JPH056696B2 - - Google Patents

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JPH056696B2
JPH056696B2 JP57092886A JP9288682A JPH056696B2 JP H056696 B2 JPH056696 B2 JP H056696B2 JP 57092886 A JP57092886 A JP 57092886A JP 9288682 A JP9288682 A JP 9288682A JP H056696 B2 JPH056696 B2 JP H056696B2
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JP
Japan
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transistor
emitter
collector
voltage
base
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JP57092886A
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Hisashi Yamada
Minoru Tanaka
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、温度変化に対して安定な電圧を得
る定電圧発生回路に係り、特に集積回路化に適し
た定電圧発生回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
温度特性の良好な定電圧発生回路の一例とし
て、IEEE J−SSC Vo1.SC−6,No.1,
Feb1971P.P.2〜7Robert.J.Widlar“New
Developements in IC Voltage Regulators”に
記載された、いわゆるバンドギヤプレフアレンス
回路が知られている。
第1図はその回路図を示したもので、ダイオー
ド接続のトランジスタQ1のベース電圧をトラン
ジスタQ2、抵抗R1,R2による第1の電圧増幅段
およびトランジスタQ3、定電流源CSによる第2
の電圧増幅段で順次増幅し、トランジスタQ3
コレクタから抵抗R3を介してトランジスタQ1
ベースに負帰還を施している。トランジスタQ3
のコレクタは出力端子Pにも接続され、ここに定
電圧出力Voutが取出されるようになつている。
この定電圧発生回路の動作は次の通りである。
まず、トランジスタQ1〜Q3は同一エミツタ面積、
同一形状とし、また抵抗R1〜R3の抵抗値を同じ
記号R1〜R3で表わし、また定電流源CSの電流値
をi0とする。
トランジスタQ1,Q2それぞれのベース・エミ
ツタ間電圧VBE1,VBE2を比較すると、抵抗R1
の電圧降下分だけVBE1よりVBE2の方が小さい。一
方、トランジスタQ2のコレクタ電圧VC2(Q2のコ
レクタ・エミツタ間電圧VBE2と抵抗R1の電圧降
下の和)は、トランジスタQ3のベース・エミツ
タ間電圧VBE3に等しいので、トランジスタQ1
トランジスタQ3に同一電流が流れるように設定
すれば、トランジスタQ1のベース・エミツタ間
電圧VBE1はVBE3に等しくなり、結果的にVBE1
VC2となる。よつて抵抗R2とR3の電圧降下も等し
くなる。ここでトランジスタQ1,Q2の電流をI1
I2とすればVBE1とVBE2との差ΔVBEは ΔVBE=kT/qlnI1/I2 ……(1) となる。(kはボルツマン定数、Tは絶対温度、
qは電子の電荷)。(1)式よりΔVBE>0とするため
に、回路定数はI1>I2、即ちR2>R3に設定され
る。
この回路においては、トランジスタQ3のベー
ス電流を無視すれば、抵抗R2とR3の電圧降下は
前述のように等しいため、I1/I2の比はR2/R3
なるのに対し、抵抗R1の両端電圧ΔVBEはI2に比
例することから、(1)式より I1/I2=expΔVBE/kT/q ……(2) ΔVBE=I2×R1 ……(3) I1/I2=R2/R3 ……(4) が成立し、(2)〜(4)式より R2/R3=expI2R1/kT/q ……(5) を満足する動作点で安定する。即ち、トランジス
タQ3のコレクタ電流が変化し、そのコレクタ電
圧、つまり出力電圧Voutが変化すると、(5)式を
満足するように抵抗R3を介してトランジスタQ1
のベースに負帰還がかかり、Voutが安定化され
る。この出力電圧Voutは、(1)(3)(4)式より Vout=VBE3+I2・R2 =VBE3+R2/R1・ΔVBE =VBE3+R2/R1・kT/qlnI1/I2 =VBE3+R2/R1・kT/qlnR2/R3 ……(6) となる。(6)式の右辺第1項は温度特性が−
1.8mV/℃程度となるのに対し、右辺第2項は絶
対温度Tに比例することから正の温度係数を持
つ。従つて右辺第1項と第2項の値を適当に選定
