JPH023082Y2 - - Google Patents

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JPH023082Y2
JPH023082Y2 JP15745885U JP15745885U JPH023082Y2 JP H023082 Y2 JPH023082 Y2 JP H023082Y2 JP 15745885 U JP15745885 U JP 15745885U JP 15745885 U JP15745885 U JP 15745885U JP H023082 Y2 JPH023082 Y2 JP H023082Y2
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JP
Japan
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bathtub
hot water
temperature
water
temperature sensor
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JP15745885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給湯器に接続する給湯路、その給湯
路での流動に伴つて浴槽内の湯を吸入する吸込
路、及び、前記給湯路と吸込路からの混合湯を前
記浴槽内に吐出する吐出路を形成し、前記浴槽内
の湯の温度検出並びに温度変化に基づく前記浴槽
内の水位検出のための温度センサを取付けてある
浴槽用出湯具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の浴槽用出湯具においては、第3
図イ,ロに示すように、前記吐出路A3が、前記
給湯路A1と吸込路A2からの混合湯を上下向き軸
芯周りに旋回させつつ浴槽2内の底部に向かつて
吐出するものに構成され、前記温度センサ5が、
浴槽2内に湯がある場合に比較して、浴槽2内の
湯による抵抗がないことにより旋回半径が大きく
なつた状態で前記吐出路A3から吐出された旋回
流の温度を検出する位置に配置されていた(例え
ば、実願昭60−67917号出願)。つまり、吐出路か
ら湯を旋回吐出させることにより、浴槽内の湯に
よる抵抗の有無で浴槽内の水位が吐出路の吐出口
よりも上にある場合と下にある場合とでは吐出旋
回流の旋回半径を変更させ、そして、吐出旋回流
のうち、旋回半径が大きい吐出旋回流の温度を検
出する位置に温度センサを設けることにより、高
温湯を浴槽内に吐出して浴槽内の湯を加熱する追
焚き時、温度センサが吐出旋回流の外周に位置す
る湯の温度を検出することをもつて、浴槽内の水
位が吐出口よりも上であること、及び、浴槽内の
湯温を検出し、温度センサが高温の吐出旋回流の
温度を検出することをもつて、浴槽内の水位が吐
出口よりも下であることを検出するように構成さ
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の浴槽用出湯具による
ときは、温度センサの温度検出によつて、浴槽内
の水位が吐出口よりも下にあつて高温湯が直接に
浴槽や人に触れて浴槽の損傷や火傷を招来する危
険水位であるか否かは検出できるものの、温度セ
ンサによる浴槽内の湯温検出が、吐出旋回の外周
の湯温検出であるため、追焚きにおいて浴槽内に
尋つた人の動き等で浴槽内の湯が掻き回されて高
温の吐出旋回流が揺れ動いたとき、この高温の吐
出旋回流が温度センサに触れたり離れたりするこ
とが繰返されて、温度センサの検出温度が高温と
なつたり浴槽内の湯温となつたりするといつた具
合に、浴槽内の湯温検出が不安定となる。このこ
とは、例えば、温度センサの検出温度が設定値と
なると給湯器の運転(つまり、追焚き)を自動停
止させる、あるいは、報知器を作動させるように
してある場合、給湯器の運転と停止や報知器の作
動と停止が頻繁に繰返されて給湯器や報知器の寿
命を縮め、報知の場合は、正確に沸き上りを報知
できない。
本考案の目的は、温度センサによつて、浴槽内
の水位が危険水位であるか否かの検出を行いなが
らも、追焚き時において浴槽内の湯が掻き回され
ても、浴槽内の湯温を正確に検出できるようにす
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による浴槽用出湯具の特徴構成は、前記
温度センサを、前記吸込路の湯温を検出する位置
に配置してある点にある。そして、それによる作
用・効果は次の通りである。
〔作用〕
追焚き時において、浴槽内の湯が掻き回されて
吐出路がその吐出流が揺れ動いても、その吐出流
を吸入することがなく、浴槽内の湯を吸入する吸
込路の湯温を温度センサで検出するようにしてあ
るため、浴槽内の湯の掻き回しに関係なく、温度
センサで浴槽内の湯温を検出することができる。
しかも、追焚きしたとき、吸込路の温度センサに
よる湯温検出位置よりも浴槽内の水位が下にある
場合には、給湯路、吸込路を形成する部材による
熱伝導により、温度センサの検出温度が高温湯に
相当する高温となるため、その温度センサの高温
検出によつて、浴槽内の水位が吸込口よりも下に
あつて高温湯をその高温のまま浴槽内に吐出させ
て、周りに飛散させてしまう危険水位であること
を検出することができる。
〔考案の効果〕
したがつて、本考案は、水位が不足した状態で
の危険な追焚きの防止に有用で、しかも、追焚き
時における沸き上り検出を正確に行え、給湯器を
停止しての追焚き自動停止や沸き上りの報知を行
う際、給湯器の運転と停止との繰返し、報知機の
作動と停止との繰返しを防止して、給湯器、報知
器の耐久性を向上できるとともに、沸き上りの報
知を正確に行える浴槽用出湯具を提供できるに至
つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すように、給湯温度を調整可能な瞬
間式の給湯器1を設けるとともに、浴槽2の側壁
に、前記給湯器1からの給湯管3に接続して浴槽
2内に出湯する出湯具4を取付けて、入浴設定温
