクタから電流増幅用トランジスタ
Q8のベースに電流が送り込まれ、トランジスタ
Q8のコレクタからカレントミラーのトランジス
タQ3に増幅した電流を供給する。このようにし
てトランジスタQ8とカレントミラーのトランジ
スタQ3によりカレントミラーの電流が制御さ
れ、トランジスタQ2とQ1を介してトランジス
タQ7とQ6の各コレクタに電流が供給される。
ここで前記したように、トランジスタQ7のエ
ミツタには抵抗R1が接続されているから、この
ループ回路に負帰還がかかり、トランジスタQ6
とQ7のベース・エミツタ間の電位差△VBEと抵
抗R1によつてカレント・ミラーの各部の電流が
決定される。この電流をITとし、トランジスタQ
6に流れるエミツタ電流密度をJ1とし、トランジ
スタQ7に流れるエミツタ電流密度をJ2とする
と、ITは次式で表わせる。
IT=△VBE/R1=kT/qlnJ1/J2/R1 ……(8) なお、ここで電流密度をJ1、J2に設定する方法
はトランジスタQ1,Q2のベース・エミツタ接
合面積の比をとることにより設定したり、トラン
ジスタQ6,Q7のベース・エミツタ接合面積の
比をとることにより設定することができる。ただ
し電流密度J1とJ2の比を10倍位に取ると設計しや
すいが、J1>J2であれば一応の前記回路動作をさ
せることができる。
次に、カレントミラーのトランジスタQ4のコ
レクタ電流としてトランジスタQ9,Q10に
m.ITの電流が供給される。ここでmは定数で、カ
レントミラーを構成するトランジスタQ4のベー
ス・エミツタ接合面積と、トランジスタQ3のベ
ース・エミツタ間接合面積の比によつて適当に設
定する値である。
トランジスタQ9はベース・エミツタ間に抵抗
R2が接続されており、抵抗R2とトランジスタ
Q9のベースとの接続点は、カレントミラーを構
成するトランジスタQ11のコレクタに接続され
ている。またトランジスタQ10のベースはトラ
ンジスタQ9のコレクタに接続されており、トラ
ンジスタQ10は電流増幅用トランジスタとして
動作させ、そのコレクタはカレントミラーのトラ
ンジスタQ12に接続される。このカレントミラ
ーはトランジスタQ11,Q12,Q13により
構成されており、トランジスタQ11のコレクタ
から抵抗R2とトランジスタQ9のベースとの接
続点に接続する。
このような構成により抵抗R2での電圧降下を
トランジスタQ9が検出し、トランジスタQ9の
コレクタを通してトランジスタQ10のベースに
前記検出電流を送り込む。トランジスタQ10は
このベース電流を電流増幅し、コレクタに増幅電
流を流し、カレントミラーを構成するトランジス
タQ12に電流を送り込む。カレントミラーを構
成するトランジスタQ11のコレクタより再び抵
抗R2およびトランジスタQ9のベースに増幅さ
れた電流が送り込まれる。このようにして、負帰
還回路が構成されている。そこでトランジスタQ
10の電流増幅率が十分大きいものと仮定する
と、トランジスタQ9のコレクタには前記した
m・ITの電流が流れるため、トランジスタQ9の
ベース・エミツタ電圧VBE(9)は設定され、この
VBE(9)と抵抗R2によつてカレントミラーを構成
するトランジスタQ12のコレクタ電流が決定さ
れる。ここで抵抗R2に流れる電流をI〓とすると
次式が成り立つ。
I〓=VBE(9)/R2 ……(9) 次にカレントミラーのトランジスタQ5のコレ
クタ電流とカレントミラーのトランジスタQ13
のコレクタ電流を加算するため、これらコレクタ
を互に接続する構成をとる。なお、トランジスタ
Q5とQ3のベース・エミツタ接合面積の比によ
り適当な電流値を得ること、そしてトランジスタ
Q13とQ12のベース・エミツタ接合面積の比
により適当な電流値を得ること、これらはもちろ
ん可能であるが、説明の都合上トランジスタQ5
とQ3およびトランジスタQ13とQ12のそれ
ぞれのベース・エミツタ接合面積比は、1対1と
して説明する。
そこでトランジスタQ5のコレクタ電流とトラ
ンジスタQ13のコレクタ電流を加算した電流を
抵抗R3に流し込むと、出力電圧である基準電圧
Vrefは、(8)、(9)式を用いて次式で表わすことがで
きる。
Vref=R3{VBE(9)/R2+△VBE/R1}Vref=R
3/R2・VBE(9)+R3/R1・△VBE……(11) ここで(3)式および(4)式を参照して Vref=R3/R2{Vg0(1−T/T0)+VBE0
T/T0)}+R3/R1・kT/qlnJ1/J2……(12) そこで(12)式の温度係数を求めるため(12)式を絶対
温度Tで微分すると、 ∂Vref/∂T=R3/R2(−Vg0/T0+VBE0/T0)+R3/R1 ・k/qlnJ1/J2 ……(13) 右辺=0とすると、次の条件が導出できる。
Vg0=VBE0+R2/R1・kT0/qlnJ1/J2 ……(14) (14)式を変形して Vg0/R2=VBE0/R2+kT0/qlnJ1/J2/R1 Vg0/IβR2=VBE0/IβR2+1/Iβ・△VBE/R1 Vg0/VBE0=1+1/Iβ ・ITVg0−VBE0/VBE0=IT/Iβ ∴VT/VBE0=IT/Iβ ……(15) すなわち(15)式は、IβとITとの電流比が
VBE(9)とVT=Vg0−VBE0の電圧比と同じ割合いで
合成された電流は温度補償されていることにな
る。
なお、前記電圧を電流変換する際、その変換は
