JPS643959Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS643959Y2
JPS643959Y2 JP18426185U JP18426185U JPS643959Y2 JP S643959 Y2 JPS643959 Y2 JP S643959Y2 JP 18426185 U JP18426185 U JP 18426185U JP 18426185 U JP18426185 U JP 18426185U JP S643959 Y2 JPS643959 Y2 JP S643959Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
electric circuit
kerosene
pressure switch
alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18426185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6293536U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18426185U priority Critical patent/JPS643959Y2/ja
Publication of JPS6293536U publication Critical patent/JPS6293536U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS643959Y2 publication Critical patent/JPS643959Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、石油給湯器における燃料油の残量警
報装置についての改良に関する。
従来の一般の石油給湯器では、ガス瞬間湯沸器
と違つて灯油の補給が問題となる。この補給を忘
れて灯油切れとなると、オイルポンプ等にエアー
が入り、エアー抜きを行なう必要が生ずるからで
あり、また、燃料店へ灯油を注文依頼してから、
その灯油が補給されるまでに時間がかかり、オイ
ルタンク内の灯油が切れることを事前に知る必要
もあるからである。
この補給の問題を解決するため、従来、第4図
に示すような石油給湯器の灯油系統で、灯油1の
液面1aが所定の水位まで下がつたことを圧力に
よつて感知する圧力スイツチ4をオイルタンク2
に取付け、この圧力スイツチ4の感知作動により
警報器(ランプまたはブザー)の電気回路をオン
として警報器を作動させるようにしていた。その
理由は、この圧力スイツチ4を前記灯油系統のオ
イルタンク2からオイルポンプPまでの間の管状
部3に取付けると、オイルポンプPが作動した際
に、該オイルポンプPの吸引により前記管状部3
が負圧となるため、圧力スイツチ4が液面の降下
と同様に感知作動を行ない、それにより警報器が
作動するようになつて、その結果、オイルタンク
2内の灯油1の残量が十分あるのに、あたかも十
分ないかの如く警報するようになるからである。
しかし、この誤作動を避けるために圧力スイツ
チ4をオイルタンク2に取付ける前記手段は、オ
イルタンク2と石油給湯器Aとを、工事店が個々
に購入することと、オイルタンク2には電気的な
装置がないことから、新たに、表示ランプ等の警
報器の取付けおよびそれら電気回路の配線工事が
必要となり、この工事が面倒な問題がある。
そこで、本考案はこのような情況に鑑みて完成
されたもので、圧力スイツチを石油給湯器の灯油
系統の管状部に取付けて、オイルタンク側に電気
配線の必要がないようにしながら、オイルポンプ
が作動しているときの吸引による負圧で生ずる警
報装置の誤作動がないようにする新規な石油給湯
器における燃料油の残量警報装置を提供すること
を目的とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
詳述する。なお、従来のものと共通する構成部分
については同一の符号を使用するものとする。
第1図は、本考案を実施した石油給湯器Aの縦
断面図である。
該石油給湯器Aの主体aは、同第1図に示すよ
うに、バーナー装置9の火焔を吹出す筒先90が
周壁の下部に連通している円筒状の炉体10の外
周に、それをウオータージヤケツト状に包む缶体
11を形成し、その缶体11の下部側に水道栓に
通ずる配管12を接続するための給水管13を設
け、その缶体11の上部側に、給湯栓14に通ず
る配管15を接続するための湯取出管16を設け
るとともに、前記バーナー装置9の電源回路に接
続するサーモスタツトSを設けて構成してあつ
て、給水管13に水道栓に通ずる配管12を連結
し、湯取出管16に給湯栓14に通ずる配管15
を接続した状態で、始動スイツチS2(第3図参
照)をオンに切換え操作してバーナー装置9を作
動させることにより、給水管13から缶体11内
に送給されてくる水が沸き、サーモスタツトSに
設定した所望の設定温度に昇温してくることでバ
