JPH0142778Y2 - - Google Patents

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JPH0142778Y2
JPH0142778Y2 JP16677384U JP16677384U JPH0142778Y2 JP H0142778 Y2 JPH0142778 Y2 JP H0142778Y2 JP 16677384 U JP16677384 U JP 16677384U JP 16677384 U JP16677384 U JP 16677384U JP H0142778 Y2 JPH0142778 Y2 JP H0142778Y2
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float
magnet
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reed switch
auxiliary magnet
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JP16677384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、加熱ヒータを備え給水を加熱して温
水を供給する温水タンクの空焚き防止装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置は、
温水を噴出するノズルへの配管系に加熱ヒータを
内蔵した温水タンクを設け、給水を適当温度に加
熱して快適な洗浄が行える構成となつている。
第5図は衛生洗浄装置に組み込まれた温水タン
クの一般的な例を示す断面図で、タンク本体50
に給水管51と排出管52とが接続され、外部の
制御装置により通電を制御され発熱量を任意に変
えることのできるヒータ53を配置し、かつ温水
温度を検出するための温度センサ54及び空焚き
を防止するためのフロートスイツチ55を設けて
いる。
このフロートスイツチ55は、内部にリードス
イツチを内蔵するとともにタンク内水位により昇
降するフロート56を上下方向にガイドするガイ
ド筒57に遊嵌した構成のもので、フロート56
に内蔵したマグネツトをリードスイツチに対応さ
せることにより制御部に信号を入力してヒータ5
3への通電を制御して空焚きを防止するようにし
ている。
即ち、このフロートスイツチ55は、タンク本
体50内に十分水が供給されていて、フロート5
6が上方に変位した状態の場合はリードスイツチ
がオンとなつてヒータ53へ通電され、一方水位
が降下したときはフロート56も下方に変位しこ
れによりリードスイツチの接点が解離してヒータ
53への通電を停止して空焚きを防止できる構成
となつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記の従来構造では、工場出荷後の現
場搬入時等に製品が天地逆になつてしまうことが
あり、この倒立状態の時に電源を入れると、フロ
ート56は満水時と同様にタンク本体50の上部
側に移動してしまうので、リードスイツチがオン
状態となり、ヒータ53に通電されて空焚きを生
じる結果となる。
従つて、フロートスイツチ55は本来の目的で
ある空焚き防止の機能を失うことになり、危険で
あるとともに機器過熱により部品の損傷を招くと
いう問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成は、フロートスイツチを温水タン
ク内に設け、同スイツチのフロートに取り付けた
マグネツトがフロートをガイドするガイド筒内の
リードスイツチに対応したときに給水加熱用のヒ
ータへの通電を停止する温水タンクの空焚き防止
装置において、ガイド筒に比重が1より大きい補
助マグネツトをフロートの下位側に遊嵌し、かつ
この補助マグネツトがフロートに当接したとき補
助マグネツトと前記マグネツト間の距離をフロー
トのストロークに略等しくなしたものである。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図はタンク本体1の底壁2にフロートスイ
ツチ3を配置した状態の断面図で、このフロート
スイツチ3は従来例で示したものと同様にリード
スイツチ4を内蔵したガイド筒5、同ガイド筒5
の外周に遊嵌状に配置されマグネツト6を備えた
フロート7を有し、かつこのフロート7の下位に
リング状の補助マグネツト8を配備したものであ
る。9はガイド筒5の上端に設けられフロート7
の上限を規定するストツパである。
リードスイツチ4は図示のようにマグネツト6
及び補助マグネツト8に対応した時にオンとなつ
て、タンク本体1に内蔵したヒータ(図示せず)
への通電を停止し、この対応が外れた時にオフ状
態となりヒータへの通電を行うように制御系を構
成しておく。
補助マグネツト8及びフロート7とも下降した
時、フロート7のマグネツト6がリードスイツチ