I〓、ITとも抵抗R1またはR2によつて行なわれ
ており、これらI〓とITを電流の形で加算し、抵抗
R3に流して電流を電圧変換して出力電圧を得て
いるので、各抵抗の温度係数が等しいと仮定すれ
ば各抵抗の温度係数は相殺されることになる。
本発明の実施例回路を第4図に表わす。第4図
の回路は第3図の回路を基本回路として実使用で
きる回路に書き換えたものである。
第4図について以下説明する。
抵抗R6,R7,R8,R10,R11,R1
2,R13.R14は、カレントミラーを安定に
動作させるためのバラスト抵抗である。抵抗R
4,R5、トランジスタQ14,Q15は“絶対
温度に比例した電流を作り出す回路”のための
“起動回路”である。抵抗R9、コンデンサC1
は“絶対温度に比例した電流を作り出す回路”の
ための位相補償回路である。抵抗R15、コンデ
ンサC2は、“ベース・エミツタによる負の温度
係数を持つ電流を作り出す回路”のための位相補
償回路である。
なお、ここで記述した“絶対温度に比例した電
流を作り出す回路”とは、第3図、第4図とも共
通の記号で示した素子で、トランジスタQ1,Q
2,Q3,Q6,Q7,Q8、抵抗R1によつて
構成される部分の回路を示しており、“ベース・
エミツタによる負の温度係数を持つ電流を作り出
す回路”とは、第3図、第4図とも共通の記号で
示した素子で、トランジスタQ9,Q10,Q1
1,Q12、抵抗R2によつて構成される部分の
回路を示している。
以下、この回路の動作について簡単に記述する
と次のようになる。
端子T1に電源が接続され、端子T2には電源
の他端である接地が接続され、端子T1と端子T
2の間に電源電圧が印加される。すると先ず前記
“起動回路”により、トランジスタQ15のコレ
クタに微少な電流が流れる。すると“絶対温度に
比例した電流を作り出す回路”が動作を開始し
て、トランジスタQ4およびQ5の各コレクタか
ら絶対温度に比例した電流が流れ出て来る。トラ
ンジスタQ4のコレクタからの電流は、“ベー
ス・エミツタによる負の温度係数を持つ電流を作
り出す回路”が動作を開始して、トランジスタQ
13のコレクタからベース・エミツタによる負の
温度係数を持つ電流が流れ出て来る。
以上のように回路が動作し、抵抗R3には前記
二つの電流が加算された形で電流が供給されて電
圧が発生し、この電圧を端子から取り出す形とし
て温度補償された基準電圧が得られるのである。
本発明による基準電圧発生回路は、温度補償さ
れていることはもち論、電源電圧の変動に対して
も非常に安定した電圧が得られる。また“起動回
路”の抵抗R4に流れる電流以外はすべてカレン
トミラーを介して電流が流れるため、消費電流を
少なくすることが可能である。特に重要な効果と
しては、半導体集積回路で本発明の基準電圧発生
回路を製造すると、半導体材料として使用した半
導体のエネルギー・バンド・ギヤツプの外挿電圧
Vg0よりも低い電源電圧で動作できることであ
る。一般にSi(シリコン)の場合Vg0=1.205〔v〕
となつているが、本発明の回路では電源電圧を約
0.9〔v〕迄低下させても、特性の悪化を見せずに
動作できる。また本発明によれば希望する基準電
圧をほぼ電源電圧範囲内で自由に作れることも大
きな特徴である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基準電圧発生回路の回路図、第
2図は従来の基準電圧発生回路の基本回路の回路
図、第3図は本発明の基本回路の回路図、第4図
は本発明の実施例回路の回路図である。 Q1〜Q13……第1ないし第13のトランジス
タ、R1〜R3……第1ないし第3の抵抗、T1
〜T3……第1ないし第3の端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1ないし第5のトランジスタにより、ダイ
    オード機能を持つ第3のトランジスタを基準とす
    るカレントミラーが構成され、上記5つのトラン
    ジスタの各エミツタは互に接続して第1の端子に
    接続され、各ベースは互に接続して成り、第3の
    トランジスタはダイオード機能を持たせるためベ
    ースとコレクタを接続して成り、第1の端子は電
    源に接続されており、 第11ないし第13のトランジスタにより、ダイオ
    ード機能を持つ第12のトランジスタを基準とする
    カレントミラーが構成され、該3つのトランジス
    タの各エミツタは互に接続して第1の端子に接続
    され、各ベースは互に接続して成り、第12のトラ
    ンジスタはダイオード機能を持たせるためベース
    とコレクタを接続して成り、 第6および第7のトランジスタは互にベースが
    接続され、第7のトランジスタはダイオード機能
    を持たせるためベースとコレクタを接続して成
    り、該第7のトランジスタのコレクタは上記第2
    のトランジスタのコレクタに接続して成り、第6
    のトランジスタのコレクタは上記第1のトランジ
    スタのコレクタに接続して成り、第7のトランジ
    スタのエミツタは第1の抵抗を介して第6のトラ
    ンジスタのエミツタに接続して成り、第6のトラ
    ンジスタと第1の抵抗との接続点は第2の端子に
    接続して成り、該第2の端子は上記電源の他端で
    ある接地端子となつており、 第8のトランジスタはそのベースを上記第6の
