JPH05213164A - アンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents

アンチスキッドブレーキ装置

Info

Publication number
JPH05213164A
JPH05213164A JP5671992A JP5671992A JPH05213164A JP H05213164 A JPH05213164 A JP H05213164A JP 5671992 A JP5671992 A JP 5671992A JP 5671992 A JP5671992 A JP 5671992A JP H05213164 A JPH05213164 A JP H05213164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
brake
brake disc
wheel
caliper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5671992A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kamiya
直樹 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5671992A priority Critical patent/JPH05213164A/ja
Publication of JPH05213164A publication Critical patent/JPH05213164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輪の回転検出用センサリングを省略し、か
つ、ステアリングナックル等のステアリング系部材の軽
量化を図る。 【構成】 車輪2とともに回転するブレーキディスク
5、17に歯部11、18を形成してこのブレーキディ
スク5、17を被検出体(例えば、センサリング)とし
て構成すると共に、ブレーキディスクの回転を検出する
センサ12をディスクブレーキ機構のキャリパ6に取付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪とともに回転する
被検出体の回転をセンサにて検出し、このセンサからの
検出信号に基づいて、車輪がロックする直前に僅かな制
御解除を行なうようにしたアンチスキッドブレーキ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪は、急ブレーキ時に回転停
止状態のままで完全にロックさてしまうと、走行安定性
が悪くなる。そこで、このような事態の発生を防止する
ために、従来より、冒頭に述べた如きアンチスキッドブ
レーキ(ABS)装置を装備せしめたブレーキ機構が採
用されている。
【0003】図5及び図6は、自動車における従来のア
ンチスキッドブレーキ装置31を示すものである。同図
に示すように、従来においては、周面に歯部(凹凸部)
32を形成して成るセンサリング33を被検出体として
ドライブシャフト34に同軸状に嵌着すると共に、この
センサリング33の回転を検出するセンサ(ABSセン
サ)35をステアリングナックル36に取付けるように
しているのが実状である。なお、図5及び図6におい
て、37はブレーキディスク、38はキャリパである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き構成の従来のアンチスキッドブレーキ装置31で
は、被検出体としてのセンサリング33を必要とする上
に、装置31の組付工程においてはこのセンサリング3
3をドライブシャフト34に一体に組み込む作業を必要
とする。また、ステアリングナックル36にセンサ取付
用ボスを設けなければならないため、アンチスキッドブ
レーキ装置31を装備しない場合に比べて、ステアリン
グナックル36の重量が増加するといった問題点があ
る。
【0005】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、別個の専用のセンサリン
グ等を省略し得て部品点数及び組付工数の削減を図るこ
とができ、しかもステアリングナックルの重量を軽くで
きるような構成のアンチスキッドブレーキ装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、車輪とともに回転する被検出体の回
転をセンサにて検出し、このセンサからの検出信号に基
づいて、前記車輪がロックする直前に僅かな制動解除を
行なうようにしたアンチスキッドブレーキ装置におい
て、前記車輪とともに回転するブレーキディスクに歯部
を形成して前記ブレーキディスクを前記被検出体として
構成すると共に、前記センサをディスクブレーキ機構の
キャリパに取付けるようにしている。
【0007】
【作用】車輪とともに回転するブレーキディスクが被検
出体として兼用されることとなり、センサリング等の別
個専用部材の省略が図られる。また、ステアリングナッ
クルにセンサを取付けずに済み、ステアリングナックル
の重量化が回避される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例に付き図1〜図3を
参照して説明する。
【0009】図1は、本発明に係るアンチスキッドブレ
ーキ装置1を示すものであって、同図において、2は車
輪、3はドライブシャフト、4はハブ、5はブレーキデ
ィスク、6はディスクブレーキ機構のキャリパ、7はベ
アリング8を介してハブ4に連結されたステアリングナ
ックルである。上述のブレーキディスク5はハブ4に一
体に固着されており、ハブ4に取付けられた車輪2とと
もに回転駆動されるようになっている。
【0010】また、キャリパ6は車体側に固定配置さ
れ、シリンダピストン9の作動力にてブレーキディスク
5の両面に一対のブレーキパッド10a、10bをそれ
ぞれ圧着(挟着)せしめることにより、車輪2に制動力
を付与するように構成されている。
【0011】さらに、ブレーキディスク5の全周面に
は、図2及び図3に明示するように、等間隔をおいて凸
部と凹部とが交互に形成されて成る歯部11が設けられ
ており、このブレーキディスク5が回転検出用センサリ
ングとして兼用されている。一方、ブレーキディスク5
の回転を検出するセンサ(ABSセンサ)12は、図1
〜図3に示す如く、キャリパ6のボディー部6aに取付
けられ、このセンサ12の検出部12aが図2に明示す
るように前記ブレーキディスク5の歯部11に対して僅
かな間隔を隔てて対向配置されている。
【0012】このような構成のアンチスキッドブレーキ
装置1によれば、ブレーキディスク5を回転検出用セン
サリングとして利用するようにしたので、前記センサリ
ングを省略することができて部品点数の削減を図ること
ができると共に、従来行っていたようなドライブシャフ
ト3へのセンサリングの嵌着作業を行なわずに済み、組
付工数の削減も図ることができる。しかも、回転検出用
のセンサ12をステアリングナックル7ではなくキャリ
パ6に取付けるようにしたので、従来のようにステアリ
ングナックル7にセンサ取付用ボスを設けずに済み、従
ってステアリングナックル7の重量を軽減することがで
きる。
【0013】また、図4に示すように二枚の対向するデ
ィスク14、15の間に放射状に延びる複数のフィン1
6を等間隔に介在せしめて成るベンチレーテッド式ブレ
ーキディスク17である場合には、フィン16の外径側
の先端部を歯部18として利用し、この歯部に対向する
ようにセンサ12をキャリパ6に取付ける。この場合に
も、上述の実施例と同様の作用効果を奏し得る。
【0014】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は、既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えばブレーキディスク5、17に設けられる歯
部11、18は、ブレーキディスク5、17の外周部分
に限らず、その他の適宜箇所に設け、その歯部11、1
8に対応するようにセンサ12をキャリパ6に取付ける
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、ブレーキディス
クに歯部を形成して被検出体として兼用すると共に、こ
のブレーキディスクの回転を検出するセンサをキャリパ
に取付けるようにしたものであるから、従来より別個の
被検出体として用いられていた部材(センサリング)を
省略することができると共に、この部材の組付作業をな
くすことができ、部品点数及び組付工数の削減を図るこ
とができる。さらに、回転検出用のセンサを車体側のキ
ャリパに取付けるようにしているので、ステアリング系
の部材(例えばステアリングナックル)にセンサを取付
けずに済み、ステアリング系の部材の軽量化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンチスキッドブレーキ装置の断
面図である。
【図2】前記装置の要部拡大断面図である。
【図3】前記装置におけるブレーキディスク及びキャリ
パ部分を示す斜視図である。
【図4】ベンチレーテッド式ブレーキディスクの一部分
を示す斜視図である。
【図5】従来のアンチスキッドブレーキ装置の要部の断
面図である。
【図6】従来のアンチスキッドブレーキ装置におけるセ
ンサ及びセンサリングの取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アンチスキッドブレーキ装置 2 車輪 5、17 ブレーキディスク 6 キャリパ 11、18 歯部 12 センサ 16 フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪とともに回転する被検出体の回転を
    センサにて検出し、このセンサからの検出信号に基づい
    て、前記車輪がロックする直前に僅かな制動解除を行な
    うようにしたアンチスキッドブレーキ装置において、前
    記車輪とともに回転するブレーキディスクに歯部を形成
    して前記ブレーキディスクを前記被検出体として構成す
    ると共に、前記センサをディスクブレーキ機構のキャリ
    パに取付けるようにしたことを特徴とするアンチスキッ
    ドブレーキ装置。
JP5671992A 1992-02-07 1992-02-07 アンチスキッドブレーキ装置 Pending JPH05213164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5671992A JPH05213164A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 アンチスキッドブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5671992A JPH05213164A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 アンチスキッドブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05213164A true JPH05213164A (ja) 1993-08-24