4に対応できるように、補助マグネツト8とフロ
ート7内のマグネツト6間の距離を設定し、かつ
補助マグネツト8の比重を1より大きく、さらに
フロート7とマグネツト6の総計重量をフロート
7が水から受ける浮力より小さくなるように形成
しておく。
第1図はタンク本体1内に水が全くない状態
で、前述のようにマグネツト6がリードスイツチ
4に対応してオン状態となり、ヒータへの通電は
行われず、未給水時の空焚きを防止できる。
タンク本体1に給水すると、水位の上昇に伴つ
てフロート7はその浮力により第2図ようにスト
ツパ9に当接するまで移動し、一方補助マグネツ
ト8は定位置にとどまる。これにより、リードス
イツチ4は両マグネツト6,8と対応せずオフ状
態となり、ヒータへの通電が可能となる。
以上により、タンク本体1が正立状態にあると
きは、給水されたときのみリードスイツチ4の動
作によつて給水の加熱が可能となり、未給水時の
空焚きを防止できる。
次に、機器が倒立した状態の場合を第3,4図
によつて説明する。
タンク本体1が倒立したときは、フロート7が
ストツパ9まで下降し、その上に補助マグネツト
8が載る状態となる。このとき、補助マグネツト
8がリードスイツチ4に対応可能となるように両
マグネツト6,8間距離をフロート7のストロー
クに略等しくしておけば、補助マグネツト8はリ
ードスイツチ4に対応し、リードスイツチ4がオ
ンしてヒータへの通電が停止される。
また、補助マグネツト8の重量をフロート7が
水から受ける浮力より大きくしておけば、水が給
水された場合でもフロート7及び補助マグネツト
8は図示の状態を保つことができる。
従つて、タンク本体1内の水の有無に関係なく
リードスイツチ4はオン状態を維持し、機器が倒
立しているときにはヒータへの通電は行われず、
現場搬入時等における空焚き事故を防止できる。
また、補助マグネツト8の重量がフロート7の
水が受ける浮力より小さい場合、タンク本体1に
給水されたときには第4図に示すように補助マグ
ネツト8とフロート7はともに上昇する。
このときは、リードスイツチ4は補助マグネツ
ト8に対応してオンし、前記と同様に給水された
ときでもヒータへの通電はなく、空焚きを生じる
ことはない。
このように、フロート7と補助マグネツト8の
重量関係によることなく、倒立時にはフロート7
内のマグネツト6及び補助マグネツト8の一方が
リードスイツチ4に対応し、ヒータへの通電を停
止させることができる。
[考案の効果] 本考案は、機器が正立していない限りはヒータ
への通電が行われないので、電源を入れたとして
も温水タンクは加熱されることはなく、据付作業
時等における空焚きを防止し過熱による機器の損
傷を回避できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は機器が正立しかつ水がない時のフロー
トスイツチの要部断面図、第2図は給水された時
のフロートスイツチの断面図、第3図は機器が倒
立した時のフロートスイツチの断面図、第4図は
倒立状態でフロート及び補助マグネツトがともに
上昇した状態の断面図、第5図は従来の温水タン
ク構造を概略的に示す断面図である。 1……タンク本体、2……底壁、3……フロー
トスイツチ、4……リードスイツチ、5……ガイ
ド筒、6……マグネツト、7……フロート、8…
…補助マグネツト、9……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部にリードスイツチを有したガイド筒と同ガ
    イド筒の外部に遊嵌したマグネツト付フロートと
    を有するフロートスイツチを温水タンク内に設
    け、前記マグネツトが前記リードスイツチに対応
    したときに給水加熱用のヒータへの通電を停止す
    る温水タンクの空焚き防止装置であつて、上記ガ
    イド筒に比重が1より大きい補助マグネツトを前
    記フロートの下位側に遊嵌し、かつ同補助マグネ
    ツトが前記フロートに当接したときの補助マグネ
    ツトと前記マグネツトとの距離をフロートの昇降
    ストロークに略等しくなしたことを特徴とする温
    水タンクの空焚き防止装置。
JP16677384U 1984-11-01 1984-11-01 Expired JPH0142778Y2 (ja)

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JP16677384U JPH0142778Y2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01

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Publication Number Publication Date
JPS6181559U JPS6181559U (ja) 1986-05-30
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