    トランジスタのコレクタと上記第1のトランジス
    タのコレクタとの接続点に接続して成り、第8の
    トランジスタのコレクタは上記第3のトランジス
    タのコレクタに接続して成り、上記第8のトラン
    ジスタのエミツタは上記第2の端子に接続して成
    り、 第9のトランジスタはそのベースを上記第11の
    トランジスタのコレクタに接続し、さらに第2の
    抵抗に接続して成り、第9のトランジスタのコレ
    クタは上記第4のトランジスタのコレクタに接続
    し、さらに第10のトランジスタのベースに接続し
    て成り、第9のトランジスタのエミツタは第2の
    端子に接続して成り、またこのエミツタは上記第
    2の抵抗の他端に接続して成り、第10のトランジ
    スタはそのベースを上記第9のトランジスタのコ
    レクタと上記第4のトランジスタのコレクタとの
    接続点に接続して成り、第10のトランジスタのコ
    レクタは上記第12のトランジスタのコレクタに接
    続して成り、第10のトランジスタのエミツタは第
    2の端子に接続して成り、 第3の抵抗は一端を第2の端子に接続して成
    り、他端は第3の端子に接続して成り、さらにこ
    の他端は上記第13のトランジスタのコレクタに接
    続して成り、さらにこの他端は上記第5のトラン
    ジスタのコレクタに接続して成り、 上記第3の端子は上記第2の端子との間の電圧
    が一定になるような本回路の出力端子となつてい
    ることを特徴とする基準電圧発生回路。 2 半導体集積回路で製造され、上記第13のトラ
    ンジスタのコレクタ電流と上記第5のトランジス
    タのコレクタ電流との比を上記第9のトランジス
    タのベース・エミツタ間の電圧VBE(9)と該集積回
    路の素材となる半導体のエネルギー・バンド・ギ
    ヤツプの外挿電圧Vgpから該電圧VBE(9)を引き算し
    た値VT=Vgp−VBE(9)との比としたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の基準電圧発生回
    路。
JP56179501A 1981-11-06 1981-11-06 基準電圧発生回路 Granted JPS5880718A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56179501A JPS5880718A (ja) 1981-11-06 1981-11-06 基準電圧発生回路
US06/435,376 US4472675A (en) 1981-11-06 1982-10-20 Reference voltage generating circuit
DE19823240958 DE3240958A1 (de) 1981-11-06 1982-11-05 Referenzspannungserzeuger
DE3250027A DE3250027C2 (ja) 1981-11-06 1982-11-05
DE3250026A DE3250026C2 (ja) 1981-11-06 1982-11-05
NLAANVRAGE8204317,A NL188818C (nl) 1981-11-06 1982-11-08 Schakeling voor opwekking van een referentiespanning.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56179501A JPS5880718A (ja) 1981-11-06 1981-11-06 基準電圧発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5880718A JPS5880718A (ja) 1983-05-14
JPH0143324B2 true JPH0143324B2 (ja) 1989-09-20

Family

ID=16066916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56179501A Granted JPS5880718A (ja) 1981-11-06 1981-11-06 基準電圧発生回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4472675A (ja)
JP (1) JPS5880718A (ja)
DE (3) DE3250027C2 (ja)
NL (1) NL188818C (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL193545C (nl) * 1983-12-29 2000-01-04 Mitsubishi Electric Corp Constante stroom opwekkende schakeling.
DE3565731D1 (en) * 1984-04-19 1988-11-24 Siemens Ag Circuit generating a reference voltage independent of temperature or supply voltage