ーナー装置9の作動が停止し、給湯栓14での湯
の使用で缶体11内の湯温が前記サーモスタツト
Sに設定した設定温度以下になることでサーモス
イツチS1(第3図参照)を介し、再びバーナー
装置9が作動して缶体11内の湯を沸かすように
してある。この点従来公知のものと同様である。
このバーナー装置9に組込まれる灯油系統に圧
力スイツチ4を装設した点に本考案の特徴があ
る。
第2図は、前記石油給湯器Aの灯油系統を展開
した概要図を示す。
同第2図において、圧力スイツチ4は、オイル
タンク2とノズル5とを接続する石油給湯器の灯
油系統の管状部3におけるオイルポンプPとスト
レーナ6の間の部位に設けられている。該圧力ス
イツチ4は、灯油1の液面1aが下がることを圧
力減少によつて感知するもので、設定圧力以下に
なつたときにオンに作動するようになつている。
同第2図において、SVは電磁弁である。
前記圧力スイツチ4は、第3図に示すように、
燃料表示ランプ7(警報器)の電気回路C1に、
該電気回路C1をオン・オフ制御させるよう接続
している。81は前記圧力スイツチ4と直列に電
気回路C1に接続したリレーのb接点で、前記オ
イルポンプPを駆動する電気回路C2に該電気回
路C2が閉となることで作動するよう接続してあ
るリレースイツチ8により、それのa接点80と
正逆作動するよう制御される。
したがつて、オイルポンプPの電気回路C2が
開となり(a接点80がオフ)、b接点81がオ
ンとなつた状態で、圧力スイツチ4が設定圧力に
より、前記電気回路C1を接続するときには前記
警報器(表示ランプ7)が作動(点灯)するよう
になつている。
前記設定圧力は、前記オイルタンク2内の予知
すべき灯油残量によつて生ずるよう決められ、そ
の灯油残量は、缶体11内の湯温がサーモスタツ
トSに設定した温度以下に降下して、サーモスタ
ツトSの制御でバーナー装置9が駆動し、それに
より缶体11内の湯温を設定温度にまで沸き上げ
るのに要する燃料費V(第1図)よりも多い目に
決められている。
なお、前記リレースイツチ8の前記オイルポン
プPを駆動する電気回路C2側には、サーモスタ
ツトでオン・オフ制御されるスイツチS1、電磁
弁SV・オイルポンプPおよび始動スイツチS2
等が直列に接続されている。
前記警報器たる燃料表示ランプ7は、ブザーま
たはブザーとランプとの併用等を採用することも
ある。
次に、上述のように構成された石油給湯器の作
用を説明する。
石油給湯器Aを始動するには、先ず、警報器
(燃料表示ランプ7)の作動(点灯)の有無を確
認する。該警報器たる表示ランプ7が点灯してい
るときには、灯油1をオイルタンク2に補給して
該表示ランプ7を消灯せしめた後、その石油給湯
器Aを始動スイツチS2の操作で始動する。
而して、オイルポンプPがオンとなつて作動し
ているときには、これを駆動する電気回路C2が
閉となつていることでオンに制御されているリレ
ースイツチ8により、警報器(燃料表示ランプ
7)の電気回路C1に設けたリレーのb接点81
がオフに制御されて該警報器の電気回路C1が開
となつていることから、管状部3に負圧が生じて
圧力スイツチ4に設定圧力と同等の圧力が生じ、
この圧力スイツチ4がオンに作動しても、電気回
路C1が閉となつて警報器が作動する誤作動が阻
止されることになる。
給水管13から缶体11内に送給されてくる水
が沸き、サーモスタツトSに設定した所望の設定
温度に昇温してくれば、バーナー装置9を駆動す
る電気回路C2がオフとなりバーナー装置9の作
動は停止する。そして、バーナー装置9の駆動回
路たる前記電気回路C2のオフにより、リレース
イツチ8がオフに作動することで、警報器の電気
回路C1はオンとなる。そのため、バーナー装置
9が缶体11内の湯を所定温度に沸き上げる一度
の作動を終えたところで、オイルタンク2内の燃
料油の残量が所定の液面以下になつていれば、圧
力スイツチ4が作動状態のまま残つて、バーナー
装置9の駆動の停止とともに警報器が作動して、
燃料油の補給の要を知らせる。
以上述べたように、本考案による石油給湯器に
おける燃料油の残量警報装置は、オイルタンクと
ノズルを接続する石油給湯器の灯油系統の管状部
に、オイルポンプを設けると共に、予知すべき前
記オイルタンク内の灯油残量による設定圧力で作
動する圧力スイツチを装設し、その圧力スイツチ
を警報器の電気回路に、該電気回路をオン・オフ
制御させるよう接続し、その電気回路には、前記
オイルポンプを駆動する電気回路が閉になること
で作動するリレースイツチにより正逆作動するリ
レーのb接点を、直列に接続せしめて構成してあ
ることから、石油給湯器の灯油系統の管状部に、
タンク内の燃料油の液面の降下により警報器を作
動させる圧力スイツチを設ける形態として、オイ
ルタンク側に圧力スイツチを設ける場合に生ずる
電気配線工事の煩わしい作業が省略できるように
しながら、バーナー装置の駆動中に、オイルポン
プの作動で灯油系統の管状部に生ずる負圧によつ
て、圧力スイツチが作動することによる警報器の
誤作動が、効果的に阻止できる燃料油の残量警報
装置が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の縦断面図、第2