度での給湯により浴槽2への湯張りを行い、追焚
き高温設定温度での高温給湯により浴槽2内の湯
を加熱する追焚きを行う風呂設備を構成する。
前記給湯管3には、給湯器1への逆流を防止す
るバキユームブレーカ3Aが介装されている。
前記出湯具4は、第1図に示すように、前記給
湯管3に接続する給湯路A1と、その給湯路A1
湯の流動に伴つて浴槽2内の湯を吸入する上下向
き姿勢の吸込路A2と、前記給湯路A1と吸込路A2
からの混合湯を前記浴槽2内の底部に向かつて上
下向き軸芯周りに旋回させつつ吐出する吐出路
A3と、温度センサの一例であるサーミスタ5と
を有する。更に説明すると、前記給湯管3への接
続用パイプ部6aを有する外取付金具6と、内取
付金具7と、前記接続用パイプ部6aの内端部分
に螺合して両種金具6,7を浴槽側壁に固定する
ナツト部材8と、前記接続用パイプ部6aへの差
込み接続筒部9aを有する本体9と、この本体9
に上下向き姿勢で挿通保持させた上側パイプ10
と、前記本体9に上側パイプ10の下端に接続す
る状態で挿通保持させた下側パイプ11と、前記
本体9に取付けたカバー12とを備えている。
前記本体9の、上側パイプ10と下側パイプ1
1との接続部周りは、差込み接続筒部9aに連通
する空洞9bに形成されており、前記下側パイプ
11の上端には、前記空洞9bから下側パイプ1
1内に接続方向で湯を流入させる口11aが形成
されている。かつ、前記下側パイプ11は、前記
上側パイプ10よりも大径に構成されている。つ
まり、上側パイプ10での流動抵抗を下側パイプ
11での流動抵抗よりも大きくし、前記口11a
から下側パイプ11内への湯の流入に伴つて発生
する旋回流の中心部の負圧によつて、上側パイプ
10内に下側パイプ11内に向かう吸引力を発生
させるように構成されている。
要するに、前記給湯路A1は、接続用パイプ部
6aと、差込み接続筒部9a、空洞9b、口11
a、下側パイプ11の上半部をもつて形成されて
おり、吸込路A2は、上側パイプ10をもつて形
成されており、吐出路A3は、下側パイプ11の
下半部をもつて形成されている。
また、前記温度センサ5は、前記吸込路A2
湯温を検出する位置、つまり、吸込路A2内にそ
の感熱部を位置させるように、本体9、上側パイ
プ10を貫通する状態で内取付金具7に取付けら
れている。そして、この温度センサ5は、浴槽2
内の湯温検出のためのみならず、浴槽2内の水位
が前記吸込路A2の吸込口aよりも下にあつて、
吸込路A2から浴槽2内への湯の吸入がなく、吐
出路A3から追焚用の高温湯のみが吐出される誤
つた追焚きの場合、本体9、上側パイプ10を介
する熱伝導作用で高温湯で加熱されることによ
り、吸込路A2から浴槽2内の湯を吸入して吐出
路A3から高温湯を混合湯として吐出する正常な
追焚き場合に比較して検出温度が高くなることを
利用して、つまり、温度をパラメータとして、浴
槽2内の水位が、前記の正常な追焚を行える水位
以上にあるか否かを検出するものである。
もちろん、給湯器1は、追焚き運転において、
前記浴槽2内の水位が温度センサ5よりも下で、
温度センサ5の検出温度が前記追焚き設定温度よ
りも高い追焚き防止設定温度になるとその追焚き
運転を自動停止し、浴槽2内の水位が温度センサ
5よりも上の場合は、温度センサ5の検出温度が
追焚き設定温度になるとその追焚き運転を自動停
止するものである。
〔別実施例〕
前記吐出路A3の吐出方向は、下向きの他に、
上向き、横向き等、いずれの方向であつても良
く、また、吐出路A3は、混合湯を旋回させずに
吐出するものであつても良い。
なお、上述実施例では、給湯器1として、瞬間
式のものを示したが、給湯器1としては、貯湯式
のものであつても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示し、第1
図は浴槽への取付け状態を示す縦断側面図、第2
図は風呂設備の概略構成図である。第3図イ,ロ
は従来例の検出動作を示す縦断側面図である。 1……給湯器、A1……給湯路、2……浴槽、
A2……吸込路、A3……吐出路、5……温度セン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯器1に接続する給湯路A1、その給湯路A1
    での流動に伴つて浴槽2内の湯を吸入する吸込路
    A2、及び、前記給湯路A1と吸込路A2からの混合
    湯を前記浴槽2内に吐出する吐出路A3を形成し、
    前記浴槽2内の湯の温度検出並びに温度変化に基
    づく前記浴槽2内の水位検出のための温度センサ
    5を取付けてある浴槽用出湯具であつて、前記温
    度センサ5を、前記吸込路A2の湯温を検出する
    位置に配置してある浴槽用出湯具。
JP15745885U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH023082Y2 (ja)

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JP15745885U JPH023082Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP15745885U JPH023082Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JPS6267156U JPS6267156U (ja) 1987-04-25
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JPH0643639Y2 (ja) * 1987-09-22 1994-11-14 三洋電機株式会社 風呂用アダプタ
JPH068438Y2 (ja) * 1988-09-02 1994-03-02 リンナイ株式会社 高温差し湯式の給湯器

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JPS6267156U (ja) 1987-04-25

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