JPH0142680Y2 - - Google Patents

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JPH0142680Y2
JPH0142680Y2 JP1984200094U JP20009484U JPH0142680Y2 JP H0142680 Y2 JPH0142680 Y2 JP H0142680Y2 JP 1984200094 U JP1984200094 U JP 1984200094U JP 20009484 U JP20009484 U JP 20009484U JP H0142680 Y2 JPH0142680 Y2 JP H0142680Y2
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JP
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disc
brake plate
shaped flange
cylindrical
groove
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JP1984200094U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はデイスクブレーキのデイスクロータに
関するものであり、主として自動車のブレーキ装
置に利用される。
(従来の技術) デイスクロータとして、特開昭56−131842号公
報に示された如きものがある。このものは第4図
に示す如く、環状のブレーキ板11と、円筒部1
2aおよびL型フランジ部12bからなるハブ1
2とが一体形成され、車軸(図示せず)を軸とし
てベアリング(図示せず)を介して回転自在であ
り、ブレーキ板11の摺動面11a,11aは車
軸(図示せず)に対して垂直な面上にあり、ホイ
ール13がボルト14によつてハブ12のL型フ
ランジ部12b端面に固着されている。
(考案が解決しようとする課題) ハブ12のL型フランジ部12b端面にホイー
ル13をボルト14によつて固着した時、ブレー
キ板11において、ボルト14を介して半径方向
の部位が二点鎖線で示したように軸方向(図中左
方向)へと変位し、ボルト14から45゜変位した
半径方向の部位は軸方向(図中右方向)へと変位
し、制動時にブレーキ板11とパツド(図示せ
ず)とが片当りし、ブレーキ板11の摺動面11
a,11aにおける制動トルクに大きな変化が生
じ、ブレーキ振動を起こすという問題点がある。
そこで、本考案が解決しようとする問題点は、
ブレーキ板の軸方向への変位を防止することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、L型フランジ部の円筒部と円板部と
が連結する箇所の円筒部外周面に溝を設けること
である。
(作用) 上記手段は次のように作用する。
L型フランジ部の円板部にホイールを固着した
時、該フランジ部に発生する軸方向への変位は溝
に収容され、ブレーキ板の摺動面は軸に対して常
に垂直な面上に支持される。
(実施例) 以下、実施例について説明する。
第1図に本考案に係るデイスクロータが示さ
れ、環状のブレーキ板1とハブ2とが一体形成さ
れ、車軸(図示せず)を軸として回転自在であ
る。ハブ2はベアリング(図示せず)を介して車
軸(図示せず)に支持される円筒部2aと、ブレ
ーキ板1と接続する円筒部2bと、円筒部2aと
円筒部2bとを連結する円板部2cとからなり、
円筒部2bと円板部2cとからL型フランジ部2
dを形成する。円筒部2bと円板部2cとが連結
する箇所の円筒部2b外周面に半径方向に断面平
凸状の溝3,3が形成され、溝3,3の近傍の円
板部2cにボルト(図示せず)を貫通する透穴
4,4が形成され、ブレーキ板1の摺動面1a,
1aは車軸(図示せず)に対して垂直な面上に支
持されている。
第2図および第3図に円筒部2bと円板部2c
とが連結する箇所の円筒部2b外周面に形成され
た他の溝3,3を示し、第2図は半径方向に断面
両凸状溝、第3図は円周溝が形成されている。
円板部2cの透穴4,4にボルト(図示せず)
を貫通させ、円板部2cにホイール(図示せず)
を固着した時、円板部2cにおいて、透穴4,4
を介した半径方向の部位が軸方向(図中左方向)
へ変化し、透穴4,4から45゜変位した半径方向
の部位は軸方向(図中右方向)へ変位するが、該
両変位は溝3,3に収容され、ブレーキ板1の摺
動面1a,1aは車軸(図示せず)に対して常に
垂直な面上に支持される。
(考案の効果) 本考案は次の効果を生じる。
本考案はL型フランジ部の円筒部と円板部とが
連結する箇所の円筒部外周面に溝を設けるから、
ホイールを固着した時、L型フランジ部の端面に
発生する軸方向の変位が溝に収容され、ブレーキ
板の摺動面は軸に対して常に垂直な面上に支持さ
れるので、パツドの片当りが起きず、パツドの偏
摩耗を取除くことができ、さらにブレーキ板の摺
動面における制動トルクに大きな変化がないの
で、ブレーキ振動を生じることがなく、制動効果
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係るデイスクロータの正面
図、第1図bは同図aの縦断面図、第2図aおよ
び第3図aは他の溝を示すデイスクロータの正面
図、第2図bおよび第3図bはそれぞれ同図aの
縦断面図、第4図は従来のデイスクロータを使用
したデイスクブレーキの側面図である。 2b……円筒部、2c……円板部、2d……L
型フランジ部、3……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状のブレーキ板と、円筒部およびL型フラン
    ジ部からなるハブとを一体形成したデイスクロー
    タにおいて、L型フランジ部の円筒部と円板部と
    が連結する箇所の円筒部外周面に溝を設けたこと
    を特徴とするデイスクロータ。
JP1984200094U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0142680Y2 (ja)

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JP1984200094U JPH0142680Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JPS61114133U JPS61114133U (ja) 1986-07-18
JPH0142680Y2 true JPH0142680Y2 (ja) 1989-12-13

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JP1984200094U Expired JPH0142680Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JPS61114133U (ja) 1986-07-18

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