図は同上装置の灯油系統の展開せる概要図、第3
図は同上装置の灯油系統に設ける圧力スイツチの
電気回路、第4図は従来の石油給湯器における警
報装置の展開せる概要図である。 図面符号の説明、A……石油給湯器、P……オ
イルポンプ、C〜C2……電気回路、S1……サ
ーモスイツチ、S2……始動スイツチ、SV……
電磁弁、a……主体、S……サーモスタツト、1
……灯油、1a……液面、10……炉体、11…
…缶体、12……配管、13……給水管、14…
…給湯栓、15……配管、16……湯取出管、2
……オイルタンク、3……管状部、4……圧力ス
イツチ、5……ノズル、6……ストレーナ、7…
…燃料表示ランプ、8……リレースイツチ、80
……リレーのa接点、81……リレーのb接点、
9……バーナー装置、90……筒先、V……燃料
量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルタンクとノズルを接続する石油給湯器の
    灯油系統の管状部に、オイルポンプを設けると共
    に、予知すべき前記オイルタンク内の灯油残量に
    よる設定圧力で作動する圧力スイツチを装設し、
    その圧力スイツチを警報器の電気回路に、該電気
    回路をオン・オフ制御させるよう接続し、その電
    気回路には、前記オイルポンプを駆動する電気回
    路が閉になることで作動するリレースイツチによ
    り正逆作動するリレーのb接点を、直列に接続せ
    しめたことを特徴とする石油給湯器における燃料
    油の残量警報装置。
JP18426185U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPS643959Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18426185U JPS643959Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18426185U JPS643959Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6293536U JPS6293536U (ja) 1987-06-15
JPS643959Y2 true JPS643959Y2 (ja) 1989-02-02

Family

ID=31131769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18426185U Expired JPS643959Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS643959Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6293536U (ja) 1987-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7380523B2 (en) Control for a fuel-fired water heating appliance having variable heating rates
JPS643959Y2 (ja)
US4037080A (en) Protection and control of electric immersion-type heater
JP4232390B2 (ja) 衛生洗浄装置
KR100278126B1 (ko) 보일러의 응급운전방법
US2585477A (en) Thermostatic control for hotwater heaters and the like
JP2563526B2 (ja) 電気湯沸し器
US2464013A (en) Electric heater of water and other liquids
JP3975304B2 (ja) 電気温水器の空焚き防止装置
JPH04203752A (ja) 空焚き防止装置
JPH0749211Y2 (ja) ボイラーの水位制御装置
JPS6135877Y2 (ja)
JPS602524Y2 (ja) 電気温水器
JPH06103514B2 (ja) 温水タンク
JP2002364862A (ja) 温水式暖房システム
JPS6126767Y2 (ja)
JPH02234724A (ja) 電気湯沸器
JPH0351976B2 (ja)
JPS6018900B2 (ja) 浴湯循環・給湯器の加熱制御装置
JP3606046B2 (ja) 油面制御装置
KR920001141B1 (ko) 전기·가스겸용 소형난방보일러
JPH1163402A (ja) 家庭用蒸気発生装置
JP2668262B2 (ja) ボイラーの水位制御方法
IE46248B1 (en) Improvements in electrical electronic control circuits
JP2001317734A (ja) 給湯機の燃焼制御装置