US4604568A (en) * 1984-10-01 1986-08-05 Motorola, Inc. Current source with adjustable temperature coefficient
EP0217225B1 (de) * 1985-09-30 1991-08-28 Siemens Aktiengesellschaft Trimmbare Schaltungsanordnung zur Erzeugung einer temperaturunabhängigen Referenzspannung
US4912393A (en) * 1986-03-12 1990-03-27 Beltone Electronics Corporation Voltage regulator with variable reference outputs for a hearing aid
US4792748A (en) * 1987-11-17 1988-12-20 Burr-Brown Corporation Two-terminal temperature-compensated current source circuit
US4808908A (en) * 1988-02-16 1989-02-28 Analog Devices, Inc. Curvature correction of bipolar bandgap references
US4906863A (en) * 1988-02-29 1990-03-06 Texas Instruments Incorporated Wide range power supply BiCMOS band-gap reference voltage circuit
US5121049A (en) * 1990-03-30 1992-06-09 Texas Instruments Incorporated Voltage reference having steep temperature coefficient and method of operation
DE69122797T2 (de) * 1990-03-30 1997-04-03 Texas Instruments Inc Referenzspannungs mit steilem Temperaturkoeffizent und Betriebsweise
DE4034371C1 (ja) * 1990-10-29 1991-10-31 Eurosil Electronic Gmbh, 8057 Eching, De
KR960002457B1 (ko) * 1994-02-07 1996-02-17 금성일렉트론주식회사 정전압회로
US5666046A (en) * 1995-08-24 1997-09-09 Motorola, Inc. Reference voltage circuit having a substantially zero temperature coefficient
US6124753A (en) * 1998-10-05 2000-09-26 Pease; Robert A. Ultra low voltage cascoded current sources
DE10042586B4 (de) 2000-08-30 2010-09-30 Infineon Technologies Ag Referenzstromquelle mit MOS-Transistoren
JP4093819B2 (ja) * 2002-08-09 2008-06-04 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路
US6664847B1 (en) * 2002-10-10 2003-12-16 Texas Instruments Incorporated CTAT generator using parasitic PNP device in deep sub-micron CMOS process
CN1300934C (zh) * 2003-06-06 2007-02-14 沛亨半导体股份有限公司 能隙参考电路
GB2404460B (en) * 2003-07-31 2006-09-06 Zetex Plc A temperature independent low voltage reference circuit
US7071770B2 (en) * 2004-05-07 2006-07-04 Micron Technology, Inc. Low supply voltage bias circuit, semiconductor device, wafer and system including same, and method of generating a bias reference
CN1896900B (zh) * 2005-07-13 2010-10-06 辉达公司 能阶参考电路
CN114421939B (zh) * 2022-03-30 2022-06-24 武汉市聚芯微电子有限责任公司 上电复位电路、上电复位方法及集成电路

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617859A (en) * 1970-03-23 1971-11-02 Nat Semiconductor Corp Electrical regulator apparatus including a zero temperature coefficient voltage reference circuit