すれば、Voutは温度変化に対し非常に安定した
電圧となる。(6)式でVBE3の温度特性が電流密度に
より変ることを考慮しても、Vout1.2V程度の
ときほとんど平坦な温度特性が得られる。
このように、第1図の回路は温度特性が良好で
あるという利点を有するが、反面、動作の安定性
という点で問題がある。即ち、第1図の回路を見
ると、トランジスタQ1のベース電圧がトランジ
スタQ2で電圧増幅され、さらにトランジスタQ3
で電圧増幅された後、抵抗R3を介してトランジ
スタQ1のベースに帰還されるというフイードバ
ツクループを構成し、ループ内に2段の電圧増幅
段が存在する。このため発振を起すおそれが非常
に高い。そこで一般には、図に示すようにトラン
ジスタQ3のコレクタ・ベース間に10数pF程度の
位相補償用コンデンサCを接続する。しかしなが
ら、集積回路内ではコンデンサはトランジスタと
比較して非常に大きい面積を必要とするため、集
積回路チツプの大型化、コストアツプの要因とな
る。これは第1図の如き回路が一つの電子回路装
置内で多数使用されるようなケースでは、特に大
きな問題となつている。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、温度変化に対して安定な出
力電圧が得られ、しかもコンデンサによる位相補
償を行なうことなく安定に動作する定電圧発生回
路を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明は、利得が1を越える電圧増幅段が1
段のみの第1のフイードバツクループを、利得が
1を越える電圧増幅段を2段を有する第2のフイ
ードバツクループに対して、並列的に設ける構成
により、出力電圧の安定化を図るようにしたもの
である。
〔発明の効果〕
この発明に係る定電圧発生回路では、従来と同
様の原理によつて温度変化に対し安定な出力電圧
が得られるとともに、第1のフイードバツクルー
プは利得が電圧増幅段が1段のみであるために、
高い周波数まで高い利得を持つのに対し、これに
並列的に設けられた第2のフイードバツクループ
は電圧増幅段を2段有するため、周波数応答が悪
く、高い周波数で利得が減衰する特性を持つの
で、両ループの合成のループゲインで見ると、高
周波では第2のフイードバツクループはほとんど
利得がないため、電圧増幅段は実質的に第1のフ
イードバツクループ内の1段のみとなつて、位相
回りの少ない安定な特性が得られ、発振のおそれ
は全くない。従つて位相補償のためのコンデンサ
が不要となり、集積回路化に極めて有利である。
〔発明の実施例〕
第2図はこの発明の一実施例に係る定電圧発生
回路の構成を示すものである。図において、第1
のトランジスタQ11のコレクタ・ベース間は第1
の抵抗R11を介して結合され、そのエミツタは第
1の電源端Vee(例えば負極側または接地側)に
接続されている。第1のトランジスタQ11のベー
スおよびエミツタには第2のトランジスタQ12
ベースおよびエミツタがそれぞれ接続され、この
第2のトランジスタQ12のコレクタは第3のトラ
ンジスタQ13のベースに接続されている。第3の
トランジスタQ13のコレクタは第2の電源端Vcc
(例えば正極側)に接続され、またエミツタは出
力端子に接続されるとともに、第2の抵抗R12
介して第1および第2のトランジスタQ11,Q12
のベースに接続されている。
一方、第1のトランジスタQ11のコレクタはさ
らに第4のトランジスタQ14のベースに接続され
ている。第4のトランジスタQ14は第1のトラン
ジスタQ11と異なるエミツタ面積を持ち、そのエ
ミツタは抵抗R13を介して第1の電源端Veeに接
続されている。第4のトランジスタQ14のコレク
タは、トランジスタQ15〜Q17および抵抗R14
R16で構成されるカレントミラー回路CMの電流
入力端A1に接続され、そしてこのカレントミラ
ー回路CMの電流出力端A2は第2のトランジスタ
Q12のコレクタおよび第3のトランジスタQ13
ベースに接続されている。なお、カレントミラー
回路CMの入力側および出力側のトランジスタ
Q16,Q17のエミツタ面積は異なつている。また
定電流源CSは、全素子の電流が0の状態でも回
路が安定化する可能性があるため、スタート用と
して用いられるもので、高抵抗で置換えることも
可能である。
次に、この定電圧発生回路の動作を説明する。
基本的な動作としては、出力電圧Voutである
トランジスタQ13のエミツタ電圧の変化がトラン
ジスタQ12,Q14のベース電圧の変化をもたらし、
またトランジスタQ14のコレクタ電流がトランジ
スタQ15,Q16,Q17および抵抗R14,R15,R16
構成されるカレントミラー回路CMを通してトラ
ンジスタQ17のコレクタ電流として帰還され、こ
のトランジスタQ17のコレクタ電流とトランジス
タQ12のコレクタ電流が等しい点で動作が安定す
るというものである。なお、抵抗R11〜R13の抵