Family

ID=13035300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5671992A Pending JPH05213164A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 アンチスキッドブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05213164A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5998987A (en) * 1995-02-09 1999-12-07 Nissan Motor Co., Ltd. Structure for mounting a wheel revolution detecting device
EP1514784A1 (en) * 1999-09-30 2005-03-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle with wheel speed detecting device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5998987A (en) * 1995-02-09 1999-12-07 Nissan Motor Co., Ltd. Structure for mounting a wheel revolution detecting device
EP1514784A1 (en) * 1999-09-30 2005-03-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle with wheel speed detecting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6126242A (en) Bicycle wheel rim with integrally formed braking plate
JPH086569Y2 (ja) アクスルベアリングシール構造
JPH0629629B2 (ja) 車両用ブレ−キ装置
JPH05213164A (ja) アンチスキッドブレーキ装置
JP4239159B2 (ja) ディスクブレーキのダストカバー構造
JPH08270693A (ja) 車両用ホイールハブ構造
JP2689465B2 (ja) 車輪用軸受ユニット
JPS62177327A (ja) ブレーキディスクの取付装置
JP2671054B2 (ja) 車輪回転センサの取付け構造
JP2649617B2 (ja) 車輪回転センサの取付け構造
JPH0380676B2 (ja)
JPS63206661A (ja) 車両の車輪速検出装置
JPH0511042Y2 (ja)
WO1981003530A1 (en) Shield plate in wheel and disc brake
JPS6015740Y2 (ja) デイスクブレ−キ装置におけるブレ−キデイスクの取付装置
JPH0738070Y2 (ja) 自動二輪車のディスクブレーキ
JPH0736192Y2 (ja) 自動2輪車のディスクブレーキ装置
JPS6137867Y2 (ja)
JPH0137958Y2 (ja)
JPH0417410Y2 (ja)
JPS5827134Y2 (ja) 二輪車用デイスクブレ−キ
JPH0353058Y2 (ja)
JPH0142680Y2 (ja)
JP2640383B2 (ja) 車両用多板ディスクブレーキ
JPS639790Y2 (ja)