DE2412393C3 (de) 1973-03-20 1979-02-08 N.V. Philips' Gloeilampenfabrieken, Eindhoven (Niederlande) Stromstabilisierungsschaltung
NL7403202A (nl) 1974-03-11 1975-09-15 Philips Nv Stroomstabilisatieschakeling.
US4064448A (en) * 1976-11-22 1977-12-20 Fairchild Camera And Instrument Corporation Band gap voltage regulator circuit including a merged reference voltage source and error amplifier
US4100477A (en) * 1976-11-29 1978-07-11 Burroughs Corporation Fully regulated temperature compensated voltage regulator
US4091321A (en) * 1976-12-08 1978-05-23 Motorola Inc. Low voltage reference
DE2849153C2 (de) 1978-11-13 1982-08-19 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Schaltungsanordnung zur Erzeugung einer konstanten Hilfsgleichspannung
US4263519A (en) * 1979-06-28 1981-04-21 Rca Corporation Bandgap reference
US4352056A (en) * 1980-12-24 1982-09-28 Motorola, Inc. Solid-state voltage reference providing a regulated voltage having a high magnitude
US4359680A (en) * 1981-05-18 1982-11-16 Mostek Corporation Reference voltage circuit

Also Published As

Publication number Publication date
NL188818B (nl) 1992-05-06
DE3240958A1 (de) 1983-05-19
US4472675A (en) 1984-09-18
DE3250027C2 (ja) 1991-01-17
NL8204317A (nl) 1983-06-01
DE3250026C2 (ja) 1991-01-17
DE3240958C2 (ja) 1990-07-12
JPS5880718A (ja) 1983-05-14
NL188818C (nl) 1992-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0143324B2 (ja)
US5619163A (en) Bandgap voltage reference and method for providing same
JP3322685B2 (ja) 定電圧回路および定電流回路
US5119015A (en) Stabilized constant-voltage circuit having impedance reduction circuit
JP2001517334A (ja) 定電流およびptat電流のためのデュアル源
WO1982001105A1 (en) Current source with modified temperature coefficient
US4362985A (en) Integrated circuit for generating a reference voltage
JPS5926046B2 (ja) 低電圧基準源回路
JPH07113864B2 (ja) 電流源装置
US4785231A (en) Reference current source
JPH0526208B2 (ja)
JPS604611B2 (ja) バイアス電流供給回路
JP4674947B2 (ja) 定電圧出力回路
JPH11205045A (ja) 電流供給回路およびバイアス電圧回路
JPS6154286B2 (ja)
JP2695515B2 (ja) 基準電圧発生回路
JPH01288911A (ja) BiCMOS基準電圧発生器
JPS5931081B2 (ja) 基準電圧源回路
JPH056696B2 (ja)
JP2629234B2 (ja) 低電圧基準電源回路
JP2565289B2 (ja) 指数アンプ
JPH05218290A (ja) 半導体装置の温度補償型基準電圧発生回路
JPS6051126B2 (ja) 定電圧回路
JPH0474735B2 (ja)
JPH0526207B2 (ja)