抗値は同じ記号R11〜R13で表わすものとする。
第2図において、トランジスタQ11,Q12はベ
ースどうしおよびエミツタどうしが結合されてい
るため、そのベース・エミツタ間電圧VBE11
VBE12は等しく、従つてコレクタ電流も等しい。
一方、トランジスタQ14のベース・エミツタ間に
は、トランジスタQ12のベース・エミツタ間電圧
VBE12から抵抗R11,R13の電圧降下分を差し引い
た電圧が与えられる。そしてトランジスタQ14
コレクタ電流がカレントミラー回路CMの入力電
流となり、これがトランジスタQ16,Q17のエミ
ツタ面積比倍された電流がカレントミラー回路
CMの出力電流、即ちトランジスタQ17のコレク
タ電流となる。
ここで、トランジスタQ17のコレクタにはトラ
ンジスタQ12のコレクタとトランジスタQ13のベ
ースが共通接続されているが、トランジスタQ13
のエミツタから抵抗R12を介してトランジスタ
Q12のベースに帰還がかかるため、トランジスタ
Q17のコレクタ電流とトランジスタQ12のコレク
タ電流が等しくなる点で回路は安定する。この場
合、トランジスタQ14のエミツタ面積がトランジ
スタQ11のエミツタ面積のm倍(例えばm=5)、
トランジスタQ17のエミツタ面積がトランジスタ
Q16のエミツタ面積のn倍(例えばn=2)とす
れば、トランジスタQ12,Q17の両コレクタ電流
が上述の如く等しくなり、またトランジスタQ16
のコレクタ電流はトランジスタQ17のコレクタ電
流の1/nであり、トランジスタQ14のコレクタ
電流とトランジスタQ16のコレクタ電流が等しく
なることから、トランジスタQ14のコレクタ電流
はトランジスタQ12のコレクタ電流の1/nとな
る。このときトランジスタQ11,Q14の電流密度
をI11,I14とすれば、 I14/I11=1/m・n ……(7) となる。従つてトランジスタQ11,Q14のベー
ス・エミツタ間電圧VBE11,VBE14の間には VBE11−VBE14=kT/qln(m・n) ……(8) の関係が成立する。
ここで、トランジスタQ11のコレクタ電流はト
ランジスタQ12のコレクタ電流と等しいから、ト
ランジスタQ12のコレクタ電流をiとすれば、ト
ランジスタQ14のベース電圧はトランジスタQ12
のベース電圧から抵抗R11での電圧降下分(R11
×i)を差し引いたものになる。
一方、トランジスタQ14はそのエミツタが抵抗
R13を通して第1の電源端Veeに接続されており、
またQ14のエミツタ電流はi/nであるから、
Q14のエミツタ電位はR13×i/nだけ電源端Vee
より高くなる。この関係から、トランジスタ
Q12,Q14のベース・エミツタ間電圧をVBE12
VBE14とすると、 VBE12−VBE14=R11×i+R13×i/n=kT/qln(n
・m) ∴(R11+R13/n)i=kT/qln(n・m) i=1/R11+R13/nkT/qln(n・m)=K・kT/
q……(9) 但し、 K=ln(n・m)/(R11+R13/n) となり、トランジスタQ12のコレクタ電流iは
kT/qに比例した電流となる。
従つて、出力電圧Voutは Vout=VBE12+R12×i =VBE12+R12×K×kT/q ……(10) となる。(10)式の右辺第1項のVBE12は−1.8mV/
℃の負の温度特性を持つのに対して、第2項は
kT/qにより正の温度特性を持つ。従つて、R12
とKの値を適当に選ぶことにより、出力電圧
Voutの温度特性を平坦にすることができる。具
体的には第1図に示した従来の回路と同様に、
Vout1.2V付近で温度特性が平坦化される。
この定電圧発生回路においては、トランジスタ
Q13のベースを入力端と考えると、2つのフイー
ドバツクループが形成されている。第1のフイー
ドバツクループは、トランジスタQ13のエミツタ
電圧が抵抗R12を介してトランジスタQ12のベー
スに与えられ、Q12のコレクタ電流の変化となつ
てQ13のベースに帰還されるループである。第2
のフイードバツクループは、トランジスタQ13
エミツタから抵抗R12,R11を介してトランジス
タQ14のエミツタに伝送された電圧がQ14のコレ
クタ電流の変化となり、トランジスタQ15〜Q17
と抵抗R14〜R16で構成されるカレントミラー回
路CMを通してQ17のコレクタ電流を変化させる
ループである。
ここで、第1のフイードバツクループにおい
て、トランジスタQ12はトランジスタQ17を定電
流源負荷とするエミツタ接地増幅器、トランジス
タQ13は電圧利得のないエミツタフオロワをそれ
ぞれ構成し、電圧増幅段はQ12によるエミツタ接
地増幅器の1段のみである。従つて、第1のフイ
ードバツクループは高い周波数まで高い利得が得
られ、かつ位相回りが少ない。
一方、第2のフイードバツクループにおいて
は、トランジスタQ14は一種のエミツタ接地増幅
器を構成し、トランジスタQ17もトランジスタ
Q12を定電流源負荷とするエミツタ接地増幅器を
構成する。この第2のフイードバツクループは電
圧増幅段が2段あるため、第1のフイードバツク
ループに比較して段数が多い分だけ周波数応答が
劣化し、高い周波数で利得が減衰するとともに、
位相まわりが大きい。
従つて、第1および第2のフイードバツクルー
プの信号が足し合わされるトランジスタQ12
Q17の両コレクタの接続点でのループゲインを見
ると、高周波では第2のフイードバツクループ内
のQ17の方はほとんど利得がなく、第1のフイー
ドバツクループ内のQ12のみの利得となることか
ら、電圧増幅段は実質的に1段のみとなつて、位
相回りの少ない安定な特性が得られることにな
る。第3図a,bに、第1のフイードバツクルー
プの利得および位相の周波数特性を示す。第1の
フイードバツクループは電圧増幅段が1段のみで
あるため、同図のように直流利得はさほど大きく
ないが、高い周波数まで比較的高い利得が安定し
て得られ、また位相特性も高い周波数まで安定で
ある。
第4図a,bに、第2のフイードバツクループ
の利得および位相の周波数特性を示す。第2のフ
イードバツクループは電圧増幅段が2段あるため
利得、周波数とも周波数特性が悪く、同図のよう
に直流利得は高いものの、極での位相遅れにより
高い周波数での利得は大きく低下する。
第5図a,bに、本実施例の定電圧発生回路の
最終特性である第1、第2のフイードバツクルー
プの並列合成特性、すなわちトランジスタQ12,17
の両コレクタの接続点での利得および位相の周波
数特性を示す。低い周波数では第2のフイードバ
ツクループルの特性が優先するため高い利得を示
すが、周波数が高くなるにつれて第2のフイード
バツクループの極の影響で位相回りが大きくなる
とともに利得が低下する。そして、第1のフイー
ドバツクループの利得より低くなる周波数(1
からは第1のフイードバツクループの特性が優先
されて利得特性が平坦になるとともに、位相特性
が改善される。周波数がさらに高くなると、位相
特性は再び劣化するが、利得はほとんどなくな
る。
なお、本実施例の定電圧発生回路の利得は図5
aに示されるように周波数に応じて変化するが、
定電圧発生回路では直流利得がある値以上であれ
ばよく、直流以外の周波数では利得が変化しても
何ら問題はない。このように、本発明の定電圧回
路は高い周波数でも発振しない安定した特性が得
られる。従つて、従来必要としていた位相補償手
段、即ち集積回路内で大面積を占めるコンデンサ
が不要となるという利点がある。さらに、従来の
場合発振しないまでも発振状態に近い状態では雑
音の増加が見られるが、この発明によればこの雑
音も小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の定電圧発生回路の回路図、第2
図はこの発明の一実施例に係る定電圧発生回路の
回路図、第3図a,bは同実施例における第1の
フイードバツクループの利得および位相の周波数
特性を示す図、第4図a,bは同実施例における
第2のフイードバツクループの利得および位相の
周波数特性を示す図、第5図a,bは同実施例に
おける第1、第2のフイードバツクループの合成
の利得および位相の周波数特性を示す図である。 Q11……第1のトランジスタ、Q12……第2の
トランジスタ、Q13……第3のトランジスタ、
Q14……第4のトランジスタ、R11……第1の抵
抗、R12……第2の抵抗、R13……第3の抵抗、
CM……カレントミラー回路、Vee……第1の電
源端、Vcc……第2の電源端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コレクタ・ベース間が第1の抵抗を介して結
    合され、エミツタが第1の電源端に接続された第
    1のトランジスタと、この第1のトランジスタの
    ベースおよびエミツタとそのベースおよびエミツ
    タがそれぞれ結合された第2のトランジスタと、
    この第2のトランジスタのコレクタにベースが接
    続され、コレクタが第2の電源端に接続され、エ
    ミツタが出力端子に接続されるとともに第2の抵
    抗を介して第1および第2のトランジスタのベー
    スに接続された第3のトランジスタと、第1のト
    ランジスタのコレクタにベースが接続され、エミ
    ツタが第3の抵抗を介して第1の電源端に接続さ
    れた第1のトランジスタとエミツタ面積の異なる
    第4のトランジスタと、この第4のトランジスタ
    のコレクタに電流入力端が接続され、電流出力端
    が第2のトランジスタのコレクタおよび第3のト
    ランジスタのベースに接続されたカレントミラー
    回路とを備えることを特徴とする定電圧発生回
    路。
JP57092886A 1982-05-31 1982-05-31 定電圧発生回路 Granted JPS58208821A (ja)

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